ハラグロ日誌
書人*ちる

   

  




娘。
2001年12月31日(月)
本当に2001年も終わってしまーう!!早いっ!早過ぎ!!
ケッコンしてから初の年越し。義母(隊長ママ)も入院中の病院から一時帰宅で、3人での初の大晦日なのだ。
隊長ママは、昭和ヒト桁生まれの女性なのだが、恐ろしくハイカラさんである。私は彼女の専属ネイリストでもあるのだが、薄いピンクやベージュなど持って行こうものなら、「うーん、ちょっと服に合わないわぁ。」とのたまう。ラメ入りのブルーとか、パールの入ったツヤツヤピンクがお気に入り。爪のカタチも指先も、不思議と私に似ているので、お手入れの仕方もほとんど一緒。手だけ見たら、実の母娘かと思うくらい。
そして、彼女は、お化粧も毎日欠かさない、美人さんでもある。背も高く、無邪気な性格で、どこに行くにも私たちは手を繋いで歩く。なんとなく、ふたりは中身が似ている、と隊長が言うのも頷ける気がしてしまう。
「嫁」という単語を忘れているだけかも知れないが、「私の娘。」と義母は私の事をヒトに自慢する癖がある。息子2人の母親である、彼女は娘が欲しかったのかもしれない。「娘。」と呼ばれるのは照れくさいが、嬉しくも誇らしくもある。
お陰で、世間で言う「姑」という言葉がどうしても彼女には当てはまらない気がしてならない。実ママの事は「ママ」と27年呼び続けているが、「おかあさん」は知り合って1年の、義母以外、誰も代わりはいないのだ。
アフロ犬拾う
2001年12月30日(日)
なんと、道ばたでアフロ犬(小さいぬいぐるみ)が転がっているのを見つけてしまった。
なんか、派手な色のものが落ちてるなー、と思ってたら、通り過ぎてから隊長が「今の、アフロ犬だね。」というので、びっくり!隊長のボキャブラリーに「アフロ犬」があった事も驚きだけど、この早朝の人気のない道ばたに何故アフロ犬。。。
しばらく通り過ぎて、振り返ると、悪ガキがアフロ犬を蹴飛ばして遊んでる。「もらってやってくれー」と念じてみたが、2,3度蹴飛ばしたら、興味を失ったらしく、立ち去ってしまった。
帰り道、見てはならないと思いつつ、まだ同じ所にアフロ犬が転がっているのを見てしまい、結局不憫で、拾ってしまった。
アフロはキミドリで、ヒヨコを2匹つけてるやつだった。
家でブラシで軽く擦ってみたら、キレイになったので、ウチで飼う事に。
でも、ねこえの玩具になりそうだなあ。
駄菓子
2001年12月29日(土)
お正月のお買い物で、隊長と1日中歩き回ってたら、すっかり夕方。
私の住んでる所の近くに100円均一の超巨大ショップ(地下1階、地上6階)があるのですが、今日は駄菓子にすっかりはまってしまい。。。
黒かりんとう、とか粗目のついた飴玉、とかジェリービーンズとか買い漁ってたのでした。ミスターイトウのセサミロングなんて懐かしいお菓子もあって、狂喜乱舞。
あああ、早く食べたい♪
ちなみに、ららぽーとのお店には、もっと本格的でレトロな「駄菓子のお店」があって、ここも大好きで、隊長とふたりで色々買ってしまいます。年齢が離れているから、微妙に心惹かれるモノが違ってたりしてオモロイの。隊長は「梅ジャム」とか「ふがし」に反応を示してるし、私は「クッピーラムネ」とか「不二屋ペロペロキャンディー」に釘付け。
コドモの頃って、200円以内の遠足のおやつ、とかをちゃん!と守って苦心しながらおやつ選んでたなあ。
今のコって、やっぱおやつは200円以内なのかしら??それとも物価が違うから500円くらいかなあ。情報求む!
阿部寛熱
2001年12月28日(金)
なんと。昨日、隊長が六本木で飲んでて「あるよ」の田中さん(フルネーム知らねー)を目撃したらしい。あの「ヒーロー」(キムタクのドラマ)に出てた飲み屋のあんちゃんでんな。私と隊長の間では「抱かれたい男」ナンバーワン!
