HERE, NOT SOMEWHERE...Hiroyuki Morikawa

 

 

静かなる轟音 - 2003年10月23日(木)

今日になって次のミニアルバムの全景がはっきりと見えてきました!
ここのvoiceページで(!)を使ったのはおそらく初(笑)。
それくらいにうれしいのです。

なにがこんなに僕をハッピーにさせたのかといいますと、
僕たちの中で最重要曲といってもいい位のあの曲のmixがなかなかどうして、素晴らしい出来栄えになってきているのです。
今回の作品をつくるにあたって最も不安であったこの曲のmix、
それが良い具合にまとまってきたのです!←(!2回目・笑)

あの曲のライヴ感というか、リアルな感じをどうしたらCDに納めることができるのか、来る日も来る日も毎日悩んでいたのですが、
その道しるべとなるようなものが見えてきたのかも?
それは以外にもシンプルなことで、言葉のごとくリアルにそのままの音空間を追求していくことで表現できてきています。

例えばあの曲で、ギターだけになる部分、
そこでドラムのスネアがその振動でビリビリふるえるのですが、
普通きれいな音を求めるエンジニアさんはその音をカットする所を、
あえて残して強調してみたり、
曲が盛り上がるにつれて体温もあがり、
その最も体温が上がるであろうドラムのきのした君は、
時々スネアの音をすかすのですが(笑)、その辺もあえて音量調節など手を加えずにそのままにして、熱くなった体温を表現してみたり。

あたかもその場で演奏しているかのような雰囲気。
まさに今の僕たちの等身大の音を求めて。

僕、ほんとに好きなアーティストの作品でなおかつ音の良い作品は、
自分のお気に入りのヘッドホンをつけて、
部屋の灯りはオレンジ色だけにして、
正座する位の勢いで(笑)、
その作品と一対一になってその世界へどっぷりつかるのが趣味なのですが、
今、mix中の作品を気に入っていただけた方にはぜひそんな聴き方をしていただきたいなぁ、なんてまだまだ完成もしていないのに、そんなことを想像しているお調子者の僕だったりします(笑)。










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「untitled」 - 2003年10月20日(月)

アルバム製作の合間に、
ラベルの付いていない名無しのMDを棚から見つけて、
なんの気なしに、さりげなく再生してみました。
そうしたら、なんだか聴き覚えのあるメロディーが。

そう、そのMDにはeuphoriaの「untitled(仮)」が生まれた瞬間のテイクがおさめられていたのでした。

特に前置きなしに、さらっと僕が奏でたメインの旋律に、
自然と二人は絡んできて、知らず知らずのうちに壮大な曲構成が出来上がっていた、そんな奇跡的なその場の雰囲気が、そのMDにはしっかりと記録されていたのでした。このMDを聴いていると、なんだか我ながらeuphoriaというバンドにそうとうな可能性を感じてしまいます(笑)。

こないだのQueでは、この曲を演奏したのが二度目でした。だんだんと曲の雰囲気を伝えられるようになってきたように思います。この曲は表現力をとてもとても必要とするのです。どこまでも追求していって、この曲を通して僕たちの思いを表現できる位にまでなりたいと思っています。

聴く側の方たちも、できるかぎりの想像力を働かせてこの曲を聴いていただけたらうれしいです。もしかすると、今まで見ることのできなかった景色と出会えるかも?です。






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「孤独」というもの - 2003年10月13日(月)

ここ数日は大学の行事で忙しい毎日です。
夜まで作業が続いて、
そして次の日は朝とても早い時間に集合というハードスケジュール。

家から大学まではだいぶ離れているので、
大学の近くの一人暮らしの友だちの家に泊まらせてもらいました。

一時期、一人暮らしというものに相当憧れていた時期があったのですが、
そうなると、僕の場合食事など食べなくなる可能性があると思い(笑)、
あきらめていました。

でも、やっぱり一人暮らしはうらやましいなぁ、と感じました。

あの独特の孤独感というのでしょうか、憧れます。

僕は、「孤独」というものから沢山、メロディーが浮かんできたりします。
正しくは、「孤独」というものをしっかりと受け入れられた時に曲が生まれることが多いのです。

人というのは「孤独」な生き物だと思うのですが、
それを下手にごまかそうとすることで、
なまぬる〜い、なにかが生まれてくるのだと思うのです。






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どこか遠くへ行きたいです。 - 2003年10月07日(火)

先日UPしたツアーの写真を見ていただけると、
どれだけ充実して楽しい時間を過ごしていたかが少し感じていただけるかもしれません。

個人的に印象に残った写真はコンドル44の佐々木さんと手をつないで(笑)、
撮った写真かな・・・? 別に深い意味はないです(笑)。

僕自身、関西の方へ行ったのが初めてで目に映る景色ひとつひとつが印象的でした。バンドのツアーに限らず、旅をするということはきっとほんとに素敵なことだと思います。今年の始めのころの日記でも今年は旅をしてみたいなぁ、なんてことを書いてた気もします・・・。

まぁまぁ、そんなことを頭に置きつつも、
今はとにかくアルバム制作に励むのみでございます。




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