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空想妄想いろいろ日記
青木カナ
MAIL

2006年02月28日(火)
祝祭は続く

ひとまずミュンヘンとお別れしてロマンチック街道の旅へ。スーツケースはフロントにあずけ、鉄道で中央駅に向かいます。
 最初は、半時間ほど電車に乗ってアウグスブルクへ。パリまで行くユーロエクスプレスのなかは、なんと二等でも二箇所ばかりテーブルが用意されておりコンセントがありました! でもまあネットは無理よね。この列車はなかなか乗り心地よかったです。帰りには新幹線みたいなのに一時間半乗るので探検が楽しみだよ。

 ミュンヘンはカーニバルだけどさ、まあ町を移れば……と思っていました。駅の観光案内で聞いたら、改装のため閉鎖とガイドブックにあった館ももうオープンしたというし。ロッカーに荷物をあずけてさあ出発。ちょっと風がつめたいね。おお、アウグスブルクは都会ではないですか、なんだかデパートもけっこうあるよ。ロマンチック街道。って標識はドイツ語と日本語だよ!

 最初にたどりついたのは市庁舎。そこでわたしたちを迎えたのは
geschlossen
の字でありましたとさ。おまえもか。
 これはこのさき大聖堂の美術館でも、駅で開いてると教わったロココの館でも。
 みんなカーニバルのせいらしいです。街の中心や鉄道駅への通りから離れると一般商店も。
 他、結果としてXだったのがカトリックとプロテスタントの教会が寄りそって立つ聖アフラ教会と聖ウルリッヒ教会のうち後者は、改修中のようでダメでした。

 ではわたしたちを快く迎えてくれたのは。
1)ひっきりなしにお客が来てた菓子店(立ち喰いコーナーあり)。ミュンへンにいたときから気になってたお菓子パン(?)Krapfen。アウグスブルクでは詰めあわせまでありました。プレーンぽいのでーつ0.75コーロ、中にイチゴジヤムが入ったブリオシュというとこ。

2)モーツアルトの家。といっても父レオポルトの生家でした。二月に入って改装オープンのもよう。入場料3.5ユーロにはオーディオガイド利用費が含まれてて、独英そして日でした! しかも日本語解説はものすごい充実。ずっときいてるのがつらくなるほど。




3)大聖堂。1300年頃のロマネスクの聖母子など。

4)昼食はステーキハウスで。つまり寒くてどこでもいいから入ってしまったんだけど。入口にはってあったもの(値段と、おそらくジャガイモつきということしかわからずに。ステーキでした。ドイツでは昼食には日替わり料理はあってもセットにはなってないみたい。

5)てきとうにさまよい、見ていった店。大型衣料品店。

6)スープの店。時間つぶし&野菜補給。2時50分頃入ったら、3時すぎにはガタガタと……閉店すか。これからカーニバル0h! Yeahですか。

7)駅に早くついちやった…けど売店が充実。ショウウインドウには日本のマンガが! 少年マンガだけじやなくて花ゆめ系少女マンガ誌まで。入ってみたらHUNTERもありました! しかもヨークシン。旅団うでずもうランキングで、クロロはChroloになることが判明。陛下はKurapikaでした。ちなみに旅団はIllusionisten。これではマジシャンか? しかも日本人男性が現地の女性とー緒に来ておすすめについて語ってました。それが二人して黒づくめでロン毛でくるぶしまでのロングコートばっさばっさでした。

 そんなふうにさよならアウグスブルク。列車をのりつぎネルトリンゲンへ。ここで念願の無線LAN接続ができて嬉しく二日分の日記をアップしたんだけど…旅は続くのでした。
 



2006年02月27日(月)
ライオンがいっぱい

 今日はふつうの市内観光の予定。8時に食堂へ行くとどこかで見たことあるよな極彩色の飾りがへなりと下っています。なんか昔行ったウィーンを思いだす。きいてみるとカーニバルに向けての飾りだそうでした。マドリッドでも週末にパレードとかイワシの埋葬してたなと思うにとどまったわたし(たち)は、それがどのような形で降りかかってくるのか予想だにしなかったのであります……。
 
 ホテルからマリエン広場までは歩いてすぐ。さすがに寒いね、昨日の雪が残ってるねと歩いていったわたしたち。市庁舎を最初に見よう、塔にも上ろうか、でもその前に観光案内所で地図でもと立ち寄り、呪縛のコトバを見たのであります。

 geschlossen.
28-2とか26−2とか書いてあるよ。中は暗いよ。
 市庁舎も同じでした。
 マリエン教会の塔につながるみたいな場所も入っちゃだめといわれたよ。
 なんでって……基本的にカーニバルのせいみたいだよ。
 レジデンツ宮殿も部屋の見学はできたけど、宝物館改装で閉鎖だよ。
 ついでにオペラのチケット引き換えたら、現在舞台装置の担当がストで演奏会形式に変更だよと言われたよ。でも買っちゃってあるんだししょうがないよ。

 と書きだしてみるとすごいな。空振り人生(おおげさ)。
 昼食後行ってみたノイエ・ピナコテークはちゃんとやってたけど。18世紀絵画が中心だったからつまんないところが多かったけど、最後のほうで突然クノップフがあったり。

 そんなわたしたちの眼前にはなぜかたくさんのライオン像が。繁華街のそこここにあり、どうも出資した店が好きなように塗っていいみたい。ガングロに脱色した髪のやつもいれば青い水のなかにただ閉じ込められているのも。これもカーニバル?

 いや、違うようでした。
 説明を見つけました。昨年の5月から、今年のサッカーワールドカップまでなのかな。すでに200頭以上が街に。
 写真はそんな一頭と、ベネトンのイケメンポスター。





2006年02月26日(日)
みゅんへん到着

 出発は一時前予定。すこしはやめに起きて、すぐ近くの考古学博物館に行ってみることに。
 おお、昨晩は雪が降ったのだね! そして今日は空気が澄んでとてもいい天気だね寒いけど。雪がとけてぽつぽつと歌うように落ちてきます。通りはもうきれいになってたけど停まってる車のボンネットには白い覆いがかかってます。

 考古学博物館は友人宅からほんの五分。なのに今まで一度も来たことがありませんでした。アルタミラの洞窟のレプリカがあるということだけは知ってたけど。日曜日は入場無料でした。
 わあー後悔したよ。人類のあけぼの時代の展示や考察もあるけど、ローマ・西ゴート(写真で見たことある王冠も展示)・イスラム・ロマネスク・ゴシック(ここまでが地上階。今回は時間がなかったけど二階には「現代まで」と書いてあった)とスペインの歴史の流れを見ていくことができたよ。パティオがふたつあり、イスラムの展示にちかいほうはちゃんと水を配してイスラム風にしてあるもすてき。

 写真は「エルチェの貴婦人」と呼ばれる胸像。等身よりすこし大きめ。博物館で買い物をするとこの像をデザインした袋に入れてくれます。




 仕上げにアルタミラのレプリカを見て出ました。だんだん街路にもひとや車が出てきた印象。朝ごはんほんのちょっとしか食べてこなかったからデリカテッセンに行ってオレンジジュースとクロワッサンにカニカマサラダがはさんであるの(クロワッサンの表面の甘みが混じった不思議な味)を。それから輸出用にチャパタサンドを二つ、生ハムとオムレツのにツナサラダの。

 そして友人宅で最後の荷物詰め、お別れ。
 夏にでも日本に来てよ、と言ってたのですがやはり今は仕事を含めて生活を軌道に乗せることを大事にしたいそう。できたら来年ね。

 タクシーで空港に向かいます。オーストリア航空で予約したんだけどコードシェア便で実際はスパンエアーが運行します。わたしもそうだけど運転手さんもわからない。候補は2と4。ターミナル4は今月に入ってオープンしたそうで、なんか到着のときにそんな番号見た気もするし間違えてもたいした差じゃないよねと思ったら甘かった。まるで別の場所です。隣の空港というか。で、聞いてみたら案の定違うわけよ。

 ターミナル間は無料のシャトルバスがつないでいるのですが、途中で行き先を見失うほど旋回するのでやきもきしました。結局10分かかった。なにもかも新しくピカピカなターミナル4と比べるとなんか薄暗く感じました。

