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空想妄想いろいろ日記
青木カナ
MAIL

2005年09月30日(金)
さぼってるんぢゃないですよ〜

 拍手、メッセージありがとうございます(数日分)。
 クロロのつむじ二つははっと思いついて書いてみたのですが、そうですねきかんぼうのしるしなんですよね。猛獣使いの武道家・陛下にすっかりごろにゃんですが、また乙男的妄想暴走もさせてみたく思いまする。

 今日はさすがに死にそうになりました。いや、そうでもないけど久しぶりに頭痛がしたので鎮痛剤飲んでみたり。夕寝(昼とはとても言えない時間だった)して、よくなったけど。

 昨晩は十一時すぎに帰宅しまして、そこでメッセンジャーを立ち上げてみたのが運の尽き。とはいうものの自分から話しかけたんだから世話ありません。そしてmしゃんとyまぐちさんがクロクラエロースを合作してくださる! というので老骨に鞭打ってめんたまかっぽじいてそれでも十二時半にはさよならしたんだけどー、やっぱ疲労が蓄積してしまったようです。

 なんでそんなに絵チャットしてるのかというと。
 いや、もちろん第一に楽しい。んでありますが(しかもおふたりがわたしにネタ出しをさせてくれるから妄想具現化って感じでね)、数日前に日記にも書いたyまぐちさんへのプレゼントだったクロクラエロース(こればっかりと思ったかた、正しいですがまあこういうひとたちなので許してね)ネタ、これをなんと一ページ漫画なんかじゃなくちゃんとストーリー的に描いてくださるというのです! コラボレーションです! そこで日夜? 妄想に励み、アドバイザーの三崎しゃんも加えてああでもないこうでもないああんしゅてきー。と語っているのです。

 ゆっくり考えているところでありますが、完成の暁にはどこかで。・・・・・・どこだろ? でもお知らせしますね。お約束的なおんなのこ陛下受難のお話であるのですが、yぐちさんのリクエストでクロロは優男っぽい口調です(でもエロい悪いアニキです)。

 今日はよぼよぼ書店に寄りましたがこれぞというのがなくて買いませんでした。それでよかったのだよ、電車でたまらず寝たよ。

 帰宅したら『タンホイザー』のCD届いていました。ただいま流しています。



2005年09月29日(木)
そうか、上様はこちらに。

 木曜日は週で一番仕事が(気分的に)ハードな日。拘束時間はそんなに長くないんですけれど。

 映画の師? yちゃんが試写会に誘ってくれたので行ってきました。その後夕食をとったので帰宅が深夜になりもうした。

 yちゃんは時間ぎりぎりにならないと着けないということなのでわりと空き時間ができたわたし。十月初旬で終わってしまう国立近代美術館の『アジアのキュビスム』展を見てきました。とはいうものの疲れていたのでまずは二階にのぼってお茶・・・・・・と思ったらまだながーいランチタイムの終わりごろで、昼食は軽くだけどとっくに済ませたわたしは入れません。でもいい感じ。二階のベランダにはプラスチックの椅子なんかが並んでいたのでそこで十分くらい居眠りしたり、煩悩ノートにメモしたり。

 で展覧会。キュビスムって理念的なことが先立ってるからなー、創始者のピカソとブラックなんか、一時期は自分たちでもどっちが描いたかわからん作品を創出していたというし、どんなふうだろう・・・・・・と思いつつ入りました。最初はキュビスムそのものの紹介で、ピカソとブラックの作品が一枚ずつ。色も灰色とか濁った茶系ばっかり使ってるんだよね。

 で、アジアに行きます。といっても国別ではなくて(そういうセクションが最後にちょっとあるけど)、傾向による構成でした。最初のうちは「あー、見た見た」みたいな、作品そのものは初めて見るんだけど既視感バリバリみたいなので。つまりキュビスムの規範を逸脱していないんだなっていうか。

 でもだんだん面白くなっていきました。ヨーロッパのキュビストでもスペインのファン・グリスは好き、だって色彩がいいから。というわけで熱帯らしき色彩が出てきたり、キュビスムはなんといってもキューブに対象を分割し再構成していくわけだけどその分割要素にアラベスク的・植物的まるみを帯びた要素が入り込むのがあったり。

 また、都市的文化としてのキュビスムの受容のありかたとか、アジアのなかの唯一のカトリック国フィリピンの作品とか、全体としては楽しかったです。

 ほんとうは常設展も見ようと思っていたけど疲れたのですぐに工芸館に。工芸館は初めてです。皇居の北の丸公園にあり、近代美術館本館からは徒歩六分と案内されていました。はあー、暑いよ。でも今行かないと・・・・・・とえっさほいさと歩いていくと、鬱蒼とした森のうえに頭を出したあの赤煉瓦の建物は・・・・・・東京駅? なわけないです。それが工芸館でした。華族の館を再利用しているそうです。

 こっちでは『日本のアール・ヌーヴォー』展を見ました。三越のポスターとかよかったな。それから与謝野晶子の『みだれ髪』に合わせた未完の乱れ髪カルタというのがあったのを初めて見ました。ポスターに使われていたチューリップ文の花瓶も美麗でした。

 そこから有楽町へ。おわああ疲れた、のでのんびりと時間をつぶし、六時二十分によみうりホールに行きました。今回はテレビ朝日主催・VISA提供? の試写会で、よく来るようなタイプのより時間ぎりぎりに来るひとが多いみたい。すでに一階は満席で二階も一見絶望的でしたが、なんとか並んで席をとることができました。ゆずってくださったかたありがとうです。

 作品はアーヴィング原作の『ドア・オン・ザ・フロア』。主役の中年カップルを演じるのはキム・ベイシンガーとジェフ・ブリッジス。チラシもこのふたりの疲れた顔のアップ。そして娘役があのダコタちゃんの妹、そっくりでした。

 面白かったです。夫婦のあいだには悲劇的に失われたふたりの息子の死が横たわっていて、新たなる希望として生んだ娘もふたりをふたたびつなぐ絆にはならず、とうとうこの夏、試験的に別居することになってしまう。そんなところにやってくるのは作家志望の高校生、かれは憂いを秘めた美しさのマリアン(キム)に憧れて・・・・・・。

 題名になっている『床にあるドア』は作家の描いた絵本のタイトルでもあるんだけど、最後にきちんと収斂していって、静謐だけど希望の持てるラストでした。もちろん暗いだけじゃなくて、けっこう笑いもちりばめられてて。

 yちゃんはアーヴィングの映画化作品を何本か見ているけど(『サイダーハウス・ルール』とか『ガープの世界』とかね)、この作品が一番よかったという感想でした。

 それから、軽く夕食をとってお別れ。
 yちゃんが買ったばかりの『コンスタンティン』DVDを持ってきてくれたので、わたしは電車に乗るまえに買ったよしながふみの新刊『大奥』1巻を貸しました。二回読んだし。これも面白かった、白泉社力はいってるな! の豪華な装丁。帯にあった「SF大河ロマン」ってのはどうよ。と思ったけどね。

 原因不明の疫病で男子ばかりがやられて八十年。男は女の四分の一くらいで安定してしまった仮想徳川時代です。そんなわけで将軍も女性がなっており、大奥はこのご時世になんと三千人の美男を集めた、天下人にのみ許される場所だったのです・・・・・・そして改革者として後に名を残す(であろう)八大将軍徳川吉宗の御世になりました。というのです。白泉社サイトで十ページ試し読みすることができますので、よかったらどうぞです。



2005年09月28日(水)
盗賊で嘘つきで快楽殺人者

 「めざましテレビ」を時計代わりにして出勤の支度をしていたら、ゆずのスペイン滞在記というのが流れました。しかも三日連続らしい。今日はマドリッドへの到着から、最後にアンダルシーアに入るまで。七月の話だったということで、アンダルシーアではすでにひまわりは黒く枯れ果てて突っ立ってました。スペインではひまわりは食用油の原料になるし、種をそのままスナックみたいにして食べたりもします。今回ゆずのふたりが見たひまわりは、食用の種を取るためにそのままになっていたということです。さて明日はたぶんギター発祥の地をたずねたり(ということはフラメンコも出るだろうな)でしょうが、三日目はどっちに向かうんだろう。太陽に出会う旅ということですが、バルセローナのほうかな? 地中海の太陽はまた趣が違うと思うのです。

 あんまり関係ないけど、このあいだ英詩の本を読んでて「あっ」と思ったこと、メモしたのに忘れ果ててたのが発掘されました。書いておこう。

 シェイクスピアのソネット集。前半に多く現れるのは美青年への熱い想い、そして後半になると「黒の女」が現れる。当時の詩人たちにとって「美」は典型がかっちりと決まっており、それは金髪碧眼白い肌・・・・・・というもの。しかしシェイクスピアは

「おれの愛人の眼は太陽とは似ても似つかない
 珊瑚の赤は彼女のくちびるよりもずっと濃い
 雪が白いというならばなぜ彼女の胸は灰褐色なのだ
 髪が針金なら頭には黒い針金が生えている」(130の冒頭四行)

My mistress' eyes are nothing like the sun;
Coral is far more red than her lips' red:
If snow be white, why then her breasts are dun;
If hairs be wires, black wires grow on her head.

と、強い否定を重ねながら、典型的美のカノン(規範)から大きく逸脱した、けれども自分にとってはそんなものどうでもよくなるような吸引力を持つ情人を描き出しています。

 暗い情熱とか宿命の愛とか同性愛とか、もちろん昔から好物だったわたしですので大学生のときに『ソネット集』は買って読み、説明的なことは覚えていたんだけど、実際の語句はさっぱり忘れてて、先日の読書中にこの詩の冒頭が出てきたときに
「あっスティングの曲ってこれか」
と思ったのです。今更ですが。

 スティングのアルバムにその名も"...Nothing Like the Sun”というのがあって、ソロ二枚目で、そのどれかの曲で"My mistress' eyes are nothing like the sun"と歌ってたー!
 うわああ、でもこの歌詞はどの曲だったか・・・・・・と旅に出てしまっただ(←アルバムを探した)。きっと英語圏のリスナーはここでにやりとするんだろうなあ。こうやって[つながる]瞬間が好きです。

 ・・・・・・なーんてかっこいいこと書いてからスティングのつけたライナーノート読んでみたら、ちゃんと冒頭に「シェイクスピアは役に立つ」なんて書いてあるじゃないですか。英語で。読まなかったんだな。月の明るい夜に街を歩いてたら泥酔した男に襟首ひっつかまれ、
「月は美しいか? 月は美しいか」
と聞かれて、
「おれの愛人の眼は太陽とは似ても似つかない」
と答えたというエピソードだったよ。

 否定を重ねて、もっと重ねて、でも否定しきれないなにかがある(しかし触れることもできない)というのはなんか、いいな。陛下がそんなふうに奴に恋い焦がれるというのはちょっと考えづらいけど。

「愛してるよクラピカ。きみは」
(無言)
「ねえ」
「嫌いだ」
「どうして」
「(で、欠点とかあげつらっていって)」
「でもきみはオレの」
と、ちょっとだけ苦笑してキスして口封じ。積極的にこたえはしないけど逃げもしない陛下なのだった。

 とか、漏れなく妄想してしまったではないですか!
 あっこれクロロのどりーむですから。 

 ところで、シェイクスピア時代には美しい金髪を「金の針金wire」と表現することがあったそうです。

 今日は漫画ばっかり買いました。
 萩尾望都『バルバラ異界』4巻(完結。最後のエピソードで少なくとも6ページ加わってた)、藤井みつる『官能小説』5巻(完結)。市川ジュン『鬼国幻想』1巻。雑誌はflowersとコーラス。



2005年09月27日(火)
こんな場合じゃ(でも楽しい)

 おお〜昨晩は二時半ごろまで絵チャットにお邪魔してしまいました。まずはyまぐちさんが呼んでくださったところからなんですが、その後すばらしいかたがたが続々いらして、なんとー最初の三枚はわたしのリクエストでクロクラ・美・エロースだったのです。
 
1)m木さんの陛下にyまぐちさんのクロロがキスをしかける。
2)yまぐちさんの陛下とmしゃんのクロロの街角狂おしいキス(クロゾもゲスト出演)
3)mしゃんの陛下とm木さんのクロロの・・・・・・ああ、言えません!

