ハラグロ日誌
書人*ちる

   

  




プチ悩み
2001年10月31日(水)
ほんの少し、小骨のように引っかかっている悩みがある。
それは、この頃「時間の使い方がうまくできない」という事。朝6時に起床してから夜22時に就寝するまで(年寄りのような生活パターンだ。)、色々雑多な用事が多過ぎて、集中して何かをする「まとまった」時間が持てない事に気がついて、今自分のタイムテーブルを見直そうかと考えている。
ざっと書き出してみると、今、自分のために使える空き時間は朝7時〜8時。夕方16時〜17時。の2時間しかない。(休日調べ)
本を読んだり、とか音楽を聴いたり、は「ながら」でできるので、この時間以外の移動時間などを利用するように努める事にする。
そして、晩ご飯のお買い物を2日に1度に減らして、夕方の自由時間をもう少し増やしたい。
ま、これらは些末な例なんですが。
・・・というように、日々何気なく過ごしていると、たくさん時間なんてあるようなのに、何も為せていない。という現実に呆然とする事がある。
1日1日やっつけ仕事で、行動するのではなく、もう少し、まとまった単位で時間管理を行う必要があるのかも。
自分にとって、家にとっての「マスト」(やらなければならない事)を守る、という段階は達成できてきたので、次の段階、自分の自由な時間を工夫して生み出して、自分の身になる事を始める段階へと進んでいければ、と思う。
ホームウェア事情
2001年10月30日(火)
今、部屋の中でソファに座ってパソコンをいじっている状態での格好。
ベージュのツインニットにストライプの入ったベージュのひざ丈スカート。オリーブ色のハイソックスにルームシューズを履いている。メイクは眉毛とアイメイクのみ。まあ、この格好のままでも駅前のデパートとか、電車に乗って千葉三越くらいまではオッケーだと思う。銀座、とかだと着替える必要があるけれど。
最近いろいろな女友達から聞くには、家にいる時の格好=寝る時の格好というケースが多いみたい。うちのダンナ様である隊長も家に帰ると、たちまちジーンズを脱いでパジャマになってしまう。
これは、家庭環境に因る所が多いのではないか、と思う。うちの両親はベッドに入る前にパジャマなり寝巻きに着替える。そして朝、起床して、洗顔の後にはふつうの服なり仕事着に着替えている。病気とかでない限り、いつまでも休日パジャマでうろうろしてると「着替えなさい」と注意されるのだ。なんとなくパジャマ=だらしない、というのが脳にインプットされているのだろう。
私自身は個人的にパジャマとか浴衣よりもホームウェアというカテゴリーの服で眠るのが好きだ。ストレッチ素材のラクなパンツにボートネックの長袖Tシャツ。あるいは、たっぷりとした長そでのウールのワンピース。夕食を終えて、お風呂に入って、あとは眠るだけという、幸せな時間にホームウェアは相応しい。そして、起きて、朝風呂に入って、ふつうの服に着替えてぱりっと1日が始まる、というのが自分の中でのプチ儀式になっている。
感情の温度
2001年10月29日(月)
何かのエッセイで感情には温度がある、というのを読んだ事がある。
怒りやすい人は沸点が低い、とかそういう話ではなくて、本当の外気温との温度差で感じる「温度」という事らしい。
たとえば、感情温度「15℃」という人がいるとする。すると、冬も近付く頃、外気温が15℃を下回りはじめると、心の中の感情がぽかぽかと存在を現す、という感じ。その温度を守るために、身体の色んな機能ががんばって働いて、「いい仕事」をしてくれる感じ。なんか、そういうのって、暖かい土地の人(感情温度が高め)は感情が大らかで、寒い土地の人(感情温度が低め)はガマン強い、とかいう一般論と関係があるかもしれない。
私は夏は感情が鈍くなるし、人生における「いい仕事」(たとえば良い恋愛)も、できない。夏は不得意な季節なのだ。夏に何か始めよう、とすると必ず失敗に終わる。
それでは感情が最も研ぎすまされ、最適な季節はいつか、と考えると決まって冬の1月、2月なのだ。また、春になると不思議なもので、それがやや鈍ってくる。札幌という北の土地で思春期、感情の在り方が形成されたせいなのだろうか。
以前から日記でちょくちょく「冬ごもり」というような事を書いているので、冬は私の身体にとっては「冬眠期間」なのだが、感情、とか心、という面では一番色んな事が現れ、また見える時期なのだろう。
って事は私の感情温度は5℃とかそんなものなのかも。
恋煩い
2001年10月28日(日)
最近、私自身は「恋煩い」とは縁がない。周りも、昔ほど「煩ってる」人は減少傾向にあるようだ。ハッピーな恋愛をしている人が多いから、という反面、煩うほどに恋愛にのめりこめない、というのもあるらしい。あと、色々事情があって、簡単には人に明かす事ができない恋愛をしている人もいるだろう。
だから20代後半になって、恋に悩み出すと、かなり重症になるみたい。同い年の男友達が今、かなりの「重症患者」で、こないだ話を聞いていたのだが、もう完全にビョーキに近いものがあった。
片思いを持続するほど辛い事もない。止められるものなら、とっくに止めている筈なので、周囲がどんなに「やめときなよ、そんなコ」と言ってもダメなのだ。何と言っても、本人が最も「止めたほうがいい。」って分かっているのだから。
一番の処方箋は相手のコにはっきりと「三下り半」なりなんなり結果を頂戴する事だ。始まっていない恋愛であっても、疲れ果てた恋愛であっても、ふたりの関係に終止符を当事者間でうつ、これしか本当はこの病から抜ける方法はない。「そのコの事を好きでいられなくなる、絶望に似た辛さ」がその後やって来る事になるのだが。
(いや勿論、稀に関係が修復したり、いきなり付き合い出しちゃったりする事もあるけれど。)
まあ、流石に「さっさと三下り半もらってまえ。」と苦しんでいる友達に言えるほど私もオニではないので、十のうち八は「うんうん。」と話を聞いてやり、ニくらい耳に痛い事を言うようにしている。
あと、恋愛の相談を受ける時、必ず言う事がある。
オトナになると、それぞれがそれぞれの人生に色んな事情を抱えて生きているから、タイミングを誤る、という失態だけは冒してはならない。相手のタイミングも読めずに、自分の気持ちの都合だけで相手を困らせるのは、その事自体、相手に「ああ、この人はだめだ。」と思わせる決定的な亀裂となる。
タイミングが合わない時はすれ違うしか、ない。いつしか「邂逅」する縁ならば、そのすれ違いさえがドラマになる。
辛い時は、周りの友達にいっぱい甘えて迷惑かけていい。またそのうち「これじゃイカン」と自分を律して、立て直す時が来る。