 待ち合わせはウィーンの空港で。仕事のメールを送信するには行きに利用したラウンジがいいかなととりあえず目指して歩いていると友人と会えました。そしてためしに通路でパソコンを立ち上げてみたららくらくつながり、めでたく送信完了しました。ちなみに成田は搭乗口近くならば大丈夫という話、マドリッドのバラハスターミナル2はかすりもしませんでした。

 ミュンヘンにも予定通り到着。なんかすごくきれいです、輝いています、シンボルのMも誇らしげです。やっぱりドイツは違うなあと思いながらタクシー乗り場に……これ、白タクじゃないよね? なんか薄汚れてて、目印もあんまりないのです。でも到着するとあちらのほうから領収書はいるかと聞いてくれたし、前もって調べてあった金額ともほぼ一致するし、大丈夫だったみたい。

 ホテルは旧市街の歴史あるものを選んでおきました。おお、さっそく洗礼が。同じ階なのに段差があります。スーツケースを運びながらだとちょっとインパクトあります。部屋はまずまずでしたが最初鍵を開けるのに手間取り、隣の部屋のおじさんががんばってくれ、しかしだめでフロントを呼び、待ってるあいだにためしに工夫してみたらすいっと開いてしまいました。そしてワイヤレスLANが使えるとエレベータにあったからがんばってみたのに……フロント周辺だけだって。それではうちの家庭内LANと変わらぬ。



2006年02月25日(土)
プラド美術館での三時間

↑というタイトルの本があるのです。名著らしく日本語訳もあるし、売店に英語版売ってた。

 ああ、とうとう降ってしまったよ……のみぞれのなかを8時40分ごろ出発。寒いし、9時に着きたいしでバスに乗りました。途中でコロン広場を通ったらセラーノ通り側を封鎖して舞台のようなものを作っています。ここは、あとでさかんに中継されることになりました。

 いつも通りゴヤ門(北側)から入場。ちょうど開場で、てれてれ列ができていました。みごとにわが同胞のグループばっかりでした。おお、日曜も8時までやるようになったのね。感心感心。
 
 先日共通入場券を買っておいたので当日券と引き換えてもらうだけでOK。さあ今日はどこから行こうか。
 心臓部にあるベラスケスの間にしました。「ラス・メニーナス」があるところ。たっぷり10分ひとりきりで満喫、すごい贅沢です。

 その後は適当に見ていきました。暑いから途中でコートをあずけたり。一時間見てカフェで休憩、オレンジジュースとちいさなフランスパンのサンドイッチ食べて。
 今回嬉しかったのは、数年ぶりにティエポロを見れたこと。部屋がしまってたり移転だったり? で何回か振られてきたので。ゴヤと同じ翼に移ったのね。ここにある「無原罪の御宿り」のマリアはまさに人類の女王という威厳で、ある話で引用もしています。
 前回もいろいろ写真を撮ったけどやはり絵画は照明もおさえてあるしよく撮れない。全体をというならガイドなんかのほうがいいから、今回は猫とか花とか手の表情とかをピックアップしていきました。帰国したら拍手に使おう。

 その後は買い物です。弟からの頼まれ物とか。ごく簡単にすませ、荷物を置いて、今回の主眼のひとつである墓参へ。ここはメモ的に。
・このアルムデナ墓地の墓地使用権は100年で切れる。先般、使用権の切れた墓を大々的に掘り返し、遺骨をcolumbarioと呼ばれるちいさな空間におさめていった。これで墓地の使用状況は劇的に改善? したとか。
・columbarioには3人分の骨壷が入る。
「え、前に4人分(つまり友人のご両親と本人と、同居だったおばあちゃん)入るって言ってなかった?」
「そう言われてたんだけど、今回父の納骨をしたら3人分だって言われた」
……そんなんあり?
・花がたくさんあるなと思うと、ほとんどが造花。墓地の前の花やでもたくさん造花を売ってる。ちなみに花の色はなんでもあり。赤も。

 そしてアストゥリアス料理のレストランで昼食。
 スペインに来たら
・オレンジジュース
・ジャガイモのオムレツ
・ガリシア風タコ
を食べねばと思うのであります。一日で全部食べられて満足。おいしかったし。

 あとは家で過ごしました。
 夕方、また降りだした雨のなかを大規模なデモ行進が始まりました。朝見た舞台はそのため。テロの犠牲者および家族が作る組織が呼びかけ、ETAとの「交渉」に入ろうとしている政府に対して「平和はほしい。でもなんでもいいから平和をというのではない」と、断固とした態度を求めるもの。主催者側の発表では120万人が参加、政府関係機関は11万人。10分の1ですか? どちらが近似値を出していたとしても、とにかくセラーノ通り(銀座のメインみたいなもの、そのうえ北のほうには合衆国の大使館などもある)を埋めたひとびとの波はすごいものがありました。





2006年02月24日(金)
君よ知るや南の国

 今回のマドリッドは、到着の月曜日は夜遅かったからカウントはしないとして、とにかく天気はずっとぱっとしませんでした。雪がちらついたり、いかにも雨になりそうだったり。天気予報も思わしくないのばかり。でも今日は予報を裏切って晴れました。なんかそれだけで嬉しくなって、たくさん歩いて、たくさん写真を撮りました。そんなわけで北国に思いをはせたり。行きの飛行機でとなりになったベルリン在住のひとは、毎年冬になるとだんなさまに
「今年はどこで充電したい?」
ときかれるそうだけどむべなるかな。さてクルタの村は奥地でこそこそだったのはわかっていますが(ウボの言)、やっぱり寒くてあんまり日が当たらない感じだったのかな。あのクルタ服から考えて熱帯の密林の「奥地」はちょっと考えにくいよね。

 午前中は仕事の会合でした。外にコーヒーを飲みにでて、久しぶりに会ったひとを見上げながら歩いていて、……違法駐車防止のポールにひっかかって転びました。もともとの荷物のほかにもらったおみやげの袋があったのでとっさにかばい、結局顔を打ちました。ひえ〜。多分生まれて初めて。唇が切れて血が。氷を用意してくれたので一時間ほどあてたのでなんとか腫れずにすみましたが、なんか今回の滞在はアクシデントがあるなあ。

 午後はフリーだったのでソフィア王妃芸術センターに行くことに。
 買い物→買い物→昼ごはんを軽くと思ったらあまりに軽くて大丈夫かな→どきどきしながら裏道歩いてしまった→美術館。
 マドリッド三大美術館(しかもすぐ近くにある)のひとつ、ティッセン=ボルネミッサがまず拡張して、今度は現代美術館であるソフィアです。もとは王立病院だったふるい建物に、現代的な新館をドッキング。レストランや図書室、書店(けっこう充実。あ、バルセロナの有名店が入ったのね)もできました。大きなオブジェのたった空間を、石造りの本館とガラス多用の新館などが囲む擬似パティオは面白い。

 まず新館へ。
 通路直前で開かれていたのが、オーストリアからスペインにやってきたAdolfo Schlosser(1939-2004)作品展。初めて見る作品群だったけどいろいろな材質をつかったオブジェやインスタレーション面白かった。妄想も含めて考えながら歩きました。
「これはもじゃーです!」
としか言いようのないものもあったよ。

 そして新館オープン記念の企画展は
"La visio'n impura" (不純なヴィジョン)。
 比較的新しい収蔵品で構成されています。ルイーズ・ブルジョアの蜘蛛はほんとにいろんなとこにあるな。あれですよ六本木ヒルズのシンボルにもなってるやつ。でもよく見ると足の表情なんか全部違ってて、これはこれでいいな。
 裸電球で照らされただけの空間に七つの棺、囲む壁の三面には無数の擬似鏡があるという展示ではクルタさんたちのお墓はどうなったんだろうか、なんで不純なことを考えましたがもちろん展覧会のコンセプトはそういうことじゃなかった。目を通して「見て」いるといっても、じつはそこには記憶が混入されていたり……。

