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空想妄想いろいろ日記
青木カナ
MAIL

2005年10月31日(月)
ハロウィンか〜

 十月最後の日。ああ〜明日はもう年賀状も発売なのだよ! つぎにこんなふうに振り返るときにはもう年末なんだろうなあ。

 ここのところは仕事がゆるやかなので、今日は欲望にまかせて惰眠を貪ってしまいました。というわけで十時すぎに起床して、昨日買った本をぺらぺら見ました。
 
 英語の詩をちょっと体系的に読みたいなと思っていて、"100 Best-Loved Poems"とか"Great Love Poems"などを買いました。それからおもしろそうなのが、
"Poetry for Dummies"(間抜けのための詩)
という入門書です。詩の鑑賞から、自分で詩を書いて発表もしちゃおうということろまでのガイド。

 まずは[ものすごい手早く、詩の歴史を変えちゃった十五作品を読もう]というリストをチェック。やはり日本語とは表記が違うので、一番困るのは中国の詩人。ちなみに李白(らしい)でした。孟浩然を送るというやつね。
作者だけあげておくと、ホメロス、オマル・ハイヤム、ダンテ、シェイクスピア、プーシキン、ホイットマン、ディキンスン、イェイツ、ネルーダ(マチュピチュじゃなくて"Walking around"が来るかー)、アフマートワ(知らなかった。挙げられていた「レクイエム」探して読みました、よかった)、サンゴール(やはり知らなかった、セネガルの詩人・政治家)、プラス(やっぱ「ダディ」だよね)、シンボルスカ、そして・・・・・・うーん、この本のスタンスから言うとひょっとしてひっかけかなーとも思うんだけどまだそこまでの知識がないからわかんないけどデビッド・トリニダードの「モンスター・マッシュ」。

 それから巻末の[簡約・世界詩の歴史]をぺらぺらと。あっけっこう日本についての記述もあるな。万葉集(憶良や人麻呂)、古今集(業平や小野小町)、源氏物語、和泉式部、芭蕉や一茶、改革者としての正岡子規など、かんどころはおさえている感じです。個別の人名や事件だけではなくて、敗戦によって日本がさらに(欧)米の影響を色濃く受けるようになったことなんかにも目配りしています。

 夕方はちょっとだけメモもしました。
 いいかげんに、黒猫兄弟社のほうも更新しなくては〜、短文をつけよう〜というものです。とりあえず今週中にできないとしばらくチャンスがない感じだし〜。

 ・・・・・・おおお!
 レオクラ館にすばらしいいただきものが届きました!
 できたら今日更新いたしまする〜!!



2005年10月30日(日)
ぱんつねえ・・・・・・

 二年半ぶりくらいに池袋に行ってきました。メキシコ詩人に朗読会に誘われたからです。あちらも買い物がしたいというので一時に待ち合わせて池袋西武へ。書籍館に行きました。こちらには[ぽえむ・ぱろうる]という詩の専門コーナーが入っていて、よそではお目にかかれないような本がいろいろあるのであります。塚本の特集をしていたけど『百歌燦々』はなかった、残念。ここでレジをしていたひとが後輩だったのでびっくり(といってもわたしはさっぱり忘れてて、声をかけていただいたのですが)。

 メキシコのふたりは写真集や朗読CDを買いました。吉増剛造が人気あるのは知っていたけど、あ〜名前忘れた、短歌絶叫コンサートのCDもよく売れるのだそうです。
 
 その後も洋書売り場で谷崎の英訳を探したり(最近『美食倶楽部』が出たという話。日本在住のアウレリオさんが褒めてた)、ルイジさんのためにフルクサスに関する本を探したけど、ああ〜出たばかりのがあったけど、あたりまえながら日本語だらけなのであきらめたり。

 遅めの昼御飯はラーメン。ルイジさんはメキシコシティでも日本人経営のラーメン屋に通うほどのラーメン好きだそうで、食券買ってカウンターで食べるタイプのお店に入りました。それから朗読会の場所、とある酒場へ。外国人経営で、日本で一番濃厚なアブサンが飲める店だとか。・・・・・・二時五十分だけど、ほとんどひとがいませんが・・・・・・。三時開始じゃなかったの?

 はじまったのはやっと四時でした。三時から門戸を開くということだったらしい(日曜の通常営業は六時〜)。参加してみてわかったのは、第五日曜日の朗読会という定例会だということ。詩だけに限らず、小説も朗読があること。共通言語は英語だということ。はうっ、ひとによってはかなりわかりにくかったし、短編とは言っても十分も朗読されるとだんだん〜眠くなる〜。しかしこういうのは初めてだったのでおもしろい経験になりました。

 その後はなぜかドン・キホーテへ。ドンキも初めて行くかもしれない。なにを探しにかというと、ルイジさんが知り合いの雑誌編集者から
[かの有名な、女学生のぱんつ]
をゲットしてこいと頼まれていたからです。
 うーん、それって使用済みのを売るとかっていうやつ? 
「使用済みのがいいの? きっと高いよ」
と聞くと、
「どっちでもいいんだけど」
と言われ、結局どういうのがいいんだかよくわからず。

 池袋在住の米国人さんに聞いたら、[ドンキにはとにかくなんでもある]ということで、半信半疑ながら−まあ、ドンキはみてみるだけでも面白いかもしれないし−尋ねていきました。
 あまり大きくはない、その名もピカソというお店(店構えによって名称が違うのかな)の二階で、アダルト系と下着系をじろじろ見ました。おお・・・・・・たしかに、買ったという話は聞いたことがあるけど、バ○ブとかあにゃる用品とかもばっちり並んでいるのだね・・・・・・まあ一応恥じらいがありまして、しかも同行者がいるし、ずずいと入るのはやめましたが、思わず横目でいろいろ観察してしまいました。

 結局、どうも目当てのものっぽいのはないみたい。ということで、ううーん強いて言えば日本にしかないのかな? のアニメ絵パッケージの避妊具とか、お茶目なセクシーパンツなどをお買い上げ。数日前に数階建てのセックスショップを見かけたということですが場所もわからないというし、駅に戻るまでにはなかったし、
[もう、どうしても欲しかったら大使館勤めのひとにお願いして外交官特権扱い小包で送ってもらうしかないね]ということであきらめました。

 結局なにをさしているのかは、探している当の本人もまたお使いであったからよくわかんないのですが・・・・・・カプセルに詰められて自動販売機で売ってるってほんとう?

 そんなこんなでー、帰宅はちょっと遅くなりました。
 ちょっとだけ修行して、早めに寝ました。



2005年10月29日(土)
たいせつな〜あ〜なあた〜

 拍手、メッセージありがとうございます。やっぱり週末はぱちぱちしていただける数が多いようです。うれしいです。

 だらだらしていました。すこし仕事したり、勉強したり、本を読んだり。通販カタログの整理したり。一回買うとどんどこ送ってくるからちょっと困るね。

 今回届いてたので一番「ええ〜」だったのはおふらんすの下着メーカーD社。一度ぬくぬくババシャツを買ったことがあるのですが、それ以来とくに冬になると来ます。国内で作ってたらこんなフォント使わないよね・・・・・・? というチラシです。

「この夏、休暇で日本に行きました。そして(青木)さまお住まいの○○県に行き、わたしは(青木)さまのことをずっと思い出していました。××××年から当社の大切なお客様であられる(青木)さま(・・・・・・)」
という、なわけねーだろ。なお手紙が入っていたのです〜。捨てましたが、とりあえず読ませるという所定の目標は達成したわけですな。

 土曜日恒例、カウントダウン番組をだらだら流しました。
 やはりBe My Lastは気になる。画像美しいな。読み解きたい気もするけど、それはまや野暮というものかな。一位はすっかり開き直った平井堅の「ポップスター」でした。けんちゃんクネクネファンシーに歌い踊るキッチュな画面、これもゲイ人魂バクハツって感じで好きなのです。やっぱり歌うまいしね。



2005年10月28日(金)
詩のゆうべ

 仕事場をはしごし、その後都内でポエトリー・リーディングを鑑賞・・・・・・というのかな? 基本的に出無精=デブ性のわたしとしては活動的な一日でした。

 知り合いが詩人たちにひきあわせてくれてちょっとおしゃべりできました。日曜日、もっとちいさいところでポエトリー・リーディングをするからぜひ、と誘われたので行ってみようかと思います。

 帰宅の電車はけっこう混んでました。おおー義兄弟だけどあにおととーで表紙の男の子が可憐なおととさんぽいよと思ってmしゃんのために買ったBL小説以外をちらちら見ました。
 雑誌がコーラス(くらもちさんよかった)のflowers(岩本さん、とうとう表紙を)。力の入りッぷり、楽しさ、サービス精神、加えてうんちく、ええっ千秋しゃまの中学時代・高校時代のエピソード描き下ろしも〜!! のしゅてきな『のだめカンタービレファンブック』(それにくらべてHンターズ・ガイドは・・・・・・言うまい言うまい)、鹿島茂『60戯画 世紀末パリ人物図鑑』。

