TWILIGHT DIARY
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2005年10月31日(月) 今年は暖冬気味か?

今日は手稲山で初冠雪。
例年より14日、昨年より7日遅かったそう。
いつもの年なら、10月も末になると寒くてストーブをがんがんたいていた記憶があるのだが、朝晩に冷える時だけ、つけたり消したりしている。
原油価格も高騰し、灯油も高いのでちょうどいいのだが。。

昔の北海道なら、暖冬だと次の夏は冷夏、と相場が決まっていたが、最近の北海道は、暖冬→梅雨→酷暑の夏→台風→残暑と、まるで本州と同じような気候で、悪い流れになっている。
気候が段々と北に北にと上がってきているような気がするのだ。
これもやっぱり温暖化の影響なのだろうか。



2005年10月28日(金) あ、気付くと今月も。。。

10月も残すところあと3日。
今年もあと2ヶ月あまりと思うと、早いものだ。
昨年に引き続き、今年も天災が多かったように思う。

ここのところ、立て続けにお仕事が入っているので、それを一つずつクリアして行こうといったところ。

今週末のお休みは、有意義に過ごしてリフレッシュしたいなぁ。



2005年10月22日(土) ウィルマ、静かに通り過ぎておくれ。

これからが心配なハリケーン、ウィルマのニュースがTVでも取り上げられている。

CNNニュースを見ていたら、カンクンで「四ツ星ホテルを後にして、避難所に移動する観光客」が映し出されていた。

風に揺れる椰子の木、白いホテルや街並も、皮肉なことにニュースの内容とは裏腹に美しい。

すごいのは、荒れ始めた海を浜で(!)撮影している人がいて、確かにどこの国でもジャーナリストって、危険を顧みずということはあるなぁと思う。

blueroseさんの日記では、電気はすでに止まってしまったそうだ。
うーん、心配。

遠くから、とにかくウィルマが被害を出さずに静かに通り過ぎて欲しい、と祈るのみ。



2005年10月21日(金) メキシコ料理とテックスメックス。

メキシコ在住のblueroseさんのコメントを読んでいると、メキシコ料理やテックスメックスについて知りたくなった(と言うか食べたくなった。笑)ので、昨日本屋さんで料理本コーナーで探したのだが、なくて残念。
近々、また違う本屋さんで探そうと思う。

さて、テックスメックスをネットで検索してみたら、元々、国境近くのアメリカ(テキサス)+メキシコ音楽をテックスメックスと言うそうで、それからそのフュージョン文化全体をテックスメックスと言うようになったそう。
地続きな国境文化は面白い。
ちなみに刑事コロンボの大好物チリコンカンもテックスメックスである。へぇー。

ネットでいくつかレシピをゲット出来たので、休日にまったりと試作してみようかなぁ。




2005年10月17日(月) 沖縄そばの日。

さて、昨日のinazoさんにてのライヴが終了して、ほっと一息。

今日は沖縄そばの日なので、バー琉吉にてゆし豆腐そばを食べる。
ちょうどいい塩味とこくのあるお出汁に、ふわふわのゆし豆腐。
お箸を入れると、麺がゆし豆腐にからまって。。あぁ〜もう最高でございました。



2005年10月12日(水) 「豆腐よう」〜味と香り。

今日はわしたショップにて、「豆腐よう」を二種類ほど買って来た。

9月の旅行で初めて食べたところ、信じられない位に私にはストライクな味(豆腐のチーズと言われているので、もっと強烈で複雑かと思っていた。)で、とても気に入ったので、また食べたくなったのだ。

まず最初は泡盛と紅麹の甘味と匂い、次に柔らかめのチーズのようなねっとりとした濃厚な食感。
最後にほんの少しなのだが、深い森林の中のような、ひのきの香りのような、何ともいえない植物性の上品な香りがさわやかに鼻に抜ける。
とても豆腐から作られたとは思えない洗練された発酵食品。
これが、発酵の進んだチーズだと獣臭いというか、動物性の生々しさがあるのだが、豆腐ようは、木のような植物性の香りに助けられている。

豆腐ようの味は、どう考えてみても酒肴であって、ご飯のおかずにはならないし、泡盛で漬けられているので、アルコール度も高いので、子ども達は食べられない。(と思う。たまに好きな子どももいたりして。)
こういう伝統のある食文化は、いにしえの昔から、遊びのわかる粋な大人たちにささえられて、現代まで伝えられてきたのだろう。

ちなみに紅麹で作られた京都の紅麹味噌も何回か食べているが、やはり上品な麹味噌で、美味でした。。



2005年10月07日(金) 「陰陽師」とツタンカーメン。

あらら、もう今週もすでに金曜であったか。。(苦笑)
なんだか、色々と忙しいような忙しくないような。。一言で言うと、気ぜわしい。まぁ、ライヴの心の準備など。

さて、ついに岡野玲子さんの「陰陽師」最終巻を読む。
いつもながらに美しい絵の数々、一度では読み解けない陰陽道の数式、数列(とでも言うのだろうか?)などなど、えとせとら。

前巻から、ちらほら出てきていたツタンカーメンが、何故この平安時代のお話である「陰陽師」に登場したのかは著者の後書きにも書いてあり、興味深い。
ピラミッドと京の共通項?不思議だ。

安倍晴明とツタンカーメンの生涯、共に謎が多いのだが、一度も生身のご本人を見たことも触ったこともないのに、何かTVで特集していたり、その生涯に関する本などを読んで行くうちに、その生涯の謎と神秘にとても心惹かれるのである。



2005年10月02日(日) シュールの醍醐味〜「プルートゥ」

浦沢直樹さんの「プルートゥ」の第二巻を、遅ればせながら読む。
一巻目で感じた「なんだか凄い展開になりそうな予感」が大当り。

「より現実的な設定に超現実的なものが溶け込んでいることを発見した時の驚きと恐怖感」がシュールレアリスムの醍醐味、と美術の時間に習った記憶が甦る。
「MONSTAR」の時と同様、読者はコミックを読んでいるのに、まるで完成された海外ドラマか映画を見ているような気分になる。
そう感じること自体、考えてみればシュールだ。

手塚作品のアトムは子どもの頃に読んだ記憶があるが、アニメと違って意外とどこか暗いイメージだったような記憶がある。
その辺が浦沢作品にも通じるところがあるのだが、「プルートゥ」では、手塚作品をノンフィクション仕立てで取材しながら追っかけている記録映画のような、そんな雰囲気があって、シュールな話なのに本当に怖いまでにリアルなのだ。

「MONSTER」に続き、またまた浦沢ワールドに、はまって行くのであった。。






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izumi [HOMEPAGE]

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