♪ ワーカー日記 ♪

2002年11月27日(水) 拝啓 まじまじさま (がみがみ)


昨日のワーカー日記。

>それは「とっとこハム太郎」のりぼんちゃんという
>かわいいねずみだったのでした。

りぼんちゃんはねずみではありません。
彼女もハムスターなのです。

それから。
♪ね〜、ム〜ミン。こっちむいて〜♪の、あのムーミン一家のことを
「あの、カバ一家がね・・・」というのもやめてください。
あれはカバではありません。妖精・・・だっけな??








2002年11月26日(火) ハム太郎 (まじまじ)

毎日の郵便物の中に、養親さんからのお手紙があると
非常に嬉しいものです。その中に、子どもや親子の写真が
入っていると、なおうれしい、ということになります。
新人の頃は、先輩のところに来る手紙をもの欲しそうに
眺めていましたが、就職6年目となり、私にも時折お手紙が
届くようになりました。
もちろん、わたしも筆まめなほうではないので、催促している
わけではありません。

先日、3歳の七五三の写真をいただきました。顔をまっしろけに
化粧して、なかなかかわいく仕上がっていましたが、
耳だけは塗っていなくて、それもまたお愛嬌でした。
3歳のお誕生日のお祝いの写真もあって、ケーキに
「Aちゃん、おめでとう」と大きく書かれていました。

別の日、がみがみに届いたお手紙のBちゃんは、4歳になった
ところのようで、これまた、ケーキとともに写っている写真が
ありました。
よくみるとケーキにねずみの絵が描かれていて、
「???なんですか、このねずみのケーキは?」
(この子はねずみ年だったっけな)と思いながら
眉をひそめて尋ねたところ、がみがみ爆笑。
それは「とっとこハム太郎」のりぼんちゃんという
かわいいねずみだったのでした。ハム太郎にはハムスターしか
出ていないと思っていたのに・・。すでに子どもの世界には
乗り遅れてしまっていたのでした。

「ハム太郎」「ハムたろう」「はむ太郎」??
それすらも怪しい・・。



2002年11月19日(火) 主役と脇役 (けたけた)

里親さんが、愛の手の記事をみて、「この子!」と思い、
申し込んだ子どもを、養子縁組を前提に引き取ることに
決まると里親さんは、その子の生活している施設に
通い、その子との「親子むすび」をはじめます。

「主役」の子どもは、里親さんの視線を一身にあびて、
緊張してため息をついたり、泣き出したり、猛ダッシュで柱の影まで
走って行ってしまって顔をみせてくれないことも・・・。
最初の面会の日は、いつもそんな光景です。

 そんな主役の周りで、里親が「その子のために」と持ってきた
おもちゃを興味深そうにさわりに来たり、里親さんの膝の上に
ちょんと乗って来たりする子どもたちがいます。
 里親さんたちの実習は、そんな子どもたちに助けられています。
朝、里母が部屋に入ろうとすると、「○○ちゃんのママ来たよ」
って主役の子に言ってくれる男の子がいたり、、。
なかなか心を許してくれない自分の子どもにちょっとメゲぎみの里母に
抱っこ抱っことせがんでくれる女の子がいたり・・・。
そんな周りの子どもたちの影響もあって、主役の子どもの心の中で
「私のお母さんなんや」っていう気持ちが育っていくんじゃないのかな
って思います。

引き取りの日、主役の子どもを、何ともいえず複雑な表情で
見送っている子どもたちを見ていると、いつも切なくなります。

どの子にもドキドキ・わくわくの「主役」の役がまわってきますように。
 
 



2002年11月13日(水) てるてる坊主 (ぷるぷる)

先日、5才のHちゃんと里親さんが面会をしました。
Hちゃんは、恥ずかしがり屋で緊張の高い子なので、
面会はどうなることかと、心配しました。

しばらくは、里親に背を向けて座って、
モジモジして、固まっていましたが、
すぐに、一緒にブロックで遊ぶことができ、
予想以上にスムーズなものとなりました。

周りの大人が、
「Hちゃんと里母さんは、顔がよく似ているね」と言うと、
2人とも恥ずかしそうに照れ笑いをしましたが、とっても嬉しそう!

