ハラグロ日誌
書人*ちる

   

  




料理バンザイ最終回
2002年03月31日(日)
子供の時からあったもの・・・。それが突然目の前から消えてしまう淋しさ。。長寿お料理番組「料理バンザイ」が今日で打ち切りで、そんなやるせない気持ちになってしまいました。
原因はスポンサーの雪印グループの資金難?や信頼の失墜のため?なのかなあ、とも思うのですが、とても残念。そして、もっとも残念だったのは、最後にあまりに多くの時間を割いて雪印の事件の反省と今後の活動への誓いを一方的に流していた事。それが、少しクリーンに作り過ぎていたせいもあり、鼻についてしまいました。
7年間、北海道民だったので、地元企業にはがんばってほしい。でも、もう吉永小百合さんを使っても、全15段のお詫びの新聞広告を出しても、長寿番組のラストの時間を多大に割いても、取り返しのつかないほどの企業不信は拭えないのだなあ、と思ってしまったのでした。
確かに、事件を起こした食品企業が料理番組を持つ事は矛盾かもしれず、今回の事も仕方ないのかな、という感もあります。
またいつか真面目に実績を積んで、スノーブランドの企業イメージと共に「料理バンザイ」もリヴァースして欲しい。心から。
私がおばあさんになって、またこの番組を見る事ができているといいな。そうすれば、今日のあのラストの言葉を信じてもいいな。そう思います。
鏡よ鏡よ鏡さん♪
2002年03月30日(土)
鏡とかショウウィンドウに映る自分を見るの、好きですか??私は苦手な方で、子供の時からトイレとか学校の階段の踊り場についてる鏡をできるだけ見ないようにしているクチでした。自分の顔、別に嫌いでもないし、メイクとか大好きなんだけど、鏡あんまり見ないのです。
今日すごいツワモノを目撃しました。隊長と某旅行会社のカウンターに並んでいた時の事。窓口が3つあって、その内の1人の化粧が異様に濃い!30代前半くらいかな?でもすんごい若作りメイクなのです。メイクはJJふうなのに、髪型が古臭いパーマで「な、なんか違和感・・・」とこっそり思いつつ、あのケバい人に順番で当たりませんように・・・と心の中で1人思っていました。
幸いな事に、そのケバい人の隣の窓口が先に空いて、あれこれ調べてもらっている時に、見てしまったよ・・・。隣のケバ女は目の前にお客さんがいるにもかかわらず、パンフレットを矯めつ眇めつ眺めるフリを装いながら、パンフレットの裏に鏡を仕込ませて、髪をしきりに直したり、メイクをチェックしたりしているの!!ほんとに文字通り、空いた口が塞がりませんでした。なんなの?そんなに自分の顔が好きなの?だったら、その髪型根本的に変だよ!!・・・ていうか仕事しろ!!!とどれだけ言いたかったか・・・。
自分が会社で働いてる時にも、仕事中に煙草吸ってる人と化粧直しをしてる人と給湯室で油売ってる人の勤務時間は、絶対少ないので納得いかない!って思ってましたが、それ以上の怒りでした。
久々にムカついたわ。それを通り越して呆れるわ〜。
都バス
2002年03月29日(金)
え〜。都バス(東京都の公共バス)に慣れている人は何ともないのでしょうが、私はすごく乗る時に緊張します。。。
前払い(乗車する時に定額の運賃を払うシステム。都バスは200円。)という制度のバス会社のバスに乗った事がなかった私は、生まれてはじめて都バスに乗った時、こんなプチ失態を冒しました。
吉祥寺駅始発の都バスの真ん中のドアから、人にまぎれてタダで乗り込み、(バスカードを使ってる人しか乗ってなかったのか乗り口でお金を払う人がたまたまいなかったのと、前払いという制度自体を未体験なので、乗る時に払うという発想がないのですね・・・。)降りる時に本来開けないハズの前のドアから無理矢理、運転手さんにお金を渡して降りてきてしまったのです。。かなりゴーインだったので、誰も何も言わなかったけど、「あの人、何者?!」」ってきっと都民の皆さんに冷たい目で見られていた事と思います。
真ん中のドアから出て来るハズの私が『開かずの前のドア』から出てきたので、迎えに来ていた友人は大爆笑。。
・・・だって、乗る時に払うなんて知らなかったし、考えもしなかったんだもの〜。
だから、未だに都バスに乗る可能性のある時は前々から100円玉を切らさないように留意して、停留所で待っている時から200円を握りしめて乗るのです。そんな経緯で、都バス乗るの、未だにドキドキものなのだ〜。心臓に悪いよ〜。
悪夢 〜忘れ物編〜
2002年03月28日(木)
久々の悪夢ネタ。寝汗をかいて飛び起きるほどの悪夢を久々に見ちゃったのだ〜。
その内容は、私が何故か小学生で、今日は遠足という設定。小雨がぱらついていて、今日は遠足は中止だな。そう思ってリュックを仕舞い、赤いランドセルに教科書とかノートとかを詰め込んで、家を出るのです。ところが学校に着いてみると、校庭にずらりとリュックを背負った子供達が整列してるではないですか!!誰もランドセルの子なんていない・・・。
「ええ?どうして??雨が降ってるのに・・・」「連絡網は何も回って来なかったのに・・・」様々な思いが去来し、パニックになるまま、その列に並んで、重たいランドセルを抱えて泣きそう・・・というところで飛び起きました。
目覚めてみれば、自分はちゃんと大人で、小学生なんかじゃないというのが、信じられないくらいラッキーだと思えてしまって・・・。今だったら、家を出る前に友達なり学校なりに事前確認すれば、遠足やるかやらないか分かるじゃん!とか冷静に考えられるのだけど。。。それに、もし自分だけランドセルだったとしたら、学校にランドセルを置いていって、身軽に一緒について行けばいいだけの話だし。夢の中の小学生の私が「生きるか死ぬか」くらいの苦悶を味わっていたにもかかわらず、この薄情っぷり。
人間、年を取ると図々しくなるというのは、本当だと実感したのでありました。。ある意味、その事実の方が悪夢だったりして・・・。
電車内の奇妙な人々
2002年03月27日(水)
びっくりする事がありました!地下鉄銀座線でぼやーっと座っていたら、目の前に立ったおじさんが網棚に荷物を乗っけようとして、バサバサバサッ!!と荷物をぶちまけてしまったのです。書類やら折り畳み傘やらが頭の上から降ってきたワケなんですけど、何せ今日は大雨・・・。傘が水浸しだったので、書類やら何やらぐちゃぐちゃに・・・。私も多少被害を被ったのですが、「ごめんね!ホントごめんね!」と言い続けるおじさんと一緒に、拾い集めるのを手伝ってたのです。まだ、やっとぶちまけた中身をかき集めたぐちゃぐちゃの状態のまま、おじさんの目的の駅に着いたらしく、目にも止まらぬ早ワザで「これクリーニング代です!」とどこから出したのか、びしょびしょの千円札を私に押し付けて降りていってしまいました・・・。
そんな、少しは服も濡れちゃったけど、そんなのすぐ乾くし、クリーニングなんて出さなくてもいいし・・・と呆然としつつも、受け取ってしまった事を後悔(TT)ちょっとブルー入ってしまいました。。どうしよう?コンビニの募金箱にでも寄付すべき?!