 帰宅したら『ウィスキー』のDVDが届いていました。ウルグアイ映画。ちいさな靴工場を営む男のもとに、かなり長いあいだ疎遠だった弟が帰郷してくることに。ちょっと見栄をはりたい男は、使用人女性に自分の妻を演じてほしいと頼む・・・・・・だったかな。去年の東京国際映画祭グランプリ作品で、ゴールデンウィークころに単館上映されてわりとヒットしたらしいです。やっと時間作ったらもうレイトショウしかなくてあきらめたのですが、見たひとの評判はよかったのでたのしみ。早めに見たいです。東京国際映画祭といえば映画好きのyちゃんが二日でコンペティション作品五本見て、スペイン語映画がもーなんともかんともわからんちんだったとメールをくれました。『サングレ』というのね。

 しょしてー、ちょっとだけ修行しました。
 十一時からってお約束だたのに、がまんできずに変絵を描いていた緑&黄色侍でした。
 先日おともだちからプレゼントされたハード○イSM雑誌にうなされた、とか、目もあてられない、とかいっていたmしゃんですが、ほんとうは夢に見るほど注視したんじゃないだろうか? 緊縛だけじゃなくて滑車つきのあにおととあぶな絵の構図を描きましたよ! でふたりで描きましたよ。あれも・・・・・・あにおととサイトに格納するんじゃろうか、まずいものは描いてないけど・・・・・・。



2005年10月27日(木)
つれづれ

 いろんな話というか、イメージをこねくりまわしている感じです。月末のハロウィンにあわせて絵が更新されているイラストサイトさんがたくさんあるなあ、ハロウィン→(連想)→地獄の釜の蓋が開く→魔物? とか。経験したことはないけど、わたしはメキシコの死者の日のほうが興味あるな。でもまえにレオクラで使ったことがあるしなあ〜。

 昨日も修行していて、mしゃんが急に
「兄ジャ〜、兄ジャのサイトの8566番をふんだのでござります〜、566でしゅみませんが、おねだり〜おねだり〜」と(すみませんとかいうのは大嘘の態度で)言い出しまして、そこに太っ腹のyしゃんが、そのm発言のまえにわたしが漫画を所望していたこともくみとってくださり、新連載漫画・「566」を立ち上げてくださいました! しかし、クロロがなぜ「566」と呼ばれることになったのかは、これからのお楽しみなのです。

 もうクリスマスなのか・・・・・・! そしてお節!
 と、デパートから送られてきたパンフレットを見て思いました。お節料理はこの数年注文してしまってるのですが、ちゃんこダイニング若のお節もあったよ! 三段で29400円。このなかではまあ、一般的な価格です。しかし物見遊山? では注文できないな。



2005年10月26日(水)
聞き耳

 いつもとちがう場所で作業&会議でした。ほんとうは駅からは徒歩で行こうと思っていたのですが、行きは時間がちょっと迫ってて、そして帰りは雨が降っていたのでバスにしてしまいました。しかし階段の昇り降りはがんばってみました・・・・・・が、おお〜さすがに腿がはうっときますね。効き目があると思うことにしよう。とりあえず、もう一枚買おう。というわけでヒップアップパンツ使用メモでありました。

 行きの電車で隣に座ったふたりぐみの女性は旅行代理店の先輩後輩らしく、後輩が十一月の京都ツアーについて盛んに不安を口にしていました。
 十一月二十日出発の京都ツアーに家族友人ともども一行五人で予約してくれてるお客がいる。しかし今年は紅葉が遅いという見通しがあって、たぶん二十日はまだ駄目なんじゃないか。そのお客さんは、[たかが三時間]の嵐山での自由時間に対して、そんなに放置されてどうする、予定を立てて。と注文をつけてきた。そういう口うるさいひとだから、紅葉になってない京都にクレームをつけるんじゃないか、どうしよう・・・・・・。というのでありました。いや、すごい大きな声で話していたのであります。

 おそらく、先輩のアドバイスを容れて、もちろん上司に根回ししたうえではあるけどそのお客さまには予約の日付では紅葉していない確率が高いけれどもどうするかとおうかがいを立てることになるんだと思います。
 さて悪いひとじゃないけど口うるさい、クレーム怖い、と何回も口にしていたけど、それは〜、いくらハイシーズンとはいっても
 東京−京都二泊三日で二十万円
というツアー料金なんだもん、しょうがないと思うのだよ。

 目を閉じて寝ようにも寝れず、ああー気になるどうして東京からのツアーで自由時間という名の放置もあって二十万円の旅行代金になるのですか高級旅館だって二泊で十万てとこだろうお茶屋遊びですか〜ともやもやしてました。ら、先輩がツッコンでくれたのですが返事は
[行き帰りは当然グリーン車、そして現地での移動バスは豪華なうえにふたりがけのところにひとりがけなど]
程度で、宿についてなんか覚えてないのであります。
 ちなみに今、ヤフーの旅行案内で調べてみたのですが、二泊三日で128件登録されてて一番高くてそれでも九万円しなかったよ。もちろん、豪華にしようと思えばきりがないこともほんとうはわかってるんだけど。

 と、行きの電車はそのように過ぎていったわけですが、帰りは乗り際に買った漫画を読んできました。
 那須雪絵『魔法使いの娘』3巻(おおおおお〜なんか、突然クロクラ! と思ってしまったのですが! それこそ電車であやしい笑みをもらしてしまったのですが! しかしこれでクロクラと思うのは相当の脳内設定だからはずかしい)、粕谷紀子『離婚記念日』8巻(安定して楽しめる。そういえば昼ドラになったと思うけど、どうだったんだろ)。

 そういえばディラン・トマスの探求もほそぼそと続けています。
 検索で見つけたBBC Educationのサイトトップに例の「わが肉体には/獣と/天使と/狂人が/住まう」の原文が引用されていて、[おおっ一気に近づいた!]と喜んだのですが、まだわかりません。うーん。より精密な検索をかけたら「ラブレターで書いた語句」とあったよな気がする。ちなみに
"I hold a beast, an angel, and a madman in me"
でした。「肉体には〜住まう」はちょっとおおげさじゃないかな〜。
 というわけでこの訳者さんとはいまいち波長が合わないのかもしれません。他の本に載ってた対訳つきのものとか、注だけついてるのとか、「はうっ」とくるのがあったもんね。



2005年10月25日(火)
にやり

 うちにいて仕事。仕事→昼寝→仕事→ちょっとよそ見→昼寝→仕事みたいな感じでござりました。そんなわけでちょっとばかしばたばたしています。今週はうちでやることは少ないんだけど、拘束時間はいつもより多めな感じです。明日はたぶん夜までです。金曜日は会費制(参加費をきちんと用意しておかねば)パーティというか、会合もあるしなー。

 黒猫兄弟社に載せるエロース絵を連作にして、左に絵で右にちょっとお話みたいにできないかなーとか考えています。そんなわけで足りない部分をyしゃんに描いていただこう〜などと思い、夕方ちょこっとだけ打ち合わせをしました。そんななか、ティッシュをとろうと(鼻血ではござらん)ちょっと立ち上がったわたしと目が合った家人に、
「なにをにやにやしてる」
のかと聞かれてはうっときました。そんなに変か! そのときにはどちらかというとおしゃべりでにこにこしていたと思うのですが〜。

 明日は、先日買ったヒップアップパンツをはいてどんどこ歩こうと思います。千里の道も一歩から。
 Kiss買いました。そうだ、のだめのキャラブックが出たんだよね。おもしろいかなあ。



2005年10月24日(月)
獣と天使と狂人

 イマエゴと黒猫兄弟社を更新しました。
 本館のほうはしゅぎょう絵に追加と、mしゃんへのバースディプレゼントに書いたあにおとと新作(おねだりされずに自発的に書いた! と威張っております)「ふたりでお茶を」です。yしゃんに挿絵をつけていただきました、Spin Offからどうぞ。Production Noteにも書いたのですが今回はクロロを見ている人物の語りという形式にしています。いわゆる[信頼できない語り手]っぽくしてみたのですが、最後クロロは、そしておととさんはどうなったと思われたか、よかったら聞かせてくださいませ。mしゃん誕生日絵チャットについては、狂乱のコメントつきログがmしゃんサイトにアップされていますのでどうぞであります。

 そして黒猫兄弟社ってなに? と思われるのは当然でしょう。
 突然、昨日ついた呼称です。いわゆる絵チャ侍の修行のなかで生まれたエロース絵の格納スペース、今まではなんとなくの名前をつけといたのですが、昨晩yしゃんと某さんがおいでになってヒソクロクラエロース画を描くよというときに(当然? わたしが構図というか体勢をリクエストしたわけですが)、
「合作にしましょう。しゃちょう、ヒソカ描いてください!」
→ひぇぇぇぇ、そんなことしたら絵が台無しになってしまうなり! 辞退。わたしが描けるのなんか、これ屋外だとして(ぜったいちがうけど)、通りがかりのクロゾ(ゆるゆるのおなかに超高性能ビデオカメラ内臓)くらいだよ〜。
→じゃあクロゾ描いてください! そしてマークにしましょう。
→というわけでちゃんと猫ではなく、黒猫の頭だけ描きました。
→「これからは合作にはこのマークをつけましょう」(こうしてわたしも仲間に入れてくださるというわけであります、ほろり)
 というわけで、ユニット名? をつけちゃおうと思い付いたものです。メンバーは常駐絵チャ侍三名にくわえ、ときおり参加の玉虫色侍さんと茶色侍さん(事後承諾)です。
 いや、ほんとうにばかですね。