翌日から、施設での実習が始まりました。
平日で、里父は仕事で来れず、里母さんだけだったのを見て、
Hちゃんが、「今日は、お母さんだけ? お父さんは来ないの?」と、尋ねました。
里母さんは、早速、お母さん、お父さんと呼ばれて、大喜び。

「週末には、お父さんも来るよ。一緒に動物園にお出かけしようね。」と答えると、
「雨が降らないように、てるてる坊主を作ろう!」とHちゃん。
そして、「3つ作らないとダメよ」とも。
それが、Hちゃん、里父さん、里母さんの分と分り、
「嬉しくてたまらない」と里母さん。

Hちゃんとの実習をがんばっていらっしゃいます。




2002年11月08日(金) 運動会・新競技 (がみがみ)


おやこDEうんどう会のプログラム。
かけっこや玉入れ、幼児さん向けの「走れ!風車」などなど
不動の競技もいくつかあるのだが、マンネリ化しないように・・・と
毎年、職員みんなで頭をひねって、考え出している。
今年の新競技の中から、いくつか紹介してみよう。

《めくってワイワイ》
これは、養親のKさんオススメの競技。Kさんちの子どもさんの通う保育所の
運動会で、なかなか盛り上がったとのこと。
赤・白に表裏を塗りわけて、丸くかたどったダンボール紙を
はじめは50枚、50枚に分けて、グラウンド上に並べておく。
よ〜いドン!で、自分のチームの色にひたすらひっくりかえしていくのである。
赤に返したものが、相手チームにひっくり返されてしまったら、
めげずに再度、赤に変える・・・というように。
で、「終了♪」の笛が鳴った時に、自分のチーム色が何枚残ってるかで勝負。
中腰になって、ひたすらボール紙をひっくり返しつつ、移動・・・
というのは、思いのほか、しんどいものである。
Kさん曰く、「制限時間は、立ちくらみのしない程度に・・・」ってことだった。
職員で、事務所前の廊下にカードを広げて、トライしてみたのだが、
ほんの15秒ほどで立ちくらむ始末・・(^-^;;)
本番も3〜40秒ほどで、大人はみんな「ゼ〜ハ〜」という状態だったのだが、
なかなか楽しそうで、大いに盛り上がっていた。
この赤白カード、Kさんが保育所からもらって来てくださった。
しかも、保育所では黄・白カードだったのを、100枚分、赤に塗り替えて・・。
感謝、感謝・・・である。

《おやこクッキング》
協会の運動会は、就学前の幼児さんがワンサカいる。
というわけで、親子で何かできないかな〜・・・と、
今年はじめて、「競技」ではなく「遊戯?」をとりいれてみた。
「おいもの天ぷら」という歌にあわせて、
ダンボールのマットに寝転がった子どもを「おいも」に見たて、
「さ〜、おいもを洗いましょう♪い〜ち、に〜、さ〜ん・・♪」という
歌にあわせて、子どもの体をゴシゴシとこする。
「おいもを切りま〜す」「粉をつけま〜す」「粉を払い落としま〜す」と続き、
そのつど、子どもをはたいたり、ゆすったり。
最後は「おいもをあげましょ〜」というので、コチョコチョコチョコチョ・・と
くすぐりまくると、子どもは大喜び!!  ・・という筋書きだった。
筋書きどおりに盛り上がる親子ペアもいたのだけれど、
ダンボールに寝っ転がるのはイヤ〜!・・って子どもや、
「え?切る?」「え?粉つける?」と、動きに戸惑う大人も・・。
初めての試み、はたして成功だったのか失敗だったのか
イマイチ分からなかったのだけれど、どうだったのかしら(^-^;;)

