ハラグロ日誌
書人*ちる

   

  




非形而上学的2
2002年01月31日(木)
連続して浮気ネタになるが、浮気論議はさておいて、ぶっちゃけた話、「浮気した事」or「相手に恋人がいると知っているのに浮気させた事」(ややこしいな)がある人って結構多い。多くはその事に罪悪感を持ち、贖罪し、まっとうに更生?しているし、若気の至り的なものも多々あると思う。
私も恋人に浮気された事もあるし、逆に自分が浮気した事もある。悲しいかな、もー全然美しくない話なので、詳細は省くけれど、結局その相手に対しても、自分に対しても、「個人である事」とか「自由である事」っていうのを求め過ぎた結果、そのような醜態に陥ってしまった。「個人」で「自由」でいたいくせに、人を好きになって責任もリスクからも逃げながら一緒にいたのだから、ずるい。
どうせ、一生のうちに冒してしまう「浮気」という過ちなのだとしたら、そうやって若いうちに相当嫌な目にあっておけば、オトナになってから、あんまりみっともない事態にならなくて済むかも。
ああ、思い出しただけで憂鬱になって来た。。。
非形而上学的
2002年01月30日(水)
男の人の浮気と女の人の浮気は違う、と一般的に言われる。俗説によると、どうやら男の浮気は即物的で、女の浮気は形而上学的だという事になるのだが、本当だろうか??確かに、男の人対象のおねーちゃん付き飲み屋さんとか風俗業界というものがこれほど発展していて、ニーズが多い事からも「そうなのかな?」とも思える。しかし、女性にも潜在的な性欲や恋愛力というものが間違いなく存在するのだ。
最愛のパートナーを見つけたから、運命の人と出会ったから、2度と恋愛も性欲も他の人相手に喚起されない人生なんて不思議だと思う。(喚起されて、実行するかどうかは別問題だ。)
私ははっきり言って、自分の事を信用していない。今までたかが27年しか生きていないのに「絶対、自分に不倫はあり得ない」と言っておいて、既にその過ちを冒している。という事は、これから先27年以上続くであろう人生には何が起こるかなんて誰にも予見できない。「絶対ない」なんて事を言ってしまうのは、逆に恐ろしい。
恋愛力とか性欲というのは、そういう普通の制御可能な範疇の人間の能力を超えた所にあるからこそ存在するのだし、その範囲内で楽しめるような恋なんて私には向かない。
こんな事ばかり言っていると浮気賛歌になりかねないので、この辺で止めておくが、形而上学的な女の浮気というのを美化してほしくはないのだ。そこにまつわる物語や必然性を理由にする女のズルさに騙されてはならない。女の恋愛も浮気も性欲も、結構ドロドロした即物的な側面もあるのだから。
my Room♪
2002年01月29日(火)
うう〜、眠い。今日は集中的にカフェサイトをいじりまくろう!と思っていたんだけど、本当に眠い。。。要・シエスタ!!
それはともかく、これまた昨日友達と話していた事関連だが、同棲・ケッコン、どんな形態をとるにせよ、ふたり以上の生活には、自分の時間とか自分の空間っていうのは大切!!という事。
こういう事を言ってると「ええ??僕は彼女とずっと一緒でダイジョウブ〜(はぁと)」というボクちゃんの声も聴こえてきそーだが、悪いけどシャットアウト!!
私だって、たぶん隊長とずっと一緒でも多分ヘ−キだ。実際、長期旅行中だって十何日と、ずうっと一緒にいても楽しい。
でも、敢えてそれでも、自分の時間と空間がほしい。同棲してる時は、自分の部屋というものがなかったので、実家の自分の部屋に帰ると、少しほっとした。
ケッコンして数カ月して、自分の部屋ができたら本当に人心地がついたというか。今はお茶するにも本を読むにもパソコンいじるのもお昼寝するのも(ああ、眠い)、この部屋じゃないと!っていう感じになっている。南と西に窓があるので、午後の晴れた日は陽だまりのようにあたたかくって快適。(夏はクソ暑い)
自分が選んだ家具たちや、お友達が私をイメージしてプレゼントしてくださったものってすごく愛おしい。そんな愛おしいものたちで出来た、私の部屋は決して手放すことのできない宝物だ。
恋人は自分の鏡
2002年01月28日(月)
今日、お友達と話していた事と、たまたま見たドラマで稲森いずみが言ってた台詞。なんか、ぴん!と来た。当たり前の事なんだけど。。。
私にも経験がある事だけど、昔好きだった人に会って、すごく素敵になっていたら嬉しくなっちゃうし、その逆だと悲しい。元・恋人も同じ。
いじわるな自分、やさしい自分、強い自分、弱い自分、付き合う人によって色々変わるようで、それは全て自分。それに光を当てて見せてくれるのが、恋人だったり好きな人だったりする。