 拍手、コメントありがとうございます。
[どんどんたまっていく本はどうするのか]という質問をいただきました。
 床や階段に積まれていきまする・・・・・・が、たまに整理します。

1)好きで取っておきたいものは本棚に入れまする。
2)仕事関係の本は、やはり捨てられないので、書庫に積まれていきまする。
3)エンターテインメント系などは、読んだものはよほど気に入らないと処分します。以前は古書店に持っていったこともありますが、今は遠くでちいさな公共図書館(予算がすごく少ない)司書をしている友人に送り、図書館の蔵書や[お持ち帰り本]にしていただいてます。
 もうひとり公共図書館で働いている友人がいるのですが、こちらは東京の大きな施設で、ふたりの話を聞いているとほんとうに同じ[図書館]でこうもちがうのかー。と思うことしきりです。

 昨日届いた本のうち、伊坂の『魔王』をちょっとだけぺらぺらしました。ん? なんか、最初のうちはあんまりいいと思わないなあ。読みやすいので続けてみますが。
 それから、名前だけは知ってたけどちゃんと[知って]はいなかった英国(というかウェールズ)の詩人『ディラン・トマス全詩集』をすこし。
 帯に
「わが
肉体には、
獣と
天使と
狂人が
住まう」
 という詩句? が引用されていて、当然ながら〜黒いやつのことを思ったわけでございます(だから買ったんじゃないですが)。あ、でもまだ本文中でこの詩句見つけてないんです。思い付いて英語で検索してみたけど、
Dylan Thomas angel animal
くらいの検索ワードじゃ、もう膨大すぎる数がヒットして埒があかないでござる。「肉体」はbody か fleshか、狂人はなんていう語を使ってるのかななんて思うとやっぱり検索語、増やせないし。はっ、獣もbeastかもしれんのか。

 すこし作品を読んだあと、巻末の解説に目を通してみました。1933年のトマスのデビュー作(というのかな)、
「緑の導火線を通して花を駆りたてる力」の衝撃の大きさについて語りおこしていますが、やっぱりわたしも目を奪われました。英語ではどうなんだろう? 検索してみました。

The force that through the green fuse drives the flower
Drives my green age; that blasts the roots of trees
Is my destroyer.

「緑の導火線を通して花を駆りたてる力は
 ぼくの緑の年齢(とし)を駆りたてる。木の根を吹き飛ばす力は
 ぼくを破壊するものだ」(松田訳)

 おおお、かっこいい。
 が、日本語ちょっとぴんとこない。でも難解らしいから全部英語ではきっと読めない。うーん、イメージ的に好きなものを検索してみようかな。と思うのでした。

 調べていて知ったトリビア。ボブ・ディランはディラン・トマスに心酔していたので、芸名に「ディラン」をもらったとのこと。

 ジャンプ買いました。ハンターは休載でした。むべなるかな。



2005年10月23日(日)
ねこねこ

 拍手、メッセージありがとうございます!
 今日は『夜の森』を通販でお求めくださったかたから感想メールをいただいたりもして嬉しいのであります。

 ふおお〜mしゃんお誕生日おめでと! 
 昨晩はお誕生日カウントダウン絵チャットがありまして、いつもの侍三人組だけではなくu田さん、m木さん、chさん(以上絵を描いてくださったかたがた)、pさん、mぐりさん、次は体調完璧できてねーのk○しゃんが参加し、陛下まみれのかめーんぶとうかい。が開催されました。主催のおかたが顔毛というHNだったのでみんな毛にしたから、かえって誰が誰だかもうわかんなくなったなり(例;指毛、腋毛、産毛など。ちがうのは最初の一文字だけか)。その収穫はそのうちmしゃんサイトでアップされると思いまする、みなさまお楽しみに!

 当日はサプライズプレゼントもできて楽しかったです。ちょーかんさんが時間が限られているからとご遠慮なさるのを、別絵チャットに拉致してyしゃんとの合作であにおとと絵を描いていただいたのです。最後にメッセージをわたしが書いてさあできあがり〜。ひみちゅの楽しみれす!

 さてわたくしのほうは。
 まずはもう見切りをつけて、地下室につないである絵チャ絵(エロース編)にゲストさま参加絵を二枚。それから、イマエゴは明日できると思います。こちらも絵チャ絵です、今回は説明つき、くらいです。これからも膨大に増えそうだから増える前にと思ってしゅぎょうフォルダは別スペース(倉庫としての使用可)に移してみました。

 さて、絵チャは五時前くらいまで参加していたのですが(お開きは七時だったとか)、そのあと寝つくまえにちょっと恋愛詩なんかながめてしまいました。やっぱりいいなあ、と思うものを数本読みました。

 起床は九時半前。何回かうとうとして、ちゃんと目が覚めるとクロゾが袖口を枕に寝ていました。よだれで〜、濡れておりました! くちゃい。

 朝食のしたくなんかしていると荷物が届きました。一昨日書店で買った本。さっそく『旅ゆけば猫』を見ました。はあ〜すばらしい。なんてかわいいんだ〜。いわゆる美猫はほとんどいないんだけど、みんなみんないい顔をしている。すてきな姿をしている。風景になじんでいる。

 見ました、というのは、岩合光昭の写真集だから。雑誌連載からのえり抜きにコメントつき。猫はうちにいるのを見たり撫ぜたりご奉仕したり袖口によだれをいただいたり(これは今朝の話)しているので基本的にグッズはもちろん写真もいらないのですが、数年に一冊くらいふと買ってしまう本があります。思い出深いのは大判の翻訳もの写真集で『ニューヨークの猫たち』Working Cats(ニューヨークのいろんな仕事場での猫。店先にいたり、タクシーに同乗していたり、文士が集まることで有名なアルゴンキンホテルのロビー猫にはあこがれたなあ。もう一冊、アラーキーの『いとしのチロ』。あ、どっちも語り口が洒脱なのでした。

 午後はなんでも鑑定団の再放送をみたり、ゆずinスペインを途中から見たり、菊花賞を見たり。すごい人気ですねディープインパクト、なんと単勝は一倍だった。てことはつまり、買ってもそのまま払い戻しになるだけなのだろうか? 馬が美しいなあと思ってながめる程度なので、ちーともわからんのです。

 午後はちょっと近所にでかけたり。あっ、mしゃんすいせんのヒップシェイプの下着を着てみました。おなかとかは平気だけど、たしかに腿のところが強いね。帰宅してからもどうしようかと思ったけど、座っているのに「歩くと御利益」なものをはいててもしょーがないのでやめました。

 そういえば今日の迷宮美術館は動物絵だったかな? 誰をとりあげるかはしれませんが、ボナールあるといいな。



2005年10月22日(土)
これだけでいい

 拍手・メッセージありがとうございます(数日分)。週末はやっぱりたくさん押していただけて嬉しいです。今日いただいたので、「絵も」というのがちょっと気になりまする。

 絵といえば、サイト全体のディスク使用量がだいぶふくらんできました。しかも毎晩のしゅぎょうの成果の一端はうちにアップなのだった。ソネットは50MまではOKなのでこのまま増やすように設定を変えるか(支払い料金はちょっと上がります)、それともなにかを移転させるかなあ。うーん、たぶん移転作業とか面倒くさいので使用量をふやすことになるんじゃないかな。

 肌寒い一日でした。さすがに毛布を出して、ベッドリネンも冬に向かう感じに。いま使ってる毛布はお返しにいただいたもので、なんかやせてきてるし、思い切って猫用におろして好きなのを買おうかなあ、とひっぱりだしながら考えました。

 今日はずいぶんのんびりゆったりできました。午前中にすこし仕事して、それから寝溜めもした感じ。毎週土曜日午後に見てるカウントダウン番組も三週間ぶりくらいで見れました。やっぱりレミオロメン好きみたいだなあ、とか、一位がV6だった! なにかの主題歌なのかな? とか(そういえば『サンダーバード』のは好きだったよ)、宇多田ヒカルの"Be My Last"のPVの舞台はどこかな、文字が東欧っぽいなとか景色はなんとなく、一度だけ行ったことのあるブダペストを思い出すな(ブダ地区とペスト地区でブダペストなんですよね)、本人の姿がちょっと幽霊っぽいのが気になるなとか、いろいろつらつら思いながら眺めました。

 音楽といえば、このあいだスペインに行ってきたひとにヒット曲コンピレーションアルバム・DVDつきをもらいました。これを頻繁に聴いています。フラメンコ自体はそれほど好きじゃないけど、フラメンコ的こぶしのまわる声は好き。

 で、またBe By Lastに戻ります。
 lastだから「最後のひと」かなーと思ったのですが、今ヒッキーのオフィシャルサイトに行ったらこの曲を特集するページ(写真なども載っていたけどロケ地情報はまだ見つからない)ができてて、「あなたのBe My Lastを教えてください」というブログもできてて、自分のたいせつなものを書く、という企画でした。で辞書で調べてみたら
「決定的な、一番欲しい、最重要の」
という意味もあるんだな。納得ですが。この意味にしても、「最後の」にしても、歌とあいまってなんだか煩悩をくすぐります。しかしきっと切なく悲しい。

