♪ ワーカー日記 ♪

2010年05月31日(月) 総会を開催しました (ぴろぴろ)

先日、総会を開催しました。
総会は、神戸と大阪の交互開催で、今年の会場は神戸。
前半は協会の事業報告&事業計画について、
後半は児童文学評論家の清水眞砂子に記念講演をしていただきました。
(『ゲド戦記』を翻訳された方としても有名です。)

講演の中で「毎日帰りたくなるような家庭をつくるのは至難の業。
でも、週に30分、月に1日でも『この親の子でよかった』と
思えるような瞬間があれば、子どもはそれを支えにできる。」
という言葉が印象的でした。

日々の生活の中では、上り坂の日も下り坂の日もあります。
「常にいい親であろう」と肩に力を入れすぎると、親の方もしんどくなってしまいます。
まずは寝る前の10分でも「自分は愛されている・必要とされている」という実感を持てれば、子どもたちはそれを支えにして育っていけるということなのかな、と思いました。

また講演では、児童文学で描かれる家族や子どもの姿についても触れられていて、
自分の知らなかった作品がたくさん紹介され、興味深かったです。

明日から6月。梅雨の季節を読書して過ごすのもいいですね。
まずは話題の「ゲド戦記」に挑戦してみたいなぁと思いつつ、
全6巻と聞いて少し及び腰になっています(笑)。



2010年05月28日(金) 変貌ぶり (まじまじ)


先日、バレエの発表会に行きました。
愛の手で担当したAちゃんが幼稚園の頃からバレエを続けていて、
毎年発表会のご案内をいただいています。
去年は都合がつかず見に行けなかったので、
今年は楽しみにしていきました。

Aちゃんの出番が始まりました。
3人の編成で、一人目がまず登場(これはAちゃんじゃないな)。
続いて二人目、三人目が登場。
(あれ、どこにもAちゃんがいない!)とうろたえていると
昨年見にいっていたがみがみが、指でさして「こっちのほう」と
教えてくれました。

この2年で一気に背が伸び大人に近づいたAちゃんの
変貌ぶりが大きく、わからなくなってしまったのでした・・・。
わかるつもりでいたのでちょっとショックでしたが
「かわいい」から「きれい」になったAちゃんの姿に嬉しく思いました。

Aちゃんといっしょに妹のBちゃんもバレエをしているし、
お母さんもバレエの経験者なので、
お父さんだけが一人寂しい思いをしているのではないかと
思っていましたが、
お父さんもマラソンの趣味が見つかったとのこと。
思わず「いやあ、よかったですね」と言ってしまいました。



2010年05月25日(火) 数の不思議 (がみがみ)


ぺたぺたが日記に書いていた「愛の手街頭キャンペーン」。

今回は、大阪曽根崎ライオンズクラブのメンバーさんと
大阪市こども相談センターの職員さん、協会職員の総勢20人ほどで、
チラシ付きのおもちゃ3000個を配布した。
軽ワゴンがいっぱいになるくらいの量なのだが、1時間ほどで配り終えた。

街頭キャンペーンは、最近は5月と10月の年2回おこなっているのだが、
配布のおもちゃが「2000個」のときもある。
配る人数の方は毎回ほぼ同じなのだけれど、
それでもやっぱり、配り終えるのは1時間くらいかかる。

不思議だなあ。

毎月のふれあい発送は、ボランティアさんのお手伝いなくしては成り立たない。
機関紙を4つ折りにして、封筒に詰め、封をして、
郵便番号ごとにまとめ、ヒモでくくる。…というのを、3000部。
折るのと封をするのは機械だけれど、機械を動かすのはもちろん人間。
発送ボランティアさんはベテランさんぞろいで、
テキパキテキパキと作業をすすめてくださる。
手も動くけれど、口もずっと動いている(笑)。

発送ボランティアさんは月によって、3〜5名くらいの変動があるのだが、
これまた、作業に要する時間はだいたいいつも2時間。

不思議だなあ。








2010年05月21日(金) 協会を支えてくださった方とのお別れ (ぺたぺた)