電車での変な出来事といえば、ちょっと前に東西線に乗った時も、こんな事がありました。途中から乗りこんできた中年の外国人(ラテン系)の人が鼻歌を歌いながら私の隣に座った時の事。プラスチックの書類ケースから、異様に分厚い封筒を取り出しているのが目に入り、横目でちらっと見ると、びっしり手描きで裏表にわたって書かれた手紙!すると、隣のさっきまであんなに楽しげだった彼の様子が急変!!あれよあれよという間に号泣モードに入ってしまったのです!それは、もう鼻水も涙もすごくって、あまりにすごいのにハンカチもティッシュも使わず、オウオウと泣いているので、ティッシュを1パックあげて電車を降りたのでした。。。一体あの手紙には何が?!すごく、気になってしまった出来事でした・・・。
ワンピvs鍋
2002年03月26日(火)
いやはや、今日の一大決戦!「ワンピvs鍋」!熱い闘いでありました・・・。
・・・って、単なる物欲の葛藤なんですケド。近年稀に見る迷いっぷりだったもので特筆すべきかと。
私の買い物をする時の「決断力」は、かなり男前だと自負している。買い物に出かける時は既に「これを買う」と決めているし、少しでも迷ったら買わずに帰る。そういうものは、数日おいて考えてみると「別にいらなーい」と思うのが常だから。
でもでも、今日お目当てのブルーのワンピの在庫を調べてもらいながら、色違いのワンピをサイズ確認のために着てみたら「うう、この色もかわいい!」とメロメロ。挙句に「ブルーはもう完売していて、追加生産はもうありません。」と聞くと、ブルーなら何でもいいから違うの出してくれい!という状態に。(同柄のブルーのブラウスをバックルームから引っぱり出してもらいやした。。)
こんな物欲大爆発の私に、それでもググッと歯止めをかけたのが、今欲しい「ル・クルーゼ」の白のハート型ココット鍋。このワンピとブラウス買っちゃうと、ココットが2つと半分(?)買えるのよ!!おらおら、どーする?鍋、欲しかったんじゃないの?・・・と、まさに天使とアクマの葛藤・・・。「ちょっと、他を見てから決めます」と洋服屋さんをあとにして、真直ぐにキッチンツールのお店へ。白のココットの前で仁王立ちになって、「ううむ。」と考えた結果・・・「鍋は待ってくれるが、流行の洋服は待ってはくれぬぞ・・・。」(誰だよ、アンタ)という声が決定打となり、また真直ぐに洋服屋さんに逆戻り。
かくしてワンピが勝利をおさめたそうな。とっぴんぱらりのぷぅ。(まんが日本昔話ふうに)
ヘアサロン歴11年
2002年03月25日(月)
男子と女子では違うかもしれないけど、美容院(男子は床屋?)デビューってふつう幾つくらいからだろう?私は高校1年生だったけど、遅い方じゃないかしらん?弟は中学生から床屋さんに行ってたし・・・。
中学生まではママに切ってもらってたんですね。ずうっと、おかっぱロングヘアーだったので、特にテクとか必要なくて。伸びれば切り揃える、それだけ。で、思いきってショートボブにしよう!と決心した時、美容院に行ったんですね。札幌の西28丁目前の美容院に。明らかにゲイ?おかま?なおじさんの見事なハサミさばきで、新しい世界が!ついでにストレートパーマなんてかけちゃったもんだから、くせ毛で悩んでた私は「ひゃっほー!」と飛び上がらんばかりに嬉しかったの・・・。だって、あの頃は浅野温子とか浅野ゆう子のトレンディドラマ全盛で、みんなストレートロングだったんだもん。。
ソバージュ(今井美樹ふう)が流行った時はパーマをかけてみたり、ショートカット全盛の時はヒロスエカット、と結構ミーハーな私の髪型変遷。。。
でも、やっぱり今また松嶋奈々子とか米倉涼子とかhitomiみたいなストレートロングがブームだけど、いくら流行っていても、身長150センチの私にはキツイという事が27年生きてきて、ひしひしと分かってしまうんだな。これが。おチビには王道のショートボブ。ヘアサロン歴11年、失敗知らずの髪型に、今日も落ち着いたのでありました。
モヨコさん結婚!!
2002年03月24日(日)
本屋さんで「VOCE」を立ち読みしていたら、ななな何と安野モヨコさん来月ご結婚だそーです!!
モヨコさんは「ハッピーマニア」とかを描いてるマンガ家さんで、絵のかわいさとかストーリーとか大好き!!エッセイのおやじなんだかギャルなんだか分からない感じも素敵だし!
お仕事あんなに頑張っていたのに、いつの間に?!やっとやっとラブも報われたのね〜!おめでとう!!とまるで親友の結婚が決まったかのように本屋でひとりでコーフンしちまいました。くー!
お相手については「何も聞かないでくれ・・・」と書くのみにとどまっていたので、気になる!!気になる!!だって安野さん、ananかどこかの雑誌で有名な占い師に「今年、ビッグネームとの結婚の予感が!」なんて言われていたんだもの!早速、家でネットで調べてみたんだけどマンガ家さんって芸能人じゃないからニュースとかになってないのよね。。でも、あの占いも当たってるぜー!すごい!!
