♪ ワーカー日記 ♪

2008年08月29日(金) ふれあいキャンプ後記2 (ずしずし)

さて、2日目。
この日は、朝から
12人ずつ3艇(?)のジャンボカヌーで無人島へ。
雨は降っていませんでしたが、風が強く、
カヌーを漕ぐには「最高!」(?)のコンディションでした。
カヌーに乗ったのは合計36人、
余ってしまった1人、がみがみはモーターボートでの移動。
一生懸命漕いでいる皆の写真撮り係でした。
楽しそうに漕いでいる様子が羨ましかったのか
「帰りは漕ぐわ!」と、私がカメラ係に交代。
わさわさに借りた一眼レフを慣れない手つきで操作しましたが、
写真が現像できるまで、どんな写真かドキドキでした。
何でこんなとこ撮っているんやろうと思う写真もありましたが
めっちゃ笑顔でピースポーズの写真もあり
楽しさがよみがえりました。

皆で力を合わせて島に到着すると、一斉に海へ。
カニや貝を見つけたり、水中めがねで海の様子を観察したり、
桟橋から飛び込みに挑戦したり、と思いっきり楽しんでいたようでした。

昼食には、パンと焼きそば。
予定では、
「切り込みの入ったコッペパンに焼きそばを挟んで、焼きそばパンだ!」
だったのですが、目の前にあったのはドーナツパン・・・。
ありゃ〜挟まれへんやんと思いつつ、それはそれで「このパン美味しいやん」と。
子どもたちも、しっかりパンも食べ、
焼きそばも、あっという間になくなってしまいました。

海には欠かせない「すいか割り」も、もちろん行いました。
各グループから順番に挑戦しても、なかなか割れないすいかにA君が挑戦。
周囲から「もうソロソロやで、空気読めよ〜」とプレッシャーをかけられましたが
みごとに一撃で真っ二つに。
大きな歓声とともに、がみがみは「すごい写真が撮れたで!」と興奮気味。
デジカメには、A君が振り下ろした棒がスイカに当たり飛沫をあげて割れている瞬間がありました。


夜は、いよいよキャンプファイヤー!
またも風が強く、なかなか火が付かず大きくなりません。
火の精「たま様」に大きな声でお願いし、ようやく点火。
各グループのスタンツでは
お芝居、○×クイズ、伝言ゲーム、歌や踊りの披露など、様々でした。
心配していた雨も降らず、
遠くに見える徳島花火大会の大きな打ち上げ花火も鑑賞するというオマケつき。

盛りだくさんの1日は終わり、
9時すぎには子どもたちの部屋は真っ暗、しーんと静まりかえって、
すっかり子どもたちは夢の世界に行っていました。

最終日はクラフト、万華鏡づくり。
海辺でシーガラスや貝殻などを集め、中に入れ
思い思いに絵柄を描き
「自分だけ」の万華鏡ができあがりました。


オリエンテーションや初日では、
あまりしゃべらなかったり、小さな声でしかしゃべっていなかった子どもが
キャンプから帰る頃には、大きな声でお友だちやリーダーにおしゃべりしたり
積極的にプログラムに参加したり、
子ども同士がとても仲良くなり楽しんでいる様子を見ると
こちらも嬉しくなり、エネルギーをもらえた3日間でした。
その後、筋肉痛になったことを除けば・・・(笑)



2008年08月27日(水) ふれあいキャンプ後記1 (ぺたぺた)

今年も無事、ふれあいキャンプが終わりました。

今年は子ども26名、大人11名の総勢37名。
小学1年生から高校生までの幅広い年齢層でした。
例年通り、YMCAのリーダーさんが子ども達をまとめてくださり、
それ以外にも、サブリーダーとしてふれあいキャンプOBの大学生と、
YMCAリーダーOBの方がお手伝いしてくれました。
子どもの人数がやや少なめだったので、子ども同士があっという間に仲良くなり、
グループ間の親密さが増していたように思います。

初日からあいにくのお天気…。どうなることか心配しました。
阿南に到着時には激しく雨が降っており、いつもは海洋センターの近くまでバスで行き、
そこから海洋センターまでの急な坂道は、いつも徒歩で下っていたのですが、
今年は観光バスにマイクロバスを横付けしてもらい
(道が狭くて観光バスでは通れないため)、
バスからバスへ乗り換えて海洋センターまで行くという珍しい経験をしました。
あいにくの天候に、『「晴れ女」ぞろいの協会なのに、おかしい!』と話してましたが、
雨が降っていても私たちが行動する時には雨が止んだり、
プログラムを終え、部屋に戻ると雨が降り出すという、
直接的に雨で被害を受けることはありませんでした。
やっぱり「晴れ女」ぶりは健在だったのです♪
(実際には隊長リーダー(YMCAの職員さん)の判断が的確だったのが大きいのですが)

