♪ ワーカー日記 ♪

2011年02月28日(月) 毎日かあさん (まじまじ)


先日、半休を取り、久々に映画を見ました。
近頃はなかなか映画に行く時間をもてなかったのですが
毎日新聞に連載されている「毎日かあさん」の映画版だけは
なんとしてもみたいと思い、出かけました。

西原理恵子のマンガはもともと好きで「できるかなリターンズ」などは
もっているのですが、画風は好き嫌いがわかれそうです。
「毎日かあさん」は子育てや子どもたちの日常が見え、よりほのぼのと楽しめます。

映画ではブンジとフミという2人の子役が、なかなかマンガどおりの
雰囲気でかわいかったです。
男の子のかわいらしさ、女の子のかわいらしさがそれぞれに出ていました。

連載のマンガで読んだエピソードがそのまま織り込まれているので
ふむふむと納得しながら見られたのですが、
それでもやはり映画の力でしょうか、泣けるところは泣けます。

午前中だったので、お客さんは大阪のおばちゃんも多く
おばちゃんたちのすすり泣きも聞こえました。

映画が終了し、明かりがついた途端
「あんたが泣いてんの邪魔してごめんな」というおばちゃん連れの声。
ああ、おばちゃん。余韻が台無しよ〜、と思った瞬間でした。



2011年02月25日(金) 商店街でのチラシ配り (ぴろぴろ)

3月4日(金)13:30〜15:00に淀川区民センターで
里親制度をテーマにした「地域支援システム研修会」が開催されます。
その広報のため、18日と25日に、会場に近い十三駅前の商店街で
「里親いろいろ応援団」のボランティアさんとチラシを配りました。

駅の改札口や横断歩道周辺、商店街の入り口付近など、
人通りの多いところをねらって、いざスタート。
これまでにも何度か商店街でチラシ配りをしているため、
応援団のボランティアさんたちもだいぶ慣れた様子で、
笑顔で元気よく配ってくださいました。

こども相談センターの職員さんのアイデアで、
チラシにアメをつけたところ、2人に1人ぐらいは
目にとめて受取ってくれました。
「おばちゃんが『ちょうどアメ欲しかったんよ〜』って
言ってたわ。チラシもちゃんと見てくれてたで」と、
後で応援団の方がうれしそうに教えてくれました。
やはり大阪の人には「アメちゃん」の効果は大きいですね。

また、チラシ配りと並行して、お店に飛び込みで回り、
チラシを置いてもらえるようお願いをしました。
チェーン店だと「本部の許可がないと置けないので」と
断られることもあるのですが、個人店主さんの場合は、
快く引き受けて下さることが多く、ありがたいです。

私は今回が2回目のお店回りで、初めの時はドキドキしましたが、
だんだん度胸がついてきて、「こういうお店なら置いてもらえそう」
というのもわかるようになってきました。

今回も、喫茶店、スーパー、100円ショップ、文房具店、
歯科医院、薬局、マッサージ店、美容院など、
たくさんのお店にチラシを置いてもらえることになりました。

今回のチラシ配りでどのぐらいのお客さんが来てくれるか分かりませんが、
里親制度について知ってもらうきっかけになればと思っています。



2011年02月19日(土) 新たな世界が花ひらく。 (がみがみ)


今日は大阪府の里親さんの交流のための企画として、
「フラワーアレンジメントを楽しみましょう」
というレクリエーションをおこないました。

講師の先生は、日本フラワーデザイナー協会の講師や
花育(←こんなのあるんですね〜♪食育の仲間みたいなのかな)インストラクターとして
活躍しておられるKさん。元・週末里親さんでもあります。

参加者は4家庭と少なめだったのですが、
和気あいあいと楽しい時間を過ごしました。

ワタクシ、「花を愛でる心」というのが
完全に欠落しているのではないかと思うくらい、
「お花」にはなんの関心もなく、
花好きなうちの母親が、玄関先のプランターや家の中の鉢植えを、
季節によってせっせと植え替えたりしていても、
まっっったくと言っていいほど気づかないくらいなので、
果たして、「フラワーアレンジメント」なんて洒落たものを
楽しめるのかしら…と思ったのですが、
これが、けっこう楽しかったのでした。

参加しておられた養親のHさんが、私とぺたぺたの作品を見ながら、
「こういうのって、性格が出るように思うねえ〜」と言ったきり、
一体、どういう性格を読みとったのかは深く語ってくださらなかったのが
気になるといえば、気になるのですが、
確かに、それぞれに個性豊かな仕上がりになりました。

こういうレクリエーション企画というのも
いつもの研修会とは雰囲気も違って、
なかなか楽しいなあ〜と思ったひとときでした。



2011年02月17日(木) 初めての懇談会 (ずしずし)

6歳のA君を迎えた里母さん。
A君が幼稚園に通い始めて、お母さん同士のつきあいができ、
一気に人間関係が増えました。

送り迎えでは、どぎまぎしながら他のお母さんと挨拶をかわし、
少しずつ幼稚園に慣れていきました。
「他の親子と違うように見られるかな」と感じたり、
他のお母さんは完璧に子育てしているように見えて、
不安を感じることもありました。
しかし、幼稚園の懇談会に初めて参加し、
他のお母さんたちの不安や悩みを聞いて、
「他のお母さんも同じようなこと、思っているんですね」と
話されていました。
里母さんは、A君のやさしさや明るさも改めて感じ、
肩の力が抜けてホッとしたような明るい声に
なっておられました。

里母さんも初めての体験をたくさん積み重ねながら
「お母さん」になっておられます。

これからもA君と一緒にたくさん初めてのことを体験して
楽しんでほしいなと思っています。



2011年02月12日(土) ゆきやこんこん♪ (ぺたぺた)

今年の冬は本当に寒いですね。
大阪でも、昨日何年かぶりに雪が積もりました。

雪の多い地域では、今年は特に雪かきが大変だというニュースをよく見るので、
本当に大変だと思います。
でも、あまり雪の降らない地域で生活しているせいか、
雪が降ると少しテンションがあがってしまいます。
積もった雪を触りたくなるし、雪だるまとか作りたくなってしまう気持ちに、
いつも「いくつやねん!」と自分につっこみをいれています。

昨年末、東海地方の里親さん宅に迎えられた2歳のNちゃん。
家庭に迎えられてから、その地域も何年かぶりの大雪で、
年末年始にはけっこう積もったそうです。
大阪で生まれたNちゃんにとっては、
おそらく生まれてはじめて積もった雪を見て、
大喜びで、1時間近く外で雪で遊んでいたそうです。

先日、私が家庭訪問した際にも、少し雪が降っていました。
雪が降り始めたのを見て、

「ゆきやこんこん あられやこんこん 
 ふってもふっても じゅんじゅん いっぱい♪」

と、歌い始めたNちゃん。
ちょっとNちゃん仕様の歌詞になっていて、おかしかったのですが、
里父母さんも嬉しそうにNちゃんを見ておられる様子や、
Nちゃんも里父母さんに喜んでもらって、ますます大きな声で歌う様子に、
2ヵ月間里父母さんに受け入れてもらってきたNちゃんの自信を感じました。

家庭に迎えられた後の家庭訪問で、Nちゃんのような変化を感じられるのは
すごく嬉しいです。

今年はNちゃんが「ゆきやこんこん♪」と歌う機会はあと何回あるかなぁ。




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