何年か前、付き合ってるコの悪口を結構言ってた時期があって、今思うとそんな嫌な自分は、恋人のせいじゃなく、自分の本性だったのだ。自分に元々そういう嫌なところがあったから、いじわるにもなったし、我儘にもなった。私の「強い」という所を好きになって、光をあててくれたヒトだったが、私は「強さ」を履き違えてどんどん嫌な奴になっていった。向き合えば向き合うほど、嫌な自分になってしまったのは、どうしても、彼の前ではそれが隠せなかったからだったのかなあ、と今は思える。
恋人は、自分を映す。そして、相手が光を当ててくれて映った自分を正しく見る事が何より大事なのだ。
ムクワレナイ
2002年01月27日(日)
最近、こまごまとしたウェブの水面下の作業を進めている。いや、進めようと努力している、といったところだ。
DreamweaverもFireworksもPhotoshop elementsも手に入れた。
ところが、OSとの相性の問題やなんやかんやでインストールがうまくいかなかったり、正常に動作しない、などといったイライラ度100パーセントな状態に追いやられている。「あ〜もう、なんなのよぉ!!」と追い込まれている時はどうしようもなかったりするのに、次の日、突然うまく動作したりする。まさに一進一退。いや、時に2歩進んで3歩下がっちゃったりしてるんだけど。。。
ここ数日は、もう一つのカフェサイトを結局従来のhtmlでごちょごちょいじったりしてなんとかカタチ作っていたところ。そして、新しく間借りしたHPスペースに転送してみたら、見事に文字がすべて化けていた。仕方なく、もとのジオシティーズのスペースに転送してみたのだが、これはうまくいった。なんだか「新しい事」への試みが最近、本当に報われず、へこみ気味。
以上、愚痴でした。
カフェ棚計画
2002年01月26日(土)
某インテリアサイトのBBSで話題になっていた「カフェ棚」。つまり、お茶の道具を全て一つに集めて棚にディスプレイする、というものだが、これがなかなかセンスを問われるものなのだ。。。
紅茶のセット、中国茶のセット、日本茶のセット、それぞれに見ると、とってもかわいいのだけど、集めると何だかちぐはぐで相殺しあってバラバラな印象になってしまう。でも、お茶の缶とか瓶とかも溜まる一方で、整理もしたいし・・・。
そこで思いきって、自分の部屋のライティングデスクに使っているバタフライテーブルが、もともとはダイニングボードとして売られていた事をハタと思い出したのだ。(in the Roomのもの)
パソコン関係の本とか外国語関連の教科書がずらりと並ぶお勉強机を一掃、カフェ棚へと大変身させちゃう計画を練りに練っている所。棚の数を増やすために「ダボ」をホームセンターで買ったり、お茶をストックする籐カゴを買ってきたりした。
しかし、またこれで勉強カンケイのものが押し入れへと追いやられてゆく・・・。
いつか、和室をお茶部屋にしようというのも心の中で決めている事なんだけど、お茶にハマってるうちはいいが、いつか飽きちゃったら、どうしよーーー。
ソファとテレビの関係
2002年01月25日(金)
ぶつぶつ日誌の方にも書いたが、ずっと床に直置きしていたテレビデ男(そういう名前をつけている)をテレビ台に乗せてみた。とりあえず、これでビデオ挿入部分にホコリが入ったりする事もなくなった。キャスター付きのものなので、気軽にどかせて掃除もできる。
しかし、このテレビデ男、あまり活用してないなあ・・・。もともとテレビをつけっぱなしする性質ではないし、タイマー録画が2分の1の確率で失敗するので、おのずとリビングのテレビで録画・再生する事になってしまう。
もっぱらエクササイズのビデオを入れっぱなしにして、ひまな時に床に寝そべって一緒に体操するくらい。
家にやって来たママに言わせると、テレビはソファに座った時に正面にないと不便だから、ソファの位置を変えてしまおう!というのだけど、ワタシ的にはソファに座った時にテレビのような不粋な物体(ごめんね、テレビデ男)があるのは「なんだかな〜」なのである。でも、確かに家具カタログなんかを見ていると、ことごとくテレビはソファと向き合っている。
現状の私の部屋におけるソファとテレビの関係は、同じ並びにあり、ほぼ垂直。ソファに座ると右に90度首を曲げないと見る事ができない。ソファに座って視界にあるものは、i-Bookと白いコレクションテーブル、ミニティーテーブル、白のキュリオボード。壁はナチュラルの木目だが、目に入るインテリアは白・白・白・・・。
ここまで書いて来て、気が付いたのだが、私は、実は白いテレビが欲しいのかもしれない。だから、今のこの黒いテレビを好きになれないのかも・・・。(うう、本当にごめんテレビデ男)
