♪ ワーカー日記 ♪

2009年09月30日(水) 里親いろいろ応援団 (ぴろぴろ)

今年の6月に、大阪市内で里親を増やしていこうという取り組みの一環として、
大阪市民ボランティア「里親いろいろ応援団」が結成されました。
現在、約40名の方が活動に参加して下さっています。

この応援団は、わさわさが『言い出しっぺ』となって結成されることになりました。
日常業務で忙しい協会職員たちを気遣って、「あんたたちに迷惑はかけないわ」と
自ら「応援団長」として意欲的に活動しています。

新人の私は、入ったばかりでまだ右も左もわからない時に、
わさわさから「ちょっとチラシ作るの手伝って」と言われたことをきっかけに、
応援団の仕事を手伝うようになり、いつの間にやら「団長秘書」と呼ばれるように。

応援団では、月に1回の定例会議を開いていて、
主に、来年1月に開催予定の「里親制度普及市民フォーラム」を
どんな内容にしていくかということを話し合っています。

「主婦は『おまけ』に弱いから、参加者に何か粗品を渡したらどう?」とか、
「事前予約制にして参加証を送った方が、忘れずに来てくれるんじゃない?」とか、
「集客力を高めるには、テレビに出てる人をゲストに呼ばないと。
テレビ番組で取り上げてもらえるように、みんなでハガキを書いて送ったらどう?」とか、
いろいろなアイデアが飛び出す活気のある会になっています。

また、つながりのある地元の商店街の方を紹介して下さる方がいたり、
広告代理店にお勤めの方が広報活動のアドバイスをして下さったり、
里親制度のリーフレットを地域のお店に置いてもらおうと各自持ち帰って下さったり、
それぞれの方が特技や地域でのつながりを活かして活動して下さっています。

今年度「初の試み」の応援団ですが、この活動をきっかけにして、
里親制度に関心を持って下さる方の輪が広がっていけばいいなと思っています。





2009年09月27日(日) 夏の思い出 (ずしずし)

先日、里親会の宿泊研修に参加してきました。
20家庭ほどが参加し、総勢約80人。
家庭に迎えられた「愛の手」の子も
里(養)親さんと参加していました。

1日目、
子どもたちはフィールドアスレチックで山の中を駆け回っていました。
一方、大人たちの研修は、フリーライター村田和木さんの講演。
数多くの里親家庭を取材してきた村田さんならではで、
里親家庭を取材するようになったキッカケや
現在行っている施設でのボランティア活動の様子、
豊富なエピソードを交えて、
子どもにとって「帰る家があること」の大切さと
里親さんへの期待を熱く語られました。

2日目、子どもたちはアマゴつかみ。
川に放った100匹のアマゴをつかまえました。
最初は恐る恐る触っていても、
子どもたちはすぐに魚を探すことに夢中。
1匹捕えて得意気に里親さんに見せたり、
せっかく捕まえたのにヌルッと手から滑り落ち悔しがったり。
そして、子どもたちがとってくれたアマゴは
その場で塩焼きにして皆で食べました。
美味しかったです(笑)

私はインドア派なので、
プライベートで山へ行くということはないのですが、
今年はふれあいキャンプと今回の宿泊研修で
2度も山へ出かけることができました。
キャンプファイヤーや野外料理など
普段の自分ではしないことがいろいろできて、
今年の夏の思い出になりました。



2009年09月23日(水) 夏枯れ (まじまじ)


本当なら、子どもと里親さんとの面会の様子など、
ワーカー日記に書きたい、と思っているのですが
担当の子どもがトンと決まらないのです。
よく、事務所の中では「夏枯れ」と言っているのですが
毎年、夏場はなぜか子どもの問い合わせが減ります。

養子を迎えよう、という動機付けは、
申込みの方それぞれなので、協会を訪れるきっかけも、千差万別です。
だからこそ、申込みの方が多いか少ないかということに
季節は関係ないだろうと思うのですが、
「夏枯れ」は毎年のようにやってきます。

「暑さのせいか?」
「暑いときに、子どもに張り付かれる気持ちにならないから?」
「新春とか春のように『何かを始めよう』という気分にならないから?」
などと考えてみても理由はわかりません。
加えて、今年は「不景気のせいか?」とも思ってみたり。

