2007年11月30日(金) |
映画を観てきました (まじまじ) |
職員たちで、「この道は母へとつづく」という題のロシア映画を観てきました。
孤児院(なんとも嫌な言い方ですが)で育った6才の少年ワーニャのもとに 養親の話が舞い込み、 再来月には裕福で陽気なイタリア人夫婦のもとにいくことになる。 養親の話はたびたびあるようで、 引き取られていった子どもがどうしているかはわからないけど、 「次は自分が選ばれるか」と期待して待っている。 既に養子にいった友達の母親が院に現れたことで、 ワーニャは「養子にいってしまうと、ママが探しにきたときに会えない!」と思い始める。 周囲の子どもも、そんなことは万に一つないし、 養子にいくほうがいいと勧めるが、ワーニャは母を探すため院を脱走する・・・。
「母をたずねて三千里」というほど遠くはありませんが、 まだ字もあまり読めない6才の子どもが、実際辿り着こうとすること自体は 「よくやった」感じです。 いったん母を探したいとなると、その思いはとても強いなあと感じました。
大人の目からみて、と思うと、いろいろ言いたいところもありますし、 賛否両論ありそうですが、機会があれば、ご覧下さい。 子役の子どもが、キョロンとした表情で、何ともかわいいです。 大阪では梅田ガーデンシネマで上映中です。
原題は「ITALIANETZ(イタリア人)」で、 イタリア人夫婦の養子になることが決まった途端、 みんなから「イタリア人」というあだ名をつけられます。 日本の映画は格好良く題をつけますが、外国の映画の原題は、 それだけでは話の内容が全く想像できないのが多いですね〜。
2007年11月27日(火) |
ボツネタ (がみがみ) |
今月も、「あたふれ」の発送作業完了。 毎月、毎月、「わあ。もう、〆切やん…」と追われています。
今月の私のお当番は、「巻頭言&事務局だより」。 巻頭言ネタを2本書いたのですが、 みんなの投票(?)により、ボツになった方も 「別にこっちでもええやんか」と、わさわさが言うもので、 もったいないから(…?)、こちらで日の目を見せてあげることに。
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熊本市の慈恵病院が「赤ちゃんポスト(こうのとりのゆりかご)」の 運営を始めてから半年。 これまでに新生児から3才までの8人の子どもが預けられ、 中には親が引き取りにきたケースもあるようです。 慈恵病院では電話相談も続けていますが、 計画が公表された昨年の11月8日から10月末までの相談件数は362件。 これとは別に、養子縁組に関する相談も170件あったそうです。 そのうちの21件が特別養子縁組で新しい親に託された、 という熊本日日新聞の記事をネットで見ました。 一方で、預けられた子どもの多くは、今も乳児院で生活しているとのこと。 病院長は、「できるだけ早い段階で、家庭で幸せに育てられることを願う」 とコメントしていましたが、 養親や里親に託されるチャンスは与えられるのでしょうか。 いのちが救われた子どもたちの「その先」は、 なかなか見えてきません。
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さて、これに勝った(?)巻頭言は、どんなネタでしょうか。
2007年11月21日(水) |
面会待ち (ずしずし) |
ひとやすみの11月ですが、もう残り10日となりました。 郵便局に行くと年賀状の準備は出来ましたかと声をかけられ、 そろそろお正月を意識してきます。
ただいま、協会からの推薦を終え子どもとの面会を待っている方、 まもなく面会を予定している方が何組かおられます。 これからクリスマスやお正月と冬の行事が待っています。 何とか間に合って、 お父さんお母さんと一緒にお家で過ごしてほしいです。 きっと、待っている方も首を長くしておられることだろうと思います。
2007年11月18日(日) |
ひとやすみ (ぺたぺた) |
11月に入ってはじめてのワーカー日記です。
10月は、養親講座、週末里親懇談会、運動会と行事がたくさんありました。 そのため、直前には準備に追われ、荷物であふれ…という状況で、 本当にあわただしくすぎていきました。
今月は、12月にある協会主催の講演会の準備などはありますが、 大きな行事はないので、ホッと一息です。 この間に、行事準備で少々遅れ気味になっていたケースや、 待ってもらっていた面接などの業務を皆いそいそと進めています。
大きな行事がないときは、じっくりケースに取り組めるなぁと 改めて思うこともありますが、そうとばかりは言ってられないので、 この貴重な時期を有意義に使っていきたいと思います。
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