≪ ≫ 初日 最新 目次 MAIL

空想妄想いろいろ日記
青木カナ
MAIL

2004年10月31日(日) ■
はやく回復したいです。

　やっぱり一日だらだらしてしまいました。激痛じゃないけどずっと不快。寝たり起きたりです。腫れもあんまり変わらず。

　マイジョーの『みんな元気。』が届いたので（中也詩集も一緒）、夕方からはこれを読んでいます。あと一本で終わり。冷静に説明するとなんじゃそりゃあああだったりけっこう悲惨だったりするんだけど、語り手が最後には光明を見ている、最後になにかたしかなあたたかみがある。それが身上。猫はあいかわらずえらかったり殺されたり（ううう･･････）しています。

『吟遊詩人たちの南フランス』は、なんか中断してしまいました。六割くらいは読んだけど。あまりにも恣意的に流れていく語りがちょっとな。

　ぽんにゃりシリーズで『日曜美術館』を見て速水御舟に興味をもち、今はＮ響枠の「思い出の名演奏」でバッハを聴いています。好きだな。

　そんなわけでわたしはヘタレですが、
・ｍしゃんのAdeが公開！　クルタリアンサーチさんに登録済みです。
・みなさんハロウィントップが素敵。Ｕ田さんのところのおいかけっこクロクラ（と勝手に命名）に朝からはぅんときました。一生懸命追いかけるクラピカたんをときどきつかまえて食べちゃってくれい。ついでに
「愛してるよ、意地っ張りジュリエット」
とかささやいてくれい（きっとクラピカさんは鳥肌）。


2004年10月30日(土) ■
ぽんにゃりしてます

　痛みはほとんどないのですがとりあえず不快ではあります。腫れもちょっと。家人に見てもらったのですが、「言われないと気づかない」程度だと言ってくれたあとで、「まあ、もともと丸いし」とハウッとくるような事実を。

　というわけで『吟遊詩人たちの南フランス』を中心にてれてれ読書したり寝たりほんのちょっとだけ仕事したりして過ごしました。また古い段ボールを一箱開けたりね。仮住まい当時に連載継続中だったもので、獣木野生『The World』１・２巻などでてきました。書棚に入れました。

　食べるものもふつうになってきてます。夜は鍋焼きうどん。うどんはふうふうさまして食べたけど。りんごをしゃりしゃり、なんてのはちょっとまだ無理かな。

　ないものねだりというか、デパートから届いたお歳暮カタログのものすごーくおいしそうなギフトをぼんやり見たり、近くにオープンしたフランス料理店のサイトを見てなんだかすごく行きたくなったり。来週末だったらどうかと思ったけどその日は歯医者でした。中旬くらいにしたほうが無難か。

　中旬といえば、金比羅さんに行きたくて一泊二日くらいのフリーツアーを検索してみました。三十三年に一度の「大遷座祭」というのを記念して、通常は公開していない奥書院見学が許されるのです。そこにある伊藤若冲の「花丸図」がお目当て。じつはこの祭事、HHM前日に東京駅に行ったときに宣伝を見て知りました。
　最初は飛行機使えばぎりぎり日帰りできるなと思っていたのですが、すでに行った知り合いに聞くと見どころが六ヶ所にも別れていて、しかも険しい階段をえいさえいさと登るので時間があるなら一泊はしたほうがいいとのこと。
　早めに予約すれば往復の航空券代正規運賃くらいで一泊朝食つきプランがあるのだから･･････と、検討中です。一日目は移動だけにして空港ホテルにでも泊まり、二日目に開場から行ってたっぷり見て遅めの飛行機で帰る、てところかな。
　十一月は仕事がまたすこし忙しく休日出勤も予定されているのですが、この公開が十二月十二日までだからあんまり終わり近く行くのも混雑するだろうな、となんとか十一月中の見学を企図しています。

　今日も早めに寝ればだいぶ回復すると思うので、明日はちょっと原稿やってみます。あたまのなかで捏ねまわしてはいるけどペンをとる気分にはなれない、そんな感じだから。


2004年10月29日(金) ■
行ってきました（痛くないけど血の話あり）。

昨晩はmしゃんとの電話でなぜか
「今までに一番痛かったこと」(文字通りの苦痛です)
なんか語りあってしまいました。
　痛みは覚えてないけどたぶんこどものころ骨髄液抜かれたときかな？　看護婦さんふたりが背中に乗って押さえつけ、当日は腹這いでしか寝れませんでした。
　
　というわけでドキドキしながら歯医者へ。
　しっかり虫歯になっていた親不知には麻酔の効きが悪くて最初てこずったけど、抜歯自体はそれほどではないようでした。よかった。麻酔が効いてきてからは唾液を吸い上げてくれるチューブのだす音がなんかユーモラスにすら聞こえていい感じ（？）でした。
　現在はなんとなくの鈍痛はあるけどまだ恐れていたほどのものはないです。腫れもまだ。

　なにしろ十四年ぶりの抜歯なので、おもしろいなあと思ったことが。
　それは、「抜いたあとは血が出るほうがいい、出てくれないと困る」というもの。抜歯後の血があんまり出なくて、わざと出るように手当て（というのか）されたくらいです。
　その血にはちゃんと役目があって、歯を抜いた穴にふたをして外来刺激や感染から守ってくれるそうです。もしもブラッシングや激しい口ゆすぎでこれがぽこっと取れると、骨が直接さらされることになりかなり痛むとか。そっとそっと食塩水でうがいすることにしました。

　今日は早く寝ようと思います（えっ、こればっかり？）。
　しかし血溜まりの効用について調べているうちにおもしろい歯医者さんサイトが見つかったのでしばらく読んでしまいそうです。

　＊昨日書店に行ったときには気付かなかった（いや、ちゃんと検索したのに「未入荷」になってたぞ）マイジョーの『みんな元気。』をアマゾンで注文しました。それでは無料配送に足らなかったから一緒に『中原中也詩集』。明後日には届くはず。
　


2004年10月28日(木) ■
今日ははやく寝ましょう

　仕事帰りにエステに行ってきました。たぶん寝た、というよりうつらうつらしていた感じかな。いつもの場所じゃないところで施術されたんですが、部屋の美しさとか広さは目を閉じてしまえば気にならないけど椅子の座り心地（というか寝心地）がまるで違うのでびっくりしました。

　西武の日本シリーズ優勝バーゲン三日目が同じデパートで開催されていたので、ちょっと見て歩きました。でもこのあいだいろいろ買ったしねというわけでマフラーを一本買っておしまいに。

　漫画はいろいろ買いました。
　flowersとコーラス。
　岩明均『ヒストリエ』１・２巻、相田裕『Gunslinger Girl』４巻（絵がけっこう変わった感じ。とくに男性陣。うーん、続きを買うかは微妙）、伊藤理佐『おいピータン！』６巻（「おいクロタン！」もフルカラーで入ってるしクロの初恋もあるのだよｖ）。
　それから早川のナショナル・ジオグラフィックシリーズの『吟遊詩人の南フランス』、『オアハカ日誌』。チェ・ゲバラとバイク旅行をしたひとの手記。

　仕事先でもずいぶん風邪をひいてるひとが。わたしは体調は悪くないですが、ちょっと低調かな。そして明日は運命の（大袈裟）親不知抜歯です。三、四十分かかると言われましたが、そのあいだあにおとと妄想する余裕があるといいのだが。


2004年10月27日(水) ■
秋深し

　ふだんとは違う、都心で仕事＆会議してきました。
　さて夜になって帰宅しようとすると、うちに続く坂の角を曲がったあたりからめうめう鳴き声が。といってもヤギじゃないです、いつまでもこどもっぽいちーの通称（わたしが勝手に呼んでるだけですが）へな鳴きでした。斜向かいの家に停めてあるバイクの下から出て鳴き続けます。そしてお隣の塀のうえにはぬうっと黒い影−しかしおなかはゆるゆる−が。クロゾです。そう、今日はわたしが帰宅一番乗りだったのです。

　でかける前にピーターズの『聖女の遺骨求む』を読了。作者が女性のせいか、カドフェルシリーズでは美しいだけでなく気丈で聡明な女性が光輝を放っているような気がします。仕事には続いて『修道士の頭巾』を持っていったので、とりあえず妄想もにせ中世っぽく。それからあにおととの続きというか、書き込みもすこし続けました。

　このあいだ頼んだベルメゾンのセーター二枚が届きました。五分袖や七分袖でちょうど今にいい感じ。値下げされてたのを買ったのですが、無地のほうのサックスブルーが予想よりすこし濃い目だったことをのぞけば満足。もちろんこちらも着ます。

　おおきな余震のときには移動中でした。すこしずつおさまっているとはいうのですが･･････一日もはやく、みなさんが安心できますように。


2004年10月26日(火) ■
ジャイアントっていうくらいだから巨大なんですか

　今日はいつもと違う方面に出勤で、でかける時間が遅いのでこころもちちんたらしていたら荷物が届きました。『家なき娘』探索に破れて代わりに注文した文庫本のかずかず。
　ライアル・ワトソン『風の博物誌　下』（上探さないと）と『アフリカの白い呪術師』。このひとの作品は『アースワークス』というのが大好きだったなあと思って。
　村上春樹『スプートニクの恋人』。文庫本になったものをなんとなく読んでる程度の村上ですが。しかもこれはだいぶ遅いよね。発表時評価がけっこう微妙だったのを覚えています。村上春樹は『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』が好き。『ダンスダンスダンス』もわりと。あたらしめでは『神のこどもたちはみな踊る』。それから短篇が好きでした。とくに短篇のタイトルつけるのがうまいなと思ったことも。
　中丸明『ハプスブルク一千年』。
　小野不由美『東亰異聞』。昔借りて読んで好きだったので、せっかくだからと思って。
　それから偽中世ものの雰囲気参考にエリス・ピーターズの修道士カドフェルシリーズの『聖女の遺骨求む』（これは三分の二くらい読みました）と『修道士の頭巾』。