 mしゃんやわたしが明日(つまり今日)のために泣く泣く落ちたあとも戦士のみなさまがたは戦い続け、三名さまは追いだされるまで(つまり今朝の八時半まで)続けておられたそうです! すばらしい戦記はyまぐちさんのサイトで! そして「おまけ」もぜひ見てください。

 おまけ絵は、二十五日がyまぐちさんのお誕生日だということを知ったわたしがmしゃんの協力を得てでっちあげたクロクラ♀エロ話で、まず最初になぜか陛下のランジェリーを選んでお知らせしたところ、クロロがすごーーく嬉しそうに脱がせるさまを描いてくださったのです! ちなみに色は水色、大好きなシェレルのをイメージしています。

 さて今日はよぼよぼしつつ仕事に行きまして、帰りにちょい久しぶりにディーン&デルーカで買い物しました。あいかわらずいろんな塩とか並んでて、テクスチャーとか色も違ってて楽しいな。使いわけるともっと楽しいのであろうな。

 本は、そんなわけで悪あがきな『我が家で和食』第一巻、すもと亜夢の新刊タイトル忘れたでもタッチ変わっちゃってなんか寂しい、篠原千絵『水に棲む花』4巻(白龍さんがちょっと陛下っぽいかもしれない〜)、そしてイーガンの新作『ディアスポラ』。ああこんな忙しいときに。

 というわけで妄想はバクハツですがちょっと仕事忙しくなりまする。



2005年09月26日(月)
すごいことになっております。

 鼻唄で『タンホイザー』序曲を繰り返しつつ仕事していました(今日は在宅です)。だってCDまだ届きそうにないんだもん。街の大きな店にいったほうがよかったのかなあ。

 そういえばデスティニーに出てくる戦艦ミネルバの装備ってみんなワーグナーからみたいだな。タンホイザーだけでなく、トリスタンとかイゾルデもありましたね。大砲の名前だっけ? ローエングリンもあったっけ? でもそれで艦の名前がミネルバ(ギリシャ神話。たぶんワーグナーの楽劇には出てない・・・・・・と思う)。どうせならブリュンヒルデとかよかったのではないかな、最強のワルキューレだし。あっでも末路を考えると駄目か。

 そして音楽つながりで同じデスティニーに最終破壊兵器・レクイエムというのが出てきて、いくつか中継点があるんですがこれが「フォーレ」とか「ツェルニー」なんですよ。ほかにもあるかもしれないけど。ヴェルディとかモーツァルトに違いない。フォーレは三大レクイエムのひとつを作曲してるしわかるけど、なぜにツェルニー? 練習曲? と思い、mしゃんにも語っていたのですが、昨日ふと検索してみたらツェルニーもレクイエム書いてたのですね。勉強になった〜。

 なーんて、仕事しながら牧歌的に? 考えていたのですが、夜になりすばらしいお誘いが! yまぐちさんのところで現在すばらしいかたがたがわたしのリクエストでクロクラ・絡み・美しい絵を描いてくださっています! おおーこんなに幸せでいいんじゃろうか。収穫は近いうちにyまぐちさんサイトにて(しゅわっち)!!



2005年09月25日(日)
ほかにも買うか検討中

 台風はこちらには来ない・・・・・・のかな? ならいいけど。
 結局昨日というか今朝はすごい夜更かししてしまい、おきることはできたけどもうくじけてヒスパニック・ビート(略)には行きませんでした。ユニセフ肝入りの映画だったらひょっとしてただでプロモーションに貸してくれたりしないかね? とか思って。

 イベント当時は外国に高飛びしていた9Sの7さんが無事にご帰国。サイトにすごく美しい写真がアップされています。
 わたしは暑いのが苦手なのと泳ぐ習慣がないのと美術館が好きなのでハワイに行ったことがないんですが、ちゃんと手続き踏めば天文台に行けると聞くとちょっといいかなあ。と思います。優等生だった小学生時代、某実力テストで五回連続十位以内に入ったら天体望遠鏡を買ってもらえるという約束がありました。でも結局四回。しかしここ一番に弱いのか、最後の回って 1−2−3−4−5の欄に選択肢ア-イ-ウ-エ-オのふさわしいものを記入していく問題があったんだけど、緊張したのか回答欄にも1−5で書いちゃった。という大ポカやらかしたんでした。それがあれば十位に入ってたかはもうおぼえてないんだけど、そしたら運命変わってたかな? いや、そのころから算数もう駄目だったな。流水算で挫折しました。

 ワーグナーをヘビーローテーションで聴いています。といっても持ってるのが少ないから結局
・オットー・クレンペラーが振ったワーグナーのオペラ序曲集から『タンホイザー』と『マイスタージンガー』をピックアップ。
・昨日仕方なく? 買った(安かったし)バイエルン国立歌劇場の顔見せ的ライブ盤に入ってる「夕星の歌」(『タンホイザー』より。あらーこの曲知ってる! と昨日思った)。ライブそんなに好きじゃないし・・・・・・と思ったらやっぱりなんか音がきっちりまっすぐ届いてこないというか。まあ、お土産の一種だ。
・ワルトラウト・マイヤーが歌うやっぱり『タンホイザー』から「おごそかなこの広間よ」
が何回も登場します。昨日注文した全曲集早く届かないかなあ。

 昨日書いたオペラ・フェスティバルはサイクルが今回で終わりで、2006-2008のお誘いが来ています。たぶん申し込むと思う。分割使うし、また折半かわたしがすこし多く払うと思うけど、ほかの事情もあって冬のボーナスこれでけっこういっちゃいそうな感じです。さびしか・・・・・・。



2005年09月24日(土)
また行きたいな(25日に書きました)

 拍手&メッセージありがとうございます。
 NOLの新版、内容などについていろいろ考えています。[やめる]という選択肢ももちろんあるんだけど、ゆっくり最後の番外編書いてボーナスでも待ってすこしだけ作って・・・・・・などなど、まだ流動的ですがかんがえること自体が楽しい段階です。あと、たぶん最後(Epilogue)に加筆します。内容は変わらないけど描写の密度がちょっと落ちる気がするので。お金使うことより作ってたくさん余るほうが悲しいので試行錯誤って感じかな。

 バイエルン国立歌劇場(ミュンヘン・オペラ)の来日公演、ワーグナー『タンホイザー』に行ってきました。夜になって帰宅してちょっと食べて仕事して、それからmしゃんに電話したら
「しゃちょう、これから絵チャットに来ませんか〜」
と言うのです。あ、またやってるの? と思ったら
「yまぐちさんの絵チャットに」
「yまぐちさんとやってるの?」
「わたしひとりです〜」
 なにそれ? 空き巣狙い? とか言いつつ喜んで行きました。
 わたしは変な茶々を入れるくらいなんですけど、リクエストしたら九九舞いラブ実践中の絵を描いてくれたよ! クロロ逞しいよ子ピカたん可憐だよ! 
 なんて馬鹿を繰り広げているうちに家主さまとkキさんがおいでになりました。

 合作で絡み絵とか画面全体でひとつの話みたいになるのって、特別に楽しいですね〜! まずクロクラ・絡み・濃厚・美しくというお題をわたしが注文してyまぐちさんとmしゃんが。そしてヒソカを中心にクロロとクラピカ両手に花。というのが・・・・・・どんなふうになったかは早くもアップされているyまぐちさんの絵チャ日記を見てね!

 非常に名残惜しかったのですが眠くてもうだめぽ・・・・・・になったので、たしか二時ごろにお別れいたしましたです。相変わらずmしゃんは
「これから秘密でクロクラエロースを描きます(見せません)」
とかいぢわるを言っていました。おそろしい子です。

 さて、オペラですが(以降萌え話なし)。

 母親と共同出資で[オペラ・フェスティバル]というのの会員になっています。一年一回くらい海外のオペラ座公演を見るというもので、会費前納(ものによっては公演の二年前くらいに支払うことになってしまう)ですけど全体としては安くなり、プログラムもらえて、なにより席がいいです。今回は上野の東京文化会館一階15列ちょっとだけ右寄り。そういえばこのシリーズで初めて見たヴェルディ『運命の力』(ミラノ・スカラ座)もこのへんだった気がする。その後ウィーン国立歌劇場モーツァルト『フィガロの結婚』に去年行きました。そのフェスティバルの最終公演が今回のバイエルン、演目はワーグナー『タンホイザー』、『ニュルンベルクのマイスタージンガー』、そしてヘンデル『アリオダンテ』です。今回はわたしが『タンホイザー』と『アリオダンテ』に行くことになっています。

 で詳しくは結局メモになっちゃうからブログにでも書いたほうがいいみたい。
 うねるように滑空する序曲からしてドキドキして、途中ちょっとたるいなーワーグナーって長々しいなあと思うところもあったけどやっぱり楽しかった。ストーリー的にも、『運命の力』みたいに一応人間界のことだけ描いてるはずが「ちょっとありえねーよ!」と思う偶然ばっかり(それを[運命の力]というんでしょうが)が出てくるよりも、最初から異界(ヴィーナスの領土)が入ってるほうがなんか、納得がいくというか。

 ワーグナーはちゃんと聴いたと言えるのは『トリスタンとイゾルデ』くらいで、それもオペラではテレビでしか見ていないから、登場人物とテーマ、舞台の流れと曲調、そして歌に演技がちゃんとかみ合ってるとこんなに楽しいというか、総合芸術だなあと思い堪能しました。演奏というか歌唱や、オーケストラとの釣り合いなんかにはド素人ながら「?」なところも散見されたけど。

 会場の外で買ったドイツ・オペラの解説書(といっても一冊まるごとワーグナー)では酷評されていた演出だったんだけど、わたしはけっこう気に入って、この演出で録ったDVD欲しいなと思ったけどない。出てないのかな。ふつうの全曲集すら売ってませんでした。

 そこで帰宅してからちょっと検索なんかしてとりあえずCDで全曲集を注文、それから値段が下がっていたので『指輪』全四夜を収めたDVDも買うことにしました。クラシックは好きなものをちらほら聴いてはいるけどオペラはカテゴリーが違うというか、母親からまわってきた入門80巻みたいなのにもアリア集はあれど全曲入ってるのはなかったし、自分でも『トリスタン』以外はワーグナーとヴェルディの序曲集、マリア・カラスの歌うアリア集、今回ヴェヌスを演じたワルトラウト・マイヤーのワーグナー・アリア集しか持ってないから。

 数年に一回、新しいことを集中して[勉強]することがあるんだけど、ひょっとしてオペラになるかな。次回の『アリオダンテ』で行方が決まるかなと思う。ちなみにワイン(とくにスペインとかチリ)−宝石−インテリアというか家という流れで現在に至ってる感じ。です。



2005年09月23日(金)
更新しました。

 祭日です。今日こそ! 今日こそ! と起きたわりには朝からmしゃんに電話してしまい(用件なんだったか忘れた)、たのしいm家のスキンシップの話を聞きました。その後ふとテレビをつけたら某『××てちょーだい』という視聴者の体験を再現映像にしたりする番組で今日は[家族の異常な愛情]だったのでうっかり途中まで見てしまいました。そんなにも、そんなにも兄いのち! とか妹いのち! のひとが世の中には存在するんかなあ・・・・・・もちろんどこまでほんとかわかりませんが。[ありえねーよ]と思って笑ってるうちはよかったけど、三つ目の話が姉妹で差別されたというひとの悲惨な体験だったのでしょんぼりしてしまい消しました。

 そういえばお昼のNHK、金曜日は地球博めぐりだったんですね。前にも一回くらい見たことあったかな・・・・・・当然のごとく今日で最終回でした。四月下旬にpさんと行ったときまだ開いてなかったアンデス共同館(五月になってオープンしたそうです)、パビリオンのなかでも環境に配慮したで賞みたいなのをもらったそうです。ああ、見たかったよ。まったく〜。それにしても残すところ二日、すごい人みたいですね。

 午前中〜午後早めはすこし仕事の準備をして、うんまあまあ整ってきたかなというところでやめて昼寝して、お話の続きにかかりました。わあああすごい甘甘甘甘なのはわかってたけど、書いているうちにおひげでちくちくはしちゃうしキスの回数は増えるしもうすこしでベッドインだし増量しました。にうよーくのばかっぷるさんです、Spin Offであります。

