2005年03月31日(木) ■

まずはレオクラ

クラピカ誕生日ものを書いています。前回のレオリオ誕生日でこぼれちゃったエピソードを広げているんですが、今はたと気づきました。おおーこれってクラピカというよりレオリオ物語なんじゃないかね？　まあ、たまにはいいか。半分くらいできたので土曜日にできればアップしたいです。よい週末を、という話だから。 　NHKの世界遺産番組がはじまりました。第一回はナスカ（ペルー）の地上絵。先行するものにTBSの『世界遺産』があって、いまさらNHKが後発で類似番組をスタートするにあたって抗議があったと読みました。見るほうはバラエティがあるのは嬉しいけれど。 　さて今日見てみて、だいぶ切り口がちがうかなと思いました。TBSのもののほうが時間も短いこともありタイトで、雰囲気も静謐。そういえばTBSのほうは週末はたしかパナマだった、見よう。 　テレビといえば昨日はなんとか勝ちましたね日本代表。自力で一点くらいは入れてほしかったな。 　今日で三月が終わり。ジオシティーズの移行期間も今日で終わり。だいぶまえから更新停止状態になっていたリンク３のＨハンターさんともとうとうお別れだなあと名残を惜しんできました。かと思えば突然（にわたしには思えます）閉鎖なさるサイトもあったり。 　そしてｈヂさんのサイトのハンター部分が今日で閉鎖です。数々の萌えと笑い（おもにえ日記）をありがとう！　でも凍結という形で残してくださるので寂しさも中くらいかな春の宵（ほとんど盗作）です。 　明日は夕食会です。歓迎会とか歓送会じゃなくて同業の先輩後輩との交流会みたいなの。都心へ行きます。ついでに午後時間を作って美術館か映画に行きたいな。 　来年度はだいぶ仕事が忙しくなりそうです。まったり続けますのでどうぞよろしくおつきあいください。

2005年03月30日(水) ■

運命をうけいれろ

時間のやりくりをして『スパイダーマン２』DVDを見ました。面白かった。１でもそうだったんだけど、「大きな力には大きな義務が」という宿命と、でもその力を最大限に行使しようとすれば自分自身の個人生活が犠牲になる（恋人には心を伝えられずバイトは遅刻するからとクビになって生活は苦しく、期待されていた学業もままならない）という問題の折り合いをどうつけるのか板挟みになる姿は、一般的な［ヒーローもの］とは違うけどじゅうぶん共感できるものでした。ゴッサムシティの名士であるブルース・ウェイン（バットマン）のリッチな生活も、見るのは楽しいけどね。 　そして一度はスパイダーマンを捨てる主人公ピーター、けれどももちろん、戻っていく。かれを迎えるひとびと。列車内でのシーンでは目頭を熱くしました。しかし幼なじみの恋人の･･････最後の行動はいいとしても態度はちょっとなー。それが瑕瑾に思えました。３の製作はとっくに決まっていて、悪役を演じる俳優も決定したという話。今度はちゃんと劇場で見よう。また。 　五月の本の話。まずはこれまでの話の見直しをしました。大きく変えてはいないけど表記のしかたを変えたところも。書き下ろしの部分その１のメモがけっこう進んで、かなり形もできてきたけど、やっぱり妙にシリアスです。でもクロロ視点で暑苦しいまでの愛情は伝わるかなあとか思っています。こっちだけにしようかなあと思ったり、以前からイメージはできていた話とちょうどペアみたいになるから書いて載せたいなと思ったり。がんばりどころです。 　サッカー日本代表の試合を見ています。うーんあんまりうまくいってないなあ。ハーフタイムにあのアディダス１のＣＦが流れました！　この試合が終わったらすこしお誕生日ものをメモしようと思います。

2005年03月29日(火) ■

春眠

桜の開花はまだのようですが、仕事場への道はさまざまな花が妍を競っていました。さすがに終わりの椿、紫と白のモクレン（でもハクモクレンとコブシの区別はわたしには怪しい）、そしてまるで雪が枝に降り積もったような雪柳。花屋さんではもっぱらチューリップを買います。 　今日は会議がふたつ、その後場所を移して歓送会。 　会議はそんなにたいへんなものじゃなかったのでクロクラ本の書き下ろしに向けてこっそりメモしたりも。もちろん、ほんのちょっとですよ。 　書き下ろしはヨーロッパの話が一本とクロロの子供時代についての話を考えてていて、でもなんだか両方ともわりとシリアスで「楽しい」ってのとは違うんじゃないかなーとか。暗くはなくてラブいですがやっぱりどっちかにするべきかな。 　早速お申し込みくださったかた、そして昨日のソファでの読書にコメントをくださったかたやほかに拍手を押してくださったみなさん、ありがとうございます。 　歓送会は以前にも使ったことのあるレストランで。お料理おいしかったです。二次会にはいかずに帰宅しました。いやー、眠くて。 　明日は原稿の見直しとページの台割を考えたいです。早めにお知らせしたいし、９Ｓさんにも。 　そしてｍしゃん、きみの持ち味が出てさえいればぐちゃぐちゃでもいいのだよー。ｈヂさんもよろしくなのだよー。 　本屋では森薫『エマ』５巻（ウィリアムさまのお父様の青年時代が美しいわー）、flowersと『コーラス』の最新号を買いました。

2005年03月28日(月) ■

お待ちしております。

イマエゴ更新しました。といっても小説じゃなくて（すみません、週末にがんばります）にうよーくのばかっぷるさん話の予約開始ページとか、３日→４日の陛下ご生誕カウントダウンチャットのお知らせとか、某所で行われているクラピカ誕生祭にリンク貼ったりというものです。 　で結局『モンスター』を読んでしまいました。長かったけどわりとおもしろかったな。 　あとはもちろんジャンプ。キルアがんばってます。ブリーチで雨竜たんが久しぶりにアップになってました。ネウロやっぱアホくて好きです。 　９Ｓさんのクリスマスもの、タイトルがないのにはみなさんお気づきでしたか？　せっかくの長編だしタイトルページもお願いします。など、７さんとしばらくお話しました。このお話に限らず、本全体のタイトルも早く決めないとなあ。 　もちろんクロロ的には 「恋物語」。これしかないよ。 　とか言いそうだけど（しかも　The Love Story とか言いそう。a じゃなくて)、クラピカとしては 「[夢物語]くらいにしておけ。」 　という感じです。 　ちょっと考えていたのですが、ふたりとも読書が大好きでそれぞれが本を読みながら時間を過ごすというのもあると思うけど、そんなときどんなふうかな。腰をおろし背中あわせでお互いにちょっともたれかかりながら読んでるのもいいなーとか。ひざ枕的にするとしたらどっちがどっちをというのがいいのかな？　とか。 　三人がけくらいのソファにクラピカが座って読書。ふつうに座るんじゃなくて、ソファの肘掛け部分に背中をあずけて両足を座面に乗せてまっすぐ伸ばして。そしてクロロンがその足元というか腰のあたり、直接床に座ってたまに頭をかくっと上向けてクラピカの腿にあずけるみたいなのもありかと思いました。　 　さて、明日は仕事のあとに歓送会。なんか気乗りしないけど行かなきゃなー。

2005年03月27日(日) ■

二度目のHARUコミ

昨晩もなんだか夜更かししてしまって、たるいなーとか思いながら支度。暖かくなるという予報だったので春物のコートをおろしたりしたけど一歩外に出てちょっと不安になりました。というわけで国際展示場へ。 　荷物は無事に届いていました。準備は簡単だし今日はひとりだからと開場前にちょっとごあいさつ。ハガレンスペースのｋんさんとＤグレスペースのｙみさん、おふたりともにご本をいただいてしまいましたじゃ。愛あふれる一冊でした。どちらも。 　今日はちゃんとした新刊がなくて、一月に大阪でだした『いやさか』が一応東京初売りです。ちょっとおひさしぶりのおなじみさんが来てくださったり年末のアンケートに答えてくださったかたが顔を見せてくださったり、おいしいものをいただいたり（持ち帰ってきました大切に食べます）。少数ですがはじめて買ってくださったかたもおいでになり心強く思いました。おひとりは、イベントに来ること自体がはじめてなんですよというお話。原作でヨークシン編を読んでこれは！　と思いサークルを探して･･････ということでした。お隣になったヒソクラのｋみさんとゆっくりお話したり、ｈヂさんが来てくださったり。のんびりペースでしたがいい感じで過ごせました。 　５月の本の表紙はどんなのがいいかなあと考えていて、他ジャンルのおともだちをたずねたときにはヒントになるようなのはないかとちらほら見ながら歩きました。こういうのもジャンルによる特色があるのかな、ハガレンとＤグレとワンピースだとワンピースの小説サークルさんが表紙に工夫のあるものが多かったような印象です。やっぱり写真ベースにしようと思うのですがはやくどれにするか決めないと。加工はｍしゃんがうちに来てクロゾのゆるゆる接待を受けながらやってくださることになりました。よろしくよろしくなのだよー。 　所用でイベントは欠席だったｍしゃんが人形愛のために夕方の東京に出てくるーということで新宿で待ち合わせしました。人形界の師匠ｕ田さんとそのおともだちのかた、そしてわたしと同じく異文化体験ねっと参加のChさんという顔ぶれ。 　新宿アルタ８階のお店に行ったのですが思ったより小規模でした。そしてもっともっとすんごい別世界なのかと思ってたけど、もちろんたくさん人形は展示されていましたがちゃんと［お店］でした（同じ形の洋服がどーんと積まれてたりという意味で）。いや、もちろん当然なんだけどね。服を着せることを考えたら女の子のほうが楽しそうだけど、顔などは男の子のほうがすきかなー。 　ｍしゃんのお人形さんに黒髪のかつらと頭用の包帯を用意してやらねばと思いましたが、包帯はともかくとしてかつらもなんかこれというのがなかったのが残念。 　そしてひもじいよーひもじいよーと訴えて、お買い物後にはアルタのスパゲティ屋さんで早めの夕飯（というか遅いお昼と言ってもいいかも）。思い出のすごいオンリーイベントの話とか（企業主催のハンターオンリー、参加サークル８で一般参加者２名というのがあったそうです、もちろん昔のことですよ）、わたしはあいかわらずのクロクラ書いて描いて電波をゆんゆんさせながら聞いたりしていました。 　最後は近くの駅の書店に。 　わあーおひさしぶりのジョナサン・ケラーマン『モンスター』、伊集院静＆西原理恵子『それがどうした』（ちょっと失敗したかな、ギャンブルまみれの話であった）、ペドロ・アルモドバルの新作映画の小説版『バッド・エデュケーション』（これは映画を見てから読もう）を買いました。 　５月の本の詳細は明日アップします。あとチャットのお知らせ。陛下お誕生日の話、レオクラは先日のの続きみたいなの。クロクラは俳優さんカップルでの予定です。こっちもメモくらいはしたい。