私もそうやって、支えてもらって来たからこそ、現在の幸福があるのだと思う。
代謝の悪い女
2001年10月27日(土)
わざわざママから携帯にデンワが来て、何事かと思ったら「きのう。テレビでやってたの!新陳代謝の良くなる食べ物今から言うからね!」という用件であった。
うちのママは私自身以上に私の体重とか各箇所のサイズとかを気にする。実家に帰るたび、「ちょっとニの腕、お肉ついたんじゃない?」「太もも、どうにかしなさい。」などと耳に痛い事を言う。言うだけなら良いが、さっとメジャーを出して来て測る、体重計をさっと持って来て私を乗せる。知りたくない現実を突き付けるのだ。
みのもんたとかマチャアキのとか、健康系の番組をビデオに撮っては見せてくれるのだが、とにかくママに言わせると、私はかなり重度の「代謝の悪い女」らしい。50代のママに「代謝年齢80才以上よ、きっと。何とかしなくちゃ。」なんて、いつも本気で心配されているのもどうなのか。
確かに、一緒にウォーキングしていても「あ、身体が暖まってきた」とママが言うのより20分くらい遅れて身体がぽかぽかして来るし、汗の量も断然少ない。
夜も死人のように身体が冷たくなるので、お風呂に寝る直前に入って、さらにベッドのシーツにアイロンをかけておかないと眠れない。それでも眠りを逃して身体が冷えてしまった時は「さむい、さむい」とママのベッドに入れてもらって氷のような手足をくっつけて、やっと眠れる始末。
それもこれも、食生活に元凶があり、と睨んでいるママから「たんぱく質とひじきときのこ類となんとかと、かんとかと・・・・。」と今日も勧められるまま、夕御飯の買い物をする私。
さて。たんぱく質って何?たまご?
マ○クロダイエット
2001年10月26日(金)
病院を3軒ハシゴした。
検査とか色々ある、って分かっていたのに、昨晩は隊長のゴチで焼肉屋にて深酒。(狂牛病騒動の余波でガラガラだったが。)
そのせいで、検査の結果が悪くなるかどうかは分からないが、通勤電車に乗って病院に行くのが苦痛でストレス過多になりそう。でも、時間通り、さくさくとハシゴできたのは奇跡的。金曜日だけど、結構空いていたのだ。
とりあえず、ホルモンのバランスが相当崩れているらしい。確かにむくみが最近ひどいし、身体がだるくてウォーキングとかも40分くらいでへばる。「食生活が不規則とかそういう事はないですか?」と医者に聞かれ、「1日2食とか、1日1食とかバラバラです。」と答えたら、絶望的なカオをされた。その1食とか2食が「お菓子」だったりする事は恐くて言えなかったけど。しかも、ここ1、2週間の主食は「プリン」とか口が裂けても言えない。もしかして、栄養失調だったりするのかしら??
そこで、前から興味を持っていた、あの、雑誌の後ろの方に広告が必ずある、例のモノにとうとう足を突っ込む事に・・・。
近所の薬局で店頭に売っているのを遠目にチェックしていたので、病院の帰り道、立ち寄ってみる。
この薬局の男性の薬剤師さんがすごく好みの男性なので、その人がいたらどうしよう・・・、と恐る恐る覗くと、ラッキー!今日は女性の薬剤師さん。
いろいろ身長とか体重とかカンタンなカウンセリングを受けて、スープタイプのを購入。
そして、いつもなら抜いちゃう、お昼ごはんだが、今日からはマ○クロダイエット。
カレースープのを食べたら、結構おいしかった。あと、かぼちゃ、コーン、、ポタージュという種類が入っているのだが、一体、ポタージュ味ってどんな味だ??
これで栄養失調が改善され、1キロ減量(目標体重。目標が低いね・・・。)できたら嬉しいのだが・・・。
抗生物質
2001年10月25日(木)
抗生物質のイメージ。「熱を下げる」「胃に悪そう」「食後に水いっぱい飲みながら服用」などなど・・・。
あちこち、身体のどこかを悪くしている私にとってクスリは生活に欠かせないものの一つだ。どこも悪くない時でもアレルギーのクスリは欠かさない。
でも「抗生物質」は何故か抵抗がある。
アレルギーのクスリと一緒に服用すると、身体の中で化学反応を起こす、とか訳の分からない細菌が繁殖しているのを殺す、とか、何となく恐ろしい感じがするからだ。
ちょっと前に耳の炎症を押さえるクスリとして処方された「クラビット」というクスリを1日食後3錠×3日ぶん貰ったが、私は食事が不規則なので、1日1食だったり2食だったりする。だから、どうしても抗生物質を余らせてしまう。そういうクスリが結構、専用のひみつの缶の中にたまっているのだが、色々な悪イメージのせいで、なかなか使い途がない。(痛み止めのとんぷくは使う機会が多いのに・・・。)
昨日の夜遅いニュースを見ていたら、今アメリカを襲っている炭疽菌騒動の余波で、日本政府が炭疽菌に対する抗生物質の量を確保するための予算をどうこう・・・というのをやっていた。そこで紹介されていた炭疽菌に効果のある抗生物質が、例の「クラビット」。耳のクスリだと思っていたら炭疽菌にまで効く、というクスリの不思議。
もし白い不審な粉が送られてきた時のために、とっておく事にしようか・・・。
年齢の重ねかた
2001年10月24日(水)
夫婦同伴での式典に、本日参加した。総勢千名以上のかなり大きな催しだったのだが、神経衰弱のごとく、夫婦というのは似ているものだと、つくづく再認識。
「平服」で、というお達しだったので、それぞれ各人の考え方が服装にも反映したようで、観察していると、かなり楽しかった。
たとえば私達の場合。私たちは中でも最・若輩者なので、とにかく「平服」ながらもきちんとした印象になるように、シンプルな服や小物を選んだ。隊長はチャコールグレイのスーツ+白い上質なシャツにクリーム色に細かいドットの入ったネクタイ。私は黒のAラインのワンピースに衿付きのオーガンジー素材(肌は透けない)のジャケット。(ホコモモラ。借りた服だけど。。。)レイジースーザンの小さなパールをねじった短いネックレスをアクセントにして、できるだけ互いに装飾をそぎ落とした感じに。
ロビーで見かけたご婦人(30代後半?)は黒のモダンな着物に、朱の半襟。帯も朱の地に黒やシルバーの糸で美しく刺繍(っていうの?)がしてある激マブな「平服」。後から表れた御主人(40代後半?)もネイビーのスーツに白シャツ、ネクタイが黒とエンジ色の(センスの良い)ストライプで、普通ながらも洗練されてる感じが漂っていて素敵。。。
ぼんやりと礼服を着ている旦那様の傍にいるのは「なんとなく」な、ちょっと野暮ったいクリーム色のスーツの奥様。やはり「平服」で、というおふれがあっても、「礼服でいいや。」と服を選ぶ手間を省いたヒト達だからこそ?なのか???夫が礼服なのに、妻がぱっとしないスーツ、という取り合わせの中年夫婦は多かった!
