♪ ワーカー日記 ♪

2009年08月30日(日) キャンプ報告・番外編 (ぺたぺた)

ふれあいキャンプの詳細は、まじまじとずしずしよりご報告の通りです。

私からは番外編を。
毎年、キャンプのオリエンテーションの時に、子ども達はグループの名前を
決めます。
今年の子ども達のグループ名は、男子グループは、「スペースシャトル」と「クワガタ」。
女子グループは、「リス」と「おはな」。

子ども達がいつも楽しい名前をつけてくれるので、
職員グループも負けじとグループ名を考えています。
今まで付けたグループ名は、
「波乗り」「インド人もビックリ」「俺たちゃ昭和生まれ」etc...。
今年は初々しいぴろぴろ以外のこのところの私たちにぴったりな
「うっかりばっかり」にしました。
そして職員のリーダー名を、グループ名にちなんで、「○っ○り」という名前で統一することに。
「ちゃっかり」「しっかり」「うっとり」「げっそり」「ぽっきり」「がっしり」となりました。

そんなグループ名を付けたものの、実際にそんな「うっかりばっかり」には
ならないだろうと思っていたのですが、なんのなんの。
「うっかりばっかり」のキャンプになりました。


*キャンプに持っていくつもりだった台車をうっかりバスに積み忘れる。
*子どもに散々ペットボトルを持ってきてはいけないと言っていたのに、
うっかりペットボトルを持ってきてしまう。
*岩場でうっかり滑ってすりむいてしまう。
*うっかり夜中に携帯電話が鳴ってしまう。
*洗面所で子どもが朝に置き忘れた巾着を夕方に見つけ、ふとその横に
眼鏡ケースが。それまでうっかり忘れていたことにも気づいていなかった。
*うっかり帽子を被らずに外に出てきて、持ってきたつもりで帽子を
「ないない」と探す。
*着ていたTシャツがうっかり前後ろだった。
*足に貼った湿布がうっかりズボンに貼り付く。
*食事の配膳中、お汁が用意されているのに、うっかりまたお汁を持ってきてしまう。
*落としてはいけないと思っていたのに、うっかりコンタクトケースを
部屋の隅っこまで落としてしまう。
*おやつを機嫌良く食べていると、うっかり治療した歯の「かぶせ」がとれてしまう。

たぶんあげたのはほんの一部で、気づかないうちの「うっかり」は
まだまだあるかもしれません。
「うっかり」をしでかす度に「来年、キャンプ連れていかへんで」と言い、
注意し合っていました。
子どもには大きなことを言えない私たちのうっかりぶり…。
「こんな大人もいるんだ」と勇気づけられてもらえればいいなと思うのは、
都合良すぎるでしょうか。

そんなこんなで、子ども達だけでなく、私たち職員にとっても、
1年に1回のふれあいキャンプはとっても楽しんでおります。
来年のキャンプも今から楽しみです♪







2009年08月26日(水) 続・キャンプ報告 (ずしずし)

2日目は、野外料理の後、思いっきり遊んで過ごした午前。
午後からは、今回のキャンプのメインイベント、ツリーイングです。

「ツリーイングは、ロープを使った木登り」と聞いていたものの、
どういうふうに木に登るのか、想像がつかず
「ロープで引き上げられるのか?」程度に考えていたのですが、
いやいや、「自力」で登っていくのでした。

木にかけられたロープに、自分の体に着けたハーネスを金具で固定し、
特殊なロープの結び方を利用して登っていきます。
足にかけたロープでメインのロープを引っ張りながら、
結び目の位置を上へと押し上げ、また足のロープを上にずらして引っ張って、
結び目を上へ、という動作を繰り返し、
少しずつ上へ上へと上がっていきます。
(わかりにくいと思いますが、うまく説明ができないのです。)

インストラクターの方々から、登り方、登るときの注意点など
いろいろと説明を聞くうちに、スタッフの心の中には、
「こんな難しそうなの、子どもたちに、特に1年生にできるんやろうか…」と
じわじわと不安が広がっていきました。

