♪ ワーカー日記 ♪

2003年08月29日(金) 週末里親のKさん一家 (ぷるぷる)

3人の娘さんがいるKさん夫妻が、
4才のAちゃんの週末里親をはじめました。

テレビのドキュメンタリー番組がきっかけで、
週末里親に関心を持ち、家族会議を開いたところ、
「特別なことはできなくても、家族の普段の姿が伝わればいいのでは」と、
申し込むことになりました。

当初、里母さんは、小学6年生の末娘さんが、
「甘えん坊で、お姉さんらしいことができるのかしら・・・」と、
心配されていたのですが、
Aちゃんとの関わりがはじまると、
末娘さんが、一番はりきって世話を焼いているとのこと。
歩き疲れたAちゃんを、おぶってあげた時は、とても驚いたそうです。
Aちゃんも「お姉ちゃん、お姉ちゃん」と、慕っています。

でも、末娘さんが一生懸命すぎて、空回りしたり、
Aちゃんと張り合う時もあるようで、
Aちゃんが一番慕っているのは、2番目の中学2年生のお姉ちゃんとのこと。
そこが、末娘さんには、少し面白くないのですが、
一番になろうと、さらに力をいれて関わっているそうです。

「子ども達の関係って面白いですね。
 相思相愛は、なかなか難しいようですが、
 家族みんなで、Aちゃんとの関わりを楽しみにしています」
と、里母さんが楽しそうに教えてくれました。








2003年08月25日(月) カチャーシー講座 (がみがみ)

7月の「ワーカー日記平日連日更新」を達成し、すっかり腑抜け。
気がつくと1週間空き、とかになってしまってます(^-^;;)
そもそも、私が「○○さん、今日、ワーカー日記ね」と声かけをしないと、
だ〜れも書こうとしないというのは、どうもおかしい。・・・と愚痴ってみる。
さあ。これを読んで、誰かびびって、自ら取り組んでくれるかしら。

あ。この1週間は、私もすっかり忘れてたんですけどね。

さてさて、沖縄大学の学生さんのインターンシップも、大詰めで、
1人は2週間の実習を終えて、入れ替わりにもう1人が実習中。
先日、業務時間が終わった後、既に実習を終えた1人も呼び寄せて、
「カチャーシー(手踊り?)講座」をひらいてもらった。
事前に学生の自己紹介書が送られてきた時から、
「特技 琉球舞踊」の文字に、キランっ!と目を輝かせていたのだ。
(特に実習生向けにプログラムを用意するわけではないとはいえ、
やはり学生さんを迎えるというのは、けっこう負担だったりする。
今回も2人で1ヶ月・・・ということで、ちょっと渋っていたりもしたのだが、
「琉球舞踊」を見たいがために迎えることにした・・・と言っても
過言では・・・・・・・・ない??)

当初は、2人が踊るカチャーシーを「観賞する」つもりでいたのだが、
わさわさ だけは最初から「踊る(習う)」気マンマンでいたようだ。
実際に、カチャーシーはみんなで踊って楽しむことに意義がある、という感じだった。
おめでたそうな音楽にあわせて、まずは2人に踊ってもらったのだが、おみごと。
文章ではまったくうまく表現できないのだが、手首の返しだとか、
腰のはいり具合だとか、ステップだとか、動きの滑らかさだとか、
もう、あらゆるものが、やはり「ホンモノ」なのだ。
いざ、2人から手ほどきを受けて、みんなチャレンジしてみるが、「別もの」だった。
わさわさは、気合が入りすぎて、まるで「空手の型」のよう。
どう見ても「アホの坂田の横歩き(分かるだろうか・・・)」にしか見えない者もいた。
とりあえず、練習風景をビデオに収めたので、来年のふれあいキャンプに向けて(!?)、
練習を積むことになりそうだ。大丈夫だろうか・・・。

「どこで、カチャーシーを覚えるん?」と問うと、「小学校でやるんです」とのこと。
要は、大阪の子どもが小学校の運動会で、一度は「河内音頭」を踊る、
というのと、同じノリなのだろうか?
でも、私はもう、人に教えられるほどには「河内音頭」を踊れないし、
やはり、文化的な背景がぜんぜん違うんだろうなあ。




2003年08月19日(火) お盆の思い出(きびきび)

先日3日間、一足お先に夏休みをいただきました。
土・日曜日を合わせると、全部で5日間の連休です。
夏バテ真っ盛りの私にとっては、天国のような5日間でした。
(近所のだんご屋さんは、な・なんと7、8月は休み!!
やっていけるのかと少し心配・・・。)