またその逆に、式典には「ハデ過ぎでは?」という右手のゴールドの指輪に謎の柄ネクタイをしてる男性の隣には、びっくり!の3段フリルのミニスカを履いた妻が!!!(二人とも40代だと思われる!)
例に挙げたのは、極端な人々のケースではあるが、年齢の重ね方、価値観、センスの様々なグラデーションが散らばっている様は圧巻!
素敵なひと、とその伴侶は、ふたりでバランス良く、上手な齢のとり方をしている。
見習いたいものだ。
ビーバーちゃん
2001年10月23日(火)
古い友達と10年ぶりに会って話した。
突然「ビーバーちゃんは?」という話題をふられ、「?」としばらく何の事だか思い出せなかった。ほどなく思い出したのだが、私が中学生の頃、大好きだった男の子の、勝手につけたあだ名が「ビーバー」だったのだ。隣の中学校のコで、頭が良くて、可愛らしい男の子であった。めちゃめちゃファンで、彼の通う中学の友達から情報を入手して(個人情報漏えいだ!!)、家を偵察に行った事だってあったなーーー。(ストーカー?こわいっつーの!)実家は確か写真屋さん。嗚呼、なつかしひ。
その後、私は念願の「ビーバーちゃん」と同じ高校に進学するのだけれど、クラスがずっと離れていたせいと、いつの間にか私の情熱が消えてしまったせいで、話した事さえ殆どなかったと思う。さっき帰宅してから卒業アルバムで調べて、「あ、いた。」とやっとこさ思い出せる程度。
しかし、どうやらこんな小娘の時から「男の好み」というのは変わらないらしい。すっかり忘れてはいたものの、オトナになってから私が一方的に好きになる人は、大体似たような感じの人。まあ、オトナでちっちゃくて可愛いらしい男子というのは、大体とっちゃん坊やですな。今、夢中なゴスペラーズの黒沢薫氏だって、そうだし。
やはり三つ子の魂百まで、か???
こわい、こわい。
・・・でも隊長は全然それに当てはまらないんですケド〜。
ガチャピンとムックは何処
2001年10月22日(月)
紛れもなく「開け!ポンキッキ」で幼児期育って来た私。ヒポパタママだって、まだ歌えるし、ヒポパタ時計だって持っていた。そのお陰で子供ゴコロには不可解な60進法とかを覚える事ができたもの。
でも、ふと昨日友達と話していて気付いてしまったのだが、もう「開け〜」も「ポンキッキーズ」も放映、終わってる???フジテレビの朝の番組は目覚ましテレビから直で小倉さんの番組になっちゃうし、土日に移動してしまったのか??
もしかすると、ガチャピンもムックもこの世から消えてしまっているのだとしたら、すごくすごく悲しい。そして、彼等の事をすっかり忘れてしまっていた自分も悲しいですな。ちょっと久々にポンキッキ見たい気分です。ポンキッキ情報知ってる方いたら、掲示板にご一報くだされ。
一番印象的だったのは、ガチャピンとムックが雪国に行って、積もってる雪の中にアルミのポウルを突っ込んでミルクやら卵やらを入れて、アイスクリームを作っていた企画。当時、大阪っ子で雪とは無縁だった私はどこまでも続く雪景色やかき混ぜていくうちにボウルの液体がアイスクリームに変わって行く神秘に夢中になった。
その8年後くらいに札幌に引っ越して、イヤという程雪は見たけど、アイス作るのは忘れてた!
いつか体験してみよう。
流浪うすきま
2001年10月21日(日)
11月10日に「冷静と情熱のあいだ」が封切りになるので、すごく楽しみ!ウディ・アレンの「おいしい生活」も見たいし、他にも色々あり過ぎてたーいへん!
