HERE, NOT SOMEWHERE...Hiroyuki Morikawa

 

 

authentica - 2005年06月29日(水)

現在書店に並んでおります、『BARFOUT!』7月号の、
authentica(オーセンティカ)というコーナーで、
euphoriaの"eternal gift from the moment"を、紹介をしていただいています。

authenticaとは?
本物感を放ち高品質を感じられる音楽。それは自分の知らない新しい世界を教えてくれる、あの何とも言えないワクワク感のことを指す。いわば宝物のような音楽たち。

euphoriaは、メールインタビューという形で、
2つの項目について、答えています。

やや肩の力が抜けたゆるいコメントにもなっていますが(笑)、
これはこれで、OKかなぁ、と。

本屋さんに立ち寄られる機会がありましたら、
ぜひご覧になっていただけましたらうれしいです。



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小さなことに感謝の気持ち - 2005年06月28日(火)

たとえば、明日は特別な日だから晴れたらいいなぁ、
というような、ちょっとした願い事をすることが多くあります。

そして、そんな願い事が思い通りになった時と、
その願いが叶わなかった時、
どちらの方に対して意識的になっているでしょうか?

思い通りになった時には、それが当然のこととして受け止めてしまい、
思い通りにならなかった時には、悔やんだり、なにかのせいにしたり、
いつまでも気分が斜めだったり、などなど、
ずっと引きずってしまうことがあります。

小さなことに対してもいつも感謝の気持ちを持っていられたら、
毎日が素敵なものへと変化していく気がするのです。


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やさしく吹く風 - 2005年06月24日(金)

ぼくの田舎は北海道で、ぼくがまだ小学生だったころ、祖父のお墓参りに祖母と一緒に行きました。その時は真冬で、沢山の雪が降り積もった丘をのぼった所にあるお墓までたどり着くためには、とても大変な道のりでした。なおかつ祖母は足が弱っていて、非常に大変そうだったので、幼いながらにもぼくは、祖母を心配して、先に進んでいって、深く降り積もった雪をサクサクと踏み固めて、そして祖母の手をつなぎながら、ゆっくりと歩いていきました。

小さな頃のほんのちょっとした出来事だったので、それだけでは、あまり印象には残らなかったと思うのですが、それからのこと、北海道に住む祖母に会いに行くたたびに(年に一度会えるか会えないかという感じでした)、「あなたは小さな頃からほんとうにやさしい子でね」と、お話してくれた後に、その雪の日のお墓参りのお話を丁寧にしてくれるのでした。


とても寛大なこころを持っていて、だれにでもやさしくて、
そして、ほんとうにしっかりとしたおばあちゃん。
北海道に住んでいるので、ごくごくたまにしか会えないのですが、
それでも、そんなおばあちゃんが、
ぼくに与えてくれたやさしさや深い愛情は、
ふとした瞬間に、すーっと、こころに沸き上がってくるのです。



ぼくは、今、北海道に来ています。
大好きで素敵なおばあちゃんが心不全で亡くなって、
今日が告別式でした。
お別れすることはとてもつらいことですが、
おばあちゃんがぼくに与えてくれた大切なものを、
いつまでも、大事に大事にこころの中においておきたいと、
そんな気持ちでいます。

北海道の大草原にやさしく吹く風は、
とても穏やかで、心地よいです。







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さらにさらに - 2005年06月22日(水)

6/12付けのCRJ-Tokyoの週間カレッジチャートで、
euphoriaの"fairytale landscape"が1位にチャートインというお知らせ。
喜び以上におどろきが大きいくらいの感じなのですが(笑)、
でもでも、やっぱり、とーてもうれしいです。

こうして僕たちの音楽をしっかりと受け止めて下さる方たちが、
いるということが、僕はとてもうれしくて。
つまずいたり、悩んだり、苦労したり、そんな過程を経て、
そして多くの方に励ましていただきながら、
長い月日をかけて作り上げることが出来た作品だったので、
なおさら、うれしく感じることなのかもしれません。
どうもありがとうございます〜。

さらにさらに、僕たちの奏でる音を研ぎ澄ましていきたい、
ますます、そんな気分になってきています。






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プロモーションビデオ撮影 - 2005年06月19日(日)

今日は朝8:00から23:00くらいまでスタジオにひきこもり。
スタジオといってもいつもの音楽のスタジオではなくて、
撮影スタジオです。そう、PV撮影の日だったのです。
ずいぶんと長い時間をかけて、きのしたを中心にストーリー組み立て、
絵コンテなど、コツコツと準備を進めてきて、
とうとう、今日が撮影日。

今回のPVは合成なども多く使うので(写真から人が動きだしたりetc...)、
ブルーバックで、いろいろなシーンを撮りました。

演奏シーン以外にも、ちょっとした演技(?)のシーンがあるのですが、
それらは、ぼくには、とてもとても難しいものでした(笑)。
自然に微笑もうとしても、顔がひくひくするのです(笑)。
まぁまぁ、僕なんかに、迫真の演技を求めている人は、
誰一人としていないことは、よーく分かっているので(笑)、
その辺をしっかりとわきまえて、ひらきなおる感じで、
一生懸命がんばりました。

