HERE, NOT SOMEWHERE...Hiroyuki Morikawa

 

 

世界を尊ぶ - 2007年04月26日(木)

自分自身としっかりと向き合うこと。
これは、僕にとって、とても大切なこと。
その思いは、今も変わらずあるのですが、
それに対するアプローチの仕方が変わってきています。

自分の視界がぼやけてきた時、
どうしたらいいものか、と自分自身と向き合う。
自分の内面を深く掘り下げようとする。
それで、視界が晴れてくる時はいいのですが、
内面へ内面へと入り込み過ぎて、そんな悪循環から、
抜け出せなくなって、だいぶ危険になることもしばしば(笑)。

そんな時に、ふと思ったのです。
自分の中にあるものなんて、実は、
まだまだちっぽけなものばかりなのではないかなぁ?、と。
そのちっぽけなものを外界と触れ合いながら広げていくことの大切さ。

外を歩いてみる。
風に揺れる木の葉、雲の穏やかな流れ、街を歩く人の表情、
そんな情景に触れることで、僕の中でなにかが変わりはじめる。
自分のことを見つめ直そうとするあまり、一人きりになる時間が増えると、
むしろ状況は、よろしくない方向に。
外界に触れることで、自分を見つめ直す機会になるということは、
なんだか不思議に思うけれど、今の僕にとっては、きっと大切なこと。

僕の回りに広がる世界を尊ぶことを大切にしたい。

そんなことを思うのです。





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やかましさ - 2007年04月21日(土)

非常にやかましい選挙演説カーに悩まされるのも、
今日でおしまいと思うと、ほっとする。

一生懸命なのは分かるけれど、
部屋でアコギの繊細なフレーズ録音している僕にとっては、
それらのノイズは、相当悩ましいもので、
死活問題にもなりうる感じ(笑)。
難しいフレーズをなめらかに弾けている最中に、
それがやってくると、本当に泣けてくるのです。

今まで、アコギの録音中に、
たまたま収録されてしまった車の音や犬の鳴き声の、
そのタイミングと音色がばっちりで、
そのまま収録ということも稀にありましたが、
選挙演説は、どう頑張ってもアートには成らないようです(笑)。

しつこいくらいに僕の家の前の道を行ったり来たりする人には、
投票しないとか、騒がしくなかった人に投票しようとか、
いやいや、それは、もちろん冗談ですが、
そんな気持ちになってもおかしくないなぁ、と思います。




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ちょっと贅沢に - 2007年04月20日(金)

僕は、あまりお酒をすすんで飲む方ではないのですが、
そんな僕が、今すぐビールを飲みたくなってしまったのだから、
YEBISUビールの新しいCMは、きっと素晴らしいのでしょう。

こないだ、ワイゼンボーンを奏でる高田蓮さんの、
YEBISUビールのCMを見て、興味を持って調べてみたら、
この他にも、ヤン富田&小山田圭吾編や、
ゴンチチ編や、ASA-CHANG&曽我部恵一編があって、どれもよい感じ。

演奏の音は、後で、差し替えているのかと思ったのですが、
ベンチや服、楽器に巧みにマイクを仕込んで、
ミュージシャンの演奏と現場のノイズや、
心地よい空気感のバランスを大切にしながら、
録音が行われたそうです。
そんな素晴らしいこだわりがあったから、
きっと僕も惹きつけられたのかもしれません。

↓撮影風景やインタビューも見れるサイトです。
http://www.yebisubar.jp/thehop/viewer.html

さてさて、お散歩がてら、YEBISUビールを買ってこようかな(笑)。



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よいスタート - 2007年04月16日(月)

旅先で感じることは、
小さなことでも、なんだかとても感動してしまったり、
ということがあるものですが、
今回の大阪でのイベントは、そういったことを抜きにしても、
大変、素晴らしいものでした。

素敵なバンドが集まり、沢山のあたたかなお客さまが集まり、
独特の味わいのHARD RAINという、よい雰囲気のハコで、
演奏をすることができたこと。
これは、イベントを企画してくれた石原さんのおかげです。
本当にどうもありがとうございました。

"white pattern" release tour、
素晴らしいスタートとなりました。
これからのツアーも引き続き、充実したものにできたらと思っています。
5/12(土)神戸、5/13(日)京都、5/19(土)東京という日程です。
お近くにお住まいの方は、
ぜひこの機会に足を運んでいただけたらうれしいです。








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こんな日もある - 2007年04月08日(日)

お昼頃、選挙の投票に。
石原都知事の横暴さは、いかがなものかと僕は感じていたのですが、
だからといって、この人なら、という方も表れず。

結局のところ、石原都知事になりそうだけれど、
できるだけ接戦になっての末に当選、という形がいいなぁと考えました。
そうすることで、あの人がもう少し謙虚になって下されば。

その後、電車でおでかけ。
その帰りの電車で、向かい側に座るOLといった外観の女の人たちが、
びっくりするぐらいに大きな声で、わいわいがやがや。
元気な人は好きだけど、あそこまで騒がしいとちょっと苦手。
僕は、イヤホンで、ジョアン・ジルベルトの”声とギター”という、
素敵な音楽を聴いていたのだけれど、
優しくつま弾くギターと、ささやくうた声を大胆にすり抜けて、
OLといった外観の女の人たちの声が僕の耳へと侵入。

まぁまぁ、これは仕方のないことだな、と思って、
ちょっと疲れたので、帰り道、ドトールでひと休み。
「理想のミルク」でつくったカフェラテはおいしくなったなぁ、
なんて思いながら、くつろいでいると、
こともあろうことか、隣の席には…、なんと、あのOLたちが。。

一線を越えて、
もう、なんだか、おかしくなってきて、楽しくなってきた自分(笑)。
こんな日もあるさと、家路につく。

テレビでは、石原都知事が他と大差をつけて、あっさり当選。
こんな日もあるさと、布団に入る。





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夜が深くなるころ - 2007年04月05日(木)

自分の部屋兼スタジオを新しくして、
快適な日々を過ごしています。

今回のリニュアールにあたり、ひとつだけ思い通りにいかったことがあって、
それは、ソファが置けなかったこと。笑。
モニター環境最優先で機材を配置したので、
据え置きのソファを置くスペースが作れなかったのです。

そんな時、よいアイテムに出会いまして。
無印良品の「体にフィットするソファ」です。
お店にご自由にお座りくださいという展示になっていて、
こういうのって、なんだか恥ずかしいので(笑)、
だれも見ていないタイミングで、さっ、と座ったら、
これが、とても素晴らしい座り心地でして。
これなら自由に場所を移動できるので、狭い部屋でも問題なし。


寝起きの悪い僕ですが、
がんばって布団から抜け出して、目覚めのコーヒーを、このソファに腰掛けて。

曲を作っていて、客観的に聴きたい時には、このソファに腰掛けて。

夜が深くなって、その静けさにつつまれながら、
本を読む、このソファに腰掛けて。
一日のことを思い返す、このソファに腰掛けて。







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