「美人画報」(「VOCE」に連載されています)にて結婚式の模様やハネムーンの様子が発表される事が今から楽しみでならない私!そして、これからのマダムライフも既婚者にとっては参考にしたいものです〜。きゃ♪
赤玉or白玉?
2002年03月23日(土)
お店で茶色いたまごと白いたまごが売っているのは知っているけど、一体何が違うのだろう??と思って調べてみたら、たまごの親鶏の種類が違うだけらしい・・・。
今日は「赤玉」(茶色いの)を買って、すごくいいものを買った!という満足感に浸っていたのだけど、特に赤と白で栄養価の違いとかがあるわけじゃないみたいなのだ。。なーんだ。
じゃ、何で高いのだ?とまた調べてみると・・・日本で圧倒的に多く飼われているのは、『白色レグホン』 というイタリア原産の種類を改良したニワトリ。こいつが白いたまごを産むらしい。そして、『横斑プリマスロック』 (すごいネーミングセンス!)『名古屋コーチン』(有名ですな。)というえさ代のかかる(えさをいっぱい食べる)ニワトリが赤いたまごを産む。
っていう事は、今日私はニワトリのえさぶんだけ高いお金を払って来たという事になるのよね〜。なんとなく、納得いかん!!
でも、たまごはプリプリしてて美味しくって、やっぱり良いえさ食べてるだけあって、がんばってる!と思ったのでした。うまうま。
ちる版X-BOX
2002年03月22日(金)
X-BOX・・・あのマイクロソフトの次世代ゲーム機ではない。マイクロソフト社よりもっと前にうちには「X-BOX」と命名されている箱が2つ存在する。
それは「どこへ仕舞えばいいか、とりあえず思い付かないものを入れる」用のかご。送られて来た写真は、すぐにアルバムにファイリングすればいい、と分かっていてもなかなかできなかったり、お返事を書いていない手紙も箱に入れてしまうと不便だし。。。そんな事をいつも言い訳に部屋を散らかしていた私は、一念発起!この「X-BOX」をあみだした。
リビングと自分の部屋に1つずつ置いておいて、来客の時などはかごごと押入れに隠してしまえるので結構便利。なんでもかんでも「保留中」のものやこまこましたものを放り込んでオーケー。
「X-BOX」が上まで満タンになったら、腰を据えて、そのがらくた達の進路を考えてあげる事にする。写真はアルバムに、手紙はお返事を書いて手紙入れに、読み終わった紙の類いはファイルするか、ゴミにするか仕分けして・・・という具合に。はじめはすぐに「X-BOX」が満タンになってしまった「めんどくさー」と思ったけど、最近気がついたら「X-BOX」がいっぱいになるスパンが長くなっている。きっと無意識下で、片付けクセがついたのかも。
隊長に「このちらし、捨てていいの?」と聞かれたら「あ、X-BOXに入れといて。」
これがちる家の「X-BOX」的会話であります。あ、アナログ〜。
スリッポン
2002年03月21日(木)
男の子ってホントーにとんでもない「単語」を知らなかったりする。女の子にとって存在する細かいカテゴリーがすっぽり男の子には抜け落ちているのかもしれない、とさえ思う事が多々ある。お友達のダ−リンは基本的に「食べ物かそうでないか」という事がフィルターとなり、記憶されるかされないかは決まってしまう、と言っていた。(たとえば彼は「ほおずき」という単語を20数年知らなかったらしい。)
隊長はわりにテレビとかラジオとかをしょちゅう見ているので、イマドキの事も知っているけれど、女の子の靴には色んな種類がある、という事を、私と付き合うようになってから知って、アタマを抱えている。今日も一緒に電車に乗っていて、スリッポンを履いている女の子がいて、「あれもミュールっていうんでしょ?」と自慢げに質問してきた。バックストラップがないカタチのものを「ミュール」だと去年散々教えてきた成果ではあるが、残念ながら、あれはミュールではない。でもスリッポンはモックタイプ(かかとなし)でも、そうでなくてもスリッポンなので、どうやって説明しようか、かなり悩んでしまった。
私が履いているワンストラップのスリッポンの事をちょうど「あひる靴」と我が家では呼んでいるので、「あのコが履いているのも、私が履いているのも、カタチは違うけど、あひるみたいでしょ?こういうあひる型の靴をスリッポンっていうんだよ。」と教えておいたけど・・・。
どなたか、スリッポンの正しい定義をご存知であれば、教えてくださーい。
卒業式のうた
2002年03月20日(水)
「さかな、さかな、さかな〜♪」スーパーの魚売場でかかってる、あのうたが今日とうとう発売されたようです。歌ってるおねえさん(40代だけど・・・)がテレビ出ててびっくり〜!あのうたは「おさかな天国」というのが正式名称でした。う〜ん。
それはともかく、もっとびっくりした事。。
ポストペットのお友達からのメールで、お子ちゃまの卒園式に出席したら、卒園式で園児達が歌う曲が「ベストフレンド」でびっくり!との事。うう〜、もともとは確かNHKの「みんなのうた」仕様に作られた母と子の曲(歌詞が元々は「ママはベストフレンド〜♪」だったらしいのだ。)なのだから・・・とも思うけど、幼稚園のコドモには、かけ離れた歌詞じゃないかな〜なんて思ってしまって、ほんとビックリ。
そこで「卒業式のうた」ってYahoo!で検索してみると、皆さん今時のうたで卒業式を盛り上げているみたい。ELTのうたとか、スピードのうたとか・・・。なんだか時代を感じる・・・。
自分の小学校の卒業式は(幼稚園は中退してるので、卒園式出てない〜)、「今日の日はさようなら」だったな〜。当日歌うと結構感極まっちゃったりしたような気がするわぁ。あと「いーつのー事ーだかー♪思い出してごーらんー♪」も歌ったなー。シンプル イズ ベスト!だと思う私は、もう旧人間?
