HERE, NOT SOMEWHERE...Hiroyuki Morikawa

 

 

"HERE, NOT SOMEWHERE"、移動しました。 - 2007年05月09日(水)

voiceページ、"HERE, NOT SOMEWHERE"は、↓に移動しました。

PC用 http://www.euphoria-sound.com/hiroyukimorikawa/
携帯用 http://www.euphoria-sound.com/mt/mt4i.cgi?id=3

新しいページでは、今までのvoiceのデザインを保ちながらも、
さらに読みやすくなって、画像などもupできるようです。

よろしければ、これからも、どうぞよろしくおねがいします〜。



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人は変わってゆくもの - 2007年05月07日(月)

4年ぶりくらいにご無沙汰な高校時代の友人からの電話。
ちょっとおもしろい彼とは寮生活で同じ部屋だった時もあり、
学生の時は、いろんな話をしていた。

「◯◯ですけど、元気だけど。。。」
4年ぶりにかかってきた電話で、開口一番、彼はこう言ったのです(笑)。
元気なわけないな、きっと(笑)。

時系列ばらばらに彼の話は展開される。どれも後ろ向きな話ばかり。
お悩み相談室と化したその電話は、いつまでも続く。
その最中、気づいたのですが、彼は、ここ最近、一度も笑ったことがないのでは?
そこで、学生時代、この話をすると彼は、
どんな時でもにやけてしまうネタを展開してみた。
あの当時のテンションに戻るのは、かなり恥ずかしく、厳しいのですが、
でも、やらなきゃ、と思って、そうしたのです。

その結果は、「沈黙」。。。
うーん、まいったなぁ、どうしよう。
昔あれだけ愉快に、唇が裂けてしまうくらいに(時々本当に裂けていた)、
満面の笑みを浮かべていた彼なのに。

まぁ、でも、今すぐにどうしたら、っていう話でもなかったので、

僕「とりあえず、またなにかあったら電話でもメールでもちょうだいね、
  気の利いた言葉は言えなくても、聞く事は得意だからさ。
  そうだ、今度、ご飯でも一緒食べようか。」

彼「けっこう忙しいんだよね」

僕「(深呼吸)いや僕もいまツアーの準備とかあって忙しいんだけどさ、
  それが一段落してからさ、ね」

彼「まぁ、別にいいけど」

僕「・・・、ok、じゃまたね。」

こんな感じに、ちょっと腹立つような言い方は、昔と全然変わっていない(笑)。
でも、それが、なんとなくうれしかったのでした。







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小さなものへ愛情を注ぐ - 2007年05月04日(金)

東京の街みたいに、いろんなものがごちゃ混ぜになって、
所狭しと、様々なものが存在しているような所にいると、
繊細で小さなものの存在に気づく事は、とても難しくなるのかなぁ。

下北沢ERAでart of fightingというオーストラリアのバンドの、
とてもとても素晴らしい演奏を聴きながら感じた事。

音の出し方が本当に素晴らしい。ダイナミクスが豊かなのです。
それは、きっと、小さな音の出し方が上手だからなのではないかな。
小さな音でも芯がって存在感のある音にする事ができる。
これはとても難しいことで、確かな技術はもちろんのこと、
小さな音にどれだけ耳を澄ませることができるかが大切なのではないかな。
こういった表現のできるバンドは、日本ではあまり見かけない。
明らかに何かが違う。

そういえば、今まで観てきた海外のバンドのライヴで、
びっくりするぐらいの演奏力でとても素晴らしかったのは、
travisとyo la tengo(共に渋谷クアトロ)なのですが、
思い返せば、やはり、その時、
小さな音の出し方の素晴らしさを感じていたと思います。

生まれた土地の環境は、音楽にも大きく影響してくるものです。
例えば、最近の感じで考えると、アイスランドの幻想的な風景と、
そこから生まれる音楽が確かにリンクしていたり。
そういった生まれた土地の環境は、どうすることもできないくらいに、
影響を与えるので、無意識の部分にまで浸透していることが多々あると思いますが、
そんな影響が下地にありながらも、そこだけには括りきれないような、
そんな感覚を音楽にすることができたら、素敵だなぁ、と思います。


そういえば、art of fightingを観たのは今回で3度目。
来日する度に、毎回欠かさず観に行っています。
そんなバンドは、この他にteenage fanclubくらいかな。
うーん、海外のバンドの公演、
もうちょっとチケット安くならないものでしょうか(笑)。



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確かな光 - 2007年05月03日(木)

多くの人は、勝ち組か負け組かのどちらかに、
分類しようとして、そして、そんな自分も分類される。

それに応じて、迫害者にもなれば犠牲者にもなる。

勝ち組になるのも負け組になるのも簡単なこと。

そんなことではなくて、
その両極端な2つを「よく視て」、
正反対の状況を改善していく事は、とても難しいけれど、
でも、そこには、きっと、確かな光があるのではないかなぁ。


今朝、目が覚めて、窓を開けたら、
穏やかな青空が広がっていて、心地よい春の風が舞い込んできて、
小鳥たちのさえずりと共に、
スピーカーからはブライアン・イーノの音楽が流れていて、
「あー、なんてしあわせなんだろう」と思った僕が、
眠気眼をこすりながら、ぼんやり考えていたことです。


みなさん、どうぞ素敵な連休をお過ごし下さい。





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季節を巡る雨の匂い - 2007年05月01日(火)

窓を開けると、雨の匂いを感じる。
雨の匂いは、その時の季節ごとに様々。
今日の雨の匂いからは、
昨年の今頃、onedayやflyやblueを録音した日のことを思い出しました。
あの時から、もう一年が過ぎたのかぁ。

あっという間に5月になりました。

とてもよい感触での、
大阪のライヴから"white pattern"リリースツアーは始まり、
今月は、12日神戸、13日京都、19日東京という日程です。
僕の頭の中の大半は、このリリースツアーのことで埋め尽くされていて、
意気込みと不安とがぐるぐる渦巻いております(笑)。
ひとつひとつのライヴを本当にとても大切にしたいと思っています。

神戸や京都のお近くにお住まいの方は、
ご都合よろしければ、この機会に、ぜひ足を運んでいただけたらうれしいです。

そして、ツアーファイナルとなる東京でのライヴは、
過去最長となるであろう演奏時間を存分に活かして、
これまで培って来た、"white pattern"の、ひとつの集大成となるような、
そんな特別なライヴを考えています。
ぜひぜひ多くの方に足を運んでいただけたらうれしいです。




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