♪ ワーカー日記 ♪

2006年11月29日(水) はまりもの (まじまじ)


運動会を終え、一段落した協会で日頃のオアシス、癒し、一休み・・・と
なっているものは、NHKの朝の連続ドラマ小説「芋たこなんきん」視聴。

昼休みに、みんなで楽しみにして観ています。
出かけていたり、電話が入ることもあるので、すべてばっちり見られている
わけではないのですが、これまで12時をまわってもついダラダラ仕事を
続けてしまっていたのが、12時をまわるといそいそと昼ごはんを買いに
行っています。

なにせ、みるとホッとできるのです。笑いあり涙あり、わかりやすく
安心してみていられます。
小学生の頃、土曜日に半日授業を終えて帰宅すると、昼ごはんを食べながら
「吉本新喜劇」をみて、その後「松竹新喜劇」を見ていました。
笑いはかかせません。

走ったり叫んだりするシーンで笑い、子役の男の子の演技に泣き、
あまり日常では使わない「人情」「正義感」ということばを
思い出したりしています。

今のところ笑うのが一番のストレス解消法。
ずっと終わらないでほしいなあ。




2006年11月21日(火) 運動会後記3−うっかり編 (がみがみ)


うっかり、ワーカー日記を忘れておりました。
うんどう会からもう2週間以上たって、
はるか昔のできごとのような気も・・・。
第3弾は「うっかり編」。

日頃から、うっかりの多い私たちではありますが、
ビッグイベントである、うんどう会でもやらかしました。

今年も、前日の土曜日に、
物品をお借りしている保育所に、協会所有の備品を運び込みました。
午後、備品や作成した小道具でごった返す事務所に集合し、
必要な備品リストを念入りにチェック。
プログラム(競技)ごとに整理し、箱詰め、袋詰めしていきます。
「よし!これでカンペキ!」とチェックが終了し、
まずは、綱引きの大綱を保管していた、がみがみ家へ。
大綱を車に運び込み、がみがみ家でお茶&プリンで一休み。
どうやら、これがそもそもの間違いだったような気も…。
すっかり油を売り過ぎて、保育所へ行くはずだった時間を過ぎてしまい、
事務所に戻って、他の荷物を大あわてで車に積み込みました。

センター管理のおじさんに、「忘れ物はないんか?」と尋ねられ、
「カンペキ〜っ!今日はもう戻りませんからっ!」と、
颯爽と(?)事務所を後にしました。

それから、約5分後。

「あれ?アレ積んでたっけ?」と、ふと思い出しました。
うんどう会に参加いただいたことのある方はご存じだと思うのですが、
協会の運動会では、本格的な「聖火点火」があります。
ホンモノの火を燃やしたトーチを持ち、子どもが入場、聖火台に火をつけます。
その聖火台の「点火部分」の半円形の金属製の器(?)を
一旦、車からおろした記憶はあるものの、積み直した記憶がない・・・。

が、そもそも保育所に行く約束の時間は、すでに大幅に過ぎていて、
事務所に取りに戻る時間がありません。
が、が、事務所の入っているセンターは20時半には施錠されてしまいます。
どう考えても、保育所に行って、荷物の積みおろしをして、
それからセンターに戻ったのでは、間に合いそうにない・・・。

というわけで、管理のおじさんに、「泣きの電話」をいれました。
「あの……。忘れ物はありません。もう戻りません。と言いましたが、
忘れ物がありました。とっても大事な忘れ物がありました。
今日は、何時までいてはります・・・?」。
「ほれ、みたことか」と言われながらも、21時までに戻れば
鍵を開けてあげるといわれ、一安心。

テキパキと荷物の積みおろしをし、ダッシュでセンターへ。
ニヤニヤと笑いながら現れた管理のおじさんに鍵を開けてもらいました。
事務所の面接室の中には、ポツンと置き去りにされた器。
「よかったね〜!」「コレはかわりがないもんね〜!」…と
第1うっかりは、無事にクリア。
今思えば、このときに、もう一度、もう一度だけ、
念入りに「忘れ物はないかチェック」をするべきだったのでした。

