♪ ワーカー日記 ♪

2005年03月31日(木) ああ、年度末 (まじまじ)

おかげさまで、今年も無事に年度末を、本日終えることができました。

数年前のことですが、「非血縁親子関係調査」というものをやって、まとめ、
冊子にして4月5日までに提出する、ということがあった時は
本当に大変で2月3月はヨロヨロになるほど働き、冊子の完成が間に合うかどうかと
ハラハラしていたのですが、それに比べると今年は落ち着いています。
実際の決算はこれからなので、4月は大変になるのですが・・・。

7月以降、4人プラスわさわさという体制でやってきたので、
常時忙しい1年ではありました。
平成16年度に掲載された子どもは50人にのぼりますが、
現在養親候補の方にまだめぐりあっていない子どもは29人もいます。

がみがみとぷるぷるが担当した子どもが比較的よく決まり
ぺたぺたと私が推薦ケース数のドンジリを争っていたのですが
ついに3月にぺたぺたに抜かれてしまいました。
「追い抜きましたよ〜」とぺたぺたに言われたくやしさとは別に
出会いを待っている子どもの顔が浮かびます。

同じ施設の他の子どもが引き取られるのを見送ったり、週末里親さんのお迎えが
あるのをみて、「ぼくのおじちゃん、こないね」とか「わたしのおばちゃんは?」
とか施設の先生に尋ねているというのを聞きます。

5歳のAくんには、以前週末里親さんがついていましたが、体調を崩されたたために
関係を終了しました。その後、養子対象として愛の手の記事の取材のために、
協会職員や新聞記者さん、児童相談所の方が施設を訪れました。
Aくんは、事前に施設の先生から「今日はAくんにお客さんがくる」と聞かされていました。
取材がおわったその晩、「今日はおばちゃんたち、『おうちにおとまりしよう』と
言ってくれなかったな」と先生に話したそうです。先生はあらためて
児童相談所、協会、新聞社の説明をして、里親さんではないことを伝えられた
そうですが、子どもにすれば、一面識の私達の訪問でさえ、期待をさせることになるのではないか、
傷つけてはいないだろうか、と改めて思いました。

そうやって出会いを待ち続けている子どもたちに目を向け、一緒に暮らして
いこうと思われる方の出現を、私たちは望んでいます。



2005年03月29日(火) 最近のおもちゃ事情 (ぺたぺた)

「たまごっち」を知っていますか?

「たまごっち」といえば、
キャラクターを子どもから大人になるまで
育てていく、卵型のゲーム。
一昔前にとてもはやって、私も遊んだ記憶があります。

最近、一昔前にはやった「たまごっち」が進化して
再び売り出しており、子ども達(実際のところ、
どの程度なのかは分かりませんが…)の間で
はやっているとか。

そして、はやり物に敏感ながみがみが、
最新の「たまごっち」を入手し、
育てていていました。
でも、世話が行き届かず、
私が預かり、がみがみに代わって、
このところ育てています。

最近の「たまごっち」は、単純にゲーム機上で育てるだけではなく、
携帯電話のインターネットに接続すると、
そのキャラクターがウェブ上で旅行をしたり、
買い物をしたりできる機能が付いているそうです。
それがなかなか良くできていて、
本当に感心させられました。

最近のおもちゃは、単純なものは少なく、
大人でも十分楽しめるようなものがたくさん出ているようです。
里親さん、養親さんたちも、長年夫婦のみの生活だったため、
子どもと暮らしはじめて、おもちゃ屋に行くと驚くという話を聞きます。

今のおもちゃの進化具合には賛否両論ありますが、
子どもからすると、精巧なおもちゃは本当におもしろいんだろうな〜
と思うので、使い方をあやまったり、間違った認識を持たないように
大人が考えてやらなければならないのかもしれません。



2005年03月18日(金) 里親開拓広報ビデオ作り (ぷるぷる)

今年度の協会は、定例の行事に加え、
40周年記念事業や新規のイベントがあり、
大忙しの1年だった。
各行事ごとに、メインの担当者を決め、
その担当者の指示に従って、
他の職員達が準備を進めていくことになる。

ほとんどのものが、日程や期限がはっきりしており、
その締め切りに応じて、することが決まっていくのだが、
今回、私が担当することになった
「里親開拓広報ビデオ作り」の作成期限は、今年度末だった。

当初は、12月までに完成してみせると、思っていたのだが、
どうしても、目の前に迫っている、行事のことが中心になるので、
期限にゆとりのあるものは後回しになり、
後手後手になってしまった。
途中、まだ3月末は、まだまだ先だと、
余裕をかましてしまったところも正直なところある。

で、毎度のことながら、今ごろになって、
慌てふためいていることは言うまでもない。
おまけに、年度末年度始の定例の仕事もあり、
他の職員には、かなりの負担をかけている。

取材をお願いした先にも、
「1年で一番忙しい3月に、何を言ってるの!」
と言われつつも、そこを何とかとお願いし、
「でも、まあ協会らしいわな〜。しゃーないわ」
と引き受けていただき、
本当に、色々な方に、迷惑をかけているなと思う。
毎度のことながら、何かにつけて、
お尻に火がつかないと、というか、
もうかなり燃え上がってからでないと、
動き出さない、自分が嫌になってくる。
学習能力がないとは、このことだわとしみじみ思う今日この頃である。



2005年03月10日(木) 年度末 (がみがみ)


このままではまたまた、
月末10日ほどの間に、慌てて4日分の日記をUP!
・・・なんてことになるので、とりあえず一発目を。

さて、3月も10日を過ぎ、
「年度末」の色合いが濃くなってきました。
毎年、この時期には、いろんな「積み残し」に気付き、
あたふた・・・なのですが、今年はどんな「積み残し」があるのか、
まだふりかえっていません(^-^;;)

今週の月・火の2日間、
大阪の子どもを、里親委託したことのある全国の児童相談所の
里親担当者に呼びかけ、「連絡会」を開催、
全国39ヶ所の児相からの参加がありました。
他県の里親委託にまつわるいろんな情報を知るのは、いい刺激になるし、
大阪には里親を求めている子どもがこんなにいる、
ということも、知ってもらえる機会になるかと思います。

協会では、こういった行事のときには、
それぞれの職員が「主担」となるのですが、連絡会の主担は私。
2月初旬に各児相に案内を送り、出欠を把握し、
当日の準備をする「音頭取り」役です。
大きな行事を無事に終え、ほっと一息・・・。

と思ってるうちに、「新年度」が始まるんだろうなあ。


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