ネットで合格発表
2002年03月19日(火)
数日前のニュースで「今は多くの学校が合格発表の掲示板方式をやめて、インターネットでの通知サービスなどに切り替えているようです」とか言ってた。まあ会社の内定もメールで来ちゃうとこもあるらしいので、珍しくはないのだろうが、何となく違和感・・・。早く知りたい!という要望に応えたりしてるのだろうし、遠隔地受験の人にとっても便利とおいう利点もあるにはあるのだろうけど〜。
まあ、ちゃんとそれから入学手続きの用紙などと共に合格通知の書類は来るので同じ事かもしれないケド、掲示板で番号を探したり、家で通知を待つドキドキ感のあとに「サクラサク」だった場合の喜びは、ひとしおなのにな〜。
私は今日来るぞ、今日来るぞ、と朝から心臓が口から飛びでそうなほどドキドキしていたら、「ピンポーン!」郵便屋さんが届けに来たのは、なな何と「キテレツ大百科」の「コロスケ人形」だった!!弟がガムの懸賞か何かを私の名前で申し込んでいたらしい。。。未だにコロスケが届いた時の脱力感と、なぜか翌日届いた「合格通知」の達成感はセットになっている。ちなみに、コロスケ、あの後もう一つ当たって、京都に連れていったなあ〜。どこに行っちゃったんだろう???
春の匂い、風の匂い
2002年03月18日(月)
隊長の帰りが遅いので、夜になってから自転車でスーパーマーケットへお出かけ。少し前なら寒くって、この時間に自転車なんて考えるだけでも凍えてしまいそうだったのに。。風もこんなに暖かで、海の匂いをはらんでいて「本当に春なんだ!」と実感!
この頃、袴姿の女子学生もちらほら見かけるし、この時期は学期末や卒業、そんな送別のイベントがたくさん・・・。皆、送り送られて、年を経てゆくのだもの。日本の卒業シーズンが3月なのは、本当に素敵な事だと思う。日本人で良かった。
まるで蕾がほころんで、花開こうとするかのように、新しい世界へ飛び込む期待感と、今までの思い出に後ろ髪引かれる感じ、そんな感覚が蘇るような気がして。遠く遠く思える、学生時代の事を思い出しては切なくなったりしちゃうのでした。。。
思えば、去年4月に結婚したので、独身生活とのお別れもちょうどこの時期!
うふふ。今では新しい名字にも慣れてしまったけれど・・・。あの頃の私には、名字が変わるなんて、なんだか不思議に思えたのよね。。
広告大賞
2002年03月17日(日)
去年の広告大賞の再放送をつけっぱなしにしながら、家事をあれこれやっていた。地元の葬儀屋さんやオフロ屋さんなどディープな地方限定CFから、一流広告代理店が作ったであろう全国CFまで、一挙に公開されて面白い。私自身、某会社の「広告宣伝部」部門でへなちょこながら働いていたのだが、どんな簡単なビラでも告知ポスターでも、作る側には見ている側だった頃は考えもしなかったような難しさがある事を知った。プロはすごい!
「AIDMAの法則」というのを初めて聞いたのも、着任初日の事。「A=Attention」「I=intrest(Inpact)」「D=Desire」「M=Memory」「A=Action」(スペル合ってる??)広告大賞にノミネートされている宣伝は、すべからくこれらの用件が満たされている事を実感!つまりキャッチが強烈で、興味を引き、欲望をかき立て、行動(購買)させる。。しかもスマートに「D」と「A」を狙い過ぎない。でも、気がつくと何のCFか覚えてしまっているような・・・。そのトンチ、もしくはスパイスが視聴者のココロをくすぐるのかも。
「布袋さん」から逃げるコラボCF、トヨエツ&山崎努の死闘?CF、謎の男「松ちゃん」が光るCF。飲料系に優れた広告が多いのも面白いわん。
今年、個人的に、気になるCFはプリンタの妖精?が胸のところからどんどんプリントアウトしちゃうCFと、ウインクぱっちり!のマーチのCF(アートディレクターが出て来る方も好き)。あと、いかがわしさ満点!のモックンの「人生いろいろ〜」かなー。あれ、見てはいけなかったものを見ちゃった気になりませんか???私だけ???
不況・デフレと言われる御時世、企業に真っ先に削られる広告宣伝費の中でがんばっている天才クリエイターたちに拍手喝采したいです!がんばれ〜!
ジャンク!!
2002年03月16日(土)
いわゆるファーストフードというものを母親が忌み嫌っていたせいか、高校生になるまで口にした事がなかった。ダンキンドーナッツ、とかシェーキーズとか、小説に出て来るジャンクフード屋さん(失礼・・・。)には、いつか行ってみたい!と憧れていたものだ。
たぶん生まれてはじめてのファーストフードデビューは高校の近くにあったマクドナルドだったかも。しかも友達と「スマイルひとつ!」って言うために。。。でも、当時はそんなに安くもなかったし(バリューセットとかなかったような)、やっぱり味も「う〜ん?」で、結局数回行っただけで、行かなくなってしまった。。ダンキンも初めて行ったところのドーナッツがぼそぼそしてて、しゃっくりが止まらなくなっちゃったし、シェーキーズは店内が騒がし過ぎて、友達との会話もままならなかった。
そんな苦い経験から、以来ファーストフードには近寄らないようになっている。
きっと今は改良されて、鮮度とか味も美味しくなっているのだろうけど。。。
歴史小説への誘い
2002年03月15日(金)
父の遺伝か、とにかく歴史小説が好きである。(ちなみに隊長も歴史小説好き。)歴史なんて過去の出来事なので、お決まりのドラマなのだが、書き手が違うと、何度でも同じストーリーが読めてしまうのだから不思議だ。日本史の古代史、中世史、現代史、どのジャンルをとっても興味深いのだが、一番書かれているものが多いのは「信長→秀吉→家康」の時代なのではないかと思う。
「鳴かぬなら殺してしまえホトトギス」「鳴かぬなら鳴かせてみようホトトギス」「鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス」
それぞれ個性が違う武将が、日本を全国統治してゆくストーリーは現実なのに、本当によくできたドラマだと唸らされる。
価値観が変わってゆく転換期、実に今私たちが置かれている状況は、この時代に重ね合わせると面白い。
織田信長の尾張国は、まさにベンチャー企業のごとくだし、秀吉や光秀の出世は学歴偏重が崩れている世の中のごとし。今の平成は、安土桃山に匹敵する争乱の時代なのかもしれない。いつか、歴史の教科書にはそのように刻まれたり、歴史小説として本が書かれる日も来るだろう。
そう考えると、本当に歴史って生きてるんだなー、と思えて楽しい。
どうです?久しぶりに1册、歴史小説読んでみませんか?
