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2006年01月17日(火)
生きて、書いている

生きてるってことがわかって、その生活の一部をたまにちらりとこぼして見せてくれるだけでいい。そんな人がたまにいる。以前エンピツで日記を書いていたコウさんもその一人だ。小説を書いていて、会社をやめて再就職のために勉強して・・・。もうその日記は消去されてしまって見ることはできないけれど、今でも心に残っている。日記ということでドキュメントではあるんだけど、エンターテインということに気をつかっていたように思う。僕はいつも更新を楽しみにしていた。環境の変化や、人とのかかわりの中での心のありようを見つめるのは、興味深いことです。

僕ももっと書きたい。



2006年01月03日(火)
そうして岸が誕生した


いのち
それはでっかいなみだのたまだ

でかくてしょっぱいいのちのうみに
うるんでつつんで
うまれたぼくらは
あいされてしまう

どうしてこんなにかなしいのに
いきるをうんでしまうの

ぼくは
なにもしらないあなたをすきだ
いきてるという
だけで

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とまあ、そんな言葉が、指をついて出た日があり、それはもう4年も前だ。
保存せずにずっと忘れていたフレーズをある機会に思い出し、もう一度書き留めることができた。

先日、私は彼女とふとんの中で話をした。初めてといってもいいくらいたくさん、色んな話を長々とした。人生の秘密を分け合い、二人だけの約束をした。感動的な夜だった。誰の人生にも、こんな特別な瞬間があるものなのだろうか。雰囲気にながされた部分も多分にあるのですが、それでもあの一瞬、二人は魂を近くして会話した気がする。「腹を割って」という言葉がありますが、本当に腹を割って血と血で会話するような機会は人生においてもそうあるものではありません。深くつながれる相手は少ない。だからこそ私はもっと、そういう人たちを大事にしていこうと思う。