f_の日記
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 車窓から

久しぶりの関東は、
心なしか空気が軽かった。

列車に乗り込むと、
色々なことが頭を駆けめぐり、
読みかけの本も何もかも閉じて、
ただ太平洋を見ていた。

自然は人間を愛してはいないとか、
誰かが言ってたけど、
憎んでるわけでもないだろう。

証拠のない愛と憎しみは、
人間の正体だろうか。
不利益を被るのは、
一体誰だろうか。

いくら読心術をこらしても、
何も応えてくれなかったので、
ただ僕は眠った。

2002年12月22日(日)



 she's all that

人間は
人に心を開くと

イヤな思いもするものさ

2002年12月19日(木)



 オオカムヅミ

桃の実に、
イザナギ曰く、

「われを助けたごとく、
 人々が苦しみの瀬に落ちて患い悩む時に、
 どうか助けてやってくれ」



桃缶を眺めながら、
想う。

2002年12月12日(木)
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