思うところあって...銀の

 

 

動く - 2007年11月25日(日)

気が付けば、この日記もアクセス10000件突破。

でも、まる5年かかっている。
しかも、10000件のうちの半分以上
アクセスしているのはきっと、自分。

逆に、突破したことがちょっと恥ずかしい。

ま、いいけど。


最近は、いろいろある。

新しいことをたくさん始めているし、
もっともっと始めたい。

私はいつも冬の始まりの時期にアクティブなのだ。


空気が澄んでいくごとに、うずうずして
今居る場所でうじうじしている自分を蹴飛ばして
突き抜けたくなる。


突き抜けたい。

しがらみも、
自分のカチカチした頭も、
作ってしまった殻も、
全てうっちゃって、
突き抜けたい。

きっとそうできる。
今からでもできる。

でも、動かなければ、死ぬまでできない。

それは嫌。
なので、ちょっと、動く。

そうすれば、
いろいろあるけど、とりあえず満足。


...

ご近所さんの味 - 2007年11月15日(木)

先日、高校時代の友人や後輩と遊ぶために地元に帰った。
ついでに実家に寄ると、
お母さんが大量に小アジの南蛮漬けを作っていた。
なぜそんなにアジがあったのかと言うと、
釣り好きのご近所さんが大量に獲って来たのを
おすそ分けしてもらったからだった。
もちろん、お母さんが作ったその南蛮漬けを
分けてもらって我が家の夕食にした。

それでもまだ食べきれない量の南蛮漬けが
余っていたので、お母さんは別のご近所さんに
おすそ分けをしにいそいそと出かけていったりしていた。

この“おすそ分け”の風習は実家の近所では
あたりまえのことで、たぶん、南蛮漬けを
盛り付けて持っていった器には
ご近所さんが作った料理が乗って返ってくる。
下町ならではの良い風習だと思う。


2年前に死んだ犬がまだ健在で、裏口につながれて
いた頃は、留守中でも常に裏口の鍵はあいていた。
一応番犬らしく知らない人が近付くと吠えまくるので
安心だと思っていたのだ。
さすがに今はきちんと戸締りしているし、今から
考えると超無用心だけど、まぁ、特に盗られるものも
ないので問題は起こらなかった。

それどころか、家に帰ってくるとテーブルに
かわいい器に盛り付けられた筑前煮なんかが
乗っていることがよくあった。
たまたま家に誰も居ない時は、近所の人が
おすそ分けに持ってきてくれた料理を、
犬のいる裏口から勝手に上がりこんでテーブルに
置いていってくれるのだ。
犬も近所の人にはなついていたので吠えなかった。

留守中に空き巣被害にあうどころか、ものが増えている家。
とてもレアだと思う。

その器を見て、「あ、これは○○さん家の器だ。
あのおばちゃんが持ってきてくれたんだな」
と、あたりまえに思っていた。

そして我が家の夕飯のおかずが一品増えるのだった。
だから私には、
“おふくろの味”と“近所のおばちゃんの味”
がある。
ありがたいことだ。


いろいろ物騒な世の中なので、
私はこんなご近所付き合いを築けそうな気がしないけど、
こんなやり取りが21世紀になってもあるのって凄いと思う。


...

テーマ - 2007年11月04日(日)

私の目下のテーマは、自分らしく生きること。

活字にすると、恥ずかし〜。

こないだ親友と焼肉を食べながら喋り倒して、
それに気付いた。
っていうか、気付かせてくれた。
深いところまで一緒に潜ってくれて親友には感謝。
一緒に潜ってくれるほど嬉しいことはないものだ、
と実感。


自分らしく生きる。
それは自分探しとは、全く違う。
今あるものが全てだから。
探しても、私はここにしかいないから。
ただ、素直に自分を出せるようになること。
本当の意味で普通に暮らすってこと。

それだけのことがとても難しい。


そう思っていた矢先に、とある事件に遭遇。
もうこれは事件と言える。
あまりにも、今のテーマと繋がっていたから。

大好きな田口ランディさんが参加された講演会を
見に行った。
そこに参加されていたみなさんが、濃くて。
ものすごく濃く“自分として”生きられている方々だった。
その方々は背負われた宿命のようなものの
必要に迫られてマイノリティとして生きられている。

で、気付いた。
自分らしく生きるって、命がけなんだな、と。

私みたいに、甘〜く生きてる人間ではそりゃ悩むわ、と。

そう思えたら、くよくよしていたのが吹っ飛んだ。
難しいのはあたりまえで、ちょっとずつ意識して
開いていくしかないな、と思えた。

役割という衣を被らずに、私でいく。

それはとてつもなく怖いことで、
それこそ命がけだけど、
人と接することは、本当は命がけのことだから、
そうすることもまた、普通のことなんだ。

あと、100年も経たないうちにここにはもういない。
限られた時間の中で、くよくよしている時間がもったいない。

テーマは見えている。

あとは、覚悟を決めて普通に暮らそう。


...




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