もし、この今使ってるi-Bookが、スノーホワイトのラップトップではなく、実家にあったような不粋なデスクトップだったとしたら、きっと、こうやって毎日かたかたと日記を書いたり、HPを作ろうなんて思わなかったハズ。中身も大事、でもやっぱりとっかかりとしての見た目も、かなり大事だな、と思ってしまったのだった。
テレアポ
2002年01月24日(木)
よく求人広告なんかで「テレフォンアポインター」という職種を見かける。浄水器とか矯正下着とか英会話教材、お墓、そういうアヤしい類のものから、顧客相手の健康食品とか色々の物品を紹介するものまで、要はデンワを介してセールスをするお仕事だ。
多くはノルマ制なのだろうし、仕事に熱心なのも分かるが、今日はかなり失礼なデンワをとってしまった。
「○○に出店した補正下着の会社なんですけど・・・。」と初めは丁寧。勿論興味がないので、「申し訳ないんですけど、必要ありませんので。デンワ切りますね。」とはっきり告げると、「今からお宅に伺いますから!12時半頃!いいですね!!」とデンワ口で叫ぶテレアポの声。ほとんど脅迫だ。
頭にきた。
「すみません。もう1度会社名と本社の所在地と、担当の方のお名前教えてください。」と私が言うと、「あっ、あっ、ちょっとお待ちください・・・。」ともじょもじょ言いながら、デンワが切れた。悪質な勧誘電話だったらしい。私の住んでいる地域は老人が多く、こういう悪質な勧誘の魔の手をはね除ける事のできない人も多いと思う。それを狙って、こうやって押しかけ商売みたいな事をしている会社があると思うと、ほんっとーーーーーーーに頭に来る。
はらわた煮えくり返り、憤懣やるかたなし、である。
プロたるもの2
2002年01月23日(水)
以前、「緑碧茶園」のテイスティングカップの説明書に記してあった「お茶のプロ」の妙技?について述べた。
今日ティーコーディネーターの教材を開き、「カップテスト」、つまりテイスティングの項目を調べてみると、やはり同じような事が写真解説つきで載っている。
「ぺっ!!!」も健在だ。(ちなみに呼吸法については言及なし)
これで茶葉のそれぞれの特徴を学ぶ、という主旨であり、面白半分ではない事はようく分かったのだが、この「ぺっ!!!」はどこに吐き出せばよいのか、やはり疑問が残る。テイスティングカップの中か、それともそれ用の器を用意すべきなのか、流し台まで歩いていって、吐き出すべきなのか。。。どちらにせよ、かなり美しくない行為になる事は必至である。
飲み込んでしまうと、テイスティングに支障があるなら、何かもっと美しい方法はないものだろうか????
眠りのまにまに
2002年01月22日(火)
きのう丸一日と今日昼まで、ほとんど昏々と眠り続けていた。次から次へと夢が訪れ、その合間には現実のよしなし事などを思い出す。ふわふわとした時間の流れは肉体の痛みさえ他人事のように思わせた。
ヒトの記憶のファイルはとても不思議で、ある人についてもの凄く酷い事を思い出したりするのに、同時にもの凄く幸せな事を思い出したりできる。同性の友達関係であれ、異性の男女関係であれ、別れたり別れられなかったり、憎んだり憎めなかったり、その振れ幅は大きい。
何か限定的な出来事がないと、友達や恋人との関係を断つ事は難しい。相手にいきなり嫌われたり、距離をあけられたりした時に、この限定的な出来事に対して無自覚であったなら、その理由には永遠に辿り着けない。辿り着けたとしても、意味はないのだが。
記憶の海の中をさまよいつつ、自分から遠ざかっていった人、自分から遠ざけた人の事が浮かんでは消え、消えては浮かんでいった。
救急車・・・
2002年01月21日(月)
早朝、救急車で運ばれてしまった。
函館の時とおんなじ、またも原因不明の激腹痛なり。。。アブラ汗が吹き出しました。胃も腸も痙攣しまくりです。点滴して、鎮静剤打って、午前中で自宅に戻れたけど。
こーやって、座ってパソコン向かうのもつらい・・・。
また寝ます。きっとあっという間に復活します。
センター試験かぁ
2002年01月20日(日)
この季節になると「センター試験」開始、というニュースが流れる。今年は天候も全国的に良く、交通の乱れもなかったとの事で良かったなあ、などと他人事ながら思ってしまう。
もう10年近くも昔になるが、前日かなり大きな地震があった北海道で私もセンター試験を受けた思い出がある。
会場は北海道大学で、古めかしい建物。足元の凍結した構内をスベらねいように気をつけて歩きながら、わくわくしていた。
私にとって大学に入る事は
「親と離れて一人暮らしする事」
「ドイツに留学する事」
が主な目的。合格するかどうか分からなかったけど、ともかくその可能性が拓けていく楽しみの方が勝っていたせいだろうか。根拠のない自信に溢れていた。
結果もかなり満足できる出来で、帰り道、ハラハラと雪が舞ってきたのを見ながら「これからだ」と意気が上がってきた。若かったな〜。
ごめんなさいと言えなくて