井戸掘り
2002年03月14日(木)
「結婚とは井戸掘りである」この説は、河合VS村上両氏の対談で語られていたものである。(あるいは結婚とはお互い自分の欠落を知るために、それを暴きあう緻密なマッピング作業だ、とも村上春樹氏は言っておられます。。)ちょっと拡大解釈を加えさせてもらえれば、人間ひとりひとりの深淵へと到達するために「井戸掘り」という大変しんどい作業を「わざわざ」引き受けるのが夫婦だという事になる。
異性との邂逅を通じて、自分が普段見ないような深いところを覗きこんでしまう、といった経験は皆あるハズで、夫婦はその衝動となる「エロス」を互いにずっと向けながら生きていくのが本来のカタチ。(エロスを「仕事」や「趣味」に向けるようになる場合も多々あるようだけど。。)
なんとなく漠然と結婚って大変で嫌だなあ、と思っていたのだが、思いのほか、早くに結婚してしまって、私はとても戸惑っている。結婚とは何なのか、夫婦はどこへ向かうのか、そんな事をこの1年、ずっとずっと考えている。(ひまだなあ。。)相手と深くコミットする事で、引き受けるものはあまりにも大きい。ただでさえ、自分ひとり持て余しているというのに、その上「井戸掘り」なんて・・・。
恋愛期間の時は「もっと、もっと掘らなきゃ!!」という思いが強かった。反面、恋愛に関しては疑心暗鬼になっていた時期でもあり、ものすごく警戒心も強かった。自分の縄張りを死守せんとする動物のように、全身の毛を逆立てて相手に向かっていくような気持ちでいた。
それがだんだんと、同棲、結婚という段階を経ていくうちに、変わってきた。言葉のやり取りとか、そういうものではない部分でコミットする術を手に入れたからかもしれない。たとえば「100万回生きたねこ」の話は偶然出て来たものだが、今の私たちに必要なコミットのツールである気がしてならない。
そういう無意識下の次元で何か、課題なり欠落なりを感じ取る事ができるのは、目に見えない「井戸掘り」の段階がひとつ深くなったからではないかと思っている。
100万回生きた猫
2002年03月13日(水)
たぶん最初にこの話を知ったのは、小学校の校内放送だったと思う。「かわいそうなお話」というような感じの印象しか当時は持てなかった。ねこが好きだったので、ねこが101万回めに生き返らないのは悲しい、と思ったのかも?
たまたま、先日隊長と、絵本の話題になって「100万回生きたねこ」のストーリー(隊長は読んだ事がないらしい)を話して聞かせるハメになってしまった。
『100万回生きたねこは、自分の事がだいすきで、傲慢で、何にもこわくない。王様にも、大どろぼうにも、船乗りにも、みんなみんなに100万回も愛されて、死ぬ度にみんなねこのために涙を流して、手厚く葬ってやる。でも、ねこは誰の事も好きなんかじゃなかった。
初めて誰のねこでもない「のらねこ」になって自由を得てからも、他のめすねこ達から好かれて、大得意。でも、1匹だけ「白いねこ」は彼に見向きもしなかった。
いっつも「おれは100万回死んだんだぜ!」って自慢ばっかりしてたねこは、「白いねこ」が気になります。気をひこうとしてサーカスの宙返りをして見せたり「きみは1回も生き終えてないんだろ?」なんてばかにしたりする。でも、ある時「おれは100万回も・・・」と言いかけて、口を噤み、「そばにいてもいいかい?」と初めて素直にねこは告白する。。。』
この先は、幸せで幸せで、幸せ過ぎてかなしい結末で、話す私は涙が止まらなくなってしまうのだ。
結婚って、夫婦って、本当にばかばかしいくらい幸せだけど、ずうっとふたりで生きて行くという事を考えると、どうして神様は人間ごときに、そんな末恐ろしい事を決めさせるのか?と不可思議に思う。そしていつか死に別れ、それから又ふたりとも死んだら、生きていた時間よりもっともっと続く長い、気の遠くなるような時間、同じお墓の下で寄り添うのだ。世の結婚した作家達も、自分の結婚について様々に言及していて面白いのだが、私が一番気に入っているのは村上春樹の「井戸掘り」説だ。「井戸掘り」についてはまた後日改めて・・・。
今日、やっとこの「100万回生きたねこ」のきれいな状態の絵本を手に入れて、隊長の部屋の机にそっと置いておいた。
きっと気に入ってくれると思う。
道訊かれ体質2
2002年03月12日(火)
をを??日記が消えている・・・。というかホストに飛んでいなかったのかな??今日(13日)の日記を書こうとして初めて気づいてしまいました。。。あほな私。
てな訳で、同じ内容を復元しまーす。
先日「道訊かれ体質」のお友達の話を日誌に書いたのですが、私もそれが伝染ったのか、今日、表参道で2連続でディープに異国の方に道を訊かれてしまったのだ・・・。
最初はルシェルブルーの前くらいで、キャミソールにジーンズという女の子2人組(背高い!足ながっ!!)が前から一直線に歩いてきて、突然髪型を誉められ(頭のてっぺんに、う○この形にくるくるとピンで髪を留めてた。ちょっと納豆のCFの宮本信子ちっく。)、「服を買いたいのだが、どこもかしこもクレイジーに高いので、もっとマトモな値段の服の店はないか?それと、あなたの履いてる靴下、こういうのどこで買えるの?」というような事を切々と訴えられた。きっとルシェルから出てきたのだろう。なんとかかんとか下手な英語でラフォーレの場所を説明したのだが、それにしても「高い」ので高名?な青山に彼女達はどうして来てしまったのか?そして、そんな恰好で寒くはないのかい、娘さん?とオババのような心境になってしまった私。。。そして、ほぼ間髪入れずに?岡本太郎記念館の前で1枚の紙きれを持ってオロオロしている男性とばっちり目が合ってしまった。しかも、記念館はお休みで周りには誰もいない・・・。
