春の日記
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2002年09月28日(土) 「戦略原潜(レニングラード)浮上せず」(下)大石英司、中央公論社C・NOVELS

昔読んだときは「映画みたいなシーンがあるなあ」と思ったような記憶があります。スティングレーのエピソードなんかそんな感じ。上下巻だということはすっかり忘れていたな。しかし何と言っても時代を感じるのはソ連の存在か(笑)そりゃ「沈黙の艦隊」でも途中からロシアに差し替えられてたが。いつものことだが感想じゃないなあ、これ…。


2002年09月25日(水) 「戦略原潜(レニングラード)浮上せず」(上)大石英司、中央公論社C・NOVELS

実は再読、それも数年ぶりの。地元図書館になかったので思わずリクエスト。「沈黙の艦隊」はまった頃勢いで読み漁った自衛隊や潜水艦関連の本の中のひとつ(笑)「イージス」のあおりでまたその辺のもの読みたくなってきたのさ…。馬鹿だなあ…。最初に読んだ当時の感想(何で取ってあるんだか、そんなものが/笑)、何かいろいろ書いてあって笑えます(死)ちょっと字が小さいかな…。


2002年09月22日(日) アスペクツオブラブ、新名古屋ミュージカル劇場

初めて観る演目。「キャッツ」以来(だと思うが)数年ぶりにSさんと四季を観劇♪前から二列目だったので彼女は大いに喜んでくれました。それにしても最近石丸さんと保坂さんばっかし観てるような気がするなあ…。うっかり大筋(というかオチ)知ってるのが敗因かもしれないけどそれほどのヒットではなかったかも(汗)アレックス!本当にそれでいいのか?ジュリエッタが実は一番役得なのか?ローズはちょっと問題ないか?ジェニーはやっぱりまだ子供ってことなのか?ジョージって一体…。今自分が恋をしているかしていないかでひょっとしたら感じ方が違ってくるのかもしれないけど。それにしても観劇後のお茶やお喋りはやっぱ楽しい。同じモノを観てても感じることや注目するところが違うのってやっぱり面白い。(でもSさん…下村さんがガダルカナルタカに似てるなんて暴言だよ…)石丸さんが居たからか今日はカーテンコールが妙にしつこかった気がしましたとさ。しばらく名古屋はレパートリーが続くのかな?早くライオンキングが観たいのだけどね…。


2002年09月20日(金) 「亡国のイージス」(下)福井晴敏、講談社文庫

あ〜あ、読み終えちゃった…寂しいなあ。まだ読んでない人羨ましいな…まだこの先にこんな面白い本を読む機会があるってことだし。…とりあえず今年読んだ本の中で最も面白かったで賞(長編部門)を授けます。バトロワ抜いて一位です(は?)。上巻読んであまりにもハイになった為ちょっと落ち着こうと移動時の友にすることは控えて家でじっくり読みました。とか言って長編読んでる時に限らずのくせでちょびっと先の方とかちょろちょろ斜め読みしてみたりとか変な読み方で。それにしてもこんな話を書ける人ってくやしいけど凄い、天才だわ〜と思ってしまう。これってジャンル的にはかたゆで卵なのかなあ。活字倶楽部の特集ではそのように取り上げられたらしいけど(当時ノーチェック)。関連性のあるらしい他の著作も早速チェックしてみよう!という決意を固めました。まあ自分の場合自衛隊モノ(?)に抵抗無いっていうかむしろ興味ある方だから(体験航海もう一回行きたくなってきた、やらないかしらねまた)楽しく読めたって面もあるだろうから別に万人に薦めようとは思わないけど。そういえば最新作が今年中にあるらしい…。どんなだろう…。


2002年09月18日(水) 「亡国のイージス」(上)福井晴敏、講談社文庫

2000年の日本推理作家協会賞、日本冒険小説協会大賞、大藪春彦賞のトリプル受賞で話題になった為か名前は知っていた気がするけど唐突に読もうと決めた動機は不純(爆)…かわぐちかいじがね…(苦笑)、高校の頃から「沈黙の艦隊」ラヴ(でも平行して幽遊白書とかもラヴ。こんな女子高生他に居るか?と当時から自分に突っ込み)。最近になって思い出したようにファンサイト巡りをしてる内にうっかり「ジパング」にも今頃ぐらついてるていたらく(でも単行本は7,8だけあればいいな…)。で、その辺りのサイトでその名を目にするようになって以来読みたくなった、と。…感想でもないくせにやたら長い前置きですこと…。まあ要するに念願の一冊だったわけです、と。
結果、ちょっと読む進むたびに「面白い〜!」と言っては捩れていました(…)。あ〜、くやしいけどまんまとツボです。もはや自分でも自分のツボがどこにあるのか謎ですが。思わずあったま悪そ〜な感想を書きなぐりそうになったけど理性で踏み止まる←すでに十分です…それにしてもまたしても絶対に身近に萌え語りできる人の居ないモノに独りではまってるよ…(自嘲)文庫版ですがまたいいところで切ってあるんだな…。


