HERE, NOT SOMEWHERE...Hiroyuki Morikawa

 

 

ぬくもりのある儚さ - 2005年10月30日(日)

只今am4:50、
映像と音の重なる感覚がやっと思い描く形になってきて、
テンションがあがるあがる。

11/6のオープニングムービー。
きのしたが描いた水彩の模様、
それらをひとつ描きあげるごとに、
毎回毎回全てしょうたが写真を撮る。
その数は、おそらく500ほど。
(かかった時間は、なんと10時間以上)
その水彩の模様が次々に重なり合っていく。

水彩模様の浮かび上がるその様子、
ぬくもりのある儚さ。
そこからは、
ピアノの単音を古いサンプラーに録音して、
まろやかなあたたかい質感に整えて、
それに深い澄んだリバーブ処理を施したような、
そんな音が、僕には聴こえてきたのです。


今、とても気分が良いのですが、
それに浸っている暇はなく、
早く寝ないと、大学の1限に間に合わないので(笑)、
とりあえず、おやすみなさい。






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嫌な夢 - 2005年10月26日(水)

昨日の深夜のスタジオリハの時に、
かなり体がふらふらで、喉ががらがらだったのですが、
やはり、風邪をひいてしまっていたようです。
こんな大事な時に、まったく最悪です。

まぁ、でも、本番までは、まだ少し日にちがあっただけ、よかったなぁ、
と考えるようにして、一日でも早く治そうと、
今日は大学をお休みして(1コマだけの日だったので)、
家で、あつい布団をかぶって、これでもか、ってくらいにぐっすり休みました。
でも、あれですね、風邪の時って、嫌な夢を見るものですね。

夢の中でぼくは、11/6のsilver lining vol.2のステージに立っていた。
会場はCLUB QUEよりも、だいぶ大きいところで、
(あの雰囲気は、きっとリキッドルームだったのかな)
その会場は、ぎゅうぎゅうの超満員(笑)。
もう、本当に最高の舞台で、
こんなことなら両親も招待しておけばよかったなぁ、
なんて余計なことまで考えていました(細かい部分までよく覚えている・笑)。
しかーし、そんな完璧な舞台の上で、
演奏も、僕たちで作った映像も、ボロボロで、とにかく最悪で、
超満員のお客さまも、どん引き状態で、
こんなことなら、今すぐにでも消え去りたい、って時に、
目が覚めました。すごい量の汗をかいていました。

起きてしばらくは、だいぶあとあじの悪い感じでしたが、
でもでも、もう一度11/6のsilver lining vol.2が出来ると思うと、
ほっ、と救われる感じになりました。

沢山寝て、汗をかいたおかげで、だいぶ体も楽になりました。
明日からまた、がんばろう。





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ぼくのからだはゆらりゆらり - 2005年10月22日(土)

土曜日なのに、
大学での冬の音楽祭に出演するためのオーディションがあったので、
なんとなく、憂鬱な気分で、
しかも、だいぶ緊張していたので、
どんよりな気分でした。

そんな中、「今から横浜は厳しいなぁ」なんて思いながらも、
でも、あの演奏を観る事で、気分も晴れるはず、
と思い、大学から直接、横浜のgraf media gmへ向かいました。

前置きが長くなりましたが、
acoustic dub messengersのワンマンライヴを、観てきました。
しょうたときのしたは先に着いて、
11/6のフライヤーの折り込みをしてくれていました。どうもありがとう。


先日リリースされたアルバム、"WILL"がとても素晴らしくて、
その曲たちを生で聴ける事をとても楽しみにしていました。
アルバム1曲目からスタートしたのですが、
もう、クラシックギターの始めの一音で、すでに鳥肌。
そして、ウッドベース、バイオリン、フルート、ドラムと、
音が重なるにつれて、その完璧なまでに美しい音世界に引き込まれて、
ぼくのからだはゆらりゆらり。

奏でている音は、どこまでも偽りのない、ストイックなものなのですが、
演奏されているご本人たちからは、ゆとりのオーラが。
こんなことってありえるのですね。すてきだなぁ。

ライヴを観に行って、こういう衝撃を受けたのは、ずいぶん久しぶり。
大げさに聞こえるかもですが、
自分の音楽観がちょっと変わってしまうような感触でした。


いやはや、11/6のsilver lining vol.2が楽しみで仕方ありません。
普段は、カフェのようなスペースでのライヴが多いバンドなので、
ライヴハウスという環境で、観れるのは、貴重なことだと思います。
こんなに素敵なバンドに出演していただけるということに、
恐縮してしまう僕たちなのですが、、、
イベント全体を通して、素晴らしいものにできたらと思っています。

euphoriaとしても、silver lining vol.2に向けてのラスト2週間、
3人の思い描く部分をしっかりと形にしていきたいと思っています。







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ひやひや - 2005年10月20日(木)