2002年01月19日(土)
一昨日の関連日記になるが、幼稚園生の頃までひとりっ子でワガママ放題で育てられた私は、まさにアクマ放し飼いという感じだった。
まず、「ごめんなさい」と謝った事がなかった。昨日の事のように覚えているのは、近所のお母さん仲間でウチに集まっている時に、いただいたばかりのウイスキーの瓶で手作りしたインディアン人形を走り回って割ってしまった時の事だ。
ママに「ごめんなさい、しなさい!」と叱られたのだが、どこをどう捻っても「ごめんなさい」という言葉が出て来ないのだ。恥ずかしいのと、謝りたくないっていう気持ちが身体中をぐるぐるしていて、固まってしまった。
見かねたインディアン人形を作った美保ちゃんのお母さんは「いいのよ、いいのよ。」と笑って許してくれたが、私はどうしても「ごめんなさい」が言えない事の罪悪感を拭えなかった。
小学校にあがり、パパが転勤族だったため転校を繰り返す内に、だんだんと集団という仕組みを理解したが、いつまでも「ごめんなさい」を言うのは下手なコドモだったような気がする。
千年の恋
2002年01月18日(金)
映画での「源氏物語」という事と女性が光源氏を演じる、という事で、かなり注目してた「千年の恋」。(ちなみに今Mステで堂本剛が「百年の恋」っていう唄を歌っています。あのウルフくずれな髪型はなんなの???)
相当に、圧倒的に美しい出来映えでした。本当にびっくり!!光源氏の美しさは勿論、女御たちの艶やかな事。特に桐壺の更衣・藤壷の更衣の二役を演じた高島礼子さんに、惚れ惚れしてしまったわ。。。なんか極道!なイメージが強かったのだけど、平安のはかな気な女性の感じ、母の強さの演技が見事ですっかり魅入られていました。
過激なセックスシーンがかなり話題になっていたけれど、とにかく女性を綺麗に見せるための配慮がつくされていて、何とも耽美。まだ女性になっていない少女も昔は輿入れする事もあったので、そういう未成熟な女の子を相手にするシーンもあって、昔の女性の玩具度というか、地位の低さを思い知らされた思い。
最後の方で、カゴの中の鳥としての女性を演じる事に疲れた紫の上が、源氏に反抗するシーンがあるけれど、きっとこれは現代風にアレンジしたもので、実際は女性は悶々と嫉妬や恨みという感情を募らせるだけで、男性に対してはぶつかる事はできなかったであろう。ぶつかる術さえ知らなかったかもしれない。だからこそ、物怪や生霊としてしか相手にぶつかる事ができなかったのかな、と思う。
現代の尺度で中途半端に解釈された部分もあるように思うが、観る側がそういう尺度を捨てて鑑賞すれば、色んな事が感じられる物語だ。
憂鬱な幼稚園児
2002年01月17日(木)
22、3年前、私も幼稚園児だった。幼稚園の記憶はほとんどない。お昼寝の時間があった事と、自分の「組名」が気に入らなかった事くらい。だって、もみじ組とかえで組って、地味過ぎてあんまりじゃない??もっとばら組とかチューリップ組とか華やかな方が良かったのに。名札も茶色だったし・・・。
それはともかく、家での記憶とか独りで考えていた事については本当によく覚えている。空の向こうに宇宙がある事を知り、地球は自転している事を知り、今見えている星の光は何万年も昔のものだと理解した。そうすると、自分のこの今見ている風景や人達は、一体なんなのか、と本当に考えていた。そして、自分が色々ととりとめなく想像しては消えてゆく、この「思念」はどこで発生するのか、そんな事を日々思って生きていた。自己存在への疑念を持っていた幼稚園児だったので、(哲学専攻の芽生えはここにあったのか・・・)友達とかと遊ぶのはあまり好きじゃなかった。そんな憂鬱なコドモにも衝撃的な事が起こった。
それは「弟」の誕生だ。
パパが長男だったので、跡取りとして「男子」の出産が一族みんな望んでいた事だった。祖母に言われる通り、遠くの川までママと歩いていって、なにかまじないのような事をした事もよくよく覚えている。
うっすらとママがこんな事をしなければならないのは、自分が男に生まれて来なかったせいと、思っていた。
生まれて来た子が本当に「男」だったので、あの、川で行った神秘的なまじないのせいだと信じ込んでしまい、肝が冷える思いだった。5歳の憂鬱はまだまだ続く・・・。
ちなみに小学校にあがってから、初めて読んだ本は「罪と罰」だった。これだ、と同じ人間を見い出したヨロコビでいっぱいになって夢中で読んだ。どんなに憂鬱なコドモだったかは、御想像の通りである。
梅は咲いたか♪
2002年01月16日(水)
梅は咲いたか、桜はまだかいな♪っと。
もう、梅が咲いてるのを見ました。まさに目覚ましテレビで「梅の開花宣言」してた通り!!例年より2週間も早く咲いたらしく、こんな事は珍しいそう。