そして、今「ヒーロー」の再放送やってると知って見始めたら、いきなり最終回。それにしても、またも阿部寛に釘付け。
エリート検事で、同僚と浮気しちゃう危ない男なんだけど、コドモには「パパでちゅよ〜。」なんて言っちゃうダメっぷりがやっぱイイ!!どうも、阿部寛熱は2001年いっぱい吹き荒れた。しかし暑苦しそーな熱だな、こりゃ。
穏やかな休日
2001年12月27日(木)
きのう隊長とお酒を飲みながら、「明日、お弁当を作らなくていい?」と聞いてみた。予想どおり「いいよ。」と答えてくれて、「どこか調子が悪いの?」と聞かれた。ココロの調子が悪い、というのを説明するのが面倒だったので、「なんともないよ。」と言う。お酒の飲み方とか、態度とかで、「なんともなくない」事なんてバレバレだったろうと思うのだけど、放っておいてくれた。
お陰で、今日は怠惰に朝寝坊。なんだか学校とか会社をズル休みしているような気分だ。近所の大きな本屋さんで、数冊本を選んで実家に向かった。
ママのごはんを食べながら、お喋りして、ソファに寝そべる。「なんか、身体がだるい。」と言って、夕方までぐうたらさせてもらった。「風邪じゃない?病院行ったら?」なんて心配されながら、何にもせず横になっていた。弟もいて、ママもいて、ひとりじゃない感じが心地よくて、ずっと居たいと思ってしまった。 
子供の頃の病欠の穏やかな休日のよう。
「車で送ってあげようか?」と言われたけれど、少しアタマを冷やしたかったので、暗くなった夕方、とぼとぼと歩いて帰路についた。
おそうめん
2001年12月26日(水)
この冬の最中、急に「おそうめん」が食べたくなってしまった。「にゅうめん」でなく、冷たい「おそうめん」。
夏以来食べていないから、食器棚を探すと、かろうじて1袋。賞味期限も全然大丈夫。思い立ったら、すぐ行動!とばかりに鍋にぐらぐらとお湯を沸かす。あとは、長葱とみょうがをみじん切りにして、薬味の準備。トッピング用に、冷蔵庫に残ってるくず野菜たち(きゅうり・セロリ・玉葱・人参)を白髪葱ふうに細ーく刻んで、ざっと水にさらす。(いろんな色の野菜がくるくるまいてキレイなのだー。)
おそうめん2わ分を2分きっかり茹でて、ザルにあけ、氷水を張ったボウルで冷やして器に盛る。
めんつゆに酢とごま油を少量入れて、薬味をたっぷり。暖房のきいた部屋で、一人のおそうめんランチもなかなかオツなもの。
快適JRライフ
2001年12月25日(火)
そういえば、先月のぶつぶつ日誌で書いたSUICAイオカードをとうとう買った。(先週。)JR東日本沿線にお住まいでない方のために説明すると、SUICAとは、JR用のICチップ入りのプリベイドカードの事で、定期券合体型とイオカード型の2種類があり、自動改札機を通過する際にお財布や定期入れに入れたまま、機械にかざす(?)だけでオーケー、というもの。はっきり言って金銭面では何のメリットもないが(カード製作費が500円かかる。割引は一切ナシ)、結構楽しんで使っている。
私のようなものぐさっ子にとっては、切符をがさごそカバンやポケットから探しあて、機械に挿入する手間が省けるだけでも、なんだか嬉しいのだ。そして、ペンギンおぢさん(なぎら健一)のCFの「タッチ&ゴー!」ができるのも単純に嬉しかったりする。
それにしても、SUICAのICチップのおかげで、どんなにお財布がぱんぱん(レシートとか余計なものでいっぱいなのだ。)になってても改札機が感知してくれるのがすごい!まさに「タッチ&ゴー!」でスムーズなJRライフ!!なのだ。むふ。
ぼよよん
2001年12月24日(月)
折角のクリスマスイブだが、実は昨日から体調がすぐれず、臥せっている。
24日は祝日なので配達がないと思って、私はちょっぴり早めにクリスマスカードを出したりしてたので、先週着いたよ!という報告が続々・・・。なかなか当日を狙うというのも難しい。
やっぱクリスマスだから郵便局の人も働いているのかなー。メールでのカードは昨日夜中に出したので、ばっちり24日に届いているハズ。。。でも、この素敵な日に家でパソコンを開いているかどうかっつー問題はあるけどね。
そんな中、すばらしいクリスマスカードが我が家にも届いた。某W氏からのカードでやけに封筒が分厚い。そして触ると、何やらぼよよ・・・。「ぼよよ?」といぶかしみつつ開けると、素敵なクリスマスカードの内側にバネが着いていて、カードを開くと、飛び出してくる仕掛け。そのバネの先には、とても口では言えないようなモノが!!!(実は、知る人ぞ知る、F田氏の顔アップ・・・。)「今年はこれでカンベン」とメッセージが添えられていたのは、これは彼(制作者)にとっては不本意な出来なのか、こんなおぞましいものを送ってしまってカンベンなのか。。。
それにしても笑わせてもらったカードでやんした。Wさーん、見てるぅ??
ありがとさーん!
猫の死闘
2001年12月23日(日)
赤ん坊が火がついたように泣くような声がして、「?」と思って庭を見ると黒猫が2匹、くんずほぐれつ大ゲンカしてた。
1匹がもう片方の首に噛み付いて、噛み付かれた方も負けじと暴れて相手を振り切ろうとしている。すごい唸り声と叫び声をあげながら、2つの真っ黒な塊がぶつかっては離れ、ぶつかっては離れ、とおさまる気配がないので、庭に仕方なく出ていくと蜘蛛の子を散らすように 別々の方向へと黒猫たちは走り去って行った。。。
一体何が原因であのような死闘が繰り広げられていたのか謎だが、とんだ邪魔者が入ってお預け。この狭い縄張りの中で、また顔を合わせるであろうあの黒猫たちは、またどこかで死闘の続きを行うのだろうか。。。
猫たちが去ってから、縁の下から「にゃあ」と気弱な鳴き声で出て来たねこえ。お前が原因か?!