2005年03月26日(土) ■

旧マシンはなんか不調です。

あれ？　拍手がおちているみたい･･････残念です。拍手＆コメントくださったかたがおいでだったらすみません。 　以前通販で買っておいた［データ原稿作成と入稿の手引き］をちょっとまじめに読みました。導入検討していたInDesignについてもわりと書かれていたし。 　で、読んでいるうちにはたと気づいた。 　とりあえずアクロバットのトライアルをインストールしてみればいいんじゃん？　と。 　やってみました。そしてまだまだ入り口にたったところですが、ＯＡＳＹＳで作った文書をそのままPDFに書き出しもできました。おおーこれで基本的にはデータとして入稿できるのかな？　がんばろ。 　さてこれを出すと決めたからには･･････と、今まで書いた話をまずは同人誌用フォーマットに流し込んでみました。あらー、お話とお話のあいだには二行くらいしかあけずに貼り込んでいっただけなのに約三十ページあるよ。９Ｓさんの原稿が二十七ですから、当初考えていたセットものでの印刷は無理みたい。全部で六十八ページまでしか設定がないのです。 　でも早めに入稿して安くあげて、その分紙を選んだりインクかえたりできたらいいなあ。まだまだ×∞なんですけど本を作るのは楽しいなーと思います。 　昨日の日記では［にせにうよーくのふたりだとキスくらいしかしてない］と書いてましたが、ひととおり目を通してみたらわりとスキンシップしてました。念入りな描写やベッドシーンがないだけでした。そして最初のころとはけっこうイメージもちがうなあ。 　書き下ろしを入れて、でも再録中心だからお得価格で･･････と考えました。いそいで作ったペーパーには書いておきましたが、サイトにはまだアップしてません。週明けにはしたいな。そうしたら陛下お誕生日カウントダウンチャットについても書きます。今年は当日が月曜日なので日曜日の九時半開始などと考えています。そして今度こそ俳優さんカップルで薔薇の話（とか書くと耽美っぽい）書かないと。 　明日はHARUコミックシティです。お天気はよさそう。ｈヂさんが来てくれるということではりきってマドリド＆ぱりーの写真をピックアップしてロムに焼いているのですが、一度は失敗してディスクもぱあになったよ。わああ、なんでだ。 　あとはてきとうに思いついたことを。 　・昨日さんざん悩まされたと思ったらやっぱり万博の予約受付がシステムダウンしたとのこと。それでもトヨタはちゃんと埋まってしまってたよ？ 　・午後、髪をそろえてすこし染めてきました。 　・［フォントの埋め込み］と［用紙の大きさ指定］を次は覚えよう。 　・書き下ろしはわりとシリアス予定。うまくいくかな。おっそろしことにごくはじめでプロポーズネタをだしてしまったので、大団円となったら結婚式とかがうかぶのですが。さすがにそれはないと思う。

2005年03月25日(金) ■

苦節百回の敗北(おおげさ)

来月の今日、愛地球博に行く予定です。混雑が予想されるパビリオンは当日の一カ月前の九時からひとりにつき二館までネット予約ができるということで朝はパソコンにはりついていました。 　･･････だめじゃん。 　一緒に行くｐさんと相談して三菱とトヨタをとってみようと思ったのですがとにかくだめ。入れない。入れてもログインボタン（入場券のナンバーの事前登録したパスワードが必要）を押してじっと待ってやっと出てきた画像が［長時間作業が行われなかったからログアウトしました］というメッセージだったりしました。 　ひょっとして機械の問題かと思い ・デスクトップでもノートでもやってみた。携帯サイトもやった。 ・新しく入れたルータ経由およびルータなしも。 ・使用ブラウザも変えた。 ・決死の覚悟で（おおげさ）ファイアウォールはずしてもやってみた。 　しかし結局トヨタの事前予約はむなしく埋まっていき、八時過ぎには終わってしまいました。うーん。 　その後なんとか三菱はとれたけどあとひとつはどこにしようかなというところです。 　まあ、朝はすこしでかけるのを遅くできたけど出なくちゃならなかったからね昼間は携帯でときどきトライした程度だしね。 　外出ついでに漫画をいろいろ買いました。　 　発売が一カ月延期になってたなるしまゆりの新シリーズ『鉄壱智』１巻（ご本人も書いていたけど一冊使ってもまだ全容がわからない状態。時代としては擬古代の日本ノリ、でも女キャラの服装とかはかなりアナクロニズムであります。眼鏡キャラとか）、ものすごくまっすぐすぎて恋愛に縁がない主人公がとうとう［両想い］になった！　でも漫画みたいにはいかないよねーというエピソードが楽しいし新鮮だった河原和音『高校デビュー』３巻、絵はもうちょいだけどお話が好きな長谷部百合の短編集『触れる指はピアノ』、なんとーアニメ化！？　これでもっと知られるといいねアニマックスだけどの桑田乃梨子『だめっこどうぶつ』１巻を買いました。それからKissも。 　帰宅したらスパコミの参加証が届いていました。早いねー。 　けっこう遅くなってから通販で買った服とベッドリネンも。今日は銀座に行く用事があったけどいつものニットショップによらずに我慢してよかった。とりあえずこの春のトップスは今日届いたのをプラスして乗り切りたいです。 　さてにせにうよーくもののページ読みとかしないといけません。あのシリーズではキスもろくろく書いてないと思うのですが書き下ろしにえっちとかあるといいんでしょうか、わからんなあ。よかったら拍手ででもこっそり教えてくださいませ。

2005年03月24日(木) ■

5月の新刊

なんとなく歯切れの悪いコメントを何回か書いてきましたが，SCCの新刊は９Ｓさんをゲストにお迎えしてのにせにうよーくのばかっぷるさん話に決めました。もちろん書き下ろしありで楽しい本にしたいと思います。予約特典なども考えてHARUのペーパーでお知らせしますのでイベントにおいでのかたはどうぞお立ち寄りください。今回は新刊はないですが小ネタペーパーを作りたいなと思います。オフラインページでのお知らせもできたら土曜日の夜，遅くとも日曜日には出したいな。 　そしてそのつぎは原作設定が基本のクロクラ企画本（新作）を，夏コミに当選したらだしたいです。昨年のFate&Chanceほどの規模ではないですが愛と妄想たっぷりで。ゲストさまもある程度依頼済です。落選したら九月かなー。 　夜はひさしぶりにｈヂさんとメッセでお話できて楽しかった〜。二十七日にはスペースにも遊びに来てくださるそうです，うれしい。 　そしてこの日記は新しいパソコンで書いています。好きな感じの読点が出ないのはなぜかなあ。そう，結局買ってしまったのだよ･･････新しい親指シフトノートパソコン。昨日届いたのをえいこらと設定して，買っておいた無線LANシステム（というのかよくわからない）にも接続して，現在リビングのテーブルで書いています。やっぱりこれを逃すといつ出るかわからないし。二月に緊急退避的に買ったふつうのノートパソコンは友人が引き取ってくれることになったので追加の出費もかなり安く済むからと思いました。 　しばらくこっちにはあんまりデータは移さない予定です。というのも昨晩７さんとお話していて「フォトショップで作った書類をPDF保存できるのでは」と教えていただいたから。フォトショップはものすごく重いのでこっちのパソコンで使ってみようと思います。