確かに、この1週間暖かかったからなー。しかし、この暖かさに騙されてはなら〜ん!と一人で厚着して意地になってた私。何故なら、いっつもこの季節、お店のショウウィンドウは春色一色になり、ついつい浮かれて薄着になって大きな風邪をひいてしまうのだ。
だって、雑誌とか皆、春の洋服になってるし、お店の人だって・・・。(影響受けやすい。)
でも、今年は騙されない!!電車で、薄着の神戸系ファッションの女の子を見かけると、「ふふん。風邪ひくぞ〜。」なんてほくそ笑む。
これってオバサン化?!やばし。
ビバ!!朝日新聞・社会面
2002年01月15日(火)
私が小学生の時から朝日新聞&日経、というテンケー的・エセ文化人ぽさ満開!!の家庭に育った。そのせいか、他の新聞は読みづらく感じてしまう。27になった今でも朝日で毎日暮らしている。
今まで「くだらないからやめちまえ!!」と息巻いていた社会面が、去年くらいから変わった。(ような気がする。)
今日のトピックは昨年の「I LOVE YOU」のウイルスメールを発信したマニラの青年のインタビュー。なかなか興味深かった。
昨日のトピックでは「花巻農業高」vs「イーハトーブ高」という見出しが。
宮沢賢治ゆかりの花巻市と北上市の高校が生徒数の減少に伴い、合併。もともとの賢治の教えた伝統の校名を残すか、賢治の理想郷(イーハトーブ)を名前にするかで、どちらにするか揉めている、という事。
個人的には「イーハト−ブ」もいいなあ、と思ってしまうのだが、現実味なさ過ぎ?!「イーハトーブって何?」って聞かれたら色んな人に、生徒とかOBがそれを説明したり、伝えたりする事で賢治の思いが広がっていくような気がするのだが・・・。
公募で決定するそうなので、結果が楽しみである。
また阿部寛
2002年01月14日(月)
金曜の夜やってるB級ドラマ?!「TRICK2」をやっとビデオで見た。
阿部チャンは相変わらずの、かしこいおバカさん、という役どころ。相棒は仲間由紀恵で、こちらがどうも主役らしい。
どーも仲間嬢がハジけきってないのが、見ててつまらないのよねー。男言葉で話したり、女言葉になったり、イマイチキャラがはっきりしないのだあー!がんばってくれー!!そして一部完結、ではないらしくてそれも間延びする大きな要素。
でも、犬山犬子とか結構マニアックな人が出てるかと思えば(もう殺されたけど)、友達のバングラディシュ人のコも出てたりして(彼は御歳暮の「ハムの人」にも出ていました・・・。)、なんだか盛り沢山。
かーなーり面白くなさそうなので、どこまで耐えられるか?!というところ。
ハイテク☆サザエさん
2002年01月13日(日)
サザエさんスペシャルを見たヒトは、今日びっくりしたに違いない。私も途中から見たので、「何事?!」と自分の目を疑ってしまった。
なぜなら、サザエさん一家が高層マンションに住み、波平さんが携帯で話をしたり、カツオがPCで勉強してたり、サザエさんがオンラインショッピングを楽しんだりしているのだ。こんなのサザエさんじゃない!!!タマだって、決死で家出していたくらい。
実はノリスケさんの会社の実験で1週間、最先端の暮らしを一家に体験してもらおう、という設定だったのだが、それにしても何だか背中がさぶくなる思いだった。
なんのために、カツオやタラちゃんは年を取らずに数十年がんばってきたのか。
そんな事を、考えると溜息が出る思いだ。
このスペシャル企画は、却って奇を衒い過ぎて失敗だったのでは???私は断固、アンチ・ハイテク☆サザエさん派だ。
プロたるもの
2002年01月12日(土)
中国茶のお店「緑碧茶園」で買ったテイスティングカップ。すごく使い勝手が良くて、ひとりで気軽に中国茶ごっこしたい時とか食後の一服に中国茶、なんて時に最適!!かなりブームです。(・・・って、もともとチサグルから教えてもらったんだけど。)
しかし。このテイスティングカップに付いてた説明書を見てみると、かなり変な事が書いてあるのに気がついてしまったのだ!以下抜粋。
「香りを嗅ぐコツ」・・・口を開いたまま香りを嗅ぐとよくわかります。プロは息を鼻から吸いながら同時に息を吐くという高等技術を使います。
「味見のコツ」・・・空気と一緒に音を立ててすすります。口の中に入ったお茶を息を吐きながら舌の上で回します。さらにおそばをすする要領で、空気を大きく3・4回吸い込みます。その後プロはお茶をペッと(!!!)吐き出しますが、ここはちゃんと飲み込みましょう。
・・・こんな調子なんですが、とりあえず分かるのは息を吸いながら吐ける事(びっくり人間??)、お茶を口に入れたまま息を吐き、舌の上で回せる事(できねーよ!!)、そしてペッ!!!。これがプロだという事。確かにすごいが、ただの行儀の悪い人のよーな気もしてしまうんですケド。。。さすが、中国四千年なり。ペッ!!!