食欲と性欲
2001年12月22日(土)
食べる所作というのは、よく性的なイメージを喚起すると言う。美食家の友人は、男性を見る時に「美味しそうかどうか」という基準が恋愛照準だと言っていた。これは両方とも、自分が選ぶ側に立った時の考えである。
では自分で自分を美味しそうに演出して、「選ばれる」ためにはどうしたら良いのか・・・というと、これは非常に難しい。選んでほしい相手が決まっている場合は、相手の好みの食を知らなければならないし、それを熟知したとて、その味に自分を近付けても、「まあ美味しいけど、他の所でも食べられる味かな。」で終わってしまいかねない。
格別の味が、格別の存在であり、それが相手の性の衝動を起こさせるとすると、結局はレシピなどあり得ないのかもしれない。「香菜」とか「くさや」とかそういう個性の強いタイプの味だと、一般受けはしないけれど、「この味でなきゃ!」という離れられない魅力を持つ事になるだろう。
しかし、そのクセだけで相手を惹き付けるというのは非常に稀だし、いつか鼻についてしまう。やはり普段の何気ない食卓のようなホッとした部分もあり、たまに自分にしか出せない味の部分もあり、という緩やかで穏やかな駆け引き。そこから始まる恋愛は、色んなバリエーションを産み、相手を毎日ほっとさせたり、ひやひやさせたりしながら、欲をくすぐるのが一番効果的。
その秘伝のレシピは、自分と恋人だけの密やかな愉しみでもある。
失われた日記
2001年12月21日(金)
最近この日記を入力して、送信する(レンタル日記のホストに。そうすると、日記が更新される仕組みになっている。)と、そのままPCがフリーズしてしまう、という現象が時々起こるので、すっごくいつもドキドキ。軽めの日記だと、もう1度書き直せば良いのだけど、ヘヴィなものだったりすると、書き直す作業ってつらいのだ。微妙な言葉の選び方とか、無意識に作ってるプロットが、自分にとってはすごく大事だったりするのよねー。実は、この21日ぶんの日記もそのようにして失われていった。
書き直そうとしたけれど、どうも何だか自分に納得できるように書けなかったので、諦める事に。また少し頭を冷やして、いつか書いてみようかな。
哀しい薬指
2001年12月20日(木)
結婚してから、平日昼間にひとりで映画を観たりカフェに入る事ができるようになった。ファーストフードにもひとりで入る事ができなかった私にとっては非常な進歩である。お店にひとりで入る時、嫌なのは、周りの人達の話声や話題が次々と耳に飛び込んで来て混乱してしまうからだ。
自分とは関係ない話だし、関係ない人なのだから気にする必要はない、と思っても何だか落ち着かない。多分、留学先から帰って来た時に賑やかなお店に入って、日本語の氾濫に混乱してしまった経験があるからかもしれない。必要以上に大きい声で話す人たちの言葉は、暴力のように私の脳を駆け巡った。自分の言葉と他人の言葉がちゃんと区別できなくなってしまって、耳を塞いだ。気分が悪くなって、お店を出てしまった事がトラウマになっていたのであろう。
今は、もうその呪縛から解き放たれて、周りの人の会話を聞いてしまう癖を楽しんでさえいる。生意気なコドモとか、老いた母親と娘とか、色んな人の色んな世界。私とは関係ない世界。
たまたま隣のテーブルに途中から入って来た客は、あきらかにカジュアルなお店にはそぐわない雰囲気の熟年夫婦だった。男性は50歳前後で女性への贈り物らしい大きなシャネルの紙袋を抱えている。女性は30代後半といった感じだろうか、ゴージャスで身なりの良い婦人といった雰囲気。男性はブレンドコーヒーを、女性はアイスティーを頼んで、会話をあまり交わさない。
「良かった。プレゼントがクリスマスまでに届いて。」というような事を男性がぼそぼそと言うと、女性は不機嫌そうに「クリスマスには会えないものね。」と自嘲的に呟く。あああ、かわいくないなあ。きれいな人なのに、なんでもっと優しくご主人に接してあげれば、もっと感じが良いのに。
なんて、余計な事を考えつつ、ふと彼女の飲み物のストローに添えられた華奢な左手が目に入った。
たくさんの指輪がはめられたその手指の中で、くすり指に、指輪がない。
ほとんど会話らしい会話もなく、飲み物を飲み終えたふたりは、お店を出ていった。
それは、たまたま結婚指輪をしてなかった、喧嘩中の夫婦だったのかもしれない。それとも訳あって、恋におちてしまった不倫の恋かもしれない。
彼女は、あの紙包みを受け取るのだろうか、ちゃんと「そんなものより、あなたに会いたい」と言うのだろうか、ついつい色々と想像してしまった。
