きみはボクらの宝物
小悪魔研究所



 約束は守るもの

本日の担当:SHY

 最近のSizは指切り魔だ。
 何でもかんでも約束をし、そしてそれを覚えている。

 「ぼんばーまん、一緒にやろ」
 「この絵本読んで」
 「自転車で遊びにいこ」

 それらのリクエストをして、私が「今日は遅いから明日必ず」とか、「今度の休みの日にね」と応えると「じゃあ、ゆびきり」と言って小指を差し出すのだ。

 そして、私も同じことをする。

 「薬をきちんと飲もうね」
 「片づけを自分でしようね」
 「明日の朝はパパのことを起こしてね」

 Sizは真剣な眼差しで頷き、私との約束を交わすのだ。



 「パパ、ぼんばーまん一緒にやろ」
 Sizが夕食後に言い出す。
 就寝時間である20:00が近づいてきているのを時計で確認するものの、私は前夜の約束を思い出して「そうだね、約束したからね」と、それを履行する。
 もちろん「1回だけだからね」と釘を刺すのは忘れない。



 Sizに約束を守らせたかったら、私も守らなくてはならない。
 そして、Sizと簡単な約束をたくさん交わして、それを守らせる必要もあると思うのだ。
 その結果がわかるのは、何年も先のことだろう。
 もしかしたら、私の努力はいかなる結果ともつながっていないかもしれないが。



 Sizが夕食後に私のところにやってくる。
 「ママがね、お雛様を出してくれないの」
 そう言えば、Sizとkinaが約束しているのを見た記憶がある。
 kinaは「はいはい、明日だそうね」と言っていた。

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 ...もしもーし?

2004年02月26日(木)



 姫さまよ〜

本日の担当:ユキリン

Rinは最近女の子らしいものに憧れるようになった。
いつからか「あやや」が大好きになり、
現在あややのシャンプー愛用中。
家族の誰もあややのファンというわけではないので
自らの秘めたる「女の子」が目覚めたのか!?
私のスカートをドレスのように巻きつけてみたりして。

何かと「姫さまみたい〜」と連呼する。
たとえば私が髪を切ったり、お化粧したり、
口紅を塗っただけで「ママ、姫さまみたい〜」。
Rinにとって、
ママは姫様でとてもかわいい人なんだそうだ。
いやぁ、これ母親の特権。




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2004年02月24日(火)



 役割分担。

本日の担当:kina
 
 Sizが風邪です。
 SHYも風邪です。
 
 Sizは元気に駆けずり回っていますが、声がへん。
 SHYは会社には行きましたが、早退。今はお布団の中。
 
 
 病院に3人で行ったのですが、診察室には病人二人で入ってもらいました。

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 帰ってきてからも、二人で仲良くうがいしてるし。
 父子家庭でも十分やっていけるだろうと思いました。ううぅっ。

2004年02月18日(水)



 Rinなりの反抗

本日の担当:銀吟

インフルエンザは治ったものの、まだ起き掛けには咳が出るRin。
本人は大丈夫だと言い張るが、大事を取ってスイミングを休ませた。

その日の夕方。

「みんな〜、元気ぃ〜?」で始まるNHKおかあさんといっしょを
見ていたRinは、いつもは画面に向かって「はぁ〜い!」と
答えているのに、その日は「元気じゃないで〜す」と付け加えた。




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はじめはボクもユキリンもおかしくて笑っていたのだが
もしかすると本当はスイミングに行きたかったのかな?


2004年02月17日(火)



 ウォーリー捜索中

本日の担当:ユキリン

ウォーリーを探せ!という絵本ご存知ですか?
15年以上前になるのか…私も中学生くらいの時読みました。
いや、読んだというか、見たというか、探したというか。

ものすごーいたっくさんの人物達
(それもけっこう緻密)が描かれている中から
メガネをかけてサンタさんみたいな帽子をかぶった、
とぼけた顔したウォーリーを探すのが目的という絵本なのです。

似たような趣旨のアンパンマンのを何度か借りたけど
3歳児ともなるとこちらは簡単すぎるようで…。
最近はウォーリーがお気に入りのRin。

あっさりとウォーリーを発見できるページもあれば
なかなか見つけ出せないページもあり。
「んもう!みんな邪魔だよねぇ?ママ」
そうだねぇ。だけどそれが作者のねらいなのだよ。




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…まったく作者の思うツボだ。

2004年02月16日(月)



 ご推奨

本日の担当:SHY

 とある休日の午後。
 私は歯医者の予約時間を前に、洗面所で歯を磨いていた。
 そこへSizがやってきて、あれこれとものを尋ねる。
 そう、彼女は私のスケジュールに敏感だ。