2005年03月23日(水) ■

白と黒（24日追記）

雨の京都に行ってきました。行けばやっぱりいろいろと欲がでるもの、しかもｙトさん（リンク１のすてきなクラピカ女の子小説サイトオーナーさま）が時間を作ってくださったのにものすごくあわただしく帰京してしまいました。安い企画券だから変更がきかなくて、残念でした。 　今回は東京六時始発、あるいは次ののぞみに乗ることが条件でした。帰路は自分で選べたのですが、翌日のこともあるし早めに帰ろうと五時半前に京都をでるのを選択。そんなわけで起床は四時台でした。 　くはー、でも昨晩ネットで見つけたラブラブエロエロ小説をよみふけってしまったおかげでけっこう寝不足だったのでした。男性向きだったけど［ようやく愛が実って結ばれるふたりの濃厚な夜］という感じで、ようござりました。 　今日は脳内もそんなモードになってしまい、ちょっと長く電車とかバスに乗ってると寝てるかそういう妄想でした。誰か書いてくれないかなあクロクラで。 　書きかけ師クラについてもときどき考えて、持参の煩悩ノートにちょこちょこメモを書き足し。日頃は自然とまるでかけ離れたちょっと引きこもり的生活をしているので、今日みたいな日に大きな池とか小山（もちろん、ひとの手が入っているものではありますが）に行くと師匠のお山についてなにかヒントないかなーとか貪欲にアンテナを張ったりします。銀閣寺ではさまざまな苔のみどりの濃淡も印象的だったけど、さすがに苔はないだろうなあ。いや、近くの洞穴に生えた苔で煎じ薬とか作ってるかもしれませんけど。 　で。あとは自分用備忘録だから箇条書きに近いほうがいいかな。明日続きを書こうと思います。さすがに眠い〜。 ・・・・（続き） ・京都には八時四十分ごろ到着。バスで［博物館−三十三間堂］まで。四つ目。市内の主な場所は一律二百二十円、後ろから乗って前で支払って降りるタイプ。 ・今日のメインである京都国立博物館は九時半開館なので、そのすぐ前にある三十三間堂（九時から）に。この名称は通称でほんとうは蓮華王院。後鳥羽上皇が平清盛に命じて作らせたとか。たぶん高校の修学旅行で来たきりでした。本尊を中心に左右に十段全部で千一体の千手観音像が並ぶさまはまさに威容。ゆっくり見ると一体一体お顔や衣類など細部が違っています。そしてそのまえには右端の雷神左端の風神にはさまれて二十八部衆像。 ・九時半すぎに出てくると降り始めてました。 　京都国立博物館へ。今回の若沖は通常の展示室を使ってるので入場料もふつう。四百二十円。入場口から展示館まではおおきな庭を通って。 　二階の特集展示に直行。十一室と十二室。後者はなんというか鶏特集と思った（実際はちょっとだけ鶏と関係ないものも）。前者に展示されていた拓版画 『玄圃遥華』の二枚に目が。墨の深み甘さそしてあかるさ（ちょっと逆説的だけど）。本があったらほしい！　と思ったけれど以前出たものは売り切れだそうで特設売店にあった十八枚分の絵はがきだけ買う。 　くわしいページを発見。 http://yoshihiko.com/style/0306/ わああ二千年の展覧会にもある程度は出ていたのね。まったく忘れておった。 　ほかには鶏頭のとろりとした赤と差し色の黄がすごい（もちろん形状もすごい）「鶏頭蟷螂図」や後ろから鶴を見てる絵で鶴の頭部が省略の結果くちばしだけで表現されている「梅鶴図」が好き。 　絵についているキャプションもかなり自由な感じで楽しい。東京の国立博物館もこんな感じあるのかな？　二千年の若沖展も英語タイトル"Jakuchu!"（実際は最後のｕには伸ばし棒が引かれていた）が踊ってたし今年の春にやる同時代の画家・曽我蕭白の展覧会も"Shohaku Show"だし。 　なんたかひもじいなーとか思いつつほかの展示も見て（漆器のと仏像がよかった）博物館付属のカフェで［祇園パフェ］−白玉と抹茶アイスがあるかなかな？　を。 ・急行バス100に乗って銀閣寺へ。乗ったときには混んでたけど清水寺でかなりすいた。 　銀閣寺（はやっぱり通称。慈照寺）の春の特別拝観がはじまっていたので行くことにした。本堂の三室・国宝東求堂だけだと千円，プラス1993年改築の弄清亭で二千円。高いなーと思ったけどせっかくだからフルコースで説明してもらう。 　桜はもちろんまだ。満開だったのは馬酔木の花。その後もまとめて見たしこの花やっとおぼえた。あとは散りかけの椿に風情あり。各種の苔も。 ・今回の日帰りチケットには三千円分のクーポンがついていた。指定の料理店（京都のいろんな場所に二十ばかり）あるいは京都駅などのお土産店で金券として使えるもの。ひとりだし時間も惜しいのでクーポンはお土産に使うことにして昼は先日買った京都散歩の本に載っていた紅茶の店アッサムへ。はじめて聞いた！　のアボカド・カテージチーズ・ジャムのサンドイッチを試してみる。おいしい。お茶はディンブラ。店自体も居心地がよくて満足。 ・最後の目的地である相国寺の承天閣美術館はちいさいということなのでバスに乗るまえに目についた橋本間雪記念館に入る。八百円。画家の絵展示は最後のちいさな建物でほんのささやかだったけどそこに至るまでの日本庭園や大画室・存古楼がすばらしかった。しかもしばらくは庭をひとりじめ状態だったので余計に風情が。 ・承天閣美術館へ。相国寺派に属する鹿苑寺（金閣寺）大書院の障壁画から「月夜芭蕉図」と「葡萄小禽図」がもともとのレイアウトを保存したまま展示されているのが目当て。もちろんこれもよかったけど現在の特集展示になっていた陶器で，宋の黒い陶器を（自分的に）発見。これはいいなー。 ・ｙトさんがお仕事を早めに引けて会いにきてくださりケーキのおいしいカフェに。新幹線の時間があるのであっという間。レオクラの話はもちろんレオクラサイトを紹介しあったり。ぜひ次回は前もって相談して日取りを決めゆっくりお会いしたいもの。いただいたお菓子はやっぱりおいしかったー。 ・京都駅まで送っていただき（ああーずうずうしくてすみません）新幹線に。駅でクーポンを使って焼き鯖寿司とか菓子などのお土産を買う。それから日渡早紀『Global Garden』八巻完結と津原泰水『少年トレチア』（萩尾さんの表紙でびっくり）を。 　というわけで「白と黒」は『玄圃遥華』，宋の陶器，ついでに「白黒ショーってなんだっけ」と帰宅して調べたことでありました。

2005年03月22日(火) ■

さすがに無理でした

昨晩は「盗作みたいになったらいかんし」とか言いつつｎやまさんのお題をまたたくさん再読してしまい、原稿の続きはせずに寝てしまいました。うわー。そして今日は今日でやることがけっこうあって、なのに雰囲気作りにと思って川とか山の植生についてささやかながら調べだしたら時間をとられてしまいました。わーん。 　鹿が発情期でさー、とかちらりと脳裏をかすめて調べてみたら発情期は秋でした。そこまで読んでから 「山奥に 紅葉ふみわけ 鳴く鹿の 声聞くときぞ 秋は悲しき」（猿丸太夫） を思い出し、はっきり秋！　秋！　って言ってるのになー、とこちらが哀しくなりました。 　さて、明日ちらりと京都に行ってきます。 　ほんのちょっとだけですが京都情報を寄せてくださったｙさんとお会いできることになって、すごく楽しみです。 　安いチケットなので時間が早く、六時には近くの駅で電車に乗らねばなりませぬ。というわけで早寝することにします。悪あがきで煩悩ノートは持っていきまする。

2005年03月21日(月) ■

真似になってないかチェックしてこよ＞お題

地震被害にあわれたかたがた、一日も早くふつうの生活にもどれる日が来ることをお祈りしています。これから雨になるそうですがどうぞお気をつけて。 　昨晩は結局京都行きのことをぐるぐる考えてしまいました。 　相国寺、すっかり忘れていました！　何年か前の上野の国立博物館［皇室の名宝］展で『動植綵絵』の何枚かが展示されていたのが若沖との出会いだと思うのですが、その『動植綵絵』が最初におさめられたのがこのお寺さんだったのに。その後明治の廃仏毀釈のあらしのなか、一万円で皇室に買い上げてもらったという話です。現在もいくつか作品が見れるから、京都国立博物館のあとそちらにも行くことにしました。ｙさんが拍手で教えてくださいました、ありがとうございますｖ 　それからは天気次第なところがありますが、できたら東山に行こうかと思いはじめています。銀閣寺の特別拝観がはじまってます。ああ、やっぱり行くとなるといろいろ欲張りになるな。夕方の新幹線じゃなくて夜にすればよかった。 　そういうわけで調べ物とか、本を読みすすめたりが中心の一日。 　ですが突然師クラを書きはじめました。いや･･････その、クリスマスアンケートのお礼の最後の一本なわけで･･････。ごく短く、また思わせぶりに終わっちゃう気もしますがなるべく明日アップ。師クラの盟主・ｎやまさんも復帰なさったことだし！　 　やっぱり寄る年波なのに四本も書こうとかいうのがいけまへんな。イマエゴの通常のところには（ネタとしては地下室っぽいけどそのへんの描写はないと思うので）そのうちこっそりアップ予定です。 　週末のHARUコミックシティ用の荷物を作りました。明日取りに来てもらわないと。ペーパーになんか小ネタ書きたいなあ。できるかな。　 　クロゾのりりしい顔が珍しく？　うまく撮れたので載せてみます。

2005年03月20日(日) ■

またも宝のもちぐされ？

拍手ありがとうございます。 　そして昨日は拍手がしばらくつながらなかったおかげで、嬉しいメールをいただいてしまいましたｖ　にせにうよーく本をちょこっと作るかなーとか思いながら駅まで歩いていくのは楽しかったです、表情にはでなかったと思いたいですが。 『永遠のハバナ』（原題はSuite Habana（ハバナ組曲））を見てきました。渋谷のミニシアター、ユーロスペースでの封切りですが通常は夜一回だけの上映。でも三月中の土日および祭日だけは朝の回があるのでした。先日NHKのBS1で紹介されたこともあってか、十五分前についてみるとかなりの行列。ちいさいところだったので前のほうのはじっこ席しか取れませんでした。ほぼ満席。 　ハバナに暮らす「ふつうの」ひとびとの日常を淡々と描いた、ドキュメンタリー風映画です。灯台のあかりが薄らいで夜が明けるところから、みんなが寝入る夜半までの一日のできごとを、さまざまな映像と音（音楽は夜のパートでは全面に出るけど、朝や昼ではむしろ街の音、料理の音、ものを食べる音、無線機やテレビの音など生活音）で織りあげていったもの。出演者はみんな「自分」を演じています。出国していく男性以外についてはほんとうになんの変哲もない一日です。せりふはほとんどありません。「なし」と言い切ってもいいかもしれないくらい。 　体調がいまいちだったので集中できなかったらどうしよう、逆に寝てしまったらなどと思っていたら杞憂でした。好きな作品です。 　ｙちゃんから屋久島みやげ、わたしから「サテュロス・ダンディズム」（というチョコレート）というプレゼント交換をするために品川で会いました。来週の京都行きの切符を受け取るために品川に行かなきゃいけないわたしに合わせてくれたもの。 　まずは書店でゆっくりいろいろ見て京都のガイドブック（いちばんちいさいサイズのを一冊これは持ち歩き用、それから『秘密の京都〜京都人だけの散歩術』（入江敦彦）を買いました。京都には高校の修学旅行が最初で、合計十回近く行ってると思うんだけどまだまだちっとも土地勘もありません。街歩きというよりは友達に会いに行ったりしたからかな。 　なにしろ朝八時半すぎには着いてしまい、博物館をたっぷり見たって（だいたい九時半開館だし）午前中いっぱいもかからないでしょうから、あと一か所くらいは足をのばしてみたい。嵐山とかどうなのかなー。 　そしてしゃぶしゃぶ食べ放題が半額だったのでふたりでたらふく食べました。 　こちらのビルでは毎週日曜日にフリマを開催。最後にちらっとのぞいてみました。なんか、わたしはフリマって行くのはじめてのような気が。 　特別にほしいと思ったものはなかったのですが、あるブースにけむりのように淡い毛並みの三毛猫ちゃんが！！　しかも飼い主さん持参のトイレにおしっこをしているところを目撃してしまいました〜。それが最大の思い出。 　 　ｙちゃんと別れ、うちの近くまで来て家電量販店に。 　やっぱり一階でもネットできると便利かもねと思って家庭内無線LAN装置を買い、それからアドビのInDesignというDTPソフトの教本を買いました。単なるアクロバット買うよりもこっちかなあ。前ジャンルで個人誌をだしたときに使ってたワープロ機にDTP機能がついててなんだかすごく楽しかったのを覚えています。うーん、確定申告でもどる分はこっちに行ってしまいそうな感じがひしひし。 　昨日は結局『SFが読みたい』を読んでしまい、ネロ・ウルフものは今日に持ち越し。いや、明日かな。