「オタズネーシマスゥ」と達者とは言えぬ日本語で歩み寄って来た彼。「ケエンセツ−キョーサイーカイカーンニイキタイノデスゥ」と悲愴な顔。地図を見せてもらうと「建設共済会館」とあり、何かのセミナーがこれから行われようとしているらしい。住所を見ると、確かにこの辺り。「遠くはないから、一緒に探しましょう!」ときっぱり私が言うと「GOD!GOD!GOD!GOD・・・・!」と大感動の彼。ん?この言い方もしかして、この人ドイツ人か?と思うが、あまり踏み込むのも事が面倒くさくなるのでイカンと思い、聞かなかった事に。(もし違ったら失礼かもしれないしね。)そして程なく、1本向こうの道で「建設共済会館」を発見。また嵐のように感謝されながら、恰好良くう○こ頭の私はIDEEに向かったのでした。。。
いつも思う事だけど、外国語が喋れないとかいう次元ではないところで、人どうしの会話って成り立つような気がする。英語の勉強は大嫌いだけれど、こういう感じでうまく気持ちとか好意が伝わって感謝してもらえると、嬉しいもんね。
無料のユートピア
2002年03月11日(月)
お友達のHPの日記で「それだけがあいのしるーしー♪」のスピッツ「愛のしるし」が話題になっていて、今日1日スピッツ熱に取り憑かれてしまった。
ヤケクソになった訳ではないが、スピッツのベスト盤「RECYCLE」までBGMにかけてゴキゲン♪大好きな曲がいっぱい、いっぱいあるけれど、歌詞がすごく愛しいのが「運命の人」といううた。
なかでも「アイニ−ジュー あえて無料(ただ)のユートピアも 汚れた靴で 通り過ぎるのさ 自力で見つけよう 神様」という部分がすごく草野マサムネが草野マサムネたる所以の歌詞だと思えて、大切に大切にしたい言葉でもある。
色んな音楽雑誌で、マサムネさんがこのうたをどんな気持ちで創ったのか知りたくて、歌がリリースされた当時インタビュー記事を読みあさってみたものだが、彼は頑なに歌詞の意味の限定を避けていた。自由に聴き手は、歌詞をその時のココロの具合や置かれた状況にあてはめて、想像の翼をはばたかせる自由がある。
お手軽にお膳立てされた快楽や娯楽にあふれた、この都会で忘れそうな事。そんなものさえも笑い飛ばせる、ふたりの強さと正しさ。でも、それは神様がちゃんと見ていてくれてるんだ、っていう、言葉にすると幼稚だけれど、私にとっては宝石のような大切なもの。それが詰まっている、このうたが、とにかく大好き。
「夢じゃない、ひとりじゃない」私もそんな場所に辿り着いたよ、マサムネさん。
怪盗ルピノの幸せ
2002年03月10日(日)
先週、酔っぱらってコンビニで買って来たエスキモーの「ピノ」を冷凍庫で発見!(アイスです)
「ピノ」は子供の頃から大好きで、あのアソートタイプのモカ味とかが入ってるファミリーパックの「ピノ」を一人暮らしになって初めてひとりで食べた時の感動はひとしおだったものだわ・・・。
今まで知らなかったけど、ピノの箱の裏に「我輩は、怪盗ルピノであ〜る。世界中から『幸せ』を盗んで『ピノ箱』の中に隠しておいたぞ。この中にも入っているかも・・・。君たちに見つける事ができるかな?」というメッセージが!!
え〜ん!分からなかったよぉ。それとも「幸せ」入ってなかったのかなあ???などとかなり気になって、箱まで分解してみたけど、何も出てこないよ〜!
誰か、この「幸せ」見つけた事のある人、いったい何が入っているのか教えて〜!!
ちなみに、怪盗ルピノ様は麻布郵便局にファンレターの私書箱まで持っていらっしゃるのよ〜。
ごっつ朝型
2002年03月09日(土)
掲示板のレス時間からもお分かりの事と思うけれど、私はかなり「朝型」である。6時半くらいにメールを書いて、7時過ぎに自分のHPを開く。夜に手紙を書いたり、勉強したりするとロクな事にならない、という学生時代の教訓でもあったりして・・・。
朝は、家事をやるにしても、勉強するにしても、元気があるのではかどる事、はかどる事・・・。もちろん、朝ごはんもモリモリ食べて快調そのもの!
では夜は寝ているのかというと、そんな事もなくって、夜はもっぱら読書タイム。歴史小説なんかは、夜布団にくるまってタイムトリップするつもりで読みたい。私は途中で本にシオリをはさんで「続きは明日」という事ができないタイプで、読み始めたら、最後までノンストップ!高校生の頃、受験のためのお休みを利用して、山岡荘八の「徳川家康」全26巻を2日徹夜して読んだほど・・・。
日記ももともとは朝、会社に日記帳を置いといて書いてたんだっけ。。。ま、今は夜の8時か9時くらいに、ちゃっちゃと書いちゃう事にしてますが。
本当は日記も朝書いてしまいたい性質なのです。せっかちやのう。
しかし、こうやって書いてみると、朝から全開(全壊?)な奴って、かなり鬱陶しいかも(TT)
とろかし
2002年03月08日(金)
bunka的な小部屋(ずいぶん更新してない・・・)でも紹介した、河合隼雄氏の「猫だましい」のある章に「とろかし猫」について書かれている。要は、人間が猫の魔性にメロメロになってしまい、人生を狂わせたりする話の事について書かれているのだけど、猫にせよ、人間にせよ、その「とろかし」の魔力は「声色」だったり「指」であったり、本当に人それぞれ(猫それぞれ)である。「とろかし」ってすごくピンと来る語感も好き。
故意に「とろかし」の魔力を使う場合というのはさておいて、思わぬ事が、ある人にとっては「とろかし」である事が面白い。
たとえば、私にとっての「とろかし」は「傷跡」だったりする。たとえば、顔の痣、火傷の跡、そういうものにググッと惹かれてしまう。どうにも止められなくなってしまう。いくつもの火傷の跡を持つ調理人の腕に見愡れてしまう事もあるし、昔、腿の内側を何針も縫ったという傷跡を持つ恋人がいた事もある。
隠されているものを見たい、そんな欲求なのだろうか?