 某野菜が登場するのですが他意はなくて、先日mしゃんのおうちの前を通った記念であります(おみやげにもらいそこねた)。mしゃんは「使ってください! 使ってください!」とおっしゃるのですが、にうよーくのふたりについてはなんというか夜の(笑)生活についてとかあんまり考えたことなくて、もちろんラブラブで充実してはいると思うのですが、とりあえずむにゃむにゃ・・・・・・。おばかさんすぎて感想も言いにくいかもと思いますが、ぱちぱちだけでもしていただけると嬉しいです。もちろんひとことあると舞い上がります。

 解放感にうきうきしながらサイトめぐりをしました。
・yぐちさんのところの水戸黄門の続きが気になる。いただきもの小説楽しい。コメディ系のりょだん好きです。
・mしゃんの子クルタ虐待ものの続きが。ああーくくまいらぶ! 九九舞伊良部!
 各所のイベントレポートも楽しみに読んでおります。

 さーて明日はオペラです。休憩二回はさんで四時間四十分だったか・・・・・・? その前にどっかの展覧会に行こうとかふと思いましたが、それでよぼよぼになって寝るともったいないのでたぶんオペラに合わせて出かけると思います。



2005年09月22日(木)
陛下のタオルは何色にしようか

 さっそく連絡をくださったみなさまありがとうございます。と、とりあえず後日サイトでもちょっと書いてみます。

 明日の更新を目指してちまっとにうよーくのふたりの話をいじりました。他愛なくラブラブで。短いですが。ああー、でも来週くらいからどんどこ仕事忙しくなる。こわいなあ〜。

 週末のオペラに備えてちょっと勉強しています。インターネットでワーグナーのサイト見たりとか。『指輪』の翻案としては、わたしも持ってるあずみ椋版が評判いいことがわかったり。映画のなかのワーグナーではやはり『トリスタン』が一番使われているみたいだというのがわかったり。情報募集していたから、月末に出る『海を飛ぶ夢』のDVDで確認して投稿しよう。なんか使ってたんだよね。

 さて、今朝メールチェックするとまたヒスパニック ビートシネマ(略)から「おめでとう」メールが。あれ、でもタイムスタンプが今日だ・・・・・・と開いてみたら、今度は申し込んでない日の招待が来ました。というか、サイト上で「招待あり」なんて書いてないんですが。やっぱりちゃんと告知しないからお客が少ないんじゃ・・・・・・。ああすぺいん。ちゃんとしろ。好きだけど。当選? したのは、ユニセフの求めに応じて五人のスペイン人監督が世界のこどもたちのドキュメンタリーを撮ったオムニバス、だそうです。日曜日朝です。ということはオペラは土曜日のに行くことになるかな。

 じつは最終回に至って初めて『電車男』を見てみました。わりと面白かった。なんといってもいろんななつかし音楽が流れるところかな? そしてサンボマスターのあの曲がこの番組の主題歌だったとは寡聞にして知りませんでした。

 そんなわけで明日にむかってダラダラ。
 体調は悪くないです。つうでん効いた(笑)。



2005年09月21日(水)
つうでんしました(ちょっとおうかがいしたきことあり)

 拍手、メッセージありがとうございます。
 さて以前からたまーに考えていたことなのですが、もしもNo Ordinary Love同人誌新版が出るなら買ってやってもいい。と考えておられるかたはいらっしゃるでしょうか。同人誌版は完売しているのですが、

・最初に作った本なので、ページごとの画面構成におおいに改良の余地がある。一番問題なのが、左側のページの最初の行がけっこう内側に寄ってて読みにくいこと。文字の大きさもちょっと。
・自分でも一番愛着のある話。いい形で本にしたいとも思う。
・ごくごくたまにですが、在庫の問い合わせや再版希望をいただく。

などの理由から、
・ごく少部数作る。
・印刷費をすこしでもおさえるために表紙は一色刷りにする。もとの形は新書判だったが、同様の理由からA5にするかも。
・内容はほとんど変わらない、か、その後書いた番外編も入れるかも。
・価格は前回と同じ程度(1500円)にしたい。

も一回まじめにかんがえてみようか。と思うようになりました。更新のときにサイトでもちょっと聞いてみようかと思いますが、日記まで読んでくださるかたのほうが率が高いかなあなどと考えまして。拍手でも、この日記のしたのメールからでもひとこといただけると幸いです。

・・・・・・

 昨晩はあのあと二窓で交流に励みました。メッセンジャーではmmコンビと(たった今めいめい)。そしてyまぐちさんのサイトに突然出現したオエチャをのぞいてみたら、ご本人とaさんがおられるではないですか! クロロとクラピカ描いておられるではないですか! がらりと入り、mしゃんも呼び出し目の保養をしました。ふふふ。今日のために仕方なく途中で落ちましたが、なんとーその後mmさんもそちらに入られたみたいですごいことに・・・・・・! ああーづるいです! づるいです! と思わずmしゃんの真似をしてみるわたくしでございます。

 今日も会議。帰りに鍼灸に行きました。そのまえに駅の書店で佐木隆三『家族はなぜ殺し合ったのか』を買い、車内で半分ほど読みました。これは九州を舞台に繰り広げられた連続殺人についてのルポなんですが、主犯とされる男がじつは殺人そのものへの直接関与は薄く、つまり自分の手は汚してなくて、しかし直接の加害者も被害者もかれが恫喝と暴力によってコントロールしていたのだ・・・・・・というものでした。その暴力のひとつに電気を流すというのがあって、これは拷問などにも実際に使われる手段ですが、ああ〜おそろしいと思っていたら鍼灸で
「今日は電気を通しましょう」
と言われ、背中に刺した鍼に電極つけてピッピッ(電流の擬音)ドクドク(なんというか、わたしの実感)をしばらくやりながらああ〜ちょっと猟奇な感じ・・・・・・なんて思ってしまいました。
 今日は脚の整体までやってもらい、これは毎週来いとか三日に一回とか言われるかと思ったら、月一ペースでいいとのこと。つらかったら二週間に一回と言われ、来週から仕事がどんどこ忙しくなっていくわたしはたぶん二週間以内にまただなーと思いつつ鍼灸院をあとにしました。

 帰宅すると本が届いていました。
 ホセ・マルティ『交響する文学』、小谷真理『テクノゴシック』(最後の参考リストだけ見ました。小説とか映画についてはわりと自分の関心に近かったけど、音楽はぜんぜん知らないのばっかりでした。ああー漫画で『ガラスの城』があげられていたけど主人公の名前が間違ってる! 誤植か? マリサですよ)。

 ついでにメールも届いていました。タイムスタンプは昨日の夕方だけど、今朝メールチェックしたときにはなかったものが。スパニッシュ・ビートフィルムフェスティバルから映画観賞当選のお知らせ、しかし今日! 午後七時! 開始の作品でした。ふふん、これだからなーすぺいん。



2005年09月20日(火)
ちょいよぼ。

 さっそく新刊の感想などをいただいて嬉しいなーですこんばんは。拍手やメッセージもありがとうございました。男性向け同人誌にはやはり小説はほとんど見かけないのか〜。

 ああー今日は仕事にいきたくなかった・・・・・・でももちろん行きました。行けば楽しいんですが。わりあい気温は低かったけど湿度が高く、なんかべたべたしていました。夕方からは断続的に雨です。

 デパートに寄って来月の法事関係の買い物や手配をしました。
 もちろん書店にも入り、くめたんの『さよなら絶望先生』1巻(相変わらずといえば言えるけど細部までネタおもろくて好きなり)、伊藤理佐『やっちまったよ一戸建て!!』1巻(このときはまだにゃんこたちがけっこうリアルなのね・・・・・・と変な感心の仕方をしました。でも我が身を振り返り身につまされる)、堀越千秋『スペイン七千夜一夜』、萩原規子『空色勾玉』を買いました。よぼりのくせにりさたんのをバスで読んでちょっと酔ったみたいですじゃ。

 が、夕食後ダラダラしたり、絵日記にとうとうクロシャルクラぎゃくたい小説を載せはじめたmしゃんに激励の電話をしたりしているうちに復活してきました。今日の分終わったら土曜日の日記を書きたく思います。

 頭のなかはネタ的なこと(クルタンものというか、すっかり陛下の「妻」が板についたクロロの生活とか。ちなみに女神ボディですから上から98-66-96とかなんです。カップはD80でうんぬん)だったり、にうよーくのふたりのことだったり。にうよーくの他愛ないお話はメモはしてあるので、金曜日が祭日だからちょっとなんとかしたいなあと思っています。気がつけば完全な新作での更新ってちょっと間があいてしまったし。

 週末はオペラです。土曜日か日曜日、母と都合をつけあってどちらかに行きます。勉強本(対訳)を買おうかと思ったけど、もしもあんまり気に入らなかったら困るので今日はやめておきました。『タンホイザー』と『マイスタージンガー』どっちがいいかな。



2005年09月19日(月)
とつぜん常識問題。

 起床一応八時。はなまるマーケットなんかを流しながら、昨晩コンビニで買っておいたサンドイッチやおにぎりで軽くあさごはんです。これからまた出かけるので大きな荷物はすぐ近くのクロネコに出しにいきました。ふと思いついてあのクロネコ親子にニックネームとかあるのか聞いてみましたが、別にないとのこと。「くわえる」つながりですが、土曜日にデパートでpさんがとらやのようかんをお求めになり、ぼんやりくっついてたわたしは売り子さんに[この虎はなんか口にくわえてるようだがなんですか]と聞き、困らせてしまいました。なんかひらべったいもの・・・・・・熊ならシャケでどんぴしゃりって感じ。明日にでも調べよう。

 チェックアウトもわりとすんなりいき、さて東京へ。ロッカーに荷物をあずけて中野に向かいます。今日のお昼はpさんご希望の店のひとつ、イタリアンのイル・プリモです。十一時十分待ち合わせだったのですがわたしたちは十分くらい前に着き、k○しゃんはそれよりまた二十分くらい前に着いてホームでなんかうとうとしておられ、最後に(といっても時間の余裕はありで)mしゃんが来て揃いました。駅から十分説と十五分説があるのでふつうに歩いていきましたが、十五分過ぎには着いてしまい店はまだ閉まってて近場のコンビニ行ってみたりお店のまわりをうろついてみたりしてなんとか時間をつぶしました。

 待ちに待った十一時半(を、五分くらい過ぎてたと思うよ)。店が開きました。ああ〜貪りました(mしゃんの真似)。食べたもの:すべて分けましたが。
・前菜の盛り合わせ
・ポルチーニのリゾット(すごくおいしかった)
 フェトチーネ 生ハム・ポルチーニクリームあえ
 ペンネゴルゴンゾーラ
 ウニのパスタ
・テナガエビのバジリコソース
 牛ヒレ肉のソテー ポルチーニソース
・五種のデザート盛り合わせ(濃厚だったー)
 これでもウェイターさんに「メインは二皿で分けようと思うんですが」と言ったら[足りないのでは。肉なんかこんなにちょっとです]と言われても二皿にした結果です。よ、よかった・・・・・・。

 わりとこじんまりした店内でわたしたちがけっこう熱中しちゃったのが、mしゃんが昔あるサイトさんで、[日本人なのに都道府県が全部わからないなんてひとがいる。なげかわしい]的発言を読んで[ええーー無理です! 無理です!]と思った。ということから、
・四十七都道府県を、できたら地方別にちゃんと分けて書いてみよう。
対抗戦!
なのであります。ちゃんとメモも使い、メインとデザートの合間にゴングです。

 チーム:座ってた側によって分け、若い&若くない(ごめんpさん)で組になりました。
 結果:k○&pさんチーム37(都道府県)対mしゃん&わたしチーム43で勝ちました! 途中pさんは「負けたひとがここの勘定を払います」とおっしゃったのですが優しいわたし(たち)は「四十万ヒットになるまえにクロクラロリースの続きを書いてください」というので放免してあげました。ふふふ。

 しかし恥ずかしいことにわたしたちが書いた43都道府県には愛知が入っていませんでした・・・・・・! もうぽっかりと忘れていたようです。恥ずかしいです。p&K○チームはちゃんと書いていました。このタイプがもうひとつ、福井県。残る二県を思い出すのがもうつらくてつらくて・・・・・・というか、終わってもギラギラ考えていたのははっきり言ってわたしだけだったのですが、お店を出る前に一応九州の某県を思い出し、ああーあとひとつ! うちに電話して家人に地図当たらせようかなんて思いつつも移動することになりました。

 ちなみに、
・pさんは関東のある県について「○○? なんですかそれ?」と言った。
・k○&mしゃんは若くて関東在住のくせに、静岡とか新潟が関東に入ってると思っていたらしい。
 などの逸話も残りました。みなさん、いくつ書けますか?