1日目のメインイベントはカヤック。
最近はカヌーやヨットに乗る機会が多くて、一人乗りのカヤックは数年ぶりでした。
海に出ると、波に乗ってドンドン沖に進んでいくので、自分で前に進んだり、
右の方に進んで行こう等、パドル漕いで操作します。
体の小さな小学1,2年生の子どもにとっては、
自分の身長と変わらないぐらいの木製(プラスチック製もありましたが)の重たいパドルを持つので、
けっこう大変です。
一人乗りだったので、漕ぐことに関しては助けてあげることもできないので、
皆、必死に漕いで目的地まで進んでいました。
それでもみるみるうちに上達して、1時間程度経てば上手漕げるようになっていました。
子ども達やリーダーらもカヤックに乗るのにも慣れてくると、
海への「落としあい」をするぐらいの余裕も出て、皆、本当に楽しそうでした。
(参加者の保護者の皆さんは、できあがった写真を楽しみにしておいてくださいね!)

夜は花火をしました。
風も強くて、少々煙たかったり、ろうそくの火がすぐに消えてしまったりでしたが、
思う存分遊んでくれました。
手持ち花火でもこれだけ喜んで遊んでくれると、私たちも嬉しい限りです。
花火も終わり、1日目のプログラムは終了!

ほとんどの子ども達は早々に寝付いていました。

・・・続く



2008年08月21日(木) 採用試験 (まじまじ)


ここ数年?4人プラスわさわさ、という体制でやってきました。
協会の仕事も、1年のうち2月と8月がやや暇だ、というのが
以前からの状態ではありましたが、
近頃は、1年中忙しい、という状況で、
「それもこれも欠員のままきているからだろう」
というわけで、福祉人材センターに採用の募集を出し、
ただいま、随時、採用試験実施中です。

子どもと里親さんのマッチングも、それこそ明確な基準なんて
ものはなく、「ああでもない、こうでもない」と悩みながら
検討しているのですが、
採用試験は、また勝手が違うので、悩むところです。

面接をしてみると、どの方もいい方です。
それぞれの人の能力や持ち味を発揮してくださればいいのですが
なにせ、小さな職場です。
この空間に馴染めるかどうかも課題です。

この秋、新人職員さんが入って、新しい風も吹いているはず・・・。



2008年08月11日(月) あれから1年 (がみがみ)


何から1年かというと、昨夏のあの「大リフォーム」からである。

200箱の段ボール箱に荷詰めをし、事務所内の荷物をほぼ全て別室に移動。
段ボールに詰めても詰めても、別室の荷物が山積みになってもなっても、
一向に事務所の中は片づく気配がなく、
無事に工事日を迎えられるのだろうか…と遠い目になっていたあの日々。
が、のべ17名の「リフォームお助け隊」の皆さんのご協力のおかげで、
無事に工事日を迎え、大きく生まれ変わったあの日。
パーテーションを組み替えて、ケース保管庫という別室を作ったのに、
なぜか前の事務所より広く感じたほどで、感動したあの日。
達成感と心地よい疲労感を感じながら、新しい事務所を満喫するまもなく
所内で勃発した「冷蔵庫戦争」。

まるで昨日のことのよう…と言いたいところだが、
遠い遠い遠い昔のことのようだ。

それはきっと、あっという間に、
以前の事務所を彷彿させる「雑然とした雰囲気」になってしまったから。

数年ぶりに事務所を訪れた人に、
「あれ!?事務所、模様替えしたん?」と言われて、
「ああ、そうだった、そうだった…」とリフォームを思い出すくらい、
新しい事務所にすっかり馴染んでしまった。
せっかくきれいになったんだから、この美しさを維持しようね〜
…と誓い合った日は、すでに幻である。

お盆の間、来客の予定があるというので、
久々に、ちょっとだけ気合いの入った掃除をした。
共用のパソコンのデスクトップの背景には、
リフォームしたての時に、きれいに整頓された机を囲んで
みんなで撮った記念写真を貼ってみた。

こんなことで、「初心に返れる」とは思ってはいないのだが、
「ああ。こんな時もあったよね」とちょっと思い出し、
ほんの小さな罪悪感を感じてみようと思う。




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