明けて、運動会当日。
ボランティアさんも早朝から集まってくださり、
テキパキとテントを建て、スピーカーをくくりつけ、入場門を建て…と
着々と運動会の準備が進んでいきます。
すると、まじまじが、す〜っと私に近寄ってきて、小声で言いました。
「・・・・・得点板がありません」。

大きなベニヤ板に模造紙を貼り、ぺたぺたと2人でせっせと作った得点板。
「なかなか美しい仕上がりだ」とご満悦だったのでした。
「小物」ならまだしも、あんな大きなモノを忘れてくるとは…(涙)。
何かかわりになるものはないか…と、くるくる頭を回転させました。
予備のベニヤ板はない。予備の模造紙もない。
(そもそも、そんなモノを持ってくるくらいなら、得点板を忘れてくるはずもない)
でも、マジックは持ってきている。

使えそうな「紙」は、「カレンダー」だけでした。
6枚のカレンダーをセロテープで貼り合わせ、
定規もないので、目分量で紙を折り、フリーハンドで線を引きました。
できばえは、なかなかのものだ…と、一人寂しく自画自賛。
しかし、このぺらっぺらの紙を貼る場所がありません。

そこに、わさわさが、
「ええもん、もらってきたで〜っ!!」と勢いよくやってきました。
チャリティコーナーに、たくさんの食品を寄贈してくださる会社の
トラックに、荷物おさえのために(?)ベニヤ板が積んであったそうです。
「アレ、ちょうどええんちゃう?」と言う わさわさに
「こんなに食品をもらっておいて、さらに板まで…なんて、よう言いません」と答える ぺたぺた。
…というやりとりがあったようです。
結局、わさわさが、かわいく(?)「アレ、ちょうだい♪♪」…とおねだりし、
そのベニヤ板をGETしてくれたようで…。

で、そのベニヤ板に、得点板(…って、まだ「板」にはなってない「紙」)を
貼り合わせてみると・・・。

おお〜っっ!ミラクルっっ!!

なんと、横幅がぴったり一致。
あつらえたかのような、ぴったりぶりでした。
…というわけで、この第2うっかりも、見事にクリア!

きっと、参加者のみなさんも、
あの得点板が、その日の朝の急ごしらえだったとは、
誰も気づいていない・・・・・・はずです。

こんな、うっかりがありつつも、
なんだかんだでクリアしてしまうところが、
協会の「たくましさ」なのよね〜♪と思うと同時に、
結局、こうやって「クリア」できてしまうばっかりに、
「ま、なんとかなるか」と、また「うっかり」してしまうんだろうなあとも。







2006年11月13日(月) 運動会後記2−こだわりの一品編 (ぺたぺた)

急いでワーカー日記を書かなければ!と思いつつ、
既にうんどう会から1週間経ってしまいました。
すみません!!

うんどう会の競技の備品はいつも手作りです。
昨年のこだわりの一品は、『ペンギン帽子』。
ボールやざる、赤白帽を加工して、ペンギンの顔の帽子を作りました。
昨年、がんばって作ったペンギン帽子を使わないのは惜しいので、
今年も競技をアレンジして使いました。

そして、今年のこだわりの一品は「秋の味覚狩り」という競技で
使った『秋の味覚たち』です。
この競技は、幼児さんがお父さん、お母さんと一緒に簡単な障害物を越えて、
最後にお父さん、お母さんが首からぶら下げている
秋の果物や野菜などを採ってゴールするというものです。

秋の味覚といえば、栗、芋、柿、りんご、ぶどう・・・。
企画段階から、備品の雰囲気なども含めて話はもりあがり、
そうなると、広い運動場なので、遠くから見てもわかり、
できるだけリアルな物を作ろう!と、気持ちも盛り上がってきます。
新聞紙で形をつくり、その上に色紙をつけた簡単な作りなのですが、
単純ゆえに返って難しく、試行錯誤をして、
けっこう満足なできばえになりました。

