2012年06月29日(金) |
ちょっとした楽しみ、こだわり (ぺたぺた) |
とっても小さな職場なのに、協会には色々な種類の文房具がある。 購入したものもあるけれど、寄贈でいただいたものや、 職員が私物で購入したものもある。
文房具の中で、こだわりが現れるのが、クリアファイル。 協会では、児童相談所からいただく子どもの資料を、 一人分ずつクリアファイルに入れている。 比較的安価で、何枚持っていても困らないので、 個人差はあるが、皆、たくさん所有している。
会議をする時には、各自子どものファイルを持ってくるので、 その色とりどりのクリアファイルを見ると、 趣味があらわれているなぁとしみじみ思うことがある。 ちなみに、ずしずしは芸術的なデザインのものをたくさん持っていて、 がみがみはおもしろいキャラクターのものをたくさん持っている。
このファイルに入れると必ず里親さんが見つかる! というものがそれぞれにあって、 「この子は今度こそ出会いがあってほしい!」と思う時には 願かけで、そのクリアファイルに子どもの資料を入れたり ということもしている。
私が持っているクリアファイルで一番奇抜なのは、 枚方パークのキャラクター『ひらパー兄さん』のクリアファイル。 以前、里親会の行事で枚方パークに行った ずしずしとまじまじのお土産でもらったもので、 クリアファイルの一面に『ひらパー兄さん』の顔写真が印刷されている なかなかインパクトのあるクリアファイルである。 ちょっと疲れている時や、落ち込んでいる時には、 『ひらパー兄さん』のクリアファイルに資料を入れるようにしている。
ちょっとした楽しみ、こだわりではあるが、 こういうのがけっこう楽しくて、 新しいクリアファイルを見つけると、 自慢したくてしかたなかったりするのだ。
2012年06月27日(水) |
手書き (ぴろぴろ) |
毎年5月から6月にかけて、新年度の会費の振り込みを続々といただき、 振込み通知をもとに、領収証ハガキをお送りしています。 集中的に振込みのあるこの時期は、職員で手分けして領収証を書きます。
多いと1日100通近く振込みのある日もあり、就職したての頃は、 「これだけの枚数の領収証を手書きするのか〜。すごいなぁ」と 驚きを覚えたものでした。
しかし、領収証を書けば書くほど、 会員さんや寄託者の方のお名前を自然に覚えますし、 たくさんの方に支えられていることを実感します。
また、振込み通知に一言近況を書き添えて下さる方もいれば、 ご寄付とともに思いを綴った手紙を下さる方もいます。 直接お会いしたことのない方もおられますが、 それぞれにいろんな思いを寄せて下さっていることが伝わってきて、 「日々の仕事を頑張らねば」という気持ちが湧いてきます。
いろんなものがデジタル化されていきますが、 手書きだからこその良さがあるなと思っています。
不謹慎ながら、子どもの頃から台風が近づくと妙にワクワクし、 どんな暴風になるか、大雨になるのか・・・とか ピカッと光れば「来るぞ来るぞ・・・ドーン!!」と雷鳴を楽しみ、窓辺にかぶりついたものです。 びしょびしょに濡れれば、それはそれで、台風を満喫したような気持ちにもなりました。 ついでに、警報が出て学校が休みになるのでは、と楽しみにしていましたが 夜中に降っていた雨が、朝方に小雨になり、7:00頃に「警報解除」と なるとがっくりしながら学校へ行きました。
さて、先日、19日に台風により暴風警報が出ました。 警報が出るとセンター内では、さっさと閉める事務所もあれば、 まったく変わらず開けているところもあります。 子どもたちは学校を帰宅することになるのでしょうが、 大人の仕事は予定もいろいろとあるので、そうも行きません。 おそらく、子どもの頃は私以上に台風にワクワクしていただろうがみがみは 大雨や暴風の情報を一番に察知し、「電車がとまるかもしれない」 「早く帰ったほうがいい」と真剣に言い始めていました。 ぺたぺたなどは、「えー!事務所閉めるんですか」と言っていたので 仕事熱心か、あるいは台風に興味が薄いのだろうと思います。
結果的に、16:00頃事務所を閉めたのですが、 帰りの電車にサラリーマンがわんさか乗っていたので、 「閉めて、さっさと帰る」というのが、妥当な選択だったのかもしれません。 子どもの時ほど気楽に台風や警報を楽しみにできなくなったなあとも 思いますが、いろんな諸事情をとっぱらえば、 ほんとはやっぱりわくわくして、窓の外を見てしまうなあ、と思いました。
もうすぐ1才になるA子ちゃんの養親候補になることが決まったBさん夫妻。 里母さんのご両親にとっては、「初孫」です。
養子を迎えることを相談したとき、 「早く孫の顔が見たい」という一言で、賛成してくれたおじいちゃん。 おばあちゃんも、子どもを迎えたら、 しばらく夫妻の家に「住み込み」で手伝ってもいいと、 やる気マンマンのご様子です。
愛の手の新聞記事を見せたとき、 A子ちゃんの写真を愛おしそうになでていたという、 おじいちゃんおばあちゃん。
写真ではなくて、 「ナマ」のA子ちゃんと早く会って、 "なでまくりたい"と思っておられることでしょうね。
2012年06月18日(月) |
赤ちゃんごっこ (ずしずし) |
家庭に迎えられて1ヵ月足らずの3歳のAちゃん。
先日、お家に伺うと お気に入りのぬいぐるみを見せてくれました。 施設で生活していた時からのAちゃんのおもちゃで ゆりかごに寝かせてお世話をしていました。 お家に迎えられてからも、しばらくはお世話をしていましたが、 最近ではAちゃんがゆりかごに入っているそうです。
Aちゃんにはちょっと小さいゆりかごですが、 丸く体を縮めて、すっぽりお尻を入れて、 ゆりかごの中から「ママー」「パパー」と呼んでいます。 その時には、すっかり赤ちゃんになって ママやパパにあやされています。
こういう話を聞くと、誰に教えられるでもなく 赤ちゃんからママとパパとの関係を築き直しているのだなと 改めて感じます。
エラそうな口調で「ママ、きらい」と言ったり、 お風呂に入るとシャンプー1本分を使って泡だらけにしたり、 一人で遊んでいるなと思っていると実は壁に絵を描いていたり、と いろんなことをしているAちゃんです。
親子関係を深めていくのはこれからですが、 目に入れても痛くないほどAちゃんがかわいく思っている甘々なパパと Aちゃんのすることを何でも面白いよと笑う明るいママと 楽しく過ごしていってほしいです。
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