睡眠、どいちゅそしてオリンピックの日でした。 昨晩はちょっとだけ早めに寝たのにわたしを何度も起こしにきたのはちーでありました。「あ、あ」というような細い声(わたしは[へな鳴き]と呼んでいる)をあげて、なぜかわたしの額を叩くというかかるく爪がくいこんだりするのでありますが・・・・・・ああ〜堪忍してちょ。でもセキュリティも入れてあるし外にだすわけにはいかんのだよ。
そんなわけでけっこう早く起きて、トリノの開会式の録画をざっと見ました。おお・・・・・・たしかにヒット曲がどんどこかかったよ。"YMCA"とか、"I Will Survive"、"Freak out", "Jump", "Sweet Dreams"エトセトラ。しかし英語がほとんどだよ。そんななか、最後に入場してきたイタリア応援団のバックで流れたのはあっ"Gloria"だタイトル合ってるな、でも女声じゃなくて歌詞もイタリア語っぽい・・・・・・? と思い調べてみたら、もともとこの曲はイタリアの男性歌手のをローラ・ブラニガンがカヴァーして世界的ヒットになったものだとか。そうだったのか。式全体としては、ちょこちょこ面白いところはあったけど、ずっと見てるとちょっと飽きたかな。ヨーコ・オノの登場にはのけぞった。しかし何十年住んでも発音とかメロディとか改善されないものなのね。
九時からは『題名のない音楽会』を。指揮者検定? 企画で、イントロあてクイズとか、背後にいるオーケストラの演奏を聞いてまちがい探しをするとか(のだめの千秋しゃまが優勝したマラドーナ国際コンクルでびしばしやってたな)面白かった。
その後はつらつらとオリンピックを見たり、昼寝したり、『ドイツ文学案内』を読みはじめたり(現在100ページくらい)。やっぱりドイツものってスペインのとかと違って、こどものころからの蓄積がまずまずあるんだなあと思いました。ケストナーをはじめとしてハイネ、リルケ、ヘッセ、トーマス・マン、旧いものでは『ニーベルンゲンの歌』なんかも。
かなりまじめに見たのはバイアスロン(きっとゴルゴはこういうのやらせてもすごいんだろうなあとか変な感想を。これはひとりずつ時間を置いて出走し、はやさと射的の正確さを競うそうなので、ゴール時点では勝ちなのかわかりにくいというのがむずかしいなあ。そこいくと夏のスポーツ・トライアスロンは一斉に遠泳(というか)・サイクリング・ランニングでスカッときたな。それから、フィギュアペアのショートプログラム。さすが世界ランク一位のペアは手の動き、指先にいたるまでとにかく美しく、格がちがう! と思いました。
バレンタインものは雰囲気づくりの段階。なんか、悲恋もの(クロロびじょんでは)が浮かんできて困る。
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