 一度休憩。セルジ・アローラのカフェができていたのですが店構えとか食器はミニマリストというのであろうかそれはそれでいいけどメニューもなんかさみしいよ。そして高いよ。とりあえずパン・コン・トマテ。書店ではmしゃんへのお土産を買いました。
 そして本館に戻ります。これまただいぶ疲れてたから、ざっと歩いて好きなのだけ見ることに。やっぱりピカソのところなんて人出が違うな。

 →買い物。
 →一度戻って荷物を置き、観光案内みたいな感じで日本人旅行者ふたりを夜景見物に。

 とまあそんなわけで、活動的な一日でした。

 写真はきれいな青空と建物です。




 


 




2006年02月23日(木)
オペラ座の夜

 というともちろんクイーンの往年の名作を思い出すわけですが。
 拍手などでお気遣いありがとうございます、なんだかもう数えるのも億劫なほど寝てほぼ回復しました。

 朝〜昼は仕事関係。途中おおきな書店に立ち寄ったらわたしのおめあてのコーナーは今日に限り(本当か?)! 撤去されてました。ハリポタ六巻の発売イベントの用意でした。表紙デザインも厳重に秘密だったとか。夕方六時半からだったと思うけど盛況だったかな。それから帰りには名刺入れとちいさなショルダーバッグを買いました。ウィンドウに飾られていた新作(アルハンブラのタイルを思わせる模様)はとてもすてきだったけど、おおきさも金額も折り合わず断念。スペインで16万円相当だったら日本ではどうなることか。

 さて一度帰宅しちょっと休み、着替えてメトロで向かいます。駅の名前もOperaです。劇場そのものの名称はTeatro Real「王立劇場」、ホールの入り口にはもちろんスペイン王家の紋章が輝いています。一昨日チケットを取りに来たとき確かめた開場時間7時15分をすこしすぎて改札が始まりました。チケットに印字されたバーコードを読んでオーケー、これは便利なんだけど、気合の入った演目の場合チケットのデザインもこっていることが多いのでそういう可能性も排除しちゃった? と思うと複雑。

 入ると楕円形の吹き抜けがあり、今回は一階に席をとってあったのですが早く入ったのは探検のため! エレベータで一気に最上階9階に上りました。誰もいませんでした。講堂がある(暗い)だけで、ついでに行っておこうかと思ってたトイレも男性用だけじゃん。ちぇ。

 しかしそこから丁寧に見ながら降りていくと眺めのいいサロンとか、豪華なレストランとかそこに至る美しい部屋の数々も見れて全体としては満足。
写真はそんな部屋のひとつです。




 今晩の演目はドニゼッティの「愛の妙薬」。わたしたちのわかる限りでは満席でした。偶数日はイタリア人メインキャスト、奇数日はスペイン人メインらしく、主役のネモリーノはアントニオ・ガンディア。なかなか楽しい舞台でした。詳しくはまた別の機会に。

 帰宅したら女子フィギュアの結果がでていました。銀くらいとれたらいいなと思っていたけど、金とは。せっかくだからネットの記事を読んでみました。

 スペインのヤフーから行ける記事は短かったけど、あのカタリナ・ビットが荒川の演技終了を待たずに立ち上がり拍手した。という記載が。英国版だと荒川の演技についてももちろん書いていますが英語圏出身のよしみで? コーエンの演技にもかなりスペースを。フランスにもトライ、おもしろいなと思ったのは荒川はミスなし、しかし銀銅のふたりは・・・。というアプローチでした。

 オペラ座についてももれなく妄想してみたのですが、それはまた後日。



2006年02月22日(水)
ふらつきました

 21日の夜になってからなんだか調子が悪くなり、あまりよく眠れずに今日になってしまいました。でもせっかくの滞在だから、とよぼよぼおでかけ。二度目のラサロ・ガルディアーノ美術館です。新装なってからは初めて。

 水曜日は無料で入館できるとあったけど、やはりEUの人だけ。出身を聞かれ4ユーロ払いました。

 ここは大富豪の邸宅を改装して美術館にしたもので、建物自体すばらしいのです。コレクションの中心は絵画(ゴヤが有名)ですが、けんらん豪華な装身具やメダルなども。以前来たとき深く印象に残った飾り棚も健在でした。小さな引きだしひとつひとつに鳥が描かれてるの。

 ニ階まん中の広間は吹きぬけになってて、三階はそれをぐるりと囲む通路があります。舞踏会のときには楽団がいたかな。もちろんこういうところでは妄想モードに入るわけです。仕事でパーティーにやってきた陛下を上から見ている黒い影とかね。そういえば時間の流れを越えて人間世界に入り込んだデーモンを退治していく「新デビルマン」(作品としてはダメダメ)あったなあ、緋の眼がいろんな時代に離散してしまいタイムトラベル能力のある(当然盗んだ)クロロと不本意ながら旅をするなんていうのはおいしい話かも。しかし時代の勉強が大変だな。

 ついでにオットー・ディックス展も見たかったのですが疲れてしまったからふつうに歩いて帰ることに。小さい黒のバッグと黒の手袋ないかな。とデパートにも寄ったけどあまりいいのがなくて。結局からだの要求にこたえて果物・ヨーグルト・ジュースを買って帰りました。

 そのあとは寝ました。夕食は仕事関係のひとのおうちに招かれていたのですがキャンセルさせていただいてとにかく寝ました。
 そんなわけで今はもうこちらでも23日の朝です。だいぶよくなったと思います。今日は仕事すこしと夜はオペラです。

 写真は合衆国大使館の向かい(といっても四車線くらいある道路をへだてている)で尋問されていたおじさんと、きりりと職務を果たす警察官。大使館の前にはタンクも止まってましただ。






2006年02月21日(火)
暑いのです・・・ミュンヘン仕様だと。

 やはり時差ぼけでもう諦めて起床六時半。友人宅にいるのですが、わたしの部屋は電波状況がいいのでありましょうか無線LANもびゅんびゅんだし去年は「使えねえ」と泣いた携帯電話もよく通じます(日本への連絡に使ったのですが、この部屋からだとオッケーなのに街中とかオフィスからだとぶっつり切れるのです、なんでよ?)。それにしても留学時代には新年の挨拶電話で紅白歌合戦の勝者を質問してたんですから隔世の感です。

 のんびりシャワー浴びて話しながら朝食をとり、十時十五分くらい前に出ました。きょろきょろしながら(ときどきカメラを取り出しながら)お気に入りのティッセン=ボルネミッサ美術館へ。今回のお目あてはロシア・アヴァンギャルド展。やっぱり二十世紀最初の四半世紀はおもしろいなあ。カンディンスキーやシャガールは知ってたけど今回初めて出会ったのはパヴェル・フィロノフPa'vel Filo'nov (1883-1941) 。異様です。二十年代〜三十年代のソヴィエトにあってほぼ唯一の公認画家だったというひと。また調べよう。 

常設展はある意味旧友の家をたずねるみたいな感じ。大胆に飛ばしながら好きな絵だけ見て行きます。で、またロシュコーを見てああ、と思うのでした。大きな紫の四角のなかにふた周りくらいの大きさの緑の四角があるだけで、画集を見ると
「現代美術ってやったもん勝ちだよな」
と思うんだけど、実物を見るといつもその静謐な雰囲気や色の表情に打たれる。あと実物にあって画集には一般にないのはそのスケール感ですね。

 パラレル現代もののクロクラでふたりが美術館で会うシーンを考えたことがあるんだけど、やっぱりロシュコーを見るのがいいな。盗賊のクロロが絵心のない陛下をむりやり引っ張ってきてもいいんですけど。

 いろいろ見ていて、わたしは輪郭線が黒でくっきりなものが好きな傾向があるなと思いました。カンディンスキーの実験期のとか。ルオー(ここにはないけど)とか。そんなんで気になったのがプレンダーガスト。

 その後はちょっと仕事関係のオフィスに顔出し。それからDVDを買って友人宅に帰るころにはもう眠気が・・・。昼寝しました。そのままうちにいようかと思ったけどネットで予約したオペラの切符がうまく取れてるか当日だと怖いので王立劇場へ。今日の公演前でどんどん観客がやってきます。おお、毛皮のコート率が高いよ。

 ところで、濃紺か黒か濃緑(これはスペインらしい)のロングコートに、Vゾーンにマフラーをのぞかせたすっきりシルエットの男性っていいなと思います。髪はさっぱりしてるほうがいいんだよね、だからリアルではレオリオのほうが近い。でもクロロや陛下は長めの髪がいやみにも不潔にもならず全体が美しくまとまってくれるといいな。

 というわけで今日の一枚はヘアサロンのポスター。スペイン的イケメンのはず? 