肉体の傷を晒け出す男、それを見て喜ぶ女。あまりにも悪趣味なので、人には話した事はないけれど、口を憚るような「とろかし」であればあるほど、その吸引力はとても強いものである気がする。
道訊かれ体質
2002年03月07日(木)
京都育ちの私の友達は、相当な「道訊かれ体質」らしい。京都、日本国内にとどまらず、海外(ウィ−ンとか)に行っても外国人に道を訊ねられてしまうのだそうだ。(しかも、その目的地をたまたま知っていて、答えられてしまうのだからスゴイ!)
そのお友達と京都国際会館のあたりを歩いていたら、思いっきり「ワタシ外国ジン〜」な人に「チャイニーズレストラン、ドコデスカ〜。」と、まるでさっきから一緒に歩いてきたかのように、いつの間にか自然に隣にいて話し掛けられていた。そして、友達は「あっちに『王将』があります」とスッと自然に答えていたのに、またびっくり。そして、道を訊ねた人も、まさに「王将」を探していたようで、「オウ!」と喜んで王将に向かって行った。
きっと彼女には、「道を知っていそうなオーラ」あるいは「もし知らなくても一緒に考えてくれそうなオーラ」があるのだろう。言われてみれば、そんなオーラが漂っている気がするもの。
東京の地下鉄では、よく「この電車に乗って目的地にたどり着けるのか?」というのを聞かれる機会が多い(そして大体逆である事が多い)けど、あんまり道は訊かれないな〜。皆、聞くのは恥ずかしいし、怪しい人だと思われたくないから、話しかけないのかも。私も道行く人を捕まえて訊くのは恥ずかしいので、お店の人とかに訊いちゃうもんね。
ちなみに旅行中、私も大阪をぶらっと歩いていて、思いっきり関西人のおっちゃんに「なあ、なんばの駅はどっちに行けばええんかな?」とパルコの前できかれ、クレスタ長堀ではリクルートスーツを着た女の子に「INAX」を訊かれてしまった。(たまたま知っていたので答えた)とどめに心斎橋の大丸前では「すみません。この辺に美味しいステーキ屋さんありますか?」と訊かれたのだった。知るか〜!そんなもん!!っとツッコミ入れそうになってしまったのは関西人の血なのだろうか・・・?
雨おんな疑惑
2002年03月06日(水)
なんとか天気予報で2日連続雨!というのが外れて、今日から爽やかな晴れ間が広がっている。
雨の北野坂や異人館界隈も風情があって良かったけれど、やはり旅行が雨にたたられるのは残念なもの。案内してくれているお友達が風邪をひいてしまったりしたら、大変だし、私もやはりパワーダウンしちゃってました。
前々から囁かれていた(誰が?!)事なのですが、どうやら結婚してからというもの、「雨」づいてやしないかい、私?!もしかして「雨女」になってしまったのかもしれない〜(TT)
大体、結婚式当日が雨だったのよ。(途中から晴れたけど)新婚旅行はセーフだったけど、9月の道東では台風に直撃されたし、12月の函館では、道南には珍しい大雪に見舞われ、遭難しそうになった。きっと、隊長が「雨男」なんだろう、とタカをくくっていたのだけど、今回は私ひとり・・・。なんだか、もはや言い逃れできない感じ!!犯人は私だったのか・・・。
「雨女解消法」とかないのかしら??でも「雨乞い」とかには役に立つかな?雨不足のところに旅行に行ったら、ありがたがられるかも。。。砂漠の緑化にも貢献出来る日がいつか来るかもしれないし。(ないない)
「雨女」な私ですが、みなさん嫌いにならないでおくれよ〜。
来迎昇天〜???
2002年03月05日(火)
大阪御堂筋を、懐かしい思い出に浸りつつ?淀屋橋から心斎橋までぷら〜っと歩きました。えっと地下鉄の駅で2駅ぶん。御堂筋というのは、大阪市のオフィス街が左右に立ち並ぶ大通りの名称ですな。「〜筋」というのは、東京でいう「〜通り」なのです。
異様にスタバばっかり乱立していたり、昔ながらの建物があったりと時代の流れを感じつつ、大きなお寺の前を通ったら、お寺関係者をおぼしきおじさんに「よろしかったら、どうぞ」と1枚の紙を渡された。見ると「来迎昇天の心得なんちゃらかんちゃら〜」と書いてある法話の案内だった。行き過ぎる人、全てに配っている訳ではないみたいで、たまにおじさんがすっと動いて、これぞと定めたターゲットに渡しているようだ。私って、顔に死相が現れているのかしらん?それとも、俗世にまみれて穢れているのか・・・?!
だいたい「来迎昇天の心得」って・・・。
旅行から戻ってきて、調べてみようと思ったのだけど、そのテーマに関する法話はまだUPされていなかったけれど、あれこれお坊さんのお話なんかがポップなイラストと共に乗っている。。。お寺もしっかりIT化されているのね〜。お坊さんのWEBデザイナーとかいるんだろうなあ。
北御堂のHPのタイトル「みどうちゃん」(http://www4.osk.3web.ne.jp/~kitamido/)ってのもなんだかなあ・・・。
旅とねこえ
2002年03月04日(月)
明日から2泊3日のプチ旅行に出かけるのですが、心残りがひとつだけ・・・。
動物ってつくづく勘が鋭い生き物だという事は、旅に出る支度をしている時に分かります。。。どうやら、行き先のお天気が雨らしい・・・という事が分かって薄着〜な軽装から少し暖かめの洋服を用意したところ、やられてしまいました。バッグに詰めようとしたら、・・・うっ、臭い。。。
そうです!ねこえに、おしっこをかけられてしまったのです!!きゃーーー!!!気づいたのは午後2時。あわてて洗濯機を回したけれど、多分乾かないよね・・・。とほほほ〜。今、何を着て行こうか、途方に暮れている私。。。3日ぶんのコーディネイトがパーです。
他にもねこえの挙動不振は絶えず、必死で私の周りをくるくる回って、頭をすりすり・・・マーキングしてくれます。いつも台所の外から「にゃあ」と呼ぶ時の声も、ご近所をはばかるほどの鳴きよう。さらに晩ごはんの買い物に出る時さえ、断末魔の鳴き声。うるせーっちゅうねん!と言いたいが、やはり旅に出るのを予感して、悲しんでいるのかも、と思うと可哀想になってしまう。(エサの心配をしてるだけかも?!)
