アクセス解析 あるひうがちな御人好し


初日 最新 目次 MAIL


あるひうがちな御人好し
あるひ
MAIL

2004年 桜とか
2005年 桜とか
ハロウィン@TDL
作品
HP
BBS

2004年10月25日(月)

流されて

土曜日は朝4時過ぎに目覚ましをかけずに寝た。
起きてテレビを点けたら、また4時でビックラだった。
日曜日は朝3時過ぎに寝て昼にタイマーセットしたテレビの音で起きた。
ダラダラ言い訳を頭で考えるも、やはり気になるので重い腰を上げて墓参りに。

土曜日に入った母上情報によると。
先日の台風の被害は実家の方も大した事は無かったらしい。
らしいのだが、20年無かった現象が一つ起きた。

母: 「お風呂場の窓にヤモリがいるのよっ」
私: 「うちにいるんだから、そっちにもいるべ」
母: 「初めて見たわよ」
私: 「そういやそうか。台風で山から流されて来たんだべ」
母: 「このままでいいのかしら?」
私: 「油断すると家の中に入ってくるぞ」
母: 「家に入っても何もしないでしょ?」
私: 「何もしないけど、中でしなれたら白骨化するべそ」

なーんて会話をしていた。
その夜、またもや母上から電話。

母: 「台風で骨が出たんだって」
私: 「あ?」

数時間前にヤモリ白骨化話をしたばかりなので、一瞬ヤモリ骨かと思いきや。
どうやら違うらしい。
じゃぁ、なんだ?と考えて。
てっきり台風による遺跡発掘か?と思ったら。

母: 「ほら、○○に抜ける山にお墓あるじゃない?」
私: 「ああ、あったねぇ」
母: 「そこのお墓が流されちゃったらしいのよ」
私: 「あそこも崩れたんかい」
母: 「でね、○○さんの家のところに人骨が流れてきたのよ」

・・・・・一瞬、この地方って土葬だっけ?とか考えた。
違う違う。きっと骨壷が割れちゃったんだべな。

で、その先祖代代のお墓のおうちに「どうしましょう?」と尋ねたところ、

骨家: 「放っておいてください」

と仰ったそうな。

放っておけといわれても流れ着いた先は民家だ。
非常に困るだろうなぁ。

墓と言えば、父上の墓のお隣さんが毎日くるのは前に書いたか。
で、今回母上が行った時にお隣さんに会ったそうで。

お隣: 「毎日お宅のお墓も拭いてるのよ。いいかしら?」

と聞かれたそうだ。
母上はよろしくお願いしますと言ったそうだが。
いいかしらも何もねぇ・・・断る理由は無いだろう。

顔を洗うのが嫌いだった父上。
毎日、他人に顔拭かれてるのか。

流されて来た余所様のご先祖といい。
墓に入ってからも何かと大変なんだな。


↑えんぴつ投票ボタンです。押すと何気に言葉が変わります


2004年10月22日(金)

誉めどころ

昼間にシャワー浴びると、なんだか夏休み気分になるのは私だけだろうか?
プールから帰って来て昼寝しましょうな感じ。
今日みたいに久しぶりに温かい日だと、平日仕事時間だというのを忘れちまうだ。

昨日も母上から電話があった。
どうやら、台風被害は全く無かった模様。

今回の電話だけに限らず、私は時々母上に誉められる。

「あんたは偉いね」

と誉められる。
大概は愚痴やら世間話やら聞いた電話の最後に誉められる。
私は誉めて伸びるタイプだからして良い傾向だ。

母上は言う。

「そうやって毎日一人で家で仕事して」

うんうん。まぁ、毎日とは言えないけどね。
好きな仕事を家でするっつーのは、私の理想だったかんね。
叶って5-6年になるけど、取り合えず食ってけてるよ。

誰にも会わないでいられるんでしょう?

そうだね。人に会わないで仕事してるね。
お仕事くれる社長とも、2年ぐらい会って無いかもね。

って・・・・おかん。

誉めどころ間違ってますからっ!!!

ったく。
おかん基準でいくと、世の中のヒッキーは「偉い」って事になっちまうからね。
私も案外ヒッキーだけどさ。
本物のヒッキーは、本当に外に出ないからね。
買物だー、観劇だーで外に出てる私より上だかんね。
電話で人と話したりもしないからね。
一日一回は人と話してる私より上だかんね。
親とも顔合わせないように生活したりしてるからね。
ってか、会話しないから。
私の 「人と関らなさ加減」 なんかヒッキーの足元にも及ばないかんね。

はぁ・・・
まぁ、言うなれば。
一応、この自堕落な生活の仕方でさえも母上に認めてもらってる証なんだろう。

↑えんぴつ投票ボタンです。押すと何気に言葉が変わります


2004年10月20日(水)

台風(再)

本日も朝から放送が4-5回。
昨日の放送では、母上にも「どこ?」と聞かれたように市民の誰もが疑問に思ったに違いない避難場所。
どうやら市内の全小学校に決定したらしい。

でだ。
そんな状況でも実は先日の台風よかマシだろうとタカを括っていた私。
かなーり台風をなめてるぜ。甘いぜよ。

○午後3時に母上と電話で話した時の状況。
実家は前回の台風で山が崩れて、前の家一列がほとんど被害にあってる。
その補強作業も何もやってない状態でまたもや台風。

母:「斜め前の家の車庫のところから、泥水が流れてきてるのよね・・・」
私:「げ、それってヤバイんでないの?」
母:「だから前の家一列は皆避難して留守よ。うちは大丈夫よねぇ。」
私:「前の家が押し流されたりしなきゃね・・・」
母:「あら、誰か来たよ。ピンポン押したって誰もいないのに」
私:「なに?前の家に?」
母:「そう。あ、今度は隣のピンポン押してるわ。
   だから居ないっつーのにバカな女だわ」
私:「なんじゃそりゃ?こんな時に何の用だい?」
母:「皆どうしたんだろうって不安になったんじゃないの?」
私:「既に避難してるっつーのに遅いわなぁ」
母:「まさか私が居ませんよって言う訳にいかないもんね。
   次はどの家に行くのかね」

