HERE, NOT SOMEWHERE...Hiroyuki Morikawa

 

 

Emoh - 2005年05月29日(日)

代官山のUNITでの、
world`s end girlfriendやsnoweffectや湯川潮音やjoseph nothingの、
(かなり豪華!)
イベントに行こうかどうかギリギリまで悩んでいて、
結局、体が重たくて、行けなかったです。。

それで、夕方寝をしてしまいました(笑)。
日曜日の夕方寝、、、なんとも罪悪感というか、もったいない感があります。
くやしー。

19:00位に目が覚めて、後悔をしている時、
なんとか、この今の自分を抜け出さないと、
という気持ちで、ipodに手を伸ばす。
そこから聴こえてきたのは、
ルー・バロウのソロ作、”Emoh"。

一曲目のアコギが聴こえてきた時点で、もうOK。
奇跡的なほどに、素早い立ち直り(笑)。
さぁさぁ、今から、日曜日を充実させよう。

ちなみに、このCDのタイトルを逆さまに読むと、
"HOME"になるということ。
ルー・バロウにとっての、こころのよりどころというか、
落ち着ける場所というか、そんなニュアンスなのかな。

とにかく、僕の最近お気に入りの一枚です。


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涙腺 - 2005年05月26日(木)

YO LA TENGOライヴ、生で"I Heard You Looking"を聴けたなんて、
うらやましいです、いいなぁ、しょうた。

あの曲は本当に名曲であると思います。
あの例えようのない高揚感を通して、
さまざまな景色がオーバーラップしてくる感覚。
僕が音楽を奏でる上で、大きな影響を受けた、大切な一曲です。

この曲を初めて聴いたのは、たしか、中学3年生の時、
今は無き新宿のリキッドルームにて。
それを演奏したのは、YO LA TENGOではなく、
なんと、TEENAGE FANCLUBでした。
その頃は、TEENAGEの曲かと思っていたのですが、
そのカバーアレンジも、涙腺崩壊な素晴らしいものでした。
確か、GRANDPRIXリリース時の、
なにかのシングルのカップリングに収録されていたような。。
今はもう廃盤だと思うので、運良く中古で見つけたら、
ぜひぜひオススメです。

ちなみに、そのライヴ演奏があまりに素晴らしかったので、
数カ月後に、西新宿の怪し気なCD屋さんを巡り巡って、
その日のライヴのブート版CDを発見、
高鳴る思いで、高価なお金を出して買ったのですが、
アンコールでの演奏だった、
"I Heard You Looking"は収録されていなくて、
そこでも、涙腺崩壊な感じでした(笑)。


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3:00am - 2005年05月25日(水)

早朝3:00前にがんばって起きる。
PVで使用するポラロイド写真の3人それぞれを撮る為に。
場所は都内某所。。。
だったのですが、雨(笑)。

撮影は金曜へと持ち越し。

がっかりだっだけど、
この後、まだ学校始まるまでゆっくり眠れると思うと、
なんだかすごいうれしかったり。

そんなこんなで、おやすみなさい。


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I do. - 2005年05月23日(月)

snoozer6月号の発売を、まだかまだかと待っていました。
そこにはPEALOUTの最後になるであろう2万字近くに及ぶ、
インタヴューが掲載されているのです。

表紙の”PEALOUT解散インタヴュー”という見出しだけで、
つらい気持ちになる。
せめて表紙には「解散」という言葉は載せて欲しくないなぁ、
という、なんともわがままな子供のような思い。

2月の終わりに解散のお話を聞いて、その当時の発作的な、悲しさに縛られてしまうような感覚はだんだんと和らいでいったものの、その後もずっと、なにかもどかしい気持ちが続いていました。
そして、それに合わせて、PEALOUTの3人の存在がとても遠くに感じてしまうような、そんなとてもつらい気持ちが続いていました。


でも、今回のインタヴュー記事を読んで、
僕の中で考えていた様々なことがどんどんとクリアになっていきました。
いつまでも音楽を続けるということ、バンドを続けるということ、
そのことについての、厳しさ過酷さ、そういったものを、
この記事を通して痛い程に感じ取ることができます。
でも、そういった厳しさ過酷さを通して、生まれてくる、
音楽の持つ力の偉大さ。
そのことに、自分自身、初めて意識的に気づくことができました。

音楽を続けるということ、バンドを続けるということの、
厳しさ過酷さの存在をリアルに感じ取った僕は、
不安になったり、怖くなったりするどころか、
今まで以上に、より真剣にこの道を歩んでいきたいと、
そんな気持ちになりました。

そして、PEALOUTに対しての自分との距離が、
どんどんと近づいてきたこの時、
こころの底から残りのPEALOUTのライヴを体感したいと思っています。






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便利さと、人のこころの豊かさ - 2005年05月19日(木)

