ちょっときもので・・・...mao

 

 

秋の集い - 2005年10月22日(土)

袷の季節になり、きもの着たい熱が高まってくるこの頃。
今日は ワインの会。 もう9回目になるなんて、驚きだ。
先月の頭に、1週間ほどニューヨークへ行ったので、
ニューヨークのローカルワインをおみやげに買ってきた。

昼間の用事が長引いたのと、
いつもは文庫結びにしていた帯をお太鼓にしたので、
長さ調節に手間取ってしまい、遅刻・・・。

ブルゴーニュでワインを作っている仲田晃司氏による
クレマン・ド・ブルゴーニュ (ボトルの方)。
ワイングラスに入っているのは、bio wineの
Clos du Tue-Boeuf の Cheverny。
日本に入ってくる数はすごく少ないそうで・・・。











ハロウィン間近でカボチャのポタージュ。 からすみのパスタ。
からすみは参加した方のおみやげ。
遅刻した私のプレートのからすみの量が多い
・・・とチェックが入りました(笑)。
イチジクをベーコンで巻いたおつまみは、
甘さとベーコンの塩加減がぴったりだった。






ブルゴーニュ地方の郷土料理、子羊のビール煮。
レッドアンデスというポテトとタマネギを一緒に煮込んだ一品。

ワインの会の恒例になってしまった(?)
参加者の方が持ってきてくださるチーズも堪能。
今日は、イギリスのチーズ。
ヨークシャーブルーとウェンズリーディル。






今日の私。
祖母が残してくれた付下げを、えび茶に染め変えたもの。
秋、ワインの会には大活躍ね。
この着物には、黒い帯を合わせることが多かったので、
今日はどうしても違うコーディネートに挑戦したかった。
というか、まず先に、由季さんの帯締めたい だったのだ。
この縮緬の帯は、今まで明るい色の着物に合わせていたのだけど、
絶対に、この着物にもイケる、と思ったんだよね。

コーディネートのパターンとして、
中振り袖の波うさぎの小紋とも合わせて、きれいだったので、
それはまた今度。





本日苦労したお太鼓・・・。
文庫結びができるように、とってもやわらかい絹芯で、
大きな羽ができるように、長さもたっぷりで仕立ててもらっているから、
お太鼓にする場合、ちょっとコツがいる。
久しぶりだったこともあり、何度もやり直すハメに・・・。
写真ではちょっと色が写っていないですが、
花の色はピンク。赤の小花もアクセント。






帯周りは、マルチカラーの絞りの帯揚げ、黄緑色の帯締めで。
絞りの柄に、
着物と同じトーンの色があるので、
そこがでるように結んだんだけど・・・









皆様のお召し物拝見!

秋のワインの会らしい色合わせ。
ちょうど、おがわ屋さん企画で
カラーの会があった後だそうで、
参加された皆様は、そこでの
アドバイス&お勉強のポイントを
取り入れたコーディネート。











ふみえさんのベストカラーは、
「これこれ〜!」アップルグリーン。
黒地に大きな毬柄の小紋に、
グリーンが効かせ色になっていて綺麗。

カラーの会の様子を聞いてみると、
カウンセリングみたいで、ちょっとドキドキ。
知らない自分発見・・・みたいな。









本日のまりこ嬢は、半えりと帯をボルドーで合わせて。
ウィンドーペイン柄の塩沢と帯締めの色が同系なんだよね。
秋晴れの日というイメージかしら。
実は、今日のまりこ嬢の、
「これが着たくて〜!」は着物ではなく・・・


仕立て上がったばかりのレインコートだったのだ!
気に入った反物を選んで、自分サイズで仕立てると
雨の日だって、着物で出掛けたくなるよね。








そしてそして、本日の 「ほぉ〜♪」は・・・

切り絵作家の方が創った、最初の作品、ということで、
貴重で、記念すべき帯なのだ。
ふみえさんは、ベストカラーのアップルグリーンの帯に、
「素敵ぃ〜」とうっとり。
次のお買い物は、アップルグリーン色の帯に決定でしょうか(笑)。

着物を着るのが、数倍楽しくなるなるような帯よね。








猫好きは、こういう小技に弱いんです。

よく見ると、あちこちこちに、さりげな〜く猫がいる。
何気ない街の風景を 切り絵 にしたら、
絵本の1ページみたいになっちゃったのね・・・。



小物の色づかいも、ハッとしちゃう。
帯揚げはボルドーの絞りと染め分けがしてあって、更にワザアリだった。



太めの帯締めってクラシックでいいな。
私も紫地に梅柄のどーーんと太い帯締めを締めたくなってしまった。
今度は、帯締めを中心にしたコーディネートに挑戦してみようか。