どうやら母上は二階の窓から実況中継してたらしい。
その後、実家の前を消防車が巡回しに来たそうな。
救いなのは消防署がすぐ近くにあることだな。


○午後6時に再び母上と話した時の状況。

私:「おかん、やばいぞ」
母:「なにが」
私:「前回より雨の量が多いらしい」
母:「そうよ」
私:「ボコンボコン煩いから何事かと思ったら・・・
   トイレの水がボコンボコンいってたんだよっ」
母:「あらら」
私:「もう、水流さないようにしないとヤバイかもしんない」
母:「生理現象だから困るわよねぇ」
私:「水流したら溢れてくるかもしんねー」
母:「いざとなったらバケツにするだね」
私:「ペットボトルに水ためて、様子見ながら流す事にするわ。」

ええ。前回は一度だけ台風の真っ最中に何も考えずにトイレを流して、便座ギリギリまで水が上がってきたのだけれど、今回は台風接近状態で既に下水が満杯模様。

そしてテレビを点けてみると(仕事中は一切天気予報もみてなかった)神奈川だけ洪水量が真っ赤で表示されてるじゃないの。
しかも、柏尾川沿いの家が避難だと。


○昨日、母上と電話した時の情報

母:「2号から電話があってね。「お母さん、土嚢って幾らすんの?」って言うのよ。だからね店に聞きにいって教えたのよ。」
私:「(2号が)自分で調べろやっ」
母:「そしたらね、高いっ言うのよ。だから知り合いにも電話して少しは安く買えるからって教えてやったのね。」
私:「へー。土嚢でなんとかなるもんかね」
母:「無いよりは幾らか(水を)止めることは出来るのよ。」
私:「ほー」
母:「そしたらさ、「やっぱいいや。近所の人たちでまとめて買う事になったから」っていうのよ。私、バカみたいじゃないのよ」

母上、大層憤慨しておった。
2号があの床下浸水家を買う時、父上はえらい反対しておった。
昔から水が上がるので有名な場所なのにバカだと。
案の定だ。今回も間違いなく床下、いや床上になる恐れもあるな。


○19:40現在の状況
トイレのボコンボコンは雨の量が多くなって少し経つと、定期的に始まるらしい。
1時間半の間に3回ほどのボコンを経験。
万が一の停電に備えて、もう御飯は食べた。
ペットボトル3本分の水も用意した。
風呂に入るのも今夜は我慢した方が良いだろうか?

とりあえず、トイレに入って様子を見てから考えよう。

↑えんぴつ投票ボタンです。押すと何気に言葉が変わります


2004年10月19日(火)

台風がまた来てるようで。
今、市の放送が流れた。

「これから長時間の雨が予想されますので、崖崩れ等ご注意ください。避難所を開設しますので、詳しくは市役所または消防署にお問合せください。」

崖崩れに対する注意を促す放送は今までもあったけど、「避難所」なんてはじめて聞いた。
いかに前回の被害があったかを物語ってる感じがして物凄く危機感を煽られる。

そんな台風の影響で雨が降ってる中、昼休みに歩いて銀行に行った。
帰り道、前から一人の女子中学生が歩いて来た。
折りたたみ傘を頭で支えてるような差し方をして顔は見えない。
横を通り過ぎるとき 「うぇっうぇっ」 と聞こえ、思わず横顔を見た。
眼鏡をかけた背の高いその女の子は、どうやら激しく泣いている模様。
彼女は家に入る前に涙をぬぐうタイプだろうか。なんて事を考えた。

他に中学生はいないし平日だからからして早退してきたんだろう。
よっぽど嫌な事があって早退してきたのかね。
それとも具合が悪くて泣いてるのか?
あ、大荷物だった気がするので引越しなのかしらね。

ちなみに、私が学生の頃は保健室で体温計をスカートに擦りつけて温度を上げて早退したもんだ。
冬場だと窓辺の暖房が出る場所に体温計をあてて上げる子もいたけど。
電子体温計じゃなかった時に、その方法で温度が上がり過ぎて割った子がいた。
「腋に力入って割れちゃいました」っつー言い訳の胡散臭いこと。
ま、良い思い出だ。

そんな事を考えながら家に辿り付きポストを開けた。
そこにはカードが一枚。
昔でいうとゴレンジャー系のヒーローカード。
赤いヒーローの下には「ポリスマン」と書いてあった。
そんなものを貰っても困る大人なので、隣のポストに入れておいた。

そう言えば、ヒーローカードを入れた犯人と思われる子供に先日「ぶん殴るぞ」と怒鳴った男性が判明。
ぶん殴るぞ野郎は、反対隣の二世帯住宅の父親だ。
日曜に自分の子供に向かって「早くしろよっ 行かねーぞっ」と怒鳴ってた。