ホームページのリニューアルが遅れているせいかも、とも考え
焦る気持ちがますます募っています。

どの子にも一日も早い出会いがありますように。



2009年09月15日(火) おもしろいもの (ぺたぺた)

10月の里親月間に、毎年大阪駅前で「愛の手キャンペーン」という
広報活動を行なっています。
いつも大阪曽根崎ライオンズクラブさんがご支援くださっており、
今年は10月1日(木)の午前中に開催予定です。

ここ数年は、オモチャに里親広報のチラシをつけて、
通行人に里親制度を知ってもらおうと活動しており、
今日は、松屋町というオモチャ問屋が並ぶところへオモチャの買い出しに
ずしずしと行ってきました。

出発間際、がみがみから「おもしろいもの見つけてきて」という無茶な指令が発令。
骨折をし、このところ思うような行動ができず、
常におもしろいものを探して生活しているがみがみにとっては、
ストレスフルな毎日で、笑いが欲しかったようです。

「お金は私が出すわ」と太っ腹なのはいいのですが、
「おもしろいものを探す」という習慣のない私とずしずしには無茶ではないですか!
「無駄遣いはやめてください」とか「お金はちゃんと貯めてください」と
言ってみたのですが、「期待してるわ」と一言。

松屋町に着き、オモチャの仕入れを済ませ、それで満足すればいいのに、
がみがみの指令が頭をよぎり、オモチャ屋内を一周り。
「これもなぁ」「あれもなぁ」とずしずしと言いながら、
「おぉ、これは。何か分からないけれどこれにしてみよう」と
「ふわぴかメロディー くじらちゃん」というオモチャを選びました。
クジラの形をし、潮を吹くための穴から空気が出て、ボールを浮かし、
その上ピカピカ光る…という何のためのオモチャかよく分からないような
苦笑いをしてしまうようなオモチャかなと思っていました。

事務所に戻り、動かしてみると、けっこうな大音量で、
ゲームセンターのゲームから流れるような音楽が流れながら勢いよく進んでいき、
しかも壁にぶつかると方向転換をするという結構凝ったオモチャでした。
その動きが何ともおかしくて、スイッチを入れるたびに大笑い…。

適当に即決してしまった割に、予想外のおもしろさでした。
がみがみからは「合格!」と言われ、喜んでもらえたようで、
私もずしずしもホッとしました。

こんな時間が流れるのも、大きな行事のない9月だからこそ。
この穏やかな時間を大事にしたいと思います。







2009年09月08日(火) 楽しいキャンプのその後に (がみがみ)


ふれあいキャンプも無事に終わり、
9月は大きな行事もなく、ホッと一息。
10月になれば土曜日は養親講座のために休日出勤が続くし
運動会(今年は11月1日です!)の準備で忙しくなるし、
つかの間の休養だわ〜♪と思っていたらば、
足の骨が折れました(^-^;;)
正確には、右足のくるぶし辺りの骨の亀裂骨折。
いわゆる「ヒビが入った」状態で、全治3週間の予定。
週末の外出の予定もキャンセルになったりして、とんだ「休養」です。

お風呂に入る時だけは外してOKという、
取り外し可能なギプスのような副木のようなもので固定され、
包帯ぐるぐる巻きになって、ズリズリと足を引きずりながら通勤中。

遠方への出張などの予定は入っていなかったのですが、
面接や家庭訪問調査を少し先伸ばしにしてもらったり、
乳児院で実習中の里親さんの様子を見に行くために、
ずしずしに送迎してもらったり(←社長のお出かけのよう)、
とほほの日々を送っております。

仕事関係の人や、センターの管理事務所のおじさんたちに、
「こんなことになりまして…」とギプスを見せたらば、
みんながみんな、「え!?キャンプでっ!?」と言わはるので、
いっそのこと、そういうことにしておこうかと。

岩場で足を滑らせた子どもをかばおうとして…とか、
木から転落した子どもを身体を張って受け止めた…とか、
サービスエリアで車の前に飛び出した子どものその前に…とか、
そういう感じの、ちょっとした「美談」風に。

実際には、ぺたぺたの「うっかり日記」に並べたいくらいの
できごとだったのですが。

ま、8月のふれあいキャンプを終え、
11月のおやこDEうんどう会には支障なし(…の予定)
というこの時期のケガで、不幸中の幸いってことで。


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