《はじめてのおつかい》
これは3才以上の幼児の親子ペアの競技。
まずはお母さんが、箱から絵カードを取り出す。そこには、犬、ネコ、鳥、
きゅうり、ナス、たまねぎ、テレビ、電話、などなどなどの絵がかいてある。
で、お母さんが「○○ちゃん、××を買ってきて〜♪」と頼むと
子どもは、ず〜っと前方に建てられたダンボールのお店に、
ひとりで「おつかい」に行って、頼まれたものを買ってくる。
無事に戻ってくると、お母さんが「ありがと〜」と、
ごほうびの星のペンダントをかけてあげる・・という段取り。
「○○ちゃん、きゅうりを買ってきて〜」という呼びかけに
「は〜〜い!!」と元気に飛び出していく。
一目散にお店に駆け込んで行き、あっという間に戻ってくる子もいるが、
お店の手前では、ボランティアさんが玩具を持って誘惑していて、
みごとに、そこにはまりこんでしまう子どももいた。
今年は、ボランティアさんの一人が、ほんものの「犬」を連れてきていて
急遽、飛び入りでお手伝いしてもらった。
なかなか人なつっこい犬で、「なでて、なでて〜」とアピール。
中には、犬の前にすっかり座り込んでしまって、
いつまでも「なでなで・・・(^-^)」という子どもも。
幼児さんならでは・・の、ほのぼの競技だった。

というわけで、
心配されたお天気もなんとかもって、無事に終了。
みんなが、「楽しかった〜♪」と思ってくれていたら、いいなあ。









2002年11月05日(火) 運動会・汚点 (まじまじ)

11月3日に「第5回おやこDE運動会」が無事に終了しました。
ここ数日、急に冷え込んだのと、雨や雷などの天候不順の中、
前日の準備でも、当日の朝からも小雨が降り、どうなることかと思いましたが、
なんとか予定どおりに終わることができました。

今年は、けたけたが運動会係で新人のきびきびが引きつぎを
兼ねて手伝ってくれていたので、動き出しが遅れたにもかかわらず
順調に準備をすることができました。

事前の小道具づくりにも例年になく、多くのボランティアさんが
お手伝いにきてくださり、大変助けられました。
寒い中、事務所前の廊下でダンボールに紙をはりつけて、
クレヨンで塗ってくださったり、絵を描いてくださったり。
作業の環境も悪いので、大変申し訳なく思いました。
おかげさまで親子むけの新競技も盛り上がってできました。

当日は、10時半スタートですが、ボランティアさんは8時半、
スタッフは8時集合です。気合いをいれて寝たのですが、起きてみたら6時45分。
予定より30分遅れ。猛ダッシュで準備をして、パンを食べながら
小走りに出かけたら、7時50分に現地に到着できました。
ところが、8時になっても、8時10分になってもその場所にくるはずの
がみがみとぷるぷるがやってきません。
荷物を搬出するけたけたときびきびは既に他の場所から
車で移動してきたのにもかかわらず、全くやってくる気配がありません。
グラウンドで荷おろしを手伝い、早く来てくれたボランティアさん
数人と話をしたりしていても、まだやってきません。
そのうちにがみがみから電話が入り、「遅れるわ〜」という内容かと思いきや、
「どこにいてるの?」と。「グラウンドの鉄棒のとこですけど」というと
「はははは〜」。どうやら、私は毎年の待ち合わせ場所で待って、
そこからグラウンドに入ったのですが、がみがみとぷるぷるは
ボランティアさんがやってくるであろう方向の別の門の前で待っており
私のことを「いつまで待ってもこない、きっと寝坊しているに違いない」
と思っていたのでした。
確かに寝坊はしたものの、必死に間に合わせたにもかかわらず・・・。
普段、寝坊は他の人に比べて数段多いので、疑われるもの仕方ないと思いつつ、
なにか釈然としないものが・・。
楽しい運動会の中、唯一の汚点です。

競技内容については、他の職員のワーカー日記にゆずることにいたしましょう。



2002年11月02日(土) いよいよ明日 (ぷるぷる)

おやこで運動会がいよいよ明日となった。
この数週間は運動会の準備で大騒動だった。
昨日も、わさわさに事務所番をしてもらって、
荷物の最終チェック&車への詰め込み作業を、
職員総出で(と言っても5人だけど・・)取り組んだのであった。

そして、これから毎年お世話になっている保育所さんに
物品をお借りしに行って来ます。

準備万端、皆さんのお越しを楽しみに待っています。
気をつけてお越しください。


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