2005年03月19日(土) ■

春にそなえる

昨晩、Chさんとしばらくぶりに長話をして、せっかくコンテンツも増えたし更新もしたからレオクラ館のデータを新しくしよう。とクルタリアンサーチさんに修正を入れました。修羅場のはずなのにその晩のうちに更新に反映させてくださった管理人ａちょーかんにはほんとうに頭が下がります。ありがとう！　 　拍手、メッセージありがとうございます。 　ものすごいイロモノだというのはわかってて遠慮がちに（いや、自分なりに）書いてる乙男さんですが、好きだと言ってくださるかたが案外多くて嬉しいやら面はゆいやらです。このシリーズをまとめて書き下ろしとかしてピンクの紙に赤いインク（はいくらなんでもひどいから色は違えると思いますが）で本にしたりしたらどうだべ？　とかちらりと考えてみたりです。イロモノまっしぐらです。キョーミありというかたはこっそりパチパチにでも入れていただけたら真剣になるかもしれません。白い紙にピンクのインクはどうかな。 　でまあ、今日じっさいにしたことは。 １）うちの地域でも四月からゴミの分別がかなり厳しくなるのでごみ箱を増やさないとダメかなあ、そのまえにとりあえず台所の大掃除をしました。ついでにいいかげん古くなってたキッチンマットにさよなら。みみっちくお客さんのときにだけ出してた新しいのをふだん使いに。 　そしてさすがに雪景色の絵はもうないだろうよ、だしたの遅いしこの絵好きなんだけどとしぶしぶ玄関の絵をかけかえたりしました。そして猫たちの爪研ぎも新品をおろし、付属のまたたびをふりかけると･･････やっぱり大人気！　今もがりがり聞こえます。 ２）ネット書店から本が夕方届いたよー。 　というわけでもとなおこ『レディー・ヴィクトリアン』15巻は読了。早川のムック『SFが読みたい！』2005年版も拾い読みしています。読みたい本がどんどん増えた〜。エンタテインメント系の本でいうと、やっぱりホームポジションはわたしの場合SFだと思います。ミステリもわりと読むけど、ファンタジーはあんまり読まない、かな。 　ほかに今回買ったのはメルヴュン・バージェス『ブラットタイド』（本屋でチェックしておいたもの。北欧神話をふまえた「哀しくも残酷な英雄叙事詩」だとか）、今回のお目当てだったレックス・スタウト『編集者を殺せ』（寝るまえに読みましょう）、それから仕事関係の和書を一冊でした。 ３）印刷所から2005年度のパンフレットが届きました。使おうとおもってたお得なセット、会員でも割引がなくなってた･･････残念。それはともかく、５月の本のことそろそろ本腰を入れる頃合いです。 　PDFに変換するソフトがほしいなあと思う、でもアドビのアクロバットなら大丈夫だけど安いタイプので変換したのは問題ありのことが多く入稿にはよくないと書いてあって、アクロバット高いからかわりにホリエモン会社発行のやっすいのでやってみっかーとか思ってた身としては困ったな。 ４）ちょろり妄想はちょうど地下室でコメントいただいて嬉しかったので ”やさしい男なのに××においてはゆるしてくれない” エロいクロロンがいかにして記憶喪失状態の陛下にあんなことやこんなことをおねだりしたかというあたりです。このタイプの話は以前ねちねち書いた（地下室にござります）のでたぶんもう一度書くことはないかと思いますが、考えていると楽しいです。 ５）ジャンプ（月曜日が祝日なので前倒しに）買いました。ハンター載ってました。今回はちょっと、ツナギ的な感じかな。そして「武装錬金」はもうじき終わっちゃうのかしら。ネウロはあいかわらず変な味があって憎めないなあ。「ユート」もわたしは好き、あたらしめの連載はわりあい好きなのが多いです。ところでこのごろあんまりついてけてなかったワンピですが、ロビンしゃん！　と思ってつぎにはうっ！　サンジ！　と思ったなり。 ６）通販サイトでけっこう買い物。台所用品とか、バーゲンになってたカットソーとか。夜はまじめに日本語能力試験をやりました（テレビ番組を見ながら）。十二問中八問できたら合格、と最初言ってた気がするけど難しかった。七問だった。 ７）一ヶ月ぶり（五週間ぶり？）に種運命を見ました。新しいキャラが出ていたけど、物語としてはそんなに違和感なし。おやすみとかはいったのかな。それにしても出撃に際しヘルメットかぶってもみんな前髪がうるさいなー。大丈夫なんでしょうか。 　と思うと、だんちょークロロンはちゃんと勝負のときにはオールバックにしてるじゃないですか。けっこうまじめにやってるじゃん。 　なんてジャンプ買いにいった帰り桃の花を見あげつつ思いましたが。 　あのだんちょーコートが動きやすいはずないやね。そんなの、気にするわけないわね。

2005年03月18日(金) ■

なんですとー

今日はそれなりに仕事も進みました。よかった。 　拍手ありがとうございます。嬉しいです。 　 　ｙちゃんから「京都の博物館でまた若冲やってるらしい」とは聞いていたのですが、今日カジポンさん（リンク３）のメルマガが来ておすすめ展覧会に載っててがぜん行きたくなりました。前回の大展覧会で出してなかったのとか、新しく手に入れたのとこかも含めての［特集陳列］かー。 　で、スケジュールを見てみました。なんとかなりそうでした。来週なら。陳列二十七日でおしまいだし。日帰りですごくお得なプランも見つけたし。というわけで来週ちょっと京都に行くことにしました。博物館のほかにどこに行こうかな、楽しみです。どっかのお寺で特別拝観とかやってないかなあ。 　さて愛知では万博のオープンを来週に控えて式典があったりマンモスが先行公開されたりしてるみたいで、ふと気になって調べてみたら･･････ 　チリって今回参加しないの？ 　規模も国力もそれほどじゃないんじゃないかなあという中米の国々も共同パビリオンに入るのに。自国だけではちょっとというならアンデスのパビリオン（ペルーやボリビアなど）もあるのに。見つかりません。今度大使館にでも電話して聞いてみようか。 　新しい携帯電話にしてから写真も精度があがり、撮るのが楽しいです。もっぱら猫ですが。カナちゃんのにくきゅうとかちーちゃんの太い足＋しっぽアップなんかを撮っています。クロゾはまっくろなので写真はいまいちうまくいかないんだよなあ。 　スティングが「歌いおろし」したという（なぜか）"My Funny Valentine"がテーマ曲になっている邦画『阿修羅城の瞳』の設定にひかれまする。 [恋をすると鬼になる−越えてはいけない愛の結界］ ですとよー。 　しかもその真実の恋をすると鬼に生まれ変わる宿命を背負った「つばき」は盗賊団所属！ 　問題はクラピカ×クロロ（にょたいか？）ってことでしょうか。 　いや、妄想するならてきとーにねじ曲げるにきまってますけどね。 　うしろぐらい妄想はもちろん続けておりまして、なんとなく ”捕えられクロロにめちゃくちゃにされる陛下、それを見つめつづける目（これが語り手）”なんていうのもいいかなーと。考えているぶんには非常にいい感じですたい。

2005年03月17日(木) ■

先月出てたのね（というわけで注文しました）

まず最初に。 　ａちょーかん主催の クルタリアンサーチさまがつい先日一周年を迎えられました！ 　大きな検索サイトさまが消滅（その後、トップページでごあいさつはありましたが）した後、ほんとうに寂しいところに彗星のごとくあらわれ、愛情あふれる管理とこまやかな心遣いそしてお手入れでほんとうに勇気づけてくださったサーチです。そしてもちろん今もほんとうにお世話になっております。 　ささやかながらお祝い＆お礼メッセージを送りましたが、みなさまも（とくに登録してらっしゃるサイトオーナーさんは）ひとこといかがでしょうか。 　 　さてわたくしごとですが。 　えーと、新事業はついさっきはじめました。ダメじゃん。自由時間に詰めて昨日買った『殺人展示室』を読んでしまったからです。この境地に来るとすでに作中の警察陣もある程度のところで犯人・どのようにしてやったかは推測できてて、あとは証拠だという話の運びに。そんなわけで謎解きというよりは、これはいつものP.D.ジェイムズだなーと思うのですが 「なぜ」 殺しをしたのか。というところに興味があるわけです。 　今回も含蓄のあることばがいろいろあったのですが、ごくすべりだしのところで 「殺人事件の動機は四つのＬ，愛、情欲、金銭、憎悪につきる。最も危険なのは憎悪だと人は言うだろうが、信じちゃいかん。一番危険なのは、愛情だ」 というのがひとつ。 「ラブ、ラスト、ルーカ、ロージング」とルビがふられてて、まあ最初のふたつはすぐ綴りもわかりましたがあとのふたつがちょっとてこずった。それでもルーカlucreはスペイン語からの推測で辞書を引いてＯＫだったけど「ロージング」はまずスペル推測でダメ（わかったときにはその推測力の乏しさに悲しくなりましたが）和英でダメ、憎悪といってすぐ思いつくhatredとかを英英で見てもダメ･･････最後に英国のヤフー！　でほかの三つを検索してみたらちょうどこの『殺人展示室』の書評があってそこにも引用されていました。 　というわけで、loathing。ちょうどｍしゃんと英語の勉強をまたやろうと言いあったところだったのでいい？　すべりだし。 　昨日映画の師ｙちゃんが『アビエイター』の試写会に行ったこともあって、ディカプリオについての記事なんか読んでいるうちに、レオしゃま出演ではないんだけど ”All the King's Men” という映画のリメイクにゆきあたり、ときおり気になっていたのでこの際調べてみました。 　「王さまの家来みんな」がどうしたの？　って、宙ぶらりんな感じを受けてたので。むかーし笈川かおるの漫画のタイトルで見たと思う、なんかかっこいいタイトルだなーでも意味がわかんないなと思ったのが最初かな。もちろん及川さんは原作の小説かその映画化も意識してたんだろうなあ。 　結局、マザーグースでした。しかもハンプティ・ダンプティでありました、ハンプティ・ダンプティが転がっちゃって、こうなるともう手がつけられない、 ”And all the king's men, Couldn't put Humpty together again." というのが出典のようです。たぶん「王さまの家来みんな（も）」と言ってきられたら、あとをとって「ハンプティを元には戻せない」って続けることができるんだろうなあなんて納得しました。 　拍手ありがとうございます。 　妄想的にはちょっとこう、内容はないけどいちゃいちゃしたりベタベタしたり非常にエロースだったりしています。師クラで某さんの設定をちゃっかり使って閨のことを妄想するといい感じだなーとか。ヒソたんにむちゃくちゃおもちゃにされるとか。クロクラ？　名前だけだろの〇リエロ風味とか。書くかはかなり怪しいです。

