2012年05月31日(木) |
ペットたち (まじまじ) |
家庭に迎えられて、3ヶ月近くになるK君。生後8ヶ月になりました。
お家に様子を見にいったところ、引き取り時に比べて、 さらに表情がよくなり、のびのびと元気にしていました。 自然いっぱいのところなので、これから野山を走り回る子になりそうです。
一方、室内で飼われているミニチュアダックスのMちゃん。 お客さんが来て、みんなの注目がK君にばかり注がれると、 普段以上にイライラ、ストレスもたまるようで、 自分のしっぽを噛んで血だらけで、かわいそうなことになっていました。
これまでにも、子どもにトイレにはめられ、フタを閉められた猫の話や 家の中で居場所を失ったと感じたのか、家出した犬の話もありました。 毛なみが逆立ったうさぎも見たことがあります。
K君はアレルギーもなく、Mちゃんをさわりたそうに手を伸ばしたりもしているのですが、 MちゃんがK君がいることに慣れ、友好関係が結べるようになるまでは 親子の関係以上に、時間がかかりそうです。
2012年05月29日(火) |
表彰状! (がみがみ) |
東北地方に住む養親さんに引き取られた子どもの様子を見に行くついでに、 1年半前に引き取られ、この春1年生になったA君一家とも会ってきました。
駅までお迎えにきてくれたA君が、 会うなり自慢げに見せてくれたのは、表彰状とトロフィー。 ちょうどその日、空手の大会があって、 A君は見事、準優勝をしたのでした。
『ドンっていって、エイってやったら、トォーってやってきて、 ドガンっていったら、ワーってなって、相手が泣いた』 …という、効果音だらけで(笑)で、試合のことを教えてくれました。
「1年生は5人だけだから、1回かったら表彰状がもらえるんです」 …と笑っておられたお母さんでしたが、 後から見せてもらった動画では、 「行け〜っ!」「さがるな〜!」「前へ〜!」 とお母さんの声が入りまくり。なかなかの興奮ぶりでした。
その後、最近の様子を撮った写真や動画も見せてもらい、 入学式の様子の時のA君の様子も。 先生に名前を呼ばれて、大きな声で「はいっ!」と返事をして、 スクっと背筋を伸ばして立ち上がっています。 ちょうど1年前、年長さんから入園した幼稚園では、 最初、名前を呼ばれても、返事ができなかったというA君。 この一年の変化に、お父さんお母さんも驚いておられました。
おうちに迎えられてから、10cmも背が伸びたA君。 すっかり「少年」の顔つきになっていました。 次は、「もっと大きなトロフィー」を狙う!と言っていたので、 また、見せてもらいにいかなくっちゃ…と思っています。
2012年05月24日(木) |
研修を実施して (ぺたぺた) |
1週間前のずしずしの日記を見ずに、 同じネタを書いてました・・・。すみません。 書き直します。
協会では大阪府・市から委託を受けて、 大阪府、市の里親希望者向けの認定前研修を実施しています。 5月は今年度第1回目の研修開催月だったので、先日開催しました。
今回の参加は大阪府は約20名、大阪市は約40名。 養子縁組里親希望者も養育里親希望者もともに多くいました。
児童相談所の職員さんと話していると、里親希望者が増えていて、 調査等が大忙しだということは聞いていましたが、 実際参加される人たちを見ると、改めて「すごい人数だなぁ」と思い、 「里親希望者が少しずつ増えているんだなぁ」と実感しました。
講義や事例検討、ワーク等内容も研修時間も盛りだくさんで、 受講者にとっては大変だったと思いますが、 ワークでは皆、子どもを迎えてからについて積極的に参加されていました。 終わった後は参加者同士で連絡先を交換し、 仲間作りをしようとされていた方達もいたとか。
研修に参加していると、受講者の皆さんのエネルギーを感じました。 この受講者の一人でも多くが、大阪で里親を必要としている子どもたちを 迎えていただけるようになればいいなぁと思いました。
5月ももう下旬。日記を書く自分の分担期間を 大きくずれこんでしまいました。すみません。
さて、先日、テレビ局の取材がありました。 事務所で仕事をしている様子を撮影したいということで、 スタッフの方が4名来られました。
職員の間では、 「事務所の中、片付いてないけど、大丈夫ですかね?」 「普段より小綺麗な格好の方がいいのかな」 など言っていたのですが、 「まぁ、ありのままということで…」 というところに落ち着きました。
私は、あまりに自分の机の上が乱雑なので、 移動できるものはカメラに映らない下の方に移動させたのですが、 そんな付け焼き刃では片付くはずもなく。
スタッフさんから 「見てる人は、そんなに気にならないものですよ〜」 と言っていただいたのをいいことに、 「大丈夫、大丈夫」と開き直ることにしました。
いざ撮影が始まると、 「普段通りにしてくださいね〜」と言われるものの、 大きなカメラや音声マイクがある中では、 なかなか「普段通り」というわけにも・・・。 いつもより「おとなしめ」な私たちだったかな。
私は取材された経験はほとんどないですが、 何度やってもなかなか慣れないものなんでしょうね。
2012年05月17日(木) |
新たな場所で (ずしずし) |
今日は、5月と10月で恒例となっている 大阪曾根崎ライオンズクラブさんのご協力をいただき、 大阪駅前で里親制度を広報する「愛の手キャンペーン」を行ないました。
1年前のキャンペーンの時は、 osaka station cityがオープンしたところで、 おもちゃ付きのチラシを配っていると「新しくできたビルはどこ?」と 道をよく聞かれました。(と、ワーカー日記に書いていました)
今年は、今まで配っていた東口から中央口に場所が変わりました。 水の流れ落ちる量で時刻を表示したり、 花や市松模様などを表している「水の時計」(これには驚きました)がある 新しく広々としてスペースで配りました。 新しい場所で、どのように人が動くのか、 どこに立てばより多くの人に手渡されるか、という勝手が分からず 最初は少し戸惑いましたが、 しばらくすると段々とコツもつかめるようになりました。
今までの場所よりも人の流れが分散されていて、 若い人や会社員の方が多いように感じました。 サラッと拒絶されたりして、 今までのように、少し年配の方が「何?何?」と寄ってきてくれたり、 「孫が○人おるから、○個ほしいわ」と言われることが少なく、 どんどん配るおもちゃ付きチラシが減っていったのとは違って、 配るにはやや苦戦しましたが、 「里親制度について知ってください」と呼びかけると わざわざ引き返して受け取ってくれたり、 じっとチラシを読んでくれたりていました。 より関心の高い人の手に渡っているといいなと思います。
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