 ほかに
・CEOはなんと発音するのか。m流は「チェオ」(いたりゃーごふう?)。わたしは「しーいーおー」なんじゃないかと思う。k○しゃんは「なんですかそれ?」と言ってました。
・mしゃんは最近「にしむくさむらい」をおぼえた。
・百人一首の「むすめふさほせ」はおばあちゃんから聞いた。でもその七首がなんであるかはわかんない。ほかの三人もうまく思い出せず。帰宅してから調べました。「吹く風に・・・・・・」とかおぼえてるはずなのにさ。
・「りゃんて」とかなにかについて語った。
などがございました。

 ああ・・・・・・それにしても今日は暑かった・・・・・・そしてものすごい食べた。しかし「場所はわかっています。まかせてください」のpさんの先導で駅を越えまんだらけに向かいました! まんだらけの入っているビル自体が大きなオタク天国みたいですね。いろんな階に細分化された店舗が入ってて、わたしたちは女性向け同人誌コーナーに向かいました。ハンターコーナーは去年とくらべてだいぶ縮小されてたそうです(哀しい)。pさんが数冊、mしゃん一冊お買い上げ。わたしは某プロ作家さんの身辺雑記的同人誌を三冊。k○しゃんはゆらむら〜と店内をそぞろ歩き、売れ筋さんのショーケース大上段にショタ絵の
『そううけ! アン○ンマン!』
という本を発見してぷるぷる喜んでいました。お相手は耽美バイキ○マンだそうです。
 表の高値同人誌にはトガシがハンターアニメ化のときに? 出したというA5のもあって10500円! でした。

 ちょっとばかし興味があったので男性向け同人コーナーにもいってみたのですが、k○しゃんとpさんはその・・・・・・形容しがたいかほりに撃退されてすぐ通路に退避。抜けたとたんに咳が出たそうです(pさん談)。mしゃんはちょっと売り物をみたけど買わず、わたしもうろついたけど買わず。ハンター関係だと、マチが表紙のが一冊ガラスケースに入っていました。濃厚な男性向け小説というのに興味があったのですが短い滞在時間では探せませんでした。

 ああ・・・・・・おなかはすいてないけどよぼよぼです・・・・・・座りましょう。
 と、横道にある喫茶店に。ちょうどおりよく、奥まった個室的なところにはまることができました。ちいさな声ではありますが萌え話をしたりね。m&k○の漫画本についてとかね。ここでのmしゃん名言は
「まるだしを描けって言われたことないですよ。だっていん○う描けば・・・・・・みんな喜んでくれるし」
ああ、もじゃーだねもじゃー!
 ちなみにここで話してるうちに突然最後の県がわかりました。行ったことあるのに。

 というわけで濃厚な三日間ももう終わり。
 みなさんとお別れして帰宅したのが六時前でした。
 帰りに書店に寄り買ったのが
 村上春樹『レキシントンの幽霊』(いまさらながら)。アンソロジー『現代詩殺人事件』。市東亮子『やじきた学園道中記』(27)、さちみりほ『銀のヴァルキュリアス』(8)、明智抄『勧善掌悪始末人』、篠原烏童『週末に会いましょう』(3−完結)。漫画は読みました。

 掲示板や拍手にメッセージをありがとうございます。
 それから、『夜の森』通販にてご予約いただいたかたにはメールをお出ししました。もし不着の場合には恐れ入りますがご一報を。



2005年09月18日(日)
イベント(19日に追加しました)

 ホテル近くのネットカフェで書いています。
 本日、ハンターオンリーイベントにおいでくださったみなさま、ありがとうございました! 
 フォントの問題があったせいか新刊の包みに別の本が入っていた! なんて夢を明け方に見たりしてなんとなく不安な雲行きでしたが、もちろん間違いのあるはずがなく無事に「夜の森」発刊できました。通販にてご予約のかたにはおまけ本を含めた重さなど明日かあさってにはおしらせできると思います。

 今晩もpさんと銀座のホテルに泊り、明日はまた食事あんどオタクの快楽を追求して夕刻帰宅予定です。

 それではまたー。

・・・・・(19日追加)
 七時半起床、身支度してホテルのレストランに降りました。朝食ブッフェです。うーん、値段相応といえばそうなのかもしれないけどあんまり感心しなかったな〜。バラエティもそうだけど、なにしろものの置きかたが悪いのでちょっとひとが来ただけでもぞもぞ並んでしまいます。時間かかりました。

 けっこう余裕があったので、レストラン入り口近くに設置され宿泊客自由利用のパソコンでネットしたのですが、このパソコン、前代未聞な表示になりました。一応IEなのだが。フォントも変だし、たとえばイマエゴのサイト名の文字もふつうと同じになったり。これって、もともとのOSの使用言語がちがうからとか・・・・・・いうんでしょうか? 面白い経験でした。

 お部屋で一休みしてから出ました。東銀座の駅が最寄りだったのでそこから直接浅草線に乗って数駅、浅草橋に着きました。同じ会場に行くのかなというお嬢さんたちがちらほら。一応地図で確認してからついていきました。角をまがるあたりでうしろから衝撃が。k○しゃんでした。

 で三人で向かいます。駅から会館に行くまでにスペイン料理屋があって、通るたんびに気になるんだけど休日はお休みなのです。
 会場に着くとちょこっと列があったり(別イベントのためのものだった・・・・・・かなやっぱ)、イベントのスタッフさんが立っててくださったりですぐに二階に昇りました。

 なんとわたしたちのサークルは入り口正面奥です。わたしが金曜日に発送したベルメゾンの箱(隅がぱっくりいきそうになってた、使えん箱だ)などがわたしたちを待っていました。

『夜の森』も無事に届いていました。クリーム色の紙に濃緑のインク、けっこういいんじゃないかなーと思います。もちろんちょーかんさんの超美麗挿絵が光る一冊です。

 この会場の机はけっこう奥行きがあって余裕があるうえ、今日は四人で参加なので二スペース取ったので、たくさんある本+委託本を並べてもまだ余裕がありました。そのうちmしゃんも合流してのんびり店の支度です。お隣にはu田さんがいらして、新刊のコピー本を着々と製本しはじめました。おおお・・・・・・八月から幾星霜(矛盾した表現)待ち続けたクロクラエロース! 今日のイベントの成果の三割はかかっていた(ほど楽しみだった)ご本! ・・・・・・堪能しました。ああーメイドさん。 

 十一時になるとイベントが始まり、続々とお客様が入っておいでです。われらがスペースにお越しくださるかたもちらほらおいでになり、お声をかけてくださるかた、お買い上げくださるかた、果ては差し入れをくださるかたもいらしてそれなりに忙しい一日でありました。

 途中、買い物に出かけて一通りまわり、クロクラ(というかクロロvsクラピカ)本をちょっと(ううう)、レオクラ本を数冊、ほかにはだんちょーアイドル本とかクルタ凶暴本とか買いました。

 イベント企画のひとつにハンター試験(ハンターについての質問に答える)があったのですが、mしゃん・k○しゃんが力を合わせて解答しなんと90点を取りました! すごいです。念能力の漢字表記にフリガナを振り、その能力の所有者とマッチングさせるなど細かい問題もちゃんと答えられるk○しゃんはえらい! と思いました。ちなみに数人、全問正解者がおいでだったようです。

 イベントの主催者さま、スタッフのみなさまに大感謝です。
 来年も九月(今度は上旬)に開催なさるそうですが参加の方向で考えています。そしたら小説同盟初の全編漫画本を出すのだよ! と小僧さんズにはっぱかけています。本人たちもその気です。どうぞ機会があったらエールを送ってやってくださいませ。

 三時半の閉会後はちょっとだけ撤収のお手伝いをして、お隣スペースのu田さんとお友達のiさん、そしてmkさん+わたしたち四人で浅草橋駅近くでお茶しました。

 それからu田さん&iさんとお別れして両国に。ちゃんこ! ちゃんこ!
 五時前だったので行き当たりばったりでもお店には余裕があります。mkさんが利用したことのある安くておいしいチェーンのお店に入り、いろいろと食べました。はああー満腹。仕上げに駅前のドトールに行ってからお別れし、pさんと銀座に戻りました。

 それでもまだ八時台。まんが喫茶兼ネットカフェに入りちょっとネットしたり上の簡単日記書いたり。そしてホテルに帰りました。

 疲れていたのですがやっぱり興奮していて、買った本を読んだりいろいろ話したり。前にも話したことあるんだけど小説の書き方についてとか。

 pさんは長いお話を書くときも最後は決めずに出発し、そのうち自分でも思いもつかない展開になっていったりして、でもある意味ちょうどそこで生成していくお話の要求にしたがって生まれてきた展開に振り回されながら書いていくということです。でもそういう瞬間は同時にすごく楽しくもあるとのこと。

 その対極にはたぶん、話を実際に書きはじめるまえにその設計図(プロット)をきっちり構築してそれにそって書いていくというのがある、かな。

 わたしはちょっと中間的で、この日記でもよくコメントしてますが、最終的着地点は決めてから書きだします。でも書いていくうちに展開とかエピソードはわりと変わっていって、場合によっては最初のうち漠然と「これは使いたい」とリキいれてメモしておいたことがはみでてしまうことも。

 などなど、もちろんやましい話もつきず、結局就寝二時半でした。



2005年09月17日(土)
つかえないホテル(20日に書きました。妄想系ほとんどなし)

 東京でのハンターオンリーイベントを翌日に控え、pさんと合流してごはん〜お泊まり会としゃれこみ? ました。今回はペーパーやコピー本(というか、予約者さま用冊子)も余裕を持って作って会場への荷物に入れてしまったので、土曜日午後はまるまる遊べます。

 起きてみたら木曜金曜のさわやかな大気はどこにいった!? 暑いじゃないか! とすっかり哀しくなり、仕方なくまた夏の服ばっかし用意してしかしまあ足元はせっかくだからこのあいだ買ったパンプスにして出発。あ、あれ・・・・・・? 風はけっこうちゃんとあるな、これは夜寒いかも。と、pさんに「あとでちょっと服を見に行きたいです」と携帯メール入れてみました。が、届いたのはその七時間後、買い物が済んでデパートのエスカレータおりてるときでした・・・・・・相性悪いんだよねpさんの携帯と。

 待ち合わせは去年と同じ東京駅です。合流してそのままタクシーでこれから二日お世話になるメルキュール銀座へ。あたらしめなのでかタクシーの運転手さんは知りませんでした。去年一泊したホテルモントレ・ラスール銀座のすぐ近くです。チェックインには早いので大きな荷物をあずけてすぐに外に出ました。

 昼食は最初、pさんご希望の四谷のフレンチにしたいと思っていたのですが、週のはじめの二日間に十回くらい電話しても一度も取ってもらえずひょっとして遅めの夏休みなのかそれとも、と今回は見送ることに。かわりにこのあいだのCasa Brutusで紹介されてたアラン・デュカスグループの一番新しい店・ブノワ(南青山)を一時半に予約してありました。あんまり意識してなかったんだけどあとで見たら今月一日にオープンしたばっかりでした。

 万が一にも遅れないようにと移動しちゃったのですごく早く着いたため、隣のビル地下のブックセンターで時間をつぶしました。荷物になるから本は買わずにいようと思いつつ、白水社のカタログはもらったり。入ってすぐのところではニューヨーク特集してたのですが、『BANANA FISH』もあったり。あと、以前書店で見かけて気になっている『私は猫ストーカー』(表紙は黒猫が振り向いてる絵なんだけどおちりの穴がばっちり描かれているのさ)をまた見てときめいたり、[ムーミンは北欧のひとたちにとっては漫画のイメージが強い]的本を見て[ああ〜明日はにょろにょろさんたちと遊ぶのだな]と思ったりでした。