 クロロが死ぬ、あるいは瀕死のところにクラピカが来る、または見ているというのを書いてみたいな。クラピカはどうするかな。

 なんていう夢想を、すこしいじってみたいなと思うのでありました。



2005年10月21日(金)
どっさり本を買いました。

 うれしいな、これから二週間くらいは仕事が軽めです。というわけでいい気になって、エステのあとで本屋さんに行きたくさん買ってしまいました。うちにもどかんと未読本があるとか、そういうことは言いっこなしよ。仕事関係の本もありますが、自分の楽しみ用に買ったのは気になってたハードカバー本何冊か。

・ドナ・W・クロス『女教皇ヨハンナ』上下。
・フリオ・リャマサレス『黄色い雨』(スペインの新人作家ですが、柴田元幸が帯で激賞していた・・・・・・から翻訳されたのかな?)
・伊坂幸太郎『魔王』(超能力であにおととみたいな帯だったので買いました。mしゃん好みだったら教えてあげよう)
・『ディラン・トマス詩集』
とか。あとは山川の世界史ブックレットとか、そんなとこ。

 アルゼンチン移民が関係してるらしいなかにし礼『ツキコの月』とキューバの話が出てくるらしい桐野夏生の『アンボス・ムンドス』(ambos mundos、スペイン語で「両方の世界」という意味)も気になったけどやめておきました。まとめて送ってもらうことにしました。

 それに先立って、移動前に別の本屋さんで漫画を二冊。ここんところ見かけるとわりと買う芹沢由紀子『少女A−sex・ドラッグ・池袋』(実話系というのとは違うけど、十代になじみの深いテーマで取材して描いてる。最初に読んだのは性同一性障害の[女性]の話で『オッパイを取ったカレシ』でした)、いい気になってジャケ買いならぬタイトル(スペイン語かなと思った)&表紙買いした釜谷遥希『リベラメンテ』(合いませんでした・・・・・・)。

 それから、pさんが楽しみにしておられるハヤカワでのスタージョン復刊、あれは以前出ていた黒い本シリーズの復刊なのかな? 第一回配本でなつかしのロアルド・ダール『キス・キス』が出ていました。むかし買ったような気がして手を出さなかったのですが。シャーリィ・ジャクスンの『くじ』が出たら買おう。すごい怖かったのを覚えてる。

 さて、本だけではなくほかにも買ったものがございます。本と逆行しているみたいなものでございます。それはワコールのヒップアップ効果あり下着なのでございます。腿のところを締めて、歩くとお尻がしまるらしいのです。mしゃん推薦なのです。しかし、問題は一日七千歩×週五日歩け。というのです。三日×一万歩じゃだめかな。だめだろうな。



2005年10月20日(木)
新たなる地平

 昨晩はまたしゅごい絵が生み出されました! しかし毎日どんどん〜どんどん〜たまっていくので、よぼよぼお話をつけるなんて考えていたらそれこそ死んでしまいますだ。なので、すくなくともうちの地下室経由でしか見れない絵だけは週末にでもどかんとあっぷしたく思いまするなり。

 昨日はエロース絵をyしゃんが描いてくださったあと、yしゃん先生mしゃん生徒で漫画道場を行いました! まずはリレー漫画ということで、ふたりが交代で一コマずつ描いていきます。昨日は二枚。

 yしゃんがわたしも〜と誘ってくださってるのですが、しかし〜わたしはカニとクロゾくらいしか描いたことがない(あっ、触手もか)し、中学〜高校まで授業中にキャラの顔だけ(しかも左向きオンリー)しか描いたことがないのであるが。と、あたりまえながらしり込みしていたら、
「漫画をたくさん読むひとは漫画がわかっているので大丈夫なのです」
というミラクルなおことばが! おお〜どうなのでしょうか。

 今日は気を張る仕事だったけどまあまあうまくいってよかった。早めに帰宅し、だらだらしました。昨日買った『サンドキングス』、昨日は最初の「龍と十字架の道」を読んで、宇宙時代の正統派(を標榜する)キリスト教会の異端審問官が、あたらしい異端=龍つかいであった聖ユダを信仰する世界を訪れて・・・・・・という話に興奮を覚えたのですが、今日は残りのうち三本を読みました。

 やっぱり表題作の「サンドキングス」いいです。特殊な、というかけっこう獰猛な異星産ペットのコレクターが、新しいのを求めてはじめてはいった店で勧められたのが[サンドキングス]。ちょっとキメラ=アントみたい、[おふくろ]が駆動隊を使役する共同体で、城砦をつくり、自分たちに餌をくれる存在を神とあがめ偶像を作るようになるのです。そして城砦同士で戦争もする・・・・・・と聞き、かれは人為的にその戦争状態を作り出すことにします。エサをやらない、あるいは極度に減らすことによって。そんな[神]を戴くことになってしまったサンドキングスは。という話でありました。

 そして今晩も集まる絵チャ侍でありました。
 えっ、ほんとうに描くの? まじリレーまんが?



2005年10月19日(水)
もすこし

 移動して会議の日でした。時間がけっこう余るなと思ったけど、明日の準備とか、人事関係の立ち話とかにわりと手間取り、あんまり使うことはできませんでした。早めに着いてベンチに座って文献読んでおおおおおと思ったりとか、先日のしゅごい修行ですっかりエロース脳になったYしゃんからのメールにまたわたしもおおおおときて返事書いたりとか、そんなこんなで会議に。

 会議はまずまず早く終わり、書店に寄って帰宅。ほんとうは乗り換え駅の品川構内にできたショッピングゾーンをのぞいてみたかったけど、混雑してるから別の日にしました。

 集英社でも続けて描いてくれるといいなの市川ジュン『ひまわり』(連作)。連載はむずかしいご時世なのかなの長岡良子『空より花の散りくるは』(王朝もの短編集)。それから、ジョージ・R・R・マーティンの連作集『サンドキングス』というのが出ていたので買ってみたら、これはかなり前のものの復刊でした。しかし最初の一本読んだらすごく面白かった。SFはやっぱりこれだなあ、世界の変わる感覚。読む前とあとでは世界が違って見える感覚。

 今週のヤマは明日の午前中なのであります。はあーもうちょい。



2005年10月18日(火)
ふつうの? 一日

 昨日はまたすごい修行をしちゃったのでございます。いや、させちゃったのでございます。わたしの修行はこれからです(お話をつける)。

 いつもの緑&黄色侍(yしゃんmしゃん)だけではなく、このあいだひっぱりこんじゃったaちょーかん、そして深夜におよびm木さんまで問答無用の絵チャ地獄(極楽?)に招待して、萌え絵を! お笑いを! そしてすごいエロースを! 描いていただきましたでございます。えーと、たぶん何枚かは、うちの地下室直結の場所に配置されることになるとおもいます。

 さて今日はうちで仕事の日でした。
 明日からの準備などをせっせとしていたのですが(まあ、起床は九時だったけどね)、その途中で読んだ文献→寄り道なんかが面白かったです。

 夕方にはネット書店で注文しておいたチャヤン(プエルトリコの歌手、俳優)のベストが来ました。なかなか渋い。ひととおり聴きました。

 明日は会議日(来週も水曜日は会議だ)。移動中に時間がけっこうあるけど、やっぱり映画は無理だし展覧会もいい場所ではやってないし。どうしようかとおもいます。



2005年10月17日(月)
250回!

 発売前からいろいろな情報が聞こえてきたジャンプをようやく読みました。ハンターは表紙(ゴン。なんかー、去年だっけに表紙になったときとすごく・・・・・・デジャヴが)と巻頭カラーです。今回は絵もわりときれいで、「トガシはやればできる子」とかつぶやきそうになりました(これ、銀魂でちょうど使われてたよ)。

 陛下は見開き扉と、企画のページにちまキャラで登場(レオリオも同じ)。さすがにヒソカとかクロロは出てきませんでした。あたりまえか。本編はイカルゴとキルア、ゴンたち、そして王とアカズちゃん(シャウ耽美)でありました。ノヴせんせいはほんとうにもうリタイヤなのかな?

 さて、昨日でNo Ordinary Love再版? のアンケトを締め切らせていただきました。でちょっとページを差し替えてきました。
 ちょうどタイミングよく? いつもの印刷屋さんからコミケの締め切り情報が届きました。今回はすごーーく早く入れるとメンバーなら25%割引というのがあるので、これを狙ってみようかな・・・・・・というわけで、かなり真面目にやろう! という気持ちになっています。すこしでも安くできるといいなと思うし。結局、判型はどうするべきかなあ。

 などなど、仕事のあいまを縫っていろいろ考えておりまする〜。



2005年10月16日(日)
3B

 拍手、メッセージありがとうございます。拍手からNOL再版についてひとこと入れてくださったかたがたも。そういえば今日を一応の区切りにしようと決めていたのでした。

 日曜日はだいたい『題名のない音楽会21』に間に合う程度に起床します。今日は「日本におけるドイツ年記念・ドイツ三大Bベスト30」という特集でした。

 三大Bとはベートーヴェン、バッハ・・・・・・は肖像画ですぐにわかったけど、ああ〜そうかブラームスか。でもブラームスってそんなにいろいろあった? というのはもちろんわたしの無知で、ちゃっちゃか聴きどころを紹介されていくとあれっこれってブラームス三番だったのか。とかハンガリー序曲もか大学祝典序曲もか〜と出るわ出るわ。その後ネットで作品を調べるとこれがまたたくさんあるのですね。と思ったらむかーし買ったクラシックちょー入門者用80枚セットにも交響曲とヴァイオリン協奏曲が一枚ずつありました。あらー、しかも夜のN響アワーでのパッサカリア特集でもブラームスだよ!

