2008年06月29日(日) |
今月のJBクラブでのできごと (ぺたぺた) |
今月で3年目を迎えたJBクラブ。 スタートした頃は、毎月開催の行事がこれまでなかったので、 どんな風になるのだろう?と思っていましたが、 気づけば定番となっていました。
子どもの年齢に応じて、毎月来ていた子が就園や就学で来られなくなって、 また別の子どもが毎月来てくれるようになって…と、 参加者の移り変わりもあります。
今月は26日(木)に開催しました。 今回ははるばる東海地方から、ふと思い立って(お母さん曰く) 1才のAちゃん親子が遊びにきてくれました。 遠方のため、協会職員も久々の再会に、 「おおきなったね〜」と目を細めました。
Aちゃんは初めての場所にも物怖じすることなく、遊んでいました。 その側には、とても活発で、キャッキャ言いながら走りまわっている Aちゃんより1カ月月齢のはやいのBちゃん。 AちゃんがBちゃんに対して「○○△△」と まだはっきりわからない言葉で話しかけ、 Bちゃんがそれに対して「○△○△」と言って笑っている場面が多々。 またAちゃんがオモチャとオモチャを打ち鳴らしているのを見て、 Bちゃんも同じようなリズムでオモチャを打ち鳴らし、 Bちゃんが鳴らし終わるのを待って、またAちゃんが鳴らす…の繰り返し。
まだ2才にならないAちゃんとBちゃんの、 まるで会話しているかのやりとりを見て、 まわりの大人達は「すごいね〜なんか話をしてるみたいやね〜」 と言いながら、そのかわいさに皆笑顔が絶えませんでした。
子ども同士の刺激を受けて成長することも多いんだろうな〜と 思わされるできごとでした。 毎月1回のJBクラブをやってて良かったな〜♪
2008年06月25日(水) |
デビュー (ずしずし) |
3週にわたる養親希望者のための連続講座も終わりました。 講座では、グループワークやロールプレイ、制度についての説明、養子養育についてなど 様々な内容を盛り込んでいますが、 その中に既に子どもを迎え子育てをしている養親さんの体験発表があります。 担当者がインタビュアーとなって、流れを追いながら体験を語っていただいています。 先日、とうとうそのインタビュアーデビューをしました。 インタビューを受けていただける養親さんがいらっしゃらないと始まらない話ですが、 愛の手を担当した当初は、なかなか話が前に進まないことがあったり、 「ようやく」、担当した子が家庭に迎えられ1〜2年が経過し、 話していただける年数になったのだなぁという思いにもなりました。
準備のために、 新聞掲載から、養親さんとの出会いや今までの経過を改めて振り返ると 紆余曲折ありながら、結ばれるところにたどりついていったんだな〜 と感慨深くなりました。
当日は、たどたどしいインタビューながら 養親さんがうまくご自身の気持ちなどまとめて話してくださいました。 終わると、「もっとあんなふうに聞けばよかった」といろいろ思いましたが、 受講された方から「子どもも親御さんも幸せそうでうらやましかった」 「これから自分たちもやっていこうという勇気をもらった」などの感想をいただき 少しホッとしています。
「次は、制度の説明やな。これは養親さんの助けはないから、一人やで〜(笑)」と プレッシャーをかけられましたが、 次のデビューも、そのうち、でしょうか。
2008年06月19日(木) |
シズコさん (まじまじ) |
『シズコさん』(新潮社・2008年4月発行)という本を読んだ。 絵本『100万回生きた猫』の作者、佐野洋子氏が書いた本である。 母であるシズコさんと娘である洋子さんの愛憎が、 ちょっと恐ろしくて引き込まれた。
70才を過ぎた洋子さんではあるが、達観して母を語っているのではなく 生々しい。 ずっと母を嫌いだったのに、嫌いだからこそ注目していたのか、 シズコさんはいきいきと描かれているように思えた。
たぶん、どこの家庭や親子にも、抱えているものがある。 他人ならばキレイな関係でいられるのに、 家族だからこそ、見えなくてもいいようなものまで見てしまう。 とりわけ、母と娘は、なんだかさし違えるかのような濃さがある。
うーんと唸る。久々の読後感だった。
2008年06月11日(水) |
6月は講座月です (がみがみ) |
ああ。 私のワーカー日記当番は、〜9日までだったのに、 またしても過ぎてしまいました。
さて、6月は養親講座の開催月です。 ここのところ参加者は多く、今回も一部受講の受講者も含めると 22組の参加者+オブザーバー6名の大所帯(?)です。
入社以来、40回くらいの講座を受講(…ではないな。開催?経験?)してきたのですが、 毎回、雰囲気が違うのが面白いです。
1回目は、互いに「様子見」みたいなところもあるのですが、 いきなり、「ワーク&ディスカッション」の回なので、 否応なく(…?)、自分の気持ちを表現したり、 他の人の気持ちを聞いたり…という中で、交流も生まれてきたりするようです。
時代なのか、今回は最初の「他者紹介」のときに、 「協会を知ったきっかけが、インターネット」というご夫婦も けっこういらっしゃったように思うのですが、 掲示板に登場してくれはらないかなあ〜…と密かに期待しています。 今回も、「パネル」には、お父さんお母さんとの出会いを待つ たくさんの子どもが掲示されているので、 一人でも「出会い」があればいいのになあ…というのも。
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