いつか、あのきれいな婦人のくすり指に幸せな輪がはめられる日が来るといいな、と思った。
怖い話
2001年12月19日(水)
どうでもいい話なんだけど、もうひとつの日記(ぶつぶつ日誌)のレンタル日記は「新着日記」のコーナーがあって、登録された日記が最新の時間順に閲覧できるようになっているのです。ハンドル名と日記の出だしがずらっと並んでいる、という感じ。
私は、きちんと登録された事を確かめるためと、同じ時間に日記を書いている人間がどのくらいいるのかという好奇心でいつも、自分の日記を登録したあと、チェックしている。昨日、これをいつものようにチェックしていたらいくつか下の段に「友達とその両親に霊が取り憑いたので、除霊してきた・・・・」という日記の人がいて、「ひえー!!!」って思った。心霊日記なのかなー。それともゴーストバスターズ??面白そうだったけど、恐くて閲覧できなかった。。。
まあ、色んな人がいるもんです。
海賊になりたかった男
2001年12月18日(火)
珍しく2日連続でテレビネタ。
なんだか野性の勘が働いて、数カ月ぶりに「いいとも」をつけてみたら、テレフォンショッキングに北村一輝さんが!!(最近、気になる俳優さんなのだ。)天海祐希さんが徹子の部屋に出た時も、テレビ欄なしでテレビつけてたし、こわいくらいの勘。。。好きなものに対しては、アンテナがちゃんと立つようにできてるみたい。
彼は「海賊」になりたくって、商船学校に行ってたらしい。。。へ、へん。
なんだろう?かっこいいのか、濃いのかビミョーなところなんだけど、なんだか気になる存在感。今のドラマでのゲイの役とか、元は素性の怪しい(北条長時を暗殺した浮浪者)の武将の役、とかハマってるんだよねー。
各国を放浪してた時期もあるらしいし、そういう浮草っぽい存在が彼の「フシギちゃん」度を上げているのかも。
でも、時代劇の時はなんか「いっこく堂」にも似ちゃってて「う。現代のドラマではあんなにかっこいいのにぃ。」と思っちゃうのは私だけでしょーか。髪型って大切!!ホント。
アンティーク最終回
2001年12月17日(月)
たった今、ビデオ録画でドラマ「アンティーク」最終回観た!何だか、こんな最終回アリ??って感じだったけど、このまぜっ返しによって、「ドラマ、そんな真剣に見るなよう。」という逆説のおかしさ、みたいなのを感じたのでした。
私は、割と重いテーマのドラマはちょっと苦手。朝お弁当作りながら、とか歯を磨きながら見れる感じのテキトーさを愛しているので、全然これでオッケー。(ちなみにこれを書いている今は火曜日の朝なのだ。)
うう、次の月9ではソフィアの松岡充くんが出てるなんて、見なくちゃ!!だわ。主役は慎吾ちゃんだけどさ。それにしても、もう月9ってラブものは陰を潜めて、どたばた男の友情路線ものになってゆくのかしらん。ヒロイン不在の月9はちょっと寂しいけど、なかなか今、それだけ視聴率とれる女優さんが少ないって事かな。菜々子さんは大河に取られちゃったしー。ドラマ見てる大半は女子だし。
余談だけど「アンティーク」の原作のよしながふみさん、ってあの「えみこ山」さんと同一人物でしょうか。原作本を本屋さんで見かけて絵が似ているので、もしや・・・、と思ったのだけど。マニアックな内容なので、こっそり誰かメールででも教えてください。すごく気になる!!
転倒・・・
2001年12月16日(日)
自転車で、思いきりコケた。ほんの小さな段差を乗り上げ損なって、がしゃーん!!と、ハデに。少し手前を走っていた隊長もびっくりして引き返して手を貸してくれるまで、立ち上がれなかった。
ただ、滅多に履かない分厚い生地のカーゴパンツにラムスキンふうのジャケットというゴツい恰好だったので、幾分軽傷で済んだかも。(本当にこんな恰好したのは久しぶりだったので、虫が知らせたのかも?)でも、膝とくるぶしがガリガリに擦り剥けて、パンツに血が滲んでしまった。「今どき、コドモでもこんな擦り傷つくってる奴見ないよー。」と隊長に笑われて、悔しいのだけど言い返せない。うー、しばらく膝丈のソックスとかも痛くて履けなさそうだ。
しばらくは、大好きなお風呂タイムも憂鬱。。。めちゃ滲み!で湯舟に入る時も「くくくー!」シャワーを浴びていても患部に当たる度に「いたーい!」という具合。情けない。
ちなみに「ふたり乗り」で「海に行く」計画はこの転倒のせいで、見送りにされてしまった。。。(ケガしてて俊敏に動けないから、危ない!という理由で・・・。ちぇー。)海は見に行ったし、カフェにもつき合ってもらったけど。。。なんで、こんな日にわざわざコケてしまうのか、そんな自分が嫌!!
