ほんとうはまたSF大会に行きたかったんだけど、仕事も入ってしまったので在宅でいろいろとあがくことに。
そういえば、北東北に行ってるあいだにこんな本(というか漫画)を買いました。
・『PALM30 蜘蛛の文様1』カーターがジェームスに出会うまでの話が開始。以前の予告ではカーターのルーツというか、合衆国に忽然と現れたひいおじいさんの代からということだったけど、それはさすがにペース的に無理だということになったのでしょうか、なんと連載第一回は小説でした。 カーターの妹で、ジェームスと結婚したジョイが、いろいろなことが[終わって]しまったあとにイントロを書いている、そしてその後のエピソードはこの小説の漫画化という構え。
ジェームスが若くして死んでしまうのは(もう15年(!)以上前に作中で)予告されていましたが、その死からほどなくしてアンディも死んでしまうし(これも作中にでてた)、ジェームスと超常的な絆で結ばれていたジョゼは消滅した? らしいし、ジェームスの娘はアルビノでしかも行方不明だし、小説家になったジョイは精神を病み自殺衝動にさいなまれているし、なんというか・・・・・・そこまでジェームスが大きな存在というのはさすがにちょっと、と思ったりもするのでした。でももちろん最後まで読むけど。
・今市子『幻月楼奇譚』2巻。これはなんとか八戸市の大きな書店で発見。 ・今市子『ぼくのやさしいお兄さん』1巻。結局東北では手に入れることができず、東京駅のちょっとした売店に行ってみたらズバッと積まれていました。はじめていったゲイバーで出会った運命のひと(未遂)と、なんと義理とはいえ兄弟として同居することになってしまったよー! と悶々とするの巻なのであります。 花音連載の現代もの(っていうと、一応『百鬼夜行抄』も現代なんだけど雰囲気違うよねー)は、『大人の問題』、『楽園まであともうちょっと』、『B級グルメ倶楽部』とみんな好きです。
・ちょうど漫画雑誌が発売のころで、25日にKiss、28日にflowersとコーラスを買いました。
それから、友人が 「さあ、どんどん持ってって!」 とでっかい段ボール一箱出してきたボーイズラブを4分の1くらいもらってきました。一応目を通してみるかなーって思ったものばかり。固まってもらってきたのは、えみこ山さんの本かな。切なくてかわいらしくて美貌至上主義(で、それゆえの悲劇なんかもたまに描いたりする)のえみこさんの話はけっこう好き。同人誌で読むと山の中の寄宿舎もの・まわりはもれなくホモ設定に、いくらなんでも、と思ったこともあるのですが、商業で発表された『パールホワイト』全3巻はもうちょい一般的なこともあって安心して読めて、なかなかおもしろうございました。そういえば、相方のくりこさんはプロ活動はもうしていらっしゃらないんでしょうか。
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