 さて時間です。ブノワはビルの十階。[地中海風フレンチ・ビストロ]です。エレベータのドアが開くと三人ほどのスタッフが迎えてくれました。廊下を抜けるとそこはカフェ、正面はガラス張りでぱあっと視界が開けています。でもそのあいだにショウウィンドウみたいなのがあり、料理人姿のおっさんマネキンがなぜか「小羊がスキ」とおフランス語で書いてある黒板を手にしていました。でももう片方の手にはたぶんシメたニワトリを下げているような・・・・・・。食事の前にお飲み物などは? と勧められましたが昼間だし断って階段を上ります。

 全体的に明るくファンシーな作りです。お店のイメージカラーもちょっとオペラがかったピンクだし。お客さんもほとんど女性です(まあこれはふつうか)。やはり窓が大きく、夜はなかなかムードあるかな。でもこの価格帯(ランチコースが4000円とか)でこの固いステンレスまるだしの椅子は、見栄え重視でちょっといかんなーと思いました。

 スタッフはフレンドリーな感じ。フランス人? のウェイターさんもいて、英語で話しかけてきたり。
 肝心のごはんについてはちょっと記憶が薄くなっています。えーと、ソースはおいしかったけど魚自体にあんまり味がしみてないとか。パンはおいしかったとか。pさんがデザートに取った新作(メレンゲをミルクチョコレートで包んだの)はすごく甘かったという話とか。トイレも眺めがよくてかわいかったので、イベントしてはいいんじゃないかなーと思いました。一度行くならOK。

 あまりにもたくさん食べたので苦しくて(これをその後二日も続けるおばかさん)銀座に帰ることに・・・・・・したのですが、あんれまー乗る電車を間違えてしまいました。本来のに乗り換えることができるだろう、と日本橋でおりるとそこは三越本店。pさんはちょっとお探しのものもあったので寄ることにしました。

 贅沢だなあ。入ってすぐのところではフルートと電子オルガンだったかでちょうどピアソラの「リベルタンゴ」を演奏、大ホールではファッションショウ、別の売り場でもジャズのカルテットが生演奏と、大人の休日感を演出していました。週末の企画だったみたいです。

 ついでにわたしも服を見たりしましたが結局お互い買い物はせずにまた地下鉄に。今度は間違えずに乗り、一度ホテルに戻ることにしました。これが五時ごろ。

 フロントに行ってびっくりしました。このホテル、チェックインは午後二時から。でもなんだか行列ができているのです。べつに団体さんという感じでもないのに。
 ええっ[部屋の用意ができていなから一時間後に来てほしい]と言われている中年紳士がおいでです。ほかにもそう言われているかたが。でも今、もう五時過ぎだよ?

 やっとわたしたちの番が来て、まず前もってあずけておいた荷物を持ってきてくれるのになんだか時間がかかり、手続きに時間がかかり、しかも
[お部屋の最終確認をしております。五分お待ちください]
でした・・・・・・!
「十二時過ぎに来て、四時から五時にチェックインしますと伝えてありますが」と言ってしまいましたが・・・・・・もうもう〜。
 そしてロビー手前のソファで待っていたわたしたち。あら、その後のひとたちはどんどんカードキーを手にのぼっていくわ(このキーを差し込まないと客室階に行けない仕様なのはよろしい)。これで○休のお客様人気ナンバーワンなのはどうしてじゃろうか・・・・・・。結局十五分待たされました。

 部屋はそれほど狭くもなく、備品もまずまずで居心地はいいと思いました。ベッドも固めでいい感じ。でもなー、水の出が「節水?」と思うほど悪いのだよ。洗面台もバスタブもちょろちょろなのだよ。[連泊のお客様、タオルやベッドリネンを毎日交換せずによい場合はどうぞそのサインをこのように]みたいなエコロジー的発想があるなら書いておいてほしいのだよ。

 なーんてぶつぶつ言いながら、六時過ぎたので一応デステ(略)を見ました。あと二回だかでほんとうに終われるのかなあこの話・・・・・・。

 さて、気を取り直しておでかけです。松屋がすぐだから入ってみました。バッグや指輪が緑なので同じ系統が簡単かなと思っていたのですが、緑や青って好きな色だけど好きなだけに色のニュアンスがたいへん難しいです。結局ダ・トラサルディのオレンジの半袖ニットを買ったのですが、フレンチスリーブの部分がちょっとひらひらしていてぶっとい腕をさらに引き立てる結果になってしまいました・・・・・・。しもたー。

 その後はpさんが早めにお土産ショッピングをして、ううーんおなかすいてないよねでも絶食だと夜半に空腹になりそうだな(と、わたしが主張)せっかくだからけんぶつに行きましょうあたらしいホテルを! と、汐留にできたばかりのコンラッド東京に行きました。こちらも使えない奴でした。

 だいたいにおいて、ここにもゴードン・ラムゼイという有名シェフのレストランがあるというから一応ランチの候補に入れておこうと思っても、「絶世の美学」なんてキャッチコピー掲載の美麗なホテルサイト(写真はすばらしいですよ、食べ物もすごくおいしそうだよ)には営業時間ひとつ! 典型的メニューひとつ! 掲載されてないのです。すくなくともわたしは見つけることができませんでした。で、今また見てみたけどロビー&レストラン階が何階なのかもわからなかったよ。行ってL押せばいいからそれでいいのか。

 エレベータを降りてレストラン階へ。最初に遭遇するのは右手に展開するバースペースです。天井が高いなーというのが印象。通路とレセプションの仕切りにはどーんと壁があって、押さえ目な照明もあいまって一昔前のSF映画のスーパーコンピュータを思い出しました。

 コーヒーハウスでサンドイッチ取ってわけたらいいかもね、と思っていたわたしたちですがそんな場所はありませんでした。さっきのバースペースは飲み物ばっかり。そしてゴードン・ラムゼイのカジュアル版ラ・セリーズだって夜のコースは一万円とか。お金も問題だけど、なによりそんなに食べるほどのおなかの余裕がないのだよ! 一応スタッフに聞いてみたのですが、軽く食べる。というチョイスはここにはないのですね。

 というわけでホテルにとんぼがえりだよ!
 で荷物置いて、あっすぐそこに手打ちそばのお店あったよねーそこにしようかと行ったらもう閉店してて(ううう)、うろうろして、でも結局入ったそば&焼酎の店はわりとおいしかったから救われました。

 それでも時間は早いので、去年お世話になったなんともいたたまれない漫画喫茶&ネットカフェに行ってみることに。おお、個人用のブースが増えているではないですか! パソコンも! ここはここなりに繁栄しているんだなあ。で各自三十分ほど戯れて、コンビニでジャンプと飲み物買ってホテル帰っておやすみなさいでありました。mしゃん強力推薦のドクロちゃんはテレビ神奈川で放送なので見れませんでした。すません。
    



2005年09月16日(金)
愛は命。

 拍手、メッセージありがとうございます(数日分)。
 昨日ワタナベちぇんちぇーの「愛ルケ」の話題を書いたら、日経新聞講読中のかたがコメントをくださいました。やっぱハラハラものなんですね。主人公はおのれの狼狽にたゆたう(笑)ばっかしで、死せる愛人ほったらかし状態だそうですね。

 久しぶりに鍼灸に行ってきました。
 整体初体験でありました! 首と背中だったのですが、わあー首がこきっといったよ。自覚症状としてはなんといっても足腰だったのですが、首や肩もよくない・・・・・・と言われました。いかんね。昨日『試してガッテン』で習ったゆる体操やりつつ、また続けて鍼灸にも行こうと思います。

 今日もさわやか天気でした。ソファ好きのカナちゃん、洗濯済みの衣類置いておいたらそのうえにがっちり座ってしまいました。寒いのかな、もう。そういえばつい一昨日までお世話になっていたタオルケットですが、このあいだふと
「和製英語か!?」
と思いついたのです。先刻ご承知のかたがたすみません。だってタオルtowelはいいけど「ケット」って毛布の俗語っていうか日本的略称だよね? 毛布自体はブランケットblanketだよね。
 はい、調べてみました。
→「タオルケット
 和製英語。タオル+ブランケットの略」
 あーすっきりした。

 ついでに思い出したのが「ハンカチ」。これ、ハンカチーフ handkerchief
を日本語大好き四音ことばに縮めたものだっていうのは知ってたんですが、そしてこのごろはあんまり使わないけどネッカチーフも頭に入ってはいたんですが、このあいだ、たぶん英詩読んでて、kerchiefという単語が出てきてすとんと、
「あ。そうか、そうだよね」
と思ったのです。hand-kerchief とか neck-kerchiefがあるんだからkerchiefという単語もあってあたりまえなんだけど、視野になかったのね。ちなみにkerchiefを大好きなバビロンオンライン辞書で検索したら"woman's scarf; handkerchief"という定義が出てきました。

 そんなわけでことばと戯れる。を続けています。
 お話はちょっと間に合いそうにないです。つなぎに夏コミ配布コピーに入れた『夜の森』予告編でもアップするかな。

 そして今日の題名は映画『ルパン』から。
「盗みは情熱、愛は命」
 わあーだれかさんがうっとりしそう。



2005年09月15日(木)
怒濤の日々に向けメンテナンス

 ああ〜今日はすばらしい天気でした。起きたとたんに「さわやか! 涼しい!」で、にこにことでかけました。仕事はそんなにたいへんなものじゃなくて、でも結局その後だらだらしちゃったから映画などには行きませんでした。

 で、エステ。
 寝た〜!
 いびきはかいてないと思うけど。
 次の予約がなかなか取れなくて、結局一カ月以上あとになってしまいました。ちょっとさびしい。

 その後はデパートのなかをちょっと歩いて食器など買い、本屋さんでは今市子『百鬼夜行抄』7巻(文庫版)、『のだめカンタービレ』13巻、そして再度勉強本を読んでみようかと思ってインターネットで情報収集してレポート・論文を書く。のガイドブックを買いました。そして食料を買い帰宅。

 夕刊にタクシーでの受動喫煙についての記事が載ってました。密室だし、シートに臭いがつくんですよね。乗ったとたんにわかります。ちょっと前に乗った個人タクシーが[禁煙車]で、夜つかまえたけど屋根のうえに[禁煙]がチカチカしてたし乗ったら室内でもぼおっと光ってました。
 珍しいですね、と話しかけたら、三年前に新車にしたのを機に禁煙車にしたとのこと。でも当初はなかなかお客さんにも理解してもらえず、ちょっとトラブルになってしまったり。このごろはかえって喜ばれることも、と、風向きが違ってきたそうです。タクシー会社によっては、運転手さんは車内喫煙禁止になってるとか。

 スペインではふつうのひとの喫煙率はきっと日本よりも高いと思うんだけど、数年前からタクシーは全面禁煙です。爽快です。これはいろんなことをEU共通にしていくうえでなっちゃったんだろうなと思います。たばこも嗜好品だから吸うこと自体には異論はないけど、臭いが強く残ったり副流煙を吸わされたりするのはなるべくかんべんしていただきたいものです。

 新聞といえばワタナベせんせーが日経新聞にまた問題作を連載中なのだね。昨日ふとしたことから、この連載小説のあらすじ+ツッコミ連載をしているブログを見つけました。その名も「今日の『愛ルケ』」。小説のタイトルが「愛の流刑地」なんだって! いたしてるときに首しめちゃったりして快楽追求していた不倫カップル、とうとう加減をまちがえちゃって彼女が死んじゃった・・・・・・という展開だそうです。

 思えばあの『失楽園』連載中、うちでは日経新聞をとっておりました。最終面は文化面で、「わたしの履歴書」とかかなり面白い記事があるなと思いつつも連載小説には目が行っていなかったわたしをある日くぎづけにしたもの、それは父が亡くなったため(うろおぼえ)喪服を着ていたヒロインとの密会、黒留袖をまくりあげて後ろからの交わり・・・・・・なんですとー! でした。これ朝刊だよ!?

