土日祝が休みの人には、 3連休+4連休となる今年のゴールデンウィーク。
お家に迎えるまでには、何度か外出や外泊をして 3人での生活の準備をしてきますが、 いきなり里母さんと子どもとの2人きりになるではなく、 里父さんも一緒に過ごせる時に、 土日や祝日にあわせることが多いです。
連休は、里父さんのお休みも長く、 長期外泊にはいい時です。 3歳のAちゃんも長期外泊中。
初めての1泊外泊では部屋の隅々まで探索し、 お家の物を片っ端から 「これ、誰の?」「これは?」「あれは?」と 聞いてまわっていたそうです。 里父母さんも初めてお家で過ごすAちゃんが楽しく過ごせるかと いつもとは違う緊張感もあったようです。
お家での3人暮らしが「当たり前な生活」になるまでには 少し時間が必要ですが、 この連休を楽しく過ごせていますように。
2012年04月27日(金) |
やればできる (ぺたぺた) |
がみがみも書いていたように、4月は年度初めにあたり、 理事会準備や、会員宛の総会案内・会費請求などで、大忙しです。 昨日、会員の方、関係者の方々への総会案内・会費請求の発送が終了し、 皆、ホッとしています。
普段から細々とした事務作業はやっていますが、 この4月の事務作業量は本当に多く、 皆、ヒーヒー言いながら取り組んでいます。
印刷物などは、業者さんにお願いすることもありますが、 今年はお世話になっていた印刷屋のおじさんが体調を崩され、 今までのように「これ、お願いします」「いつものあれやな」で、 頼めていたことができなくなっていて、 「どうしたものか?」と悩みました。
時間もあまりないし、協会の印刷物は部数もそれほど多くないので、 「自分たちでやれるならやろう!」と、インターネットで色々と調べ、 細々と作業しました。 驚いたのは、郵便振替用紙に印刷ができるフリーソフトがあったこと。 郵便振替用紙も自分たちで印刷できたのは感動でした。
時代の進歩もありますが、それに伴い、 自分たちができることも増えてきています。 作業の前は、「できるんだろうか」と不安いっぱいでしたが、 終わってみると「やればできるやん」とちょっと嬉しくなりました。
5月23日の総会までは少しバタバタするものの、とりあえずは一段落。 GWはゆっくり過ごせそうです。
2012年04月25日(水) |
ぴっかぴか (がみがみ) |
4月ももう下旬。 協会の4月は、例年のように理事会・総会の準備、 総会案内の発送といった作業に追われて…の毎日です。
半ばを過ぎると、子どもの新入園・新入学を迎えた養親さんも 新しい生活がちょっと落ち着いてこられるのか、 入園、入学の報告を送ってくださったりします。
送っていただいた写真の子どもたちは、 どの子も、ぴっかぴか♪に輝いています。 「ああ、あの子がもう幼稚園に…」「もう1年生に…」としみじみ。
お父さんお母さんも一緒に写っている写真を送ってくださる養親さんは、 意外と少なかったりもする(←どうしてかなあ…)のですが、 どのお父さんもお母さんも、同じくぴっかぴか♪ 「新しいスタート!」というのは、なんとも気持ちのいいもんだなあと思います。
どの子もこの子も、新しい場所で、 生き生きと、張り切って毎日を過ごしている様子に一安心。 「ぴっかぴか♪」の写真を机の上に飾りながら、 事務作業に終われる毎日に、エネルギーを注入!してもらっています。
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4月27日追記。
あはは。 事務作業に「終われる」だって。 「追われる」のまちがいです。 願望があらわれてるなあ。
2012年04月23日(月) |
週末里親懇談会にて (まじまじ) |
年2回、4月と9月に開催している大阪市の週末里親懇談会。
週末里親さんの近況や悩み、思いなど、他の人とも共有してもらえるように 懇談会という形をとっています。 毎回、新たな発見があり、なかなか興味深いのですが、 子どもたちの様子から知る「施設の暮らし」もなかなか興味深いです。
先日の懇談会の中で出たお話。
靴下に穴が開いたので、おばちゃんに針と糸を借りて繕ったというA君。
私はボタンが取れたら針と糸を出してきますが、 靴下は繕ったことがなかったので、衝撃でした。 中学生になれば、洗濯を自分でしたり、 高校生は朝からお弁当をつめてもっていったり。 私がやってなかったことばかりです・・・。
別のグループでは、「生ものを食べさせていない」という話題に。 もちろん、衛生面に配慮してのことです。
以前、ある乳児院で、生野菜のサラダはさっと湯通ししているということを 聞いたことはありましたが、 今回のお話では、「生卵も食べない」という施設がありました。 すき焼きにつける「生卵」もなしで、「卵かけごはん」もないそうです。 たまに回転寿司に行ったり、お寿司屋さんの慰問で、施設内で握ってもらったり、 ということは聞きますので、 まったく食べないということではないのだと思いますが、 これまた、なかなか衝撃的でした。
養子として子どもを家庭に迎える場合には、 子どもがだんだんと家庭の文化になじんでいくということになりますが、 週末里親の場合、家庭と施設の異文化の融合だな、と思える時が時々あります。 施設の子どもたちが家庭の文化も知り、施設と里親さんの両方が補いあいながら、 子どもたちが育っていく助けになればいいなと思っています。
2012年04月21日(土) |
春の訪れ (ぴろぴろ) |
協会では、5月の総会に向けて慌ただしく準備を進めているところです。
今年は4月に入っても肌寒い日が続き、なかなか春の訪れを 感じられなかったのですが、先々週になってようやく、 近所の公園へ恒例のお花見に行き、春の訪れを楽しみました。
桜が咲く季節になると、入園や入学のご報告をいただき、 「あの子が小学生かぁ」「もう中学生なんて、早いなぁ」と 先輩職員たちが担当の子どもたちの成長に感慨深そうに しているのもこの季節ならではの様子です。 私も早くそんな日が来てほしいなと思っています。
また、先日、山葵の花をいただく機会があり、春の味覚を味わいました。 この季節によくいただくのですが、私は協会に来て初めて山葵の花を知りました。 フワッとさわやかな香りがとても春らしい味です。 私はサッとお湯にとおして、お醤油とゴマであえて食べましたが、 天ぷらにしたり、お醤油や三杯酢につけて食べたりする職員もいます。
日常はついつい慌ただしく過ぎてしまいますが、 いろんな「春の訪れ」を楽しみながら過ごせたらいいなと思います。
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