話それたついでに。
我姉妹1号に「アンタにディズニーランドって合わないよね」と言われた。
まぁ、そうだろうということで納得。

話を戻して。
家に入って買ってきた牛乳をコップに注ごうとしたら、口を開けた瞬間に床に落下。
当然、満杯の牛乳が入った口が開いたパックだからして、床に落下した衝撃で牛乳がそこら辺に飛び散った訳で。
しかも、その後は御丁寧に横倒しになってくれた訳で。
いくら私の動作が速くてもパックの体性を立て直すまでに牛乳は流れ出て。
そこら中が白い世界。

になるかと思いきや。
倒れた先は、先程まで牛乳が入っていた買物袋。
見事にぱっくり開いた口の部分が、これまた脱ぎっぱなしのズボンの如く口を開けた袋に入り込み。
物の見事にコップ一杯分ほどの牛乳入り袋が出来上がり。
白い買物袋に白い牛乳。一瞬、何も入ってないかのよう。
ってな事は無いけど。
おかげで飛び散った少しの牛乳をティッシュで拭くだけで済み。
給食の際に生成された懐かしの牛乳雑巾を作らずに済んだ。
なかなか、こんな幸運は無いと思う。

もしや。
ポストに入っていた例のヒーローカード。
隣の子供が私にくれた品だったのかしら?
この間、締め出されて泣いてた末っ子の頭をポンポンたたいて出かけたからな。
幸運をもたらすラッキーカードだったり・・・

って、そんな訳は無い。
大方、宝物の隠し場所かなんかに我ポストが設定されたんだろう。
今頃どこにやったか思い出せなくて慌ててるかもしれぬ。


↑えんぴつ投票ボタンです。押すと何気に言葉が変わります


2004年10月18日(月)

特技

ディズニーランドに行った時に思ったんだけど。
もう、5-6年通勤ラッシュも東京都内も、ほぼ無縁になったというのに、人込みをぶつからずに歩ける自分に驚いた。
人の流れに対して垂直に道を渡るのも立ち止まりもせずにスイスイと。

今日、歯医者後に処方箋を取りに行く道がバスと乗用車のすれ違いが出来ずにド渋滞。
何故か人もチャリもド渋滞。
その隙間をぬってさっさか歩いた時に、「もしやこれも一種の特技では?」などと思ったという訳だ。

それにしても、右の歯は今日も削られて。
元の歯の長さの2/5ぐらいになってしまった。
詰めた3万円分の半分はカスとなって消えたっつーことか(涙

昨日だか一昨日に彩音さんに教えてもらって、一日数回やるゲーム。
彩音さんは、面白いものをいつも見つけて教えてくれる。感謝感謝。
この手のゲームは、嵌ると仕事に支障をきたすので極力やらないように。
仕事がある時は、頭休め(仕事でも大して使って無いんだけど)として30分以内なら良しと自分に許可した。

日曜は昼に起きて夜まで仕事してた為、ゲームは数回のみ。
初めて数回で2万点になったので大変満足していた所、彩音さんは5万という。
おお。そんな高得点も出るんですかい。
などと思いつつ、寝る前の歯磨きをしてから就寝前の1回とゲームを開始。

30分経過。手がかじかんできた。
40分経過。寒くて体がカタカタ震えてきた。
50分経過。手が固まった気分なり。
1時間。終った。

そして、その結果がこれだ。



なんつーか、ビックリだ。
そう言えば会社でも暇な時に皆してゲームをやっていて得点を競ってた時代があり、例えばソリティア。
部署一の高得点所持者だったという過去がある。
ブロック崩し系も当然の如く。

これを特技と呼んで良いのかどうかは甚だ疑問ではあるが。
我ながら、あまり役に立たない特技だ。


↑えんぴつ投票ボタンです。押すと何気に言葉が変わります
これで本日もたった今、110990点取りました。


2004年10月15日(金)

YES, YES, YES !!

ということで、快感シャンプー体験してみました。
例のCMの 「ハーバルエッセンス」 シャンプーを買ったのです。
まだ他のシャンプーがポンプに半分は残ってるのに買ったのです。
そして体験したのです。

「YES, YES, YES !!」

とは叫びませんでしたが、

「おお、これこれ。いいじゃん」

とは言いました。
一人風呂場で言いました。
まぁ、日本語に直したら似たようなもん?

私はあまりシャンプーの拘りはなく。
安売りしてて、そこそこの部類を買ってくるのです。
が、前回買ってきたシャンプーがダメージヘアー用なのはいいけれど、しっとり仕上げ特有の地肌洗った気がしないパターン。
男は黙ってトニックシャンプーが本音の私としては邪道だったのです。
で、CMに踊らされてみたという訳。

正解でした。
いい加減、長すぎ&多すぎるこの髪を持て余していたものの。
シャンプーが好きになりました。
まるで、歯磨き嫌いの子供がイチゴ味に騙されるような勢いで。

ついでにキャンペーンをやってたのでプレゼントにも応募。
A:「ハーバルエッセンスの香りがする枕」
B:「ハーバルエッセンスの香りで目覚める目覚まし時計」
という究極の選択を迫られました。

どう究極かと言うと、私は匂いでクシャミが出る体質。
自分の頭のムースの匂いで酔って気持ち悪くなる体質。

ということで、寝てる間より起きた時の方がマシだろうという理由で目覚ましを選んでみました。
そんなら応募するなっつー話も無きしもあらず。
あ、シャンプー自体の香りは良い香りです。くしゃみも出ません。
ちなみに、この香りは「男子禁制の香り」なのだそうです。

全てが大袈裟で素晴らしい。

↑えんぴつ投票ボタンです。押すと何気に言葉が変わります


2004年10月13日(水)