　妄想はもちろん昨日アップしたあにおととの続き、というか、後半の描写のあまいところをどう肉付けするか考えたり。そしてカドフェル読みながら心でメモしたりときには煩悩ノートにメモったり。いったいいつ書けるかなーとなんとなく不安になりつつ。

　帰り、Sakuraミステリーに市川ジュンと川崎ひろこが描いているのがわかったので一度買ってみることにしました。市川さんはカラー扉をもらっていたけど、これで連載が終わった･･････の？　このふたりの作品以外はベッドで読もうかなと思います。

　帰宅してサイトめぐりしてて、ｈヂさんの絵日記でグリーンジャイアントを発見。グリーンジャイアントってあのコーンの缶詰の･･････？　と思ってさっそく検索しちゃいました。しかしｈ家のジャイアントは本物より露出多くないですか。そしてもじゃ〜っぽくないですか？　ぐはー。


2004年10月25日(月) ■
半分くらい。

　昨晩は生涯二度目のオエチャにちょっと顔出しをして、
「ごはんを貪るクロゾを上から見たの図」
を描いてみました。ほかにネタもないのでじきに退散したのですが、オーナーのｎさん・ご一緒したｈさんありがとうございました！　おふたりがわたしのために同時にクロロンを描いてくださったのがすごい感激でした･･････！
　その後ｈヂンさんと参考画をまた求めてすんごいディープなすぺいんサイトに迷い込んだりもいたしました（ダメじゃん）。

　さて、更新してきました。
　書きはじめるとやっぱりある程度ふくらんでしまい、とりあえず約半分アップしてきました。Spin Offの一番うえにあげてあります、あにおとと話で「むすぼれ」。クレイジーあに。の視点だったら揺るがないので簡単なのですが、おととさんはまだまだとても悩んでいるというか自分になにが起きているのかわからないような状態で、そこをどう表現するか悩んでいて遅くなりました。･･････と書くと大層な感じですね。

　この話はまとまったらｍしゃんが現在構築中のあにおととサイト（その名も「兄弟」（某外国語で））にも載せていただくことになっています。ジオだと年齢制限ものはダメだということで、ｍしゃんがとうとう別サーバを借りることにしたのです！　やはりすごいあいです。あにおとと。
　兄弟サイトは今月中にはオープン予定だそうです。

　今日はそんなわけで、あにおととをのろのろやったりもちろん仕事したりでした。Kissとジャンプは買いました。ハンターまた載ってないしさー。

『ダ・ヴィンチ・コード』ちんたら読んでます。　


2004年10月24日(日) ■
ペリーヌはどこに

　新潟中越地震の大きさに驚いています。外国でも報道されたらしく、スペインのフリアが心配して電話をくれました。
　せめて水や電力、ガスなどの生命維持にかかわるものがすみやかに復旧してくれたらいいのですが。

　昨晩はｍしゃんとメッセンジャーでお話、ｈヂさんもひきずりこんでいろいろと。過日ｈヂさんサイトでキリ番を踏んだのですがまだリクエストしてなくて、話してるうちに
「ランバンの赤いワンピース（去年のコレクションで大好きだったもの。今見てもやっぱり素敵）を着ている12〜13歳くらいのクラピカたん♀をだきあげているクロロ」
ということにまとまりました。

　そこで今日はポスターサイトとかで映画のジャケットや写真を見てイメージに近いポーズを探したけどなんかうまくいかない。
　あっと思って内田善美『星の時計のRiddel』なんかページを繰ってみたけどなんか違う。ついでに川原由美子『観用少女』なども。ひょっとしてバレエだったら･･････などと、手を広げて探すうちに時間が経ってしまいました。
　ついでに書庫でまたひとつ段ボールを開けて。でも好きな漫画はでてきたけど（そしてお風呂で五冊読んだけど）、このあいだから探している『家なき娘』（『ペリーヌ物語』の原作）は出てこない。わたしはピンクのブックカバーまでつけて母親にプレゼントした気でいたのですが、母は持っていないと言うのです。

　もういい！　出てきたら母親と両方持ってればいいじゃん！
　と思ってネットで検索したら、肝心の下巻は岩波でも品切れだった･･････重版中ですが。いつできる。
　かといって書庫の段ボールを全部開けることもできずに煩悶するのでした。わたしとしては『赤毛のアン』とか『メアリ・ポピンズ』、『ナルニア国ものがたり』が入ってる箱じゃなきゃもう心当たりないんだけどな。文庫サイズだって『若草物語』入ってたし。←この箱はだいぶ前に開けてみました。

　午後はのんびりしつつもあにおとと話をそれなりにまじめに。メモをもとにして入力をはじめました。ここからは思うまま書きくわえていき、それを推敲するというステージです。
　というわけで次の更新はあにおととネタになります。なぜ？　なぜって･･････それはｍしゃんのお誕生日プレゼントだからです。いやー、とっくにすぎてしまったのですが〜。最初はこっそりびやくネタを一日三行与えようと思ったのですが、そこに至るまえのことを考えていたらそっちをちゃんと書きたくなりました。ショックでごはんを食べられなくなったおととさんがごはんを食べるようになる話です。早ければ明日の夜アップ、できるといいな。

　コンビニに『サークルゲーム』５巻を取りに行き、ついでに食料の買い出し。ほんとに野菜が高くなってるなあというわけで今日の夕食のつけあわせは買い置きのミックスベジタブルともずくにしました。で５巻を二回読んだわけですが、やっぱりよかった〜。好き。
　それから弟が先週持ってきてくれた『ダヴィンチ・コード』（ダン・ブラウン）を読みはじめました。発端は『フーコーの振り子』（ウンベルト・エーコ）を思いだすな。100ページほど読みましたがちょっと軽薄な感じがします。読みやすいといえば読みやすい。

　さて、またあにおととを続けたりすてきな写真を探したりしようと思います。


2004年10月23日(土) ■
メモメモ

　中越地方を中心とする地震被災地のみなさま、お見舞い申し上げます。しばらくは余震に注意しなければならないそうですが、このまましずまっていきますように。


　昨晩はｈさんの秋チャットにお邪魔して深夜まで話し込んでしまいました。といっても婆は三時半くらいで睡魔に負けギブアップ。いろんなお話をしましたが、
「ヒソカとの賭に負けたクラピカ、覚悟をしておもむくとヒソカはごくふつうのデートみたいな感じで街に連れ出す。かえって緊張してしまうクラピカ」というネタで萌えました。
　ｈさんのところはピカさん女の子だし、そのイメージで。おおー、非常に自分としては珍しい。勝手に続きを妄想しております。

　今朝は快晴だったので起きて月に一度の新聞・段ボール収集になんとか間に合わせました。その後、眠いのになんとなく起きてネットしたり。でかえってお昼寝してしまったり。

　そういえば先週はみごと見逃したなーのSEEDデスティニーをつけてみたのですが、その直前にあの地震、しかも余震が続いたので番組は中断されてしまいました。相性が悪いのだろうか。その後はしばらく地震特番を見ていました。

　昨日はえらそうなことを言いましたがメモをとろとろのろのろやってるくらいです。以前買っておいた『ユネスコ　世界遺産』の南ヨーロッパ編（ポルトガル、スペイン、イタリア、バチカン、マルタ）をながめてるうちに偽中世もののイメージが一歩進んだかな。
　指輪をだすというリクエストなので「中世　指輪」で検索したら、アルビオンがやっている宝石美術館サイトがヒットしました。で、中世を中心にしみじみと鑑賞。解説もきっちりしているしお勧めです。

　なかでも「おおっこれはー」と思ったのが結婚指輪として愛されたダブルハートリング。そちらで見たのはダイヤ＋色石のふたつがハート型にカットされ寄り添って、そのうえに王冠が乗ってるみたいなデザインです。18世紀フランスなどで特に流行したそうです。でも偽「中世」だからなー。それにダイヤモンドの研磨法が違うだろうしな。ほかにはルネッサンスのギメル（双子）リングにびっくりしました。

　ほかにもレオクラメモなど数行したのですが、これはｐさんのリクエストだから最初にｐさんにお目にかけたいな、と思ったり。
　なんだか、「突然あにおととまつり」にもう一本増えるような感じでおります。おととさんがやっと食べものをくちにする話かな。

　拍手が「こちらのクロクラは飽きない」と書いてくださったかた、ありがとうございました！　すごく嬉しかったです。


2004年10月22日(金) ■
遊べるように。

　週末を心置きなく使えるように、けっこう気合い入れて仕事しました。それなりに進んだ気分です。まあ、もうちょいなんだけど月曜日の「おうちで仕事」日にやればいいかなあ。

　ゆっくり入浴しつつ、小栗左央里『ダーリンは外国人』の１を再読。小栗さんのダーリンであるトニーはイタリアとハンガリーの血をひくアメリカ合衆国人。映画なんかで、外国のひとは恋人とか配偶者をいろんなあまーいあだなで呼ぶイメージがあった小栗さんはトニーさんが自分をどんなふうに呼ぶかな？　とちょっと期待していたけど「ハニーパイ」もなにもなかった･･････というのを読んで、

