2011年09月30日(金) |
引継ぎました. (ぺたぺた) |
以前のワーカー日記でがみがみが書いた通り、 今年度は会計を3ヵ月ごとに交代で担当することになりました。
私の夏休みの都合で、今月半ばよりがみがみからバトンタッチしました。 会計係は4、5年ぶりです。 会計係を以前担当していた時は、まったく仕組みも分からないところからの スタートで、教えられるままこなしていた、辛い思い出だったりします。 今回、引き継いだ会計の仕事は、がみがみから教えられることも、 「そう言えばそうだったな」と思い出せることも多く、 当然細かい業務も多く、忙しいのですが、 分からないことばかりで、ヒーヒー言っていた以前よりも まだましかもしれません。 しかも、長く会計係をしてくれていたずしずしと、 経理を手伝いに来てくれているアルバイトさんが、 会計業務をとても合理的にしてくれていて、 超アナログだった時代を知っている分、感動しきりです。
ただプレッシャーなのは、給料日。 協会の給料袋は、書き損じ封筒を再利用したもの。 私が入社以前からの習慣で、「そんなもの」としか思っていませんでした。 それが、がみがみが会計係をしていた8月までの3ヵ月は、 シールなどでとってもかわいく楽しくデコレーションされていました。 それはそれはとてもキュート!でした。 がみがみがかわいくしてしまったために、 自分にも期待されるんじゃないかというプレッシャーを感じます。 が、どうしても、がみがみのようなマメさはないもので、 私のキャラに免じて、給料袋は簡素なのも許してもらおうと思っています。
協会の業務を中で、とても大事な業務の一つである会計係。 残りの2ヵ月、ぬかりなく、頑張っていきたいと思います。
2011年09月27日(火) |
ふるさと (ぴろぴろ) |
協会職員では珍しく地方出身の私は、学生の頃から1人暮らしで、 年2回ほど実家に帰えるという生活を送ってきました。 この夏もお盆に休みをとって帰省しました。
実家に帰省する度に、街の風景を見ては、 「子どもの頃、よく両親に連れてきてもらったな」 「この公園で友達と遊んだな」「この道を学校まで通ったな」など、 いろんなことが思い出されて、懐かしさとともに、 「ああ、ここで私は育ったんだな」と感じます。
実家にいた頃はあまり意識していなかったのですが、 ふるさとを離れてみて初めて、そうした思い出が風景とともに 自分の心の中にしっかりと刻まれていることに気がつきました。
家庭訪問調査で里親候補の方のお家を訪ねる時など、 この場所でこの子が育っていくことになるんだろうか、 この街がこの子にとってのふるさとになるんだろうかと、 考えることがあります。
遠方に委託された子どもが養親さんと遊びに来てくれた際に、 すっかりその土地の言葉で話している姿を見ると、 「その家の子ども」になるとともに、 「その土地の子」として育っているんだなと感じます。
子どもたちが成長して、養親さんとの数多くの思い出とともに、 「ここが僕の(私の)ふるさとだ!」と感じられる場所ができるといいなと、 そんなことをしみじみと考えてしまいました。
2011年09月23日(金) |
にこいち (がみがみ) |
以前、ずしずしが機関紙に書いていたので、 ご存じの方もおられると思うのだが、 二人でリコーダーアンサンブルの教室に通っていて、 普段は10数人のグループで演奏しているのだけれど、 今年5月、発表会で「デュオ」デビューを果たした。
その名も「にこいち」。
で、とある自治会で、うちの里親さんが役員をしておられて、 その伝で、先日の敬老の日、その自治会の敬老のつどいで、 演奏をさせてもらう機会をいただいた。
「上を向いて歩こう」「小さい秋見つけた」「赤とんぼ」 「ふるさと」「見上げてごらん夜の星を」の5曲を演奏。
演奏終了後、司会をしておられたその里親さんからインタビュー(?)を受け、 リコーダーの説明なんかをした後に、 「週末里親制度」のことを少し、説明する機会ももらった。 敬老のつどいに参加しておられるおじいちゃんおばあちゃん世代だけで、 週末里親をしてもらうというのは、なかなか難しいのだけれど、 その息子・娘世代も巻き込んで、一緒に関心を持ってくれはるとありがたいなあ。
演奏時間の10分はあっという間で、 ドッキドキのワックワク♪で、とっても楽しい時間だった。 「くせになりそう」…っていうのは、こういう感じかしら。 どこでも行きます。いつでも呼んでください(笑)。
2011年09月19日(月) |
遠方からの実習 (まじまじ) |
子どもと面会した後、施設で子どもとの関係づくりのための実習に入ります。 遠方の方の場合、約1,2か月ほど、ウィークリーマンションやビジネスホテルを借りたり、 施設の中のお部屋を貸していただき、泊まり込みで通っていただくということになります。
一人暮らしが初めて、という方もあり、慣れない土地で心細い思いを しておられることもあります。 たまたま救急病院の近くのウィークリーマンションで、 「救急車の出入りが多くて多くて・・・都会の喧騒になれない」と言われた方もありました。 「土地勘がないので、子どもといっしょに外出を、と言われて、 うろうろしてしまって」という声も聞きます。
先日、実習されたAさんは、奥さんの実家が大阪にあったため、 そこから通われました。 実習に通う娘のために、お母さんは至れり尽くせりだったそうで 「帰ったら、ごはん食べて寝るだけ」とAさんはありがたく感じておられるようでした。 真夏の実習にもかかわらず、体調を崩さず、元気に通われたのも このお母さんのおかげかな、と思ってしまいました。
逆に、家に残されたご主人は、犬の世話や身の回りのことなど、 少々大変だったかな・・・。
2011年09月14日(水) |
ママとパパ (ずしずし) |
1歳の誕生日を過ぎたA君。 家庭に迎えられた当初はママにべったりで、 いつも「ママ、ママ」でした。 しかし、最近はもっぱら「パパ、パパ」だそうです。 自分が呼ばれて嬉しそうなパパ。 あまり「ママ」と呼んでくれなくなり、 「ママよりもパパの方がいいのかしら」と ちょっと淋しく感じているママ。
でも、それは 呼ばなくても「ママ」はいつもそばにいてくれる人で、 A君がすっかり安心しているからこそ。 ママとA君の様子を見ているとそう感じます。
少しずつA君の世界も広がり、 いろんなことに関心を持って、成長していっています。 ママとパパも 親になっていっておられるのだなと感じました。
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