思うところあって...銀の

 

 

重大なこと - 2007年10月29日(月)

重大なことに気付いてしまった。


私って、一番したいことはしないんだ。
見ないふりしたり、してきた。

ショック。

この、素直じゃなさはなに?

意味もなく卑屈になったり
遠慮してきたりしたツケが今頃あらわれた。


でも、いまできることは、
落ちてしまわないこと。


この瞬間からでも、
なんでもできる、どこへでも行ける、
と、思い出すこと。


...

中南米ラブ - 2007年10月23日(火)

神戸市立博物館に「インカ・マヤ・アステカ展」を
見にいってきました。
最近、中南米ラブです。行ってみたい。怖いけど。

予想してた以上にいい展覧会でした。

中でも、アステカ文明のイケニエ儀式はすごい。
みんな立ち止まって熱心に、儀式を説明したビデオに
見入っていました。

でも、気になったのは、私の知っている内容と
少し違ったこと。

今回の展覧会では、捕虜や奴隷の心臓を生きたまま
切り取って神に捧げたとのこと。
でも、前に古本市で立ち読みしたアステカ文明の本
(カラー写真いっぱいの立派な本だった)では、
こんな感じ↓

生きたまま心臓を切り取るのは同じだけど、
その儀式の日に来年の儀式でイケニエになる青年を決める。
その青年は、村で一番勇敢で健康な肉体を持つ者。
で、イケニエになるまでの1年間は女の人をたくさん
はべらして、毎日おいしいものを食べて遊んで暮らす。
選ばれた青年はイケニエになることで、死後の世界での
平和が確定していて、その青年の子供を身ごもった
女性も幸せになる、みたいなことが信じられていた。

どうなんだろう。古い本だけあって現在の説とは
違うのか?
それともいろんなバージョンのイケニエ儀式が
あるだけなのか?

なんにしても、死んだら幸せになるよ、
と約束されていても、1年後に生きたまま
心臓をえぐり取られるのを待つ心境って…。

私なら地の果てまで逃げます。



それはさておき、自分のためのおみやげを
いっぱい買ってしまった。
最近、物欲が全然なくて、
さみしい人間になってしまったものよ、
と、しょんぼりしていたのだけど。
おみやげ屋にて、煩悩が大爆発した。
私好みのものがいっぱいあり過ぎて
なかなか絞れなかったくらいに。
結局、マヤ文明発祥の地、グアテマラで作られた
カバンとバンダナ2個とにわとりの鍋つかみを買った。
他にもピアスとか帽子とか笛とか紐とか、
欲しいものがいっぱいだった。
でもなぜか絵葉書はなかった。
あったら買うのに。


...

とけだした - 2007年10月19日(金)

思い返してみると、
ここ半年ほどずっと元気がなかった。

もちろん、その間に楽しいことも
たくさんあったけど。

でも、私にしてはいろいろあったような気がする。
悲しいことや苦しいことも。


ちょっと前に、どっさりと泣くようなことがあった。

人と喧嘩したり、感動する映画をみたりして、
ツーと涙が伝うようなものではなくて、
拭ったり鼻かんだりしても意味ないほど
溢れてしかたない涙だった。

最初は涙が出るのにまかせて泣いていたけど、
そのうち心の中では冷静に、

私ってこんなにちゃんと泣ける人間やったんや。よかった。

と思っている自分がいた。

感情の針が中途半端にしか振れない人間なのかもしれない
と、不安に思っていたんだってことが分かった。
新発見。

そう、さらに新発見。
感情が揺れ動かなかったんじゃなくて、
涙が止まらないほど傷付く前に、自分で予防したり、
感情をストップしていたんだってことに気付いた。

そうすることでそんなに傷付かなくなる代わりに、
小さな後悔が降り積もって、
“自分を好き”という、なによりも大切な部分を
少しずつ凍らせていっていたのだった。

今回、泣きに泣いて、後悔したりもしたけど、
おもいっきりふっきれた。
もう、仕方ない、と。
これだけは譲れない、ってことを示したし。
自分が最優先していることを自分で気付いて、
それを守りきった。