そこで、「冷静と〜」の原作を「rosso」(江國香織版)、「blu」(辻仁成版)が一緒になった「愛蔵版」で読み返していて、すごく良い言葉を再発見。
帰る故郷のない外国育ちの日本人どうしである主人公達のひとり、順正の言葉で、「選択の余地があるのは良い事だ。すくなくとも流浪う(さすらう)すきまがあるという事は。」というようなものがあるのです。
心の依り処という意味で考えると、これは単なるポジティブシンキング的なものでなく、逆に「行き着く場所が見えなくても、そのすきまにいる間は決定を迫られない。あらゆる選択肢を留保できる」とも受け取れるなあ、と思ったのだ。
つまり人生において「すきま」の期間=モラトリアムな期間、の怠惰に見える時間や行動や思想こそが、先に実を結ぶ出来事を産む準備中なのだ、という気がする。
何をやってもダメな期間、とかつまらない恋愛をしてる期間があってこそ、そこで「これは何だ?」「なんて自分はダメ人間なのだ」と普段見つめないような、自分や他人の暗黒部分とコミットする事で、人間性に「凄み」や「深み」が生まれて来る。
やがて、その穴から這い上がった時には、同じような辛い経験をした人のニオイが分かるようになる。そういう経験をせず、自分を甘やかしている人のニオイも分かるので、避けて通る事で無駄に嫌な思いをしたり、傷ついたりしないで済む。
人間関係だけでなく、もっと大きな人生の岐路の選択をする際にも、きっとその研ぎ澄まされた嗅覚は役に立つ。
「すきま」で流浪う事、逡巡する事、そこで人は、「本当に無駄なもの」と決別する事ができるなら、シンプルでささやかな「自分の人生」を謳歌する事ができるのだろう。
村上レシピ
2001年10月20日(土)
村上春樹さんの小説やエッセイに出て来る料理を「レシピ本」にした「村上レシピ」と「村上レシピ プレミアム」を買ってからというもの、春樹さんの小説をすべて読み返したくなってしまって困っています。全部実家に置いてあるので、持って来ようかなーーー。いかん!そんな事より衣替えとか押入れの整理とかクーラーの掃除とか、やらなければいけない事をかたづけないと・・・。うう。
その料理の写真、レシピを見ると、ありありと小説の登場人物の人柄とか、お店や自宅の雰囲気とか、色々想像がふくらんでしまうのです。
とくに「鼠」のホットケーキのコカ・コーラがけとかね。
「謎の女」からいたずら電話がかかって来た時に「僕」が作っていたスパゲッティとか。
「緑」が少女時代、ブラジャー買うのを我慢して買った卵焼き機でつくっただし巻き卵とか。(これは本には載ってないが。)
私は個人的には「牛肉とじゃがいものコロッケ」と「きゅうりとチーズのサンドイッチ」は村上さんの小説の真似をして作って、すでに定番化しています。
武装!する女子
2001年10月19日(金)
ひさびさに通勤&通学時間帯の電車に乗って歯医者に行ったので、「戦闘体勢」な服に身を包んだ女子を多く見かけた。金曜日、というせいもアリかな?・・・となると、仕事に対して、あるいは男に対して挑んでいくために網タイツに脚を包み、キチッとしたヒールの高いサンダルを履き、小振りなバッグを持つ、という事だろうか。これは考え過ぎで、みんな女子達は「自分のために」めかしているのだろうか?
女友達に会う時、男友達に会う時、恋人に会う時、私は選ぶ洋服が違う。思いきり「好きな」服着ているのは「女友達」に会う時かもしれない。男友達に会う時はカジュアルに、ナチュラルに。恋人と会う時はちょっぴりコンサバに。そんな風に相手によって武装度が変わるのは珍しいのかなー。
だって、恋人に会う時にでかバッグとか絶対持っていたくない。(相手に持たせるのは格好悪いし、かと言って「持とうか?」って言ってくれなかったら傷つく。)ヒールでゆっくり歩く速度に恋人が歩調を合わせてくれるヨロコビ。スカートから伸びる脚が相手の目にどう映るのか。
そんな事を意識しながら、私は洋服を選び、靴を選び、バッグを選ぶ。
ファッションとは戦う女子の必須アイテムなのだ。さて、私は何と戦っているのやら。
缶コーヒーで
2001年10月18日(木)
今日、ヘアサロンにてアシスタントさんの一人に「元ヤンキー」疑惑が浮上した。
色白のショートヘアの美人さんだが、色々ヤンキー事情に詳し過ぎる、という事で他のスタッフに疑われて困っている、と本人談。
そんな彼女にヘアカラーの液を付けてもらいながら、「巻き髪」の話題になって、中学・高校時代、なぜあんなに女子はカーラー命!だったんだろう?という話題に。休み時間とかいそいそとマジックカーラーで前髪巻いてたよねー!って大盛り上がり。そして、続けて彼女が「知ってました?ホットの缶コーヒーで巻くと、すっごいイイ感じに巻けるんですよ!これが!」と言ったものだから、他の男性スタッフから総ツッコミ!!「やっぱり!そして、その缶コーヒーは”マックス”だろう?!略して”マッカン”とか言ってたんだろう??白状しろお!」と責められるも、彼女は難聴?なので聞こえていない。ヤンキーはその「巻き」の高さ、多さが命!?なるほど・・・だから缶コーヒー?(ホットカーラーのはしり??)とますます疑惑は深まっていくのであった・・・。
ちなみに彼女の難聴?は最近はじまった事ではなく、大分前から担当のスタイリストさんから「あいつ耳おかしいみたいなんですよ。よく仕事中もお客さんに馬鹿でかい声で話しかけてたり、僕が指示出しても聞こえなかったりして、支障出てきてるんですよねー。ちょっと、ここら辺の病院紹介してやってくださいよー。」と愚痴られていたのであった。(しかも、この時も隣のお客さんの所にいたのに全然聞こえてなくて、お客さんがクスクス笑っていたの。。。)
またも耳鼻科に行く事を彼女に勧め、サロンを後にしやした。でも、あの天然っぷりは難聴?の賜物かも、と思うと治るのが惜しい気もする・・・。
レーザービーム?
2001年10月17日(水)
歯医者で歯肉炎をレーザー治療しました。麻酔MAXで打ってもらってても痛かった!
もちろん「もっと打ってくれないと痛い!!」と騒いだが、「これ以上はだめです。」とはねつけられる。
実は2回目の体験だけど、前回は全然痛くなかったので、こんなに凹んで帰宅する事になろうとは予想外。。。
なんか、私が勝手にイメージしてるレーザー治療というのは、(先生の説明を覚えてない、或いは聞いてないっていうのがバレバレ。)びびび、とレーザービームで炎症が起きている悪い部分を焼き切る!というイメージです。
だって、イカが焦げるニオイがするんだもん!きっと、歯茎を焼くとああいう匂いに
なるはず。
謎なのは、レーザー治療の際、患者は黄色いグラスの浜崎あゆみがしてるよーなバカでかいメガネをかける事。先生も看護婦さんもしてないのに、何で??目に入らないように??
知ってる人がいたら教えて!
痛がり大王の私なので、「頼む!痛み止めを多めに出してくれえ。。。」と懇願するが、あっさり「明後日、朝一番に消毒に来れば大丈夫。」と断られる。
でも、処方箋を見ると、私のひみつの缶にこっそり貯めてある「とんぷく」と同じクスリ。しめしめ。安心して、もう帰宅早々飲んじゃったもんね!!
