TWILIGHT DIARY
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2003年12月28日(日) そろそろとお節を作り始める。。

今日は娘達とお買い物。

久々、狸小路に行く。

下の娘は、冬靴選び。お出かけ用と普段使いの二足を選ぶ。
上の娘は、初釜に着る着物の小物の準備。足袋やら何やら。
他のお買い物を済ませて、南三条のZAZIで一休み、お茶する。

帰宅して、そろそろお節の準備を始めようかしらんと思い、
取りあえず、日持ちのする紅白なますを作り始める。

毎年、お節作りはなますから始まり、黒豆、ごまめと続き、
最終日に日持ちのあまりしないもの、きんとん、筑前煮、茶碗蒸しなどを作る。

ある年の瀬はあまりに仕事が忙しくて、買い出しに出かける暇もないし、
「今年は作らないで買う」と宣言して、
出来合いのデパートおせちで済ませたことがあったが、口には合わないし、
その割にすぐ食べきってしまい(量が少なく一度きりで食べた)、
結局、2日に初売りのスーパーでしこたま材料を買い込み、おせちフルコース作り、これまたホテルおせちで済ませた実家にまでお重に詰め込んで持って行った。

結果的にはお節を作る羽目になった為、
ここ数年は、あまり一気に作って体調を崩さないよう、
少しずつ、そろそろと始める事にしている。



2003年12月25日(木) 太鼓が鳴る鳴るクリスマス。。

クリスマスプレゼントと称して、みんなで遊べるゲーム「太鼓の達人」を買う。
ソフトとタタコン(太鼓型コントローラー&バチ)同梱セット。

やっていたら、太鼓一つじゃ物足りないと、
家人が、もう一つタタコン単品を追加で買ってくる。
お茶の間で太鼓が二つ鳴らされるのは、なかなか壮観(笑)。

約二名ほど盆踊り太鼓セミプロ(キャリア十年以上)がいるもので、
コントローラーなのに、鳴らすとちゃんと太鼓の音(テレビから流れるデジ音じゃなくて生音の方)に聴こえる。

二人はすでに太鼓の達人。。なのであった。。






2003年12月24日(水) テレビ塔サンタ。。

今日はクリスマス・イヴなので、一応気分を出して、
食卓は丸焼きチキンやクリスマス・ケーキ、
ポタージュやらマッシュドポテトにイチゴ大盛り。

街は?というと、例年に比べて、人出が少なかったように思う。
久々に雪のないクリスマス。関係がなさそうでありそう。

さてニュースの「テレビ塔でお札をばらまく」事件の見出しを見て、札幌か?と一瞬思ったが、違った。
なんだか残念。

札幌人に「テレビ塔」と言ったら、
それは絶対に大通りのテレビ塔以外には思いつかない。

現われないかなぁ。テレビ塔サンタ。或いは鼠小僧次郎吉。。



2003年12月23日(火) あさま山荘事件。。

地上波で「あさま山荘事件」を見る。

その当時、私は小学校から帰ってきてTVをつけたら、
このニュースをずうーっとやっており、なんだかよくわからないけれど、
なかなか解決しない事件だなぁーと子供心に思ったものである。
戦争体験者の祖父がそれこそ朝から晩までテレビを見ていて、
屋根がどうとか壁をどうとか言っていたのを何となく覚えている。

数日後、結果そのように(もしかしたら、その時代の大人は皆そう思っていたのかも知れない)解決して、もうすでに暗くなった頃、逮捕された犯人達がたくさんの報道陣の間をくぐって画面に現われたのが、今でも非常に鮮明な記憶として残っている。
多分、その頃の子供達は、そのように一つの事件の動向をテレビで生中継で一日中見るというのはこの事件が初めてであり、学校でも、その話題でもちきりだった。
人質となっていた女性が無事で本当に良かったと子供達でも喜んだりした。

さて映画の方はなかなか。
役所さんもいい俳優さんで、まるでプライベート・ライアンのトム・ハンクスのように、任務を遂行しながらも人間性が溢れていて、とても良かった。



2003年12月22日(月) シークワァーサードリンク。。

昨日は下の娘とJRタワーでお買い物。
コムサで靴下、旭屋で問題集や本を買う。

帰りに、地下に降りて地下鉄駅方面に向かいぶらぶらしていたら、
沖縄の物産品を扱っている専門店を見つけた。
店内は甘い濃厚な黒糖の匂いでいっぱい。
飲んだ事がないので、シークワァーサードリンクを一本買う。
他に、塩もずく、紅いもチップスも購入。