そして当日。
幼児さんの親子競技なので、お父さんやお母さんが子どもに声をかけている
親子のほほえましい姿を見て、感慨深い気持ちになりつつ、
密かに協会職員は備品のできばえに、ほくそえんでもいたのです。

次の運動会後記をお楽しみに〜。




2006年11月07日(火) 運動会後記−ボランティアさん編 (ずしずし)

晴天のもと、無事に運動会が終わりました。
昨年、長年の運動会歴の中で初めて雨天で室内開催になり、
今年も雨になったら、昨年と同じく運動会係を担当した私のせいかと
落ち込みそうだったので、
晴れて運動場できただけでも、まずはホッ。

今年は、ボランティア活動は初めてという高校生から、
おやこDEうんどう会常連の社会人まで幅広く、
21人のボランティアさんが手伝いに来てくれました。
お友だちを連れてきてくれた方もおり、ボランティアさん同士だけでなく、
協会職員が初対面の方もおられました。

毎回のことですが、競技内容の説明も担当場所の発表も
当日に初めて打ち合わせをする『ぶっつけ本番』の運動会。
それなのに、皆さんどんどんと動いてくれ、
デモンストレーションにも積極的に参加して、
スムーズに進行することができました。

親子競技のデモンストレーションをしてくれたUさん、
私が子どもに「練習でおばちゃんと一緒に走ってね」と
言ってしまったため、「おばちゃん!?」と
少々ショックを受けてしまったようでした。
ついつい自分と同年代なので、そう言ってしまいましたが、
「お姉ちゃん」の方がよかったかなと少し反省。

高校生で昨年も手伝ってくれたKくんは
「昨年は年上ばかりだったけど、今年は同じ高校生が多くて楽しかった」と
ボランティアさん同士のつながりもでき、
運動会を楽しんでくれたようでした。

職員とボランティアさんの担当分けは事前に行っています。
5人の職員は司会、誘導(2人)、競技進行、写真という配置と
運動会係は競技進行、写真はわさわさ、ということはいつも同じ。
さて、司会と誘導。
誘導は、次の競技の対象になっている方に出てもらうように声をかける役目。
人数を調整したり、
競技が後半になってくると段々と疲れも出てきているお父さんお母さんを
少々強引に引っ張ってくるので、職員でなければ…。
ボランティアさんの担当は、
会ったことのある方ならば得意そうなことを考えて決めることも
ありますが、友だち同士で担当してもらったりしています。

司会は長くまじまじが担当していたのですが、
「そろそろ変わろうよ」と今年はぺたぺたが担当。
前日に進行に合わせてどの音楽を使うのか考えたり、
「運動会だから、いつものしゃべりではなくて、
元気にテンポよく、しゃべってね」と
言われながら、シナリオ作りに励んでいました。
今年は、アナウンサー希望という情報を得ていた
ボランティアのMさんに
司会を担当してもらいました。
元気にテンポよい話し方とアドリブを効かせた応援で、
ぺたぺただけではどうなるかと思っていた司会を、
とても盛り上げてくれました。

いつもトラックライン引きなどをしてくれ、体育の先生でもあるSさんから、
今年は参加のお返事がなく、「お忙しいのだろうなぁ」と思っていました。
何とか自分たちで引かなければいけないかと
インターネットで引き方を調べながらも、少々不安に思っていたのですが、
当日運動場に着くとSさんがおられるではないですか!
「ライン引きが大変かと思って…」と、
そのためだけにお手伝いくださいました。
もう、感謝、感激、でした。

いろんな方に支えられ、楽しく開催できた運動会でした。

「あの競技」については、これからのワーカー日記をどうぞお楽しみに。


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