2006年02月20日(月)
仕事もしたよ(写真追加)

 経由地のウィーン空港にいます。ここの無線LANはひょっとして無料なのかと思いつつネットライフでございます。まずはちょっと残っている仕事関係でメールとか調べ物とか。そしていつものサイトさん巡りをへて日記にきました。

 成田にはチェックイン開始直後に着いたせいか非常口横の広いスペースつきの席が確保できました。・・・がここは足はのばせるけど荷物の始末が悪いのでした。しかも座席がリクライニングにできないの。やはりいちばん好きなのは通路をへだてた隣、スクリーン前の通路側だなあ。

 八割くらい埋まっていたので当然自分の席だけが自分の世界です。おとなりはベルリン在住の日本人女性、里帰りを終えてというところでした。

 道中は音楽を聴いたりなるべく寝たり。ほぼ十二時間のフライトでしたが切れ切れに四時間くらいは寝れたかな。ドイツ語自習本もようやく開いてみました。練習練習。ドイツ名詩集も結局もってきてぺらぺら。対訳だからかわりと直訳ぽいのですが、ああ原語で読めたらいいのにな。

 五月は申し込みし忘れてしまいましたけどできれば上半期のうちにNOLの完全版出したいです。トリスタンとイゾルデの序曲〜愛の死を聴くたびその思いが。書きおろしもしたい。今までは漠然と一緒に旅をするようになってからの話を思ってたけど、その前でもいいんでは? とふと思ったりして。今回の旅で方向性が決まるといいな。

 モーツァルトイヤーということで、これに乗らない手はない!
 のチョコ宣伝看板です。





2006年02月19日(日)
まとめは明日

 雨になってくという予報にびくびくしながら支度をしました。といっても、午前中は残りの仕事やバレンタインBitterの短編(できました、連絡いただいたかたには配信します。短いけれどもちょっとしたおまけつきです)。おかげで、とりあえずできることはやりました。あとはサイトのWelcomeをすげかえるくらいかな。この日記は更新できると思うのですが、持っていくほうのパソコンにはサイト関係のデータははいってないし、そもそもそこまでの時間がないと思うので告知しておきます。

 そんなことしたり、弟が来るといっていつまでも来なかったりで(一応カナちゃんの薬を代わりに取りにいってくれたので無下にはできぬ)結局はでかけそびれました。ああー『バンパイア』。しかたがないからネット書店で注文、帰国したら届いてます。というか、明後日にはきっと届くよ。そういえばハンターの23巻は3月3日発売なのですね。これは買っておいてもらおうかな。休載だけど一応ジャンプも・・・・・・。明日のネウロ巻頭カラーは空港で買えると思うけれど。

 ほんとうは書店のほかに、最後にドラッグストアに行きたかったのです。でもまあいいか。空港で買えば。荷物はほとんどできたけど最後のツメは明日の朝です。大きいスーツケースだから余裕はあるんだけど、全部詰めるとあっという間に20キロだから気が抜けません。

 一応、本や勉強系のものも入れました。ほとんど買ったきりにひとしいドイツ語入門。まえ読んだときにはそんなにぴんとこなかったけど『ドイツ名詩選』←土壇場でやめるかも。それから仕事関係の文献みたいのとか。煩悩ノートは標準装備なのでもちろん持っていきます。
 
 aちょーかんさんのところにたくさん絵が投下されています、トップから行けますよ! 『夜の森』のために描いてくださったラフの数々や、おおおわたしにもかくしていたんかい! の一枚漫画とか。その節はほんとうにお世話になりました。そして現在はシムでクロクラを具現化! に勤しんでおいでです。スキンも自作ということで、いち早くできた少年陛下の金髪がまぶしいのだよ〜。そしてクロロも登場! 

 というわけで、旅先でも萌えや舞台装置を追求してまいります。空港では無線LANも充実しているというから成田あるいはウィーン(トランジットが三時間以上ある)から書けるんじゃないかな。
 



2006年02月18日(土)
助走

 のんびり起きて本格的荷造りを開始しました。あともうちょっとでしょうか。最後まで着てく服・持っていく服についてはブレるかもしれません。おみやげはこれで大丈夫、帰りはそのぶん+α持って帰れると思えばいいかな。

 午後になって髪を切りに行きました。その足ですぐ近くの書店に行ったんだけど、『バンパイア』はありませんでした。薬局でもほしいものちょっと揃わなかったし、明日はちょい遠出決定だな。

 書店で買ったのは鈴木央『ブリザード・アクセル』4巻。主人公の吹雪が前向きで一生懸命で好きです。

 長く−といっても二週間って、出てみるとすぐですが−出ているので片づけもちょっとまじめにやっておかないと。(あやしい)参考書とか(あやしい)下書きとかはしかるべきところにしまうか処分だな。とりあえず、明日のことになると思いますが。

 バレンタイン-Bitterももうすこしなんとかしたいです。ひょっとして海外からメールで配信、ということになるかもしれません。



2006年02月17日(金)
3まで買うべきだった!

 午前中は家で仕事をし、まずはエステへ。そのまえにトラベルグッズとかドラッグストアで手に入るものを中心に買い物をしました。

 おおお、LOFTじゃわたしが買ったスーツケースのフェアをやっているよ! じつはいろんな色があるんだなあ、でもきれいな真っ赤だからいいや。そういえばベルトもだいぶ古くなってるから買おうかな、と見てみると、暗証番号つきのも売っているんですね。真っ赤に似合うのは・・・・・・うーん、むずかしいなあ。このベルトのシリーズ、まっ黄色とかすごいカエル色とかで、組み合わせるとあまりにもすごい。すごいかもしれないけどどうせだから! と、レインボーカラーを買いました。
 
 そうか・・・・・・スーツケースも3桁、ベルトも3桁の暗証番号・・・・・・そしてスーツケースは真っ赤・・・・・・よし、陛下番にダイヤル合わせようっと、そしてぐるぐるまいちゃってクロロ番のベルトよ! 
 と、あまりにも頭が悪いことを考えたりもしましたが、ハヒッ! ならば黒いベルトにするんじゃった。いや、黒があったかは覚えてないんですけどね。

 4時に六本木ヒルズの森美術館で待ち合わせ。3時40分過ぎに麻布十番に着いたのに、やっぱり歩くとけっこうあります。ぎりぎりでした。そうしたら友人が遅れてくるというメール。もともと52階の美術館改札(?)のところで待ち合わせていたので、登るまえにロッカーに荷物をあずけエレベータで登ってカフェに入りました。こういうところ待ち合わせとか出会いにいいよな・・・・・・などと思いメモしたり。もちろん、わたしのことじゃないですが。

 さて合流できてふらっとはいってしまったのはまず展望台でした。まあいいか(1500円で展望台・美術館・アートセンター展示の切符を兼ねる)。まだ日がある時間だったので東京とその周辺の果てし無さをながめてみたりでした。

 森美術館では「東京Berlin Berlin東京展」(19世紀末から1920年代はわたしも興味があります。表現主義などはマドリッドのティッセン−ボルネミッサ美術館も充実したコレクションを持ってて、そこで親しんでいるキルヒナーとかグロッスの絵があって嬉しかった。ところで、まとめていろいろと見ると、フォルムといい色づかいといいmしゃんの源流をかいま見た気分なのです)、「ドイツ デザイン展」を見ました。

 それから中国料理で夕食。味は悪くなかったけど、こちらの進み具合を見ずにどんどん持ってきてしまうのはこの価格帯では許されないのではないかなあ。
 来週の日曜日にはウィーンの空港で合流する友人なのですが、今日会ったのは航空券を渡すためでした。それから『ラインの黄金』ハイライトのCDを貸したり、ドイツ・オペラの本から『ラインの黄金』紹介の部分をコピーしたり。