台風

地震雷火事親父
とは、この世の中の恐ろしいものを順序つけて言ったもの。だったと思うが。
これに是非とも台風を付け加えるべきだと思ってみたり。

実際のところの私はと言えば、
窓を激しく叩く雨に「窓ガラスがピカピカ」だとか激しい雨音に「映画を大音量で観ても近所迷惑にならないな」だとか。
そんなふざけた事を思っていた訳で。

あえて危機を感じたとすれば、家が微妙に揺れていることと、
何も考えずにトイレに入り流したところ、便器ギリギリまで水が増えたことと、
濡れてはいかんとポスト確認の為に玄関を開けてみた所、前の道路が川状態であったことぐらいか。
前の川が、じゃなくて。
前の道路が川で波が打ち寄せてはいても、我家は階段3段分上に建っているので幸いにも床下浸水すらなかった(と思う)。

ただ、物凄い雨風の音の中に鳴り響くサイレンで、救急車・消防車・パトーカー総出演の『何か』が起きているらしいとは思っていた。
テレビで、○○市で崖崩れがありと聞いた時にも「あそこは地盤が悪いから」と。

前に日記で書いたことがあると思うが、この市は小さな山が点々とあり。
点々というのは、その大半を削って家を建ててしまっているからで。
更にそれでは足らずに、その小山の上に家を建てている。
いつか崖崩れが起きても仕方無いだろうと思っていたのだ。

あ、忘れてた。
お相手がJRも地下鉄も止まって家に帰れないと電話を寄越した。
何回かかけてくるので職場に戻れば?と言ったのだが、夜8時ぐらいになって帰れた模様。

台風が過ぎ、台風の為に買い込んだ食糧も尽きた昨日になって、私はやっと家の外に出た。
ゴミ出しついでに一応、心配で車を見に行くも。
屋根も何も無い、目の前は広い駐車場&寺の後ろに山状態の場所であるにも関らず。
私の車には傷一つも、枯れ木一つもくっついておらず。
ただ、後ろにある金木犀の花がリアウィンドウに張り付いているのみ。

午後2時過ぎになってスーパーに買物に行くと、そこには母上。
あ、これは関係無い。
買物の帰りに駐車場からの数百メートルを左右の山確認しつつ歩くも、山に一切の変化はなし。
木が生い茂ったままだ。
常々、危険だろうと思っていた大家さんの庭の崖すら変化なかった。
ただ、車で通った中学校の木が数本倒れていたかもしれない。

ところが。
母上からの昨日の電話にて(スーパーで会う前に電話があった)ちょっと一歩外に出たら大変な状態だったと知るのである。

実家は山から二列目の並びだ。
つまり、実家の前の家は山をかかえている状態。
その山が崩れ、その一列目の家に土砂が流れ込んできたそうだ。
ある家ではおばちゃんが埋まったらしい(無事救助済み)。
実家の目の前のお宅は、父上が山側の庭に建てた何か(聞いたけど分からなかった。多分、小さな小屋かなんか)に木がささったおかげで家自体は損害を免れたらしい。
当然、実家の道路の前まで土砂は来たそうだ。
実家の被害は白樺の木が折れた程度で済んだらしいが。

更に、我家から出たすぐの交通量の多い道路が崖崩れで通行止め。
今日もまだ通れないらしい。
駅前の商店街は当然の如く水浸し(昔から浸水するので有名)。
母上の会社も当然浸水。父上の寺の隣の会社も土砂崩れ。
江ノ電も崖崩れにて止まったらしい。父上の妹である叔母ちゃん宅は線路沿いにあって、そのトンネルの上の山が崩れて線路を塞いだそうだ。
ついでに、我姉妹2号宅も床下浸水したとか。

そして、先程入った母上情報によると。
昨夜、モノレールが止まったらしい。
どうりで台風も過ぎたのにサイレンが煩いと思っていたら。
駅過ぎて直ぐのところに宙ぶらりんで停車して、1時間ほど乗客が閉じ込められたそうだ。
文字の通りぶら下り式のモノレールなのだから宙ぶらりん。
こえーこえー。
結局、滑り台みたいな緊急避難用の奴で乗客は地上に降り立ったのだそうだ。
実際のモノレールの高さは3階建ての建物ぐらいだからして、長い滑り台だったろう。

ま、このモノレールの故障は何つーか・・・ゴニョゴニョ。
台風とは無関係っぽい。

ともかく、他にもあちこちの山が崩れて大変な騒ぎなのだそうだ。

母上が報告をしながら「ほら、○○が崖崩れで」とか「○○が止まって」とかと、知ってて当然だとばかりに言うのだが、全てに対して「知らん」と返答。

母上曰く、

「アンタは、そこから出ない方が良いよ」

とのこと。

良い意味でなのは分かってる。運不運だと母上も申してた。
ここら一帯がどこから入るにも下り坂の窪地だから、台風の被害が少ないのだろうし。窪地だから家が高床式になっていて、水害も無いのだろうし。

分かっちゃいるが、なにやら陸の孤島気分なのは気のせいか。


↑えんぴつ投票ボタンです。押すと何気に言葉が変わります


2004年10月09日(土)

ハロウィン(写真)

10/7にディズニーランドに行った。
ということでダラダラ長い内容は前ページにて。

撮った写真総数142枚。肉眼よりデジカメ通して見てた方が多いような。

まず、入り口入ってすぐの1枚


パレード待ち中に見えたシンデレラ城


夜のかぼちゃとシンデレラ城


ホーンテッドマンションの入り口(ハロウィンバージョン)


