♪ ワーカー日記 ♪

2005年02月28日(月) お手伝い大好き (ぷるぷる)

先日、4才のMちゃん宅を家庭訪問させていただいた。
Hさん夫妻と暮らしはじめて、2ヶ月。

施設では、小さい子どもたちの面倒を良く見て、
「お世話好き」「お手伝い好き」と評されていたMちゃん。
お家でも、その「お手伝い好き」は健在でした。
お母さんが、台所に立てば、お料理のお手伝い。
掃除機をかけはじめると、「かわって、かわって」と、
お掃除だって手伝います。
灯油売りの車がくると、
Mちゃんがポリタンクを持って、玄関まで行きます。

と言っても、施設での時とは違って、
お母さんと同じことをしたくてしたくて仕方がないという感じ。
お母さんの、後ろをずっとおいかけています。
お母さんが2階に上がると、必ずついて行きます。
お母さんが日記を書くと、
一緒に、Mちゃんもお母さんの日記に書きはじめます。
もちろん、トイレだって一緒に入ります。
今は、何でもお母さんと一緒が一番嬉しいのです。

「正直なところ、疲れる時もあるし、
 一人でした方が、きれいに手早くできるけど、
 何でも、一緒にやりたいMの気持ちがよく分かるし、
 一緒にいたいと思ってくれているのが、嬉しいです」
と、里母さん。

ちょっぴりお疲れ気味の様子もありましたが、
里母さんは、Mちゃんと一緒に暮らせるようになって、
幸せでいっぱいという思いで溢れていました。




 



2005年02月26日(土) 嫌いな仕事 (まじまじ)


協会には軽自動車が1台あります。
箱型のバンで、ふれあいの発送、行事の際の荷物の
運搬などに使っています。
名前は「家庭養護号」。月に数度しか運転しないので、
バッテリーがあがったこともあります。

運転はみな、嫌い。大阪市内ということもあって、交通量も
多いし、運転技術にも自信がない。しかし、誰かが乗らないと
いけないので、いつも順番制にしたり、じゃんけん、アミダなどで
押し付け合いをしています。
福飴売りや運動会など荷物の多いときは、天井近くまで荷物を
積み込むので、ルームミラーには荷物しか映らなくなり、
恐怖との戦いです。普段はあまり見ないサイドミラーと目視で
必死に運転しています。

事故にならないように運転の機会を減らしているのですが
そうすると余計に上手くならないような気も。
どちらがいいのやら。

運転好きの職員さんが現れてほしいなあ。
60歳で免許をとり、誰よりも熱心にマイカーに
乗っているわさわさに、思い切って頼もうか…。



2005年02月23日(水) デビュー (がみがみ)


月に4回のワーカー日記更新。
・・・ということを、自分たちにノルマとして課しているのだが、
今月も残すところ6日。ちょっと焦っている(^-^;;)

さて、うちのHPには、「メール相談」というコーナー(?)を設けている。
その昔、まだ、うちがHPをひらいていない時に、
とある行政書士の事務所のHPに、「メール相談」コーナーがあり、
外国籍の子どもの養子縁組について質問したところ、
懇切丁寧な回答をいただいて、感動した。
で、自分たちがHPをつくるときにも、ぜひ相談コーナーを・・・
と思ったわけだ。

開設以来の、相談件数は650件を超えた。
ここのところは、まじまじ&ぷるぷる&私の3人のローテーションで、
回答をしてきた。
一番多いのは、「里親になるには?」という、
里親制度の基礎の基礎・・・という質問。
ネットという性質上か、海外からの養子縁組希望のメールも多い。
ローテーションは、機械的に順番にまわしているので、
どんな質問にあたるか・・・というのは、「運」しだい。
「里親になるには?」「海外からの養子縁組希望」といった
よくある質問には、ある程度、回答にもひな形ができているので、
こちらも、比較的ラクに回答できるのだが、
自分たちにも、あまり知識がなかったり、
今までぶちあたったことのない質問であったりすると、
その回答に頭を悩ませることになる。
「回答」するために、児童相談所や弁護士さんに「質問」することも。
でも、そういった質問というのは、自分たちの勉強にもなっている。

で、その「メール相談回答者」に、
いよいよ、ぺたぺたもデビューしてもらうこととなった。
なんだかんだで、もうすぐ勤続2年。
そろそろ、「里親になるには?」というような、
オーソドックスな質問には回答できるだろう・・・ということで、
質問内容によって、ぺたぺたにも回答者として加わってもらうことにした。

今、ぺたぺたは、その第一発めに取り組んでいるのだが、
いただいたメールは18日付。
「メール相談は、3日以内に返信」というのを一応掲げているので、
はよ、仕上げてや〜・・・と、こんなところで訴えてみたりして。



2005年02月20日(日) チャレンジ! (ぺたぺた)

 2月も既に20日が過ぎてしまいましたが、
今月第1回目のワーカー日記です。
いつもいつも書くのが遅れてしまい、ごめんなさい!

 このところ、わさわさは『あたらしいふれあい』1月号でも書いたように、
生殖補助医療に関する調査を行っており、大変忙しい。
この調査研究は、わさわさの長年の協会での経験が、
今後認められるであろう、第三者からの精子・卵子の提供による体外受精と、
第三者の夫婦の精子と卵子による受精卵の提供によって
生まれた親子に対するサポートに役立つのではないかということで、
「非配偶者間人工授精の現状に関する調査研究会」に参加したものである。

 そして、『ふれあい』でわさわさが詳細に説明させていただいた
アンケート調査を、「愛の手」の子どもたちを養育している
一部の養親さんにお願いし、その調査結果の集計を、
私も少し手伝っている。

 調査対象数は、このような調査としては少なく、
業者に頼むほどではなかったこともあり、
集計はすべて協会が所有する統計ソフトを使うことになった。

 しかし、主たる研究者であるわさわさ自身、このソフトを使えない。
そのため、わさわさの頭の中では、色々な考えが浮かんできて、
色々な要望を出すのだが、調査票の都合やソフトのシステム上、
できないこともある。
わさわさの希望に満ちた要望には応えたいのだが、
言われた瞬間に「それはできない」ということもあって、
できないことを説明しなければならない私も複雑な心境である。
そんなわさわさの希望に満ちた思いは、
「数字のみの統計ではなく、当時者の声を反映しやすい
インタビュー調査などで、生きてくるはず」と
わさわさを励ましたいと思っている。

 そんなわさわさであるが、報告書作成のため、
パソコンの文書ソフトに悪戦苦闘している。
事務所に来る日は、たいてい「文書ソフトが思うようにならない」と
いうことを職員に話し、「もう私はあかん」と自己嫌悪に陥っている。
それでも果敢にチャレンジをする、わさわさのチャレンジ精神には、
頭が下がる思いで、「若い私も見習わなければ」と思うのである。


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