個人的には、きのしたの描いた星空のイラストをバックにして、
3人が演奏しているシーンがどう仕上がるか、とても楽しみです。

長い間、丁寧に作り込んできたPVですので、
きっと、見応え十分な、そして、素敵な作品になると思っています。
どうぞお楽しみにされていて下さい。

少年役で頑張ってくれた、はやとくん、
とても素朴でかわいらしい演技をどうもありがとう〜。
そして、撮影に関わって下さったスタッフのみなさま、
本当にどうもありがとうございました〜。





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羽ばたいていく - 2005年06月09日(木)

日本代表、勝利でW杯出場を決めることができて本当によかった。2つの得点を両FWが決められたことに、とても大きな意味があるように思います。

そんなわけで、アルバム発売日の6/8が素敵なものになってうれしいです。
そうそう、タワーレコードの売り場を見にいってきたのですが、それぞれのお店で、大きめなパネル(立体的な凝った作り・笑)が、飾られていて、試聴機展開してくださっていて、その光景を見て、じーんとくるものがありました。
相当長い月日をかけて制作してきた作品で、それだけかわいがって大切にしてきたわけで、最終行程のマスタリング作業が終わっても、これが自分の手を離れて、世の中に出ていく感覚が全く持てなかったのですが、こうして店頭で、立派に並んでいる光景を見て、自分の手から作品が離れていく(羽ばたいていく)という感覚になりました。この作品を通して、いろいろな方と出会うことができたらうれしいです。

さてさて、お話は変わって、
BBSでのお話で、「なぜマックシェイクが5つ??」と思われた方が、もーしかしたら、いらっしゃるかも知れませんが(笑)、あれは、アルバム発売のタイミングで発行したeuphoriaメールマガジンの内容です。euphoriaのメールマガジンはそんなに頻繁には発行していないのですが、その分、ひとつひとつを手作り感のある、あたたかなものにしようと思っていますので、登録がまだの方は、この機会に、TOPページの右上の"join the mailing list"からぜひぜひ〜。




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”ことば”で紡ぐ - 2005年06月03日(金)

特設サイト、ご覧になっていただけましたでしょうか?
BBSに、多くの方の反応をいただけて、とてもうれしかったです。
ありがとうございます。

今回の作品では、新しいeuphoriaを、
存分に感じ取っていただけるのでは、と思っているのですが、
その変化を、まず初めに気付くのは日本語を初めて歌っている、
という部分かもしれません。

当然のことですが、これは、ちょっとした思いつきとか、
そろそろ、日本語を使ってみようかなー、
というような、なんとなくの感覚では全くありません。
euphoriaとしての内面的な部分において、
だんだんと(しかしそれはとても大きなものです)変化してきて、
その流れの中で、日本語詞について色々と考えるようになりました。

これまでに、ライヴ演奏を通して、作品リリースを通して、
リスナーの方たちとしっかりとなにかを共有できる、
そうした本当に素晴らしい瞬間を数多く、経験してきました。
このように、演奏者とリスナー、リスナーと演奏者、
それから、リスナーとリスナー、というように、
ひとつの音楽を通して、人と人とがつながりあえるということ。
僕は、これは音楽の持つ、
とても大きな魅力のひとつであると思うのです。
そんな可能性を大きく広げていきたいという思いが、
3人の中で、どんどんと色濃くなってきているのです。

ただ、そのことばがりに意識が傾きすぎるのは、
とても危険であるということも考えています。
つながるために音楽をする、ということは、
そういうスタイルが似合うアーティストならいいのですが、
僕にしてみれば、それは本末転倒というのかな、
おかしなことになってくると思うのです。
音楽そのものを充実させたい、楽しみたい、
そんな意識がなくては、euphoriaの音楽は成り立たないと思います。


どうして英語詞を使うのか、という視点からも色々と考えてみました。
それは、単なる憧れとか、スタイル的な問題ではもちろんなくて、
一番大きな理由は、言葉の響き、リズム、それらが、
音楽的にとても優れているということ、
それから、必要以上に言葉の意味が先行してしまうことがなく、
その音楽が持つ世界観を狭めることがない、ということ。
でも、ちょっと考え方を変えてみたら、
僕の考える、こうした英語詞におけるメリットを、
日本語詞でも意識することができたら、
どんなに素敵なことだろう、そう思ったのです。
それは、とても難しいことですが、
試行錯誤して、取り組んでみようと思ったのです。


そして、僕が気に入ったフレーズや曲を書く時のほとんどは、
あれこれ順序立てたりしないで、瞬間のひらめきで、さささー、
と、形にしていくことが多いのですが、
それと同じ、貴重な感覚で、
生まれて初めて、歌詞を書くことができたことが、
とても大きな自信となりました。

ぜひ、歌詞カードもゆっくり目を通していただけたらうれしいです。





"star falling"

降りそそぐ星だけ眺めて
消えてく 時のかけら どこへ
枯れ散る葉 踊りだす

流れ星はどこへ
星くずはこころのなか

一瞬の軌跡で描いた流線型でつなぐ過去と未来




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