ついつい遅くまでお邪魔してしまって、ごめんなさい・・・。
次のワインの会は、年も明けて、真冬の集いになるかしら。
第10回目の記念の会、なぁ〜んて、なんかお楽しみセレクションあったりする?(笑)

ここのところすごく忙しくて、ゆっくり着物をきてでかける余裕もなくなってきた。
でも次の着物はもう考えてあるの。
母の由季さんの帯、「童」を拝借して、グリーンのコーディネートをしてみよう。
11月に着る時間があるかな・・・。



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真夏のような日に・・・ - 2005年10月02日(日)

単衣最後のお出掛けを予定していた先週の日曜日。
私の仕事が終わらないこと&雨ってことで、
今日に延期にした。10月になるし、ここのところ涼しいから袷よね〜。
・・・なんて思っていたら、なっなんなのこの暑さは!
でも私は着るよ! 前日にコーディネートも済ませてあるし、
今更しまってしまった単衣を箪笥からだす元気はない。
ようちゃんから、暑くてきれない〜 とメールがくるのではないかと
ドキドキしつつ、ちょっと早めに着付け開始。

日曜日の最後の回は1000円だ、というので、
シネマライズ渋谷へ、オダギリジョーのメゾン・ド・ヒミコ を見に行く。
BUNKAMURA のザ・ミュージアムでやっている
ギュスターブ・モロー展のチケットがあるよ、ってことで、美術館&映画のコース。

暑いし、渋谷じゃぁ、写真をとるところもないから、
今日のお出かけ日記は さら〜っと終わります(笑)。



「暑すぎるっ」とやっぱりメールがきた(苦笑)。
でも、「着ないっ」発言ではなかったので、
ほっと胸をなで下ろした私。
袷の用意をしていたそうだが、
木綿の着物と帯に急遽変更したそうで、
「綿綿コーディネートはすべりが悪い」
・・・とぶつぶつ(笑)。確かに!
大きい水玉柄がかわいいね〜。
バッグはもちろんようちゃん自作。













写真の数が少ないから、大きめ画像でごまかす(笑)。
実はこの前の水曜日は、シアターコクーンで
「天保十二年のシェイクスピア」を観劇!
前から2列目めで感激! 
着物で行こう!と10月の週末のチケットを申し込んだら、
ことごとくはずれたので、結局平日ねらいでどん底から這い上がった。
なぜかこの日に限って3組も当たってしまったので(苦笑)、
ようちゃんちのパパ&ママ、うちのママ&フレンド も観劇&感激。
んで、今日はせっかくだから、ポスター前でパチリ。
(というか、撮る場所がないんだもん)

叔母の形見になってしまった着物に
灯り屋さんリメイクの猫バッチワーク帯、
紫にグリーンの水玉半えりと紫の丸ぐけ。










綿綿コーディネートの後ろ姿。
帯は原宿は表参道を入ったところにある、くるりで購入。
くるりのオリジナルものではない、古着&アンティークの方。
くるりも最近は「お誂えをしよう〜」という姿勢らしく、
紬ふうデニムの着物とかあって、
なるほど、若者に着やすく、買いやすい着物お誂えね、と思った。












私のうしろ姿。
目線の先は、藤原くん@きじるしの王次(笑)。
芝居後、私は母と一緒に帰ってきたのだけれど、
ちらしに入っていた藤原くんの
FC入会申込書をじっとみていた。
まさかっ・・・入るとでも言い出すのか!
(チケット取れるなら 入っても「いいよ」とは言っていた。)

角だしにしてみようと思ったんだけど、
帯の前にある、2つのパッチワークの位置が
真横にきちゃうんだよね。
ちょっと横にずれるならいいんだけど・・・。
この帯は、お太鼓で締めるのがいいようで。










帯あげは クリーム地に四角く3色違いで絞ってあるもの。
猫が赤い首輪をしているから、小物を赤にしてみようか
とも思ったんだけど、そうなると、半えりの色が決まらなかった。
(半えりまで赤にすると、エグくなった)
ちょっと粋な感じになったと思いますが、どうでしょう。
足もとは、赤いねじり鼻緒の下駄。(定番下駄で、渋谷だし)
バッグは 母の山ぶどうの籠。












ギュスターブ・モロー展にも来たんだよ、ってことで、
ポスターに挟まれてパチっ。
ようちゃんの本日の半えりは、薄い芥子色の疋田絞り。

この後は、あんみつ食べたいよね〜、と
東急本店内のお店で映画まで時間つぶし。








7時25分からの最後の回は、チケット売り切れで
(私たちは買っておいた)
映画の評判の良さと、いかに1800円の設定が高いかを実感。
メゾン・ド・ヒミコ、2時間ちょっとの長めの映画だったけど、
良かったよ。最後のシーン、私は泣いてしまった。
「あぁ、よかった、ほっとしたよ」と泣けてきた。




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