 さてうちの近くまで帰ってきて、ちょっとだけふつうとは違うルートにしました。漫画が充実してる本屋さんへ。お目当てはなかったけど、気になっていた徳成正也『バンパイア』1巻があったので(最新刊の3はわりと見かける)、試しに一冊買ってみたら、すごく面白かった!! わあーうちの近くだとぜったい売ってないよ、でも明日明後日で本屋に行くのは・・・・・・いや、いっちゃうかも。



2006年02月16日(木)
てれん

 出発前の出勤は今日まで。まだ書類作成→提出などはあるのですが、ちょっと区切りになりました。そこでお土産などを仕入れてきました。これで必要なものはだいたい揃ったかな。あとは薬局に行ってホカロンとかコンタクトレンズ関係の備品とかちょっとした薬とかを手に入れるくらいかな。明日はエステとかウィーンで合流する友人と最後のうちあわせとかあるので、荷造りは土曜日→日曜日に完成。を目指します。

 大きめの書店にもちょっと久し振りに寄りました。
 川口まどか『死と彼女とぼく ゆかり』5巻、早川の『SFがよみたい!』2006年度版、そして森脇真末味の『おんなのこ物語』文庫版1・2(3で完結、3月発行)を買いました。森脇さんのはやっと出てくれたか! という感じ。コミックスを買いそびれていたので。

 昨日の余韻でちょっと眠いです。今日は早めに寝ようと思います。 



2006年02月15日(水)
何年ぶり?

 さっそく拍手やメッセージありがとうございました。そしてチャレンジャーなメールも。出発前に配信しますね。アンケートのほうもどうぞよろしくお願いします。Welcomeの左セルから行けます。

 さて、すごーーーく久しぶりにカラオケにいってきました。
 まさかとは思うのですが、二十一世紀になってはじめてかもしれない。この日記をくまなく見ればすくなくとも2002年4月からのことはわかるんですけど、まあそこまではしなくていいかと。とにかくすごい久しぶりだったのです。

 ずっとうちの部署で事務の大黒柱だったひとが三月いっぱいで退職することになり、彼女はわりと食が細くてごはんとか食べにいくよりむしろカラオケ、というタイプ。久しぶりでした。以前はもうすこし頻繁に行っていたんだけど。

 五名で行ってたっぷり三時間半。デュエット系も含めてこんな歌を歌いました。
「スニーカーぶる〜す」「挑発∞」「仮面(mask)」「Venus」「夢物語」「青春アミーゴ」以上ジャニーズ系。
 なつかし系「彼女はデリケート」「Venus」(バナナラマの)「さよならハリケーン」
 いい歌なんすよ。「魂のルフラン」(エヴァの映像が出た! カヲルもでた)「やさしいキスをして」「POP STAR」
 笑いを取りにいってみました。「裁いておやりよドルバッキー」「隣の印度人」・・・・・・筋少も戸川純もほかに歌いたい曲があったのですが曲数が少なかった。
 みんなでうたってみた。・・・・・・「ペッパー警部」「恋のダンスサイト」「ヨゾラノムコウ」そして〆に「バンザイ〜好きでよかった」。

 三月中にもう一度! と約して別れました。
 やっぱりBump of Chicken買ってOnly Lonely Gloryとか「アルエ」覚えたいな。あと歌いあげ系のなつかしい歌も練習しておきたいです。新しめのだと「ハナミズキ」とかかな。"Be My Last"はたぶんむずかしすぎる。あっ、アクエリオンの主題歌はmしゃんと行くときのためにとっておいたよ!



2006年02月14日(火)
更新しました。

 我ながらがんばった!
 
 いただきものの絵を二枚(今まで拍手でしか見れなかったもの)、バレンタインネタの小説(俳優さんかっぷる)、ついでに拍手も二枚(バレンタインこぼれ話)で更新しました。それからWelcomeのレイアウト変えたり。

 新しいアンケートもはじめました。このペースだとそんなに更新できないので。どうしても書きたいもの以外は、案外
「待っててくださるかたがいる」
と思うとやれるものなのです。まずは三月なんだけどどうするべきかなと。

 そしてじつは。
 バレンタインネタ、できたら"Sweet"(これは今回の俳優さんカップル話になりました)と"Bitter"にしたかったのですが、仕事とかでやっぱり無理だったのです。
 
 "Bitter"は最初のうち、陛下の気持ちなんか無視して愛を語るクレイジーオレ論理系かもしれないなあなんて考えていたのですが、なんたって昨日のゲイシャ○○○がいけなかっただ・・・・・・。

 というわけで以下反転です。
 緋の眼をとりもどすためにクロロさまの囲われ者になった陛下がいぢめられるお話になるかと思うのですが。短いけど。イントロはできました。
 読みたいというかたはHNとメールアドレス、メッセージなど添えてメールをくださいませ。この日記の右下からもフォームで送れます。



2006年02月13日(月)
○○○○ボール・・・・・・

 拍手、メッセージありがとうございます。がんばります。
 コミケの申込しました。オンラインにトライです。3月のイベントはサークルチケットなど来ました。あああ5月・・・・・・しまった・・・・・・。
 ジャンプ買いました。とがちー、いすの前から動けない日々なのに取材のために休載はアレだぞよ。はっ、四角い箱をいろいろいじったり探訪して取材?
 ネウロは来週一周年記念巻頭カラーなのであります。

 今日はうちで仕事をしたり、バレンタインについて考えたり。メモははじめました。昨日の日記でちょっと触れた悲恋もの(あくまでもクロロビジョン)はたぶん、なしの方向で。とりあえず明日の夜どうぞのぞいてやってください。

 ニューヨークはものすごい積雪(68cmだっけ)で空の便をはじめとする交通は麻痺、セントラルパークではスキーや橇あそび、停電もある。ということで漏れなく妄想しましたが、ふたりの住んでる超高級アパートは当然自家発電装置があるだろうし、また陛下が雪かきボランティアとかに行ってしまいさびしがる、あるいは
「オレ寒いの苦手」
とか言いつつも会社は休みにしてついてってがんばったりしそうです。

 なーんてのも考えましたが、ちょっと似たような感じになりすぎるかなと思って、一応別の話です。たぶん俳優さんカップルなんじゃないかな。

 でプレゼントはどうしよ? と、海外のサイトを見てみました。
 スペインのヤフー! ったらトップにバレンタイン特集がないよそれより「トヨタカップを見逃すな!」が大きいよそれになぜか「寿司ブーム」だよ。あれ?

 イギリスはちゃんとあったよかった、「彼女に」「彼に」「ふたりで」なんてカテゴリのほかに「経験」というのがあって、旅行とかテムズ川を見下ろすヘリコプターなんてのもあるんですがわたしが見たときにはその経験のトップにきてたのは
"Ghost Hunting"
でした。ちゃんと日にちを取って約十二時間の幽霊狩りに行くらしいですよ。 見そびれましたが先日唐沢俊明が出ていた記憶関係のテレビ番組では、
[恋をしたければドキドキ体験を一緒に]
ってのがあったかと思います。一緒にジェットコースターに乗ったりお化け屋敷に行ったり肝試ししたりするのは恋の近道? なんだよね。すると幽霊狩りもいい感じかも。
 あと笑ったのが薔薇の花びらセット、といっても本物じゃなくて人工物(トゲもないしいい、だって)しかも「何度も使えます」でした。

 そしてフランスはさすが、「彼女に」のところのトップページにいくつもセクシーランジェリーがあります。ひとつ拡大しようとクリックしてみたらアダルトショップでした。せっかくだから見学しようっと。と思っていろいろ見ていると、
boules de Geisha=ゲイシャボール
というコーナーが・・・・・・あるのですが・・・・・・。

 その後どのようなものを見たかについては、今宵はこれまでにしとうござります(へんな日本語)。



2006年02月12日(日)
インターバル

 睡眠、どいちゅそしてオリンピックの日でした。
 昨晩はちょっとだけ早めに寝たのにわたしを何度も起こしにきたのはちーでありました。「あ、あ」というような細い声(わたしは[へな鳴き]と呼んでいる)をあげて、なぜかわたしの額を叩くというかかるく爪がくいこんだりするのでありますが・・・・・・ああ〜堪忍してちょ。でもセキュリティも入れてあるし外にだすわけにはいかんのだよ。