　にせにうよーくの話。
　クロロンはもちろん嬉しくて陛下のことを「ハニー」「ダーリン」はもちろん、「マイ☆ダイヤモンド」とか「マイエンジェル」とか「ヘブンリードア」とか呼びかけます。
　しかし陛下は答えてくれない。どころか、気持ち悪がりそう。
　陛下もこの話ではにせ合衆国人なのですが、なんといっても山奥で武道家のおじさんと修行生活だったのです。
　あまい夢が破れたクロロンはちょっと、いやけっこう悲しそう。
　ついでに
「マイハニーはお寝坊さんだね」
といれたてのショコラ＆クロワッサンを乗せたトレイをベッドに持ってってあげて
「ありがとうクロロ･･････（はーと）」＆ちゅっ
という夢もダメ。
　だって陛下は毎朝早起きで乾布摩擦･･････はしないけど、さっさと公園にジョギングに行ってしまうのですから、クロロンは陛下のおとも（勝手にボディガード）をするために急いで着替えなくてはいけないのです。

　でも実際どうなんだろう？
　スペインではよくわかりませんが、留学していたときに先生（女性）に
carin〜o(カリーニョ、まあdarlingみたいなもの)
と言われてびっくりしたことを思いだしました。

　さて明日・明後日はがんばれると思います。ネタはいろいろあれど、どれを実際書くかはやってみないとわかりませんね。


2004年10月21日(木) ■
台風一過

の晴天は午後までおあずけ。朝のうちは横殴りの雨が降っていました。それにしても今年十個目！　の上陸台風、その被害の大きさに驚きます。

　さて通勤列車に乗るまえにふとレオクラのネタみたいなものが浮かんできました。一月に二周年記念でリクエストをおうけしたもの、さすがに三周年までずれこむのはまずいのでこのネタでいけたらいいな。週末すこしがんばってみます。クロクラ看病ネタも捨ててないですよ。

　ｕさんのところの師匠男前だなあ･･････！　すね毛が素敵です。大きな荷物しょって里帰りしてきた弟子を
「ずっとここにいりゃあいい」
と押し倒してくださいｖ　とか考えてしまいました。
　男前といえば９Ｓさんのところの９Ｓマンガは最近のWJ連載ハンターをテーマとした問題作（？）。ここのクロロ番長がいつになくオットコ前ですよ！　こころなしか首も太いのだよ〜。

　書店で早川のナショナル・ジオグラフィックシリーズを二冊注文。吟遊詩人の南フランスとあとは『オアハカ日記』です。
　買ったのはマンガが吉野朔実『いたいけな瞳』４巻、長岡良子『うす紅色の夏の影』。文庫で高森敏明『バルセロナの厨房から』、戸井十月『チェ・ゲバラの遥かな旅』。

　それから新書で清水義範『大人のための文章教室』。これをほとんど読みました。新しいことはあんまりないのですが、ぼんやりと考えていたこととかてきとうに実行していたこととかをきれいに切り分けてあるので頭の整理になります。
　考え考え書くと最初は読点（、）が一節ごとに入っちゃうとかね。これを見直しのときに最低限にまで削るのがひとつの作業です。日記についてはざっと書いて一回誤字チェックをするくらいなのでかなり適当ですが、小説のときには小品でもかなり真剣にやります。あと削るのは主語。わたしは「登場人物の誰かに寄り添ってる三人称」で書くことが多いのですがその視点人物については極力表明なし。相手についてもことばや動作、切り換えでわかるなと思うときにはできる限り削ります。この削る作業がけっこうおもしろく、たまに削りすぎ？　と思って復活させることもあったりして。

　あんまりリアリズムを追求してもしょーがないだろうけど、一人称にはある意味嘘くささがまつわりつくような気がしています。回想して語っているならばとにかく、実際にその場の当事者であるときに
「わたしは驚いた」
という言説が可能なのか？　と思ってしまうのだな。あと、
「考える前に〇〇していた」
なんて分析的なのはどうよ？　とか。そのひとが分析的キャラならそれもまたいいな、不自由さを逆手に取れるなとも思いますが。

　これからやってみたいのは長い長い一文で進んでいくタイプ。いつのまにか景色も変わってしまってるのにうまく乗せられてするすると読んでこころに入っていくというのが書けたらすばらしいと思う。
　でも、一人称じゃないけどその話の視点になってる人物のものの見方などがある程度は地の文の流れに反映されるはずだと思って書いてるので、それって案外難しいかもしれませんね。クラピカはやっぱりぱきぱき行ってほしいし、クロロだったらおもしろいのは極端な一人称だったりします（これはうさんくささを含めて楽しい）。レオリオもそんなにてれてれと流れていくタイプじゃないと思うんだな。


2004年10月20日(水) ■
注文しました

『サークルゲーム』５巻、とにかく欲しかったのでコンビニで受け取り扱い（これなら送料いらない）で注文しました。在庫はあるらしいから今週中には着くんじゃないかな。楽しみ。
　楽しみといえば昨晩ｈさんのサイトで11111を踏んで嬉しい。しかし表なのにまた裏まるだしのリクエストをするといかんなーと思って、いま考え中です。
　そしてレオクラ館、chさんの師匠話で更新してきましたよ〜。

　マティス展に行ってきました。仕事が早く終わって、まだ南関東は先触れの雨（といってもずっと降り続いてましたが）の状態だったのでたぶん帰宅のさいにはまだ電車動くだろうと思って。ついでに、”こんな日だったらきっとすいてるよー”と考えて。
　もちろん鑑賞者はいたけれど、全体として余裕を持って歩くことができました。よかった。

　今回はコアになる部分がふたつあったと思う。
　ひとつは展覧会そのものの副題になっている「プロセスとヴァリエーション」。マティスの（有名な）絵画作品は一見無造作にうつるものがかなりあるけれど、描こうとしているものの理想的な”かたち”を見極めるまでには非常に綿密な検討と試行錯誤があったということをいろいろなかたちで展示しています。入ってすぐが彫刻による女性の頭部「ジャネット」�気�ら�后Ｆ韻固�に制作されたものなんだけど、�気任呂�なり写実的でコンベンショナルな表現が、どんどんシンプルに、抽象的になっていく。ここですでに展覧会の方向性・狙いが強烈に提示されているわけです。

　マティスはとても努力家で、ひとつの作品のかげにじつに多くのデッサンや実験や試作があるのですが、生前、パリのマーグ画廊でそれを「決定版」と並べる形で展覧会が行われたときに本人もとてもよろこんだそうです。
　
　そして大病をしてからの晩年には切り絵による作品で自由に遊ぶようになったんだけど、そのころに”今まで自分は真面目すぎた”的な感慨をもらしていたという情報を読んで、そのプロセスとバリエーションまでも公開した真面目さを思いました。

　そしてコア２は切り絵作品。大好きな『ジャズ』や「ポリネシア　海／空」もあったし、新しく好きになった絵ももちろんあったし、やっぱり行ってよかったです。マティスのリトグラフなら欲しいなと思いましたが昨日自己負担でさし歯を入れた身にはちょっときついのと、一番欲しいのが今年没後五十年を記念してまるごと復刻される『ジャズ』約××万円な〜り〜なのであきらめました。美術館のレストランでお茶を飲みながら、チケットを送ってくれた友人にお礼のハガキを書いて帰宅の途に。常設展にも好きな絵はあるけど今回は無事の離脱が肝心。

　上野駅構内の書店で北村夏『私に似たひと』を買いました。

　妄想はちょっと。
　あと、マティスのバリエーションを見ながら、
「テーマとバリエーション」って同じこものを使いながらカップリングちがいのスケッチとかしたら楽しいかな？　とも思いました。
　それから好きになった青い部屋など、なんかの話の舞台イメージに使おうと思って反芻中。
　　


2004年10月19日(火) ■
あ、あと一冊･･････。

　なんか火曜日は毎週雨みたい。今日も例に漏れず、でした。
　仕事のあと歯医者に行ってとうとう差し歯を入れ、自由診療のぶんはクレジットカードで払いました。そしてつぎは親不知の抜歯です。今月末です。腫れても数日余裕があるときにと思って来週にしてもらいました･･････怖いけどしかたがない。すでに三本抜いたのですがそのときには問題なし。でも今回は横に生えてて歯肉のしたにもぐっててという悪条件が重なってるのだよ。でずにらんどのときにまだ腫れていても、まあ小僧さんズ＆ｐさんですから許していただけると思います。

　今日はたくさん漫画を買いました。
　吉野朔実『いたいけな瞳』（文庫版）３巻。
　名香智子『マダム・ジョーカー』４巻。日渡早紀『Global Garden』７巻。表紙･･････てゆーかタイトルに吸いよせられて（ｍしゃんの呪い？）買った加藤四季『兄ワールド』（これまだ読んでないです、一応ベッドに持ってく）。
　それからe-BookOffで頼んでおいたのも届いてました。聖千秋『サークルゲーム』１〜４巻。これ今はなき『ぶ〜け』で連載してたときに大好きで、でも全部雑誌で読んだだけにコミックスで買いそびれていたんだけどやっぱりほしくなって。今回読んだらやっぱり好きで･･････しかし！　４巻では終わってなかった！　全５巻だった･･････。苦しいです。ふつうの書店にはもう置いてないだろうし、なんかとくっつけて注文しよう。
　いっしょに届いたのがシャキーラの『MTV Unplugged』。食事しながらざっと見ました。絶対このひと英語よりスペイン語でうたったほうが力もあるしセクシーだよ。

　さて妄想は昨日の続きです。クロクラ♀でロリースです。でもエッチな部分というよりは、舞台設定を考えるのが楽しいです。これはもちろんパラレルなんだけどクロロやクラピカには超常能力はあるの？　ないの？
　クロロがクラピカだけを愛しているクレイジーな男というのはいいとして（すでに脳内デフォルト）、それがどこまで災厄になるの？　など。
　ｍしゃんには「あにおとと〜あにおととは〜」と叱られ？　ておりますがたぶん明日か明後日で妄想一段落すると思うのです。