さすがに沖縄ショップだけあって、純沖縄産(最近スーパーなどでは群馬産)のゴジラ、いや特大ゴーヤを売っていて、夕食を食べ終わっていなければ、買ったかも知れない。

さて、帰宅して、シークワァサードリンクを飲んでみたら、
すっきりとした柑橘系のお味で、とても美味しい。
すだちとかぼすと合わせて、甘味をつけたような味。。

一本だけしか買わなかったのが悔やまれる。
いつもは、大通り近辺で買い物をすることが多く、
あまり札幌駅付近に行くことが少ないので、
今度シークワァーサードリンクを飲むのはいつになることやら。。



2003年12月20日(土) 師走に春の雪。。

今日は全国的に大雪だったそうで、早朝のニュースでは名古屋の大雪の模様が映し出されていた。

そんな中、札幌はどうだったかというと、日中はほとんど降雪はなく、
深夜からしんしんと降り続いている。
ただ気温の方が、深夜でも−1.5℃程度で、
シャーベット状になった路面の雪が春の雪のよう。

師走だというのに、街路樹に薄く積もったその春の雪は、
たまに、ざんっと音を立てて、道行く人の上に落ちるのである。



2003年12月19日(金) 音楽療法の本。。

仕事の合間に、丸善に行く。

セバスチャン・サルガドの関連本を探すが、私の探し方がまずいのか見つからず。

代わりに、最近気になっている音楽療法の本を購入。
「音楽療法の基礎」と「精神治療における音楽療法をめぐって」の二冊。
他にも気になる本がたくさんあったが、まず入門編と思い二冊だけ選んだ。

どういう症状にどんな音楽が合うかという参考例が挙げられている。
モーツァルトの曲がα波が出て良いというのは前から聞いていたが、
他にも、こんな例にはこれというのがあって、ふーんとぱらぱら読み進む。





2003年12月18日(木) クリスマス・ジャズコンピとセバスチャン・サルガド。。

今日は、ラジオ用にクリスマス・コンピアルバム「クリスマスフォーラバーズ」を買う。

ジョー・サンプルのソロで「ママがサンタにキッスした」、
ダイアン・シューア「アイル・ビー・ホーム・フォー・クリスマス」、
エラにアビー・リンカーン、ラムゼイ・ルイス、オスカー・ピーターソンも入っている。
今聴きながら書いているが、シャーリー・ホーン「シークレット・クリスマス」が泣かせる。
買って良かった。強力な一枚。

さて昨日ある方が「セバスチャン・サルガドという写真家がいい!」とおっしゃっていたので、検索をかけたら、めちゃ有名なお方(東京都写真美術館にて現在写真展開催中)で、今まで知らなかったことが悔しいくらい。
時間のある時にご本探しをしようかと思っている。



2003年12月16日(火) あと半月かぁ。。

日記を書こうと日付を入れる時に、今年もあと半月とふと気が付く。
先月までは、録音やら、地方に仕事などで、
振り返ってみると、今年の後半は駆け抜けた感じがする。
そうは言っても、物つくりをする時は、一つ一つを丁寧にと思う。

CD用写真数枚も出来上がる。
多めには選らんだのだが、H氏のご好意らしく、
二着目の服に着替えてから一番最初に撮って頂いた一枚がおまけ(!)で入っていた。
嬉しいものである。
H氏に大感謝。

全曲聴いてから、曲順やらを決めたいので、あとはミックスを待つ日々。





2003年12月14日(日) 緊急ニュース。。

今日も仕事で深夜に帰宅。

TVをつけると、フセイン身柄拘束の緊急ニュース。
これで、イラクの情勢は良くなるのか、悪くなるのか。。
ここ数ヶ月においても、まるで、糸の切れたタコのように不安定。
まるで蜂の巣を突付いたかのよう。
女王蜂を失った蜂の群は、
とち狂ったように都会までやってきて行き先を捜し求める。

さて、肩こりと頭痛がひどいので、早めにマッサージにでも行こう。。



2003年12月12日(金) 一期一会。。

今日の人出は凄かった。
クラプトンのコンサートがまたどこかであるのか?というくらいである。

そんな凄い人出の中、演奏中に「もしかしたらあの人は」という出来事があった。
よくその方のご本を読んでいるのだが、多分そうだと思う。
何回か言い出そうと思ったのだが、出来なかった。
まさかこんな場所で、と思ったのだが、
そうかあれだ!あの為に来たのだと、色々と理由を思いつく。
(こじつけとでも何とでも思ってください。)
こちらは演奏しているので、お話しすることもなく。。
この瞬間だけの出会いというものは存在するのだなぁと思う。

