ちょっときもので・・・...mao

 

 

2ヶ月ぶりになってしまった・・・ - 2005年02月05日(土)

年明けからめちゃくちゃ忙しくて、
着物をきるなんて余裕のない生活だった。
ふと気がつくと、もう2ヶ月も着ていない。
えーー、こんな調子じゃ、すぐに単衣の時期がきちゃう!!
(さすがにそんなことはない。)
今日は、おがわ屋さんの恒例ワインの会。
皆勤賞だよ、私。

イタリアンワインの会は、今回で2回目。
今日も大変おいしい、そして珍しいワインとご対面となる。

ビストロおがわ屋になりつつある、ワインの会の日の きもの処おがわ屋。


時間に遅刻してしまった私を待っていてくれたのは、
prosecco di Valdobbiadene の trevisiol。
まずは駆けつけ一杯のスパークリングワイン(Spumante)、
その後はこの Barbera D'alba 1999 から
Luciano Sandrone というもの。











参加者の方の手作りパン、そしておいしいチーズもあるのだ。
手前真ん中のチーズは トリュフ入り。
これ、すごくおいしかった。

駆けつけ一杯で ほっとしてしまった私は、
その後、ほとんど頭が働いていなくて、
ワインの説明やチーズの説明などなど、
ホケっと聞いていたので、記憶の中に残っていない・・・。
あぁ、残念。






main dish は 牛肉。
ワインは Turriga 1994 Argiolas。
イタリアの サルディーニャ島のワインで、
なんでも、本日いただいた アルジオラスは 
なんでもサルディーニャの怪物 とか言われているらしい。
「今まで飲んだ赤ワインの中で一番おいしい。」
というコメントもあったように、いや、本当においしかった。






1994年のワインだからね〜、1994年には何をしていた?
という話になり、うーん、私はNYでとりあえずお勉強をしていた、と
記憶している。何か大きなイベントはあったかな、あんまり思い出せない(苦笑)。


さて、本日のきもの。
久々ということもあり、普段着のきもの にする気分ではない。
まりこ嬢が酉年を意識した小物で登場するという連絡をもらったので、
鳥繋がりを考えてみたんだけど、今ひとつコーディネートがしっくりこない。
(母に貸して、と頼んだふくら雀の半幅帯は、3秒で却下された)
去年は一度も袖を通さなかった羽織を着てあげないと、と思い、
羽織をメインにして着物選びをする。

とっておきの羽織。

一番最初の着物に合わせた羽織。
3つほど候補の羽織があったと思う。
着物のことは全くわからない状態であったが、
母とおがわ屋さんのアドバイスでこれに決定した。
羽裏を選ぶ時にも、どんなものが合うのか、どう選んでいいのかわからなかった。
母が 帆船 の羽裏はどう、と言ったので一度はそれに決定したんだけど、
好きなものを選べばいいんですよ、の一言で、
黒地に大きなフランス人形の柄のものに変更したんだった。
もちろん大のお気に入りの羽裏なのだ。










同じく一番最初の着物に合わせた帯。

着物は、祖母が買っておいてくれた反物を染め替えたもの。
この帯を見せてもらった時に、着物というものに抱いていたイメージが
ガラッと変わってしまったのを覚えている。
母が選んでくれた着物もそうだったんだけど、
えー、こんな帯を合わせちゃうんだ、と新鮮極まりなかった。

帯揚げは黒地に黄土色の麻の葉の絞り、帯締めは、朱茶色。
半衿は着物の色とのトーンを合わせた縞を選んだ。






参加者の方々のお着物拝見。


疋田絞りと柄を染めてある部分があって、すごいなぁ。
手が込んでいるって一言じゃ済まないよね・・・。
隠れていますが、帯揚げはワインボトル柄。
そして写っていませんが、半衿もクリーム地にワイン柄。
帯の柄は うさぎの耳ともハートとも見えちゃう。




まりこ嬢の小物遣いは こんな感じ。

ウィンドーペイン柄の塩沢に合わせたのは、
お母様からいただいた帯だそう。
この織りの帯にも、鳥 がいる。
そして帯揚げにも 鳥 がちょこっと見えている。
ブルーグレイの色がアクセントになっていて、かわいかった。









帯揚げの ワザ はここにもちらっと。
鳥籠の上にとまっている 青い鳥。
籠の中には戻りたくないよね(笑)。







新しいデジカメを買ったんだけど(前のは水没した・・・)、
それにレトロモードというあるので、試してみた。

ワインの会なので、ワイングラスがいっぱい(笑)。
ちょっとしか飲んでいないのに、なんで酔っぱらうか、
といつも思うのだが、なんのことはない、
ちょっとをたくさん 飲んでいるから。
この日も、最後には グラッパがでてきたよ。
(Grappa di Sassicaia おいしかった〜。)




グラッパには合わせて・・・

ホテルオークラ「おとこたちの空間:Spicy Raisin Chocolate」
粗挽き胡椒を混ぜたチョコレートシロップで
コーティングしたraisinは、
ホテルオークラが昨年から力を入れている
男性向けチョコーレート の第2弾らしい。






チョコレートという甘美な世界における男性の空間は、
こんなに小さいのか・・・。
浸食しちゃうぞ(笑)。
おいしかったです。買いに行こうと思ってます。




-



 

 

 

 

INDEX
past  will

Mail Home