最近、euphoriaが頻繁に利用している阿佐ヶ谷のスタジオ。
ここは料金が格安なので、長い時間リハをしたい僕たちにとって、
とてもありがたいスタジオなのです。

そして、もうひとつ素晴らしいこと、
それは、店長のおじさんおばさんの人柄がとても暖かで、親切で、
リハで疲れ果てた僕たちを和ませてくれるのです。
僕たちは、いつもリーズナブルな一番狭い部屋を予約しているのですが、
スタジオが空いている時には、
その料金のままで大きな部屋を使わせてくれたりします。
なんて親切な方なのでしょう。
スタジオの部屋って、防音の関係上、
窓がなかったり、空気が悪かったり、ということは、
当然のことで、どうしても暗ーい雰囲気になりがちなのですが、
店長の人柄のおかげで、このスタジオはなんだかほんわかしてます。
でも、時々、飛び出す、おじさんギャグには、ひやひやしますが(笑)。
11/6のeuphoria企画をお誘いしてみたのですが、
忙しそうだから、厳しいかなぁ。

あ、そうそう、おじさんギャグで思い出したのですが、
僕が中学生の時、イタリアにサッカーの短期留学に向かう飛行機の中、
隣り合わせになった同じく留学する初対面の先輩は、
それはそれは、ものすごく、さぶーいギャグを、
これでもかと言わんばかりに、連続で放つ方でした。
僕は、一対一のその状況で、なんとかその雰囲気を保とうと、
必死に、顔だけ笑わせていました。もうほんと必死でした。
そしたら、その瞬間、なんと、あろうことか、
右の頬の筋肉を思いっきりつってしまったのです。
筋肉をつる、という経験自体が初めてだったので、
(それがまさか顔面だとは思いませんでした)
痛くて辛くて、涙が出るほどでした(笑)。

そんなわけで、おじさんギャグはいろんな意味で、ひやひやなのです。。





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ギターに愛着 - 2005年10月17日(月)

僕の愛用ギターが修理から戻ってきました。

こないだのツアーの最終日の神戸でのライヴの時、
"silent roar"の最後の所で、ドラムにぶつかって、
よく分からない体勢で倒れてしまった時、
「バキッ」とものすごい音がしたのですが、
その時にギターのボディが割れてしまったのです。。。

いつもお世話になっている、池ノ上のギターリペアのおじさんに、
「塗装まで出来るけどどうする?」と聞かれたのですが、
ちょっと考えて、外観は、そのままにしてもらうことにしました。
この大きな傷を見て、ツアーでのいろんな事を思い出しながら、
演奏をしていけたらなぁ、と思ったからです。

なんだか、ますます、このギターに愛着が沸いてきたなぁ。
これからも末永くよろしくおねがいします。



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くつろぐ時間 - 2005年10月13日(木)

充実したツアーを終えて、良いムードで、
11/6のeuphoria自主企画、
silver lining vol.2"one light brings on thousands of colors"
の準備を進めている今日この頃です。

ぼくの頭の中の大半はsilver lining vol.2のことでして、
日頃の生活においての時間に使い方も、
すべて11/6を意識した上での流れになっている感じがします。

とはいえ、大学の行事のことなどで、忙しくなって来ているのも事実。
行き帰りの往復で3時間も時間を使ってしまうのは、ちょっと厳しい。
そんな忙しい時間の中で、時には、
体がへとへとになってしまうこともあります。
でも、いくら体は疲れても、こころにまでその疲れを持ち込まずに、
という意識を持つようにしています。
まぁまぁ、なんだか言葉にすると大げさですが(笑)、
なんてことはない、ぼくの場合、具体的には、
少しでもくつろぐ時間をつくるということ。

大学帰りが遅くて疲れがピークの時、そのまま家に戻ると、
無意識に眠ってしまうという経験を何度もしてきたので、
帰り道途中のカフェでひと息つきます。
最近は、サンマルクカフェの焼きたてチョコクロが若干のマイブーム(笑)。
そこで、ちょっとくつろぎながら、家でやるべきことをノートに書き出す。
そこで書いたことを終わらせるまでは、寝てはいけないというルール。
(結構スパルタな感じです・笑)

秋の心地よい香りと共に、
充実した日々を過ごしたいものです。

まだ少し先のお話ですが、
11/6(日)下北沢CLUBQUE、
ぜひぜひみなさま、足を運んでいただけたらうれしいです。
この日限りの、特別な夜にできたらと思っています。


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