そんな私のお盆と言えば・・・
祖母が亡くなってからの初めてのお盆(初盆)だったので、
1日はお墓参りで費やしました。
1日は京都に行ったのですが、その日が大文字焼きの日だとは
知らず・・・。(混みあっている場所が嫌いな私にとっては
誤算!知っていれば行かなかったのにぃー。)
その後は見事にぼんやりと過ごさせていただきました。

昔からお盆は、近所の友だちは「田舎」へ帰って行き、
私は妹と2人淋しく過ごす、というのが毎年の過ごし方で、
実家に仏壇があり、親戚がやってくるため私達一家は、
どこにも行けないのが常でした・・・。

そんな歴史があるせいか、「お盆は家に居る」的な感覚が
身に付いていて、結局、たいして何処に行くでもない
相変わらずのお盆となりました。

「お盆」と言えば、我が家では変わった風習があり、
迎え火の時だか、送り火の時かは忘れてしまっているのですが、
大きめの缶のなかで火を燃やし、その中になすびとお米を
投げ入れるというものです。
その煙にのってやって来るか送るか・・・なのです。

友人に話すと、「変なの〜」と言われるのですが、
こんなふうにお盆の迎え?送り?火を
される方はいらっしゃいますか?

是非、ご一報ください!

またまた暑い日が続いていて、アルコールは進むが栄養が???
水分ばかりではダメですね。
残りの夏を気合で乗り切ります!!



2003年08月12日(火) 協会の急須 (ぷるぷる)

協会の急須は短命だ。
一年とその役目を果たしたものがない。

私が協会職員になってもうすぐ丸3年になるのだが、
すでに、5つの急須が登場している。

1つ目は、退職した職員(うとうと)が食器洗い中に、割れてしまった。
そこで、割れにくそうで、さらに量がたくさん入って、
そそぎやすく、しかも洗いやすい急須をと、
退職した職員(けたけた)が見つけて購入。
これなら、使いやすいし長持ちしそうと思ったのだが、
想像に反し、これもけたけたが食器洗い中に、割れてしまった。

しばらく、紅茶をいれるのに専用に使っている、鉄の急須を使っていたが、
やっぱり、もう一つ香りがよくないのと、なんとなく味ももう一つな気がして、
瀬戸物の急須が欲しいなと話していたところ、
わさわさが、家で眠っているからと、とても特別な急須を持ってきてくれた。

それは、わさわさの結婚祝いに、前協会理事の岡村先生がプレゼントされたものだった。
そんな、恐れ多い品物を使用するなんて滅相もないと皆が言ったのだが、
「協会で使用すれば、先生も喜ばれるから」と使うことに。
大事に大事に使っていたのだが、
きびきびがふたを落として、持ち手(ちょぼ?)が割れてしまった。
強力接着剤で貼り付けたものの、すぐに取れてしまい、使用不可。

次の急須は、わさわさに「あんた達には100均で十分」と、
わさわさが、100均の割には立派な急須を見つけてきてくれた。
まあ、これなら心おきなくと思っていたが、
これもあっけなく、ぺたぺたが食器洗い中に、割れてしまった。

そして、わさわさが旅の思い出に家で使おうと買った急須を、
また提供してくれた。
有名な○○焼きで、これなら協会での手荒なあつかいにも負けないだろうと
思う程のどっしりした立派な急須。
しかし、初回使用時、きびきびがお湯を注いだだけで、
取っ手が取れてしまった。
(不良品?でも遠方のため文句も言いにいいけない)

私達は丁寧に扱っているつもりなのに・・・。
恐るべし・・・協会の急須たち。

そして、紅茶用の鉄の急須を使用する日々。
あぁ・・・おいしいお茶が飲みたいよ〜。



2003年08月09日(土) 文化交流 (まじまじ)

金曜日に託されていたワーカー日記も、テレビで台風情報ばかりみていて
すっかり遅くなってしまいました。
全国に引き取られている子ども達の家庭を思うと、近畿地区のニュースだけでは
足りませんので、ついつい全国の報道をいつまでも観てしまいます。

生まれ育った奈良県には、海がなく、台風がやってきても大雨や暴風だけで津波の
心配はありませんから、子どもの頃は、台風がやってくると、むしろワクワク
していたものでした。夜中の雷に興奮して、すっかり目が覚めたりしたものです。

今、沖縄から来ている実習生さんに聞くと、台風には慣れっこのようで、ここ数日も
さほど島にある実家を心配するでもなく、連絡もとっていないそうです。

2人も高校から沖縄本土に来て、親元を離れるのは早かったそうです。
いつになるかはわからないけど、やがては島に帰ろうと思っておられます。
島への所属感みたいなものを、離れても持ちつづけていることが、少し衝撃でした。
こちらが郷土らしいところを質問しても、きちんと答えられるので、中学を卒業する
までの15年間で、島の慣習や文化をしっかり理解しているのだなあと思いました。
里親のことを勉強するために実習に来られていますが、こちらはすっかり文化交流の場に
してしまっています・・。