今回は隊長が家にいるので、毎朝ごはんは出してあげられるから、まだ安心。でも、お昼とか夕方とか、いつもの台所からのラブコール(?)に応えてあげられないのが、すごく心苦しい飼い主なのでした。おしっこかけられたのも別の意味で苦しいよ・・・。
ひな祭り
2002年03月03日(日)
3/3は女の子の節句、という事で雛壇を飾っているお宅も多い事でしょう。私も元・女の子なので、昔はひな祭りっぽい事を家でやっていたような記憶があります。艶やかな雛壇に並ぶ御所車とか、菱餅、橘、桃の花、小さなお飯事セットのようなものも、すごくすごくコドモながらに興味シンシンで、いじってはよく「触っちゃだめ!」と叱られていたものです。いつまで、あの7段飾りの雛壇を出していたのか・・・、というと多分中学生くらいまでだったような。多分、高校に上がってからは出していた記憶がないですね。理由はよく分からないけど。
そもそもお雛様の寿命というのは20年らしく、その期間女の子の身替わりに病気や災厄を引き受けてくれるというものらしいですね。知らなかった。。。
そうか、守ってもらえなくなってから災厄や色々な事が・・・と遠い目になってしまう私。(笑)
いや、まあ、そんな事はなく、きちんと守ってくれていたとは思うんだけど、もう27になると守ってくれてないんだなあ、と思うと悲しいですわ。
ちなみに沢山の箱に納められたお雛様達は実家のマンションでは場所を取ってしまうため、松山の祖母の家にあるらしいです。出さないと、箱の中でガタガタ動くという怪談もよく聞くのでコワイ!!どうか、暴れていませんように・・・。
掃除当番
2002年03月02日(土)
今週は「掃除当番」の週。町内会とかがない場所で育って来た私にとっては、結婚してからの重要な行事のひとつである。
当番のお仕事の内容はいたって簡単で、町内会のゴミステーション(ゴミ捨て場?)の見回りとか、持ち帰られなかったゴミを持ち帰って正しい収集日に出すとか、そんな感じ。特に、うちの町内は老人ばかりなので、ゴミの出し方や出す時間帯はかなりきっちりしている。ゴミの袋もきれいに整列したようにちゃんと並べられているし、当番の仕事はかなりラクなはず。
近所の町内のゴミステーションを見ると、若い人が住んでいるのか、ただ単にマナーが悪いのか、かなりグチャグチャだったり、缶ビン用の麻袋がずうっとかけっぱなしになっていて異臭を放っていたりする。
先日、たまたま通りかかった時に若い男子がゴミ捨て場から離れた所から、ぽーい!と投げているのを見てしまった。その上、そいつのゴミ袋には分別されていないビールの空き缶がいっぱいに入っているのをさらに見てしまいキーッとなった。
いまだにそのゴミ袋は回収されないまま、「持ち主は持ち帰りましょう」という貼り紙がされたまま放置されている。
その地域には「掃除当番」ないのかなあ?ヒトのゴミを家に持ち帰って保管する気分の悪さを身をもって知れば、きっと、ゴミをあんな風に投げたり、分別を怠ったりしなくなると思うんだけど。。。
北西問題/南東問題
2002年03月01日(金)
やっと読んだよ〜。小林聡美氏の「マダムだもの」!!ワタシ的には、いきなり巻頭のデジカメ写真館の「マトリョーシカ」がすっごいヒットでした。あの、歴代ロシア大統領がいれこになってるあの、人形。。。今は外身がプーチンさんなのよね〜。いまいち貫禄に欠けるというか、ねえ?プーチンをかち割ると、ひとまわり小さいエリツィンが出て来るって・・・。まあ、いいんですけど。
さてさて。この本に出て来る「北西問題」について少々・・・。この北西問題というのは、家相のハナシなんですが、Dr.コパ情報によると、家の北西の方角というのは「主人の部屋」というのに当たるらしく、ここが散らかってたり、だらしなくなっていたりすると、その部屋の主がぐうたらになったり、家業全体が傾くらしいざます、コワイざますね〜、というマダムのお話。(ちなみに三谷家は三谷幸喜氏の仕事部屋が「北西」らしい)
さて、皆さんの家の北西の方角はどうですか??うちは実は1階、2階ともトイレなんですな。あと、私の部屋の押し入れも北西。。。ちょっとトイレを今までよりこまめに掃除しようかな?とか押し入れの整理しようかな?なんて考えてしまいました。今のところ、花粉症以外は困った病気も家庭不和もないので、今のままでのいいのかも。。。でも、トイレが汚かったりしたら、「なんだよ!掃除しろよ!!」って絶対家庭不和になるよなー。でも、2つのトイレが「主人」っていうのもどうなのかね??
私自身は、家相とか風水なんていうのには、かなり疎い方なんだけど、うちのママはワイドショーじこみらしき知識を持っていて、鏡の位置とかうるさいです。あと黄色いミッフィーのぬいぐるみが私の部屋から誘拐されて「西」の方角に勝手におかれていたり(お金がたまるらしい)、そんな程度なんですけど。
あと、彼女がとにかくこだわったのは私の部屋の位置。何がなんでも「南東」の部屋にしたがった。どうやら、娘の部屋を南東にすると、モテるとか、お嫁に行ける・・・とかそんな感じの事をくどくどと言われ、一家の主人(パパ)をないがしろにしてまでも、私の部屋は南東という好位置をキープしていたのであった・・・。私が結婚したのは26だし、別に早くも遅くもないんだけれど、きっとママは「南東の部屋」のご利益ね♪と思っていそうだ。
ちなみに、今の家の南東の部屋は、義母の部屋です。ま、気分が若々しくなるという事でいいのかしら???









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