春の日記
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2002年03月25日(月) 「帝都物語」第弐番、荒俣宏、角川文庫

これも同じく(死)
流し読みの読み直し第二弾。ではこれで11冊目ですね…。かなり飛ばし飛ばし読んでいるが。やっぱ帝都はね、加藤×恵子×加藤なのよ!(爆笑)え?加藤×辰宮?…確かにそういう同人誌を持っているが(笑)、それは他に帝都本がなかったからだよ…絶対あったと思うよ昔。加藤×恵子本(無駄に力説)。だからこれは感想か?


2002年03月23日(土) 「帝都物語」第壱番、荒俣宏、角川文庫

実はこれも完読日忘れ…(死)
流し読みで読み直し。うわ〜、今読むとなおいっそう説明臭〜!なんていうか、流れ悪い(笑)荒俣先生の小説の流れを邪魔するのは逆にその博識かも。つい話が行ったり来たりしてる感じ。まあ処女作だしね。この本で今月10冊目ですか…滅茶苦茶ですね…ていうか辛かったんだね自分…。


2002年03月21日(木) 「北の幽霊、南の怨霊」合田一道、友成純一、発行同胞社、発売角川書店及び「異国の丘」新名古屋ミュージカル劇場

「北の幽霊、南の怨霊」
北の方が面白かったよ…。やっぱし知ってる人が(っていうほど仲いいんかい)札幌に住んでるから(二人も)勝手に親近感か…。一度は行ってみたい。しかし南だって行きたいぜ。出雲以南は未経験だからね(これは本の感想か?)

「異国の丘」

今年の初観劇になりますな。どうしても意識してしまう(何気にかぶってるしな)「李香蘭」よりは説教臭さが少ないかな。萌えキャラ(笑)は特になし。丸ちゃんファンでもないし〜。
なぜか開場時間前に開場してた。歌詞カードがあったので「これはファミリーミュージカルか!?」と柊さんと無駄に盛り上がる。いつもと客層変わらないし。
今とても心がネガティブに傾いているため(実際観劇中やその後のおしゃべり中でも仕事嫌さがよぎって異常事態)、弱くて視野の狭い人物に目が行った。神田(深水さんにしては珍しいキャラかな)とか、劉玄(こいつを撃ったのは結局誰だ?)とか、帰れない抑留兵(名前忘れたし)ね。
あ、あと気になったのはナターシャ(収容所にあんなうら若き女なんか居るか?襲われるぞ)、宋美齢(黒いチャイナチェック!)など(笑)遺言言う長老(長すぎて私には覚えられない…出立まで一時間で覚えられるかい!)洟たれてたよ(爆)
プリンスとか言われていたように、九重秀隆は理想に燃え先を見る力を持った光の道を行く人だと思う。そのそばで影の中を歩いていた神田。仲間を売ってまで、そんなにしてまでどうしても生きて帰りたかったのに、秀隆の最後を知り、勿論ソ連に消される危険も分かっていただろうけど、それでも。大嫌いなアメリカの(それはナターシャに向けられた言葉でありながら彼自身に向かってもいた)歌を口ずさんで、引き金を引いた。察するに余りある彼の絶望…。とか考えちゃった。
石丸さんの光の道を行く人、というとストレートプレイであったな、「ラ・ソバージュ ノンと言う女」だったか?テレビで見ただけだったけどどきどきしたもの。そういや日下さんも出てたね。あ、久野さんが出てたことに驚いたけど、メイ総領事のしゃべりがなんかアナウンサーのよう…と思ったらこの人も出戻りか〜。
あと、ほとんどひと目会っただけなのに、敵国同志なのにすぐ「愛してるの」とかは言わんだろ、昔の人だからか?とか(笑)プラトニックのままかと思ったら(笑)変にセクシーなダンスシーンに続いて結局転げまわってたね(爆)!プリンス…普通にベッドでやれ!(殴)愛玲の婚約者もできすぎでありえ〜ん!ぬるいわ…。
総論。一回観ればいいや。そこそこです。でも暗いから万人には薦められない。オーヴァーザセンチュリーよりは良し。