ちょっとだけ心にしまいこんだ一瞬であった。



2003年12月10日(水) クリスマスソングの録音。。

ここ数日、あることに使おうと思い(というかラジオ用)、
クリスマスソングをボーダーでちょこちょこ暇を見つけては録音をしている。

自分で録る時は、MDに一発録音のため、
あとからここを直すとかという事は出来ない(バランスも)ので、
何回かやってみて、良かったら使おうというスタンスでやっている。
そんなやり方なので、結構たいへんなのだが、これが意外と面白い。
エフェクターのかけ具合も一発で決めないとダメだし(後から入れられない)、
バランスも曲によって全然違う。
まぁ、どれもダメだったら使わなくて良いのだから、
楽しみで書いている締め切りのない小説家のようなものである。
だが、そんな楽しみも本当に物にならなければ、楽しみは半減する。

今チェックしているが、本日の分から、二曲ほど使えそう。少しだけ安心する。






2003年12月09日(火) 師走だから?。。

今日は、昼からマイナス気温でめちゃ寒い。
家のストーブは普段「微少燃焼」で充分暖かいのだが、
メモリを「小」にしていても底冷えがする。

昼の仕事(病院での演奏)を終えた後、
ジャケ用写真の見本を頂いていたので、オーダーに行く。
選んだ10数枚の中から8枚を選び、焼いてもらうことにした。
表ジャケ、裏ジャケ、中開きにも使えるので、多めに選ぶ。
その中で、いかにも歌っている流れの連続4枚が気に入っているのだが、
どれか一枚となると選べないのでその4枚は全部お願いする。

こうして一つずつ、アルバムのための作業が進んで行く度、ほっとする。

全曲分のラフを頂いていないので、
それを聴いてからの作業がまだまだあり、このあとのお楽しみ。

さて夕方の臨時ニュースで小泉首相による自衛隊イラク派遣に関する記者会見。
何だか、目に見えないものに背中を押されているような、
彼が変に焦っているように見えるのは私だけだろうか。

師走だからといって、そこまで焦って決定を急ぐ事はないと思うのだが。。





2003年12月07日(日) クラプトンと渋滞とドーム。。

今日はクラプトンのコンサートin札幌ドーム。

家から車で送ってもらったら(私にしては珍しく早めのつもりで3時半に出た)、
アイスバーンになっていることもあり、
同じ行き先の車の渋滞で一時間以上かかっても着かない。

「とにかくヤナセまで行けばどうにかなる」と思っていたら、
なかなかドーム手前にあるそのヤナセが見えてこない。
時間はもう5時15分前。開演は5時。

地下鉄の福住駅が見えたので、途中から降りて歩いた。
15分前だというのに、地下鉄出口からは何百人も上がってくる。
ぞろぞろと続く行列に入って歩くしかない。
まるで神宮の初詣状態で、歩道は人でいっぱい。
一人だけ走って行くなんて事は出来ない。
さながらセンター試験当日の会場前。
ぎりぎりにやってくるのは、札幌人の特性か?

南口ゲート方向に入ったのは5時5分前で、奇跡的。
化粧室によってから、席についたら、5時5分を過ぎていた。
開演ブザーもなる。
少し押し気味(5時15分くらいか?)で、場内が一気にライトダウンされ、
広い会場にお車でクラプトン様は到着。

それでもまだ、場内には席を探している人々が歩きまくり。
あまり気にすると、コンサートの方に身が入らないので、
気にしないようにしていたら、目の前をコーラやらビールやらフレンチフライを求める人も演奏中に行き交う。

例えると、芸森のジャズフェス。
そっかぁ、これはコンサートじゃなくてイベントかぁーと認識する。

さて、クラプトンはいつもの通りの演奏で、巨大映像の方ばかりを見ていると、
ライヴビデオを見ているのと何ら大差ない。
照明も隙がないし、クレーンカメラはあるし、カメラは何台使っているのか。
スイッチングも抜群のタイミングで、すぐにライヴDVDが出来そうな勢い。
多分、収録はしているのだと思う。

前々から、ドームの音はまわりすぎて、あまり良くないと聴いていたが、
確かにバスドラとベースの低音部分がぐわんぐわん。
シンセのピアノも「え?」という時がある。
これはいた仕方ないと思う。
元々、ここは野球&サッカー場なのだから。