ミステリアス
2001年12月15日(土)
ねこえの生活パターンを見ていると、本当に不思議だ。朝、雨戸を開ける時間には、ちゃんと一番最初に開ける戸を覚えていて、ちょこんと座って待っている。
そして裏の和室を最後に開ける所まで追い掛けて来て、すうっと和室(ねこえベやと私たちは呼んでいる。)に入ってきて「にゃあ!(ごはん!)」と叫ぶ。
必ずごはんを食べ終わると、いつの間にかまた外出していて、9時くらいに戻ってきて箱の中で眠る。(この箱の中には私のママ手作りのクッションが入っていて、ふかふかなのだ。)
放っておくと、ずっと夕方まで眠っていたり家の中をうろうろしているのだが、窓を閉め切ると、すごい勢いで暴れ出す。パニックになるらしいのだ。
いつでも外と家を行き来できるのが、彼女の理想らしいので、この寒風吹きすさぶ中でも和室は6センチくらい開けっ放しにしている。
このパニックになる理由がナゾで、どうしてねこえは雨戸を閉め切る夜中とか、窓を閉め切る(お出かけする)昼間に、家の中ではいけないのか。どうせ日がな一日寝ているだけなのだから、家の中で暖房の効いた快適な空間でまるまっていれば、いいじゃん、と思っちゃうんだが。。。
まあ、猫の集会があるのかもしれないし、ボス猫の呼び出しにすぐに応じなければいけないのかもしれない。
「最近ちるさん家のエサは質が落ちて来たにゃ。」とか「裏のおばあさんは鮭茶漬けを出してくれるにゃ。」とか猫にとってシリアスな情報をやり取りしているのだろうか。
夜はキッチンの窓から入ってきて、人間のごはんのお裾分けをねだる。そうして、ごはんをたっぷり食べて、箱の中ですやすや丸くなる。
21時くらいになると彼氏(?)が迎えに来て出かけていったり、すうっといなくなってしまう。あるいは、雨戸を閉める音で目を覚まして「にゃおー。」と悲しそうに鳴いて雨戸の隙間から出ていって、こちらをじいっと見つめる時もある。
家にミステリアスな不在時のねこえの行動を一度でいいから見てみたいものだ。
キキのあとで
2001年12月14日(金)
普段、私はプライベートで怒る事はあまりない方だ。(怒らないように努めてもいる。)また、怒りの芽を自分で摘み取って「諦めて」しまうのも上手い。
しかし、昨日、怒りの感情で膿んだ傷口がまだ癒えない。未だに私を暗鬱たる気持ちにさせている。隊長に対して、あんなに腹を立てたのは初めてだ。怒りの表現、というあらん限りの経験を引っぱり出しても、表現ができない種類の「怒り」。
詳細は省くが、その出来事は私にとって、ひっそりと内に秘めてはいるが、凄まじく暗い感情の嵐であった。ヒトは本当に怒ると、泣いたり叫んだり怒鳴ったりできず、静かになる事を改めて知った。
ほとんど眠っていないせいで、珍しく今朝はふたり揃って寝坊。(致命傷の寝坊ではなかったのだが。)いけない。どうも調子が狂っている。
何とか自分を立て直そうとして、PCで調べものをしたり、メールを書いたり、色々するのだが、何をやっていても手につかずに、息が詰まるばかり。
仕方なく、外の風に当たって頭を冷やそうと思い、文庫本を1册バッグに入れて、自転車に乗った。
カフェでぼんやりと本を読んでいたら、突然、自分を律していたものが崩れるように、泣き出したい衝動に駆られた。あと、1行でも読み進んだら涙腺が、感情が、壊れてしまう、そんな切羽詰まった状況だった。
「夫と一緒にいたくて、なにもかも一緒にしたくて、これ以上そんな気持ちがつのったら変質的だ、と不安になる」
江國香織のその言葉に、どうしようもなく感情が揺れた。でも、こんな所で、ひとりで泣く訳にはいかない。天井を仰いで、そのとてつもないシンパシーと、昨日のかなしい怒りのフラッシュバック現象を何とかやり過ごした。
私たち夫婦はちょっとでも喧嘩しそうになったり、同じ部屋でも別々のお布団で眠る事になったりした時に「キキ!」と言って茶化しあう。このペットの名前のような軽快な響きの「キキ」という言葉は、私たちが本物の「危機」からはほど遠い所にいる事を確かめあう、合い言葉のようなものだ。
いい事を思いついた。明日か明後日、隊長に「自転車の後ろに乗っけて。」と頼んでみよう。「キキ」の原因や真相を突き詰める事は、私にはしんど過ぎるし、その意義も見出せない。できる事なら、そんなばかばかしい楽しい日常で塗り替えてしまいたい。もしも、騙されていても騙されてあげたい。はしゃいだふたり乗りで海の遊歩道まで行ったなら、塗り替えられるだろうか。いつか、この「キキ」を振り返る時、昨日の疑心暗鬼で不安な自分ばかりを思い出さないように。
ぱちぱち
2001年12月13日(木)
冬は静電気の季節。
ドアノブでぱちぱち、エレベーターでぱちぱち、嫌なものだ。
調べてみると、気温15℃以下、湿度55%以下になると多く「ぱちぱち」は発生するらしい。発生の原因は衣類の摩擦。歩く事で、生地の中の電子の安定がなくなるため「ぱちぱち」が起こるワケで、特に、化学材料素材が性質の違う素材同士の摩擦で起こりやすいそうだ。コートなどを脱ぐときに「ぱちぱち」とする時は身体に約2万ボルト以上に帯電している事になるらしい。こわ過ぎ!!(これって感電じゃないのか??)
私も人並みに「ぱちぱち」現象は起こる方で、今朝も洗い髪を放置して自然乾燥させたら、恐ろしいくらい毛が静電気を含んで「ぱちぱち」状態に。もう、こんなふうになってしまったら、ドライヤーで乾かしても、水で軽く濡らしても、効果なし。
ピンで前髪をばしっと留めて、でこっぱちで渋谷に出てしまった。うう。
隊長は、私の数倍「ぱちぱち」体質で、手をつなごうとすると「ぱちぱち」、洗い物をしてて「ぱちぱち」、洗濯ものを干して「ぱちぱち」、と凄まじいのです。(色々、家事をやらせている事がバレたか・・・。)青白い光が見える事もあるらしいし。ある意味、特異体質??
