春の日記
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2006年11月24日(金) 「和の仕掛け絵手紙だれでもできる「起こし文」」山岡進、情報センター出版局

立体的なグリーティングカードのようなものかな…和のものに拘って色んなカードを作っているようです。写真を見るだけでも結構楽しい。作り方も全作品載っているわけではないので自分でアレンジしたり想像したりして作っていくのも面白そう。


2006年11月17日(金) 「STATIONERY WONDERLAND 伊東屋の文房具たち」大川哲平、プチグラパブリッシング

企画展目当てで一度だけ本店に足を踏み入れましたがヤバイ空間だと思いました。もし一人だったら一日でも居られそうな匂いがしたというか…(笑)面白そうな文具がいっぱい。とりあえずハオルカン欲しい…。


2006年11月14日(火) 「乙女の雑貨生活」柳沢小実、主婦と生活社

乙女って…(笑)雑貨とかのエッセイ。ノリタケの森へ旅する、という話があってあそこはそんなに良かったかしら、と曖昧になった記憶を探ってみたり。


2006年11月13日(月) 「死体とご遺体 夫婦湯灌師と4000体の出会い」熊田紺也、平凡社新書

湯灌…過去に叔母と二人の祖父を送りましたが湯灌は見ませんでした。最近出てきたサービスなのかな…地域にもよるのかもしれない。バブルがはじけてから倒産して華麗なるCM業界から借金返済のために働くうち湯灌サービスの会社をたちあげた著者。なかなか面白い一冊でした。


2006年11月12日(日) 沢木順の世界 ザ・ディナーショー、名古屋国際ホテル国際ホール

今年はコンサートが名古屋でないぞ、ということでかわりに申し込んでみました。テーブルでお隣だった人も同じ考えだったらしい(笑)ディナーショー初体験〜でしたが、例によって始まる前から本人がロビーをうろついていたり「写真、ビデオ、何でもいつでもOKです!」だったり、コースの料理をいきなり端から全員箸を利用していたり(それはあのテーブルだけだっかもしれんが)、遅刻してきた人が其れまでのメニューを一気に出してもらっていたり、と型破りなというか肩肘張らない感じでした。年配の方が多かったかな。お洒落をする人はしてるしカジュアルな人も着物の人もあまつさえガタイのいいブラックの人まで居たりして。A〜Zのテーブルまであったから200人以上か…もっと小ぢんまりしてるのかと思ってたからちょっと驚き。受付でプログラムのリーフレットと記念品を貰いました。卓上カレンダー…一月の白で紋付袴が好きかもしれない…。
ご挨拶があって乾杯(グラスにビールね)、コース料理が終わった後で歌、でした。ホテルで食事なんて稀に見る機会なのでメニューを載せてみる(笑)
海の幸と野の幸 クリスタル仕立て 香草ヴィネグレット添え …見た目が不思議な…。薄い板状の寒天?がかぶせてあったのです。
鯛と三河産大豆豆富 和風蟹あんかけ …シンプル。
海老とラタトウィユ バジルの香り …バジルの香り覚えてない(笑)
特製ビーフシチュー シャンピニオンソース …この辺りで飲み物自由なのに気づいて白ワインを賞味
紅鮭とじゃこ入り菜飯と香の物 …上品な量(笑)
味噌汁 …しかし和なのか洋なのか謎なラインナップだ
お愉しみデセール …三角錐にカットされたゼリーがぷるぷるしててその場の笑いを誘った。ケーキとアイスとゼリーとメロンの盛り合わせ、美味。
珈琲 …飲めないので紅茶に替えてもらいました。カップはナルミかな(どうでもいい)。
デザートの前に化粧室へ行こうとしたらまたしてもうろついてた沢木さんと客がロビーで何やら盛り上がっていた…衣装が…シャツが真っ赤なフリルつきになってるー!うわーと思ったけどそれなりに似合っているところが怖い(笑)ていうか相変わらず細いなこの人は。姿勢は良いし腰周りの細さが非常にセクシーです(…)。還暦すぎてる筈ですよね…?とやっぱりお隣の人と「細いよねー」とか盛り上がったのでした。喋るともう面白ネタばっかなんだけどね…。歌を始める前にも何となく各テーブルを回っていたようです。カメラは持ってないので携帯でこそりと小さく撮ってみる。お隣の人とのツーショット写真を撮ってあげたりとか。
歌はシャンソンから、「LOVE」「オー・シャンゼリゼ」。ピアノは北川美晃さん。「オー・シャンゼリセ」で「オー・国際ホール♪」とか歌っていたがあれはきっとどこでもやっているに違いない。トークが混じると進行が遅くなるのはいつものことだし。曲目もしょっちゅう間違えるし(笑)お父上の作った歌「さくら貝の歌」「あざみの歌」「まりもの歌」「チャペルの鐘」「山のけむり」「ふるさとの歌」。「あざみの歌」は客席から歌手の女性が歌われましたが。お父上の臨終の際の言葉の話はめちゃめちゃ笑えました。いいのか。曲順は忘れたけど「プログラムの歌は全部歌います!」ってことでトークを我慢して「セ・シ・ボン」「サン・トワ・マミー」「恋心」「バラ色の人生」「愛の賛歌」辺りは続けざまに。「僕はミュージカル俳優なので、歌は上手くなくていいんですよ」とか言うし。…昔、四季の会報「ラ・アルプ」で「絶対音感の持ち主」とか書かれてた気がするんですけど〜?(笑)「長く浅利慶太の元に居たので私、褒められ慣れておりません!」とかさ。ミュージカルから「見果てぬ夢」(染五郎時代の幸四郎さんと共演したんだよなあ)「スターズ」(東宝のオーディションの年齢制限を何とかしてください)「愛せぬならば」(レア中のレア、沢木ビースト観たかったなあ)「素晴らしい人生」(YAKUMOはテレビで見ただけだな)。
ほぼ定番のコースですな。オペラ座とジーザスが聴きたかったけどな…。ラストはリクエストから「アメージング・グレイス」を「あざみの歌」を歌った歌手の方と一緒に。(歌詞が覚えきれなかったからだそうだが…)。「太りすぎのサンタクロース」も歌うかなと思ったけどなかったな…。最後は恒例の本とCDの宣伝→サイン会。タイムスケジュール通りに終わってたので驚きました。大体いつも押してるからな…今回はトークをかなり抑えたと見た(笑)
コンサートは定例にしてほしいんだけどなー…お立ちになってる小さな舞台やショーまでは全部追っかけられないし。しかしホールは広くてステージはあまり近くないし、照明がまずかったし。これの半分以下の規模のちっちゃなコンサートがあったらじっくり聴けるのにー。こうなると一度は行きたいと思ってる内に何時の間にか終了してしまった鎌倉コンサートに行けなかったのは残念だと今更思ってみたり。とはいえ、変わらぬ笑顔に心和む一夜でありましたとさ。


2006年11月11日(土) 「百鬼解読」多田克己、講談社文庫

妖怪絵は京極夏彦画。才能のある人は羨ましいことです。内容は石燕の絵解きですかね。


2006年11月07日(火) 「お散歩ブック」杉浦さやか、KKベストセラーズ

お散歩のススメ、のような。軽い読み物。


2006年11月04日(土) 「水滸伝の世界」高嶋俊男、ちくま文庫

何となしに、水滸伝研究してる人の本など。及時雨や玉麒麟がさんざんな言われようだ…(笑)そして中国の水滸伝研究は日本に遅れをとっていたことがあったのか…色々大変だね。他のヴァージョンの水滸伝も読みたいなーと思いつつ…。