昨日、JR大阪駅前で、里親制度の広報のための「愛の手キャンペーン」を
実施してきました。
この「愛の手キャンペーン」は、大阪曾根崎ライオンズクラブのご協力によって、
最近は、年に2回実施できています。
里親制度をたくさんの方に知ってもらうため、里親制度を説明したチラシを、
小さなオモチャ(今回は動物のビニール風船や輪投げ、
メモとペンのセット、ブロック等)に貼って、合計3000個配布しました。
人通りも多く、オモチャを配るという物珍しさもあるのか、
1時間ほどですべて配布することができました。

このキャンペーンが継続できているのは、
大阪曾根崎ライオンズクラブのご支援があるからで、
協会は、30年もの間この大阪曾根崎ライオンズクラブのご支援を得ています。

大阪曾根崎ライオンズクラブと協会がご縁を持ち始めた当初から、
協会の活動に関心を持っていただいていたメンバーのOさんが、
つい最近亡くなられました。
Oさんは、ご自身が戦争に行かれ、たくさんの戦友が亡くなられた中、
ご自身は生きて帰ってこられたので、
その恩返しとして、社会に役立つことをしたいと思っておられたそうです。

Oさんや大阪曾根崎ライオンズクラブと協会の関係は、
以前からわさわさに色々と聞いていました。
ライオンズクラブとして、協会への支援は毎年していただいていたのですが、
Oさんと直接にやりとりすることはあまりありませんでした。
ただ、6,7年前からの数年間、おやこDEうんどう会の際に、
「運動会に参加する親子に食べてもらいたい」と、
Oさんの知り合いの会社から譲り受けた
たくさんの食品を寄贈してくれていました。
Oさんからご連絡いただき、食品を取りに行った職員が、
寄贈食品の想像以上の量の多さに驚いて帰ってきたことを
今でも鮮明に覚えています。
その翌年ぐらいからは、Oさんの経営する会社の社員さんが、
運動会の会場まで、あふれんばかりの食品を
トラックで持ってきてくださいました。
トラック到着後、少し遅れて、Oさんが会場まで来られ、
「まだ足らんか〜?」とニヤリと笑われるので、
「いえいえ、十分です!」と平伏すようにお礼を言いました。

今回の、「愛の手キャンペーン」では、ライオンズクラブの会長さんや
わさわさから、改めてOさんの話をじっくり聞きました。
その話を聞きながら、私もごく短い年数ながらも、
Oさんとの関わりを振り返り、Oさんが協会の活動に関心を寄せ、
支えてくださっていたんだと強く感じました。

Oさんの思いを無駄にしないように、これからも頑張らないと!と
身の引き締まる思いになりました。
Oさんのご冥福をお祈りします。








2010年05月15日(土) ある日の事務所 (ずしずし)

5月は、月初めに大型連休があり、
気づいたら、もう半ばです。

総会案内の発送が終わり、今年の総会は神戸事務所が担当なので
今はホッと一息、といいたいところですが、
何かしらいつもバタバタとしています。

総会案内と同時に、会員の皆さまに
今年度の会費納入のお願いをさせていただいています。
連休明けからは、納入していただいた郵便振替用紙が
1日分毎にまとまって送られてきます。
毎年この時期は1日分で40〜80枚届くこともあり、
多くの会員さんに活動が支えられていることを感じます。
その用紙をもとに、全員で手分けして領収書を書き、お送りしています。

郵便局から届く書類には発行日が書かれた表紙(?)があり、
その封筒分の領収書は、その表紙の日付で発行することになっています。
ほとんどは、個別に振り込まれた日と表紙の発行日が同じなのですが、
たまに、振り込まれた日と1日くらいずれることもあるのです。

先日、せっせと領収書を書いていたがみがみが
ふと「あれ?領収書の日って、どれを書くんだっけ?」とたずねました。
個別の振込用紙に書かれている日付と表紙の日付が違った時に
どっちを書くんだっけ?ということなのですが、
「表紙の日付ですよ」と答えると、
「へぇ、そうなんだ〜」と初めて知ったかのような返事。
「いやいや、そういうことにしてますやん」と言うと
「今まで、こんなん、なかったもん。知らんかったわ〜(笑)」
だそうで。

ぺたぺたと一緒に
「領収書書き、何年目ですのん(笑)」と、つっこんでしまいました。
忙しくても笑いの絶えない事務所です。


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