先日、総会が終わりました。
一部資料の印刷ミス等はあったものの、
当日は大きなトラブルもなく終えることができ、
ホッとしています。

今回は、記念公演として関西芸術座の
「おかえり！」を上演しました。
里父・里母役の方は、息もピッタリで、
いつも本物の里親さんかと思うぐらい温かく
気持ちのこもったお芝居をして下さいます。
元里子役の方は、劇団員になったばかりの新人さんで、
フレッシュで清々しい演技をして下さいました。

「ただいま！」「おかえり！」と言って、
いつもそこに自分を迎えてくれる人がいる、
家があるということの、かけがえのなさを感じ、
何度も観ている作品なのに、今回も胸に迫るものがありました。
これからも様々なところでこの作品が上演されていくと
いいなと思っています。

そして、こんな嬉しい偶然も・・・。
先日放映された「映像’11」のナレーションが
「おかえり！」の演出家の方だったんです！！
「すごい！ご縁があるねぇ」と職員の間では盛り上がり、
ご本人もとても喜んで下さっていました。
偶然とはいえ、こうした「めぐりあわせ」があったことに
ご縁の深さを感じています。

明日は協会の年次総会です。
協会は社団法人なので、年に1回、協会の会員の皆様に、
協会の1年の活動報告と、今年度の活動予定の報告を行う総会をしています。
神戸と大阪に事務所があり、毎年交代で総会を開催しています。

今年は、大阪での開催で、当日は神戸事務所の職員と一緒にするのですが、
準備は開催側の事務所の職員が担います。

先週ぐらいから少しずつ準備を進めていたのですが、
昨日は皆で資料の作成、荷物の準備をしていました。
２年に１回の準備作業なので、けっこう忘れていることも多く、
「これどうやっけ？」と言うと、誰かが「それは･･･」と言い、
また「あれは？」と言うと、別の人が「それは・・・」となります。
いつも思うことは、５人もいればだいたいのことは何とかなるものだなぁということ。
今回も、いつものように、ああでもない、こうでもないと言いながら、
だいたいの準備を終了できました。

総会に加え、記念事業として、講演会をしているのですが、
今年は、関西芸術座による劇『おかえり』をやります。
里親子をテーマにした、笑いあり、涙ありの感動的な演劇です。
記念公演は会員の方でなくても参加していただけます。
阿倍野区民センター小ホールと、会場も広いですので、
まだ申込みをしていないけれど、「参加したい！」という方は、
協会までご連絡ください。

あとは、当日を迎えるのみです。
心配なのは、お天気ですが・・・。


＊年次総会＊
日時　５月２６日(木)　１３：３０〜１６：３０
　　　　13:30〜15:00　総会　
　　　　15:15〜16:30　記念事業　関西芸術座『おかえり』　
会場　阿倍野区民センター小ホール
　　　大阪市阿倍野区阿倍野筋４−１９−１１８
　　

テレビ番組放映のお知らせです。

◆映像'11　『いつか親ばかになる日 〜養子縁組・新たな家族の1000日』

◆５月２２日（日）深夜24:55〜25:55
　（録画予約の場合は、２３日（月）0:55〜1:55です）

◆ＭＢＳ（４ｃｈ）

近畿二府四県と徳島県のみの放送です。

３年前、２才のヒロ君をむかえたＫさん一家と、
この春、専門学校に進学し、15年間一緒に暮らした養親さんのもとを
離れた、18才のタカノリ君。
２組の「血のつながりのない家族」の姿を追ったドキュメンタリーです。

深夜の放送ですが、ぜひご覧くださいね〜♪

Ｋさん一家の「親子むすび」の様子は、一昨年の秋に、
近畿のローカルニュース番組「ＶＯＩＣＥ」と、
土曜日夕方の「報道特集ＮＥＸＴ」でも放映されました。

ちょうど今、私は、
その「報道特集ＮＥＸＴ」を見たことが、
養子養育の手続きを具体的に進めよう！というきっかけになった
というご夫婦を担当しています。

今回の番組がそのようなきっかけになるご夫婦が
一組でも多くいますように〜と期待しています。

今日は、「愛の手運動キャンペーン」で
大阪駅前で、里親制度についてのチラシをつけた玩具を
３,０００個配りました。
大阪曾根崎ライオンズクラブさんのご協力を得て、
毎年恒例の活動となっています。

キャンペーンの前には、
オモチャの買い出しに行き、
事務所で手分けしてチラシ貼り。

当日は、
大きな段ボール箱いっぱいに詰めた玩具を乗せた車で、
会場へ。

いつものように、こなしていましたが、
今回は、
長く工事をしていたＪＲ大阪駅周辺ビルが完成して初めての活動。
今までは壁に阻まれていた風景がひらけ、
エコ構造（だそうです）の駅の屋根や新しい駅への入り口が見えると、
「おお〜、これが！」、「キレイになったなあ」と、
新鮮に思いました。

ライオンズクラブのメンバーさんとともに
「里親制度について、知ってください！」と声をかけながら
チラシ付の玩具を配っていると、
「ちょっと、新しくできたビルどこ？」
「伊勢丹できたのって、どっち？」と聞かれることも。
場所を説明しながら、
「今、里親制度を知ってもらうためのキャンペーンをしているんですよ！
読んでくださいね」と、しっかりアピールも。

「たまたま、新しい大阪駅を見に行ったら、こんなの配ってたわ」
という方もおられると思います。
このたまたまの出会いが、実は大きな出会いで…
というようなことが起こらないかな、と期待しながら、
帰ってきました。