しかし、プログラムは進みます。
一人ずつ登りたい木(にかかっているロープ)を見つけ、
インストラクターさんに金具をつけてもらい、
教わったロープの輪っかを作って登る準備をしていきます。
最初の1メートルの高さまではインストラクターさんが傍について見守ってくれましたが、
インストラクターさんは、次々と登りたい子どもに呼ばれていきます。
あとは、自力で登っていくしかありません。
スルスルと7〜8メートルの高さのてっぺんまで登っていき、
何度も違う木に挑戦する子もいましたが、
中には、「やらない!」「こ・わ・い〜!」「一人でできない〜」と叫んでいた子も。
でも、「できる、できる。」「もうこんなに上がれたよ!」と
励まされながら、2メートルくらいの高さまでくると
「押して!ユラユラして」「ブランコ〜!!」など楽しんでいました。
大人たちも一緒に登り、
約3時間、木ぶら下がってに揺られたり、ハンモックに寝たり、
聴診器で木の中を流れる水の音を聞いたり、と
たくさんの自然にふれあい、楽しみました。
帰りのバスの中での、「何が一番楽しかった?」というリーダーの質問に
全グループに「ツリーイング」が入っているほど楽しんでくれたプログラムで、
よかったなぁと私たちも嬉しくなりました。

そして、夜はいよいよキャンプファイヤー!
火の精の登場や、各グループのスタンツ。
今年は、ジェスチャーゲームにクイズ、歌にあわせて皆でダンス、私たちの「ふれあい楽団」。
このキャンプで初めてグループになったメンバーでしたが、
一生懸命、話し合って決めていました。
クイズでは、キャンプの参加人数やリーダーの年齢など
キャンプにちなんだ問題を出したグループがあり、
当然、私たちスタッフのグループは
キャンプのことなら何でも分かっていないといけません(笑)ので
全問正解!
すると他のグループからは「ずるいわぁ〜」と言う声も。
ま、仕方ありませんね。

そして「ふれあい楽団」は…。
今年は、まじまじの復帰と新職員が増え5人の楽団です。
ソプラノリコーダー、アルトリコーダー、ピアニカ、タンバリン、鈴、と
豪華バージョンです。
今年流行のアニメソング集から私たちも知っている「ヤッターマン」を選曲し、
去年楽譜が見えず失敗したので、今年はランタンと譜面台を用意して、
私たちの気合いの入れ方が違いました。
一緒に歌ってくれる子もおり、
とりあえず、「笑って吹けない」という状況にはならず
無事に最後まで演奏し終え、「成功、成功」と私は思っていますが、
さて、まじまじの評価はいかほどか(笑)

この日は、盛りだくさんのプログラムをこなし、
子どもたちも、ぐーっすり眠りにつきました。

最終日には、恒例のクラフト。
これを夏休みの宿題の工作にしているという話も聞き、
はずすわけにはいかないプログラムです。
今年は、バードコール作り。
木にネジを入れ、それをクルクルと回すと、
小鳥がさえずっているように聞こえます。
木に、それぞれが好きな模様を描き、自分だけのバードコールの完成!

帰りのバスの中では、大人はやや疲れ気味で寝ていることもありましたが、
子どもたちはクイズや歌、ビデオ鑑賞と
いつまでも元気に帰ってきました。

インフルエンザ流行の影響を心配していましたが、
体調を崩す子もなく、無事に帰ってきてホッとしています。

子どもたちは、いろいろな経験をしたことを、
さっそくお父さんお母さんに報告していることだろうと思います。
私たちも今日の昼休みは、留守番だったわさわさに
いつまでも尽きないキャンプ報告をしていました。



2009年08月25日(火) キャンプ報告 (まじまじ)

協会の三大行事といえば、キャンプ、運動会、福飴売り、ですが、
今日、無事にキャンプより帰ってきました。

掲示板上でも報告していますが、日記でも、もう少し。

23日の朝、大人と子ども合わせて38人で出発。
目指すは尼崎市立美方高原自然の家「とちのき村」。
尼崎市立なので、尼崎市内にあるのでは?と思ったのは
私だけではないはずですが、こちらは兵庫県香美町にあります。