また耳医者で「耳が痛い!死ぬ!」と騒いでとんぷくを貰わねば。。。
長生きなんてしなくていいから、今、このリアルタイムの「痛み」が緩和されるのなら、私って魂を悪魔にも魔女にも売ってしまいそう。
とってもとっても良くいえば「人魚姫」の精神とでも言おうか・・・。
ふつうの洋服/変な服
2001年10月16日(火)
ふつうの服って案外持ってないものじゃないですか?え?そんな事ない?
これでも大分ましになった方だけど、私は「変な服」ばっか買ってしまう大王なのです。
最近は「ピンク禁止令」を自らに課しているので、大丈夫ですが、実家にはピンクのスカートとかトップスとか似たよーーーなのが山ほどあるのよ。あほ過ぎ!
でも、お店で服を見てる時点ではディテールに惹かれているから、家にも似たスカートがあろうが、お構いなしで「お買い上げ」しちゃってたのよね。
最近は「黒」「ベージュ」「茶色」を基本に!と心がけ、欲しい!と思ったその日に即買いするのは避けています。
あと、最近決めたのは、「パーティー用の服」をこれ以上買わない、という事。
なんか25過ぎたし、結婚ラッシュかしら?と思い、いろいろ欲しくなってオーガンジーのワンピースとかスパンコールついたドレスとかざくざく買ってしまったのですが、結局殆ど着ていません。貸し衣裳屋が開けそうだよ。(泣)
ダーリンのお仕事で「10月にパーティーあるよ。」と聞いていそいそとゴールドのシンプルなワンピを出して、ストールは黒で・・・とかコーディネートしてたら、
「地味めな黒か紺にしてね」と懇願されてしまった・・・。結局黒のワンピースとか1着も持ってないので、お友達に借りたのでした。
悪夢 〜薬殺犯の巻〜
2001年10月15日(月)
しばらくおさまっていた「悪夢」が最近復活しつつある。
本日の悪夢は「人を殺す夢」。これは以前も見たのだけど、その時は直情型殺人で非常に恨みと怒りをもって、刃物を懐に忍ばせていた。ターゲットも途中協力してくれた人も全て知らない人。
今回のは計画的な殺人で、しかもペアで人殺し。相棒はやはり見た事もない男性。だけど、私はその人の将来とかを狂わんばかりに案じているので、「兄」とか「恋人」っていう設定なのかもしれない。
ターゲットもやはり知らない人。兄は用意周到に以前から計画を立てていて、毎日ターゲットが夜ごはんを同じ店の出前を取っている事を突き止める。その店の食器を予め盗んでおき、私が作ったものに毒を入れて相棒がそれを運ぶ。本物の注文が来る前にターゲットがそれを食べればあえなく死亡するという算段。(すぐ捕まりそーな作戦だが、夢なのでいい加減なのだ。ま、私には殺人は無理って事だな。)
私は結局相棒の事が心配で、毒を食事(炊き込みご飯のセットみたいな感じ)にまぜ込むのにものすごく躊躇する。気が動転して、自分でも毒を入れたかどうだか分からなくなっている所に、相棒が出前の装いで家に入って来て、嵐のように用意していたご飯を持って行った。
その後のドキドキ感と恐怖感はえも言われない。だいたい毒を入れたのがどのメニューか分からないし、それをターゲットが食べるかもしれないし、食べないかもしれない。その時の私が切実に思った事は、
「やはり、目の前で殺す手ごたえのない殺人は嫌だ。」という事。
「死の実感」「殺人の実感」のなさが余計に恐怖、後悔を増幅させていた。
そんな夢だった。なんなんだろう?
まあるい氷と南極の氷
2001年10月14日(日)
サントリーの宣伝で懐かしの斉藤和義ソングが流れてますね。今日はじめて画面をちゃんと見たら、ウイスキー「膳」のCF。真田広之が引き続き出てるのだけど、全然今回の方がいいな。誰がカバーしてるんだろう?と疑問だったんだけれど、どうも真田広之のようですね。いい感じ。
それと、このCF最後のシーンに出て来る、ウイスキーグラスの中のまあるい氷。
何故、まあるいか?それはまあるく氷を削る(そうです、まるく凍らせるのではなく、アイスピックで削っているのだ。え?そんなの知ってるって??すみません。。。)事によって、氷が溶けにくくなるのです。ちょっと「それなり」のお店でオンザロックを飲めば、こういう、まあるい氷をバーテンさんが作ってくれるのです。
その昔、お酒好きが高じてそういう「それなり」のお酒を扱うお店でアルバイトをしていた。
氷といえば、仲良しのバーテンの男の子がその、まあるい氷を作る技術に長けていたので、すごく手元に魅入っていた思い出と、お客さんが持って来てくださった「南極の氷」の思い出がある。
そのお客さんは空輸か何かで取り寄せた「南極の氷」を持って、いの一番にうちのお店に来てくれた。南極の氷、なんとも神秘的な響きだ。まだ早い時間だったので、そのお客さんと一緒に御相伴に預かった。
南極の氷を入れたグラスに、レミーマルタンを注ぐと、氷はひそやかに「ぱちぱちぱち・・・」と音を立てた。何百年、何千年、と氷の中に封じこまれていたのであろう、氷の中の空気が静かに、それは静かにとろりとした茶色い美味なる液体の中で弾ける。そこに居合わせた者、一同、お酒の乾杯も忘れ、飲むのも忘れ、ひとときグラスを耳に当てて神秘の世界に引き込まれていた。
「氷」なんてただの水の固体でしかないのに、お酒をこれほどにも美味しく演出してくれるものは他にないと私は信じている。
温泉芸者いまむかし
2001年10月13日(土)
昨日より箱根湯本で湯治していた隊長&ワタクシ。旅館風ホテルという風情の宿に泊まって、夜はラウンジのような所で酒を飲んでいた。
20:00から0:00営業時間いっぱい、そこで延々と盛り上がってたのだけど、和服姿のコンパニオン(30代。色っぽい)とおじさま(浴衣姿で泥酔)というカップル?が多く見受けられた。隣接するカラオケバーで気焔を上げ、ラウンジでお気に入りのコンパニオンと2ショットでしっとり語る、の図。コンパニオンは勿論、こんなカモを手放す筈もなく、更なる別の飲み屋へと(多分、裏で金銭的な契約があると見た)おじさまを優しく誘う。
そして、夜の箱根へとふたりは消えて行く・・・。
おいおい大丈夫か??と私なんかは心配になっちゃうけど、まあ、よくある事らしいですね。エッチとかはしないらしいけど、(多分。わからない。)多少はぼったくられたりするのだろうなあ。
コンパニオンっていうと聞こえはいいけど、あのおねー様方の和服の着こなしといい、物腰といい、近代的な温泉芸者という印象でした。