ホーンテッドマンションの中の一コマ


ま、こんな感じで。

写真加工(殆ど大きさ変えるだけだけど)に6時間ぐらい掛かったような気がするのは・・・気のせいでしょうか。
もう目がチカチカするので、今日はこの辺で。


↑えんぴつ投票ボタンです。押すと何気に言葉が変わります


2004年10月07日(木)

ハロウィン

だとかで(イベントに疎い体質)ディズニーランドに行ってきました。
(((注:本日は写真の掲載はありまへん。)))

深夜1時過ぎにTやんから

「興奮して眠れん。楽しみ〜」

というメールが着いた時には既に私は瞼がくっつきかけており。
返信もせずに眠りコケて朝は9時過ぎに起きました。
待ち合わせは有楽町に12時半。
この時間から向かうあたり、本当に気合入ってんのか?なのかもしれまへんな。

ま、とりあえず、それでもTやんは確かに興奮してた模様。
パレードで何かが来る度に腕を叩かれました。
頼む。写真撮ってるんだから叩かないでおくれやす。

多分、1時過ぎに最寄駅に辿り付いたと思われ。
でも、私は余裕をもったはずが余裕がなく腹減り状態。
腹減ったった光線を出しまくって駅でドトール寄り道成功。
簡単に食べてから、いざディズニーランド。

「あれ?空いてるんじゃないの?」

なんてTやんも嬉しそう。でもね。私は気付きましたよ。

「空いてるんじゃなくて、来る時間が遅いだけじゃないかね?」

並ぶ事無くパスポート購入入園。
すぐに着ぐるみ、いや、キャラクター様達がいらっしゃいましたわ。
何枚か写真を撮ったものの、先を急ぐTやんに引っ張られて奥へ。
ほらね。人が五万といらっしゃる。

と、取り合えずすぐホーンテッドマンション方面へ歩いて行くと、アナウンスが聞こえてパレード開始らしいので適当な所に座り込み。
多分、「ディズニー・ドリームス・オン・パレ-ド」ってやつかな?分からん。
物凄い直射日光浴びて汗だく状態。
パレード終了と同時に道反対側のホーンテッドマンションに行き、ファストパス(?予約するやつらしい)をゲット。
ゲットして振り返ると物凄い長蛇の列になっておりました。
運が良いらしい。

次にすぐ側の「ピーターパン空の旅」へ。30分ぐらい待ったのかしらね。
なんせ、私が元々落下恐怖症であることと歯の都合があって、乗り物が制限されておるので。

お次は「ミクロアドベンチャー」だったかと。ちと記憶が曖昧。
行ったらすぐに入場状態で待ち無し。
鼠が足に来るのは勘弁して欲しいわなぁという感想。

それから一番の目的らしい「ディズニー・ハロウィーン・パレード」の為に場所取り。
うーん・・・道路にじかに座るのって嫌いなのよね。
お尻が痛いのさ。骨がアスファルトと喧嘩するもんでキツイだす。
なんか知らんが1時間ぐらい待ったみたい。
思うに、待たなくても後方で立って見た方が楽だし写真撮り易い気がするんだけど。違うのかね?

パレード前に振り付けを習う。その振り付け指導(?)したのが、さっきまで掃除してたオジさん。
品は悪くない眼鏡かけた管理職タイプのいい歳なのだよね。
傍らにちりとり置いて振り付けしてくれるんだけど、オジさん自体が分かって無い模様。
どうやら振り付けは道の左右で違うらしく、私たちはキャンディー組だったかな?
投げキッスとかイヤイヤとか、やたら滅多ら可愛い振りで。
それをオジさんがやるもんだから拍手喝采。
反対側はなんだか蛇(?)の振り付けでした。っていうかパンチとかそんな感じで攻撃的で私たちとは対照的。

そしてパレードが始まり踊る時になって目の前のコスプレ姉さんが「こんにちわー」と声をかけてるのに誰も返事せず。
お姉さん、顔が固まってました。いや、これはわざとやったんだろうけど。
途中、お姉さんがスプレーを客に吹き付けだした時には一瞬、マジで汚れるんじゃなかろうかと思っちまって。
最後にポンポンとボンボンみたいなボールが飛び出して、舞台の花投げみたいに皆してとりたがっており。
足元に2-3個転がったので拾ったものの、全てTやんに差し上げました。

それが終ると腹ヘリ極限状態にて食事。
ディズニー初トイレに行ってからピザを食べて。
ピザだけじゃ足りないってことでスウィートポテト(だったと思う)っつーのがあって、これは一体なんぞや?とTやんに聞いたら「ハッシュポテトみたいなの?」と言うので頼んだら・・・・実体はミッキーの形の大学芋。
おいおい。二人とも思考回路やられてたべそ。どう考えても甘い芋って事だろうが。
大体、Tやん英語バリバリのくせにハロウィンパレードではしゃぎすぎて壊れちゃってた模様。

食後、私の我儘で一服場所を探して一服。
かぼちゃのオブジェ付近で写真を撮ろうっつーことで、二人一緒に撮ってるくれる人を探していたら綺麗系の女子集団に「撮りますから撮ってもらえます?」と声をかけられた。

ところが。相手はデジカメ。Tやんはデジカメは使ったこと無いとかほざく。
で、私がシャッターを押すもお嬢さんが言う通りゆっくり押そうが早く押そうが、何故かフラッシュたくものの写らず。
Tやんに代わりに押してみてくれって頼んでも「やだやだ」と逃げられ。
5回ほどチャレンジするも撮ってあげられず「あ、もういいです」と断られ。
くそっ 最新のデジカメなんて大嫌いだっ