困ったちゃん
2001年12月12日(水)
誰しも会社で働いていると、嫌な上司とか先輩に遭遇するものだけど、私の友達にことごとく行く先々でこの困ったちゃんな上司に遭遇してしまうコがいる。
派遣で働く彼女はベンチャー会社っぽい所で働く事が多いのだが、「女性の上司」が振りかざす君子論にほとほと呆れている。
私も会社勤めをしていて女性の上司の下で働く機会があったので、「女性だから・・・。」と陰で言われる損な部分があるのも知っているが、彼女の上司の場合は、そういう「損」を引いてもあり余る暴君・ワガママぶりなのだ。決して自分の非や勘違いは認めず、謝らない。そういうゴーマニズムかつ強気な自分のやり方=「できる女」と履き違えているフシがある。イタいなあー。。。
こういう小さい会社の場合、自分が起業家であったり家族が起業家であるケースが多いから、始めからトップに立ってしまった故の悲劇とも言えるのだろうか。自分がかつて人の下で働いた事がなければ、部下のストレスとか痛みの感覚を知る事もムズかしい。部下にべったり、という上司も困ったちゃんだが、やはりある程度の人望と、部下への歩み寄りがなければ、いつかどこかで破綻するに決まっているのだ。
「できる女」を気取る人ほど「できない女」だと、私は経験上思ってるんだけどなー。自分の、あるいは会社の非があれば「対処・改善」し、間違った事は「認める」。誰にでもできるカンタンな事なのにね。
果物三昧
2001年12月11日(火)
なんだか、めきめき冬が深まってゆく。
家の中にいても寒いので、思わず暖房の設定温度を上げただよー。さむさむ。
こんなに寒いというのに、何故かフルーツが食べたい気分で、冷蔵庫の中にたっぷり入っている。
苺にブルーベリーにグレープフルーツにキウイ。林檎も洋梨も蜜柑も冷蔵庫にこそ入っていないが、すぐ手の届く所にある。
ブルーベリーと苺を今日、朝食べて、お昼過ぎにグレープフルーツを1玉食べた。
なんだか、身体から甘酸っぱい汁が出て来そうで恐いわー。
お買い物をしていて気づいたのだけど、今年の冬ってレモネードが「冬期限定」で多く出ているみたい。「Qoo」のパッケージとか可愛かった〜。(思わず買ってしまった。)
さすがにホットでは売っていないけど「レモネード」=「冬」なイメージがもっと定着するといいな。
ホットレモネード大好きなのー!
・・・なんか、単なる酸っぱいモノ好き??
東京タワー
2001年12月10日(月)
「知ってる?でも私はあなたの未来に嫉妬しているのよ。」
今日読んだ、江國香織氏の「東京タワー」の中でいちばん印象的だった台詞だ。
少年(と言っても大学生なのだが。)と恋に墜ちた人妻が言うのだ。「あなたの未来に嫉妬している」と。恋に墜ちて、翻弄され、もがいているのは少年の方なのに。
うんと年の離れた恋人と恋をしている時、年上側は、そういう感情を持ちやすいのかもしれない。不倫関係ならば、尚の事、相手の未来に自分がいない事が、当然の事なのに、不本意でもあるのだろう。
試しに隊長に「私の未来を、どう思う?」と尋ねてみると、「かわいい、お婆ちゃんになってくれる事を期待している。」と言う。「あ、でもずっと、かわいいお姉さんでいてくれる方がいいな。」なんて阿呆な事も言っていたが。
一緒に暮らしたり、ケッコンするという事は、自分の未来に相手を置き、相手の未来に自分を置く事だ。
恋のさなかにいて、互いが一緒にいる未来を見ていられる、というのは、こんなにも当たり前で幸福なことなのだと改めて思う。この幸福を忘れずに、ずっといられると良いのだが。
物語の登場人物たちは、そんな普通の幸福を見つける事ができないまま、物語の幕を下ろす。
普通の幸福を既に手に入れている女たちと、それを手に入れるには早過ぎる少年たちの結末は、読者の想像を羽ばたかせる。
肌あれ
2001年12月09日(日)
度重なる不摂生が祟って、この所お肌の調子がモーレツに悪い。
折角、函館で美肌の効能のある温泉で湯治してきたというのに、その夜酔っぱらって、メイクを落とさずに爆睡してしまうようでは、だめなの!!!さらに、冬は平気なハズの花粉症の症状も出ていて、鼻の周りと耳たぶがガビガビにただれている。まさにダブルパンチ!
そんな訳で、今朝も化粧水のパッティングでさえ、顔がヒリヒリするていたらく。
皮膚の炎症の軟膏をべとべとと塗って、とりあえず今日いちにちノーメイクで過ごす。。。明日、病院行かなくちゃ。
雪虫
2001年12月08日(土)
雪虫って知っていますか?