 そんなわけでけっこう早く起きて、トリノの開会式の録画をざっと見ました。おお・・・・・・たしかにヒット曲がどんどこかかったよ。"YMCA"とか、"I Will Survive"、"Freak out", "Jump", "Sweet Dreams"エトセトラ。しかし英語がほとんどだよ。そんななか、最後に入場してきたイタリア応援団のバックで流れたのはあっ"Gloria"だタイトル合ってるな、でも女声じゃなくて歌詞もイタリア語っぽい・・・・・・? と思い調べてみたら、もともとこの曲はイタリアの男性歌手のをローラ・ブラニガンがカヴァーして世界的ヒットになったものだとか。そうだったのか。式全体としては、ちょこちょこ面白いところはあったけど、ずっと見てるとちょっと飽きたかな。ヨーコ・オノの登場にはのけぞった。しかし何十年住んでも発音とかメロディとか改善されないものなのね。

 九時からは『題名のない音楽会』を。指揮者検定? 企画で、イントロあてクイズとか、背後にいるオーケストラの演奏を聞いてまちがい探しをするとか(のだめの千秋しゃまが優勝したマラドーナ国際コンクルでびしばしやってたな)面白かった。

 その後はつらつらとオリンピックを見たり、昼寝したり、『ドイツ文学案内』を読みはじめたり(現在100ページくらい)。やっぱりドイツものってスペインのとかと違って、こどものころからの蓄積がまずまずあるんだなあと思いました。ケストナーをはじめとしてハイネ、リルケ、ヘッセ、トーマス・マン、旧いものでは『ニーベルンゲンの歌』なんかも。

 かなりまじめに見たのはバイアスロン(きっとゴルゴはこういうのやらせてもすごいんだろうなあとか変な感想を。これはひとりずつ時間を置いて出走し、はやさと射的の正確さを競うそうなので、ゴール時点では勝ちなのかわかりにくいというのがむずかしいなあ。そこいくと夏のスポーツ・トライアスロンは一斉に遠泳(というか)・サイクリング・ランニングでスカッときたな。それから、フィギュアペアのショートプログラム。さすが世界ランク一位のペアは手の動き、指先にいたるまでとにかく美しく、格がちがう! と思いました。

 バレンタインものは雰囲気づくりの段階。なんか、悲恋もの(クロロびじょんでは)が浮かんできて困る。



2006年02月11日(土)
きょうからちょっとテレビっ子(ずうずうしい)

 忙しい仕事はひとまず、終わり。なんとか乗り切れてよかった。反省会という名の打ち上げを中国料理店でして帰宅、さっそくオリンピックにチャンネルを合わせました。これから一週間ちょっとは雑用をしながら旅行の準備かな。スーツケースもおろしてこないといけません。

 さすがに今日の仕事を考えると開会式をライブで見ることはできないな。と、録画しました。明日ゆっくり見ます。でも入場行進が70〜80年代ヒットメドレーだったんだって? なつかしい曲てんこもりなのかなあ。・・・・・・一歩進んで、BSで録画の最後の部分を見ています。おお・・・・・・パバロッティのあののりまゆげはどうよ。という感想ですまん。やっとこの曲そのものと、
[誰も寝てはならぬ]
というおそろしげなタイトルが合致しました。『トゥーランドット』ですね。

 行進、を更新と変換ミスして直しました。バレンタインを考える。と思いつつ、なぜか今日は移動しながらコスチュームプレイものをつらつらと考えていました。ちょっとだけ進んだなあ・・・・・・すごくすごくむかーしに書いた話の続き、というか前の話が。先日のウサギちゃんものもそうですけど、なんかこのところすこしだけ違った展開があるのかもしれません。自分的に。

 そして更新もそうなんだけど、リンクのメンテナンスをしないといけないなあと思います。あれ? 閉鎖されたのかしら・・・・・・というサイトさんもある。そして昨日をもって閉鎖されたkキさんのサイト、大好きでした。ありがとうございました。アバレ猫たんやママンガも楽しみだったなあ。
 



2006年02月10日(金)
春のうちには?

 拍手ありがとうございます。バレンタイン、がんばります。やっぱりにうよーくのふたりかな、それとも? まあ、かわいい感じで。クロロがいわゆるイタリア男のように美辞麗句を浴びせかけて、陛下は気分はサムライという感じで受け流す(あるいはちょっと、頬を染めて怒る)でしょうか。

 今日の仕事はぱぱっと終わったけど、みんなで「なんだか疲れがたまってるよね」と言いあいました。でもそれも一応明日まで。明日は打ち上げもあるのです、楽しみ。

 昨晩はバイエルンのあとふと思いついてマドリッドのテアトロ・レアルのチケットを見てみました。おおお! こちらもオンライン予約ができるよ! しかも劇場の空席状況がちゃんとわかって、残ってるのにカーソルあてると安い席だと[舞台はほとんど見えません]とか、コメントが浮かび上がってきます。ほとんど見えない席を売るのはどうよってのは別として、これはすぐれものなのです。今回はマドリッドでは友人宅に泊めてもらうので、お礼がてら二枚おさえました。ドニゼッティの『愛の妙薬』です。とはいうもののタイトル以外わかんないのでネットショッピングして無料配送ぎりぎりの値段のCDを見つけました。べんきょうべんきょう。

 さて、タイトルは、二週間くらいまえにがんばって書いていたお題ものについてなのです。新春企画だったのですが、まあ中国的には春節だしなとか、[春]のうちならいいやとか。

 エロース十のお題というものでして、今のところわたしとpさんは完成しています。そしてyしゃんが夜な夜なすごくがんばってくださっているのです! しかも漫画です! 意地っ張りでかわゆい陛下が、かっこよくて悪いおにいさんにいやいや〜あんあん〜いわされるお話です。そしてお題は
[縛り]。
 ちなみにpさんは[媚薬]でわたしが[鬼畜]であります。・・・・・・できあがったものをみてみたら、ひょっとして交換したほうがよかった? って感じだったりしてね。



2006年02月09日(木)
余裕ができたような気分

 デッドラインありの書類があと二種類あって(あっコミケ申込書も入れたら三種類か)、一種はまあ保留つきでOK、二つ目を今日は準備しました。しめきりは明日なのでこれで大丈夫。よかった。

 そんなわけでちょっと一息です。あとでコミケのネット申込要領とかみてみよう。こりゃ駄目だと思ったら明日郵便局に行って支払いです。今まで不備で落とされたことはないので、焦らずにちゃんと記入すれば大丈夫だと思う。

 オリンピックは明日開会式ですね。ちょっとだけリハーサルが公開されててなかなか楽しそう。冬のオリンピック開会式というとフランスのアルベールヴィルのとき、白い全身タイツのまわりに透明なでっかいびいどろを[着た]こどもたちが出てきて、今は亡きミッテラン大統領が手をつないで歩いてきたような記憶があります。そういえば今のイタリア首相の名前がわからぬ。寝る前にちょっとチェックしよう。

 ネットの記事に[冬季オリンピック・イヤーは歌姫が躍進]みたいなのがあって、宇多田ヒカルやあゆが2002年には躍進した、BoAもでてきたなんてのを読んでるうちに、記事に載っていたDeep Riverが聴きたくなりひっぱりだしてきました。アルバムタイトル曲や"Letters"なんかを流しながら食事の支度。

 Casa Brutusも届きました。パラ見しました。オリンピックのメイン会場は磯崎新設計ということ。完璧な多目的施設。それから特集は[器のこと、きちんと知りたい]というのでした。海原雄山のモデル・魯山人の器ってなんかすごく楽しい! 躍動する魚そのものの形の皿とか。機会があったら見たいな。

 さて、さっきバイエルン国立歌劇場のオンライン予約を利用してオペラの席を取りました。ワーグナーの『ラインの黄金』。プログラムとしては『さまよえるオランダ人』のほうがいいと思うんだけど、遠足から帰ってくる日の夕方〜夜だからやめました。オンラインでちゃんとどこのシートが空いてるか見せてくれて、好きなところを選べるの便利です。これで楽しみが増えたよ。

