2007年06月30日(土) |
暗示と錯覚 (ずしずし) |
無事に月4回の更新を達成しました。
今日は大阪市里親会結成50周年記念のシンポジウムがありました。
協会職員も受付のお手伝いと書籍販売に行きました。 1部 記念式典 2部 シンポジウム そして3部はタキ進さんのマジックショー。
1,2部を終え、 控え室で昼食をとっていると隣でマジックショー音楽の打ち合わせをされていました。 「あ、よくマジックで使われるティラララララ〜というオリーブの首飾りかしら」と 勝手に思っていたのですが、 本番では“イン・ザ・ムード”や“シング・シング・シング”などの スイングジャズがBGMでした。
司会の方から紹介を受け、ゆったりとした足取りで登場したタキ進さんは まったりとした雰囲気でマジックを始めました。 ステッキが花束になったり、ハンカチの中から鳩が出たり、 固く結んだはずなのに息を吹きかけるだけでほどけてしまったり。 よく知っているマジックなのですが、 生で見ると「おっ!」と思います。
マジックは「暗示」と「錯覚」によって、 不思議な、「えっ!? なんで?」ということになるそうです。 つい何とかその暗示や錯覚に引っかからず、 「仕掛け」を見つけてやろうと思ってしまうのですが、無理でした(笑)
2007年06月29日(金) |
嬉しい訪問者 (ぺたぺた ) |
昨日、Aちゃんと里母さんが遊びに来てくれました。
Aちゃん一家はこの4月に、里父さんの転勤で九州地方に引っ越し、 それまでは私が家庭訪問をしたり、JBクラブに来てくれたりしたので、頻繁に会えたのですが、引っ越してからははじめて会いました。
事務所に入事務所に入って、私を見ると、「ぺたっち〜」とニッコリかわいい笑顔を見せてくれました。
3ヵ月ぶりに見るAちゃんは、身長も伸び、 少しお姉さんになったように感じました。 Aちゃんは「ほらっ」と二つに結った髪の毛を見せてくれ、 「髪のびたね。かわいいね〜」とと私が言うと、嬉しそうにしていました。
新しい土地での生活は、何から何まで勝手が違い大変だったそうです。 今はAちゃんにも友達もでき、毎日めいっぱい遊んでいるとか。 がみがみも先日ワーカー日記に書いてましたが、本当に子どもの適応力、順応性には驚かされますす。
またしばらくAちゃんに会えなくなるのは寂しいな〜と思いつつ、 今日は久しぶりに会えたAちゃんに元気をもらいました!
2007年06月25日(月) |
ぼくんち (がみがみ) |
子どもが里親さんちに迎えられて、 1〜2カ月たった頃に、家庭訪問に行く。 里親さんにとっても、 「大きなひと山は越えたかな〜」…という頃。
もうすぐ6才のKくんちを訪問した。 雨の中、里母さんとバス停まで迎えにきてくれて、 スイスイっと先頭切って、「我が家」まで案内してくれた。 「ああ。もう、『ぼくんちは、ここ♪』…ってなってるんだなあ」 と、しみじみ。 こういうなんてことないシーンに、 ちょっと、じ〜んとしてしまうのは、年をとった証拠かしら。
1カ月ほどの実習で、里親さんとは ある程度の親密度ができあがってるとはいえ、 右も左も分からない、新しい環境に放り込まれる…ってのは、 どの子どもにとっても、衝撃の体験なんじゃないかと思う。 頼れるのは里母(里父)だけ。 どこに何があるのかも、さっぱり分からない未知の空間である。
…が、子どもたちは、見事に適応していく。 その適応力、柔軟性は、ほんとにすごいなあ〜と感心してしまう。 そりゃあ、赤ちゃん返りや試し行動も起こるよなあ…と思うし、 「どんどん、出しちゃえ」と思ったりもする。
Kくんの里母さんも、 「最初は、緊張している感じだったけれど、 今はもう、のびのびと…」とのこと。 二度と奪われることのない「ぼくんち」が、 しっかりとKくんの「居場所」になりますように。
2007年06月18日(月) |
予備校生 (まじまじ) |
気がつけば、半月過ぎてしまっている…というのが ここのところのワーカー日記の現状です。 ページを開けてくださっている方々、どうもすみません。
多忙な4,5月を越えて、少し穏やかな気持ちで日々過ごしています。
協会の最寄り駅周辺には予備校があり、通勤電車には予備校生が 結構乗っています。(道の方向がわかっているので改札を出たら その学校の生徒さんだということはすぐにわかります) もう少し、予備校生が学校をさぼってくれたら、 電車が空くのになあ、と思いつつ…。
昔は、予備校生といえば、男の子が多く、大学生以上に荒んでいて、 大きなかばんを持って、小汚く、ぼさぼさ頭にうつろな表情…という イメージでしたが、近頃は頭から足先まで、なかなかおしゃれです。 女の子が多くなったせいもあるでしょうが、 「一日中勉強だけなのに、その恰好では冷えてしまうで」と 思えるほど露出が多かったり、 「そんなにキメなくても」と思えるほど化粧がバッチリだったり。 男の子の髪もかなり時間をかけたと思える仕上がりです。
予備校生なのにゆゆしき恰好、なのではなく おしゃれも化粧もしつつ、かばんだけは大きくて、電車の中では勉強もする、 というところが、逆に見習うべきエネルギーかもしれない、と 毎日似たような恰好の我が身を振り返ったりしています。
今時の若者は…とついつい色眼鏡で見がちですが、 よく見るとなかなか、なものかもしれません。
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