その後、ホーンテッドマンション側でまたもや夜のパレード待ち。
今回は前の方に座らず、生垣みたいな石に腰掛けていたので少しまし。
でも1時間が長いこと長いこと。
「東京ディズニーランド・エレクトリカルパレード・ドリームライツ」が始まった時には、やっぱり綺麗ねぇと感心。
でもね。写真はブレまくってしまいましたわ。動いてるからね。

終了後、これまた急いでハロウィンの第二の目的「ホーンテッドマンション」へ。
大行列尻目にファストパスだかでスルスル中へ。待ち時間0。
Tやんが夢中で『ティムバートンのナイトメアー・ビフォア・クリスマス』と言ってたけど、さっぱり知らないのでピンと来てなかったけどお化け可愛いねぇ。

一応、全ての目的を果たし「緑」を探しにショップへ。
途中で花火が始まって、偶然にも結構良い位置で立ち見。
あ、緑っつーのはモンスターズインクのマイクのこと(今ググった)。
それの帽子を被ってる人がいて、宇宙人だ宇宙人だと騒いだ挙句にあれが絶対欲しいと意気投合して捜索。
残念ながら帽子しかなく購入しなかったけど。
同じ緑でもトイ・ストーリーのリトル・グリーン・メン(これも今ググった)は沢山あったんだけど。
思わず買いそうになるも我慢我慢。絶対あとで困るからに。

いくつかのショップを回って帰路へ。
出口付近でミニーの風船が飛んじゃって天井にはりつけ状態に。
上からミニーの顔だけ軍団に見下ろされるのって、あんま良い気分じゃないわ(笑
売り子のお姉さん、ニコニコしながら売ってたけど内心は泣いてるだろうなぁ。
うっかり手を離してしまったんだろうね。怒られるのかな。かわいそうに。

帰り道、ディズニーランドで本当は食べたかった坦々麺の代わりに有楽町にて中華料理屋へ。
ラーメンを食べて帰宅。
足パンパンなのに電車座れず、駅についてからは乗り換えの為にダッシュし。
ヘトヘトになってコンビニでカルピスウォーターを買って、更に歩いて家に到着。
0時前にヘロヘロでたどり着いた私にTやんから「今ケーキ食べてる」というメール到着。
二人とも相当疲れて甘いものが食いたかったのだという結果でした。

とりあえず思ったことは、カップルでは行かない方が良いっつーこと。
いや、どっちかが凄くディズニー好きでスケジュールも完璧で引っ張れるならいいのさ。
なんかね。周りのカップルが(当然カップルだらけなのよ)時間を追う事に口数少なくなってるのを見ててだね。
食事してた時の後ろのカップルなんぞ、私たちが食べる前からテーブルに何も無い状態で座っており。私たちが食べ終わって立ち去る時まで(30分以上あったと思う)、お互いに一言も喋らず。
私も過去のディズニーランドは全てカップル状態だったのだけど、なんせ最後が10年前なもんで。
それでも、待ちとか会話が少なくなった記憶が微かにあるような無いような。
待つ事が多い場合は、私の場合はやっぱり女同士が最適。
下らない事喋り倒してりゃ時間忘れるしね。

あ、まぁ。ラブラブカップルは別よ別。
一緒にいられりゃ二人の世界だかんね。

っつーことで喋り倒した結果、Tやんも私も喉が痛い。
なんせ私ってばキャラクター名なんぞ知らないし。
チップ&デールがいれば「リスだ!リス!」
ブタがいれば「ブタ!ブターっ」(ググったけど名前分からず)
「トラートラー」(もうググるの面倒になった)
という有様。
あ、ミッキー・ミニー、グーフィー、プーさん、ダンボ、ドナルドは知ってます。
あと、白雪姫とかピノキオとかも大丈夫。

極めつけは、

あ:「なんだっけ?えっとトイ・ボーイ?」
T:「え?もしかしてトイ・ストーリー?」
あ:「そうそう、それ」

トイ・ボーイって・・・知らん人も多いだろうなぁ。
古い歌なんだけど。そんなもんを私の脳みそのどこに隠してたんだか。
我ながら驚きだ。ま、咄嗟に分かったTやんも素晴らしいけどね。

まぁ、こんな感じで。
他にもガイコツの扮装した人の大きさが違うとか指摘して、着眼点がおかしいとか、表現がおかしいと指摘された記憶があるものの(どこがどうおかしいのか本人分かって無い)私なりに楽しんできましたわ。


↑えんぴつ投票ボタンです。押すと何気に言葉が変わります


2004年10月05日(火)

一削り

歯医者に行くのを止めようかとギリギリまで悩んだ本日。
あまりの寒さに布団でしばし目を瞑る。
瞑ると蘇るあのガリガリ事件。
ハンドルをこう切ると車輪がこっちに向いて、だからこうなって。
などと考えてしまう時点で方向感覚失ってる証拠なのだな。

でも、右の歯が気になるので頑張って出発。
今日は先日とは違い昼時を外した午後2時半予約。
だから混んでいまい。混んでなければ問題なく大回りでカーブを曲がれる。
そんな私の思いは見事に外れ。
途中までスルスル坂を下ったそこには魔のカーブ。
しかも、その魔のカーブで渋滞。前回のガリガリと同じ場所で一時停車。
一瞬にして脳裏に蘇る悪夢状態。
まじ勘弁してくれーっ

やっと一台分動いてハンドルを一度右に切って大回り。
対抗車線にはみでばびでぶーの状態で停車。
対向車が来て駐車場を出るも私の車は当然邪魔っけ。
対向車の運転手にぺこぺこ頭を下げておく。
一台出ると一台入る満車状態。30秒で迷惑停車は解除。
でも。いつもは気にしないで幅寄せしてるっつーのに、もうダメなのね。
駐車券を取るのに寄りすぎてる気がしてヒヤヒヤ。