2005年03月16日(水) ■

来週はスタウトのウルフものが出る（ポケミス）！

引き続き拍手ありがとうございます。乙男さんしばらくぶりとコメントいただいて、たしかにクリスマスネタはちょっとあんにゅい系だったのでヲトメ魂バクハツしてなかったなーと思いました。誕生日ネタこそ俳優さんカップルでいこうと思います。 　今日は会議がふたつあり、途中で半端な時間があいたところにちょうどｍしゃんと時間が合ったので一時間ほどごはん（ｍしゃん）＆お茶（わたし）してきました。ｍしゃんはこのところ世界がひろがり、デスノの夜神父総受けにﾊｱﾊｱしておいでですのは絵日記をごらんのみなさまはご存じのはず。そしてほかにも若い血潮を燃やす新たなるテーマを発見しておいでだったのでした･･････！　ふはー。 　さて万博ですが四月のプランはけっこう予約厳しいなーと思い、出たついでに予約してしまうことにしました。最初はネットでも見たJTBのツアー（新幹線とホテルがセット、ほかにちょっと特典あり）にしようと思ったけどこっちはめぼしいところはもうダメ。で、近ツリのものにしてなんとかなりました。というわけで四月下旬には異文化ツアーであります。 　先日新宿で見たKate Spadeの新作バッグを買ってしまおうかとふらふらショップに行ったのですが、お客さんが詰まってて店員さんがぜんぜんあいてないのでそのまま帰ってきてしまいました。色や模様は文句なく好きだけど形がなーと思って、ほかのタイプないか聞きたかったのですが。でもこれで一応思い切れるかな？　どこで読んだかは忘れちゃったけど、 「わたしは自分の買わなかったもののおかげでリッチです」 というのを思い出しました。 　つまり、今回このバッグを買わなかったことによって×万円失わずに済んだ、というある意味逆転の発想です。 　それにしても縦長のスリムな感じのショルダー、でもA4は入るよ。というバッグはほんとうにないなあ･･････。 　買った本はP.D.ジェイムズの新刊『殺人展示室』。ジェイムズはハヤカワのポケミスで新刊が出ると買います。正直、この何冊かはちょっと惰性なんだけど、重厚な人物描写とかは好きです。ミステリとして印象的だったのは『黒い塔』とか『死の味』あたりかな。 　四月からまたいろいろな新しいことがあります。昨晩の夢は、その準備がうまくいってなくて当日あたふたするというもの。いかんいかん。そろそろ真面目に取り組まないと。

2005年03月15日(火) ■

今日はbuzzard（コンドルなど大型の肉食鳥）の日らしいです。

昨日のばかっぷるネタに拍手＆コメントくださったみなさまありがとうございますｖ　ぎりぎり十四日にアップしたていたらくだったのに、読んでいただけて嬉しいです。いただいたコメントで”きっとクロロのプレゼントはアディダス１（世界初・頭脳を持ったシューズ）”というのがあり、どんなのだろう？　と思って調べたりも楽しかったです。 　さて十一日の日記にも書きましたが、ホワイトデーについて調べるところからはじめました。ちゃんと公式サイトがありまして、引用した座談会などがあったわけ。 　その後、「ホワイトデーにかこつけて愛の成句や名言の応酬をするふたり」（といっても、クロロがいろいろ吐いてクラピカが出典を当てるとか。なんで知ってるかというと、バレンタインのときに写真＆ことばの本をプレゼントしてからで、本だとクラピカは目を通さずにはいられなくて、そして読んだら覚えるので）なんか考えた →どんなことばがいいかな？　と、英語のサイトを検索、じーっと読みいろいろ考えたり線をひいたり。 →一応オチまで考えて、さあ書くかなーと思って、最後に確認しておくか。とフラワーデーの探索＆三月十四日ってどんな日？　検索にのりだす。 →そのうち楽しくなって、しかも書いてると当初の予定からどんどんずれていったですとよ･･････。 　で、英語のサイトをいくつか参照したのですが、十四日についてメジャーなのはどうも ・πの日 ・ポテトチップスの日　 らしいです。これはほとんどに載ってた。 　そしてflower dayはどうも二十一日みたいだなー。 　とりあえず、昨日の話にでてきた「〇〇の日」はみんなどこかには載ってたものです。 　さて昨日のことですが、ハンターは休載だけどジャンプ買いました。錬金とデスノもなかったから物足りなかったなあ･･････。ネウロはあいかわらず絵はアレだけどなんだかかわいげがあって好きです。ムヒョとロージーは「（〜）だもん･･････」（涙）ってなんじゃそりゃ！　でした。 　今日はしめきりぎりぎりで確定申告の書類作り。といっても書類の種類は去年と同じで、額面が違うくらいだからそんなに時間はかかりませんでした。認定済みの団体への寄付金ならばちゃんと税金が控除される（一万円分はひかれてしまうけど）んだからもっとしようと毎年思うんだけど、新しいことをはじめるのが億劫で何年もそのままです。医療費は歯医者がどかーんと来たよ！　と思ってたけどさすがに十万円は使ってませんでした（それ以上使ってないともどってこない）。まあ間違いはないと思うので今日の消印がつくように投函しました。 　明日は場所を移動して会議です。二つ目がへんな時間開始だから空き時間に美術館でも行くかなーと思います。映画はちょっと間に合わない感じ。

2005年03月14日(月) ■

白い恋人（ばかっぷる注意報）

ブロックごとに反転してお読みいただけるといいかなーと思います。なんちゃって拍手形式。 （１） 「今日はなんの日？」 「ポテトチップスの日だ」 　パントリーを開けるとポテトチップスの袋が増えてる。ありがとう、オレのためだね。きみはほとんど食べないし。チョコレートコーティングされたポテトチップ？　新製品か。 「うーん。そうだけど」でも我慢。朝からジャンクな食べものは口にしないって約束したから。それにこのままじゃはぐらかされる。「ほかにもあるじゃん」 （２） 「パイの日のことか」 「パイ？　アップルパイ？　チェリーパイ？」 　まさかキドニーパイじゃないよな。ロンドン野郎のためにマチが練習してる奴。今日がその日だったらまた食べさせられるのか。 「同じ発音だが、ギリシア文字のπだ」 「あ、3.14」 「そうだ」 　3.141592．．．とはじめそうなクラピカに、キッチンのカレンダーを指さしてみた。３月になる前にきっちり書きこんでおいたもんね。 （３） 「蝶について学ぶ日のことか」 　いや、それじゃないけど。ひょっとして遊ばれてるかな。 「オレが見たサイトだと［クモを救う日］だったよ。動物愛護団体のサイト」 「そうか」 　グレープフルーツに包丁を入れてる横顔にちらりと笑みがうかぶ。邪魔にされるのはわかってたけどそのくちびるの端にキスした。刺されたくないからそこで我慢。 「ねえ、ほかには？」 　ほかには、クラピカ？ （４） 「アインシュタインの誕生日だ」だからか。と、ひとりごと。「天才の日でもある」 「それから？」 「月曜日だ」 「記念日、おしまい？」 「じゅうぶんだろう」 「きみの誕生日まであと二十一日」 「記念でもなんでもないな」オレにもコップをくれて、自分のぶんは一息で飲み干して、きみは玄関のほうに歩いていってしまう。「行くぞ」 「待って」ジュースを手に持ったままオレは無理やり先回りした。「これ、履いてみて」 　いいや、オレがあげたいんだ。靴箱を開き、昨夜寝るまえにきみの目線の高さに置いといた箱を取った。ニューモデル、きっと気に入るよ。帰ってきたらチョコレートも渡そう。最初に提唱したのはキャンディのメーカーだったって話だけど。 「今はいい」 「え」 （５） 　クラピカ？ 　ドアを開けてそのまま出ていってしまう。毎日の習慣、朝の走りこみだ。一緒に暮らしはじめてからオレも同行してる。前日、うちに帰れた日はほとんど毎日。すごいだろう。･･････じゃなくて。開けてみてもくれないの？ 　なんとか一緒のエレベータにすべりこんだ。うち専用で便利だけど、一基しかないから置いてかれたらすごく遅れちまう。もちろん、下ですこしは待ってくれるだろうけど。 「雪だ」きみがぽつりと言う。「汚れるだろう」 　シューズのことだね。気を使ってくれたんだ。 「積もらないだろうが、文字通り白い日になったな」 「うん」 　ちょっと意地っ張りなきみがくれた答。 　でもことばだけじゃなかった。外から帰ってシャワーを浴び、ひげの番だと思ってアフターシェーブの壜がほとんど空なのに気づいた。いや、思いだした。とりあえず借りにいこうとかと思ったときにガラス越しにきみの姿が見えた。洗面台の下の棚を指さす。 「わ」 　忘れてなんかいないじゃないか。ちゃんと、プレゼントラッピングされてる。それからこのちっちゃいのはオレンジフレーバーのキャンディだね。 　今日は［ホワイトデー］。え、聞いたことない？　英語だったらウィキペディアには解説されてるよ。日本ではバレンタインデーのお返しに男のほうからプレゼントする日なんだ。もちろんオレたちは男同士だし、バレンタインにはプレゼントしあったから、今日だってささやかだけど交換しようって思ってアピールしといたんだ。異文化的なお祭だっていいものはとりいれなきゃ。 　もちろんその後オレはちょっとだけ叱られた。シューズとチョコレートがあんまり高価だって、また無駄遣いだって。 　無駄じゃないのはクラピカ以外のひとにはわかってもらえるから平気。それにいいじゃん？　せめて一ヶ月に一度くらい恋人同士のちょっとしたイベントがあったって。　 ・・・・・ 　わー、馬鹿でした！ 　しかも今日の午後まで準備してたのとぜんぜん違うしな。 　でもバレンタインをはずしてしまったので、ちょっとがんばってみました。おばかさんポイントで拍手など押していただけるとたいへん喜んで図に乗ります。乗りますとも！ http://www001.upp.so-net.ne.jp/aokikana/Welcome.html にボタンが設置してありますのでよろしゅうに〜。では。

2005年03月13日(日) ■

読書メモ（14日に書きました）

ネタはある、とか言っておきながらバレンタインのスルーしてしまったのでどうしようかなと思っていました。三月でクロクラで〜と言ったら、ホワイトデーなんかを使うんだったらやっぱり偽にうよーくのばかっぷるさんでいくか。と思い、ちょこちょこメモしていました。 　なぜか急に、弟からお正月くらいにまわしてもらって冒頭だけ読んだまま放置していた『ダ・ヴィンチ・コード』（ダン・シモンズ）を読もうかという気になって読んでしまいました。スペインも一時はすごいブームだった！　という話を聞いてきたし。 　で結論としては、また例の「まあ、これはこれで」って感じだったんだな。ルーヴル美術館館長が館内で死体になって発見されるんだけど、なぜか遺体は全裸でしかも被害者自身が自分の血で腹に五芒星を書き、ダ・ヴィンチの有名な「ウィトルウィウス的人体図」を思わせるポーズを取っていた･･････というのが謎の発端。 　まず、「館長は死のまぎわになぜこんなことをしたのか？」という謎＝暗号を解くところからはじまって、キリスト教世界最大の失われし宝である聖杯探求につながっていきます。というわけでその謎解きはほとんどが暗号の解読なんだけど、最初のほうのはともかくどんどんしょぼくなっていくように思えるのがなー。しかも最後の決定的な五文字があれかよ！　 　結局、［女性原理の復権］というポイントについては（姿勢として）いいと思うのですがキャラもなんか感心しないし、ちょっとしたうんちくが仕入れられたくらいでした。そのうちここにでも覚書しておこう。 　そしてこのごろ書店でも見かけるようになってきた愛・地球博のガイドブックをふらりと入手してしまったことから、やっぱり行かなきゃならないような気持ちに突然なりました。愛知なら近いしね。 　どうせ行くなら早めで、暑くなる前で･･････と思うと手配もいそがないと。日帰りも無理じゃない距離だけどせっかくだからのんびり一泊くらいがいいな、と思ってｐさんを誘いました。たぶん四月下旬に行くと思います。夜はホワイトデーものを書こうかなーとか思いつつもこの万博関連のサイトまわりとかツアー調べとかしてるうちにあっという間に時間が。 　いやー、ホワイトデーものとかできるのかな、そして確定申告は･･････と思いつつベッドにはいったのでありました。

