2006年02月28日(火) |
大盛況♪ (がみがみ) |
「月4回更新の掟」を危うくやぶってしまうところでした。 年度末の忙しい3月に、連日更新なんてことになったら、 31日間、ねちねちとみんなに苛められるだろうなあ。
さて、3月といえば、「養親講座」月です。 4、11、18日の連続3回。 一応、定員を「15組」としているのですが、 なぜか今回は続々と参加申込みがあり、 20組を超えてしまいました。
先着15組ということで、超えた分はお断りをし、 次回6月の受講にまわっていただく…ということも考えたのですが、 せっかく気持ちが高まっておられる時に…という思いもあり、 全組受講していただくことにしました。
会場の広さにはゆとりがあるので、 スペース的に「講義形式」のものは何とか…という感じですが、 40人もの参加者となると、 3回の講義で、私たちの「目」がどこまで届くかなあと 少々不安もあったりします。 それから、初回の「ワーク&ディスカッション」の回というのも、 やはり10数組のこじんまりとした人数の方が、 「参加するぞ!」という気持ちは高まるものですし、 ほぼすべての方に、ロールプレイなども体験してもらえます。 40人…ってことになると、 よほど参加者側に積極的な気持ちがないと、 &進行側の私たちがうまく巻き込んでいかないと、 置いてけぼりになってしまったり、 イマイチ入りきれなかったりする人も出てくるんじゃないかなあ…と 思ったりしています。
というわけで、参加される皆さんは、 「いろいろ『もらって』帰るぞ〜っ!!」という勢いで、 積極的な気持ちで参加してくださいね〜!
今回の講座でも、 過去に愛の手に掲載をされて、まだ決まっていない子どもたちの 写真パネルの掲示をする予定です。 一人でも多くの子どもに「出会い」がありますように♪
・・・という、真面目モードなワーカー日記。 ほんとは、「秘密のぼけ帳」のベストセレクションを 公開しようかと計画していたのですが、 持って帰ってくるのを忘れてしまいました。 また今度。
2006年02月26日(日) |
ぼけ帳 (まじまじ) |
うっかり。とか、ちょっとぼけちゃって、ということは自分でも たびたびあることである。
ある日のこと・・・ 毎日のように電話をかけている児童相談所に ぺたぺたが電話しようとしていた。 その直後、ファックスと兼用にしている電話が鳴った。 これは、ファックス番号でかかってくるとファックスとして 受けるのであるが、メインの電話がふさがっている時には 「もう1本」として電話がかかる。 ファックスの近くに座っている私が元気よく電話に出たところ、 ぺたぺたが「その電話にかけちゃった〜」と腹を抱えて笑っていた。 「電話からの声と部屋の中の声が二重に聞こえて〜」と涙を流さん ばかりにひーひー笑っている。 なぜに?よそにかけようとして、自分の事務所の番号を押してしまう?
勘違いとか考え違いとかいう、ぼけ方はよくあることである。 また、忙しすぎる場合に、おかしな行動をとることもある。 私もかつて、激務だった時、同じ腕に腕時計を2つはめてしまって いたことがあったが、今回のぺたぺたのようなことはやったことがない。
事務所内で「ぼけ帳」というものが、流行した時があった。 みんながやった「ぼけ」を綴る手帳で、何度読み返しても 時間がたってもおもしろい。 近頃、つけていなかったが、よくよく見ればみんな怪しい。 一番若いぺたぺたまでそんな調子なので、 再開してみようかなと思っている。
2006年02月20日(月) |
チャリティー公演 (ずしずし) |
このところ、月1回終業後 私たちは大阪市中央区にある道頓堀極楽商店街に行っています。
昨年の秋、大衆演劇劇団小沢真太郎一座の座長美少年真太郎さんから 「公演でのお客様からのご祝儀を寄付したい」との 申し出をいただきました。 最初は1、2回ほどのお話だったのですが その後、月1回道頓堀極楽商店街を借りられ、 1年ほど協会のことを公演の中で紹介していただき、 ご寄付いただけるというお話となりました。
綺麗にお化粧をして芝居をする、だけでなく 真太郎さんは武術やサーカス芸にも長けていて 様々なアクロバティックな芸の披露もあります。 何段にも積み上げられたパイプ椅子の上で逆立ちをしている姿には 最初、ビックリして声も出ませんでした。 回を重ねて、協会の名前を台詞の中に盛り込んでくださったり、 毎回違う演目に工夫をされています。
きっかけはご寄付の申し出で、拝見するようになりましたが、 最近では見に行くことが楽しみで通うようになっています。 寄付そのものだけでなく、いろいろな方に関心を持ってもらえるように 働きかけていただく活動に感謝、感謝です。
一座のホームページは→ こちらをクリック♪
2006年02月13日(月) |
子どもの変化 (ぺたぺた) |
先日、里親さんに引き取られて1ヵ月をすぎた 1才のKちゃん宅へ家庭訪問してきました。
玄関で待っていたKちゃんは、私と目が合うとニコッと微笑みました。 「愛の手」の取材では、表情がかたく、周りにいる大人の顔を見回して、 警戒していたので、新聞記者さんもとても苦労して写真を撮りました。 施設で会うKちゃんも、知らない大人を寄せ付けようとはしない堅さを 持っていたので、家庭訪問したときに微笑んでくれたのは意外でした。 しかし、そのような穏やかさが持てたのは、里親さんや里親宅が Kちゃんにとって安心できる人、場所になってくれたのかな、と思え、 とても嬉しく思いました。
振り返ると、実習中、Kちゃんは里母さんに抱っこを 激しく要求していました。 実習中に里母さんに会いにいったときも、 Kちゃんは里母さんに抱かれていました。 私には里母さんに抱かれるKちゃんの顔立ちが 少しずつ穏やかになっているように感じました。 実習がはじまって10日たらずでしたが、 特定の大人に思われながら抱かれ続けたことによって、 子どもの様子が変わることに驚かされたものでした。
里親さんと話している最中も、Kちゃんは里父母さんの側で 楽しそうに遊んでおり、実習中よりもさらに里親に対して安心感を 覚えたようでした。
こうした子どもの変化は、とても嬉しい体験です。 里親さんには子どもに向き合ってきた努力に頭がさがる思いで、 これからもがんばってほしいなと、 エールをおくりたい気持ちになりました。
|