一台空くと一台入る状態では当然の如く止める場所も決まってるわけで。
どこが空いてるかなんて表示が出る有能な駐車場じゃないので一瞬通り過ぎてバックしてたら後ろから車。
またもやヒヤヒヤ。

空いてる場所がこれまた斜め前に柱のある場所。
ハンドルきるきる。沢山きる。すんごい怖い。
たかが一週間乗って無いだけで車幅感覚喪失状態。
自分の感覚は勿論、ミラーすら信用できない。
何もかも、ガリガリの後遺症。トラウマだ。

それでもなんとか午後一の診療二番手に歯医者に滑り込み。
ところがどっこい。
またもや神経があるかないか調べる機械が修理からかえってきてない状態。
それなら今日、歯医者さぼっても良かったべ?と思ってみたり。
一応噛みあわせのチェックをすると、またもやでっぱっちゃったらしい。

3万の歯をまた削られた(涙
一削り幾らになるのか考えてしまう貧乏性。

「あるひさんの歯はガッチリ噛み合わさってるんです」
「普通は少しずつ位置がずれてて丸くなってるんですけど、尖がってるんですね」

そう言われて見れば、物凄い糸切り歯でもないのにトンガリようだと自分でも思ってた。
削られた結果、トンガリが丸刈りになってたよ。

たったそれだけで解放かと思いきや、また前歯を治療しようとするので慌てて質問。
右のこの歯が動く原因はなんですか?これは治るのですか?と。

先生はとても丁寧に説明してくれたのだが、私流に物凄く大雑把に言うと。
歯は骨でくっついてる訳でも、肉にガッチリ挟まれてるだけでもなく、周りにスプリングみたいな層があるのだそうだ。
だから、通常1mmとはいかずとも誰の歯も多少は左右に動くそうな。
私の右歯は、そのスプリング部が炎症をおこして破壊されてるのかもしれないと。
原因が歯槽膿漏なら抜け落ちてしまうそうなのだが、そうじゃないらしい。
歯の神経が死んでしまって炎症に至ったのかも微妙なところ。
噛みあわせがガッチリしすぎてて圧力がかかった結果かもしれないとのこと。
まぁ、ともかく今現在も悪化するでもなく長いこと保ってるので、とにかく神経を計る機械待ちなのだ。

この機械を使わずとも、歯を削ってみれば状態が分かるのだけど。とも先生は仰った。
「どうします?削ってみますか?」と聞かれたが、当然答えはNOだ。
これ以上、3万かけて一年も経ってない歯を削られて溜まるかっ!

そんな訳で今回も問題の右歯は治療されないまま、新たな虫歯を治療されて終了。
〆て3千円弱。

歯医者の度に3万円の歯を削られて3千円弱とられる私。
歯医者の為に車を削って19万弱(自腹は5万)とられた私。

とりあえず、某スーパーの駐車場はトラウマっちなので受付にある案内図を頭に記録して、ザンザン降りの雨の中、別の駐車場探索。
次回からは、そっちの有料駐車場に止めることにする。

せめて車はもう削りたくないもんに。

↑えんぴつ投票ボタンです。押すと何気に言葉が変わります


2004年10月02日(土)

ご近所話

タイトル悩んだ結果無難に。
候補としては「そし誰(そして誰もいなくなった)」「キレる大人」などあったのだけど。

これを書いているのは月曜日だけど内容は土曜日の午後のこと。
外では相変わらず子供が遊ぶ声。
そう。学校も幼稚園も行ってない不思議な3兄弟達。

金曜日に母上が夕方になって迎えに来た時も、その子供達はいた。
車に乗り込む私を見つめるので「こんにちは」と言ったら「こんにちは」と返してきて、なかなか良い子ぶりだった。
どうやら母上が言うには、その3兄弟の顔に見覚えがあるとか。
昔、私の記憶がまだ残らない時代に父上と姉二人と住んでいたアパートに、今は子沢山の家族が住んでいるそうな。
そこの子供と同じ顔をしてるという。

私: 「隣の人は○○って苗字だよ」
母: 「そうそう、同じ苗字よ」
私: 「え?じゃぁ孫ってこと?」
母: 「どうだろう。とにかく○○系列なんだろうね。」

おかん。○○系列ってナントカ組系列じゃないんだからさ。
まぁ、ともかく子沢山系列の線が濃厚らしい。
母上は更に「あのちょっと拗ねたような目が見たことあるなぁと思ったのよ」とも言っていた。
拗ねたというか・・・うーん・・ちと表現できないけど、天真爛漫な子供の目とはちと違う感じは確かにするかな。

その3兄弟。
私が玄関を開けて自宅に入るのを追っかけてきて見つめる。
家の中を覗こうと必死って感じで。
宅急便がきて玄関開けようものなら、宅急便のおじさんの後ろに3兄弟。
これまた物珍しげに覗く覗く。
私が気の良いおばちゃんであるならば、お菓子の一つもあげるのかもしれないが。
生憎我家に子供にあげるようなお菓子は無い。というかお菓子自体が無い。
っていうか、いまの時代は知らない人が物をあげるのはいけないような気がする。
それに、子供のあからさまな物欲しげな態度とか不躾な態度とか。
そういう視線は私にとって気分の良いものでは無い。
かと言って、別に子供を威嚇するつもりも追い払うつもりもない。