　明日はもっと雨でしょうか。
　仕事のあと、電車が動く程度だったらやっとやっとマティス行きたい。


2004年10月18日(月) ■
たばこ度の高い町でした（映画の舞台）

　更新には入れていませんが地下室アドレス請求案内ページにちょっと追記。ウイルスも怖いことですしHTMLメールは最初からお断りしているので、そこを強調してみました。またこの十日くらい毎日けっこう届きます、ウイルスメール。　

　昨晩は「でずにらんど打ち合わせ〜ほかのお客さまもこっそり招いてあにおととの宴？」チャットをささっと。でずにらんどは恐怖の四人部屋になりそうです。さすがリゾート、40�屬良�屋にふつーにエクストラ二台入れる設定があるとは。トイレがふたつあると嬉しいけどたぶんそうじゃないな。それがあにおとと強化合宿になるかはとりあえず未定です。
　今日がおやすみと日記で知って突然声をかけてみたａちょうかんが来てくださったり、さいごはｎさんとまったりツーショットチャット（て言うのか）してみたり。

　で今日の妄想はあにおとと。ではなくて、
　以前から考えては挫折していたクロクラ♀でロリエロでらぶらぶ系。
　についてぐるぐるまわっておりました。
　この話なんかもうクロロはともかくクラピカがあまりにもニセモノでどうしようもないよ形になんかできないよーと思っていたのですけど、ｎさんにそのダメっぷりを語ってるうちに突然ギアが入りイメージを支える設定ができたのでございます。嬉しいです。実際は地下室にどーしよーもないエロがアップされるだけだとしてもその背後の世界があるとないでは書くに際して大違いなのであります。
　とりあえず仕事のあいまに妄想。移動の車中で妄想。
　でもたぶん次に書くのはクロクラ看病ネタです。うまく結実させたい。

　噂のハンター不意打ち表紙。のジャンプ。
　デスノートの超展開にちょうすげえとつぶやいてみたり、ちょうといえばパピ・ヨン！　の見るものを不幸にする水着姿だったり、銀魂は三人組のからだ談義に笑ったり。
　そしてハンターは、まだあそこにいたの！　王たち！　ってところですね。ほんとうに対決になるんじゃろうか。

　夕方から出かけ九段での『ブラインド・ホライズン』試写会に行ってきました。ヴァル・キルマー主演のサスペンスもの。なんと途中でぶっつり字幕が表示されなくなってしまいそれが十分くらいは続きだんだんざわめいてきたころに、そろーりと字が下からあがってくるようにして復活しました。字幕ってフィルムに焼き付けるものじゃないのかー。
　その名のブラックポイントというメキシコ国境にほど近いしょぼい町のはずれ、頭に怪我を負ってがけ下に倒れていた男（ヴァル・キルマー）。かれは自分の名前も、なにもかも忘れてしまっていた。しかしフラッシュバックしてくる暴力的な画像、秘密めいた女との邂逅･･････そして”大統領選の遊説で現職大統領がこの町に来るのを狙って暗殺計画がある”という直感に似たものを得る。暗殺計画は本物なのか？　そしてかれは何者なのか？　という感じでした。

　これはネタばれに入らないと思うちょっとした感想（一応反転しますが）。
・『セイント』（もう七年前かー）のときならともかく、だいぶたぷたぷになっててしかもがけ下おっこってた記憶喪失の中年男に、雛には稀な美人の看護師さんが一目ぼれしてごはんもすぐにあーんして食べさせてくれたりするのはなぜですか。ああーん、イケメン設定なのかもしれないけど違和感あるわいな。
・ラストに流れた歌の歌詞が･･････「えーーっ」という感じ。
・一番の笑いどころは大統領の車のまわり囲んで一生懸命走ってついていくSPのみなさんなのではなかろうか。いくらゆっくり走ってても車ですよ？　

　よくわからないところや都合よすぎ！　なところはあれど、全体としてはまずまず楽しめました。
　その後ちょっとお茶してから別れて帰宅。
　電車のなかでは村田順子『君といっしょに踊りたい』１・２巻を読みました。


2004年10月17日(日) ■
看病ネタ詳細求む。

　本当は朝10時くらいには出発しようと思っていたのでわりと早く起きて食事。でもなんかだらだらして手近にあったロマンス小説など読んでしまいました。暴漢に襲われたヒロインをヒーローが救うという幕開けなのですが、ヒロインはナイフで両手指を怪我してしまい二週間ほどどうにもならない･･････というのを読んで、夏コミのときにｋ〇しゃんから聞いた話（両手骨折したひとの苦難）を思いだしました。

　そうか、さっそく拍手でご賛同いただいたクロクラ看病ネタは両手を使えない陛下を･･････というのもいいかと思ったけど、そんなことになっても原作設定だったらおとなしく面倒みてもらうはずがないなあ。あにおとと〜ならいいけど（これだったらおととさんがあに。を看病するというのもあると思うけど）、たぶんそれとは違う設定のほうがいいんだろうなあ。
　反応をいただくとやっぱり嬉しいです。書いていいんだ〜！　という気にもなるし。なんらかの形でお目にかけたいと思います、看病ネタ。

　お昼ごはんを食べてからようやく出発。横浜市の国際協力まつりをのぞいてきました。だらだらと元町の裏通りを歩いて海側へ抜け会場へ。旧知のひとがとあるブースにいたりして、ベトナム産の木のスプーン大小二本ずつと、別のブースでインドネシア産の木彫りの猫（彩色が絵の具じゃなく絞りなのが特徴でジョクジャカルタあたりで作られたものだそうです）を黒と緑二体買いました。

　その後は書店でだいぶ長居して、かなり真剣に官能小説買おうかと思ったけど結局棚に戻して高橋健司『季節のかたち』だけ買いました。ついでだから新聞博物館まで足をのばして「The Timesが見た200年」展を見てきました。チャーチルの写真が多かったな。バルセロナオリンピックの高飛びこみ競技がちょうど市街地をバックにしている写真など印象的でした。ちょうど奥に聖家族教会の塔がそびえて。

　ケーキを買い帰宅すると、留守中に弟が来たとのこと。わたしが用意しておいた雑誌を持っていき、ダン・ブラウン『ダ・ヴィンチ・コード』上下、福本貞行『アカギ』16巻（弟よ、『カイジ』はもう買わないのかい？）、弘兼憲史『取締役　島耕作』2〜6巻（１は読んでないような気がするぞ）、そして浦沢直樹『Pluto』１巻（しんみりと泣きました･･････！）を置いてってくれたそうです。漫画は読みました。


2004年10月16日(土) ■
考え中

　明日・月曜日とでかけるので早めに仕事をしていました。やりたかったことの八割くらいは終わった感じ。明日の夜に残りをやればたぶん大丈夫でしょう。

　昨晩で地下室の自爆投票が締め切られたわけですが、結局実質同数でした。うーんどうする。じつは脳内ヒソクロラフェア中だったりしましたが、あれを書くのは相当恥ずかしいし難しいので（絵じゃなくても体位描写のときとか「こうなって、ああなって･･････」とか考えるよね？　人数多いほど難しいです）踏み出すかは未定です。

　そんなこんなで乙男さんビジョンでびやくネタをちょっと考えはじめました。これは設定はできてるわけだし書くとなったらわりといけそう。本人もどんどんものすごく興奮して最後はなにがなんだかわからないことになっちゃったら笑えるかもしれません。

　それから以前買っておいた世界史ブックレットの『中世ヨーロッパの都市世界』を中断していたところから。てゆーか、イントロしか読んでなかったじゃありませんか。
　その後偽中世もののメモなどすこししました。
　あくまでも”偽”なので宗教とか違ってたり、ファンタジー系でも別にいいと思うのですがぐるぐるとすこしずつ本を読んでたりするのはたぶん自信がないからなんじゃないかな。

　SEEDデスティニーははやくも見そびれました。日本シリーズのせいで一時間はやく始まったか･･････！　まあ、そういうめぐりあわせなんじゃないかなと思います。

　いただいたメールで
”クロクラの看病ネタが読みたいです”
というコメントがあって、おお〜意表をつかれる。と思いました。
　秋だからアンニュイなせいか（今更）クロロが陛下の頬を撫でたりしてるゆるやかなスキンシップのイメージがあります。ちょっとだけ寂しい感じ。

　夜になってびっくり。ショックだったり。待っていたのですが･･････。これからもファンです。


2004年10月15日(金) ■
メールはこれから

　昨日の疲れがでてぼんやりとなんとか乗り切りました。

　クロクラWebringも貼り替えやメッセージをぞくぞくといただいてて、ちょっと久しぶりのかたからも消息を聞けて嬉しかったり。ｋんさんからはカラーレイアウトのソースを送っていただいてるのにまだ調整できなくてすみません。ぺしっと貼りつけるとなんか変で。週末になんとかしたいです。

　週末といえば今日づけで地下室の投票が締め切りです。
　一つ目の選択肢は最初に景気づけで自分で押したので（というか、間違って一回選びもせずに送信したらデフォルトで一番目に入った）じつはふたつ一位なのです。どうなるか？　

　秋のうちにディズニーランドに行きたいね〜と小僧さんズなどと話しています。心置きなく遊べるようにホテルを取って閉場までいたらいいかな？　ディズニーランド、たぶん十年くらい前に行ったきりのような気がします。「キャプテンEO」が終わったのは知ってるけど、パリ万博が舞台でベルヌと旅するやつ･･････なんだっけ･･････あれもとっくにないのか。
　そんなていたらくですからもちろんシーのほうはまだ。
　どうせアトラクションをまわりながらあにおとと話をこそこそするような。

　しかしふたりでユーロディズニーに行ったりしないような･･････。
　ｍしゃん的にはお化け屋敷でがくがくぶるぶるするのはきっとあに。だと思います。おととさんは冷静です。