昔、芸者ガールズってDTやってたね。坂本龍一プロデュースで。このつながりで、坂本「教授」がパンツにう○こつけて、「アホアホマン」を演じていらっしゃったのに、ひどく感銘を受けたものだ。
犬嫌い
2001年10月12日(金)
人は犬好き、猫好きに分かれているとよく言いますね。(爬虫類好ってのはまた別。)それは幼児体験に端を発していると私は睨んでいます。幼児期に親しい友達として、犬が存在したか、猫が存在したかで、その子供の嗜好は左右されるのではないかと。
私はなぜか、三毛猫が好きで三毛のブチのついた猫を見つけると、とても幸せな気分になれます。実際飼っている「ねこえ」も三毛で、私の一目惚れでした。
で、最近分かったのですが、私が小さい時に祖父母の家で「たまたま」ちゃんという三毛猫を飼っており、私がその猫の傍を片時も離れないほど好きだったそうなのだ。
私が5才の時に天に召されたので、私の記憶にはなかったのだが、3才頃の写真に確かに私と「たまたま」は写っていた。
「たまたま」が死んでしまったと聞いた時、私は「たまたまちゃんが天国に行ったあ。」と泣いて泣いて大変だったらしい。
不思議なもので、その写真をおばあちゃんから貰ってから、消えていた記憶が蘇るのである。断片的に。
そんな訳で「猫好き」な私だが、犬はどうも苦手。20才までは、身の毛もよだつくらいダメだったのだ。ドイツ留学の際にホームステイ先に犬がいると聞いたときは絶望したものだ。担当教授(ドイツ人)に「犬が苦手」な旨を告げると、「あーた。ドイツの犬は大丈夫ですよ!躾が日本とは違います。心配しなさんな。」とにやにやするばかり。
結果は、非常に聡明なドイツのスコッチテリアによって、私の犬嫌いもさほどではなくなった。でも、やはり日本の犬はこわい。すぐ吠えるし、放し飼い(!!)で散歩している犬までいる。しかも、どういう訳か、私は犬に寄って来られるニオイか電波を発しているようで、犬はすべからく私の所に一目散に尻尾を振って駆けて来る。
今朝も放し飼い散歩中の大型犬2匹がまとわりついて来て、こわさのあまり硬直していたら、飼い主が呼び戻してくれて、助かった。散歩はリールをつけてお願いします、飼い主様。
きれいな人
2001年10月11日(木)
今日、本屋を4軒もはしごして安野モヨコ氏の「美人画報ハイパー」を買いました。色々めぐってるうちに、結局欲しい本が色々あって、他に7册も買ってしまったんですが。
お天気良かったので、朝の、人があまりいないデパート内の日射しが明るいカフェでお茶しながらゆっくり本を読みました。
前トップランナー(NHK)出てた時、見違えるようにキレイなおねーさんになってたと思ったら12キロも減量して、プラセンタ注射もして、腸内洗浄もして・・・(まだまだ過酷な美容道が記されている)というすさまじい努力をなさっていたのです。目標であったシマロンの26も入るようになったのであろう。。。尊敬!!1册めの「美人画報」に比べてさすが「ハイパー」とうたうだけあり、ハイテク美容情報満載!何かちょっと真似できないよー、という感じもしますが、人がキレイになる軌跡を見て行くのはワクワクするもの。ジェットコースターのように一気に読んでしまいました。
まあ、衆人に姿を晒す人にとっては「容姿」って重要だもんね。色んな事言われるし。
かと言って、私たち一般の人は安穏としていていいのよ!などと思ってはイケマセン。駅で人を待ってる時とか、お買い物してる時とか「なんかやば。」な体型の人とか服装の人って、つい目に入って来ませんか?逆にお洒落な人を見るのは目の保養なのでうっとり・・・ですが、先述の「やば」な人達、同年代の人でも結構最近多い気がします。例えば全身ユニ○ロ!って分かる格好で歩いてたり、ペンシルタイプスカートの後ろスリットが微妙にビリっと破けていたり、ニットをパンツにインで着てる人の背中の肉が食い込んでるのを見ちゃったりすると、つらーい気持ちになります。そんなのをチェックしてる私が意地悪なだけかもしれないけど、何か生理的にだめなの。自分の身体を知る事、似合う服を選ぶ審美眼を持つ事、ワードローブの整理・お手入れをきちんと出来る人、そういう人は美人じゃなくても「きれい」オーラが出てると思うのでした。私もがんばります。。。
恋の奴隷
2001年10月10日(水)
今日から始まるドラマの紹介文を読んで、興味を惹かれたのでビデオ録画セットしました。本木雅弘演じるやり手サラリーマンが愛する妻がいるのに、妻の親友と浮気してしまう、という話らしい。で、その親友っていうのが石田ひかりで、夫の葬式の席上、本木の傍で「恋の奴隷」を歌う・・・という意味深な場面がキー。
よく男性諸氏の話だと「喪服」というのは女性のセックスアピールを増大させる効果があるとの事。そこで自らの夫の葬式で親友の男性を誘うというタブーを冒す女性に魅力を感じない人はいないはず。
あんまりドロドロものだと途中で見るのをギブしちゃうかも知れないけど、とりあえずチェックしています。
男性の「浮気」と「恋愛」は私の中では全然ちがう。ケッコンしても「浮気」されるかもしれないけど、「恋愛」されるのは、絶対嫌。私が隊長に対して出したケッコン生活の条件は「恋愛をしないでほしい」「私の知人と浮気をしないでほしい」「浮気をしても嘘をつき通してほしい」というもの。
それは私自身が、既婚者とのおつき合いの中で培った意見。「あ、この人は浮気したいだけだな」と思うとこっちも割り切れて気楽だが、「この人は恋愛したいんだ」と分かると、やるせなくなる。後者と恋愛関係に陥った事が人生においてたった1度あるが、それはそれはつらい経験だった。
全て相手の心を常に先回りして読み、相手に私に対する罪悪感を与えないように、「もう帰らないとね。」とか「仕事で忙しいから、しばらく会うのダメかも。」とか私から切り出して、相手にそれを言わせない恋愛。相手も私を本当に好きになってしまっていたから、それで余計に彼自身傷ついていた。きっと家族は気付いていただろう。お互い仕事もあったし、遠距離だったから、無理矢理「おしまい」にする事ができたが、近くにいたらふたりも、相手の家庭も破滅していたと思う。
恋愛に陥る苦悶する男性の顔、そんな顔を他所の女に見せて欲しくないのだ。その女は余計にその男を愛おしく想うだけなのだから。
女性の浮気というのは、また違うと思うので、それはまた別の機会に述べる事にします。
全然カンケーないけど、ISSAって辺土名一茶っていうんだ!本名だよね。すごい名前だ・・・。
趣味って?