お風呂で読書
2002年01月11日(金)
「冷静と情熱のあいだ」のrossoを読んだある男子が「主人公が風呂ばっか入っているハナシだ」と言っていました。
半身浴がブームになってからというもの、お風呂に入りながら本を読む、とか音楽を聴く、テレビを見る、エクササイズというのは結構定番になってきた。それで「お風呂で読書」も割と私の周りでは市民権を得ている。お風呂用の本、というのを私は個人的にストックしてるのだ!
本に入りこみ過ぎて、たまにのぼせて倒れてしまう事もあるが、ゆっくりと文庫本を濡らさないように気づかいながらページをめくるのが好き。
でも、友達のハナシを聞いてみると「トイレで読書」派も。狭い空間で本を読むと集中できるのだそうだ。私の「のぼせて気絶」、と同じようなアクシデントは「あったか便座で低温ヤケドしかけた」事らしい。将来はくるくる回転する便器に、ぐるりと四方を囲んだ本棚。(あ、三方か。出られなくなっちゃうし。)どこの本にも手を伸ばせる、という寸法だ!!
まあ〜〜、人それぞれですかね。
天使のような女の子
2002年01月10日(木)
きのう、例のアンテナがビビビ!と立ってテレビをつけてみたら「はなまる」のゲストに稲森いずみちゃんが出ていた。(こーいう事言ってると本当にコワイ人みたいだな。。。)
何を隠そう(隠してないっつーに)稲森いずみちゃんが好きだ。マンガみたいな、おとぎ話みたいな物語には欠かせない。妖精のような無垢な女の子の役がとても似合う。「はなまる」のおかげで主演の新ドラマが始まる事を知って、慌ててビデオ録画をセットしたのであった。。。
「ハッピーマニア」の重田は彼女しかいないし、「天気予報の恋人」の架空のDJ、などなど、もー彼女に釘付け!!
今回は「プリティ*ガール」というドラマで、デパートというパンドラの箱を舞台に縦横無尽に駆け回るアルバイトの山猿、いや女の子の役を演じている。いろんな奇跡を起こす不思議でちょっと頭の弱い、野山花(稲森いずみの役名)マジックがこれから毎週見られると思うと、私までシアワセ。
そして物語の上で、必ずこういう天然キャラを支える役どころが必要な訳で、その迷?コンビの相手が米倉涼子というのも、適役♪これまでにコンビを組んでたのは藤原紀香、深津絵里などしっかり者でオトナな女の子。そういう系統を踏んでいけば、なるほど今の時代なら彼女だな、なんて感心しちゃうのでありました。
逆ホームシック?
2002年01月09日(水)
冬の休暇が終わって、続々と「戻ってきちゃいました」メールとか、年賀状が届く。
ないものねだりだと思うけど、こういう時、ふと遠方に実家がある友達が羨ましくなったりする。いや、去年までは「私も遠方に実家がある」組だったのだけど・・・。
特に中学・高校と札幌で過ごして、それ以前と大学4年を大阪で過ごして、社会人になってからは千葉。こんだけワタシ自身が転々としてれば、皆、友達はそれぞれ実家が色んな所にあるワケだ。
ヨメに行ったくせに、実家が徒歩圏内にあるというのは、便利なようでもあるが、面倒くさくもある。(贅沢?!)
家族との距離感というのは、人それぞれだけど、私にとってはあまり近くない方が合っている気がするんだなー。これってホームシックというか逆ホームシック??
飛びます、飛びます
2002年01月08日(火)
ひえーーー!!この強風は何ですか〜?!さっき近所の八百屋で野菜が飛んでるのを見てしまっただよ!!
ねこえも「家に入れて〜」とにゃあにゃあ鳴いてるし、洗濯物も飛んでいきそうな勢いだし、なんだか朝からドタバタ。
そんな中、月9「人にやさしく」ビデオで観ました。(話題が古い??スミマセン。翌朝ビデオで見るのが習慣なんで〜。)
友達から香取&松岡&加藤、と聞いて「あ、加藤晴彦も出るんだ?いいねー!!」とコ−フンしてたら、「そうじゃなくって、極楽の・・・。」と聞いてショック!!極楽の加藤も、相方に負けじとドラマ進出なのね。。。タモリ曰く「中途半端ないい男」(←これ、受けた!!)だからねえ。。。
りょうも久しぶりに見たなあ。変わらず細〜い!!