 仕事の日、休みの日、休みなのにどこかへ出掛ける日。

 歯医者に行くので1時間もすれば戻ってくる、と言うと納得はしてくれたようだった。
 自分は歯医者での治療を既に終えており、どれほど「怖くなかったか」を雄弁に語り始めたのはご愛嬌。



 私は準備を終え、kinaから保険証を受け取ってSizに「行って来るね」と手を振った。
 「いってらっしゃい」と駆け寄ってくるSiz。
 両手を高く伸ばして、私が腰を低くするのを待つポーズ。
 私が笑いながらそれに応えると、彼女はもう一度「いってらっしゃい」と言って私の頬にキスをした。
 私も彼女の頬にキスを返して立ち上がる。
 Sizは大事なことを思い出した、と言わんばかりの顔をした。
 「ちょっとっ! お母さんっ!」

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2004年02月12日(木)



 しあわせ

本日の担当:銀吟

Rinがよく“しあわせ”という言葉を使う。
はじめは「本当に意味がわかっているのかな」
と、ちょっと ? がつくこともあったが、
嬉しかったり、よかったなァと思ったりした時に
使用しているので、まあ間違ってはいないだろう。




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その光景を思い浮かべるたびに、ボクもしあわせになる。

2004年02月10日(火)



 やっぱ牛乳でしょ♪

題名:

本日の担当:ユキリン

「ママ〜!コニちゃんのお友達が“やっぱ牛乳でしょ”だって」
あるときテレビを見ていたRinがそう言った。

「コニちゃん」とは、
教育テレビに出てるので今は小さい子にもおなじみの
KONISHIKIのこと。
だけど「お友達」って??
あの一緒に出てるちびっこのことかい??

ちがう〜!
お友達だってば〜!子供じゃないの〜と言い張る。

なんのことなんだろうと思っていたら、
やっとそのCMを見ることができた。
講談師の神田山陽さんが出ている牛乳のCMのことね。

同じ時間帯に出演してるから
Rinの頭の中では二人はお友達ということなのか。。。
ぷぷっ




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銀吟に思いっきりバカにされました。
有名な方なんですよね。


2004年02月09日(月)



 むかーし、むかし

本日の担当:SHY

 「Sizがお話ししてあげる」
 夜寝る前に本を読み聞かせていて、それが終わるとSizがこう言う。
 それなら聞こうと、灯りを消して布団に入り彼女の声に耳を傾けた。
 彼女が語る物語はこうだ。



 昔々、あるところにおじいさんとおばあさんがいました。
 おじいさんは毎日山に行き、おばあさんは洗濯が大好きでした。


          ...何か違うような気もするが、許容範囲だ。


 ある日、みんなが大きな桃を持ってきました。


          ...みんなって誰? しかも持ってきてもらうのか。


 すると、その桃から桃太郎が出てきました。
 桃太郎は元気な男の子です。


          ...名前は最初から決まっていた、と?



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          えっ? えっ? 何っ?


 おじいさんとおばあさんは幸せに暮らしましたとさ。
 おしまい。


          ...何しに来たの? 鬼退治は?



 Sizを寝かしつけなければならないのだが、真っ暗な部屋の布団の中で私とkinaは笑い死にしそうだ。
 当の本人は大河物語を語り終えてご満悦なのだが。

2004年02月05日(木)



 節分。

本日の担当:kina
 
 昨日は節分。
 でも、SHYが何時に帰ってくるのかわからない。
 とりあえず、二人で豆まき。掛け声のみ。マメは年の数+1食べました。
 
 Siz就寝寸前にSHY帰宅。
 本日2度目の豆まきです。鬼つき。
 
 しかし。
 お面はないので、Sizがリトミックで作った角がついた被り物を。
 
 つまり。
 鬼はSiz。それも喜んで。
 前回のリトミック、今夜の第1回豆まきで「豆まき」がどんなものなのかくらいは理解していたようでしたが。


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「まま〜〜」
となんでだかわからねぇ。という顔つきで抱きついてきたのでありました。

2004年02月04日(水)



 弟思い

本日の担当:銀吟

ボク→Gaku→ユキリンと代わるがわる
我が家を襲い掛かった風邪菌くん。
それぞれ3人に40℃の熱をもたらし、今は
もう満足したことだろう。せめてRin
だけは見逃してはくれないか?

と、そんな生活が続いている。


Gakuを医者に連れて行ったときのこと。
先生がGakuの喉を見ようとへらを無理やりに
口に突っ込んだのでGakuは大泣きしてしまった。
そのことを聞いたRinは急にうつむいて
おとなしくなってしまった。




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お姉ちゃん、やさしいね。

2004年02月02日(月)
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