2001年10月09日(火)
たまたまお友達から来た手紙に「趣味」「無趣味」という事について書かれていて、うーーーん趣味ねえ。そもそも趣味って何さ?と一人問答。
辞書によると「実用や利益を考えずに好きでしている物事」とあります。
でも、日常に会話で趣味って言葉が出て来るのって「自己紹介」の時くらいしかないのでは??あと「好み」という意味で「あんた趣味悪い!」とか。
でも、今回話題にしてるのは、純粋に「hobby」という意味の場合。初対面の相手と話す時、自分のキャラクターを伝えるよすがとして「私の趣味は○○です。」とか言いますね。でも友達との間では「最近○○にはまってて〜」とかそういう言い方しかしない。
何も情報のない状態で会話をしなければならない時、会話のきっかけとして「趣味」は非常に重要視されてしまう。英会話教室に通う生徒なら、それをサカナに散々料理された事があるハズ。そして、そのテーブルで皆が語る「自分像」はかなり極端な部分がクローズアップされた別人である事もしばしばだ。本当に好きな物、大切な物って他人に教えたくなかったりするし、カタチとして説明しにくい場合は、世に「趣味」として認知されにくい。
しかし、そんなに「趣味」って人間性に関わる事なのか???好きな事やお気に入りが何もない、という人はいないだろうが、人生においては迷える小羊になってしまう期間っつうのがままある。そんな時は趣味の優先順位はおのずと下がる。それはそれで良いと思う。いつもいつも「これに夢中!あれに夢中!」と楽しい事ばっか探すだけが人生じゃない。自然とココロのつぼをノックする物や人がやって来る時まで淡々と生活していけばいい。
「私の趣味はパソコン!」「趣味は写真!」とか無恥厚顔に言う輩が最近やたら多い気がしますが、パソコンや写真はあくまでも手段。(きちんとそこに補足があれば良いのです。えてしてそーゆー物言いをする人間は趣味といえるほどの素養を持ち合わせていないケースが多い。)言葉を正しく扱ってほしいものです。
迷惑メール
2001年10月08日(月)
とうとう私の部屋のテレビデ男(という名前にしてみた)の配線をつなげてもらいました。1発目にみたのは慎吾の出てる「徹子の部屋」・・・。
それは置いといて。
ドコモの携帯を使ってる人は毎日のように送られてくる「バカ」「エロ」「出会い」メールに怒り!を感じている事でしょう。
電話番号のアドレスじゃないのに、多い日には30通とか来るんだもん!まじむか。
とうとう昨晩ぶちキレて、アドレスをマイナーチェンジしてやったぜ。ハイフンとかアンダーバーを駆使したやつにな!ふはは!これでしばらくは訳の分からんメールが来なくなる事でしょう。
ていうか、もっと早く変更すれば良かった・・・。何か「自分が悪くないのにアドレスを変える」というのが納得いかなくて意地になってただけかも。
同じように「意地」になってる人!さっさと解読、予測不可能なドメインをひねり出して、迷惑メールとおさらばしようではありませんか!
ところで茶髪のW氏からの返信によると、彼は目的と用途に応じてメールアドレスを使い分け、「ヤバいメール」が来たら解約してるそうですが、なかなかスリルあるメールライフを送っているようですね。
「ヤバい」のって「僕も相撲が好きです。はあはあ。」とかそういうメール?知りたいような知りたくないような。
あんあん
2001年10月07日(日)
昼下がり、いつものお務めである「アイロンがけ」をしていて、ふと気付いた。
「夫婦とは依存し合って、より良くなる関係」だという事に。
知っている人は知っているが、うちの隊長は恐ろしく気難しい人間だ。そして、彼のその気難しさで成立しているややこしい生活に、私は転がり込んで行った。同棲や新婚生活ってよく「2人で築きあげていくもの」というが、私たちの場合は「隊長が築きあげた生活をマイナーチェンジする」といった感じ。
アイロンがけもその一つで、クリーニングに出せば1枚80円でパリっと仕上げてくれるのを重々2人とも承知しているが、うちはそれをしない。それは多分「アイロンがけ」が私の数すくない特技のひとつだからだ。そして隊長が嫌いな数すくない作業だから。
「ごみ出し」も然り。
そして、逆に「お風呂そうじ」「魚料理」など隊長の専売特許もある。
恋人どうしなら、アイロンは各々が自分のものをかけて、面倒なものはクリーニングで済ます。ごみ出しもお風呂そうじも交代制になるだろう。そうしなければ、恋なんてしていられない。恋人どうしで「依存」が始まるのは往々にして、「危険信号」の始まりだと、経験上私も知っている。
しかし、結婚生活というものは互いの得意、不得意を尊重し合って、故意に「依存」し合う。本当は一人でもやっていけるのに、わざわざ相手を「甘やかし」「甘やかされる」それが醍醐味である気がした。
話が飛ぶが、ここの所、私たちの間で「AV」のタイトルを考えるのが流行っている。隊長は監督になったら「あんあんシリーズ」というのを作りたいらしい。
「真昼からあんあん」「セーラー服あんあん学園」とかね。こういうアホーな事を真剣に追求し合うのも夫婦ならでは?かも。そんな事ないか・・・。
にせねこえ
2001年10月06日(土)
ここ数日、ちょっと見「ねこえ」に似たのら猫が家の周りを徘徊している。
「にせねこえ」は隊長の命名で、ねこえより身体が大きく、ぶちが間抜けな所についていて、走るのがトロい。すっかり私たちの間では「笑い者」になっていた猫だが、隊長目撃情報によると、今朝方とうとう「ねこえ」と「にせねこえ」の直接対決と相成ったらしい。
結果は長いにらみ合いの末、ねこえが脱兎のごとく逃げ出したとの事。
猫世界もなかなか渡世が厳しいようだ。
ふだんは猫って「かわいーなー」としか扱わないけど、猫それぞれ人生、いや猫生を健気に謳歌しているんだよねー。
ねこえにはがんばって大きく育ってほしい。
実は2代目
2001年10月05日(金)
なんと、先月の日記で書いた例の「傘」と同じ商品がとうとう見つかりました!メーカー担当者と西武の売り場の方との熱意によって、絶版??の最後の1本ともいうべきのを見つけだしてくださったのだ。感謝、感謝!!!