毎週木曜日、大学の2限目がぽっかり空いてしまっているので、
僕は今、大学の図書館にて時間を過ごしています。
今まで、授業と授業との間が空いてしまうのは、
なんだか時間の無駄のような気がして、うまいこと避けてきたのですが、
ちょっとだけ考え方を変えてみると、
これはこれで、有意義な時間で良いものだなぁ、と感じています。

というわけで、毎週木曜日のこの時間には、たぶん、おそらく、
voiceページを更新できそうです(笑)。



今朝、目を覚ますのが少し遅かったので、慌てて家を出たためか、
携帯電話を忘れてしまいました。。
そして、今の、この、とても不安な気持ち、、、。
いつからだろう、こんなにも携帯に依存してしまうようになったのは。
今の世の中、携帯を持っていないと、
友達に迷惑をかけてしまうというような考え方もあるくらいなので、
ある意味仕方のない部分もあると思うけど、
こうした、携帯を始めとする現代社会の便利さになんの疑問もいだかずに、
ただただ、利用してしまうことは、
とても危険で恐ろしいことだと思うのです。
便利さによって失われていく、大切なものの存在を、
常に意識していかなくては、と、僕は考えています。

便利さと、人のこころの豊かさが、
反比例の関係にならないように。



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映像を通して - 2005年05月16日(月)

大学が終わったあと、3人が集まりやすい新宿に19:00集合、
西口のドトールにて、プロモーションビデオのミーティング。

今回のPVは、ただただ演奏シーンだけというようなものではなく、
しっかりとした物語が存在するような、
ひとつの立派な作品をつくりあげるという意識のもと、
コツコツと準備を進めています。

”eternal gift from the moment”に込めた様々な想いを、
映像を通してより鮮明に描けたらと思っています。






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レモンの香り - 2005年05月11日(水)

eternal gift from the momentでの、
歌声を聴いていると、レモンの香りを思い出します。

クリーントーンの中で歌う曲が多かったので、
歌録りは、とても苦労しました。
(細かいニュアンスがそのまま聴こえるからです)
どんな楽器の録音においてもそうだと思いますが、
特に歌の録音においては、こころの状態がそのまま現れます。
僕の場合、いかにこころを落ち着かせて、穏やかにして…、
ということに対して、意識を向けます。

そんなスタイルでの僕の歌録りの場合、
ほんの些細な変化であっても、録音テイクは大きく変わっていきます。
どうしても、思い描く歌にならずに、思い悩んでいた時、
ちょっとした思いつきで、グラスに入ったお水に、
レモンの汁をしぼってみたのです。
その後に、不思議と良いテイクが録れたので、
それ以降の歌録りでは、必ずレモンが必要なのでした。

こんな無駄なことにも思える細かいことを、試みる事ができたのも、
自分の部屋で、じっくりと作業ができたことが大きいのでしょう。

例えば、スタジオを1週間貸し切って、その間にすべてを終わらせる、
そういったスタイルにおける、良さもあると思うけど、
今回、自分の生活の中の一部として、作業を進められたこの環境、
僕には、とてもぴったりだったように思います。



新しく素敵なマイクを購入して、
そのワクワク感からアコースティックギターを録音してみたり。

行き詰まって、気分転換に川沿いの道にサイクリングに出かけて、
その時の春の日差しがとても心地よくて、
そこから新しくギターのフレーズが浮かんだり。

ずっとmacに向かって作業を続けていて、疲れたときに、
母親が僕の部屋に持ってきてくれた、温かいミルクティーだったり。

悲しいニュースをテレビで見た後に、音楽のあり方を考え直したり。

etc........、

この作品を聴いていると、いろんなことを思い出すのです。






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eternal gift from the moment - 2005年05月08日(日)

ほぼ10ヶ月間の制作期間を経て、ついに今日、
1stフルアルバムが完成。
去年の夏から、いつも、僕はこの作品のことを考えていました。
不安になることも、あきらめかけたことも、多々あったけれど、
こうして苦労の末、3人の思い描く作品を、
最高に満足できる形で生み出す事ができたということが、
本当に本当にうれしいのです。
そして、いろいろな人に対して、感謝の気持ちでいっぱいです。




今朝の6:00にマスタリング作業を代官山のスタジオで終えて、
できたての音源を大切に抱えながら、
なにものにもかえる事のできないような充実感に満たされながら、
家に戻る、その途中、川沿いの公園にて。

木の葉が揺れる、ただそれだけで、幸せに満たされるような、
そんな気持ちになりました。

その時、目にした光景も、きっと、

“一瞬からの永遠の贈り物”

だと思うのです。





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