2005年03月12日(土) ■

「明日への浪漫を夢見る男のためのダンディズム」

充実した一日でした。 　もともと、新宿で待ち合わせして昼食を摂ってから大学時代の恩師のお見舞いにいこう。という予定でした。 　ちょっと早めにでてまずは駅近くのコンビニで『鋼の錬金術師』10巻（やっぱりラース×ロイたん「飼い殺し」がいいかと思った腐れた根性）を買い、車中で読んでいきました。それから乗り換え駅で伊藤理佐『ミックスリサ２』。 　待ち合わせは新宿伊勢丹です。なんか久しぶり。ちょっと早くついたのでジュエリー＆ウォッチ売り場で目の保養をしました。あ、いいなと思うとゼロ６つのうえに別の数字２桁乗ってるすごさだったので思い残すことなくさよならなのだよ。 　本来は５人でごはんのはずが、 　Ｂちゃん仕事がやっぱり抜けられない。 　Ｃちゃんインフルエンザ。 　Ｄちゃん用事できた。 　で、Ａちゃんとわたしだけ、になっていました。でもなんとかＢちゃんが仕事を途中で抜けて来れることになって再会を喜び、お昼をいただきました。 　そしてＡちゃんとふたりで武蔵野の、大学時代の恩師（おん年87歳！）が隠居生活を送っている場所へ。Ａちゃんは数年前にもいったことがあるので案内役をしてくれました。 　先生は数年前から車椅子生活を送ってらっしゃるのですが、頭はすごくしっかりしてらしてすごい。話していて繰りかえしもないし。今回はふたりだけになってしまったので申し訳なく、次回はもっと大人数でにぎやかに来ます、と約しておいとましました。 　そしていつも行くデパートのKate Spadeで今日見つけたバッグ買ってしまおうか･･････とか思ってたのは午前中のこと。 　じつはＢちゃんが仕事の関係で多めにあるのよ、とくれた上野の国立博物館の特別展示 「踊るサテュロス」展のチケットをくれたので、なんとー明日までで展示は終わりその日のうちに梱包して愛知万博での展示に向けて出発してしまうというのでまわることにしました。Ａちゃんはその後の約束があるということでパス、でもお正月の新聞についてた「今年の展覧会」で大きくアピールされてた、いいなーと思ってた（しかしすっかり忘れていた）ものだからほんとうに入場締め切りぎりぎりで駆け込みました。いや、じつは入場はすでに締め切りだったんだけど実際に閉門までは守衛さんがおめこぼししてくれたみたいです。 「踊るサテュロス」は、1998年、イタリアはシチリア島沖の漁師の網にひっかかって水揚げされたブロンズ像です。古典ギリシア彫刻とされ、４年にわたる修復を終えて今回、愛知万博のイタリアパビリオンの象徴として展示されることに。そのまえに東京で顔見せ、というわけです。 　サテュロスは「森の精」（耳がちょっととがってるし、この像では失われているけどしっぽもある）で、酒の神ディオニュソス（バッカス）の従者とされます。この像には両腕と右足が失われているのですが、まさに跳ねあがる背中の緊張感、おどる頭髪、そして足がそれを補ってあまりあるほどの雄弁さでした。 　展示も工夫されていて、表慶館という建物の奥の円筒状の部屋のまんなかに、あわいあかりに照らされてサテュロスがおどっています。来場者はそのサテュロスのまわりをぐるりと360°まわることができ、さまざまな角度からサテュロス像を見ていけます。わたしは背面がフィーチャーされ、しかも足のねじれがきっちりわかる角度が好きだなあ。 　さて、ほんとうに閉場までいたわけですが、今回はハガキやカタログなどふつうにあるグッズに加えて、”行列のできる＆ドアマンのいるチョコレートショップ”、六本木ヒルズのLe Chocolat de Hがこのためだけに作ったという Satyr Dandism（サテュロス・ダンディズム） というチョコレートがありました。･･････買っちゃったよ！ 　でまたこの紹介文がなんというか･･････。 ［古代の眠りから覚めた「踊るサテュロス」と、 ショコラティエ・辻口博啓のコラボレーション。 　一粒のショコラに世界の男たちを魅了するシャンパーニュの 　芳醇な香りをとじ込め、明日への浪漫を夢見る男のための 　ダンディズムを表現しました。］ 　いやー、でもサテュロス、すけべなよっぱらいだと思うのですが･･････。 　そりゃ今回は美青年だけどさ、英語やスペイン語ではもちろん「森の精」の意味あるけど lecherous man, man with uncontrollable sexual desires （好色な男、制御のきかない性的欲望をもった男） の意味もあるからにゃー。もちろん、それはディオニュソスが司る酒と狂乱に強く結びついているのでしょうが。 　で、さっそくデザートに食べました。 　夜はアカデミー賞授賞式の総集編を見ました。 　たくさんノミネートされてた『アビエイター』、結局は重い賞は助演女優賞（ケイト・ブランシェット）だけであとの四つは衣装などのとは知ってました。でもこれって発表順がけっこう残酷だなーと。最初のうちはどんどん受賞していくんですよ、助演女優賞もかなり最初のほうに与えられてしまうし。そして最後のほう（主演男優賞、監督賞、そして作品賞･･････）ではお呼びがかからないのだね･･････。 　でも大きなスクリーンでぜひ見てみたいです、『アビエイター』。もうじき公開だな。

2005年03月11日(金) ■

14日かー

留守中に拍手やメッセージをくださったかたがたありがとうございました！ 　調子に乗ってバレンタインネタ、というより 　ホワイトデーの話 なんか考えています。 　ええっハンター世界にホワイトデーが。 　違います（あたりまえか）。もちろんジャパンの事物に聡い？　イベント好きなにうよーくの乙男さんです。これは一応新ネタで、なんとなくコアはできたので14日までになんとかしたいなーと思います。短いし。 　それでホワイトデーについて調べてみたところ、ちゃんと公式サイトがあるんですね。バレンタインで定着したチョコレートに負けまいとキャンディー業界？　が売り込みをかけた日々の思い出とか、実際日本ではじめてキャンディが作られた（らしい）日が３月14日周辺だとか。 　 　その公式サイトのホワイトデー仕掛け人座談会に 「高柳　欧米では、「フラワーデー」とか「ポピーデー」とかいって、いわゆる恋人同士が単純に贈り物をし合う日なんですよ。むこうの習慣からいえば、草木も芽ばえるといって、花束などを贈ったりするんです。そういった欧米の要素に、日本的な要素をアレンジしたのが「ホワイトデー」であって、発祥は日本であるということでいいと思います」 というのがあったので 　flower Day とか Poppy Day というのを調べてみたのですが、うまくいきあたりません。ポピーのほうなんて、 「ふたつの大戦、およびそのほかの紛争でいのちを落したひとびとを偲ぶ日」という紹介しか見つからんのだよ･･････。まあ、もうちょい調べてからてきとうにでっちあげます。にせにうよーくだからいいのだ。 　ｙちゃんからの本、コーンウェルの『痕跡』上下を一気読みしました。これって謎本というよりはなんか主人公ケイとその周辺のサーガみたいなものですね。というわけでまあ、これはこれで。

2005年03月10日(木) ■

ジャプリゾだもんね。原作。

「東京で用事があります！」 　と会議（強制ではないのですじゃ）を午前の部で抜け、特急踊り子号の始発から終点まで乗って都心に行きました。 　ｙちゃんとの待ち合わせにはちょっと余裕があったので家電量販店といつものニットショップを偵察。カタログで気になっていたストライプのニットなんですが店にでてたのはカーディガンだけ。じきに入ってくる、と短袖（半袖にすら到達しない短さですじゃ）を見せてもらいましたがもうすこしなあ･･････そしてさすがにこれに〇円出すのはどうか。と店を出ました。 　その後書店に。昨日勧められた若井春侑（すう）『脳病院へまゐります。 』文春文庫を探したのですがなかった。その後寄ったべつのところにもなかったから注文しようかな。 　マンガコーナーの近くに 『萌えるるぶ東京案内』 というガイドブック発見！　秋葉原・池袋・中野などの同人ショップやメイドカフェを紹介するというものでした。もうすこし早く出てればすぺいんにおみやげにもってったのになー。さすがに自分用にはいりませぬ。　 　待ち合わせしてかるくごはん。そしてザ・ギンザなど寄りながらヤクルトホールに行きました。 　試写会で流れたトレイラーを見たときから見たいなーと思っていた 『ロング・エンゲージメント』（原題を直訳すると「婚約期間の長い日曜日」）です。『アメリ』で大ヒットを飛ばした（『デリカテッセン』も大好き）ジュネ監督、そして『アメリ』でも主演のオドレイ・トゥトゥです。 　最初のうちは恋人もの的だったけどこのごろミステリー的宣伝してる、長く宣伝してるとフォーカスが変わることってあるよねなんてｙちゃんが教えてくれて、そうだったトレイラーではもちろん第一次世界大戦の戦闘風景はでてくるけどそれよりも恋人たちや麦畑のシーンのほうが印象的だったよねなんて思いながら、かなり重苦しいメインテーマの流れる劇場へ。 　結果･･････そうでした、ミステリーでした！ 　最後は美しい田園風景としたたる緑、幸せの予感で結ばれていたけれどこれは戦場で死んだとされる幼なじみの恋人マネクを探し求めるマチルドだけの話じゃなかった。 　ドイツ軍とにらみあう地獄の戦場で、戦線離脱を狙ってわざと自傷行為をした罪で死を宣告された五人の兵士たち、そのなかにマネクがいた。もちろん五人とも死んだという話だけどマチルドはそれを信じない。そして小児マヒの後遺症で跛行しながらも真実を求めていきます。 　マネク以外の四人も最初の段階できっちりと名前や出身地（これが「千葉県松戸市出身」みたいにかなり具体的。フランス人が見たらきっと典型的、あるいはわざと典型をはずした造型にくすりとしたりするんだろうなあ）、そして従軍以前の暮らしが描写されていきます。農作業の帰りに徴兵された一家のあるじ。コルシカ出身の軽犯罪者。腕のいい家具職人。（あっひとり忘れた）、そしてノルマンディーから来たこどもみたいな、まだ二十歳だったマネク。 　 　これは恋愛ものではあるけど、それが中心じゃないんじゃないか。 　というのがｙちゃんとわたしの感想。戦場の悲惨さそして馬鹿らしさが妥協なく描かれていると思うし、さまざまな哀しみや苦しみもつよい輝きを放ちます。 　勝手に考えていたのとはだいぶ違ったけど、見てよかった。いい映画でした。情報量に圧倒されてうまく整理しきれなかった部分もあって、またDVDででも見たいと思う。 　猫ポイントも高かった（マチルドは三匹猫を飼ってます！　あと、居眠りしながらおならをもらすわんこも）し、郵便配達とおじさんのかけあいとかイタチのように鼻のきく探偵とか、ええっこんなところに！　しかもこの演技！　のハリウッド大女優とか、いろんな角度から見ることができます。 　ｙちゃんは翌日から旅行に出るので映画後のごはんとかはなしですぐ別れました。駅の書店でKissを買い帰宅。その後ｙちゃんからもらった本などを見ているうちに眠気に襲われ、そのまま寝てしまったのでした。

