思うところあって...銀の

 

 

なにげに1年 - 2007年12月25日(火)

総括にはちょっと早いけど、
今年はなにげに大きく変化のあった1年だった。

まぁ、職業が変わったり、身の回りがバタバタしていたり、
と物理的な変化も大きかったんだけど、内面的な変化が
ここ数年のうちで一番激しかったんじゃないかと思う。

なんか、毎年そう思っている気がしないでもないけれど。

でも、やっぱり、とても大きくて必要な1年だったと
実感している。


具体的に何をして暮らしていたかと言うと……………、

あんまりなんにもしていない。


唯一やり遂げた感があるのは、
私にしてはかなりの量の文化に触れたこと。

映画を年間150本ペースで観て、
本を年間100冊ペースで読んで、
ライブ(音楽、演劇、お笑い)を20本以上観た。

ま、暇だったんですね。


とにかく、
やることを、やりたいことに絞って、
荷物を必要最小限にした結果、
とても身軽で動きやすくなった。

声もちょっとだけでかくなった(なんじゃそら)。

人と出会うのが楽しくなってきた。

たまーに、バイオリズムが崩壊している時もあるけれど、
それはそれとして。


これまでは、いろんなモノやヒトに執着しがちだったけれど、
今はなんでも「縁だから」で片付けてしまう。

良くないことなのかも?
でも本当にそう思うから仕方ないのだ。

出会うヒト・モノとは、出会うべくして出会うし、
繋がれなかったなら、縁がなかったってことで。


やりたいことを念頭に置きつつ、
ちょっとずつ進みつつ、
ある程度気楽に構えてたら、
気が付けば縁は出来ているものなんだな、
と思った2007年。


いろいろあって楽しい1年だった。


...

薄皮の下 - 2007年12月18日(火)

最近、
「天然ですよね?」とか「ほんわかした文章ですね」
などと言われる機会が増えている。

そうなの?

いや、「そうなの?」と言うか、そういう部分も
あるけれど、そうじゃない部分が多いから
意識してそうしているような気がする。


特に小学生くらいの頃は、短気でカッとなりやすくて、
思ったこともはっきり言うので、いろんな人とケンカしたり、
大切な人と一緒に居られなくなってしまったりした。

そういう辛い経験から、「これだけは言わなあかん」という
大切な場面以外は、自分をスッキリさせることよりも
場の空気を読むクセがついてしまっている。
(ちなみに“空気を読む”というのは良いことでも
 悪いことでもないような気がする)

自分のこの短気で強情な性格のせいで、
もう誰も失いたくないのだ。

文章についても、魂のラインまで掘り下げた冷静な批判
以外では、他人を傷つけるようなことは書きたくない。


こういう私のクセのせいで“気弱なヤツ”と思われて
ナメられてしまい、嫌な思いをすることもあるけれど。
でも、人をナメるようなヤツは結局ナメられる人だと
知っているので、うっとうしいけど気にしないことに
している。


とにかく、天然ぽい、とか、ほんわかしている、
と言ってもらえるその人間の薄皮の下には、
毒々しくて激しい性質がある。

それは、もうどうしようもなくある。


だからと言って、私が完全に「作っている人間」で
「本心を出さない人間」てわけではない。
『数ある本心の引き出しの中で、激しくない自分の引き出し』
を開けて人と接するようにしている、ということなのだ。


なんとなく書きたくなったので書いてみたけれど、
いったい誰に何を伝えたかったのだか…。

きっと、「こんな私ですがよろしく」、ってことなのでしょう。



...

未来のしっぽ - 2007年12月06日(木)

始まった。

うわ〜怖い。

とうとう始めてしまった。
言い訳のできない世界に足を踏み込んでしまった。

つくづく自分がアマちゃんで、
なんにも持ってないことを痛感する。

こういう気持ちを10年前に経験しとけよ!
って思う。

怖さゆえ、こそこそ隠れてたので、
自分を助ける武器をなにも得てなかったんだ。
隠れていた穴倉から出てみたら、
私だけ素っ裸だった、って気分。

いったい何してたんだろ、ほんと。


でも、やるって決めたから、やる。

いまは何も持ってないから、
これから走りながら見つけていくしかない。
これまで怠慢だったツケだ。

本当に初めて世界に出る気分だ。

ぞくぞくする。
びくびくする。
ホラー映画よりも怖い。

でもこの状況が、
私が持ってる全ての感覚を総動員して摑まえた
未来のしっぽなんだと思う。


ご縁があってこんなところに立っている。
ひゃー


...




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