そのせいでもっともっと仲良くなれるはずだった人たちと、
お別れすることになってしまったけれど。
でも、凍り付いていた湖の氷は少しずつとけだした。

そうか、こんな簡単なことだったのか、
ってびっくりしている。


で、決めた。

これまで、どっちに行けばいいのかと
さんざん迷ってきたけれど、
もう嘘の言葉は言わない。
人を傷つけないようにつく嘘以外は。

大地に気をもらってゆったりと太極拳を
演武する時のように、
自分の身体の声を聞いて、
気持ちに沿った言葉を発する。



そうしていくことで人から傷付けられたり、
長い年月で忘れそうになったら、
今のこの気持ちを思い出そう。

自分を本当に好きになれそうだ、
という甘く幸せな気持ちを。


...

デッドエンド - 2007年10月09日(火)

ここ一週間、37℃前後の微熱が続いている。
私の平熱は35.8℃。
たった1℃ほど体温が高いだけで、こんなに体がだるく、
思考も悲観的になってしまうのか、と実感中。
しかも、週末にはありえないほど喉が腫れ、
眠ることさえできなかった。
楽しみにしていた土曜のイベントへも、
旦那坊主の両親と一緒に行く予定だった大台ケ原へも、
行けなかった。
ひたすら生姜湯を飲む日々。
もちろん、大好きな太極拳の練習にも行けない。
お酒もコーヒーも飲めない。
本を読んでも、ビデオやネットを見ても
熱が上がってぐったりしてしまう。
かろうじて家の外へ出るのは、果物や夕飯のおかずを
買いにスーパーへ行くくらい。

たった37℃の微熱で完全な病人の生活。
毎日がもったいなく、あほらしい。

もったいないだけでなく、タイミングも悪い。

私のこの天性の間の悪さは、
取り返しのつかない別れを生む。
もう、好きな人たちと笑い合ったり、
楽しくお喋りしたりできなくなってしまった。
たくさんの影響を受けたことや、
出会えて良かったことや、
ありがとうという言葉を、
何も伝えられなくて悔しかった。

いつもの生活の中で、相手の求めていることに
応えていると、お互いの人格を信頼し合えていると、
思い込んでいた。
でもそれは、私の思い上がりで、
ただの使えない間の抜けた人間なのだった。
積み重ねたと思っていたものは、時間だけだった。



今朝も37℃。
こうやってパソコンとにらめっこしていたら、
また熱が上がってしまうだろう。
でも、もう
「早く治さなきゃ」
「明日までに回復しないと」
と焦る必要もない。
ゆっくり、ぼうっとしよう。


...

幸せの渚 - 2007年10月04日(木)

こないだの日曜日、舞洲で行われた渚音楽祭に
行ってきました。

9月は家計費の節約に成功したので、土曜の夕方に
余ったお金を握り締めて前売りチケットを買いに
コンビにまで走ったのです。

日曜は朝からあいにくの雨模様でしたが、
カッパを持っていっていたので余裕でした。

なによりも、渚音楽祭の天国度といったら、
もう凄かったです。
チューハイ片手に空と芝生の間をふらふら歩いて、
あちこちから聴こえてくる音の中でいちばんわくわくする
ところに向かっていくのです。
酔っ払って、踊って、ちょっと疲れたら
海を眺めながら休憩です。
おなかが空いたら、鷹のように旋回しながら
屋台をチョイスします。
すれ違う人々の顔も晴れやかです。
こんなパラダイスって。

旦那坊主も嬉々としてました。
旦那坊主の大好きな出演者が多かったのです。

昼過ぎから雨もやんで言うことなしだったのですが、
体が冷えたせいか、途中ぐったりとなってしまい、
芝生に横になって休んでました。
今も体調は元通りではないけれど、
天国にいるんじゃないかと思えるほど幸せだったので、
よし、なのです。



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