2004年10月14日(木) ■
げいじゅつのあき(15日に書きました)

　仕事のあとオペラ公演までちょっと時間に余裕があったのでマンガ喫茶に行こうかな昼寝もできるし･･････と検索しておいたのですが、移動の電車でうまく寝れて元気になったのでBunkamuraのグッゲンハイム美術館展に行きました。

　グッゲンハイムはニューヨークで二度行ったことがありますが一度はお手入れ中で全部は見歩けなかったし、今回足をのばしてよかったと思いました。
　副題は「ルノアールからウォーホールまで」。文字通りルノアールのわりあい古い作品から始まっていました。カンディンスキーとかドイツの「青騎士」的な作品が続いたあたりはまるでマドリッドのティッセン−ボルミネッサ美術館二階みたいな雰囲気〜と思ったり。
　軽快に虚空に飛びだしていくシャガールやいろんな手触りのものをコラージュして野草と木のドアをつくりあげたデュビュッフェなど好きになった絵も何枚かありました。

　カンディンスキーの雨に濡れた道を見てちょっとレオクラ的妄想をしたり、明度の高い正方形の重なりが美しいなあ、そういえばクロクラパラレルもので一緒にロスコーの四角を見るエピソードを考えたけどこっちのほうがいいかなあとか思ったり、妄想的にも滋養をもらって、カタログを買いすぐそこのカフェでメモして楽しみました。ついでにあにおとと〜もメモしてｍしゃんに褒めて褒めてメールしたり。

　NHKホールに移るまえに東急本店をちょっとだけ見て歩きました。
　世界のブランド階はふつう行ってる地元デパートとは客層が違うわ･･････！　秋冬ニットが勢ぞろいした売り場はとても購買意欲をそそるものでしたが、いくら美しいカシミアだってこの値段はセーターには出せないよ、と挫折してきました。”自由にお取りください”だったショップカタログはいただきました。モダンでいて生活感のあるインテリアのなかに服が配置されてて、写真よかったです。バランタインというブランド。イ、イタリャアだったか･･････知ってたら八月に行ってたかも。とりあえず脳内で陛下に着ていただいて楽しむことにいたします。

　NHKホールでウィーン国立歌劇場の『フィガロの結婚』を見てきました。仕事帰りだったからごくふつうの格好にちょっとアクセサリーを加えただけだったのですが、さすがにオペラだからドレス姿や着物姿の割合も高く、ついでに年齢も高そうな感じ。開演前にみんなが振り向いて拍手を始めるのでなにかと思ったら皇太子も鑑賞に。

　うちでちょっと予習しようと思ってたのですが以前買った超入門的クラシック80枚セットにはオペラがないよ〜というわけですこし心細く。でも始まったらわくわくしました。そうなのだ、こどものころ同居していたおばが集めていたクラシックに入ってたよハイライト！　序曲ほか四曲くらいは今でもくちずさめるほどで、これで弾みがつきました〜、オペラは実際に鑑賞するのはたぶん三回目くらいのビギナーです。

　序曲はオーケストラピットからこちらまで迫ってくる感じが足りないかな？　と思っていたのですが、物語が始まるととても楽しかった。二年ほど前に見た『運命の力』は曲や歌唱以前に物語が偶然だらけで陰惨で「･･････」だったけど、これはきちんとできた喜劇の感じ。歌手のみなさんも芸達者でした。

　帰宅するとすでに日付が変わる寸前。メールチェック程度でさっさとおやすみなさい〜、でした。
　買った本：グッゲンハイムのカタログのほかに、オマル・ハイヤームの『ルバイヤート』。


2004年10月13日(水) ■
仕事もちょっと忙しい

　昨日ｈさんが送ってくださったクルタンもので「愛でる会」を更新。クルタン（エロタン？）のマシュマロヒップに注目ですたい。


　会議でした。わりと早く終わったので飲み会に誘われないうちにずらかって本屋にだけ寄って帰宅。
・ダゴベルト・ヒルフ『木版画のマリア』。メキシコ系の作家の短編集。遊び紙の濃いコバルトブルーと内表紙の朱赤の対比とかいいなあ（←内容と関係ないか）。帰りの車内で三本読みました。
・フランソワーズ・デポルト『中世のパン』（「食」という面から中世を見るという切り口らしい）
・ジャック・プレヴェール『ことばたち』（全体としては読んだことがなかったので買いました、Parolesの全訳。なぜか高畑勲訳・解説・注釈。）、気になってたんだけど重いし高いのでちょっと買うのが遅れました。

　雨はようやく午後になって止んだようです。
　朝、出勤のころにはまだ降っていて、ラッシュアワーとは思えないほど空いている（もちろん座ったりはできないけど）電車のなかでもやはりじっとりとした雰囲気は続いていました。
　そのまえに傘を畳みながら、相合い傘〜とか思いました。

　でもきっとクロロがさしかけても
「必要ない」
と断ってしまうよねえ。
　そこから偽にうよーくのふたりのことをちょっと考えて、クリスマスに書こう。の心のネタ帳に書きつけました。いつまでもちょっとだけ片思いなアンニュイっぽいクロロンなのだよ。

　レオクラでもひとつの傘にふたりで、というのはないような気がする。
「肩を冷やすな。手術もする手だろう」
と静かに言われてしまうとレオリオさんもちょっと困る。でも好きな相手だけ濡れてて自分はすっぽりおおきな傘の下（真っ黒のコウモリだよね）というのはやはり忸怩たるものがある。それからどうする？　とか。

　強いていえばあにおとと（もちろん、まだあに。の道ならぬ恋が発覚するまえ）だったらいいんじゃないかな。
　雨が降ってにいさんがお迎え。
「あっ」
　･･････一本しか持ってこなかった。というわけで一緒に入って帰ります。ちょっとだけきゅうくつでもそれも楽しい。水たまりをわざと踏んだりしてすこしいさめられても嬉しい。
　とりあえず、忘れた「ふり」じゃないことにしといてやろうと思います。

　明日は『フィガロの結婚』を見に（聴きに）行きます。これも一応スペインが舞台なのか！　プログラムも母からまわってきたんだけど重いし仕事帰りに行くから持っていくのはやめて、さっきネットからあらすじを落してきました。ひっこし公演だから舞台装置なんかも楽しみだな。


2004年10月12日(火) ■
本以外にも買いました

　仕事のあとデパートに寄りエステ。また寝た気がします。その後短時間だけどバーゲンを見てまわりました。昨日、西武がパリーグ優勝を決めた祝勝バーゲンです（とくにどちらかを応援していたわけではないですが、プレーオフはおもしろそうではあるけどダイエーからしたらやりきれないよなあと思います）。

　今回は本はマンガ一冊（小野弥夢『ポッカポッカ牧歌』２巻）だけで、ちゃんと買い物した〜。　
　長傘（手動のばっかりになっちゃったので自動で開くのが一本は欲しかった）、雨の日用のパンツ、この定価はほんとうなのか？　と思うほど安くなっていた腕時計は革ベルトがピンクで文字がちょっとフランク・ミューラー調でいい感じ、そして予定とちょっと色味が違うけど風合いや手触りのいいコートです。あわいグレイのを探していたんだけど、これはベージュにすこしだけピンクがかかっているタイプ。ダブルで長めです。それから秋冬用のトイレタリー一式。
　
　最近になって引き受けた新しい仕事、ちょっと「ん？」ということがあったけどここをちゃんと乗り切ればうまくいくと思う。がんばりどころです。人事関係もとりあえずできることはやって、その範囲ではうまくいったし。

　Web拍手であにおととでびやく〜についてコメントをくださったかたはわたしの知ってるｍ／ｈ／ｋ〇しゃんのどなたかではないのでしょうか。最初のおふたりには聞いてみたけど違うとのこと。するとこの世にあにおとと萌えいや燃えのかたが最低四名はいるということでしょうか。すごいなあ。

　今日はめまぐるしくてあんまり妄想の暇もなかったけど、ベッドで続きを考えようと思います。
　ｈヂさんからエロティックなクルタン絵をいただいたので明日早く帰れたら更新します。クロロ幸せそうだな！


2004年10月11日(月) ■
妄想は続く

　人事関係の連絡とか仕事も含めて、休日なのにわりと仕事をしていました。
　とりあえず妄想関係は
１）あにおとと〜。
　おととさんの好物はなにかなあとか。
　あに。に監禁されていろんなことをされているわけですが、自殺は考えないにしてももちろんストレスで食が細くなることは容易に推察されます。でもそのまま拒食→はかなく･･････ではあにととと、完。になってしまうので、なんとか食べていただかないといけない。
　で、おととさんが食べないとあに。も食べないということでいこうと思います。それでやつれたり、おなかが盛大に鳴ったりします。
　変なことをする以外はほんとうに優しい兄さんのままなので（あああ、それが罠なんじゃないのか？）
「ピカの好物作ったよ。これなら食べられる･･････？」
と言われるとひとくち、ふたくち。

･･････ぜんぜんびやくにならないですよ！　

２）偽中世ものは十一世紀くらいかなーと思いました。もちろんイメージであって、ちゃんとした感じにはならないです（無理）。『フランス中世史夜話』を拾い読みしていて。十一世紀後半に騎士階級が成立したと言われています。
　すごいなあと思ったのは、「騎士気質」の項の〆に引用されてる、実在の騎士でありダンテの『神曲』にも登場する吟遊詩人ベルトラン・ド・ボルンのこと。
　かれは春のよろこびをうたうことを好んだそうです。
「こころ華やぐ復活祭の季節。梢には若葉も花も帰り来て、楽しき小鳥の歌を聞く」
　でもその理由は、「戦闘の季節が巡ってきたからに他ならない」（渡辺昌美）。
　騎士になるには貴族の位は必要なかったというから流星街（･･････）出身の孤児でも腕を見せれば出世は可能だろうなあ。もちろん、騎士になるためには長い年月、年長の騎士のもとで修行しなきゃならないということはちょっと考えどころですが。
　なーんて、実際に話を書くにはけっこう時間がかかりそうです。とりあえず『吟遊詩人たちの南フランス』でも読むか。