夕方になって隣の家のトラックが帰ってきた時に、たまたま下にいたので窓から観察してみると。
どうやら従業員の一人が親らしく、子供達が嬉しそうに足にまとわりついている。
もしかしたら母上のいう子沢山の親が働いていて、昼間は隠居した隣のおじいさんが預かっているのかもしれない。

不憫なのは末っ子だ。とにかくいつも泣いている。
大抵は、家の玄関のドアをお兄ちゃんが末っ子を残して閉めてしまい、末っ子が泣くというパターン。
これを一日の内に3-5回繰り返す毎日。
玄関のドアをバンバン叩いて泣き喚く末っ子の声は、聞いているこっちの胸が痛い。
初めての保育園の日に父上が迎えにきて自宅に戻り。その後、姉が帰ってくるまで一人で家に置いてかれた私は突然恐怖にかられて保育園まで舞い戻り、扉をバンバン叩いてた。そんな自分を思い出すからかもしれぬ。
3兄弟のお兄ちゃんは玄関を開ける条件として、毎回「じゃぁ、○○もうしない?」などと末っ子に言う。それを聞きつつ、嘘吐きめ。意地悪したいだけじゃないか。理由なんかつけんじゃねー。などと実は心で呟いている大人気無い大人な私。

そして土曜日に事は起きた。
事なんていう大袈裟なもんではないかもしれないけど、正直びびった。
私が読書をしている間、ずっと子供達は相変わらず元気に遊んでいた。
そして時々末っ子を泣かしていた。
何かをしきりに蹴って転がして遊んでいるらしく、カラカラカラという音が響いてた。

実は私は映画を観ていたのだけど、窓を開けているとカラカラが煩くて邪魔だったので読書にしたのだ。
窓を閉めれば良いのだが、涼しいのに窓をしめてエアコンもなんだと思って。
子供に注意するとか、窓を閉めるよりも自分のやる事を変えれば済む程度のことだ。本を読んでいれば意識は本に集中するので音はきにならない。
道路工事ぐらいの騒音になったら、さすがに気になるだろうが。

コン カラカラカラ コン カラカラカラ コン カラカラカラ

こっちは病人が寝てるんだっ!蹴るんじゃねーっ!

今度蹴ったらぶん殴るぞっ!

バン!



一瞬にして外は静まり返った。
おっさんの声だ。最後のバン!は扉を閉めた音だ。
子供は一切音を立てなくなった。
泣き声どころかヒソヒソ声も家に引き返す音もしないまま、静かになった。

きっと、声も出せないほど驚いたんだろうし怖かったんだろうと思う。
私だってビックリした。

子供に対して 「ぶん殴るぞ」 っていう大人が近所に住んでるとは・・・

その声は、いつもヒステリックに子供を叱る隣の家の旦那である可能性大。
それ以外に子供が見える位置でドアを開けて怒鳴る家は・・・大家さんになる。

今日は子供の声が全くしない。
雨だから家にいるだけとか、もうお隣に預けるのを止めたからならいいけど。

↑えんぴつ投票ボタンです。押すと何気に言葉が変わります
一回UPしたけど、曜日間違えてた。
日曜じゃなくて土曜に修正して再度UP。


2004年10月01日(金)

朝から元気

秋の夜長って感じ。
いや、夜長にしてるのは勝手に朝方まで起きてる自分なんだけど。
どうも、やる事も無いのに無意味に本読んだりして気付くと3時かよ。みたいな毎日なのですな。
おかげで朝が辛い辛い。

そんな起き抜けに元気一杯メール到着。
起きる5分前とかにメールが来ると、微妙にピキっとくる私は心が狭い。
そのメールの内容がなんであれ、一通り流し読みして「そんなこたぁーどーでもいいがな」と頭の中でぼやいてパチンと携帯を閉じる習慣。
相手のテンションが高いと余計にピキっときてみたりして。
今日のメールは起き上がった後だったのでギリギリセーフってとこか。

メールはTやんからのディズニーランドにいけるのか確認。

「ちなみに朝から行く予定?朝からだと結構疲れるよ」

これには激しく同意な訳で。
朝からは勘弁とこっちから申し出ようかと思っておったぐらいだ。
でもTやんがノリノリだったら言い出しにくいなぁと。
相手が例え誰であっても内容が何であっても断るのは苦手。
セールス電話はキッパリ断れるけど、近い関係であればあるほど断りベタだ。

とりあえず頭がすっきりしてから返事をしようと、一階に降りて毎朝恒例の父上への挨拶を。
カーテンを開けるとそこには隣の子供達3匹。先日ポストで遭遇した子供達。
ポストで観察されたお返しに観察しかえしてみる。
一番下は男の子だと思ってたら女の子だった事が発覚。
どうやら長男長女次女の組み合わせらしい。

朝から元気だこと。と、ここで気が付いた。

この子達、学校は?幼稚園は?

お兄ちゃんお姉ちゃんは小学生に見えるんだけど。
しかも、この3匹の遊ぶ声がやたら滅多ら響くようになったのは今月からだぞ。
夏休み終ってから家にいるというのは・・・
うーん・・・
まぁ、他人の家だ色々あるんだろう。毎回末っ子が泣いてるのが気になるけど。
強くなるぞ。この末っ子。

二階に戻って30分ほどしてからTやんにメールの返信。
「朝は苦手。ディズニーランドはお任せ。」

すぐに返事が返って来た。

「任された!ハリキリッ!昼夜のパレードは見ようね。」


・・・・朝からこちらも大層元気なようだ。


↑えんぴつ投票ボタンです。押すと何気に言葉が変わります