で、残るふたりのBのうちではバッハはけっこう好きで、無伴奏チェロとかゴールドベルク変奏曲などは自分でも持っています。ベトベンはあまりの偉大さに? なんとなく敬遠していたのですが、ピアノ協奏曲はわりと好きです。

 というわけでー、朝のうちに昨日の日記を書き、あとはけっこうだらだらしておりました。でも昨日考えついたお話は終わりました〜おお、けっこう充実感。mしゃんにプレゼントするためにmしゃんには内緒で書いていたのですが、めでたくご本人にもカミングアウトしました。あにおととです。じきにあにおととサイトにアップされるとおもいます。



2005年10月15日(土)
いつまでも暑いなあ(16日に書きました)

 エクストラの仕事で早起きしてちょい郊外へ。思ったより時間がかかり、ああ〜ひもじいよとふらふらしながらえんえんとバスを待って、ほんとうはちょっと買い物したかったんだけどよぼよぼ帰宅してしまいました。で、昼寝しました。

 金曜日の夜に描いてもらった切ない絵に合うお話を・・・・・・と妄想しながら通勤したのですが、これがなんだかツボにはまってしまい、仕事のあいまにせっせとメモしたり。小品ですが、近いうちに出来上がると思います。もちろんというかクロクラで、パラレルです。そして結局、切ないというよりはなんか変になりました。

 夕方起き出して、ちょっと前にしゅぎょうでyしゃんmしゃんが描いてくれた緊縛&目隠し絵につけるお話に手を入れました。おふたりが書いているあいだに絵チャットの会話部分に即興でつけていったものですが、やっぱりそのまま載せてもらうわけにはいかないので待っててもらってたもの(絵はもうアップされていますけど)。

 mしゃん大好きなあにおととーだと、クロロのサイコぶりはいつもとそんなにかわらないにしても、クラピカが素直でかわいくて、あにの狼藉に戸惑ったり悲しんだりしながらも嫌えないという感じで、自然にいぢめっこ率が高くなります。というわけで、近いうちにおまけ的に載ると思います。

 一応、週末に仕事がはみだしてくるのはしばらくないかな・・・・・・やっぱりナマケモノなので、これけっこういやな感じでありますです。はー、日曜日はのんびりしよ。



2005年10月14日(金)
秋の乙男ゴコロ

 通勤時の妄想は、昨日のを引きずっていました。でもどうやったらそういう状況になるんだろう。突然やってきてクラピカの身を引き裂いていく男というだけならば簡単なんだけど、やっぱりこう・・・・・・切ないムードなのです。脳内では。

 しかし愛するひととどうしても結ばれない(おおー)、許されない・・・でも恋を殺せない。というのって、かーなーりー無理っぽい。クロクラの場合は。身体(もちろん緋の眼こみv)を蹂躙してまた去っていくとか、拉致監禁とかはアリと思うのですが、すこしでもまともな神経というものが存在していたら、陛下の前から姿を消すとか、殺されてあげるとかだよなあ。さてどうするか。

 そんなわけで好きな詩句が頭をぐるぐるしています。
 ひとつはうろ覚えなの、英語かスペイン語なんですが内容としては
[間違いだ、こんなの間違ってる、オレたちが恋に落ちないなんて]
って感じ。それからもうひとつは、すっかり更新停止コンテンツと化しているFavoriteにも引用したことのあるセルヌーダの
「自由なんてしらない
名前を耳にしただけでおののかずにいられない誰かの虜になる以外の自由は」
なんですね。ああ〜乙男さんなり。そしてわたしは畳みかけるような調子と、逆説に弱いなり。

 待ってましたの海野つなみ新刊『tsunamix』2巻(「十二夜」が読めて幸せ)と、『回転銀河』4巻を買いました。
『回転銀河』は四本収録。このうち未読のものは一本だけで、でもその「雨」が好きだった。
 際立つ美貌(でしかもそっくりな双子)でさまざまな浮名を流してきた男の子が初めて恋をする。そのモノローグが、
「ああ 僕は あの人に愛されたい
 自分が 誰かのものになりたいと思ったのは 初めてだった」
というのでして、また乙男テイストを感じてしまったのであります。

 ああ〜秋はメロウ(死語)・・・・・・。

 



2005年10月13日(木)
秋ですね(実感のない天気だけど)

 ああ〜なんとか今日を乗り切った。嬉しい。というわけで帰宅するとまずは寝てしまいました。暑かったしな〜。十月とは思えない。

 帰路では当然のごとく書店によりました。今月は海野つなみの新刊が二冊! 同時発行予定で、発行日うろ覚えだったのでまた毎日見に行ってしまいます。一応調べたら明日でした。一冊(『回転銀河』4巻)の収録作はまあまあ雑誌でも読んでるのですが、傑作選のほうはきっと全部初めてだから余計に楽しみ。今日はパリについてのエッセーを買いました。

 昼寝から復活してからNHKの世界遺産を見ました。今日はサンクトペテルブルク。やっぱりエルミタージュ美術館、一度行ってみたいかもです。エカテリーナ二世が作らせた各国語の辞書などもあるというので博物館でもある(日本語だと区別するけど、英語やスペイン語ではmuseumとかmuseoで同じ単語だな。ロシア語ではどうかな)んですね。そうなるとクロクラにもいい感じでしょうか。なんとなく、陛下は「美術」にはそんなに興味なさそうな気がするのであります。

 最近の収穫、あにおとと〜系の絵(つまりちょっとクロロがいぢめっこ入ってて陛下が男の子の絵)はmしゃんのあにおととサイトに格納されました。一応がんばったけど絵の時点までちーともたどりつかなかった悪魔の双子もの(ちょーかんさんが例ザーラモン? ヒソカを描いてくださったのよ)もアップされています。どうぞどうぞ〜。

 自分の妄想は、ちょっと切ない系が書きたいな〜という感じ。クロロのぽえむでもいいのかなあ。もしくは、順番が違ってしまってもうしわけないのですがちょっと前にリクエストいただいた
[クロロに蜘蛛のイレズミを入れられてしまうクラピカ]
とか。どちらにしても回想してるの。ふたりでいるというよりも。



2005年10月12日(水)
遅れました。

 ちゃんと何回も確認したつもりだったのに玄関を出て三歩目くらいに
「あっ あれ印刷してなかった」
と気づいたのでござります。
 そこでとって返し、必要書類を印刷して駅に行ったら、電車が遅れておりました。
・・・・・・幸先悪いよ!
 必要な話し合いもなんだか不調に終わり、先にちょっと懸念が残ったり。
 そんなこんなですがわりあい元気です。土曜日用の準備もまずまずおわったかな。でもやっぱり日曜日が待ち遠しいであります。そういえばコミケの当落っていつごろ来るんだっけ。

 一昨日ビッグゲストをおむかえして具現化された悪魔の双子絵。
 そこに至るまでのお話をぼんやり考えています。というか、昨日とりあえずやれるところまで仕事してもういやんなったのでまたお弟子さんたちの修行を見ながら
[これまでのお話]
みたいなのをひねり出してしまいました。でもまあもうちょい。

 Apprenticeコーナーはあまりにもおばかさんなので心配しておりましたが、今日はたくさん拍手とコメントをいただきました。またうまくはまる絵ができたらお話つきでアップしますね! ありがとうございます。

 帰り道、書店でフェイ・ケラーマンの新刊『逃れの町』を買いました。刑事ピーター・デッカーと妻リナのシリーズ第七作。帰宅中に100ページくらい読んだけど、今晩は続きは無理みたい。もうすこし仕事の準備します。



2005年10月11日(火)
がんばりました。

 さてオペラをあきらめまして、家で仕事をしておりました。といっても昨晩の疲れ(自業自得)で午前中はちょっとぼんやり。しかし午後は奇人のごとく(あっ、もうこの漢字でいいや)がんばり、なんとか帳尻を合わせたと思います! 書類は〜、できた〜、あとは自分の台本(ひとまえでしゃべるので)を明日とかに〜、作ればいいかな。

 はっ。
 〜多用の文章は、なんだかすっかりこのごろのチャットとかで慣れてしまったものだった。でもmしゃんの話し方を真似してるようなもんだからいいのです。ということで言文一致体なのである。

 そんなわけで妄想をする暇もございませんでした。
 あ、でもちょーかんさんから昨晩の悪魔のふたご(あにおととのバリエーション)絵のアップ許可ももらえましたから、たぶんmしゃんのあにおととサイトに載ります。わたしが設定みたいのをキャプションで書いたら、の話ですが・・・・・・(しょえー)。

 明日はなんかいやな仕事です。ううーん。会議もいくつか。早く終わるといいなー。



2005年10月10日(月)
舞い踊ったとです(月曜日に書きました)