10月の終わりから11月、雪が降る前に飛んでいる小さな羽虫の事なのですが。。。
たまたま函館のお寿司屋さんで「雪虫」の話題になった時の事。千葉育ちの隊長が見た事も聞いた事もない、と言う。なので、北海道限定の虫なのかなー、と思ってネットで調べてみたらそうでもないらしい。
有名な井上靖の小説「しろばんば」というのがあるけど、「しろばんば」とは雪虫の伊豆地方の方言なんだそうだ。京都では「白子屋のお駒はん」と呼ぶらしい。白く静かに飛ぶ虫を美しい女性の姿に例えたものだという。
こんな情緒ある呼称を色々持つ雪虫であるが、実際の所はそういう種類の虫がいるのではなく、アブラムシをはじめとした数種類のムシが越冬するために夏の植物から冬の植物へと引っ越しする際に、身体に膜のようなものを付けたまま移動する。その膜が綿毛のようにホワホワしているため北海道では「雪虫」と総じて、人々が呼ぶようになったみたい。
東京や千葉でも飛んでいるのかもしれないけど、雑踏に飛んでいても私たちが気づいていないだけなのかもしれない。
でも、なんとなくこの虫が雪を運んで来るような気がする、そんな情感ある風景が北海道に似合っていて、いいのかな。
冬の花火
2001年12月07日(金)
イルミネーションや花火って、どうしてこんなに人の気分を高揚させるのか。。。冬の夜空に打ち上げられる花火を見ながら、大人気なくワクワクしてしまった。
非日常的な空間演出のせいなのか、夜の闇が光のマジックで彩られるからなのか、答えは色々だと思う。
そして、こういう美しいものに遭遇した時には、ひとりで味わうのが勿体無くて、誰かに伝えたくなる。感動を分かち合いたくなる。
数年前の冬、東京に初雪が降ったとき、無性に誰かに伝えたくなった。当時の恋人とは、もう駄目になる寸前で連絡を断っていたのに、どうしても声が聞きたくなってしまった。この雪をあの人も見ているか、知りたかった。
バッグから携帯を取り出して、彼の番号を呼び出した。凍える指先で「通話」ボタンを押そうとしたけれど、結局、かけられなかった。もう、戻れない所まで、ふたりが駄目になってしまっている事を見過ごして、恋人ごっこを続けられるほどお互いに若くもなかった。
人生に「もし」は禁物だが、あの時デンワしていたら、未来は変わっていたかも。
初雪、冬の花火、私にとっては、冬は思い出の宝庫なのだ。
寒さの不等式
2001年12月06日(木)
明日行く函館の天気予報をネットで調べていたら、最高気温0度、最低気温−4度。天気は雪、となっている。
いくら道南で暖かい方だとはいえ、やはり北海道、あなどれない。函館のライブ中継を見られるサイトで今日の映像を見ていたら、まあ、ちらほらと雪。そして、道路わきには雪が少し。
札幌に11歳から7年住んでいた、というとさぞや寒さには強いのだろうと言われるが、全然そんな事はない。大体、人間の毛穴というのは、10歳くらいまでに性質が決まるらしく、それまでに寒い地方に住んでいると、多少は変わるのかもしれない。しかし、皆の予想を反して、札幌はそれほど極寒の地ではないのである。吹雪の時を除いては「寒くて死にそう」と思った事はなかった。スキー場でも然り。
今まで生きてきて、掛け値なしに寒かった、のは京都の冬である。
ちょうど京都に来て、1年めに大雪に見舞われ、骨から寒さでガタガタ震えたのが忘れられない。ココロの底から「寒ぐで死にぞう」(寒さで濁音になっている。)と思った。この頃、京都の学校に通っていたのだが、あまりの寒さに京都駅のデパートで皮の裏地付きロングコートを即買いした事さえある。
私の経験では、札幌<京都が寒さの不等式だ。
函館も、あの京都の凍てつく寒さに比べたら、ましだろうとは思うが、念のため防寒用のグッズをバッグに入れておこうと思う。
お財布クロニクル
2001年12月05日(水)
昨日買った、おnewのお財布を早速デビューさせた。MIU MIUのもので、色はラベンダーでお札入れ+半月型のがま口の一体型。
今まで使っていたカルティエのお財布は3年間もがんばってくれた上に、まだ健在。”ハッピーバースデー”というシリーズで、ひとつひとつ型押しが違うので、散々ショップで迷って選んだお気に入りだった。まだまだ並行して活躍してくれそうな感じだ。
そのまた前のお財布は・・・、と記憶を辿るうち、洋服とか靴に比べて、お財布って耐用年数が意外と長い事に気がついた。
一番最初に自分で選んだのは17歳の時。友達とお揃いで、モスグリーンのSCOOPのもの。SCOOPって、もうないのかな??な、懐かしい・・・。
大学入学後もしばらくそれを使い、その次にのワインカラーのソニアリキエルのお財布を使用。ここまではデパートのお財布売場で買い求めていた。まだブランドブームの前だった、時代の流れを感じるわー。
社会人になる直前にL.A.のロデオドライブのGUCCIでエナメルの白いお財布。次にヴィトンのモノグラムの長財布。この2つは通勤電車で盗難に遭うという悲しい運命を辿り、短い命で終わってしまう。あんまりブランド!っていうものはスリに狙われ易い事を悟って、ちょっとマイナーなカルティエへと至る。これが見事当たったのか、長持ち、長持ち。いくら満員電車に乗っても盗難に遭う事もなく、3年間。
私にすれば、この10年で今回のが通算6つめのお財布。また、長い付き合いになってくれるといいな。。。
2002年・占い
2001年12月04日(火)
電車の時間を調べずに改札を入ったら、なんと次の上り電車まで20分待ちだった。寒いので、キオスクで暖をとっていたらan anが2002年前半の占いを特集している。
結構、1、2年前まではこの手の占い特集にハマっていたのだが、隊長とつき合いだしてから、さらにケッコンしてからというもの、とんと疎遠になっていたのだ。
鬼谷算命学、とか他にも色々載っているので久々に買ってみる事に。。。(この後、この本が重くて泣く事になるのだが・・・。)
私は「蠍座」の「B型」、0学占いでは「水星」、鬼谷算命学では「宝」。これらの占いで「あなたの本質」とされる人格が、ぴったり一致している。大体において、理想が高く、隠れ頑固者。独特のこだわりを持ち、ユニークで不思議な雰囲気を持つが故に目立つ存在、という事が言われている。かなり買いかぶった言い方をすると、そのような表現になるが、要するに「変わり者の利かんぼう」という事だ。あ、あと贅沢品とかジュエリーとかが大好き!とかね。これも当たっているかも。
来年はどうやら私にとって勝負年という事で、強運期に突入するらしく、慢心する事なく進めば、何か展望が開ける運勢らしい。出費はかさむが、お金では買えない幸せが手に入る・・・、と書いてあるのだけど、これってどういう事だろう???出費が多い、っていうのが、どこの占いにも書いてあるので、とっても心配なんですけどぉ。・・・別に今のままでも楽しいし、いいんだけどなー。
勝負年!なーんて煽られても、一体、何と勝負すればいいんだか。誰か教えてくれー。
でも、こういう占いの本って、後から半年なり1年を振り返って当たっていたかどうかを読み返したりするのが、実は楽しかったりする。そういうのってイヂワルかしら??