 なんだかもやもやしてるものがあります。雰囲気、っていうかな。うまくすくいとってお話にしたい。バレンタインにはなにか、と考え続けています。



2006年02月08日(水)

 今日はぽかぽか陽気だったような? 
 先日買ったパソコンのおかげでたまったポイントでいろいろ買おうかな、とヨド○シにいきました。まずはコンパクトなキャリングケース(水色)。それから旅行をにらんで使用感のいい持ち歩き用ヘッドフォン、デジカメなどのカードリーダ。ついでに眉のツィザー。

 もちろんですがそれでもだいぶポイントは残っています。
 うーんうーん、今使わないといけないわけじゃないからほっとけばいいんだけど、デジカメの[手ブレ補正]が気になる・・・・・・。
 で、いろいろ見たのですがやっぱりあんまりお安くはない。そして今使ってるのは二年前に出たものなので、小ささなんかはそんなに変わらない。画素については、パソコンあるいはテレビに投影するとかサイトに載せるとかなので、今のようで十分(それでも400万あります)。

 だがしかし。
 だがしかし!
 IXY Digitalの新しいの、電車の広告でも[かっこいいなあ]と思ってたんですが、実物はやっぱりかっこいい。そして軽い。あああ悩む。あと、今使ってるペンタックスの新製品も形が好き。カタログをもらってきてうちで比べることにしました。

 うん、たぶん買わないで済みそう。やっぱりかっこいいし色も好きだけど、重さはほとんど変わらないし、欲しいIXYには[手ブレ補正]機能なかったよ。踏みとどまってよかった。たまったポイントではそのうちプリンタトナーでも買いましょう。

 今日買った漫画はまず水樹和佳子の(5年ぶり完全新作コミックス、と帯に)『グレイッシュメロディ』。水樹さんは『りぼん』→『ぶーけ』と読んでいました。SF系の『樹魔・伝説』や『月虹〜セレス還元』は、萩尾さんの『スター・レッド』や『銀の三角』のように[わたし]を形成するピースのひとつなんじゃないかと思います。さて今回の新刊はちょっと不思議テイストのある現代もので、水樹さんお得意の、自由な男の話。このひとらしい固さ、青さがあってなつかしい。そしてちょっと、泣かせる。

 それから芳崎せいむ『金魚屋古書店』1・2巻。漫画本ならなんでも揃う伝説の古本屋・金魚堂のひとびとと、往来するひとびとの話。毎回なんらかの漫画がフィーチャーされるんだけど、いまのシリーズは少女漫画もとりあげています。チッチとサリーとか、藤臣くんとか、そして! やはり忘れられぬ漫画家のひとり花郁悠紀子さんもとりあげられていた! 見つけたときにはおおおおおと思いました。



2006年02月07日(火)
売ってた

 雪のあとで一転14℃になるとか16℃になるとか言っていたのはどこへ行ったのでありましょうか。仕事中とか帰路に暑過ぎるといけないと思って重ね着にしてったんだけど(さっそくフリース着た)、仕事中はともかく外では脱ぐ機会がありませんでした。まあでも、雪が積もらなかったのはよかった。

 仕事帰りにデパートに寄りました。お目当てはバレンタイン特設チョコ売り場。あたりまえですがすごい人でした。このデパートには常設のお店がなくて、毎年今頃だけブースができるテオブロマに行きたかったので。今年はプレゼント用もここのキャビア(みたいな形で、キャビアの缶詰に入れてある)チョコにしました。うちでたのしむ用にはオレンジピールと、マロングラッセのチョココーティング、そしてもう一袋。すこしずつ食べます。じっさい少ししか入ってないもんね。

 さて、冬物一掃バーゲンで買いました! ズボン下。けっこう分厚いのだが・・・・・・。遠赤外線の膝あてつきとかで。しかし拍手でもご心配いただいているようにかなり寒いらしいので、持っていってみます。おそろいっぽいババシャツも、タイツも仕入れました。

 あとはまあ、お決まりの書店に寄ったくらいかな。仕事関係の本を買いました。趣味のはとりあえず、なし。

 そういえばこのところ一緒に仕事しているひとたちは、
「ブログをやってるひとはちょっと、」
という偏見? の持ち主なのでした。
「よく毎日書くことあるよね」
とか、
「自己顕示欲強いよね」
と話していたり。おおお・・・・・・ブログについては話したけど(わたしの場合は、ローカルに保存しておく+ハードクラッシュなどにそなえての覚書スポットとしてたまに更新)、この日記にづいてはいくらなんでも言えませなんだ。
「なに書いてるの?」
って聞かれたらどうする?
「もうそうとか・・・・・・」



2006年02月06日(月)
ひとつ終わった

 ああ、やっと終わった。大きな声では言えませんが、もとい書けませんが、提出期日をすぎてた書類がやっと。さっき送信しました。もう知らぬ。

 というわけで今日は朝早く起きて一仕事、出勤して別の仕事、そして帰宅してまた仕事という、ヘタレのわたしとしてはけっこうな働きっぷりでございました。

 今日仕事で隣り合わせになったのは、とにかくトリビアネタが大好きなひと。皇室ウォッチャーでもあり「ええ〜」的なネタを聞きましたがまあそれは置いといて。

 すぐ納得いくかと思うけど、江戸時代の平均身長は現在よりもだいぶ低かった。男性でも140-150cmがふつうだった。そんななか、徳川五代将軍綱吉公は身の丈125cm。さすがに低い。が、奥方たちの身長が135cm程度だったので、まあ背丈のある子はなかなか生まれない。
1814-1842年にかけて曲亭馬琴が発表した『南総里見八犬伝』ではしかし、少女として育てられたはずの主人公(こないだタッキーがやってたはず)犬塚信乃の身の丈は今でいう175cm! これでもうすでに人外だって言ってるようなもんじゃないか。
 ・・・・・・しかしいま書いててふと思ったのですが、綱吉の治世と八犬伝のころってだいぶ離れてるよね。もちろん、175cmの美少女と見紛う美少年ってのは苦しいのはかわらないけど。

 あとは矢吹丈の歴代対戦相手の名前とプロフィールとか、永井豪はキリスト教聖職者の息子だとか、まあいろいろいろいろ。
 毎年今頃の仕事は一種の異業種交流会みたいなところがあり、けっこうたのしいのです。

 そうでした、帰り道ババシャツとズボン下を求めてユニクロに寄りました。・・・・・・ないよ? もう引いちゃったのかなあ。しかしせっかくだから、重ね着用のフリースジャケット、カーディガン、部屋着などを買いました。色も淡くてきれいなのがけっこう揃っててこれはすぐれものだなあ。

 バレンタインネタについてつらつら考えています。書くのは十二日〜十三日になると思うけど、ちょっと自分でも楽しみ。まだどうするか決まってないけど。



2006年02月05日(日)
てれてれ(してる場合じゃ)

 おおーユニクロにズボン下買いに行くべきですか! さっそく拍手にて助言ありがとうございました。今日はもうちょいネットで調べ物などしていて、南ドイツのほうが寒い! ということがわかったりしてしょんぼりでした。しかしもうミュンヘン行く気持ちが盛り上がってるからいいや。

 ヴィスコンティの映画でルートヴィヒ二世に親しんだ? 身としては、ミュンヘンから一応日帰りツアーがあるノイシュヴァンシュタイン城もなんとなく予定に入ってるんだけど、遠くから見るには美しいけど完全にガイド付(というかお目付あり)ツアーでないと駄目でもちろんなかはごってごてで趣味悪いという論評をいくつか見て、そこまでしなくていいかなみたいな気分になったり。ホテルは旧市街地に取ったのでバイエルン国立歌劇場まで歩いて10分程度みたいだし、代わりにオペラ(『ラインの黄金』か『さまよえるオランダ人』)かバレエ(『ライモンダ』)見ようかななんてつらつら思っています。 
 寒いといえば。朝、起床したらベランダには1センチくらい雪が積もっていました。道路は日向だったからかすでに消えていたけど。明日また夕方から降るという予報、おそろしいです。

