春の日記
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2008年01月30日(水) 「月夜に拾った氷」銀色夏生、新潮文庫

目が疲れがちなので軽い本を。最後に書下ろしが載ってますね。


2008年01月29日(火) 「きらめくジャンクフード」野中柊、文藝春秋

シーザーサラダもジャンクフードか…。イラストの感じが可愛いので著者の旺盛な食欲もあまり気になりませんかね…。それにしても胃腸が丈夫なご様子で羨ましい(笑)オノマトペが多くて楽しげです。


2008年01月28日(月) 「復刻海軍割烹術参考書」イプシロン出版企画

明治41年に舞鶴海兵団が発行した大日本帝国海軍版「料理の基礎」が現代語訳で復刻…という謳い文句。錨を配したネイビーブルーの表紙の本を思わず手にしていましたが「五等主厨は本書に依り割烹術を修得すべし」という真面目な当時の教科書ですよ。レシピに従った料理の写真はともかく、図版を使ってまずは調理に使う各種の道具や設備、食器等の名称から覚え、各種素材についてや料理の仕方などが載っている流れ。無駄な挿絵はないけれど色々想像してみると結構面白いかも。


2008年01月25日(金) 「甲賀忍法帖」山田風太郎、角川文庫

久々に読んだけど読みやすいな風太郎…。一応これを読むのは初めてだけど何となくストーリーやキャラクターは知っております。見たこともないアニメのせいな辺り…(笑)


2008年01月24日(木) 「キッチンの穴」たけだみりこ、技術評論社

基本は四コマ漫画なのかな…料理の話とか。例によって控えている食べ物も多いけど楽しく美味しくやってるのを見るのは好きなようなので…代償行動っぽいなーとも思ったけどこういう本は別に前からよく見るしね…。


2008年01月16日(水) 「嗤う伊右衛門」京極夏彦、中公文庫

三度目くらい。文庫も二種出てるのか…この本のカバーは北斎の「鶯と垂桜」。解説は高田衛さん。そういえば伊右衛門と小平次に続く作品がもうすぐ始まるそうですなー。


2008年01月13日(日) 「野菜に含まれるミネラルが効く!ミネラル豆乳ダイエット」赤星たみこ著・画、小学館

別にダイエットはしてないけど退院してからは牛乳に替えて豆乳を摂っているのと多少漫画仕立てだったので手にとってみたり。ジューサーを使うと絞りかすとジュースが分かれるんだっけ。家にはミキサーとフードプロセッサーしかないのでこの本のままやろうと思うとふきんで絞らないと…。まあこの本にもある通り使うのは何でもいいしいつ飲んでもいいし多少いい加減なくらいが続けるには楽なんでしょうね。この本を見る前から既に朝には豆乳とヨーグルトと果物(時には青汁パウダーも)ミキサーにかけて飲んでるんで、このまま行こうかな〜と。


2008年01月12日(土) 「魍魎の匣」※ネタバレ

前売り券を買っていたのでアレを持っています。「脳良の匣」。六面揃へて脳を鍛へる、とか書いてあります。注意書きに「稼動部分に髪の毛や指を挟まないやうに御注意下さい」とか書いてあります。しょうもないなあ…(笑)
さて、シリーズ二作目の映画化。キャストは関口が替わりましたね。当時の雰囲気?を出すために中国でロケしたりとか、色々変わった事をしているようで、原作とは異なるお話になっている、というくらいの前情報で行きました。
まずは戦場のシーンから幕開け。そして七年後の日本へ、と。キャラクター紹介っぽく時間が前後したり、景色がどう見ても日本じゃないとかで、何だか不思議な感触。榎さんはあまり奇矯な人物になってませんよね。関口は猿っぽくないし何かよく喋ってちょこまか動く、というのが何やら新鮮。…鬱っぽくは見えないということは躁状態なんだろうか(酷)。京極堂は…ちょっとコミカルな人に…?この三人が同世代ということで撮影中も仲良くやっていた、というのは目にしていたのですが…映画の中でも仲良しぶりが際立って印象的でした。木場…木場が仲間外れにされてませんかい…小さいからでしょうか!(笑)原作では木場中心て感じだったのに…そういえば映画のポスターでも一番後ろに居て一番小さかったですね…。久保は、原作の雰囲気だとミッチーが良いという意見が多く聞かれたのですが…この映画のこの久保なら、クドカンで問題ないと思います。何だか、悪の秘密組織の人みたいな活躍の仕方な気が。匣の中の娘に憑かれてしまった理由が原作と変えられてたので少し弱いかな〜と思ったのですが…榎さんに見て欲しかったようにも見えるし。最後の状態では、生きてると言えるのかしらん。そりゃ、あれは半分もなかったですが。手を下したのも榎さんだし。加菜子と頼子は駅で抱き合ったりしてるとこがなんか印象的。研究所での加菜子の姿は非現実感が…うーん。頼子は可哀想でした。研究所での京極堂と関口の遣り取りは何かことごとく笑いを誘われたような気がする…何でいちいち戻って答えるの!とか。落っこちそうな京極堂にあわあわしてる関口のシーンは最高に笑えましたし。コントのような二人が見られるとは思いませんで。他は、研究所が不思議な感じでしたねえ。爆発が大きすぎてアレだったら全員死んでそうだけど、何か落ちていった木場が生きてるくらいだし。あと、ラストの「ほう」は、やっぱり箱詰めになってて欲しかったですね…。箱詰めといえば一番みつしり感があったのは引き出しの中の腕だろうか…。
中国ロケな町並みとか、異国感があるので…内容とかキャラクターの作りとかストーリーとかと相まって、不思議な感じの映画。何か予想外の場所に連れて行かれたような感じで面白かったです。次はまた、違う監督でまた違う世界に連れて行ってもらえるんでしょうかね〜。それはそれで、ちょっと楽しみな気がします。ご一緒してくださったN原さん、ありがとうございましたv


2008年01月07日(月) 「京都文具探訪」ナカムラユキ、アノニマ・スタジオ

古い文房具屋ね…インクの吸い取り紙とかはちょっと欲しい気がしたかも。あと、ガリ版とかはギリギリ知ってる世代の筈なんだけど記憶がかすかなんだよなぁ…と思ったり。家の片隅にも何か古い文房具が眠ってる気がする…。


2008年01月06日(日) 「B級グルメこの町が美味い!」田沢竜次、ちくま文庫

B級グルメっていえば食べられなくなったものばっかなんですが(笑)自虐って訳でもなく…健啖家だねえ、と面白く読んでます。挿絵の桑田乃梨子の微妙に脱線するだらだら感もイイですね〜


2008年01月05日(土) 「京都を包む紙」井上由希子、村松美賀子、アノニマ・スタジオ

京都の和菓子屋等を中心に包み紙、かけ紙、箱、紙袋等のデザインなどについて。お店を訪ねたりコレクションのエピソードとか、デザインごとに見たりとか。著者の一人は「文房具で包む」の人でしたか、なるほど。


2008年01月03日(木) 「文房具を楽しく使う 筆記具篇」和田哲哉、早川書房

万年筆とかボールペンとか。単純なので引き出しに眠っていた祖父の万年筆三本を発掘してメンテを試みてみたり。でもインクがないけど…。