2002年09月16日(月) 「吸血鬼幻想 ドラキュラ王国へ」菊地秀行、中公文庫

で、また吸血鬼ネタですか(笑)この本前に読んだかな…読んだかもしれない。まあいいや。菊地さんの小説ってそういやあんまり読んだことないかなあ。文庫だから軽く、CDコピーの片手間に読了できましたとさ。


2002年09月15日(日) 「買いも買ったり」林望選、日本ペンクラブ編、光文社文庫

リンボウ先生の選だ〜♪しかもまた面白いテーマです。短いお話がたくさん載っているのでお得な気分。短編集とかアンソロジーとか、だから好き。買い物は気分転換にいいし、好き。ほとんどウインドウショッピングに終わることが多かったり、友達に付き合うだけだったりってこともあるけどそれはそれで楽しいものなのです。本当に欲しいものを買いに行くときは一人のことが多いかな…。


2002年09月12日(木) 「わちふぃーるど扉の向こう側」池田あきこ、中公文庫

数時間で読めてしまいますね。というかもともとこれは絵本(多分)なんだから絵とか楽しんで見るものなんだろうけど。何やらまた読書量が増えてるのはまた逃避行動でしょうか(苦笑)


2002年09月11日(水) 「伝奇ノ匣2 岡本綺堂 妖術伝奇集」東雅夫編、学研M文庫

文庫のくせして分厚いね…(笑)京極作品でもあるまいに。まあたくさん載ってるから。「玉藻の前」は以前某ホラー誌で漫画で読んだ事があるのを思い出した。あれの原作か…。「クラリモンド」も他で読んだな。ところで蟹と蛙が多いのは綺堂の趣味か?なかなか面白く読めました。このシリーズ他のも詠んでみよう…。綺堂と言えばちゃんと「半七捕物帳」も読みたいものだわ。


2002年09月06日(金) 「わちふぃーるど12の月の物語」池田あきこ、中公文庫

そしてまた軽いものを。
特別ダヤンが好きってわけでもないと思うんだけど。でもイワンはいい性格をしてると思う(笑)


2002年09月03日(火) 「水木しげる80の秘密」水木しげるほか11名、角川書店

御大、深すぎます(笑)ほんとに京極先生の分析通り鬼太郎のシリーズは計算ずくで描かれているのだろうか…?何だかんだ言ってもこの人には長生きして欲しいなー。キャラクターが面白すぎる…。そういえば最近は「怪」も読んでないなー。


2002年09月02日(月) 「パーフェクト・ガイド2時間でできる!マンガ同人HPの作り方」ほーむるーむ編、グラフィック社

…何を企んでるんでしょうか(笑)というかこういう本が堂々と図書館の新刊コーナーにあるってのもどうよ…。まあ自分じゃ買わない本だからこそ借りたわけだけど。同人でなくてもHPの作り方漫画は参考になるしいいかなと。(参考にしてどうすると?)オークションやリングやその辺のことも書いてあるけどそういうことは何となく身体で覚えたっぽいな…(笑)


2002年09月01日(日) 「バトル・ロワイアル」(下)高見広春、幻冬舎文庫

日付は変わってしまったけどほとんど上巻に続いてぶっ通しで読んでしまいました。読了は真夜中二時頃?何をやってるんだか。細かい突っ込み入れようと思えば入れられるんだろうけど(濃いメンバーばっかのクラスだよな…/笑)、まあまあ面白かったです。キャラクターとしてはご多分に漏れず相馬光子が面白かったかな。話題沸騰したのもまあ分かるかも。でも映画はどうなんだろうな…。ホラー慣れしてることもあるのか残酷描写は特に思うところナシ。中学三年生の時に読んでいたらどんな感じがしたのかな。今とはまた別の感じ方をしたのかも。