沖縄には、電車がなく、「ふみきり」をみて興奮していたり、電車の中で
こちらが何にも掴まらずに立っていると、「すごい」と感動していたり。

関西の文化と、個人的に好きな「お笑い」を伝えられるといいなと思っています。



2003年08月06日(水) 物忘れ (がみがみ)


協会のあるセンターの3階には貸会議室がある。
センター内の団体には、会議室によっては利用料金の減免制度があって、
協会の主催する研修会は、そのほとんどをそこで行なうことにしている。
会議室の予約は、使用したい日の2ヶ月前の午前9:30〜、受付開始。
予約が競合したら、「じゃんけん」で決定することになる。

さてさて、協会の次回の養親講座は10月開催。
講座のための「部屋とり」の時期がやってきた。
10月の講座関連の事務処理は私の担当なので、「部屋とり」係も私。
日々の予定表を書くホワイトボードにも、
「コーザ へやとり」と、忘れないようにしっかりメモをしておいた。

で、昨日の朝9:10。ホワイトボードを見て、予定を確認。
「今日は部屋とりの日だ。ちゃんとしなくては。
10月は行事の多い月だから、予約が競合したらば、なんとしてでも
じゃんけんに勝って、GETしなければ!」と気合も十分。

・・・・・が、10分後にはきれいさっぱり忘れていた。

9:35に、トイレから戻ってきたぷるぷるが、
「部屋とり、行った??」とひとこと。

が〜〜〜〜ん(^-^;;)

慌てて、センターの管理事務室におりていくと、職員さんが、
「もう、どっこも部屋ないで〜。養親講座やろ〜。
なんで、部屋とりに来えへんのかなあと、思っとってん」とニタニタ。

ふたたび、が〜〜〜〜ん(T-T)

がっっっくりと肩を落として、事務所に戻り、
10月2週目を午前午後通しの講座にするとか、
いっそのこと11月に延期するとか、いろいろ考えたのだが、
結局、協会の裏の会館を借りることに決めた。
宴会場・結婚式場にもなるような立派な会館だから、当然、部屋代も高い。
センターで借りていれば、6000円弱ですむところが、
マイクなどの備品も含めて、20000円也。

その後、出先から戻ってきた、今年度経理のまじまじに事の次第を説明。
「ケチケチ大作戦」を先頭切って実行中のところの、この無駄な出費。
案の定、つめた〜い眼差しで「ぎろり」と睨まれた。

最近、どうも物忘れがひどいわ〜・・・とは、うすうす思っていたが、
特に実害を伴うほどの物忘れではなかったので、軽く流していた。
が、今回は経済的損害を伴う大失態。
キャンプも終わって、のんべんだらりと日々を過ごしていたのだが、
もうちょっと気を引き締めなければ・・・と深く反省。

この「反省」も、あっさり忘れてしまわないようにしなければ。




2003年08月04日(月) 新しい息吹 (ぺたぺた)

 やっと梅雨が終わり、「今年は涼しい夏が過ごせるかなあ」
と思っていたのも束の間、急に暑くなり、
ようやく夏本番という感じになりました。

 協会は、毎年恒例のふれあいキャンプも終わり、一段落。
今月は大きな行事もなく、職員個々に日常の業務をこなしています。

 今月の大きなイベント?は、沖縄から2人の実習生が来ることです。
沖縄の大学には、職業意識の向上や就職先の拡大等の為に、
インターンシップという制度を導入しているそうで、その学生さん2人は
その制度を利用して里親制度や協会の仕事を学びたいということです。

 今日その学生さん2人と実習担当の先生が、オリエンテーションを兼ねて
協会に挨拶に来られました。
明日から2週間交代で、一人ずつ実習する予定です。
 沖縄と言えば、NHKの朝ドラ「ちゅらさん」を思い出す私。
  沖縄の人=ちゅらさんの主人公のように天真爛漫な人
と単純に思っていたのですが、来られた学生さんたちは、
大阪の学生さんと変わらない可愛らしい人達でした。

 でも彼女達の出身は、多良間島と伊良部島。一人の特技は琉球舞踊。
「何か沖縄ならではの話がきけるかも」と思い、職員一同楽しみにしています。
仲良くなっていつかお呼ばれしたいな〜と密かに思いながら、
協会の仕事を出来るだけたくさん見て帰って欲しいなあ、と思いました。
 



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