もう幾つ寝ると・・・
2001年12月03日(月)
知人の不幸があったらしく、朝から隊長が喪服で出かけていき、帰って来た。(今日は振替休日なのだが。)迎える時に、お塩を振りかけるのだが、何となくその所作が「妻」っぽいなあ、なんて我ながら思ってしまった。自分の父母のそういう光景を子供時分から、見ていたせいだろうか???まだまだ、中身は全然「妻」と呼べる代物ではないのだけど・・・。
それはともかく。
年賀状の宛名書きを今日から始めた。先にまとめて宛名を書き、後から一人一人の名前を眺めながら、その人との1年を振り返ったり、感謝したりしながら、一文をしたためる。そうやって、徐々に自分の気持ちを新年に向かわせる。クリスマスカードやメールの年賀も好きだし、自分でも利用しているが、年賀状という良き風習が、できればこれからも廃れないといいなあ、と願っている。
お菓子星人
2001年12月02日(日)
1年前までの私を知るヒトは、私が無類のお菓子ホリックだった事を御存知だと思う。
朝から晩まで、ごはんも食べずにお菓子を食べるのが常だったので、私は「お菓子で動いている」説が流れたほどだ。(ぜんまい説もあったね。誰がぜんまいを巻いてくれていたのだろう??)
実家に住んでいたので、朝ごはんは比較的ちゃんと食べていた方だが、昼ごはんは「メロンパンとプリン」、夜ごはんは仕事仲間と差し入れのケーキやスナックを際限なく食べていた。この時、それでも全然太らなかったのは、それだけカロリーを燃やして仕事に励んでいたせいだろうか??
でも、ストレス食い、という状態の時もあったような気もする。楽しく食べている時ばかりでなく、仕事で夜中に帰って来た時とか、泣きながらクッキーを一箱食べていた事もある。とにかく無性に甘いもので癒されたくて、夜中に自宅の冷蔵庫を物色したり、夜中にコンビニに走る事もしばしばだった。うう、醜い・・・。
「夜中に冷蔵庫を漁っているような人間には、その程度のモノしか書けない」と言ったのは村上春樹だっただろうか。すごく、それが身に滲みて分かってしまう時期だった。
煙草も、ン年前まで1日3箱吸うヘビースモーカーだったし、こういう中毒性のある嗜好品にハマるタイプなのかもしれない。だから、恐くて家でひとりでお酒を飲むことだけは避けている。きっと、私ってキッチンドランカー素質200%だし。キッチンドランカーになれば、3冠王か??
しかし、今はとっても幸せなので、煙草もお菓子もなしで平和に暮らせている。ありがたい事だ。
on & off
2001年12月01日(土)
私の性格には「on」「off」がある、と昔からの友達に言われて、ナルホド!!と膝を打った。(ココロの中で、ね。)
「on」の時というのは、何かにハマっている時。こういう時は寝てなくても、辛くても、暴走電車の如く突っ走っている。周りのヒトは大層メイワクだと思うが、本人はすこぶる幸せ、という躁状態。きっと、この状態の私しか知らないヒトには「せっかちで、口が悪く、強引で、キツイ女」に映っていたと思う。
「off」の時は、自分のやりたい事かどうか分からないけど、寄り道的に始めた余計な事に手を出している時。(これは、私は苦行と呼んでいるが。)ある種、鬱状態。
この状態の私しか知らないヒトには「のんびりしてて、要領が悪くて、パッとしない女」に映っていたであろう。
しかし、27年の人生を振り返ると、「off」のダメダメモードの時に拾った「何か」が後で大きな実を結び、自分を「on」の頂点へと導いてくれる事が多い。この成長を目の当たりにしたヒトは、まさにさなぎが蝶に、蚕が繭に(?)、幼虫がカブト虫になる瞬間を見たようだと驚くが、私自身、今まで何度も、その「脱皮」経験をしているので、どちらの私も私であり、どちらか一つの人格では成り立たない人間なのである。
だから、人生が足踏み状態になっても「また何か見つかるさー。」と安穏としていられる。いや、本当は安穏としている場合じゃないのかもしれないけど、何となくあまりブランクなく何かにハマる性格なので、ドツボにハマらないで済んでいるだけかも。基本的にミーハーだし。ヒトの影響を受けやすい方だし。。。
今までで一番の拾いもの、それは間違いなく「隊長」かしら??









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