2005年03月09日(水) ■

伊豆かー。

だましうち？　に遭い伊豆まで合宿飲みか･･････いや、研修・会議に行きました。修善寺には５時半着、ホテルの送迎バスはわたしたち一行の貸し切り状態でした。 　すぐに夕食−すこし休憩−そして飲み会。 　でおわったじゃない！　まあ、飲み会でもちらほら仕事関係の話でたしそれなりに有意義ではあったけどね。 　結局ぼんのうノートは持っていきませんでした。 　ホテルは山のなか。もちろん伊豆であにおとと〜妄想を！　という毒電波が某所からゆんゆん届いておりました。教祖はドライブ中に 「や･･････23」 というナンバーの車を見たーとお喜びでありました。 　でもあに。の夢のコテージは（もちろん白）やっぱり湖のほとりだもんね、ちょっと違うのだよ。 　とまあそんな感じで、行けばそれなりに楽しくはありましたが妄想のスキはあんまりなかったのでございます。

2005年03月08日(火) ■

猫のおかあさん

なんかだるいです。てれてれ。拍手見るとちょっと浮上します。ありがとうございます！ 　昨晩撮っておいた大阪・新世界の猫たちのドキュメンタリーを見ました。やっぱりすごいのは猫の子育てだ･･････！　 　うちの三匹のうちクロゾとちーはきょうだいです。エサをやっていた三毛猫「えりちゃん」が産んだ子です。えりちゃんのおなかがぺったんこになって 「子猫見たいねえ」 と言っていたある日、順番に子猫をくわえてきてうちの庭にぽろりと落しました。当時はもう一匹（ぷー、と名付けましたが一年育たずに死んでしまいました）いました。 　子猫たちを育てることにしましたが、えりちゃんはしばらくは様子を見にきていたけどそのうち足が遠のき、いつのまにか姿を消しました。 　そんなのを思い出しながら、懸命に育てた子たちが大きくなるとうまく親離れできるように追い払い、ついには自分で開拓した安全な住まい（神社の境内）からいなくなってしまったおかあさん猫の話を見ました。 　そういえば帰国したらステッパーが届いてたので（これがけっこう大きいのでダイニングテーブルのしたに押し込んであります）それなりに踏み踏みしています。夜の『プロジェクトＸ』再放送も半分くらいはこれを漕ぎながら。 　今回の旅行写真の整理をすこしやってます。画像補正は便利だけど、ピンとがあってない写真をうまく直せたらもっといいのになー。 　そして明日は会議→合宿（という名の飲み会に決まってる）です。会議のあとみんなでぞろぞろ移動するのもイヤだなー。伊豆はけっこう遠いです。木曜日、東京に三時に着くには昼前にホテルを出ないといけないんだね･･････！　先輩と同室なのですが、とりあえず煩悩ノートは･･････どうしよう。やめとくべきか。

2005年03月07日(月) ■

考えてみたらあと一ヶ月ちょっと（締め切りまで）

66666をクロロ番としてなんか受け付けようかと思っていたのですが書き忘れているうちにオーバーしてしまいました。いや、66966が正しいかな？　この日記で66966を踏んだかた、 なにかクロクラください。 　と、ｎやまさんのサイトの真似をしてみたいなーと思うのでした。いや、タダでとは申しません･･････一応。その、つもり。 　昨日はひとさまの手によるクロロ×クラピカエロースを発見しましてものすごく嬉しくなり、なんだか５月に出す本の原稿も踏ん切りがついたような気がしています。というわけでしばらくへんてこネタについて思いを巡らすのではないかと。 　そして拍手、それからメールでの感想をいただけてまた勇気りんりんです（レオクラオンリーのかたすみません、それがクロクラエネルギーだけに行くのかというとそうじゃないですから−）。ありがとうございます。 　しかし仕事的にはしょぼん。 　合宿という名の飲み会（泊まりかよ！）、うまく回避したつもりだったのに今日上司が出会い頭にものすごく深刻な顔をして 「相談したいことが」 なんていうからうっかり同情してしまい、なんかなしくずしに参加になってしまったではないですか･･････！ 　面倒くさい。しかも明後日。木曜日は早抜けして『ロング・エンゲージメント』の試写会にいったる。 　さて久しぶりにゆっくり本屋に行きました。 　高河ゆん『LOVELESS』５巻。絵の感じがまた変わった？　草灯の下僕っぷりがあんまり出てこなかったのでわたし的にはちょっとくいたりない一冊。 　秋里和国『鈴が音のさやさや』１巻。すべりだしは好き。『プチエゴイスト』とはまたがらっと変えてきたなー。 　ほかにはまだ読んでませんが 　シラー『ドン・カルロス』、 　アリエル・ドーフマン『世界で最も乾いた土地』。 　それから、出勤時に寄ったちいさな書店で買ってしまった 　草凪みずほ『夢幻スパイラル』２巻（完結）。ううーん、タイトルどおりといえばそうだけどこれは･･････打ち切りっていうか作者も収拾つかなくなったっていうか？　 　唐沢なをき＆ソルボンヌＫ子『世界の猟奇ショー』。あはは、下ネタ仕入れましてござる。　 　そしてジャンプ。 　ふつうに載ってた！　絵もきれいだった！　来週はおやすみだけど。

2005年03月06日(日) ■

suck,sucer,chupar

拍手ありがとうございます！ 　バレンタインものも、こっそり書くかなー。芯はおなじまま陛下お誕生日ものにスライドするかもしれませんが。 　突然たびげいにんチャットをしました。つまり、去年のスペイン旅行で一緒だったｐさん＆ｍしゃんと三人です。 　コアになった話題は ・「せんせい、･･････わたし、いいんです･･････」 　使命感に燃えのめりこむように仕事するレオリオ先生、このままではそのうち体を壊すと周囲から心配されています。なのにダーリンとは遠距離恋愛（というのはみんなは知らないけど）。 　今日も泊まり込みで患者につききりの先生がやっと仮眠しようとしたところに、ヨレた男に弱い看護師さんが迫る迫る！　とか。 ・ゼンヂ大好きｍしゃんにｐさんが 「ゼンヂとノストラード、どっちが陛下のお相手として好きなんですか」 とｐさんが核心をつく質問を。 　なんと、用途別らしいですよ！ 　ゼンヂだとやはりこう、どろどろと汚らしい感じがたまらないみたいです。 　そんなゼンヂの名？　台詞 「インチキ野郎のアレでもしゃぶるか？」 がおフランス語版ではどうなっているのかものすごく気になるようだったので、手元にある11巻を一生懸命読んでみました。 　日本語： 「とっとと病院でもホテルでもいっちまえよ　あ！？ 　それとも点数稼ぎに失敗してガックリ萎びてるインチキ野郎のアレでもしゃぶるか？」 　フランス語(アクセントはうまく出ないので前後におまけでつけます) "Allez! File a' l'ho^tel ou a l'ho^pital!!" (これはほぼ日本語とおなじ) "A' moins que tu prefe'res rester aux co^tes de vrais professionels pour porouver que tu n'es qu'un minable!"　さ、さすがにここまでくるとわたしのフランス語力（大学二年生のときに半年やっただけ）では追いつかない･･････。ｍしゃんのために一生懸命辞書を引きましたとも。 　たぶん、「それともホンモノのプロの傍にはっついて、タダの役立たずじゃねえって証明するほうがいいってか」 という感じ･･････？　（フランス語の堪能なかた、御指導お待ちしております） 　そしてｍしゃんのお好きな しゃぶる 　に相当することばはどこを探してもありません！ 　sucer　という単語らしいのですが。ああー残念！ 　とまあこんなことなどを話していました。ダメじゃん、というかじつにわたしららしくていい感じでしょうか。 　朝、ネット書店からの荷物が届いたので読みました。 　今市子『笑わない人魚』『雲を殺した男』 　海野つなみ『デイジー・ラック』全二巻 　藤原よしこ『キス　絶交　キス　ボクらの場合』10巻完結 　小栗左央里『ダーリンの頭ン中』 　どれもおもしろかった。海野つなみは『回転銀河』で流れがきてよかったな、ほかのものも増刷・再販してほしいものです。 　それから『モーターサイクル・ダイアリーズ』のサウンドトラック。最後に今年のアカデミー最優秀主題歌賞を受賞したホルヘ・ドレクスレルの"Al otro lado del ri'o"（河むこうへ）が入っています。歌詞がくっきり、よく聞こえる。哀愁あるメロディ。 　その後はなんだかだらだら過ごしました。いっぱい寝たなあ、ちょっと風邪気味だったみたいです。 　そのうちひとつではなんだかものすごくおいしいごはんを食べさせてもらってた･･････はあーうっとり。 　夜は日曜美術館を真面目に。パリー再訪のおかげでなんだか芸術づいておりますですのたい。 　土田麦僊1887-1936(明治20-昭和11)の特集でした。 　ちょうどオルセーに行ってきたところなので、マネやスーラからも吸収したらしい麦僊の歩み、おもしろかったです。その後ネットで調べていて「文化遺産オンライン」というサイトを見つけました。文化庁のもの。しばらく見入ってしまった。しかも全国の美術展情報もあって、これはなかなかお役立ちだとブックマークしました。 　名古屋万博を記念して今月末からルーブル美術館所蔵・古代エジプト展が開催されるんですね！　このあいだ見てきた青カバとか牛を使っての耕作像なども来るんだ･･････猫のミイラはさすがに来ないかな？