ハナシ的には典型的なのかもしれないけど、3人の部屋とかカワイイし、バイト先のお店とかカフェとか、東京っぽくていいやね。+コドモもめちゃ、かわいかったし!!
そして何よりワタシ的には、ソフィアの松岡くんの顔が毎週拝めるのがうれちい♪小動物系で、かつ美しい!!声もいいしね!!でも、何故か主題歌はブルーハーツ。タイトルもらっちゃったから、仕方ないけどね。甲本ヒロトの声、懐かしいっす。コーコーセーの時を思い出すわ。ハイロウズも、最近見てないなー。
マリカ2
2002年01月07日(月)
たまたま本屋で文庫のコーナーをざっと見ていたら「マリカのソファー」という吉本ばななの本を見つけた。確か昔読んだ事があるけど、タイトルは「マリカの永い夜」だったハズ。続編なのだろうか?と思ってパラパラめくっていると、そうでもないらしい。主人公のジュンコ先生(もちろんマリカも主役だ)は主治医ではなく近所の女の人、という事になっているし、なんだか少しずつ変わってしまっているのだ。
気になったので、とりあえず買ってみて家で読んでみる事にした。
あとがきを読むと、新書版の「マリカの永い夜」の設定に無理があり、著者自身どうしても気になったので、文庫版を出す際に、中身も書き直し、タイトルも変え、全改訂したという事らしい。なるほど。
設定云々よりも、すごく煌々しいような、眩しいようなバリの空気と神様、多重人格者のマリカの人格統合の瞬間、そういうもののエッセンスがちゃんと改訂後の話にも残っていたので、安心した。
でも、やっぱり「永い夜」の方が設定が変でも抽象的でも、もっとバリ密度が濃かったような気がしてしまう。著者自身がバリへ取材に行った熱気のようなもの、何か神がかり的なもの、そういうものが含まれたのだろうか。
この本と「アムリタ」(これも吉本ばなな著)という本を読んで以来、ずっとバリに憧れている。
ひとりの夕餉
2002年01月06日(日)
お正月休みの間は、1日3度のごはんを作るのが「もう、いやー!」なモードになっていたけど、いざ明けてみると寂しいもの。隊長の初・仕事は4日だったのだが、急な飲み会で夕食が要らなくなってしまって、その日仕方なくひとりでごはんを食べた。ひとりでお茶、は寂しくないけど、ひとりでごはんは寂しい。ごはんは、やっぱり誰かのために作って、誰かと食べるのでなくちゃ。
今日も、隊長は会社の方の不幸があってお通夜に駆り出されている。ひとりでごはん、が嫌で中国茶でだらだら、まったり。
ひとりで自由にゆっくり過ごすのは、平日昼間だけで充分!!
早く帰って来ないかにゃあ。タイクツ、タイクツ。
もはまどさん
2002年01月05日(土)
うちの近所にスーパーマーケット、ヤ○イチがあり、とっても野菜が新鮮なのと、隊長御用達の豆腐店のお豆腐&油揚げがあるため、愛用してる。すっごくリーズナブルだし。
通い始めて2年以上経つのだけど、レジの従業員さんも「このヒトは打つのが早い」とか「カゴヘ商品を入れるやり方が丁寧」とかいう判断基準で、おのずと贔屓が出てくる。私のファンのおばさまは2人いて、その内の1人の方の名札には、ひらがなで「もはまど」と記されている。どこからどー見ても普通の日本人のおばさま。きっとご主人がアラブ系なのかも。
レシートにレジ係の方の名前が記されているので、見てみると「毛葉窓○代」さんとなっている。「毛葉窓」=「もはまど」というのもかなり強引だが、ますますファンになってしまった。
去年は不幸なテロ事件が起こり、アラブの人々の暮らしや文化について詳しく報道されたりする機会が多かった。断食の時期など、勝手に「もはまどさんはこうやって、普通にレジを打っているけれども、すごく今はお腹が空いているのかもしれない。」とか想像してしまった。
本日、初売りだったこのお店にお買い物に行き、もちろんレジはもはまどさんの列に並んだ。
がんばれ!もはまどさん!!