他のデパートでは手を尽くしてもらっても見つからなかったのに、こんなにしつこく調べてくれたなんて・・・。もう2度となくしません!!と心から誓うわ。
実は、ちょっぴり高めの傘だったので、隊長と「絶対なくさない」という条件のもとに購入していた傘。こんなにあっという間になくしたとは言えず、この1ヵ月間、そーとービクビクものだったのだ。幸い、一緒に出かけたりする時に雨が降ることはなかったので、事なきを得ているという次第。これで、実は2代目のフルラ傘。何くわぬ顔で大切にしていきます。もう、この傘、市場には1本もない事だしね!
全裸
2001年10月04日(木)
うららかな秋晴れの中、自転車で実家に向かう途中、ふと「ん??」というものが目に入った。
人通りの少ない、閑静な住宅街にあるさびれたコインランドリー。そのガラス窓に背を向けて座っている中年男性はまぎれもなく全裸だった。
別に変態さん、という感じでなく、ひっそり座って新聞を読んでいる。
「誰もいないし、ま、いっか。」と履いていたブリーフ(トランクスかも)まで思いきって洗っているのかもしれない。
もしかしたら、一応「前」はタオルとかで恥じらって隠していたのかもしれない。
潔いというか何というか・・・。
帰り道に見てみたら、もう、その男性は洗濯が終わったらしく、くたびれたっぽいおばさんが煙草を吸ってぼんやりしていた。
コインランドリーにも色々な人生が交錯しているものだと、少し切なくなる出来事でした。
バクダンジュース
2001年10月03日(水)
昨日の「猫殺し」の事件は、未だどうしても後味の悪さを残して消えない。
ねこえは無事でも、やはり明らかな悪意を持った人間がどこかに潜んでいて、私たちを笑っている。その恐怖がべたっと日常にのしかかって来る。
泣き腫らした瞼がひりひりして、今日は日がな一日、目薬さしながら、アコースティックなスガさんの新作をかけっぱなしにして、無為に過ごした。
バクダンジュースほしい。。。
それにしても「人生の倦怠・後ろ暗さ」を書かせたら、スガシカオ氏の右に出る者はいませんね。特に初期のものは秀逸。
恋人・親友・悪友
2001年10月02日(火)
たまたま昨日、友達と「男の親友はいるか」という話題になりました。そして今日別のお友達からもらったメールにお返事書いてて、「恋人」と「親友」のボーダーはどこにあるのか?と疑問に思い・・・。
そこで、私個人の異性間における「恋人」「親友」「悪友」「友達」「知り合い」のボーダーについて考えてみました。
まず「恋人」と「親友」の間のボーダーは、相手に対して完全敗北を受け入れられるかどうかという事。たとえば、「こいつにはまだ負けたくない!」という気持ちがある内はライバルであり「親友」。
「親友」と「悪友」の間のボーダーは相手を「男性」として尊重でき、また相手からも「女性」として尊重されているかどうか。自分が「女」と扱われていない、と感じたらそれは「悪友」。
「悪友」と「友達」の間のボーダーは、自分の主観において、人間性が魅力的だと思えるかどうか。お互いに異性を意識することもなく、特にこれといって自分を惹き付ける特質もない場合、彼はJUST A 「お友達」。
「友達」と「知り合い」の間にあるボーダーは、悪い人ではないのだろうなと、とりあえず思えるかどうか。良く知らない人でも、知ってる人でも、対峙する時「この人は悪い人ではない、悪い人ではない・・・。」と自分に呪縛をかける必要のある人物は「知り合い」。
もちろん、こういうボーダーで分ける事のできない人種もいるし、その狭間にあるからこそ成り立つ人間関係もあることでしょう。
ふだん、言葉のあやで何気なく使っている「友人」って他の人にとってはどういうものなんだろう??ちょっと興味深いですな。
悪夢 〜もしもし亀よの巻〜
2001年10月01日(月)
また、気持ち悪い夢を見ました。誰か分析お願いします。
台所に立っていると、鳥か虫の羽音のような音が聞こえて来て、「鳩かな?嫌だなあ。」と窓を開けると、多量の亀がうようよしている。大小こもごもびっしりと。
あまりにも異様な光景で立ちすくんでいると、今度は目線をかすめて羽根のついた巨大な亀がぶんぶんこれまた多量に飛んでいて、窓をぴしっと閉めると、一瞬で窓一面にへばりつく。
隣でおさんどんしているママに「お願い!ママ!亀を殺して!」と頼むが、母は冷静で「そうねえ、虫じゃないから殺しても捨てるのが厄介よねー。」と答える。
「亀の駆除って市役所かな?どこにデンワすればいいのかな?」と懸命に考えてる所で目が覚める。
なんか、ぬらっとした亀の腹の感触とか、虫の羽根がついてた異形の亀の姿があまりにもリアルで、起きてからもすっごく気味が悪かったです。。。
何かに呪われているのだろーか。
それとも、ただ単にプレステ2でスーパーマリオをやって、ノコノコ(亀)をやっつけろ!という神の思し召し??
うーん。何だか小学生男子レベルの(それ以下?)願望だなあ。









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