2002年03月19日(火) 「ハッピーロンリーウォーリーソング」枡野浩一、角川文庫

やっぱテレビで初めて見たときの印象が強いね〜。たまにどきっとするくらい分かる歌がある。う〜ん、何か歌を作りたいかも…。


2002年03月18日(月) 「サラダ記念日」俵万智、河出文庫

うわ…まともに読んだことなかたけど私の歌はこの人と銀色夏生にそっくしだなあと凹んでみたり。歌集はさくさく読めるね。


2002年03月17日(日) 「世界の果てまで連れてって」寺山修司、ハルキ文庫及び「林望が能を読む」林望、集英社文庫

「世界の果てまで連れてって」
うわ〜、やっぱし好きじゃない!ふと思ったんだけどもしかしたら似ているかもしれない、寺山修司と嶽本野ばらの文から受けるイメージが。どっちも作り物めいていて作為的で計算が見えて好みじゃないのだ、面白い面もあるにはあるけど。
「林望が能を読む」
リンボウ先生…深いわっっ。でもぴあに並んでる間に読んだせいか後半特にあまり身に入らなかった(汗)能が見たいな〜、また。見たことあるのが「殺生石」と「黒塚」だけってどうなのよ自分…。この著者の学の深さは全く持って尊敬ですわ。


2002年03月15日(金) 「ドラキュラ崩御」キム・ニューマン、梶本靖子訳、創元推理文庫

え、ええ〜!?って感じですな(笑)とりあえずココロの狭いボンドファンは読んじゃいかんというのは分かったよ(笑)ペニー、あんま好きじゃないのよ…でも訳者も上手く彼女の性格を表す言葉遣いにしてると思う。ドラキュラがな〜…。ううん、やっぱし一番好きなのは「紀元」だわ。怪物で悪役な彼で居て欲しかったの。あとラストシーンってほのぼのかもしれんがある意味ホラーでもあるかもしれん…。あと過剰反応する自分を思わず哀れむのは、エリックの名がでてきたこと、人名辞典でエリックやノーマよりエヴィータの項が多かったことか(爆)


2002年03月09日(土) 「吸血鬼伝説 ドラキュラの末裔たち」仁賀克雄編、原書房及び「ドラキュラ戦記」キム・ニューマン、梶本靖子訳、創元推理文庫

「吸血鬼伝説 ドラキュラの末裔たち」
結構面白かった。「ウィアードテールズ」に載ってたという短編などが割と好み。でもSF的吸血鬼はあんま好きじゃないかも。ハードカバーの本で通勤のお供にも出来ないので読了まで時間がかかっちゃったな。平行して他のも読んでたし。
「ドラキュラ戦記」
おや、同じ日に吸血鬼もの二作読了ですか。「戦記」読み終わるの早かったね。よっぽど早く「崩御」読みたいらしいよ(笑)ようやくいろいろ思い出せたわ〜、これで準備は完了。これを再読するにあたっては、「ヘルシング」の最後の大隊なんかが連想されたりすることが前回と違うかな。ナチとはまた違うけどさ。現実逃避のためせっせと読書に励む日々。


2002年03月05日(火) 「ドラキュラ紀元」キム・ニューマン、梶本靖子訳、創元推理文庫

再読になるかな。うっかり「崩御」の方が先に取り寄せられちゃって。頑張って読んださ。やっぱジュネ、好き〜!そして今回一番の発見はレスタトがどこに出てるか読んだ瞬間見破れたことだったり(笑)おのれリオンクール、マーガトロイドだったとは!最初に読んだときなどまるで気づかなかったぜ。何気にくやしかったしね。平行して読んでる吸血鬼アンソロジーや異形アンソロジーでもこの本の名や、連想があって面白かったよ。出典と人物がすべて把握できればどんなに楽しかろう?あ〜、「ドラッケンフェルズ」出てこないかな〜…(感想か?)。