『題名のない音楽会21』を見ながら朝食。オーケストラ大解剖みたいな特集の続き。先週はピアノ、ヴァイオリン、チェロなどの楽器奏者の性格分析だったけど今日は指揮者特集でした。ふたりの指揮者が登場して、ひとりは[往年の巨匠スタイル]、もうひとりは[新進気鋭の若手スタイル]で同じベートーヴェンの第七交響曲の練習をしてみる。というものでした。典拠する楽譜も違うし楽器の配置まで変えてみて、対比がなかなか面白かったけど、どうして指揮者のひとはマオカラー(いわゆる詰め襟みたいな)の服装が多いんでしょうか。今日は司会者も含めて三名が黒マオでありました。

 昨日の仕事はちょっと久しぶりで根を詰めるタイプだったので、今日はだいぶだらりらしてしまいました。昼寝したり、母親からまわってきたロマンス小説をお風呂で読んだり。

 そして〜・・・・・・夜は仕事を・・・・・・し、しておりま・・・・・・(すみません)。



2006年02月04日(土)
帰り道、雪がちらつきました

 これから三週間ばかり、土曜日に仕事です。それが終わったらスペイン→ドイツ。今日はドイツ好きのひとが仕事仲間にいて、今年は寒いらしいとさんざん脅かされました。しかもミュンヘンのあたりは雪もわりと降るとか。暑いよりはいいと思うんだけどなんせ南関東在住のへなちょこ者ですから、やはりズボン下とか買うべきなのか? など思いました。とりあえずホカロンみたいなの買おう(ここ何年か使ったことありません)。

 今日はわりと拘束時間が長く、終わるとすぐに帰ってきたけどなんだかぽんにゃりしています。カナちゃんは元気にごはんをねだってくれるからよかったけど。駅の書店で円城寺マキ『プライベート・プリンス』1巻・2巻を買いました。わりと面白かった。マツモトトモは今度は英会話スクールが舞台? 1巻出てたのみた。このひと目のつけどころというか、すべりだしはいいんだけどなあ。しかし結局買ってしまうような気もしています。

 そういえばバレンタインが近いです。ここはやっぱりパラレルでラブラブのイベントを書くべきであろうか。なんのかんの言いながら関わってしまう、クルタンもののほうがいいかな。イメージ作りに、明日はちょっと外国のネットショッピングサイトでも眺めようと思います。なんかいいプレゼントないかな。  



2006年02月03日(金)
黙ってね。

 カナちゃんについて心配してくださったみなさまありがとうございます。今朝一番でまた連れていき、注射と血液検査をしました。注射のおかげですこしずつだけど食べられるようになって、寝っころがりかたもリラックスした形になってます。よかった。血液検査の結果は[ちょっと血糖値が高い]というもの。ちょっと、なので、しばらくごはんが食べられなかったことと病院での緊張・ストレスのせいかもしれないとのこと。体調が落ち着いたら検査しましょうと言われました。

 今日は仕事の打ち合わせメインでした。通常は会わないひととも会ったりして。途中で地震があり、かなり長いことゆらゆらと横揺れしました。七階にいたからね。

 今日は節分。うちでは豆まきのまねごとをします。毎年いいかげんになるのですが。今年は恵方巻というものを、たぶん初めて食べてみました。
 恵方巻について初めて聞いたのはざっと十五年前。静岡出身で神戸で勉強中の友人から聞き、まさに初耳でえええ〜なにそれ〜! と思ったのを覚えています。その後、荒井理恵の『x−ペケ−』に取り上げられていたような。
 そしてここ南関東でその名が聞かれるようになったのは最近だなあ。と思って調べてみました。こういうときにはAll about・・・がネットだと便利だな。当然のごとく商業的関心から盛り上げようとしてきたイベントで、最初は大阪の花街。今のような全国ネットのお祭騒ぎ? ですが、関西以西のセブンイレブンで売られるようになったのが95年、全国に広がったのが98年だそうです。

[丸かぶり]といういい方も今回初耳。もちろん、意味はわかりますが。自分だったら丸かじりって言うなあ。
・・・・・・で。とても太いのを買ってしまいました。だから黙って完食するのがつらかった! しかし途中で他のものも口にせず(お茶は飲みましたが)願いをずっと繰り返し念じてみたので、さて御利益は。というところです。

 今日買った本。松山花子『私が会社に行く理由』2巻(別ペンネームも合わせると毎月なんか出てるような気がする)。それから実話をもとにした映画『十二歳の戦場』のノベライズ本を買いました。



2006年02月02日(木)
体調は悪くないです

 猫の日がもうじきなので(2月22日。でも今日2月2日だってそう言えなくもない)キャットフードなどの通販サイトから宣伝メールがきました。猫のたからものという缶詰バラエティ+おもちゃなどなどセットとか注文しました。

 しかし、こんな日に突然カナちゃんの様子が変。ときどき書いていますが、カナちゃんは口内炎などの持病があります。
 年末に病院で注射を受けてからは、毎日の薬はもちろん必要だけどとても元気にはねまわり食欲も旺盛だったのですが、今朝からなんだか痛がっています。午後、病院に連れていき注射を二本受けたけどあんまり改善せず食べられないままです。明日もう一度連れていこう。そういえば数年前、わたしが留守のときに体調を崩して三日くらい入院したことがありました。

 じつは昨晩、
「わああああ5月のスパコミ申込忘れてた! 間にあわなかった!(昨日必着)ということに気づき、それでなくてもしょんぼりしていたのでした。コミケは来週がデータ発送期間なのでそろそろ払い込みくらいはしてこようかな。今回からオンライン申込ができるようになったけど、手数料が別途1000円かかるというから見送るとおもいます。最初だからバグも怖いし。

 さてわたしはこれから二週間弱怒濤の仕事期間なのでございました。提出書類もいろいろあるし。ああーバレンタイン妄想でもするか、逃避に。しかし毎日yしゃんががんばりの成果をちょっとずつ見せてくださり、とても嬉しく張り合いがあります。悪いアニキのクロロがものすごくかっこいいのだよ、陛下ごめんなさい・・・・・・! と思いながらも、
[もっとー、もっといぢめて、いやいや〜あんあんさせてあげてください!]と祈ってしまうのでした。←毎日書いてるようですが、毎日ありがたく思ってるのであります。

 そんなyしゃんのスリリングな一日が日記に! ああ爆裂だなあ。
 そしてmしゃんも自分のつとめをがんばっています。ちょっと修行がごぶさたになっているのですが、今はひとりひとりがんばるときなんだと思います。昨晩はちょっと話せて、三月の旅行のうちあわせもどきをしました。pさんと三人で京都に行きたいんだけど、なんか全員ばらばらに行き現地集合になりかねない雲行き・・・・・・。



2006年02月01日(水)
雨の一日

 拍手たくさんありがとうございます。
 簡潔に「クロクラ熱再燃しました!」というのも、インパクト強くて嬉しかったです。

 さて今日は一日、雨。雪にはならなくてよかったです(ついでにとっとと帰宅してよかったです。地震でけっこう電車が止まりました)。会議があるのででかけました。
 帰りに乗り換えの関係で品川駅構内のショッピングゾーン、エキュートに寄りました。オープン一週間後くらいに行ったときには土曜日だったこともあってすごいひとだったけど、今日は夕方のラッシュアワーのわりにはまったりムード。先日は長蛇の列でとっととあきらめたPaulのパン、夕食のお惣菜、チョコレートショップのエクレアを買いました。

 それから書店にも。
 ビジネス書とかとんと縁がないのですが、たまにゃー勉強してみるかと思って櫻井弘『話す力が面白いほどつく本』を買いました。半分くらい、帰路に読みました。うーん、参考になるような、いやなんか知ってたよということだったような・・・・・・? 
 それからアルゼンチン発の推理小説、というのにひかれてギジェルモ・マルティネス『オックスフォード連続殺人』を。[アルゼンチン発、驚愕の超論理(スーパーロジカル)ミステリー]って帯にありますが・・・・・・それってトンデモ本ってこと?

 yしゃんがお題のエロースをとてもがんばってくださってて、美男でいじわるなクロロさまの表情にニクイ! と声をかける毎日です。こういう作品を見ることができるからまずは自分ががんばりました。先行き長いですが、ある程度揃ったらみなさんにもお見せできるかも?