 一日、雨もようでござりました。おりしも体育の日、いろんな行事が予定されていたのではないでしょうか。そういえばドームは便利かもしれないけど、甲子園はやっぱり露天(というのか?)がいいですね。なーんて月曜日にMr.ムラカミ独演会を見ながら思ったことを書くのはちょっと変なのじゃった。

 さて、じつはがんばりましたとよ!
・朝のうちにレオクラ館更新。Chさんの連載の続きです、これからエロースになっていくような感じがなきにしも有らずすよ奥さんお嬢さん。黒髪の女ですよ。

・やはり〜、がんばてみよう。と「しゅぎょう」のページを作りました。Welcomeにリンクしてありまする。さっそくご訪問&ぱちぱちあるいはメッセージをくださったみなさまあにがとうござます! ときどき真面目、でも今回表面に出てきた分はまるでふざけているので、みなさまの反応が正直不安でござる。わたしが訪問者だったら[そんなことしてる暇があったら(以下略)]とか思うんだろうか。ちなみにがんばっちゃった理由のひとつに、土→日の深夜に短くも熱烈にいただいた拍手メッセージの後押しがあったのもたしかです。

 ですが〜、一筆書きとか絵チャのおもむきではありまするが、よぼよぼとどの絵にも短文をつけましてございます。ほんとうはシリアスコーナー(脳内表題:「さよならクロロ」)も作りたかったのですが挫折。それにちゃんとmしゃんサイトで閲覧できますしな。

・そして一作しかアップしてないですが地下室格納のほうもオープンしました。土→日の桃尻祭パート2でとれたてぴちぷりの陛下のお尻にクロロが・・・・・・! という絵でございます。お弟子さんたちががんばって描いているあいだにわたしもエールを送るつもりで即興でひねりだしたエロースに手を加えて一緒に展示してあります。地下室アドレスをお持ちのかたどうぞであります。

 さて、どうして夕方エロースのほうまでがんばっちゃったかというと、仕事が増えたから(逆説的)。オペラ無理。母に行ってもらうしかない。そうわかったから逆に開き直りましてございます。

 そんなわけで夜も戦ってしまいました!
 kkさんのおうちでの絵チャにお邪魔しました。すごいにぎやか! 描かないメンバーが描くメンバーにリクエストしていいですよ、と言っていただいたので、戦闘服のかっこいいフェイタンとかれにあこがれる? 毛。それから、ジーパン戦闘服がしぇくしーに破れかかったシズクのショット。というのを描いていただきました〜。

 その後、なんとすごい事態に。
 ちょーかんさんと絵チャしちゃっただ・・・・・・! 緑侍yしゃんが絵チャのしくみをていねいに教えてくれて(わたしも得したです)、みなさん
「きんちょーる! きんちょーる!」
とぷるふるしながら描いておいででした。そして収穫できたうまし糧はきっと近いうちにどこかにv

 というわけで、明日の仕事にふるふるしながら眠りについたのでござります・・・・・・。



2005年10月09日(日)
前倒し

 明日、できたら更新したいなーと思って今日のうちに仕事を・・・・・・とわりと励んでいます。今日も修行はあるんだけど、もちろん絵チャにはいかせてもらいつつも仕事を中心にすることか・・・・・・まあ、思ってるだけかもしれないんですけど。今週末の仕事のための準備があって、しかし火曜日にはオペラに行きたいのでこれまたいろいろこう、急いでる感じです。

 夕食後、昨日届いたCasa Brutusをぺら見しました。日本のデザイン特集。道具のデザインなんか、見ててすごく楽しい。十一月はじめの一週間、例年の東京デザイナーズウィークがあるんだけど、定期購読者にはこの催しの優待券が来ました。ああ、見に行きたいなー。これを楽しみに今月のうしろ半分はがんばろう。あとプーシキン美術館ね。

 Casa Brutusのディオールの広告に出てる男性モデルの髪形が、ちょっと陛下っぽいなと思ったのでウェブサイトを訪問してみました。2006年春夏のコレクションの動画が見れた、けどちょっと違うなー(モッズ風だった)。2005年秋冬はスチール写真もみることができて、ここに同じのがありました。うーん、でもやっぱ陛下とは違うか。あたりまえか。

 そんなわけで、いろいろてけてけやって、できたら明日「しゅぎょう」コーナーデビューです。お弟子? さんズに描いてもらった絵にてきとーに物語をつけてみたりです。



2005年10月08日(土)
からぶりでした

 午前中は仕事。待ち時間のほうが長くて、実働・・・・・・○○分て感じでしょうか。立ち寄った図書館で借りた本を読んだりしていました。

 一度帰宅してから夕方でかけました。
 近場の電気やさんから招待が来た電化製品内覧会です。メモリーオーディオ! と思って行ったんだけど、そういう単価の低いものはあんまりうまみがないのか、なにひとつなかったです。ちぇっ。勧められたのはプラズマテレビとかさー、乗馬マシンとかさー、お金も場所も取るのでした。でも置くところないし。とりあえず顔剃りだけ買って出ました。

 書店にも寄ったんだけど目指す萩原葉子の絶筆はなかった。あ、仕事帰りにKiss(いぢめっ子先輩指揮者松田さんが『タンホイザー』を振ってたよ! おおータイムリー@のだめ)、Young You(休刊または廃刊の噂は聞いていたけど、今月とは! あとちょっと、という感じの連載も引っ越すのです、Youとコーラスに)、河野多恵子『小説の秘密をめぐる十二章』(買ってみた)。ああー月曜日ってうちにいて仕事してるわたしは連休ということはさっぱり忘れておりました・・・・・・あう〜

 やましい絵をmしゃんyしゃんが描いているあいだ、いつもは調べ物をしたりエールを送ったりするのですが、昨日はちょっと緊縛はいってるのに即興でお話をつけました。まだまだ荒いので駄目ですが、ちょっとだけ手をくわえたらmしゃんのあにおととサイトに絵と一緒に載る予定です。

 デパートのあとは弟たちと待ち合わせて夕食。四月にわたしの誕生祝いで行ったリヨン料理のお店が気に入った弟のチョイスです。郷土料理中心で、けっこう内臓系もあり。わたしは内臓煮(でもビネガーきいててさっぱりしててやわらかくおいしかった)と、なんとー山鳩を食べました。もうじきエゾシカ入荷だそうです、ああ〜山の幸よ・・・・・・。

 たらふく食べたので疲れました。お酒もちょっとだけど飲んだし。
 今日絵チャ侍さんたちは「桃尻」がテーマだそうです。萌え絵をしぼりとってまいります。



2005年10月07日(金)
やっぱり欲しい

 修行! 修行! は続いています。昨日は息抜きに変絵を作成、mしゃんサイトには変絵コーナーまでできてすごい破壊力です。yしゃん(なんかmしゃんとソウルシスタみたいになってきたからこういうふうに呼ぶことにする)とのメッセンジャーのやりとりを今朝起き抜けに見てしまったときにはなんかこう、・・・・・・いや、好きだよきみたち!

 で、その修行のうち[先生](描きもしないくせになぜ先生かというと、映画のジャケットとかいろんなので萌えっぽい構図を検索したりしてふたりに「これも修行!」と描けとめいれいするかららしい)権限でエロース絵を独占的にいただき(ああ早く作業せねば)、しかもえりぬき修行絵みたいのもアップしていいよん。ということになり、今朝のわたしは
[さて、どのようにして?]
と考えながら職場への道を歩いておりました。

 なにしろうちは絵的なものは−小説サイトだからあたりまえですが−いただきもの宝物コーナーにしかございません。でも今回のは自分も一翼をになっているので(昨日はカニを描いた、一応)そこにいれるのは変だし。でも自作と言い切るのはちょっとなーだし自作はNoveletteになっちゃうじゃん。

 →新しいフォルダ作るか。メニューも。
 →なんてフォルダにしよう。「しゅぎょう」shugyoとか。英語でもいいか。training。discipline。うーん。
 →そういえばyしゃんのブログではわたしはとうとう[先生]になっておったが、弟子とかは・・・・・・弟子(ふふふ)。
 →ああ〜Policeの名曲を思い出したよ! "You consider me the young apprentice”って始まるの。
 →また聴きたくなった。今、そのアルバム(最高傑作と誉れ高き、わたしも一番好きな"SYNCHRONICITY"流しております。その曲は"Wrapped around Your Finger"です)
 →やっぱりPoliceとStingの自己ベスト作りたいよー。持ち歩きのMDは錆びちゃったし(最悪)、今買うならメモリーオーディオだよね。iPodみたいの。

 というわけで話題もどしますが、たぶんaprendiceとかそういうフォルダ名にします。響きとか字面が好き。

 スティングはもちろん曲や音、好きなんだけど、「ああ〜」っとくる詩があるのも大きい。もちろん聴いて全部わかるわけじゃなくて、ときおりすうっとこころを切り分けて入ってくるというかな、けっこう韻も踏んでたりしてそれが精妙だと嬉しくなってみたり。

 そんなわけで仕事関係の読書ももちろんしてるんだけど、わりと固めて詩を読んでいます。それとか、詩の周辺とか。わたし自身は詩を書きたいわけじゃなくて、たぶん物語なんだけど、でもこう、どうしても描きたい部分には詩情を盛り込みたいと思う、みたいです。あ、この言い方でないと(そしてこの場所でないと)駄目。というのがひとつでも多く書けたら嬉しいです。