2004年10月10日(日) ■
充実の一日

　起床こそ遅めでしたが、大好きなお昼寝もそんなにしなかったしほぼ一日ちょこちょこなにかしていました。

１）クロクラWebringの移転を完成させｍしゃんが描いてくださったバナーをのっけ（陛下が黒猫を、クロロがうさぎちゃんを抱いているバナーですｖ）、登録者さまにメールしました。
　更新が止まっていてもコンテンツが残っているところは削除しない方針なのですが、さすがにジオシティーズのサイトでずっと放置状態のは遅くとも年末にはなくなってしまうだろうなあ･･････。残念。
　もちろんさっそく貼り替えてくださったかたもおいでで、それは嬉しい限りです。ｋんさんアドバイスありがとうございますｖ

２）仕事もしました。十月に入って忙しくなってきたのですが、これをまた先取りするみたいな感じ。けっこう進んだ感じがしてこれも嬉しいです。しかし人事関係の手当ては面倒くさくて明日まわしにしてしまいそうです（それから逃避して別のことをしていたとも言えるかな）。

３）一週間ぶりに煩悩ノートを開いてメモ開始。
　ｍしゃんに捧げるあにおととでびやくネタです。いつごろの話にするかは決めたのですが、全部書いたらものすごい長さ（エロシーンだけじゃないから）になってしまいます。どうするべきか。
　おととさんの好物ってなにがいいかなーとか、ベッドはどんな様子かなあとかを考えるのも楽しいです。

・かといって地下室の投票を無視してあにおととのみ書くわけじゃないみたいです（←他人事）。あれか、エロースの秋なのか。原作設定ネタは今のところレオクラお別れネタくらいかなあ。

４）試写会応募ハガキも三枚書きました。ジャンプにはそういうのないのかなと思って探してみたけどよくわからない。さすがにジャンプフェスタは特別行きたいと思わないしなー。
　公開中の映画二本前売り買ってあるし（『靴に恋して』と『モーターサイクル・ダイアリーズ』）、マティスはもちろん琳派も行きたいし『新日曜美術館』見たらピカソもまた見たくなりました。来週は母親からオペラのチケットもまわってきそうです。週一回ペースでおでかけ？　夏だらけた分も欲張ってみようと思います。

５）恒例の書庫発掘（まだ片づいてません）。
　ヴォネガットの『モンキーハウスへようこそ』（２）が出てきたのでこのあいだ思いだした「バーンハウス効果に関する報告書」を再読しました。
　夜は偽中世ものの雰囲気作りを兼ねて『フランス中世史夜話』でも読もうと思います。

＊ｈヂさんのところにデズニらんど記が。そしてその晩にｎさんと描き散らしたという爆笑絵が〜！！　


2004年10月09日(土) ■
悪魔の涎

　現在夜十時ちょっと前です。うちの周辺は雨も止み、静かな雰囲気です。今日はまだ雨が弱いうちにゴミ捨てに行き、ついでにコンビニまで出てジャンプとKissそれから食料の買い足しをしました。猫たちも雨の日にはとことん眠くなるようにできてるのでみんなで怠惰に。でも今のうちにやっておきたいので夕方からすこし仕事をしました。

　あ、忘れてた。午前中はクロクラWebringの引越をやっていたのでした。開設してくださったＫんさんから、
「絵はいいかげん古いからこのさい変えてください」
と言われ、しかし自分では変なクロゾ絵になってしまう･･････ので、とりあえず写真を使いました。バナーを作ったり。でもせっかくだからクロロとクラピカ絵のバナーも欲しいよお〜とｍしゃんにおねだり中です。
　もう一度見直して、明日登録者のみなさまにお知らせを出そうと思います。

　地上の投票に続いて地下室も締め切りが迫っています。
　なんとー「３」（つまり３Ｐ）がけっこう票をのばしています。腹をくくったらこの３の設定についての投票にしようっと。陛下男？　女？　とか、誰と誰とか。
　というわけでそのへんのことを考えたりもしているのですが、なぜか今日は急にレオクラで媚薬ネタなんか考えていました。エロースで激しくてしかしやがて悲しきお話･･････なんじゃないかな。だいたいのイメージはできましたが実際に書く可能性は相当ひくいような気もします。

　ガンダムSEEDデスティニーを見てみました。
　ああーシャアの声のひとが出てるのにシャアじゃないひとだ〜とか、オールドファンはしょーもないことに気を取られました。ものすごく登場人物も多いようだしなんか見続けられるかは疑問かな。ガンダムとかメカ系は別になんとも思わないのですが、人物の輪郭とか目の感じにも違和感があるし。

　ハンター載ってました。ネフェはカイトをあんなふうに使っていたのか･･････。ブリーチは白夜さんますます美しい。
　Kissはのだめがやっと始動かな？　とか。

　食後、女子レスリングワールドカップを見ました。アテネオリンピックで見てからなんだか好きになったので。日本優勝おめでとう。

　ｍしゃんと電話してて、電波の調子が悪いのかなんかが空耳変換されて「よだれ」になりました。そこで思いだしたのがアルゼンチンのコルタサル作「悪魔の涎」。
　と言ったらすかさずｍしゃんは
「クロロのよだれですね〜」
と。
　からだじゅうをよだれでべとべとにしてあげる。と思ったりもするでしょうが、全部がそうなる前にどんどこ乾いて変なにおいだけが残るのでは･･････。


2004年10月08日(金) ■
いろいろ届きました

　昨晩の酒が残っているわけじゃないと思うけどとにかく眠い一日でした。
　例によって歯医者でも眠くて、さすがに今日は居眠りはしませんでしたが治療を受けながらとろとろと妄想しておりました。内容は偽中世もののふたりの馴れ初め。前に書いた話のときに
”数年前にクロロが怪我をして休むために入り込んだ修道院の薬草園で会った。そのときに恋をして数年かけて出世してとうとう想いを遂げた”
という設定はしといたのですが、もうちょい具体的に〜と考えるとこれがけっこう難しいのだな。
　この話のクロロンは陛下にとてつもなく恋していることと生まれがよくわからないこと以外はほんとうに別人で、けっこうシリアスな美男なのでものすごくニセモノです。でもそれはそれで楽しいかもと思って考えています。

　帰宅したらｋんさんのハガレン本（二冊！）、ｎいさんの総集編（サイトに載っているものと違った趣向で楽しめるのです）、そして印刷所のネットショップで買った文章系同人向け原稿作成ノウハウ本二冊が届いていました。おおー、読むものたくさん。
　それから試写会の招待券も。せっかく雑誌を買ってるんだから〜と、先日『キャット・ウーマン』行ってからマンガ雑誌ひっくり返して見つけたものです。ヴァル・キルマー主演『ブラインド・ホライズン』です。

『ヤングユー』を買いました。さっそく試写会応募ハガキを書きました･･････で終わり。じゃないけど。『蛇にピアス』のマンガ化って何がしたいんだろうなあ。　

　夜はぐるナイのごちバトル、コレド日本橋の超高級スペイン料理店サン・パウが舞台だったので途中から見ました。あああ〜おいしそうです〜！！　今回はぐるナイ史上最高、「ひとり五万八千円で食事を注文しよう」だったのですが最後に”リーズナブルな料金のコースも用意されています”とあったのにちょっと笑ってしまいました。でもたしか昼でも一万円超だったような気がするなあ。


2004年10月07日(木) ■
大使館でのレセプション（9日に書きました）

　すごく久しぶりに午前さまで帰宅。行ってみてよかったです。

　前夜地震があったりやっぱりクロゾが重かったりしたのでなんかよく眠れず、一度帰宅して休んだり着替えてからでかけることにしました。仮眠のつもりでソファにねっころがったら案の定ものすごーく面倒くさい気分に･･････。

　しかし
「日記にも書いたしなー、今回行かなかったらもう呼んでもらえないかもしれないしなー」
と思い、のろのろ支度しておでかけ。途中、乗り換え駅でパスケースを落とす（！）というふだんだったら考えられないアクシデントがあったけどすぐに拾って届けてくださったかたがいらしてロスタイムも五分くらいで助かり、開始十分後くらいに某国大使公邸に着きました。そこは都内の一等地、合衆国大使館には遠く及びませんが在日公館のなかでもかなり広い敷地でわたしは二回目です。

　パーティへの参加者とおぼしき人々が門の外まで列を作り、ひっきりなしに車（主に黒塗りのリムジン系）が来ては客をおろしていきます。列の前後のひとびとは年齢高め、男性はみんなスーツで女性もきっちり系でした。わたしは結局黒いパンツ・黒いインナーのうえにオペラピンクで光沢のあるジャケットを羽織りイヤリング・ネックレス・時計・バッグの口金などの金属はホワイトゴールドで統一していきました。指輪もピンクトルマリン＋ホワイトゴールド。

　入り口で招待状と封筒を渡しクロークに荷物をあずけます（わたしはハンドバッグひとつだったのでなし）。さすがラテンのお国柄、封筒と参加者リストの照合もしないし、たぶん人数チェックもなし。あとで聞いたら
「招待状を忘れた」
でも入れてくれたそうです。大丈夫かセキュリティは。

　一向に列が進まないなあと思っていたら広間の入り口で大使夫妻とひとことお話してから入るからでした。今年になって赴任したという大使はわりと小柄で若く、笑顔がいい感じ。今回招待してくださった理由とおぼしき仕事のことをちょっと話しました。