2005年03月05日(土) ■

物欲物欲

拍手＆メッセージありがとうございます。できたらレオリオの同僚視点もとりいれたかったのですがうまく入れられなくて、そのうち違う形で書けたらなと思います。がんばってよかったです。 　接待で新宿に行きました。食事の評判もまずまずだったし、盛会･･････と思っていいかな。別部署のひとが褒めてたよーなどと言われて嬉しかったりはずかしかったりでした。 　帰りもメンバーのひととほぼ一緒に来てしまったので、ちゃんと本屋に寄る暇がありませんでした。というわけで少女マンガ的には大メジャー？　な 『彼氏彼女の事情』20巻（ええーこんなんでいいの？） 『輝夜姫』27巻完結（ひどいとはきいていたが、えーとこの巻だけ読むとそんなにひどくなく、しかしヒロインの魅力のなさときたらどうしたらいいのかーという感じで） 　そしてこれぞ 　打ち切りですか と思った『美女が野獣』５巻完結　を買いました。読みました。 『LOVELESS』５巻も欲しかったけど４までしかなかったー。 　そういえば昨日はネット書店で買い物もしました。 『ペドロ・アルモドバルボックス』その２で 「ライブ・フレッシュ」と「欲望の法則」が入ってるのの予約。2000円も安くなるのだよ！ 　それからこれは明日届くみたいですがマンガ、いないあいだに出てた今市子の新刊二冊と増刷された海野つなみの『デイジー・ラック』全二巻。そして『モーターサイクル・ダイアリーズ』のサントラＣＤ。 　ところで 「あなた〜な〜らどう〜する〜」 と古い唄（しかもここしかわからん）がうかぶことがいくつかありました。 ・外国語のタイトルをつけておられたのであるが、せんせー綴りが違います･･････！　四か所おなじ間違い(ファイル名も含めれば五ヶ所)なのでこれは。ついでに人名の綴りも間違っています。 　↑こちらは拍手などはついてないのでメールかゲストブックでお知らせしないといけない。でも間違い指摘だけのためにだけってちょっとなー。 ・拍手のおまけ文も読みたいしぽちっとな。 　ええー、なんかページ移動すると言われたあげく「ID人称エラー」になっています･･････！ 　これはやはりメールでお知らせするべきなんでしょうか。でもわたしだけの現象なんでしょうか。 　そんなわけで、もしも 「あっ」 ということがあったら拍手でお気軽にご指摘ください。もちろんメールでも掲示板でも。よろしくお願いします。

2005年03月04日(金) ■

続きました。

さっそく拍手押してくださったかた、コメントくださったかたありがとうございます！　嬉しくて何度も見てしまいました。やっぱり張り合いになりますねー。というわけでもうすこししたら全部整えて更新できると思います。今日中に、たぶん。 　小説の続きはまあいいとして、このあいだ日記にも書いたｙさんの 「スーツクラピカ陛下とおまけの泥棒さん」 もアップしますよ！ 　レオクラ館にはこのお誕生日ものと一緒に、ChさんとＴ川さんの「レオクラ絵板」をリンク。閲覧専用となっていますが、ふたりの絵がはやくも何枚も投入されています、どうぞおいでください。 　で結局、朝起きたら雪がしんしんと降り積もっていました。昼過ぎにはほとんど終わり、今は道路もすっかりクリアーですが。そして昨日寝るまえに確認したらエステは９日、鍼は予約してなかった･･････！　なんで４日だと思ってたんでしょうか。不思議です。 　でも明日の接待はほんとうです。参加者から連絡とか来たし。昼御飯をこちらでごちそうすることになっています。わたしがお金をあずかっているので、万が一にも休めません。今日は早く寝て明日早く起きてゆっくりお風呂にはいろうと思います。 　１０日には友人ｙちゃんがめでたく当てた『ロング・エンゲージメント』を見に行きます。楽しみです。 　そういえばパリで買ってきたハンターフランス語版、昨晩ｍしゃんに 「3､9､10､11だったらどの巻がほしい？」 と聞いてみました。ああそれにしても12が手に入らなかったのが悔やまれるのう。 「ゼンヂのでてくる巻で〜」 という返事でした。ゼンヂ基準！ 　そして某キャラの誕生日ということすっかり忘れていたギワクのｐさんのメモを見てびっくり。このあいだのｍしゃんのクロロ電波、ｐさんも直撃されていたのだね･･････！　ぜったいこんな展開はありえないよと百も千も承知でありながら、クロロとヒソカの対決がこんなふうになっちゃったらどうしようと異国の地でなんだか無性に気になるすごいかきこみでした。くわしくはｍしゃんの絵日記をごらんください。 　今日は風呂で新潮文庫の川端康成プロモーション本 『文豪ナビ　川端康成』 を読みました。表紙に「ノーベル賞なのにィ　こんなにエロティック？』と大書されているのだよ。 「眠れる美女」はわたしも大好きですが、なんか昔読んだことあるけど忘れた『山の音』をちゃんと読んでみようと思いました。

2005年03月03日(木) ■

がんばっ･･････た･･････（どさり）

昨晩は十時半に寝ました。ｍしゃんは圏外、ｐさんは呼び出し音鳴ってもでてくれないのだよ･･････！　わああん。 「お帰りなさい」 　メッセージをくださったかたがたありがとうございました！ 　嬉しいです。おかげでがんばれました（足りませんでしたが）。　 　で本来は七時半におきる予定が、目ざましを止めて十時くらいだったかなあ。荷ほどきの続きとか仕事電話とかいろいろありまして、途中どうにも眠くなってしまい仮眠したりして、ついでに思ったより長くなってしまいましてなんとかさきほどアップしてきましたが続きます。あと半分くらい。浅ましく拍手画像をオルセー美術館の猫で更新してきましたのでどぞよろしくお願いいたします。つぎはルーヴルの（いや、古代えぢぷと人の？）猫でいこかと思います。ミイラあり。でもかわいいすよ。 　パリを離れる23日、シャルルドゴール空港で投函した五通の手紙ですが、五月雨式に届いてるみたいです。 　月曜日−うちとおなじ県にあるｍしゃん宅に届く 　火曜日−留守宅である我が家に届く。水曜日帰国なんだからすべりこみセーフ。 　水曜日（昨日）−東北の某さん宅に届く。 　木曜日（今日）−東北で某さんちよりちょっと北のｏちゃんちに届く。 　おなじ日本なのにすごい時差だ！　雪のせいでしょうか。 　雪といえば今晩から明日昼くらいまでたくさん降るという予報なのですが･･････明日はエステと鍼も予定しているのですが･･････。あーでもつぶれたらかえってレオリオ誕生日ものの続きアップが早くなるのでいいのかもしれんなあ。

2005年03月02日(水) ■

帰りました。

結局コペンからの飛行機は二時間くらいはぐずぐずしてたんじゃないかな、成田にも一時間ほど遅れて着きました。やっぱり満席。でも今回はわりと寝れたので、なんとか自宅に帰ってきてからも寝ないで過ごしています。強引にでもこっちの時間にしちゃわないと。 　買っておいてもらったマンガ雑誌を読みました。 　三号続けて読むとなんかいつもと違う感じ。ハンターはゴンのがんばり。そしてひとびとを避難させるキルアにネフェが気づいた？ 「ユート」（ヒカ碁の原作者ほったゆみの新作）、すべりだしはいいと思うな。「脳探偵ネウロ」も絵はともかく話は読み切りのときにも嫌いじゃなかったので楽しみ。そしてデスノはすごいなー、ほんとうに死んじゃったのね。 　ほかには ”わああサッコちゃんのおとうとくんが今度の連載にチョイ役で！”（と、よしまさこのを思う） ”コーラスの表紙、あの色使いはどうよ･･････” ”flowersの表紙はひどすぎる” ”のだめ面白かった！　発情期のクジャク！” 　などでありました。 　早いものです、明日はレオリオの誕生日かー。ネタはある。がんばってみますかな、ちゃんとめざましかけて。

2005年03月01日(火) ■

コペンハーゲンにて

小雪がちらついていますがきっとこの国のひとにとってはものの数に入らないんじゃないかな。とはいえ、フライトは三十分ほど遅れるようです。そしてもちろんですが周囲には日本のひとばかりなので、きっと座席でも・・・。 　朝五時に起床し入浴。最後のケロッグ食べて荷物をつめて、けっこう余裕を持ってでました。 　今日もトップニュースは大寒波。マドリッドは寒いだけですがこれからの二週間は「地獄の寒波」襲来とのこと。南のアンダルシーアでは雪で遭難があいつぎ、地中海に面した温暖なはずのバルセローナでも大雪で飛行場閉鎖？　というのです。ああ、なんとか出てこられてよかった。 　とはいうもののタクシーがなかなかつかまらなかったり、道がすごく混んでたり、運転手さんが自信を持ってターミナル１で降りろと言ったのに実際は２だったり、チェックインのあと１へ引き返して免税手続きしてまたはるばる２のゲートに行ったらマジョルカ行きの老人会があふれかえっていてこれがまたみなさんそれでほんとうに機内持込を許されたの？　的大荷物でしかもやっぱり探知機はぶーぶー鳴ったり、まあいろいろありました。 　免税店でバッグ買おうかなんて楽天的なこと考えていたけどまあやめて、ゴシップグラビア誌（女性誌）、インテリア誌、ファッション誌そしてアイドル誌を買ってみました。 　アイドル誌は女の子用で、 「あなたは思ったことをみんな言わずにすまないほう？　どんなタイプか診断してみましょう」 というフローチャートがありました。最初の二択が 「親友に好きな男の子ができて、さあアタック開始。でもその前にムダ毛の処理はしたほうがいんじゃないかなと思うんだけど・・・。眉間の毛と顎のちょび毛を剃ったら？　って、あなたならアドバイスする？」　 というので、ティーン誌は読まなくなって幾星霜ですがたぶん日本のではこんな始まりはしないんではーと思いました。 　コペンハーゲンまでの飛行機はわりとすいてて、三人分独占できました。一時間くらい寝たかな。おなかがすいたので機内販売のチャパタサンド（パンはよかったけど生ハムはちょっとゴムみたいだった）とお茶を注文。 　コペンの空港内は全部無線LAN区域なのか、隅っこの搭乗口近くでもつなげます。便利。さてそろそろ約束の三十分になるな。