 でも全部「詩」みたいじゃないのですね。「詩」は、ひとつひとつのことばがすべて磨かれて輝いて重層的でないといけない。でも小説(や漫画)は、どこかを活かすためにあえてふつうに、すらりと、ときには凡庸にというか慣習的に(だから受け取り手はすらすらと、無視さえしつつ)進むところがあって、それがまたどこかたいせつなところですうっと立ち現れる「詩」というかたいせつなものをより輝かせるようにしていきたい。体言止め(最後が名詞の文)だったり壮麗だったりする文はふつうに使いすぎてはいけないと自分では思いながら書いています。ま、どこまで成功しているかは作品にもよるしそもそも自分にちゃんとできてるかわかんないんですけど。

 で、今日買った本。
 上野千鶴子&小倉千加子『ザ・フェミニズム』(読んだ。面白かった、そしていろいろわかんなかった、でもそのひっかかりが大切と思うことにしよう)、澁澤龍彦(「ひこ」、出ない)責任編集『血と薔薇』コレクション1(雑誌の復刻版・・・・・・ではないな、リミックスというか)、「ポエムの虎」実行委員会編『2003 秋吉台現代詩セミナー』、デュラン『美術から見る中世のヨーロッパ』、吉野弘『詩のすすめ』。

 さて絶対そのベストに入れる(メモリーオーディオには無尽蔵に近いくらい曲入れられる、というのは置いといて)のはt・・・・・・(なくさないための備忘録)
 "Synchronicity I" "Wrapped around Your Finger" "King of Pain" "Every Little Thing She Does Is Magic" "Englishman in New York" "Belle Dame sans regrets" "Mad about You" "Fortless around Your Heart" "Valparaiso" "Desert Rose" "Send Your Love" "If I Ever Lose My Faith in You" "Children's Crusade" とかかな。やっぱり"Roxanne"も。



2005年10月06日(木)
ちまちま

[これは書こう]と思って忘れてたことをいくつか。

1)日曜日、法事に来てくれた年の離れた従兄は日経新聞の専売所を任されています。「愛ルケ」(ワタナベずんせんせーの連載小説)についての話題を振ったら、前の(『失楽園』)ときには別に何も言わなかったお客が、[あんなハレンチなものを。あの小説が終わるまで配達差し止めにしてください」
と知らせてきた、という話を聞かせてくれました。二軒だそうですが。

 そしてトリビア。
 ほかの新聞専売所はそうじゃないけど、日経は専売所にも定年があるそうです。で、定年後の算段をしてるんだけど[今の生活レベルを維持するには月に○○万はかかる]というのを聞いてもお〜びっくりしました! 日経、手厚いみたいです。儲かってるみたいです。若い世代はネットニュースなどで済ませてしまうから新聞を取らない所帯が激増してるけど、日経だけは必要となったら取りますから一人勝ちだそうです。

2)ちょっと前の『題名のない音楽会21』。ロシア音楽特集でした。
「ポーリュシカ・ポーレ」が流れ、歌詞が字幕でつきました。
[あれ〜? なんか草原走ってるよ、ぜんぜん違うよ!]
と思ったのです。
わたしにとってもすでにナツメロだったわけですが、記憶では
「ぽーりゅしーかーぽーおーれー、それはあいーのこーとーばー」
って、すっかりラブソングだったよ!
 ・・・・・・で検索かけてみました。
 そうか、お若いかたたちにとってはきんきのドラマの主題歌・・・・・・そして、そこでは草原バージョン(こっちが原詩に近い)だったのか。あわー年齢分水嶺(いいかげんな表現)!? 

3)仕事なんかしながら『指輪』の除夜である『ラインの黄金』を流してみたのですが、なんか特別ひっかかるところなかったなー。そんなに好きじゃないのかも? ワーグナーのオペラの序曲のみピックアップアルバム(二枚組)なんかにも別に入ってなかったし、親しみがないだけかもしれないのですが。

4)妄想はちょっとおやすみ。いそがしうござる。でも修行の見届けはします! 現在クロクラキッス絵生成中です!



2005年10月05日(水)
じたばた

 ちょいとよぼよぼしております。でも涼しいのはいいですね。雨はちょっと、嬉しくないですね。

 通販のかたから『夜の森』の感想をちらほらいただいてとても嬉しく思っています。もちろん、最近の(ああ〜もう先月ですが)更新のばかっぷるさんが大好きだと拍手で伝えてくださったかたも。メールと違って個別にお返しできませんが、ぱちぱち押してくださったみなさま、ありがとうございます。 

 そんなわけで仕事したり帰宅して仮眠したり仕事したり仮眠したりでした。いやー、土曜日に仕事が入ってたよ忘れてた。来週の土曜日もあるよ(これは準備が必要)。やっぱり秋はあわただしいです。でもせっかく取ったオペラは行きたいな、『アリオダンテ』(ヘンデル作)。あいかわらず音楽をかけるときにはワーグナーを流しております。

 昨日は夜の息抜きにyまぐちさんとの合作(と言っていいのかな)漫画の陛下のお召し物を決める! といろいろ見ていました。先に下着を決めてしまった(笑)のでちょっと困ったけど、mしゃんの了承を得てしみーずはなしにすることにしてワンピース。それからコート。エルオンラインのコレクション特集を参考にしました。今回はランバンはそんなに好きじゃなくて、ちょっとろまんくちなクロエからチョイスしました。 

 先日ちょっと調べものをしていて、そういえばその頃日本はなに時代だったんだろうとか当時の大事件は? などと思い、しかし非常にあやふやなことに気づいて愕然としたので日本史年表を買いました。世界の動きもちょっとだけど載ってるからこれはいいや。問題になったのは[いつから戦国時代なのか]ということでした・・・・・・。がくり。

 ほかに買ったのはまず緑川ゆき『夏目友人帳』1巻(小さな頃から[見えて]しまう夏目少年が、やはり霊力が強く孤独だった祖母が退屈しのぎに妖怪をくだして支配のしるしに名前を書いた[友人帳]を手に、ひとつひとつ名前を返していく話)。いいねー、いい感じです。前作『緋色の椅子』は物語としては好きだったんだけど、このひとのがしゃがしゃした線では仮想外国の中世? ものはちょっと向いてないんじゃ・・・・・・と思っていました。でもこの話はうまくはまってる。1巻から目頭熱くしましたぞ。おすすめ。
 そしてひかわきょうこの久しぶりの新刊『お伽もよう綾にしき』1巻。あら、これもはからずもあやかしなどの出てくる話。室町中期だそうですが。主人公の女の子は目がこぼれそうに大きく、けなげで、不思議な力を持っていて。

 それから二カ月ほどもらいそこねてしまった角川の『本の旅人』もめでたくゲット。ああ〜オオシマさん猫ファミリーにだけでなくタヌキにも餌をあげるようになりましたか。



2005年10月04日(火)
オレの彼氏を紹介します

 ああ〜すごいことになっております。
 昨晩も、そして今日の昼間も! 絵チャによる修行は続けられました。ふふふ、うちで仕事だったわたしは現在その後始末をしているわけでございます。でも悔いなし!

 昨晩はいつのまにかふんどし祭になっていました。昼間からmしゃんはこうふん状態だったと思います。←メールの印象。なぜふんどし祭なのかはわからないまま、ネタにならないかなーと思ってふんどしビキニなんてサイトを見つけては叱られ(「こんなのふんどしじゃないじゃないですか〜、ただのいやらしいサイトです」)、出直してふんどしオンラインショップを見つけて黒猫褌なんていうかわいらしい名前のものを知り(しかし「しり」の変換が尻・臀そしてやっと知りなのは恥ずかしいな)、ふたりが修行しているあいだにはふんどし愛好家のサイトであの宮沢りえのふんどし写真を見つけたり、果ては萌えポーズを求めてネット書店のサイトで映画のジャケット写真をえんえんと見ては紹介する。というのを続けました。

 ふんどし祭はえらいことになった・・・・・・。すくなくとも二枚目は地下でないとまずいです。しかしお話をつけないとアップしてはいけないことになってるので、もうちょとお待ちくだされ。

 今日はふつうに仕事するはずだったのですが、午後調べ物のためにネットにあがってみたらおなじみのメンバーズがけっこう来ていて、ちょっと誘われ、そのまま修行になだれこみました。最初のうちはm木さんもいらしたので最近サイト一万ヒットを迎えたmりさんのために〜スーツ! でクロクラをmしゃんをパートナーに描いていただき、その後おふたりが落ちてからは修行です。

 今日はべつにテーマはなかったので、昨日映画ジャケットでいいなーと思ったのを構図にリクエストしました。ふふふ〜、かわいいよ! [みんなで作ったので]とおふたりも快く許してくださったので、そのうちアップします。受付嬢しゃまと団長です。



2005年10月03日(月)
最近の萌え頭脳

 さて仕事も本格化し法事なんかもあって、けっこう忙しい毎日なのですがその合間を縫って(というかそのなかにぐぐいと!)yまぐちさん&mしゃんの絵チャによる修行を見学しております。わたしは絵はぜんぜんかけないのでネタ振りとか、絡み絵描いて〜描いて〜と参考になりそうな映画のジャケット写真を探しておふたりに紹介したりです。その修行の成果の多くはmしゃんサイトに飾られています。が、エロ度の高いのはうちにいただけることになりました! ふふふ。