　さて、なかはものすごい混雑。パーティ開始から二十分弱経っていたからか、各所にもうけられているスナックの皿はすでに悲しい状態に･･････。それから期待の調度品などもわりと質素で、大きな木の広間の周囲に大きく分けて１）日本的なもの。屏風とか壺など　２）その国のもの。先スペイン期文化のものがちらほら。が飾られているくらいでした。もちろん、大きな国旗は下がっていたけど。




　ボーイさんはてきぱきとまわっているので赤ワインのグラスをもらい、ちょっと探検することにしました。入り口と対角線奥にちいさいステージが作られ、民族衣裳をつけた三人編成のバンドが入って陽気に歌っています。写真は撮らせてもらったけど暗いのにフラッシュ焚かなかったからちょっとうまくいきませんでした。

　知ってるひとやっぱりいないかなあ〜と思ってとりあえず庭に。ちいさなプールがあり、そこにも飲み物カウンターができています。ワインは残念ながら赤・白ともカリフォルニアものみたい。
　八時くらいになって、赤いドレスを着た女性と目が合いお互いに
「どこかでお会いしましたよね･･････」
と話し、もう一度自己紹介してやっぱり知り合いだということに気づきました。そのあたりでやっと大使および日本側の主賓（でも名前聞きそびれた）のご挨拶があってみんなで乾杯。さっきあいさつしたｋさんといろんな話をしながらすこしずつ移動しました。

　そのうちなんとなく会場がすいてきて、知っている顔も見えてくるように。大学のときのｔ教授にお会いして奥のほうに誘導していただき、大使が最近連れてきたというご自慢の新シェフの料理が並ぶブッフェ会場に入ったり。サボテンのソテーや豆の煮物、アロス・コン・レチェ（米をミルクで煮てあまい味をつけたデザート）などいただきやっとおなかもまあまあに。

　そんなことしてるうちに予定の終了時間は過ぎ、さすがにホールも人間より空間のほうが目立つようになって、五名で二次会にいくことになりました。そのうちのまとめ役的大先輩の行きつけの店で、新宿二丁目と聞いたときには
「･･････ゲイバー？」
と思ったのですがビル地下一階の落ち着いたふつうのバーでした。しかも入り口ににゃんこがいました〜さっきの写真みたいなサバとら猫。
　そこでもだいぶ盛り上がり、つぎのプロジェクトの話のために年末くらいにまた集まろうという話になり、あっという間に十一時に。さすがにまずいので一足お先に失礼して帰宅しました。
　長い時間をかけてだから大丈夫だったんだろうけど、結局ワインをグラス四杯とマルガリータを一杯飲んだなー。久しぶりだなー。

　帰宅はとっくに「明日」。というわけでさっさと寝ました。

　仕事からの帰りに買ったのが『ペリーヌ物語』。このごろ竹書房がだしてに、なつかしの”世界名作劇場”アニメを翻案したものです。表紙といい本文といいあのペリーヌがいっぱい、しかもおまけに主題歌＆エンディング入りCDもついてます。
　亡くなった父の父が所有する紡績工場へ来て働くようになってからの「マロクール編」を地下鉄のなかで読んで思わず涙涙。やっぱりいい話だ〜！　と思いました。でもやっぱり本なら原作のほうがいいな。一年間やったアニメの話を無理やりつめこんでいるので、描写がほとんどなくあらすじ＋せりふみたいになっているからです。
　原作のほうは数年前に岩波で増刷がかかったのを飛びつくように買いました。あれ？　どこにあるんだろう。ひょっとして同じようにペリーヌを好きな母にプレゼントしてしまったかもしれないなあ。陛下女の子ならペリーヌいい感じだと思いますよん。


2004年10月06日(水) ■
驚異と懺悔、あるいは買い物失敗

　大袈裟なうえに画数の多いタイトルであります。もちろん、内容はたあいもなく。
　
　結局マティスには行きませんでした。悲しい。クロゾが安眠妨害をしてくれまして眠りが浅く、起きたときにはもうよぼよぼだったので諦めました。
　しかし仕事には行かねば。せっかく晴れたから洗濯してからでかけました。

　マティスのかわりに早く帰宅して寝るつもりだったのですが、やっぱり買い物に行きました。
　じつは明日の晩一種のパーティに呼ばれていて、
「着る服がありません」
状態だったのです。仕事絡みだけどなんでわたしが呼ばれたのかはちょっとよくわからないのですが、たぶん知り合いもそんなにこなさそうだけど場所が綺麗かもしれないからカメラ片手に行ってみようと思います。
　スーツ着てけばもちろんOKだと思うのですが、
１）そもそも仕事でもスーツ着ないからあんまり持ってない。
２）持ってるのは古いかきついか（これが懺悔）その両方か季節が違うか。

　というわけで、急遽なんか形をつけようかと思ったのです。スーツはどうせ着ないから買いたくないので手持ちの黒のパンツのうえに着るなにか。と思ってまずは仕事場近くのちいさいファッションビルに行きました。黒くてフリフリのオスカル、あるいはジルベールみたいなブラウス！　など、「華やかですよ」と勧められました。あとはセーターだけどビーズ使いのとか。

　ぴんと来るのがなかったのでとりあえず電車に乗って移動（そのまえに書店で『いたいけな瞳』２巻（吉野朔実）を買いました）。久しぶりのファッションビルに行ってちょっと見て。イエナであわいグレイのカシミヤセーターの下に絹のブラウスが重ねてあって袖口と襟と前の合わせにだけ白い布がのぞく。というのがあって明日じゃ暑いだろうなあと思いつつ抵抗できず試着しました。そして諦めました。きつい･･････（懺悔２？）。

　デパートに移動してまず時計修理カウンターに行きひとつ電池交換を。それから仕事をはじめた頃に買ったグッチの腕時計の革ベルトがいいかげん切れそうなので交換したかったのですがあざやかなブルーでいいのがなくて、グッチのブティックに行ってみました（日本でははじめてかもしれない）。もうその形の時計は作ってないのでベルトも取り寄せしかないそうで、しかし
9500円
だそうで、２万円未満で買った時計にそれはどうよとも思いとりあえず出直すことに。

　おむかいのイタリア系ブティックでマネキンが着ていたグレイのカシミヤコートが感じがよく試着。サイズが違えば着れますが約25万円であきらめました。なんかこういうの見たなあ･･････と思ったら、今を去ることもうじき二年前、陛下（パラレル女の子）のドレスを探そうとｍしゃんと有楽町のデパートにでかけたときにやっぱりカシミヤコートで風合いが似ててやっぱり軽くて20万円くらいのにうっとりきたのでした。たぶん死ぬまでに一着くらい買いそうな気がします。何十年後かわからないけど。

　その後いろいろな売り場を見ました。
　でも結局決まらなかった！
　ので、家にあるものをアレンジするか明日空き時間に別の店で買うかかなーと思って、結局マンガ（伊藤理佐『おいピータン！』３巻。大森さんの飼い猫クロちゃんが拾われる巻だった！！　最初はあのクロちゃんもがりがりの捨て猫だった。しかし３巻のおわりごろにはすでに飼い主に似て豊満になってました）と夕飯のおかずだけ買ったのでした。

　で夕食後いろいろひっぱりだしてて。
　クローゼットの上段にある段ボールを開けたら、
　夏のワンピース一着と麻っぽいクリーム色のパンツ。
が、タグもついたまま出てきました。去年最終バーゲンで買ったのだったよ！　あああこのワンピースがあれば夏コミかHHMのどっちかに･･････。←オタクまるだし
　ついでに「もうちょいスマートになったらはこう」と今思えばちゃんちゃらおかしいことを考えて買った黒系のパンツ（ブランドものじゃった）もありました。もちろんタグつき。これは二年前くらいに買った。
　というわけでこれが驚異（なんせさっぱり忘れてたので）。

　で、結局なんとか組み合わせは決めました。
　明日敵前逃亡したくならなければ、未知のお城を探検してまいります。

　＊あにおととでびやく〜と毎日メール調教を受けているので、帰宅時バス停→家の五分ほど考えました。
　やはりおととさんは腕をベッドに拘束されてたりするんだろうかとか･･････。泣いちゃったりするんだろうかとかね〜。
　ちゃんとした更新は、できたら偽中世のほうをやりたいみたいです。こっちはバスのなかでちょっと妄想しておりました。
　


2004年10月05日(火) ■
マティス行きたし

　一日、すごい雨でした。勤務先の最寄り駅なんか横殴り状態でありました。

　昨日アップした師クラ、朝ちょっとだけ手を入れました。タイプミスとか最低限ですが。反応してくださったかたたちありがとうございます。待ってていただけると思うとがんばれまする。

　今日は仕事がわりと詰まっていたので基本的に妄想はなし。
　二周年記念の話、どちらもパラレルでどちらもそれなりに難しいのですがどっちからいこう。
１）「百草苑」の設定でクロロが幸せになる話。指輪がでてくる。
　これは話は難しくないけど偽中世なのでそのへんが難しいような気がします。もちろんベッドのなかで展開するだけならそうでもないと思うんだけど･･････むにゃむにゃ。
２）「七十年ロマンス」の設定で。これは話自体がちょっとチャレンジ（三角関係ノリだった）ので、そこからどうしようかと。クロロは出るのか？　とか。

　秋は仕事がわりと忙しいので、にうよーくのふたりはぜひクリスマスにと思います。もちろんある日突然書いちゃうこともないとはいえませんけど。

　コミケの書類受理ハガキが来ていました。これは単に「届いたよ」というだけで、別に当選とかあるいは不備があるか否かは関係ありません。もし当選したらすごいバカなコピー本かな〜、それともすんごいエロかな〜とか思っております。はっ、エロは時間がかかるからそれでは本末転倒なのだった。