 もっと昔、たぶん高校生のころ、友人からまわってきた小説『白い狩人』というのがありました。それは絶世の美貌の辣腕外科医・二番町眉子せんせー(この名前ですでにゲエッときていた)を主人公とする小説。眉子さまは男を愛することのできない氷の心の持ち主なのですが、
「わたしは狩人 白い狩人」
ではじまるポエムをものになさるかあいらしさもおありでした。

 すると、いろんな意味でワタナベせんせーはわたしの読書をアヤシイ光で彩ってきたのかもしれませぬ。

 先月は英語詩マイブームだったのですが、先日は固めてスペイン語がもとになってる詩集などを注文しました。届いてきてます。

 じつは昨日くらいからちょっと腰が痛い。冷房病かなあと思うのですが。そこですごく久しぶりに鍼灸に予約取りました。今日がよかったんだけど、そうはうまくいかなくて明日の夕方。土曜日〜月曜日は遊びに行くし、火曜日からはけっこう仕事が忙しくなるのだよ。

 なんとか一本書きたいな、のかわいい? 話は一応脳内では進んでいます。今日はオチ決めました。



2005年09月14日(水)
じゅんびじゅんび

 イベントに送る荷物を作りました。発送は明後日でも間に合うのか、朝早く呼んでおこうかな。どうせ余るでしょうが、足りないなんていうことがあったらあまりにも惜しいのでどっさり送ることにしました。インフォメペーパーも印刷。mしゃん画の変クロロです。変クロロだけです! これでいいんですか? と本人に聞いたら
「しゃちょうが描いてください〜」
といぢめるんです。わたしが描けるのはクロイ物体(で、クロゾと言い張る)とか、もやしみたいなしょくしゅくらいです。というわけで変クロロです。

 日記でちょこっと書いたかと思いますが、完売した『薔薇の被い』の旧バージョンもあっさり見つかった(というより、ちゃんと記憶していたところに入ってた)ので、十五冊入れました。訂正文も作って印刷。先着で勝手につけようと思いますが、もしもご希望のかたがいらしたら前もって言ってくださればとっておきます。この日記右下のメールアイコンからでもどうぞです。

 にうよーくのふたりのお話にしようと思いつつ、やはり気ぜわしくてお風呂に入ってるときくらいしか妄想できない〜。クラピカくんのアルバイト(プール監視員)と、いただきものの珍しい食材(ゴーヤ?)をからめてとか思ってるんですけど。うむうう。

 明日はちょっとちがうほうへ出勤で、そのかわりあんまり拘束時間が長くないので映画とか・・・・・・展覧会とか・・・・・・うーん野望かな。『ルパン』見ようと思ったら十七日からでした。展覧会も、日本のアールヌーボーいいね! と思ったら十七日からでした。『奥さまは魔女』とかどうかなあ。



2005年09月13日(火)
それなりに

 まだまだ暑い南関東です。どうやら週末の天気も悪くないみたいですが、すこし曇ったりしてほしいよ〜!
 Pさんと二泊お泊まりするのですが、ようやく今日になって土曜日と月曜日のお昼を予約しました。地中海料理といたりゃー料理です。Pさんご所望のフレンチはお休みなのかタイミングが悪いのか、この二日に何回もかけたんだけどぜんぜん取ってもらえないのよ・・・・・・電話を。またリベンヂしたいと思います。

 仕事の合間に、しばらくぶりにラテンアメリカ詩のアンソロジーを読んでいます。ブラジルのふたりのアンドラーデ(マリオ・デ。1893-1945と、オズワルド 1890-1953)も入っていました。ほんの数編ずつ読んだだけだけど、オズワルドの詩の皮肉が好きです。英語からの重訳だけど、

ポルトガル的誤謬

 ポルトガル人がやってきたとき
 狂ったように雨が降ってた
 それでインディオに服を着せた
 なんてことだ!
 もしも晴れた日だったなら
 インディオがポルトガル人の
 服を脱がせたのに。

とか。ところでブラジルのひとの場合「アンドラージ」という表記もこのごろ見ると思うんだけど、それはもともとちがう綴りなのだろうか。

 アクエリ○ンを録画しておき、夕食後にテキトーに見ました。あと二回なんだよね、うまくまとまるのかな・・・・・・でも某デステ(略)よりずっとちゃんと進行してる気がします。
 mしゃんはさらに『撲殺天使 ドクロちゃん』というのを見ろとめいれいしてきます。クロクラにあてはめた? 絵がmしゃんの絵日記で見れます。面倒くさいけど、お世話になってるからのう・・・・・・あにおとと三十枚書くことにくらべれば・・・・・・。いや、ちまっと書くことになると思うのですが。

 絵日記といえば先日メッセンジャーにてお話したm木さんの絵日記がすごいことに! ひとり絵チャでクロクラ(クラクロ?)劇場が!

 夜はちょっとお話を書きたい気持ちもあれど、続けて詩を読まねばならないような衝動もあるのでした。新作はもうちょいお待ちを。



2005年09月12日(月)
解決しました

 拍手&メッセージありがとうございます。ご心配かけましたが、以下のようになりました。

「新規入稿した差し替え分がうまくいっていたら連絡はなしということで」と言われて、電話をすぐそばにおいて仕事をしながらもちらちらメールチェックしてみたり。夕方に至り、連絡ないのは無事の知らせかなあ一応終業まえに電話入れてみるかなあと思ってたらあちらからかかりました(ドキッ)。

・再度入稿した分はちゃんと届いた。
・でも、最初にpdfで入れたほうが字が綺麗に出る。
・ノンブルに使われていた、今回文字化けしたフォントはkozmin boldという書体で、アクロバットにデフォルトで入っているもの。今回はここをいじってなんとかpdfのほうを使いたいと思うがそれでいいか。

 という内容でした。たぶん。
 最初からそれ(ノンブルのみ差し替え)でもよかったです・・・・・・! でもこっちから言うことじゃないよね。

 で、なぜそんな問題が起きたのか?
 はやはりコレダ! という解決がないみたいです。OASYSとの相性なんでしょうか。とりあえず(言われた通りを書いておこう、これっておばあちゃんの備忘録だから)
「富士通(OASYS)がオープンタイプフォントに対応していないのではないか」
ということでした。
 しかし、昨日も書きましたが五月の分は同じワープロソフトで作成した原稿→pdfで問題なかったことを考えるとこれで解決とは言えないんだなあ。次回への課題です。

「日曜日のイベントには・・・・・・」
と恐る恐る聞いてみたら、
「えっ、もちろん間に合いますよ」
と太鼓判でした。よかったー。無事に出ます!

 そしておまけ冊子用の紙も、用事で弟がこっちに来るというから無理やり頼んで買ってきてもらいました。500枚入りのを二セットだからこれでしばらくもつことでしょう。

 ジャンプ読みました。
 ノヴ先生、宮殿で王や護衛たちの近くにまで行きそのすさまじさに押しつぶされる。そしてネフェと対峙(というほどでもないか)しておきながら依然として闘志を失わない、前を見ているゴンとキルアに驚嘆するのまき。
 あとはネウロがセンターカラーだった!
 ブリーチの最近の悪役用のふりがなはどうもスペイン語を持ってきてるみたいです。メノスとかセロ(ゼロのこと)とか。先週はイエロ(鉄)もあったかな。不名誉なり。

 イマエゴの更新がストップしていたので、イベント前になにか・・・・・・と思ってちょっとメモしています。かわいいというかさわやかというか。たぶんばかっぷるさんもの。切ないのも書きたいけど、『夜の森』は一応脳内では切ない系だったのですすくなくとも世界観は。



2005年09月11日(日)
足りなかった

 今日は選挙の日。家人は用があるので早めに行き、わたしも暑くなるまえにと思って『題名のない音楽会21』を見てすぐ出ました。投票所にはひとはまばらだったけど、あの時間にしてはふつうより歩いてるひとが多かった、と思います。

 そのあとはひとりでだらだら・・・・・・いや、がんばりました。けっこう。
『夜の森』予約者さまにさしあげる冊子は本文16ページで完成。でも紙が足りなかった・・・・・・とりあえずイベントに持っていくぶんだけはなんとか作りました。そろそろ荷物も作らなきゃなんだけど、これでクロネコ便に入れられます、嬉しいな。

 せっかくのオンリーだから在庫はふんだんに持っていこうと思うのですが(なんたって「いっぱい本が余っているのだよ」とペーパーに書いてしまうくらいだから)、ちょうど二年前に出したけど恐怖の乱丁(というか、こっちが出した原稿のノンブルが間違っていた)で下げてしまった『薔薇の被い』を発掘して、お買い上げのかたにおまけにさしあげるのはどうかなと話しています。
 わくわく→びっくり。だったなあ・・・・・・今となってはなつかしい。その後判型を変えてごく少部数印刷し直し、その新版はおかげさまで完売した本です。

 おまけ冊子の作業をしながら『なんでも鑑定団』を見ました。なんだか日曜日午後の習慣になっています。
 今日もいろんな「お宝」が登場したんだけど、椅子収集熱が嵩じ借金をして椅子博物館を作った男性(椅子は好きなひとは好きだなあ、わたしもうちが広ければ集めたいところです。ポラダのガルボチェア欲しかった)のコレクションで「とにかく最高の座り心地」と紹介されていたのが[ウームチェアー]。まさに子宮に抱かれているような安らぎなんだろうな。と調べてみました。フィンランド生まれのデザイナー・建築家エーロ サーリネン Eero Saarinen(1901〜1961)の作品だそうです。

 それからCFタイムに、このあいだちらっと耳にして気になってた曲が流れてきました。液晶AQUOSでラフマニノフの曲がタンゴアレンジ・ヴォーカル付だ! これも調べてみました。
 モダン山水の庭篇→「Tangonera(When Nature Turn a Page)」(原曲:ラフマニノフ作「パガニーニの主題による狂詩曲」)Bobby Caldwell歌。だそうです。たしか同じ曲(の同じ場所)をアレンジして流してる別のコマーシャルがあった・・・・・・これが思い出せないや。

 さてそろそろ仕事が忙しくなってきました。自分用の勉強もまじめにやらないといけない感じ。来週末はイベントとお泊まりだから余計、ですね。昨日ネット入稿したファイルが今度はOKか、これは今日工場がお休みだから明日の朝にならないとわからないことなんですが、新刊に関してやるべきことは終わったことでやはりずいぶん気が楽になりました。本格的に忙しくなる前になにか軽い話を書きたいです。

 ボストン・テランの『凶器の貴公子』読んでいます。「暴力の詩人」というふたつ名をつけられたひとなんだけど。人物描写やふとした表現にいいなと思うところがあって、しかしながらこの密度でずーーっと書いてると読んでるほうも疲れるかも。と、すこしずつ。

 そういえば一昨日届いたCasa Brutusも読みました。マドリッドに最新のデザイナーズホテルが誕生! というの、ああ偵察に行きたい〜。泊まるのは無理っぽいけど。



2005年09月10日(土)
驚いたあああ

 この週末におまけ本を作ってしまおうと勇んだわたくし。
 ふふふ、ちょーかんさんの了解も得たし、サイトや夏コミ限定配布本のも含めて美麗絵はみんな再録&コメントだわ(印刷は濃緑のインクを使うので、モノクロで印刷するのとはきっと感じがちがうから)、でもしょくしゅエロースにしよっていつ決めたんだっけ思い出せないや、そういえば関東の南北を飛び交ったへんたいメールを再録したらいいとか言ってたよね目ぼしいのを携帯からパソコンに転送しておこう、などと午前〜午後はときどきだらりとしながらも楽しく作業しました。

 しかし夕方からが受難だったのだよ。
1)母親を手伝いに行き、父の法要関係のご挨拶状作りとか宛て名書きをやらせるとか。あちらはすぐにくじけるのでものすごい時間かかりました。
 しかも昨日から知らないナンバーから電話入ってくるよなあわたしは携帯のナンバーふつうは教えないのになあと思ってたらなんとー印刷所でした!
 母の作業をかんとくしながらも、はやくパソコンに触りたくてしかたがないわたくし。

2)でその電話の内容は、pdfで提出した本文のノンブル(ページナンバー)が文字化けしている。使用フォントが埋め込まれていないようだ。再度提出してほしい。というものでした。
→でもそのフォントは身に覚えのないもので、どうしてそうなったのかわからないのです。
→でも5月の本は同じようにしてOKだったのに・・・・・・。
→しかしあれは三十日無料で使えたアクロバット7のフルバージョンで作ったのだっけか、今回はちゃんと買ったものではあるけどエレメンツ、ここに違いがなにかあるのだとしたら?(まったくわけわからずかんがえていたことなので違ってたら笑って許してね)
→いろいろなやりかたで試した、でも今度こそOKなのかわかんない・・・・・・
→そうだフォトショップ形式にして送ろう。
→作業、ネット入稿

というわけでものすごくハラハラしました。しかもそのときにはもう印刷所の今日の営業は終わってるので、結果は明日待ち。明日じゅうにデータがOKになればイベントには間に合うそうですが・・・・・・。
 データは便利だなあと思ったけど、小説なんかは再現性とか線のニュアンスなんて関係ないんだからアナログも安心といえば安心なんだなあ、と思う秋でありました。

 そんなこんなでほかの作業はもう夜は不可能でした。
 はあー、続きはまた明日だよ。
 Kiss買いました。のだめないと寂しい。



2005年09月09日(金)
入稿しました

 拍手、コメントありがとうございます。言い回しを褒めていただくのも嬉しいです。

 なんとか時間が取れたのでmしゃんにつきあっていただき印刷所の支店に入稿に行きました。

 で、じつは昨日最終チェック&刷り出し見本(データで原稿を作っても完全にCDロムだけで入稿ということはなくて、出来上がり見本として刷り出しを添えるのです)を印刷してておっそろしい間違いに気づいたせいか(21というファイル名で22ページを保存していた。というわけで21ページはそのままだと「なし」で22が二枚になってた)、眠りの浅い夜のあいだにこんな夢を見ました。

 挿絵と表紙を描いてくださったちょーかんさんとどこかの映画館に。でもそのまえにごはんを食べようとえんえんとエスカレータを登っていくのですが、途中でエスカレータは途絶えてそのフロアは書籍売り場で、古くて持ってない山田ミネコ作品集(白泉社時代)の1というのを発見して買いたかったけどはぐれたからそっともどしたり。で、結局ごはんにもありつけず映画も見れずだったり。
 そしてそのあいだ、わたしは
[原稿に「たまたま」という語が何回か出てくる。入稿に行くまえに直さないと。今回の文章の文体とも内容とも合わない]
と焦っているのです。
 起きたとたんに自分ツッコミしました。今回そういうもの出てきませんから!