 といっても地下室行き。そして条件つき。
[しゃちょうはこの絵にSSを付けてください]
というのです。おうおう。クリアせねば飾れぬ。

 朝まで戦って(?)しまうとほんとうに廃人になってしまうので、一応二〜三枚くらいと決めて描いておられるおふたりです。だいたい一枚目はウォーミングアップ。一昨日は[ちいさな陛下のおうまさんになってキラキラしているクロロ](裸ですがな)、昨日は[まちなかでラブラブ、見つめ合うふたり](これはほんとうに甘甘)。そしておもむろに二枚目でエロース度の高いものに挑戦! です。

 そんなこんなでちょっと脳内ピンクな感じです、いつにも増して。
 設定大好きなわたくしですので、今日は、そのエロースものはシリーズにすればいいのだよと基本になる部分をささっとメモ的に書いておふたりに送ってしまいました。とりあえず、先日yまぐちさんに捧げた短いネタと続きます。ということは陛下女の子です。服装を考えるのも楽しいです(いつもはだかとは限りませぬよ)。今日からパリコレだから、また参考になる写真がいろいろ見れるかな。



2005年10月02日(日)
おもひで

 父の十三回忌でした。
 車だったのでかなり早めに家を出てみたら、集合時間の一時間前に着いてしまいました。しかしその前にもう着いていたお客さまも! というわけで、早くてよかった。

 いわゆる宗派は違うのですが、従兄弟(父の妹の息子)が僧侶になっているので法事はお願いすることにしています。その従兄弟も含めて参列者は十七人。ああー雨が降らなかったのはいいけどすごい暑かった! ぎーらぎーら太陽だった。パラソルとか立ててもらってもよかったかもしれませぬ。

 墓地での法要後、新宿に移動して食事です。
 わたしは父側の出席者席の末席に座り、ひさしぶりにおじやおばたちとゆっくり話しました。
 話題はもちろん、「今」のこともあるんだけど、父のこともたくさん。いろいろ聞きたいなと思っていたので。

 父方の祖父はわたしが幼稚園のときに亡くなったのですが、強烈なキャラクターの持ち主だったそうです。戦前に鈴木商店(日商岩井などの前身となった、戦前の総合商社)に奨学金をもらってドイツで学び、ちょっとした特許も持って、羽振りがいいときには同じ背広を八着もあつらえ、でも金遣いが荒かったのかひどいときには常に付け馬(借金取り)につきまとわれたク○じじいだったとか。祖母は質に入れられるものはすべて入れて、冬に浴衣一枚で借金取りの応対に出たこともあったとか。

 そういうじじと、二番目の妻である祖母(長生きでした。倒れるまで元気に家のこともしていた、大好きな祖母)二番目の息子として生まれた父は、三男二女のきょうだいのまんなか(じじの最初の奥さんが生んだ長男は戦死)。今日はそのうち存命の三人が揃っていたので、「どんなひとだった?」と聞いてみたのです。

「頑固だったね」
というのがけっこう共通した意見だったかな。
 といっても人当たりが悪いとかきついとかいうんじゃなくて、自分でこうと決めたことはとにかくやり通す。というような頑固さ。一徹というのかな。仲良しのきょうだいたちが共産主義の活動に加わり、勧誘しても
「それは違うと思う」
と距離を置き、当時の家からはずいぶん遠かった大学に決めて通学もきつかっただろうに淡々と早起きして毎日きちんと通いとおしたというようなエピソードを聞きました。自分をきちんと律していたというのかな。

 それから、子ども好き。
 葬儀のあとで、ふだんはあまり交流のない年の離れた従兄が、
「うちの親とかおじさんおばさんはなんかちょっと変わったひとたちで、子どものころぼくはあんまり構ってもらった記憶はないんだけど、ヤスおじちゃんだけは別だった。たくさん遊んでくれて、いろんなところに連れてってくれた。でもきみたちが生まれたらぱったり見向きもされなくなったんだよ」
と、古い写真を手に話してくれたことは覚えているんだけど、よその子もかわいがっていたとは知らなかったです。結婚前には近所の子たちに勉強を教えてあげたりもしてたとか。

 わたしはぜんぜん記憶にないんだけど、歌うのも好きだった、でもうまくなかった。というのも。
 けっこう人前でもいい気分で歌うんだけどうまくないのよね・・・・・・と伯母が笑っていました。わりと高めの声で。

 字はあまりうまくなかった。
 は、知ってるな。金釘流って感じでした。

 ここからはわたしの思い出。
 大学三年生のとき、初めてヨーロッパに行きました。スペインでの三週間での語学研修を含めて全部で二カ月、参加費七十万円以上、銀行で小切手を作って払わなければいけないんだけどそのお金を一時的に現金で手にしたとき震えるような気持ちになったのを覚えています。とにかく行きたくて、成人式の着物とかいらないからと言って半分出してもらったと思う。

 研修のあとはスペイン旅行をへてイタリア、スイスへ。当時はネットなんか当然なし。きちんと行程の決まってる旅行だったから、ホームステイ先やホテルに家族からエアメールが来たことも。あとはたまに電話。

 お土産については父母ともに「なんでもいい」と言ってました。これは父の場合はほんとう。あ、なに買ったか忘れた。母のぶんはすごく悩んだんだけど、一緒に参加していたお嬢様大学の子に教えられてフィレンツェのトラサルディに行き(ドアマンがいてびっくり! しました)、すごく悩んで、時価四万円の茶色のショルダーバッグを逡巡のすえに買いました。

 その後、電話で[お土産買ったよ」と言おうとしたわたしは、母に
「やっぱりカメオを買って来てもらおうと思うの」
と言われてがっくりきましただ。もうお金ないよ。と断りましたが。

 弟なんか、分厚い手紙をよこしておお! と思ったら雑誌の切り抜き満載で、
[こういうボンバージャケット買ってきてください]
でした。奴はその後もお買い物指令でわたしをがっくりさせてきました。

 で父の手紙にやっと辿りつきますが、フィレンツェのホテルにだったかな、日常のできごとを書いた手紙が届いていました。
「隣の犬が小太を八匹産みました」
だったかな。・・・・・・てん、の位置が間違ってたんだよ。こぶとり、またはしょうたになっていました。忘れられん。

 結局あまりにもパーソナルな感情をともなう思い出は恥ずかしくて書けないものですね。
 大好きな父でした。すごく愛してくれました。信じて放任してくれました。
 あんまりお墓参りにいかなくてごめんね。でも、現世にいるとしたらわたしたちの近くにいるに決まってると思うんだ。言い訳だけど、そう思ってるのもほんと。

 じつは行き帰りの車のなかで漏れなく妄想とかエロメールとかしてたんですが、まあそのことは後日。



2005年10月01日(土)
ヴィーナスの領土

 前夜も戦ってしまったのであります。なんと四時過ぎまで。しかしその収穫はちゃくちゃくとあがっていまして、mしゃんサイトにGOなのだよ。
 しかしいいかげん紙ゴミ(週一回収集)がたまっていたのでよぼよぼ八時半に起きてまとめて何度か出しにいきました。今回はネット書店の段ボールが多かったです。やっぱり新聞紙残っちゃっただ。重いから。まあ、また来週。

 そしてなぜか突然仕事に励んでしまいました。三時間ほど。日曜日は使えないので、月曜日の在宅仕事をすこしでも楽にするためにちょっとですががんばりました。

 バックには『タンホイザー』を流しておきました。やっぱり序曲が一番好きというのはオペラの聴き方としてはどうだかわかんないけど、序曲にはその作品のすべてが入ってると思います。「滑空しているみたい」という印象を持った部分は巡礼の歌となってその後何度も登場します。もちろんこれも好きだけど、序曲の後半を支配する格好になっているのはヴィーナス讃歌の部分。これが好きなんだなあ。

 午後にはジェームズ・レヴァイン指揮、メトロポリタン歌劇場の『ニーベルンクの指輪』全曲のDVDが届きました。好きな部分だけ見たというか聴いたんだけど、これはけっこうオーソドックスな演出かな? すくなくとも衣装はそんな感じでした。

 それにしてもワーグナーは長い。好きな曲があってもだいたいディスクが飛んでるのでそれだけ聴くってのがしにくい。好きなのだけパソコンに入れてというのもありうるけど、パソコンで再生すると音が駄目。・・・・・・とすると? と、電化製品にはちょっとミーハー(死語)な興味を持つわたしは、ちゃんと使うかわからないくせにiPodとかどうかなとかいそいそ調べ始めたのであります。買うかも。

 さて午後というか夕方はいろんなこと(萌え関係)をしたかったのに弟が! 来ました! また二時間ほどくつろいでいきました。ああーなにもできないじゃんか! と、カナちゃんのおくしゅり(うち語)をとってきてくれたのに忘恩のことばです。とりあえず最終回なのでぽちりとビデオ録画をセットしておき、あとでがん種を見ました。・・・・・・これでいいのか?

 そんなわけで日々は流れていくのでした。あれ? 結局たいしたことしなかったような気がするよ。