とにかくクラプトンのギターと歌をクローズアップした音作りで、
輪郭だけははっきりとしていて、思っていたよりも音響は良かったように思う。

それにしても、ベッカムやオーウェンが走った(W杯イングランド対アルゼンチン)場所で、クラプトンも見れるなんて、めちゃ寒い中、来た甲斐があったというものである。

終演後の帰り道、ドーム内にもささやかながら綺麗なイルミネーションがあり、
記念に写真撮影している方々もいて、師走を過ごす良い瞬間だったのだと思う。





2003年12月05日(金) クリスマスアルバム。。

今日は、あるところで年末年始をどのような日程にするのかという話題が出る。

そうか、そういう季節かぁと思う。
多分、私はほとんどギリギリまで仕事なので、
例年通りのギリギリ日程になりそう。

さて、その前にクリスマス。
クリスマスソングのCDをラジオ用に昨日今日と何枚か仕入れる。

コニー・エビンソン、ハリー・コニックJr.、
ブルーノートのクリスマスオムニバス(チェット・ベイカー、イリアーヌ、ダイアン・リーブス、ジョン・スコフィールドetc.etc...)
ハワイのコンテンポラリージャズレーベルのオムニバス、
ゴスペルのヨランダ・アダムス。
来週と再来週はクリスマス特集が出来そう。

さて、ブルーノートのオムニバスを聴いているのだが、
面白いのは、それぞれの録音日である。

カウント・ベーシーのジングル・ベルは、1961年6月28日のバードランドにてのライヴ録音。
ジョン・ハートのもみの木も6月。
ベニー・グリーンのメリー・クリスマスが、90年の7月。
イリアーヌのアイルビーホームフォークリスマスも7月。

暑いさ中、汗をかきながら、雪のクリスマスに思いを馳せながらの演奏だろうか。



2003年12月04日(木) 缶コーヒーで一服。。

今日はある事情で、ある病院の救急部にいた。

様々な患者さん(最近は患者様というらしいが、第三者は、どうしたらよいのだろう。救急部の壁には「患者様へ」云々と張り紙がしてあった)が、次から次と来る。

救急の入り口のベンチに腰掛けていると、
自動ドアが開く度に、折りしも今日は真冬日、
マイナス気温の雪風が、ぶわーっと一気に来る。

正面玄関は二重三重になっているが、救急入り口の方は自動ドアが一つ。
コートを着ていても寒い。
そんなところで、半袖の看護師さんはもっと寒そうである。

ある事情の当人の検査も済み、
どうにか無事で家に帰宅できることがわかったので、
私は病院の売店で、滅多に飲まない一本の熱い缶コーヒーを飲み、
タクシーに乗り込んで仕事に向かった。

こういう時、喫煙する人なら「一服」と言う場面なのだろうが、
残念ながら、私は煙草を吸わない。

後から思うと、何も考えずに、無意識に缶コーヒーで一服していたのだった。。





2003年12月02日(火) クラシックのDVD三枚。。

今日は、仕事の合間にCDショップに行き新譜を何枚も試聴したが、
好きなのがどうしても見つからず。
ふらふらと、クラシックの方まで行き、さらに奥のクラシックDVDのコーナーへ。

ジャクリーヌ・デュプレ。パブロ・カザルス。
アンネ・ゾフィー・ムターのベートーベン・コンチェルトを選ぶ。
以上の三枚。

ちと重い三枚かなぁと思ったが、
帰宅してなんとはなくかけて見ていたら、
結局、三枚とも見終わった。

ムターは、共演がカラヤン指揮のベルリン・フィルで、言う事なし。
カザルスは、貴重なプエルトリコにての映像でインタビューが多く、
その分、演奏が少なくてちと残念。(バッハと鳥の歌ぐらい)

デュプレは演奏部分もたっぷりで、インタビュー部分とのバランスも良く、
かなり興味深く、色んな意味で楽しめた。









2003年12月01日(月) 今年もあと一ヶ月。。

微熱(37℃)と、少しだけ喉の痛みがあって、どうやら風邪気味の模様。
演奏に行っている病院で、風邪薬と抗生剤などを出していただく。
これが抜群に効いて、夜には普段と変わらず。体も楽になった。

さて今、日記を書くときに日付を見て、今年も残すところあと一ヶ月で終わりなのだと気付く。

し忘れている事が、あるような、ないような。。
小さな忘れ物が、あったような、ないような。。

慌てて、発車寸前の列車に乗り込む時のような気分である。


 < past  INDEX  will>


izumi [HOMEPAGE]

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