　ジオシティーズが統合されて、無料ホームページのほうはバナーの外部呼び出しができなくなっているのでしょうか。リンク先のサイトさまでもばってん状態のところがいくつか。わたしもｋりんさんからお預かりしたクロクラリングのトップがジオなので、ばってん状態であります。移転も選択肢に含め、今週末には解決したいと思います。

　マンガいろいろ。
　樋野まつり『めるぷり』４巻（最後にコスプレ？　大盤振る舞い。主人公が魔女修行中ふりふりの魔女っ子衣装を身につけたり。画面も華やかだしリクツ抜きで楽しみました）。
　冬森雪湖『愛と欲望の螺旋　慟哭の夜』（７冊目。つぎで終わるそうですがどんなふうにまとまるかな？）

　注文してあったのが届いてたのが
　さそうあきら『マエストロ』１巻（『神童』がツボだったさそうさんの音楽ものの新作。つぶれたオーケストラのメンバーをかき集めて、無名のジイさん指揮者が）
　松山花子『小姓のおしごと』（森蘭丸が主人公の４コママンガ！　が表題作）

　それから角川のPR誌『本の旅人』をもらってきました。大島弓子さんの描くボス猫･･････立派だ冬太郎しゃん！


2004年10月04日(月) ■
お、お待たせ･･････

　イマエゴと地下室を更新してきました。
　イマエゴは師クラです。最初は月見とか蜂蜜とか考えていたのですが、結局××になってしまいました。でもおかげでいろいろ調べて楽しかったです。ログハウスの作り方なども見ましたが、もちろん師匠が作るなら修行を兼ねて材木調達からです。風呂はやっぱりドラム缶なんじゃないかと思います。夏は近くの小川があるし。

　ｍしゃんに先に見てもらい、
「らぶらぶなんだよー」
と言ったら、
「弱い順人間離れ度がひくい順に陛下がやさしくしてくださるのですね〜」という鋭い指摘が！
　たしかに。
　師匠にはやさしいところもありますが基本的に毒舌。そしてじつは陛下のほうが甘えていますしかなり積極的。
　レオリオにはやさしいな･･････。ほんとうだな･･････。
　それはさておきSpin Offへどうぞです。

　小僧さんズからめしあげたふたごあにおととコママンガはやっぱり正直にTreasureに格納です。なんとこのネタ、今度はおふたりのサイトで交代にふたごあにおとと作品を発表するというステージに発展しておりまする。とくにk〇しゃんは十月に入り怒濤の連続更新、すごいです。
　もうひとつのいただきもの、Kさんのクロクラ絵は陛下の玉のお肌が露出しているので地下室に〜。地下室メンバーのかたがたは、ご来訪ついでにBBSの説明を読んで××ネタ投票にぜひご協力くださいｖ

　そしてリンクページをアップデートしました。
　ひさしぶりに小説サイトさまを二件新しくお迎えし、tさんのサイトが閉鎖なさったのでお別れし（ありがとうございました！　イベントでまたお会いできたらと思います）、そしてちょっと文言をかえたりです。

　土・日で仕事を片づけておいたので、今日は午前中同人誌の荷造り＆発送をやっていました。しばらくぶりの友人にも出したのでかなりの量に。

　さてさて次は。
　毎日
「あにおととでびやく」という呪いのことばが届いてるんですがこちらはすこしずつ書くとして、二周年リクエストの残りを書きたいと思うのであります。


2004年10月03日(日) ■
明日を目指す。

　ｋ〇しゃんが連続更新中です！　今日はなつかしのあにおとと準備号からの再録、おねむのちいさいおととさんがかわいくてこちらもズギューンときそうです。そしてｍ＆ｋの小僧さんズがエール交換？　をしたふたごあにおとと（変よね）ですが、絵まで交換してらっさいます。先日のチャットで登場したコテカまで出ています。

　師クラをやっと書きはじめました。短い、他愛ない感じなんですがエンジンかかるまで時間がかかるので･･････。例によって真っ昼間に入浴中に構成が決まったのでこれで書けると思います。長いものでもないのでなるべく明日アップ。

　パラレル設定の師クラのつづきなんですが、師匠の山籠もり先の小屋にふたりが別々に帰ってくる話です。そこで陛下はマウンテンバイクかなんか･･････と決めたのですが、ｍしゃんに
「師匠はバイク乗りがいい？　それとも車で来る？」
と聞いたら、なんというか
フッ。
と鼻で笑われた気がしました。
　ふもとまでバスがご希望のようです。きっと朝晩一便ずつしかなくて、しかもそこから15キロくらい歩くんですよ。まあ、トレーニングの一環としてラクラクってなもんだと思いますが。

　てれてれ考え事をしたり先取り仕事をしたり（明日のノルマのつもりだったものはほぼ終わったので明日原稿ちょっとはできそう）、惰性だけどNHKのポアロ＆マープルもののアニメ見たりＮ響アワー聴いたりしておりました。あとはまたふるい本の読み返し。今日は聖千秋『いつも上天気』文庫版で二冊など。


2004年10月02日(土) ■
たぶん始めてのオエチャ

　主催者さま＆参加者さまにご迷惑をかけつつ三十分ほどお邪魔してきました、オエチャです。クロゾ絵でもいいと言っていただけたのでまず肥った猫の顔だけ。それからハンター12巻をひっぱりだしてきて表紙のデフォルメヒソたんを描いてみました。はあー、難しい。でもリアルタイムで線がひかれていくのってなんかわくわくしますね。

　ゆっくり起きたら大リーグ中継をやっていたので見ました。イチローの新記録です。お祝いインタビューで「弓子とイッキュウにも」と言っていたので、ああこどもがいるのか〜一休？　一球？　なんて思ったのですが、その後字幕つきで七時ニュースでやったときに「一弓」（愛犬）だとわかりました。いちろうの一と弓子の弓か！

　でまあ漏れなくへんな妄想に移行するわけですが、クロロとクラピカだとなんか名前が似てる･･････そんな感じでつけるとクロピカ（カップリング略表記のひとつそのものだね）、クラロロあるいはクラロ、うーん微妙。六月に書いたお話ではあえて娘の名前をつけなかったのですが、キアラとか、ちょうど「光」みたいな感じでいいかもしれない。そういえばブリーチってなんでルキアだけああいう名前なんでしょうか。ソウル・ソサエティのあとのひとって基本的に日本みたいな名前だよね？

　今日は微妙にグレていたのですがｍしゃんになぐさめていただいて浮上しました。思わず笑うメールをくれたのですが、そこには罠が！　ｍしゃんが主催者のひとりである抽選に当たると

あにおととで媚薬。
あにおととで媚薬。
を制作するノルマが課されるそうです･･････！
　なんか･･････釈然としない･･････。

　後顧の憂いなく原稿できるようにと思って（という名の逃避）、仕事をちょっと前倒しでやっています。お月見がサマになるうちに師クラを〜。


2004年10月01日(金) ■
猫おんな〜

といっても谷崎（『猫と庄造と二人のおんな』）ではありません。友人ｙちゃんが手に入れた招待券で『キャット・ウーマン』の試写会に行ってきました！

　主演はアカデミー賞女優ハル・ベリー。そして仇役にはあのシャロン・ストーン。見終わってすぐの感想は
「ハル・ベリーもシャロン・ストーンも偉いなあ」
というものでありました。

　公開は十一月だというから詳しい内容は置いといて、ハル・ベリーは非常にしなやかでほっそりと、しかしめりはりきいた美しいボディでまさに猫類の姿態。友人サリーもいい味出してたな。そしてシャロン・ストーンは化粧品会社の副社長兼イメージモデルなのですが、会社のあちこちに展示されていた巨大ポスターはうっとりものでした。容貌といえば恋人役の男性は胸ときめかすハンサムという設定らしいのですがｙちゃんとわたしには
「うーん、あめりきゃ人の好みはわからん」
でした。もちろんいい人だとは思ったけど。最近の映画でそういう感慨にふけったのはやはりスパイダーマンのキルスティン・ダンストだったなあ。

　今週は一気に仕事が押し寄せてきたのでなんかぼんやりしてて、でもせっかくのお誘いだから〜と行くことにして。ちょっと早めに出て新橋の店で時計売り場を流しました。やっぱり欲しいな。淡い色のバンド＆フェイスのがいいかなーと思います。

　映画のあとはビル内で夕食。電話ではそれなりに話してるけど会うのは六月にうちに泊まりに来てくれて以来なのでゆっくりいろんな話をしました。
　うちを出るときにつかんだ短編集『夜の姉妹団』には偶然猫からみネタが二本もあったこととか、本の話なども。

　ところで昨日買った『やさしくしないで！』ですが、主人公の優一はいつも一生懸命だけど空回り人生なのです。裏表紙に載ってた四コマだと、痴漢にあった同僚に優一と同期の女嫌い伊集院が「どーせやられるほうもスキがあるんだ」なんて典型的な無理解セクハラ発言をしてるのを聞き、「それは違うよ！」と割って入ります。でもそこで
「痴漢は女性なら誰だっていいんだから」
と言ってしまうんだな。そして微妙に傷つけてしまうのです女性を。

　態度とかは違うけど、美しく清く正しく強い陛下もちょっとばかしそんなところがあるんじゃないか？　と思います。たとえばにうよーくのクラピカさんなんか誰にでも親切だし（本当のクルタさんはそんな余裕はない）。だからデートとかに誘われてもなんか結局はこうフェードアウトって感じになってしまい、結局クロロの毒牙に、いやクロロンくらい異様なパワーがないとダメって感じになっちゃったのかなあ。とか、あほうなことを考えていました。

　週末は在宅の予定。明日はゆっくり起きて、メモを進めたいです。