1日目のプログラムは、到着後昼ごはんを食べて、川遊びへ。
晴れ続きだったので、水かさはそんなにありません。
先の滝を目指し、足元の石や岩も気にかけず、
子どもたちはどんどんと上っていきます。
カメラ係のがみがみと私は、本来は子どもたちに張り付くべし、
なのですが、特に男の子たちの上っていくスピードには
とても追いつけず、早々に「帰ってきたところを撮ろう」と
方針転換しました。
あまり上まで行かなかった女の子たちも、川でダムを作ったり
水中の虫の観察をしたり。
みんな水が冷たくて震えながらも遊び続けていました。

お風呂やご飯を済ませたら、星の観察へ。
立派な天体望遠鏡をのぞかせてもらい、
天の川の中にある白鳥座の星が見えました。
建物の屋上でも星を眺めます。
雲は少しあるものの、都会と比べものにならないほどの
星の数には、みんな素直に「オー」と。

二日目の午前中には昼ごはんのカレーライスを
野外炊飯場で作ります。
ご飯もカレーもグループごとに作るというので、
「果たしてカレーは食べられるように完成するのか?」と
思いましたが、なんのなんの。
9時から始めた料理が10時半には仕上がっていたのでした。
朝ごはんからさほど時間も経っていないので、少し小食気味では
ありましたが、おいしく食べました。

順調に進んだので自由に遊ぶ時間もとれ、あちらでは
サッカーやボールの投げあいっこ、かけっこなどなど。
かえるを捕まえるのも上手で、どんどん見せてくれました。

子どもたち26人のうち、小学1年生が8人、2年生が5人という
メンバー構成ながら、子どもたちはどのプログラムも
がんばっていました。

キャンプはまだまだつづく・・・。

キャンプから帰ってきた今日、私もキャンプ中に歌った歌を
♪ここは、ここは、ふれあいキャンプのバスの中〜♪と
口ずさむほど。
子どもたちそれぞれに、今晩はキャンプに浸って眠っている
ことでしょう。





2009年08月21日(金) はじめまして (ぴろぴろ)

はじめまして。新人職員のぴろぴろです。
記念すべきワーカー日記デビューにドキドキしています。

4月から協会職員の仲間入りをし、個性的な先輩職員に囲まれて、
毎日がバタバタとあっという間に過ぎていきます。
明後日8月23日からは、夏の一大イベントである、
ふれあいキャンプが始まります。
私は、今年のキャンプ係に任命されました。
初めてのキャンプということで、わくわくしています。

例年、参加する子どもたちや保護者の方との顔合わせとして
事前にオリエンテーションを開催しています。
今年は8月8日に開催したのですが、
私は、キャンプ係にもかかわらず、参加できず・・・。
というのも、1週間の夏休みをいただいて、
昨年11月に誕生した姪っ子の顔を見るため、姉夫婦の住むドイツへ
両親とともに旅行に行っていたからなんです。

「キャンプ担当なのにオリエンテーションに参加できないなんてぇぇ・・・」
という事態になり、しょぼ〜んとしている私に、
先輩たちは「別に大丈夫やで。ゆっくりしておいで。」と
優しい言葉をかけてくれました。

おかげ様でドイツでゆっくり過ごさせていただき、無事に帰国しました。
17日に久しぶりに出勤すると、がみがみからは、
「この人、誰やったっけ?知らない人やわぁ(笑)」と
大阪人らしい温かい出迎えの言葉を受けました。

そして、「さぁ、この1週間でキャンプの準備をがんばろう!」と思いながらも、
今週は、機関紙「あたらしいふれあい」の締め切りが・・・。
しかし、締め切りの合間をぬって、キャンプファイヤーの出し物の練習には、
本気モードな私たちです。(何をするかは、当日のお楽しみです)

初めてのキャンプで、担当とは言いながらもオタオタする私をよそに、
テキパキと手際のいい先輩たちのおかげで、どんどんと準備が進み、
あとは当日を待つばかりです。

子どもたちと一緒に、思いっきりキャンプを満喫してこようと思います。


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