ひと駅ぶん
2002年01月04日(金)
古い知り合いと電車で再会。船橋から西船橋までのひと駅ぶんだけお話した。懐かしいヒトだ。大人の男性、でも、少年のようなヒト。
その男性は、昔私のお友達に本当に恋をしていた。痛々しいくらいに。
年に1度の学会など、大きなお仕事の後にはまっすぐに彼女の働いているお店に顔を出した。あまりに強く恋をしているヒトの目をしていたので、初めて会った時から印象に残った。
終電で帰る友達の姿を、必ずお店が終わった後に踏み切りから見送っていた。京成電車の下り列車。0:10発。「動体視力が上がっちゃったよ。」なんて弱々しく笑う彼の表情は幸せそうだった。
彼は既婚者だったので彼女のファンという以上に踏み込む事はなかったが、その恋は相当に本気だったと思う。
彼女が転職して、お店勤めを辞める時の飲み会で、彼はボロボロに飲んだ。いつものように終電の彼女を見送り、いつまでもいつまでも立ち尽くしていた。その場にいた、誰も言葉はなかった。
あれから、随分時が経った。奥様らしき女性の隣で、私と簡単な会話を交わす彼の目には、私の友達への恋の清い思い出が映っていた。間違いなく。
芸猫現る
2002年01月03日(木)
今年になってから、ウチの近所に新顔の猫が現れた。1日、2日と現れたその猫は、見かけは普通の灰と白のブチ猫。オスメスの区別はまだ不明。。。
特筆すべきは、その鳴き声。「にゃっ、にゃにゃにゃーっ♪にゃっ、にゃにゃんにゃん♪」とまるで節をつけて歌っているかのよう。はじめは誰か(人間)が猫の声を真似て歩いているのだと思ったのだけど、しっかりこの目でその芸ともいえる「にゃっ、にゃにゃにゃ♪」を見て聞いてしまってビックリ。
隊長も別室でこの鳴き声を聞いて、「サルかと思ったら、猫だったー!」と驚いていたのだ。確かに、ちょっと甲高い「にゃっ♪」は「きゃっ♪」とも聞こえないでもない。
今日も階下の部屋で、年賀状のお返事を書いていたら、件の芸猫が。「あっ!!」と思って窓を開けると、逃げるのでもなく振り返り、こちらをジーッと見ている。そして「にゃー」と普通に鳴くと、のそのそと立ち去ってしまった。
「もう、新年おめでたバージョンは終わりだにゃー。」とでも言わんばかりに。
しかし、この芸猫。一体何者?!
ナゾの初夢
2002年01月02日(水)
一富士、ニ鷹、三茄子。そんな初夢を見たいものだと願いつつ、昨夜眠りにつきましたが、私の見た夢は次のようなものです。
場所は学校の教室で、私とその仲間(全然知らない人たち)は授業を終えたところ。教室を後にしながら、皆で「疲れたからお茶でもしようか。」「そうしよー!」と言い合っている。私は何故か「タイムカードを押してくる!」と一人で教室に戻るのだけど、もちろん学校なのでタイムカードはない。「そうか、ここは学校だった。会社は辞めたんだ。」と思い直して、玄関に戻ると、もう誰もいなくなっている。
仕方なく、家に帰ろうと歩いていると、柴田理恵が向こうから走ってきて「良かったー!畑にでも迷いこんでないか心配したよ。」とにこにこと話しかけてくる。「うちを今日夜まで開放するから、ゆっくりお茶していってね。」と言いながら、ずんずん私の腕を引っ張って、連れて行く、というもの。
脈絡のあるような、ないような夢。ハッキリ覚えているのは、1.タイムカード、2.柴田理恵、3.畑の3つ。
1.もしかして、仕事に未練がある??
2.柴田理恵のようなオモロイ友達ができる??
3.自然志向にハマる事への警告??
なんとなく、どれも考えられないよーなものだけど、深層心理ではどうなのか。。。
小吉なり(T□T)
2002年01月01日(火)
初詣で、おみくじ引きますか??私は必ず引く派。明治神宮だと明治天皇の御言葉か何かのおみくじで「吉」とか「凶」とかないんだけど、今日私が船橋太神宮で引いたおみくじは至ってシンプルなもの。
生まれて初めて、年の初めに「小吉」というショボいみくじを引いてしまいました(TOT)。にょ〜〜〜!!(NO!!と言いたい)
まあ、みくじのメッセージとしては悪いものではなく「静かに準備をし、心を落ち着けている今こそ、月の光が射し、だんだんと道が見えてくるのじゃ。そうして願いが叶ってゆくのだよ。」というような和歌とメッセージ。災難とか病気とかへの警告は全然なかったのだけど、「勉学」が「危うし」だったのが気になる!!でも、受験生じゃないし、ま、いっか。
まあ要するに、ケッコンもした事だし、少し落ち着きなさい。地道にね♪という事かも。去年は「大吉」で、飛ぶ鳥も落とす勢いのような事が書いてあったのに、まさに奢れる者は久しからず、でんな。
2002年は地道にほそぼそと頑張ります。。。









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