 そんなこんなで十一時ごろ新宿で待ち合わせ。でもなんか早く着いてしまったのですこしだけ小田急百貨店を見ました。主に二階で、アクセサリー売り場です。冬物先行バーゲンみたいなの(つまり去年の売れ残りなんだろうな)もやってたけど冷やかすだけにしました。女性用トイレは広いし美しいしこれはいいな。

 西口を出て右の大交差点の近くには金券ショップが立ち並んでいます。『ルパン』の前売りもあったけど、ふつうの前売り券てシネコンで使えないこともあるので一応見送り。じきに始まるプーシキン博物館展のチケットだけ買いました。

 交差点でもうmしゃんと会い、書店ですこし時間をつぶしました。
 今日買った本は吉野朔実『Period』二巻(絵がだいぶ荒れてるというかすかすかなような・・・・・・これではこの大きさで読むのはつらいな)、ボストン・テランの第三作『凶器の貴公子』(わりと厚い。今晩つらつらと、じゃ読了は無理っぽい)。

 印刷所支店は十一時開店です。直接入稿に来るひとはあんまりいないみたいで、今までに別のお客さんと会ったことはないかも。あ、それとも時間の関係かもしれません。
 データをチェックしてもらい、それから表紙の紙・インク、本文の紙・インクを選びました。象牙色+濃緑というパターンにしました。できあがりが楽しみです。

 それから西新宿のホテルへ。来月ちょっとした席を設ける必要があり、その偵察を兼ねて。でもお昼はmしゃんと最終的にはじゃんけんして決めて、イタリアン基本のブッフェにしました。・・・・・・食べました! えんえんと滞在して食べました。ふたりとも最後には苦しくなりました(貧乏性)。

 こそこそ話したのは昨日の宿題の異母兄弟であにおとと〜です。いとけないおととさんに手を出してしまうあに。は果たしておととさんを愛してるのか? とか、このふたりはずっとこの調子なのか? とか。全部書くことはありえないはずですが、由緒あるワイナリーのシャトーを舞台にしようとか決めました。

 それからデパートでちょっと買い物して(文房具とか、わたしが靴とか)、なんとー時間がけっこう早かったのでmしゃんのおうちのほうへ行くことに! mしゃんはいつもターミナル駅駐車場に車を置いて都心に来るのです。今回はそっちまでご一緒してm家を外から見ました(笑)。そして、mしゃんのおうちと遠い親戚だそうだけど今は交流のないおうちがなんとー古民家として保存されている、というのを見学しました。思わぬ観光でした。

 さてmしゃんの車にしばらく乗せていただいてたわけですが、密室なのをいいことに
a「ああ〜pさんの書いてくださったロリースの続きが読みたい! 読みたいよ!」
m「しゃちょう! それ五分に一回は言ってるじゃないですか〜」
a「だって読みたいもん」
m「ああ〜はやくあにおととエロース書いてください! 書いてください!」
と、ちっともかみ合わない会話を展開していたわたしたちです。

 というわけで帰宅は夜になりました。
 明日・明後日のうちにおまけ本つくりたいな。

 今日は九月九日、アストロ超人の誕生日だ〜。



2005年09月08日(木)
ちょとだらり。

 拍手、メッセージありがとうございます。
 ひさしぶりにくるたんを愛でる会。に新入会員をお迎えしました。ふふふ、寄稿を待っているのだよ・・・・・・!

 今日はなんとなくのんびりペースでした。でもネタはちょっとかんがえました。
・明日結局ついてきてもらうことになったのでmしゃんのために「異母兄弟であにおとと〜」ネタをメモする。ちゃんとしないといけない(これは宿題なのでこのあともうすこしやります)
・ ちょい久しぶりにクロヒソ固め(通称)。もう問答無用のポルノみたいな感じ・・・・・・。

『Young You』買いました。ハチクロに出てきた森田・父の幼なじみ(で組んで仕事をしていた苦労人)さんはパトレイバーのあのひとみたいなルックスであったなあ。
 そして勝田文があのDaddy Long Legs(『あしながおじさん』)を昭和初期の日本に翻案して描いていて、もちろんアレンジは入っていたけどエッセンスは伝わってる感じで、また小説を読みたくなりました。

 孤児院で育った利発なクラピカを匿名で援助して高校〜大学にいかせてくれる「あしながおじさん」・・・・・・じつはかれは! 
 とクロクラ的に考えてみたりもしましたが、あんまりにもバカなんですぐ却下。

 本の話をもうひとつ。
 えええ〜レクター博士の若いころの話が映画化? ネタないじゃん! と思ったら、原作と映画同時企画みたいなもので11月に小説が出るそうですタイトルはBehind the Maskだそうです。いかにして殺人鬼となっていくからしいが・・・・・・『ハンニバル』で妹でできた昔の話で説明っぽいのあってそれにがっくり萎えた身としてはもうやめてくれいという感じ。レクター博士はまるで理解不能の天災のように、あるいは悪意ある神のように突然現れてほしいなあ、だいぶ前に書いたことある気がしますが『パーム』のサロニー(生来の快楽殺人者)みたいに。わが脳内クロロもそんな感じで夢想しているので余計そう思います。



2005年09月07日(水)
おわったー

 台風が猛威をふるっていますね。わたしの住んでいる地域は一時的に豪雨だったくらいなのですが、地方のプロバイダを使ってらっしゃるサイトにはサーバエラーでつながらないところもあります。訪問者のみなさま、サイトオーナーのみなさんお元気でいらっしゃいまように。

 〆切二日前、ああ終わりました。よかったー。今朝まで最後の部分をいじくっていて、それからイラストページなどにノンブル(ページ)を入れたり表紙にタイトル入れたりして、原稿は整ったと思います。今回はセットメニューを使おうと思っていて、それだと本文のインクも黒以外のが選べたりして紙との組み合わせを直接見たいなー、で若くフレッシュな感覚で見て見て! とmしゃんをひきずっていく気まんまんだったんだけど、すこし早くできたから発送でもいいのか・・・・・・。まあ、原稿としては用意しておいて明日の朝また考えることにします。

 さてふと考えてみると、ハンターで同人誌活動をはじめてこれで二年なんだけど、全部書き下ろし個人誌は初めてなのでした。同盟旗揚げ本の"Adamant"は全員が書き下ろししましたがこれ分担は8ページだったし。そう考えると、実質内容は20ページとはいえ一から物語を考えた+苦手(好きですが)のエロースだった。んだからたっぷり三週間以上かかったのもあたりまえかもしれません。

 つぎは予約者さまにさしあげるおまけ冊子です。ちょーかんさんが予告用(サイト&夏コミ)に描いてくださった美麗イラストの再録は決まってるんだけどほかにはどうしようかなあ。今回短くしたぶんで豪快に4ページほど没にしたのでそういうのとか・・・・・・。ご希望などあったらお聞かせください。

 終わった解放感にサイトめぐりをしました。ああーmしゃんの戯画の新作は飛行機でトイレを我慢しながらえっさーえっさーと妄想した鬼畜だそうです。そしてy奉行さんのところでは阿呆漫画が堂々の100突破、すごいです。
 漫画といえば今晩の『アストロ球団』はほぼ四時開始か。録画予約を忘れないようにしなければ。

 イマエゴの次の更新としては、なにか気楽な話(お笑い系とか、もしくはムードで押し切れる? 話)を書こうかなあと思います。小品なんだけど七割がたできて放置してある師クラもあったな。先日〆きった無記名投票コメントになぜか複数回登場したミルキ・・・・・・出せるかな・・・・・・ミルキとヒソカどっちを選ぶ? ってなんか究極の選択な気がします。

 そして地下室すごい久しぶりに更新です。いただきものです。どうぞ。



2005年09月06日(火)
隼人尻って。

 なんか勝手な思い込みや心配でばたばたしていた今日であります。結局だいたいにおいて早とちりだったことがわかったのですが、その話をしたらmしゃんに
[しゃちょうの隼人尻!]
と言われました。わたしがお尻スキーだからこの漢字を使ったそうです。
 しかし隼人で尻だとやっぱりきりりと白褌一本締めの海の男ってイメージなんですが。

 さて結局全部で28ページにしよう。と急に方針変更の『夜の森』です。36(つまり本文あと8ページ多い)だと、ほんとうに考えていることは入りきらないしでも半端に多くなってしまうので、この際いろいろとばっさばっさと切ってとりあえずお蔵入りエピソードにして、しょくしゅの登場する日+回想と状況説明に集中しようと思います。やっぱりいろいろ考えていたらそれなりに長い話になってしまったのでした。

 ぶじにちょーかんさんから表紙&挿絵も届いたし、明日には原稿を終わらせて整えて・・・・・・と考え中。表紙には自分でタイトルを入れるのですが、あまりにも絵が美しいので表1(つまり、はじまりの部分を上にしたときに出る部分)には字なしでいったほうがいいかなーと思っています。

 ちょーかんさんといえばくるたりあーんが移転しました。お知らせをいただいたのでさっそくリンク張り替えしてあります、サーチをブックマークしてらっしゃるかた、うちの(でも、もちろんほかの登録サイトさまでも)インデックスから新しいサイトに行けますよ〜。



2005年09月05日(月)
京都禁色殺人・トロッコ列車は瀬戸の花嫁

 というわけで京都に日帰りで行ってきました。なんとー今年二回目です。
 mしゃんが前もって京都入りしてて、ひとりでつまんないということだったのでちょちょいと行くことにしました。
 しかしながら昨夜はこのへんも大雨。そして大型で強くてのろのろな台風が依然接近中というわけで、家人は行かなくてもいいんじゃないかとか言いやがりまして、でも京都のyトさんとも会うんだもん! 町家カフェだもん! と勇んででかけました。

 JRの特別プランで、往復実質一万六千円くらいで行けてしまうのですが、ただし早朝の列車に乗らねばなりません。わたしは始発から二本目を選んだのですが駅には早めに行ってあったので、始発に関して
「ただいま浜松と(忘れた)間の在来線が不通になっております。のぞみは通常どおり発車いたしますが、相当の時間がかかることをご了承ください」
というおっそろしいアナウンスが入ったりしました。

 で、結局は途中徐行もあったので京都には十五分遅れで着きました。車内は七割くらいの入りだったのですが運良く隣はあいてて、ちょっと眠かったけどしょくしゅ(略)の見直しもできて充実していました。
 
 京都は小雨ぱらつくくらい。暑くないしむしろラッキー。
 すぐに山陰本線に乗り換え(待ち時間がけっこうあったけど)、嵯峨嵐山駅で九時二十分すぎにmしゃんと合流しました。

 そのまますぐの駅からトロッコ列車に。
 勢いで乗ってしまいましたが、うーん往復はちょっともったいなかったかな。渓流や山を眺めながらどんどん登っていくのですが、見頃は紅葉のころだろうな。

 mしゃんはあにおととーとともに生き、歩む。という人生を送っておられるので、きっと京都でもあにおとと! と思い聞いてみたところ、
「殺人事件が起きるんです」
「えっ、誰が死ぬの」
「あにです。そして研修医のレオリオが疑問を持って調べて、おととさんがじつはあにに虐待を受けていたことがわかっておととさんが疑われるんです」
「で、殺したの?」
「じつは(一応秘密)」
 という、なんでまた日本のキョートを舞台に? だいたいあに(っつーかクロロ)がクラピカを置いて死ぬなんてそんな潔いことがあるのかじつはゆうれいになって戻ってくるわなんじゃないのかとかガタガタすごい音をたてて走るトロッコ列車でぼそぼそ(ときにはあからさまに)お話していたわけです。

「じゃあ帰宅したら書いてください」
と言ったところ、
「このお話はあにによるおととさんの虐待が中心にたくさん書かれるんです。そしてそこの担当はしゃちょうです」
・・・・・・違います!!

 なーんて、まあこんな調子で一日が始まりました。
 トロッコ列車には途中駅がふたつあり、その一駅目ではカリヨンの音が旅人を迎えるんだけどなぜか往路は「瀬戸の花嫁」、復路は(これはまあいいか)「エーデルワイス」でした。ちなみにmしゃんが比叡山に登ったときには往路は「オリーブの首飾り」、復路は「オペラ座の怪人」よりだったそうです。

 トロッコ列車を降りたらもう十一時近く。雨もやっぱりそれなりに降っているし二時過ぎには嵐山を出たいので、行くところを絞ることにしました。

1)清涼寺。

 それからわたしが朝四時半起きでひもじかったのでまずはごはん! ごはん! と主張し、mしゃんが調べておいたおばんざいのお店が定休日という悲劇(ていうか、それ以前に改装工事中だったよ)に見舞われ、べつの店を探してさまよってとりあえず渡月橋を見て、結局は天龍寺のなかにある湯豆腐のお店でお昼にしました。最初に出てきたがんもがあったかくておいしかったなあ。

2)天龍寺。

 すこし買い物をして電車→タクシーに乗り、yトさんの待つ町家カフェ・ペンネンネネムへ。この名前、わたしたちのあいだではとうとう「ペ」になってしまったのですが宮沢賢治の物語から取っているそうです。町家を改造してあるので玄関で靴を脱ぎ、畳敷きの席にというつくり。イス席にしました。

 なかには各種の絵本(猫関係もたくさん)、映画グッズ(ポスターなど。『シザーハンズ』や『ナイトメア・ビフォー・クリスマス』、ジャームッシュの各作品、階段にはアルモドバルの『オール・アバウト・マイ・マザー』のポスターなど)などが飾られています。写真は店内です。



 yトさんいわくコーヒーといいなんでもおいしい。ということで、各自飲み物とケーキをいただきました。わたしはディンブラとティラミスでしたがほんとうにおいしかったです。そして雰囲気もよかったし、もちろんyトさんとのお話(おもにレオクラ関係)は楽しかったし、あっという間に時間が過ぎていきました。

 mしゃんは東京には飛行機で帰るのでちょっと早めにお別れ。乗り換え駅まで送っていって、それから京都に行きました。ここでもyトさんおすすめの和食やさんに連れてっていただき、鱧のてんぷらとかあげだし無花果(珍しい)とかおいしいものを、しかしわたしの電車の都合で申し訳ないことにはぐはぐ急いで食べ、お別れし、おみやげ買って電車乗って帰宅。したというわけです。

 aちょーかんさんは今日の午後に表紙や挿絵原稿をうちに発送してくださったそう。届くのが楽しみですv
 今日付けで予約は〆きらせていただきます。お申し込みくださったみなさま、ありがとうございましたv



2005年09月04日(日)
たいふうか・・・・・・

 拍手、コメントありがとうございます。待っていていただけると張り合いがありますね。

 明日は京都日帰り旅行です。早朝に家を出てまずはmしゃんと合流するのですが、
「待ち合わせの五分前に[やっぱりやめた]とか電話してこないでくださいよ〜」
と言われてしまいました。いんぼうです! そんなことしたことないじゃんかよー。しかもyトさんに遊んでいただくんだよ! しかし台風は気になります。雨だけで済めばいいのですが。電車に遅延があったらいやだなあ。

 と、今日は真剣にページ割りのことなど考えていました。
 なんとかなるかもしれない。いや、なんとかします。
 総扉と奥付以外に本文を30ページ用意しなければならないのですが、このうちちょーかんさんの美麗絵が2ページ(→28)。そして昨日ほぼ完成したのが16ページ(→12)。今日けっこう気合いれてイントロ書いてみたらやっぱり4ページ必要で(→8)、しかも今回エロ本なのにオリジナル設定入れちゃったからここに関わるふたりそれぞれのモノローグ的なものが必要で計4ページ(→4)、エロース部分の「あと」が1ないし2ページ(→2ないし3)。ここまで書き出したものはパイロット版はできたかなということで、明日も小さい字で印字して新幹線に持ち込む予定です。エロティックなところはこれ以上入らないから予約おまけ本にちょっと書こうかなと思い始めました。エロース部分はpさんに目を通していただいてまずまず合格をいただいたのでもうこれでいこうと。同じようにクロロのすんごい詩人っぷりにものけぞっていただけたようです。ほほほ。

 と、こういう忙しいときに弟がきました。ついでに買い物してきてくれたのは嬉しいけど〜と思っていたら、先日の台風のときに義妹が拾った子猫ちゃんを見せたいのが本音なようでした! 白茶の男の子で、とってもおとなしいけど遊び好きでかわいいです。貰い手が見つかりそうだと言っていたけど、皮膚病があるからどうかなあ・・・・・・とか。うーん、自分たちで飼うことになるんじゃないかな。

 ふだんは見てないんだけど、壇の浦の戦いだから『義経』をなんとなくつけました。八艘飛びってこれだったよね? と思って。タッキー義経は砂金にきらめきながらぴょんひょーんと飛んでいました。阿部ちゃんが平知盛を演じていて、もはやこれまでと海に身を投げるさいに
「見るべきほどのことは見つ」
・・・・・・ああーこのことば知盛だったのか! ちょっと嬉しくなりました(語尾は口語的に変わってたけど)。

 さて、明日は五時台に家を出ねばならないので今日は早く就寝することとしましょう。 



2005年09月03日(土)
終わったー(一本)

『夜の森』の中心になる話、通称しょくしゅえろーすが終わりました。一日くらい置いといて細部を直すかと思いますが、自分では終わった気持ち。だいたい十五ページです(ずっとしてるわけじゃないですが)。その前と後の話があって、これはちょこちょこメモしてあるのでとりあえず第一稿にはしてから寝たいな。

 昨日いっぱいで無記名投票が終わりました。ご協力くださったみなさま、ありがとうございました。やっぱりコメントが楽しくて、たまには意外で、こうしてご意見を聞かせていただけるのは嬉しいなと思いました。ミルキ、なんかに出すかと思います。次のテーマは決めていませんが、また始まったらよろしくお願いいたします。

 作業をしながら土曜日恒例のカウントダウン番組を流していました。サンボマスター「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」(その次が「Bang! Bang! バカンス」だったのはけっこういいつながり、元気だせって感じ)やっぱり好きだな。なんかこう、大上段構えたのじゃなくて含羞のあるのが好きです。

 また台風が来ていますね。東北のほうでは地震もちいさいのが続いているそうですが、みなさまお元気で週末をお過ごしください。



2005年09月02日(金)
久しぶりです(+『夜の森』予約について)

 まずはお知らせです。
 Welcomeにて『夜の森』予約についてちょっとお知らせ。フォームをくださったかたには全部確認メールをお出ししています。お手許に届かないというかたはお手数ですがもう一度フォームを送っていただくか(二重に届いても二冊ね! とかいいませんのでご安心を)、Welcomeのプロバイダメールにてご一報ください。というわけで私信になりますが、uさん届いていません・・・・・・なぜ? 

 試写会に行ってきました。よみうりホール(有楽町)で『シンデレラマン』。実在のボクサーをモデルにしたもので、主演のボクサーがラッセル・クロウ、妻がレネー・ゼルウィガーでした。今回もアイルランド系で、『ミリオンダラー・ベイビー』といいなんか縁があるなと。用具も仲間もとりあえずは必要ないボクシングで成り上がるのはやはりひとつのアメリカン・ドリームなのかなと思いつつ、見ました。実話だというからそれほどおっそろしい展開にはならないだろうなあと思ってはいても見ているときにはハラハラ。けっこう試合シーン多いし。でこれからの映画ですからネタバレは避けますが、とりあえず後味は悪くなかった。

 しばらくぶりに大きな本屋に行きました。ので、やっとflowersを買えました。うちはけっこう都会のほうだと思うんだけどないんだよねえflowers売ってるところが。定期購読にしたら迷惑かしら。
 ほかには『魔界探偵脳噛ネウロ』二巻、『エマ』六巻、『楽園まであともうちょっと』三巻完結(おおー最後ラブラブになりましたよ!)、そして『新版 フランス詩の散歩道』を。そして帰りに寄った別の本屋でエスクァイアのニューヨーク特集、川上弘美『龍宮』。

 原稿はのろのろと進んでいます。
 挿入して、ああっ気持ちいい・・・・・・というところまでは書いたんだけどここで終わったら駄目かね? とちょーかんさんに聞いたら、とても叱られたのでなんとか続けようと思います。

 今日ふと、わたしがなんでエロ書くのに時間かかってたいへんなのかというと基本的に時間の省略がないからか! と思いました。こうして始まってそれからこうなってそしてそして・・・・・・みたいに考えてしまうからなんではないだろうか。だって森の描写とかクロロが昔行った遺跡について思い出してるところとか、一発書きでもそれなりにまあまあの書けるのにエロ部分だけはその何倍も時間かかるんだもん。それは速度1(つまり(脳内では)かかってるだけの時間を描写してる)だからなのか! と、まあこれはひとりごとです。それに気づいたからうまくなるとか早く書けるようになるとかじゃないもんね。



2005年09月01日(木)
あとちょっと

 昨晩、ちょーかんさんから表紙(あとは文字入れだけ、これはわたしがきっちり決めないと)と美麗挿絵パート1が届きました! 
 あああ・・・・・・陛下お美しい・・・・・・なんて愛しい・・・・・・これはもっともっとかわいがらねば(とクロロ憑依)。今日も気分は壁紙、パソコンを立ち上げるとすぐに開いていつでも見れるようにしておりますのです。

 というわけでがんばらねば。
 でも事務系もせにゃならん。と、印刷所に予約を入れました。締め切り日について質問あったのでまず電話して、それからメールを。連絡はきっちりくれるところなのでじきに予約確認が届きました。あと一週間強か。

 肝心の原稿はちょっと進んだ、という感じ。流れはちゃんとできてるんだけど、エピソードの並べ方などには大きな変更はもうないと思うんだけど、なんと言ったらいいんでしょうかときどき下書きだけのままの箇所があるのです。そこをきちんと密度を適切に引き上げていくのがわたしにとってはわりと根気のいる段階です。今晩はあと一回がんばってみて、「下書き」レベルの場所を根絶してから寝たいと思っています。

 昨晩は楽しくて遅くまでお話してしまいました。ちょっとリフレッシュ。
 さっき、録画しておいた『アストロ球団』を見ました。球三郎さまは「きゅうさぶろう」なのに(ちなみに苗字は伊集院ですよ!)このひとたちみんな「きゅうざぶろう」と発音してるわ! わーんなんで? 先週非常に不満を覚えたチャパツ君ですが、今回のラストでおだやかな微笑みを浮かべたときには「あ、わりといけるかも」と思いました。続けて見ます。

 もう九月ですね。
 やはり防災の日、いろいろテレビでも特集をやっているのでそれなりに見ています。職場にいるときに被災した場合の徒歩帰宅マップ、買おうかなあ。予備の運動靴とかロッカーに入れておかないと・・・・・・とは思うんだけどなかなか。とりあえず、年末に買った(駄目じゃん)転倒防止装置の設置をいいかげんやらないといけませんなあ。